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先日 MSFS 2020 をアンインストールした話を書きましたが、ゲームアプリ(とマーケットプレイス系アドオン)だけを削除したところで MSFS Addon Linker で管理していた大量のサードパーティ・アドオンを削除しないとストレージの無駄遣いは変わらない、ということで、ちまちまと整理していたら 5時間も経っていました😅

■ MSFS 徒然記【2026年8月編その3】〜MSFS 2020アンインストール、RJOO Airport Enhanced 他

MSFS 2020 用のアドオンを MSFS 2024 でも使っているので、そのあたりをゴチャゴチャ適当運用していたのを整理して、ある程度スッキリさせました。と同時に MSFS Addons Linker で作ってるプリセットも見直して、どのセットもアドオンを従来よりアドオンを減らし気味にしました。最近 FPS 低下が酷くて悩んでいるので……と言っても、少しくらいアドオンを減らしても変わらないのですけど(´・ω・`)

ともあれ、ゲームのアドオン整理なんてことで時間の無駄遣いをした感じはありましたし、その間に MSFS でフライトしたかった感はありますが、思えば最近はストレージ価格が暴騰していますから、ストレージ容量の単価を考えれば意外と時間の無駄遣いでもなかったかもなぁ、なんて自分に言い訳しています😅

で、今回は自分の拙い MSFS プレイ環境について書こうと思っていたのですが、この1週間の間にちまちま書き足しているだけでまとまらなかったので、今週気になったことを適当に書き散らしておきます。
  1. SFS 2024 + DLSS 5 レビュー動画が既にたくさん上がっているけれど、現状では……
  2. とはいえ DLSS 5 の目指す一つである VRAM 使用量削減については将来の MSFS 2024 に一応期待はしたい
  3. テクノブレインの羽田空港シーナリー購入
  4. 地上管制専門アドオン「Cockpit2Ground」




1)MSFS 2024 + DLSS 5 レビュー動画が既にたくさん上がっているけれど、現状では……

発表時から賛否含めて色々話題を振りまいていた DLSS 5 が正式リリースされました。そして少し前から MSFS 2024 + DLSS 5の組み合わせでプレイしている海外発レビュー動画がたくさんアップされていて、私のYouTubeのお勧めにもやたら出てきてました。

正式リリース前に上がっていた動画は NBA 2K27 のアーリーアクセス版の中から抜き出した DLL をベースにした野良 DLL を Reshade と組み合わせて使ってのレビューですが、幾つか見てみました。例によって基本的には速攻レビューしてインプレ狙い、大袈裟表現の同じような動画ばかりなので特にリンクは張りませんが、とりあえず現状色々と手をかけて DLSS 5 を適用してどれくらい変わるか、変わらないかを知るのに1つ2つくらいは見ても良いかもしれません。

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ただし、現時点では MSFS 2024 は DLSS 5 には対応していませんから、Reshade や Optiscaler アドオンを介して DLSS 5 の DLL を使う形で MSFS 2024 + DLSS 5 を実行しているようです。なので、現状の MSFS 2024 + DLSS 5 で検証していても、表現や負荷の最適化はされていないオレオレ DLSS 5 状態です。

また、現時点で DLSS 5 の目玉である「3D ガイド付きニューラルレンダリング」(DLSS 3D-Guided Neural Rendering)は現時点では RTX 50 シリーズのみの対応で、RTX 40 シリーズについては将来的に(RTX 50 シリーズ向け最適化が終わったのち)対応するとのこと。こちらも DLSS 4.5 の MFG(Multi Frame Generation)同様、RTX 40 で強制的に適用させる MOD が出ているようですが……(勝手 MOD では AMD RX 9000 シリーズでも動作してるみたいですね)

ともあれ、DLSS 5 を、というか 3D ガイド付きニューラルレンダリングを MSFS に適用したときの感想については人それぞれ異なると思いますが、個人的な印象は(色々な動画や静止画比較を見るかぎり)

現状 MSFS ではメリットに対する負荷増大が大きすぎて、ちょっと微妙じゃね?


というところ。今回の DLSS 5 の 3D ガイド付きニューラルレンダリングが人物表現に対して効果を最大限となるように学習させられていることもあって、MSFS だけでなくフライトシム全般、もしくはレースシムでもそう言える気がします。

そういう意味では

人物が登場するゲームならともかく、フライトシムやレースシム、特にフライトシムでは劇的な変化は感じられないと思うけどねえ


という DLSS 5 発表時の感想は、MSFS 2024 + DLSS 5 の早期レビュー動画を見ても「今のところは」あまり変わらないですね(今のところは、の意味は後述)。

幾つもアップされている早期レビュー動画については私自身が Reshade アドオンを使っていないので、どこまでが Reshade の効果で、どこからが DLSS 4.5→5 の差異かは判りづらいのですが、MFSS においても

光の反射による凹凸の表現と
影のつき方に明確な差がある


のは判るし、それがさらなるリアリズムを感じさせるのは事実ですが、

現状この程度の表現の差で、大きな負荷増大を受け入れられるか?


というと個人的には疑問ですし、私にとっては「現時点では」DLSS 5、3D ガイド付きニューラルレンダリングが RTX 40 シリーズに対応しても (゚��゚)イラネ ですね。

DLSS 4→4.5 の時のように、若干重くなるけど MSFS の計器周りの残像が軽減される、といった負荷増大の差とメリットのバランスが取れていれば大喜びですけれど、MSFS 公式フォーラムのスレッドだったか SNS だったかで言われていたように「負荷の高い効果も高い Reshade」程度では、そもそも Reshade もまだ使ってない身には関係ないかなー、って感じです。まぁ RTX 40 シリーズに正式対応するのはまだ先ですしね。

ただ、DLSS 5 の負荷については公式フォーラムのスレッドを見ても色々言われていますが、DLSS 5 正式対応一番乗りの NBA 2K27 におけるフレームレートが半分以下になっているのを見ると、なかなか厳しいものがあります。

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■ I've found DLSS 5 can slash frame rates by up to 73% on an RTX 5080 gaming PC in NBA 2K27, and I'm wondering what kind of mega-rig would justify the performance hit | PC Gamer

最適化が進むにつれて多少は改善されるでしょうけれど、MSFS 2024 + DLSS 5 のレビュー動画でも、フレームレート 3割減、RTX 5090 なのに FPS 30 制限を入れてます、とかいうのを見ていると、そんなに重くなっていない、という一部の人の評は信じられず、「やっぱり激重やんけー」って感じですね。RTX 40 シリーズに対応しても 4090 以外は使うのが厳しくなりそう。

DLSS 5 での変化自体も雲の表情とかは条件次第で良し悪しの印象でしたし、DLSS 5 の 3D ガイド付きニューラルレンダリングが最も力を入れた人物の顔については大きな変化があるものの、

DLSS 5 で一番大きな差がある人物の顔の変化はあるとして、MSFS のプレイ中に人の顔を気にすることなんてある?そんな奴いるの?


って感じでしかないですからねぇ。横に女性コパイを載せて、巡航中ずっと横向いてる人には良いのかもしれませんが、正直言ってフライトシムにおける人物キャラは(地上作業員含めて)モブ&モブです。必要なのはキャラの造形のリアリズムではなく、動作(管制、誘導など)のリアリズムですからねぇ。

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もちろん、モブキャラの表情などが改善されること自体は良いわけですが、その他の変化も含めて大きくフレームレートを落とす負荷の増大を受け入れても適用したくなる変化かと言えば、「現状の DLSS 5 は」そうじゃないように思います。

というか、MSFS 2024 + DLSS 5 のレビュー動画は大半が RTX 5090 ユーザーであり、そんな 5090 ユーザーが重いだの何だの言うものを RTX 4080 SUPER 程度の当方が導入する気になるかといえば現状全く No Thank you です……


2)とはいえ DLSS 5 の目指す一つである VRAM 使用量削減については将来の MSFS 2024 に一応期待はしたい

前節で述べたように、MSFS 自体が DLSS 5 に対応していない現時点で、無理やり MSFS に DLSS 5 / 3D ガイド付きニューラルレンダリングを使っても、得られる効果に対して負荷が大きすぎると感じています。大きなフレームレート削減というペナルティに対して、従来と比べて圧倒的な差を感じられるほどではないように思えます。

アーリーレビューで凄い!実写のようになった!と言っている MSFS 系 Youtuber の多くは、DLSS 5 を試して動画をアップしたのち、MSFS 上で普段のフライトを飛ぶ際にはきっと DLSS 5 / 3D ガイド付きニューラルレンダリングを使わず、快適なフレームレートを維持できる従来通りの設定で飛んでいるのではないかな、と勝手に思っています。

ただまぁ、こういった私自身のネガティブな評価もあくまで現時点での話であって、将来 MSFS 2024 が DLSS 5 に正式対応し、風景や機体表現、内部処理の最適化を進めた場合には、今とは違う前向きな評価になる可能性は大いにあります。

■ DLSS 5 3D-Guided Neural Rendering Debuts in NBA 2K27 | NVIDIA
■ NVIDIAの新技術「DLSS 5」でさらなるグラフィックの境地へ──AIがレンダリング済みのフレームに、フォトリアルな光と質感を加える仕組みとは【特集】 | Game*Spark - 国内・海外ゲーム情報サイト

特に DLSS 5 の 3D ガイド付きニューラルレンダリングは、製作者側が描ききれなかった=描写速度/負荷の関係で描くのを断念した細かい描写の再現補完を目指しているものですから、今の DLSS 5 は人間の顔にアルゴリズムやモデルをフォーカスしているものの、DLSS 5.1 もしくは DLSS 5.5 といった先のバージョンでは人間以外の機械や風景描写に対しても適切な再現補完アルゴリズムおよびモデルを用意してくれる可能性はあります。

もし MSFS がそういった条件の整った DLSS 5.x を十分に活用してくれるならば、細部表現は 3D ガイド付きニューラルレンダリングでの補完再現に任せるようにして、MSFS 側で生成するモデルやテクスチャは従来より粗いものにする手法が可能になり、それを利用することで
  • 生成するモデルやテクスチャのサイズが減ることで VRAM 使用量の削減
  • 生成するモデルやテクスチャの粒度が粗くなる分だけ描画 GPU 負荷の削減

に繋がる可能性はあります。

今では当たり前に使われている DLSS SR(や FSR)と同じように GPU ドライバ側での補完機能を前提にして、MSFS 側でのグラフィック生成負荷を削減し、全体の GPU 負荷や VRAM 使用量の削減に繋がるようになれば、3D ガイド付きニューラルレンダリング自体の負荷と相殺できたり、VRAM 使用量削減によってメリットが上回る可能性もあります。

もちろん、こういった補完機能を使った表現が嫌だと言う人は、今の DLSS SR / FG のように設定で使わないようにオフれば良いだけで、DLSS 5 が人の顔以外の表現、被写体に対しても適切な再現補完アルゴリズムおよびモデルを用意して、MSFS 2024 がそれを十全に利用してくれれば

DLSS 5 の 3D ガイド付きニューラルレンダリングは重いけど、グラフィックプリセット設定を一つ落としても変わらないくらい綺麗に見えるから結果的には問題ないよね


なんていう時代も来るかもしれません。来ないかもしれませんけど(正直あまり大きな期待はしていない。対応はするだろうけど最適化はどうかな?的な)。

海外のフォーラムを見ていると Sim Update 7 で DLSS 5 対応してくれるはず!とか言っている人も少なくないですが、個人的には従来の歩みを考えても DLSS 5 対応になるのは早くて来年の Sim Update 8 あたりじゃないか、たぶん Sim Update 9 くらいじゃないか、と思っています。そもそも FSR 4 が Sim Update 6 で対応になるはずが直前撤回したくらいですからねぇ。

それに今の DLSS 5 は 3D ガイド付きニューラルレンダリングが人物、特に顔に注力しているので、MSFS その他のフライトシムで 3D ガイド付きニューラルレンダリングの恩恵を受けるためには、フライトシムでも利点の多い被写体に対するガイドモデルを用意してくれないとなぁ、って感じでもあります。

ただまぁ、人物以外に 3D ガイド付きニューラルレンダリングを適用するための学習コストと必要とする層を考えると優先度はかなり低いだろうなぁ、と思います。レースシムはまだしも、フライトシムなんてニッチカテゴリーですからねぇ。


3)テクノブレインの羽田空港シーナリー購入

先月末リリースされたテクノブレインの羽田空港シーナリーアドオンですが、購入しようとリリース翌日にマーケットプレイスへ見に行くと初期評価が意外と低く、特にリアリティはだいぶ厳しい評価になっており(マケプレの5段階で3はだいぶ低い)、なんぞ?と思ったら、ターミナルの北側サテライト部分がちゃんと実装されていない、という話。

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最初「サテライト部分が実装されていない」という批判を聞いて

1タミの北側サテライトって、先月末に完成して今月1日から供用開始したばかりでしょ。さすがに開発のタイミングを考えれば、それがないくらいは仕方ないんじゃないの?


と思っていたのですが、昨年春に完成している 2タミのサテライトと本館とを結ぶ通路も実装されていないことが問題視されたようで、確かに 1年半近くも経った今のリリースだと多少言われても仕方ないかなぁ……ですね。



⬆️の紹介動画でも直接比較されている無料の羽田空港アドオン karuchie氏の「RJTT Tokyo International Airport Enhanced」と比べても実装が足りないので、安価とはいえ有償のアドオンだと色々言われるのも仕方ないと思いますが、ライトユーザーで適当フライトな私としては

羽田空港なんて常に工事して変わっていってるし、来年には 2タミのサテライト延長ができ、その後は北側サテライト先の1タミ 2タミ接続工事もあって変わり続けるのだから、どこかで割り切らないとキリがないし、私はこのクオリティで作ってくれたことに感謝だわ


と思ってしまうのですが、そもそもシミュレーションヲタクはどのカテゴリーでもリアルとの差を殊更取り上げるのが多い世界でありましたね😅

まぁテクノブレインさんは関西空港アドオンでは後日アップデートで内容を追加したり、関空や八尾空港アドオンの World Update 20 非整合も比較的早期に対応してくれたので、時間はかかっても何らかのアップデートはあるんじゃないかな、とは勝手に思っています。

もちろん、無料アドオンの開発者が精力的でいられる限りはそちらの方が対応が速いでしょうし、現実との差を気にする勢は常にご不満でしょうから、個人的には「文句ばかり言われる羽田は放って伊丹空港作ってくれてもええんやで〜」と思っていますけど😁

なにはともあれ、一定以上のクオリティで国内空港のシーナリーを開発・リリースしてくれるところは貴重すぎるので、とりあえず応援の気持ちも含めて課金です。あと、できるだけ 2024 ネイティブで使いたい、という気持ちもあるので有難いシーナリーでした。


4)地上管制専門アドオン「Cockpit2Ground」

最近 Youtube のオススメ動画から MSFS 系で目についたのが「Cockpit2Ground」というアドオン。9月8日にリリースされる製品の発売前トレーラー動画がこちら⬇️



管制とのやりとりでも Ground に絞ってのアドオンで、ATC 系アドオンが重視していなかったところをカバーするようなもので、実際の製品品質その他は判りませんが、良いところを突いてきたな、と少し感心しました。

GSX に不満を持ってる人たちが多くコメントを入れているようでしたが、GSX Pro の代替となるようなものではないので、そのあたり発売後にどういう評価になるのかは興味深いですね。私は GSX Pro を使っていない上に、Beyond ATC も年始に買って少し試して以降放置なので、あれこれ語る術は皆無ですけれども。

(思うところがあって Beyond ATC は近々ちゃんと使い始める予定。たぶん。VFR が通常版でもサポートされてから本格的に使い始めようと思っていたけど、まだまだ先のようですしね……)

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というわけで、当方は MSFS 2020 アンインストール絡みのファイル整理も終わったので、Profile Manager の試用と半年放置気味だった Beyond ATC を改めて、と思うのですが、その前に最近のフレームレート低下の原因を探らねば……