
(Z 9 + Z 24-200mm f/4-6.3 VR)
航空祭を除けば最後にヒコーキを撮ったのは…と調べたら昨年の8月上旬、RWY14 時の ITM。
その時の一枚。
この時より前から徐々に伊丹空港へ足を運ぶのは怪しくなっていたが、
この直後に家庭事で小さくないターミングポイントがあり、
それからはなかなか空港へ行く余裕もなくなってしまった。
ということを、リアルでもネットでも言っていたし、実際事実なのだけれども、
空港へ行く時間が取れない以上に、気持ちが飛行機を撮ることに向かなくなった、
という事実をようやく自覚した。
年の瀬も押し詰まるころ、素晴らしいほどにクリアスカイの日があった。
いつもなら「あゝこんな日にヒコーキを撮りに行けないなんて…」と悔しく思うのに、
その日はそのことに思い至りもしなかった。
年が明けてからのある休日、やはりこの日も超絶視程で、友達と湖畔にいて
「メッチャ視程が良いなぁ」なんて話していた。
以前なら「こんなところで湖や山を見てる場合じゃなかった〜失敗した〜」
なんて冗談でも言っていただろう。
この日も全くそんなことを思わなかった。
そして先日、やはり素晴らしく視程の良い日だった。
この先は春らしい日和になって空が腐っていくだろう、
日が長くなり、太陽光度が上がっていくのも感じる。
太陽が低く、気温も低く、空気も澄んで、空も青い、飛行機撮影の季節もそろそろ終わりだな…
いつもならそう思い、午後遅くからでも少し空いた時間は空港へ車を走らせていたはず。
たとえ、日が沈む頃にはすぐ戻ってこなければならないとしても、
なかなか撮りに行けない日が続いていたなら一も二もなかった。
けれど、そんなこともなく、別のことを優先した。
空いた時間、とても空気が良くても、もう飛行機を撮るより別のことに気がいってしまう。
飛行機を撮らない/撮れないことを、
時間がとれない、諸々の事情で空港へ通うことが難しくなったことを言い訳にしていたけれど、
結局、自分が飛行機を撮ることに心が動かなくなっただけじゃないか、と。
(Z 9 + Z 24-200mm f/4-6.3 VR)飛行機、スポーツ(サッカー、アメフト他)、モータースポーツ。
自分が撮りたい被写体は全て元々写真撮影と関係なく好きだったもの。
だから、飛行機を撮らなくなったからといって「飛行機が好き」ということには変わりない。
元々「乗り鉄」ならぬ「乗り飛行機」、飛行機に乗って旅することが好きだったわけで、
それは変わらない。
もっとも、旅をすることは最寄りの空港へ行く以上に難しくなっているから、
Microsoft Flight Simulator で飛んでシミュレートされた空からの風景を眺め、
擬似的な空の旅を感じて代替せざるを得ないけれど、飛行機旅が好きな心には変わりない。
けれども、飛行機を撮る、という行為への熱量はすっかり冷めてしまったのかもしれず、
もはや「飛行機を撮ってます」とは言えない、だろうと思い至った今日この頃。
(Z 9 + Z 70-200mm f/2.8 VR S)もちろん、今後また何かをキッカケに飛行機撮影熱は戻るかもしれない。
ロケハンして撮影候補地や撮影アイデアは Google Keep メモの中に、まだまだある。
たまに気分転換に空港へ行けるタイミングがあれば、ちょっと撮るかもしれない。
年に何回かは航空祭へ行って大型レンズを振り回すことはあるだろうと思うし、そうありたい。
だけど、「飛行機を撮ってます」と言えるほどの思い、情熱は消えたかもしれない。
少なくとも、ひとまずは「頑張って撮る」対象からは外すことになりそうだ。
ありがたいことに、SNS では多くの人が素晴らしい写真をあげてくれている。
個人的には激Vな写真より、自分の出来得る範囲で地道に撮っている人の写真が好きだ。
本来なら自分もそうあるべきだったな、という思いと共に。
