

昨日の記事の続き。梅雨前線が停滞して長雨になる前、蒸し暑い中でちょいとお出かけと思って選んだのが、近つ飛鳥博物館。一度くらい来たことがあるよなー、と思っていたけれど、建築年を知って全くの思い違い、初訪問だということを知りました。
大規模な古墳群がある一帯は起伏のある公園になっていて、その中に建てられた近つ飛鳥博物館は建築家・安藤忠雄氏の代表作のひとつ。半地下のような形状になっていて、冒頭の写真のとおり、「黄泉の塔」がそびえ、その手前が階段になっている屋根が特徴。ここでコンサートとかの催し物を開催できるような構想だったのだろう。イベントやるにはアクセスが悪すぎだが。

駐車場から博物館出入り口へは必ずこの大階段の前を通る必要があり、ワイの渾身の建築造形を絶対見せたるぜ、という熱量が伝わってくる(かもしれない)。おかげで、博物館出入り口は駐車場やバス停から建物の反対側までスロープを登りつつ歩かなければならないという、真夏の蒸し暑さの中ではちょっとした嫌がらせである。まぁ階段を登らせるよりはマシだが😅
今どきだと、そんなコンセプト重視しすぎでユニバーサルデザインに背を向けた設計はないだろうけれど、そんなことがまだまだ配慮されないバブル期に構想された建物である。
(出入り口までスロープだけで登ってこれるので一応バリアフリーかもしれないが、駐車場から館内裏口入場的な身障者用裏口&エレベーターはあっても良い気がしたなぁ。インターフォン対応とかになると人手が足りない今かもしれないが……)

と最初に色々言ってしまったが、初めて訪れた近つ飛鳥博物館はなかなか充実した内容の古墳時代を中心とした歴史博物館だった。「近つ飛鳥」と銘打たれているが、近辺の近つ飛鳥の史料展示だけでなく、大阪府全体の古墳時代の史料や展示が集まっている博物館だった。
先日訪れた高槻市の今城塚古墳史料館のように地元市が調査発掘して所蔵展示しているモノは除いて、大阪府に数多くのある古墳の研究発掘の史料や成果はここに集まっているのを初めて知った。北摂エリアには古墳史跡が多数あるのだが、高槻市以外のものはどこにあるんだろう?と今城塚へ行った時に思った疑問が解けて良かった😊


展示は古墳時代の発掘物展示や解説展示が中心だが、埴輪の展示に関してだけは今城塚など最近あちこちでたくさん見てきて食傷気味でスルーしたが、それ以外は興味深く拝見した。
展示室は大きな吹き抜けのある2階建構造。入り口が2階になっていて2階は壁際にぐるっと各種展示があり、それらを一周して観終わったら階段で1階へ、という順路になっている。最後はエレベーターまたは階段で2階へ戻って出口という形になる。

昨日の記事でも書いたように、博物館に入って間もないところに地元にある聖徳太子のお墓も含めた、古墳時代の内部構造や移り変わりについての解説があったので、先に叡福寺へ行って磯長墓にお参りしておいたのは正解だった。
その先は大阪府内の古墳についての解説、発掘物展示で、先にも書いたように北摂エリアの、今の国道171号線の北側に点在するたくさんの古墳、有名な紫金山古墳の調査や発掘などの解説があって、全く馴染みのないものではないので飽きることはなかった。
それ以外でも色々と興味深いものが多く、聖徳太子の行った功績や生涯を短くまとめたビデオなどは教科書的常識として知ってはいたけれど改めての復讐になったし、昭和時代の発掘や保存に関するドキュメンタリー映像は特に興味深くて、修羅の保存のビデオは結構長尺なのにじっくり見てしまった。



という感じで、なんだかんだで2時間くらいは見て回っていたかな。ビデオを何本か見ていてそれで結構時間を取られてしまった。ビデオ映像を流しているところには簡易的な椅子があるから、休憩の意味もあってではあったけれど。
先週末までは企画展示「年代の定点」が開催されていて、遺跡などの年代を測定する方法を色々と紹介していた。放射性炭素年代測定法を始めとする絶対年代法の手法だけでなく、土器の形状などの移り変わりで知る相対年代法を詳細に解説されていたのが、飛鳥時代の博物館らしかった。

ちなみに、博物館内(展示室の外、出入り口横)にはカフェはあったが、メニューを見ると食事ができるようなところではなく、また博物館周辺も自然豊かな公園でしかないから、昼をとっくに回ったのに昼ごはんがまだでお腹が減りまくりだったこともあって撤収した😅
(食事を取れるところは車で少し行けばあるし、国道171号線/大阪外環状線沿いまで下って行けば沢山ある)
この日は猛暑ではなかったものの湿度が高くて蒸し暑く、とても散策するような状況ではなかったが、博物館周辺の古墳公園はかなり広く、起伏もあってウォーキングコース的なものもあるみたいなので、季節の良い時には散策も良さげである。特に春は桜花見しながらの散策ができそうである。また来るかどうかは分からないけど、蒸し暑い中の行き先として選んで損はなかった、近つ飛鳥博物館でした。


展示は古墳時代の発掘物展示や解説展示が中心だが、埴輪の展示に関してだけは今城塚など最近あちこちでたくさん見てきて食傷気味でスルーしたが、それ以外は興味深く拝見した。
展示室は大きな吹き抜けのある2階建構造。入り口が2階になっていて2階は壁際にぐるっと各種展示があり、それらを一周して観終わったら階段で1階へ、という順路になっている。最後はエレベーターまたは階段で2階へ戻って出口という形になる。

昨日の記事でも書いたように、博物館に入って間もないところに地元にある聖徳太子のお墓も含めた、古墳時代の内部構造や移り変わりについての解説があったので、先に叡福寺へ行って磯長墓にお参りしておいたのは正解だった。
その先は大阪府内の古墳についての解説、発掘物展示で、先にも書いたように北摂エリアの、今の国道171号線の北側に点在するたくさんの古墳、有名な紫金山古墳の調査や発掘などの解説があって、全く馴染みのないものではないので飽きることはなかった。
それ以外でも色々と興味深いものが多く、聖徳太子の行った功績や生涯を短くまとめたビデオなどは教科書的常識として知ってはいたけれど改めての復讐になったし、昭和時代の発掘や保存に関するドキュメンタリー映像は特に興味深くて、修羅の保存のビデオは結構長尺なのにじっくり見てしまった。



という感じで、なんだかんだで2時間くらいは見て回っていたかな。ビデオを何本か見ていてそれで結構時間を取られてしまった。ビデオ映像を流しているところには簡易的な椅子があるから、休憩の意味もあってではあったけれど。
先週末までは企画展示「年代の定点」が開催されていて、遺跡などの年代を測定する方法を色々と紹介していた。放射性炭素年代測定法を始めとする絶対年代法の手法だけでなく、土器の形状などの移り変わりで知る相対年代法を詳細に解説されていたのが、飛鳥時代の博物館らしかった。

ちなみに、博物館内(展示室の外、出入り口横)にはカフェはあったが、メニューを見ると食事ができるようなところではなく、また博物館周辺も自然豊かな公園でしかないから、昼をとっくに回ったのに昼ごはんがまだでお腹が減りまくりだったこともあって撤収した😅
(食事を取れるところは車で少し行けばあるし、国道171号線/大阪外環状線沿いまで下って行けば沢山ある)
この日は猛暑ではなかったものの湿度が高くて蒸し暑く、とても散策するような状況ではなかったが、博物館周辺の古墳公園はかなり広く、起伏もあってウォーキングコース的なものもあるみたいなので、季節の良い時には散策も良さげである。特に春は桜花見しながらの散策ができそうである。また来るかどうかは分からないけど、蒸し暑い中の行き先として選んで損はなかった、近つ飛鳥博物館でした。
修羅 図録 大阪府立近つ飛鳥博物館 (Amazon)