EwinFoldingKeyboard05with_Omikamo

先日、今夏購入したサーキュレーター2製品を1ヶ月半連日フル稼働させた結果を踏まえたセカンドインプレ的な記事を記しましたが、今夏のプライムセールで同種製品2つ同時に購入したといえば、モバイル用途の折りたたみキーボードも2製品購入して使っています。

■ 今夏のプライムセールで買ったもの、1ヶ月経っての改めての雑感【サーキュレーター編】

購入から少し使ってのファーストインプレッション記事を書きましたが、あれから1ヶ月半、2製品ともそれなりに使ってきたので、これらについてもセカンドインプレ的に少々記しておこうと思います。

上記ファーストインプレ記事でも触れたように、同じ折りたたみ式モバイルキーボードながら 2製品はちょっと毛色が異なります。少々デカくなってもキーピッチを確保して打ちやすさを優先した Omikamo 製品、モバイルキーボードらしく小型軽量さを優先したEwin 製品。

両製品とも全く不満がないわけではないですが、購入したことには十分満足していますし、実際に持ち歩いて使っています。両製品の使い分けとしては、
  • 普段からバッグの中に忍ばせてく時、タブレットを持って歩かない時は、小型軽量な Ewin 製 BT1505
  • ノートPC は持って出ないけどタブレットを持って出ていて、出先の空き時間などにちょっと作業するかも?という時は Omikamo 製

という形。これは購入直後に両者を試し使いしてから変わっていないですね。ノートPC を持ち出さない時は概ねどちらかは持ち歩いています。

前述のとおり、概ね不満なく使えているので、アレコレ書くことはさほど多くないのですが、1ヶ月半使ってきた上での改めての感想を以下に少々。
  1. Omikamo Bluetooth 折りたたみキーボード
  2. Ewin 折りたたみ式 Bluetooth5.1 キーボード 日本語配列 BT1505
  3. どちらをよく使っているか?一つ選ぶならどちらか?




1)Omikamo Bluetooth 折りたたみキーボード


■ 折りたたみキーボードは消耗品……壊れまくりなのでプライムセールで購入&ファーストインプレ【その1】デカいがその良さもあるOmikamo折りたたみキーボード
  • ファンクションキー列(ESC、Deleteキー含む)のキーが小さい(縦が半分弱)、右端の4つの記号キー(^ \ [ ])を除けばキーサイズもキーピッチもノートパソコン並みなので、モバイル用折りたたみキーボードとしてはタイプしやすい。

  • その分、折りたたみキーボードとしてはだいぶ大柄、厚みもあってモバイル用キーボードとしては嵩張る印象で、バッグの隅に忍ばせておく、念のために持ち歩く感じではない。

  • ノート PC は持ち歩きたくないが、出先でタブレットと組み合わせてしっかりタイプする作業を想定する場合/人向き。

  • メタル素材がほとんどないこともあってサイズの割には軽い印象だし、実重量も重いわけではないが、小型軽量さを求めることの多いモバイル折りたたみキーボードの中では重い方(ひと昔前なら普通の重量だが)。

  • キーサイズ、キーピッチも広くて基本的には打ちやすいが、ファーストインプレッション記事でも書いたように、キーボードを広げた時の両端の微細な浮きによる不安定さ、タイプしている時にキーボード自体が動きやすいことによるストレスは正直言ってかなりある(特に当方の個体が右端が常に浮き気味)。

  • キーボードが前後左右に動きやすいのではなく、キーボード中心(ヒンジ部)から両端が弧を描くようにズレやすく、ちょくちょく両手の小指でキーボードの両端を垂直にするような直しが入る癖がついてしまった。

  • 背面に滑り止めの素材を張り付けて解決しようとして幾つも試したが、単純にキーボード背面が滑りやすいのではなく、キーボード両端が微妙に浮いていることが主原因なので、使う時には程よく止まって、持ち運び時(折りたたみ時)には邪魔にならない、という適切なものにまだ出会えていない。

  • サイズは折りたたみにしては大型だけど基本的なタイプのしやすさとのバランスは素晴らしく、それだけにタイピング時の微妙な不安定さだけが画竜点睛を欠いていて残念。

  • キーの数がやたら多い日本語109キーボードなのでサイズの割にスペースキーが小さいが、各種機能キーが Fn キー併用無しで使えること、特に日本語/アルファベット入力の切り替えがスペースキー横の変換/無変換キーで行える点は個人的に◎。遠い左上隅の半角/全角キーや Control +スペースキーで切り替えなくて良いのは入力速度向上に繋がるので Good。

  • ペアリングは最大3つの端末とできて切り替えられるが、現在使用しているペアリング設定が 1〜3 のランプで表示されているのは、割と頻繁に操作相手の端末を変える私にはありがたい。

  • CapsLock のランプだけでなく、バッテリー残量を表示できるランプもあるのはこの手の廉価モバイルキーボードでは比較的珍しいので、これも有難い(バッテリー残量は常時表示ではなく Fn キー操作が必要)。

  • ファンクションキー列だけはキーサイズが小さいが、縦幅は小さくても横幅はあるし、普段ファンクションキーはあまり使わない上に、左上隅の ESC キーは特段横幅が広くなっていて意外と押しづらさはなく、あまり問題は感じない。

  • 個人的には A の左側は Control キーじゃないと……派だけど、モバイル用キーボードではそうも言ってられないので止むなし。

  • モバイル用小型キーボードだと記号キーを無理やり押し込む例もあるが、数字キー列の右端に BackSpace キーがあって Delete キーはその上の列にある、というのは間違いがなくて良い。ストレスがない。

OmikamoBTFoldingKeyboard07
上記でも書いたように、普段からノートパソコンまでは持ち歩きたくないが、出先でタブレットと組み合わせてしっかりタイプすることを考える人、想定される場合には、多少大柄でもタイピングに比較的ストレスの少ない、ノートパソコンと同じようなタイピング感覚で使える本製品がちょうど良いかな、と感じています。

折りたたんだ時の厚みも含めてバッグの中での存在感はあるので、ぶっちゃけ本製品+10〜11インチタブレットより 11〜13インチクラスの薄型ノートパソコンの方がバッグの中の収まりは良いと思います。ただし、一部の超軽量ノートパソコンを除けば本製品+タブレットの方が軽いです。

8インチ台(8.4〜8.8インチ)の小型タブレットとの組み合わせなら容量的にも重量的にもノートパソコンを持ち歩くよりずっと楽ですが、8インチクラスのタブレットと11インチクラスのタブレットでは画面サイズ的に作業効率がだいぶ差があるので(作業内容にも依るけれど)、そこは人それぞれのスタイル次第、使い方次第、割り切り方次第ですね。

タブレットを持っていかずにスマートフォンのみの場合に本製品をバッグに入れるのは少々バランスが悪いというか、キーボード過大な感じなので、個人的にはタブレットと組み合わせての利用としています。

OmikamoBTFoldingKeyboard17

2)Ewin 折りたたみ式 Bluetooth5.1 キーボード BT1505


■ 折りたたみキーボードは消耗品……壊れまくりなのでプライムセールで購入&ファーストインプレ【その2】王道の小型軽量志向 Ewin折りたたみキーボード BT1505
  • モバイル向けキーボードとして小型軽量さ優先のため、アルファベットキー以外の使い勝手は犠牲にしているが、個人的にはモバイル用小型キーボードとしてはタイプ感は悪くなく、小型軽量さと使い勝手のバランスは上出来と高評価しています。

  • 折りたたみキーボードとして畳んだサイズもコンパクト、折り畳んだ時の厚みも程々、軽さも十分軽く、その上で使う時の実用性も十分にあるので、普段からノートパソコンや他のモバイル用キーボードを持ち歩かない時の、常にバッグに忍ばせておく系折りたたみキーボードとして活躍中。気に入ってます。

  • もちろん、モバイル用キーボードとしての本質である小型さを優先したがゆえにキーピッチはやや狭め、ファンクションキー列は省略(Fn+数字キー)、おまけに数字キー列もキーサイズが非常に小さくてタイプしにくい、などモバイル用キーボードらしい強い割り切りキーレイアウトは使う人を選ぶのは間違いない(けど、私は慣れてる😅)。

  • 個人的に唯一強いストレスを感じる点は、数字キー列の一番右端のバックスペースキーも数字キー列の極小サイズに習って非常に小さいので使いづらく、タイプミスを頻繁に起こすところ。他の部分は割と妥協できる私もここだけはストレスを感じながら使っている。

  • 逆に言うと、ファンクションキー列がなくても数字キーが極小サイズだろうと、アルファベットキーのキーピッチとキーサイズがそこそこ確保されているので、強い割り切りのあるキーレイアウトの割に使いやすいと感じる。この点が本製品の一番良いところ。

  • コンパクトさ優先で色々とキーレイアウト的にも無理をしているところはあるが、折りたたみ部分のキー配列が自然で、キーボードセンターが列によってズレていることもなく、そのあたりは無理なく使えるのは素晴らしい。

  • ファンクションキー列がないことで ESC キーもなく、Fn+半角/全角キーで代用になっているので ESC キーを多用する人/用途には向かないが、そもそもそういう人は ESC キーを Control + [ で入力している&そのキーバインドが使える環境で使ってる気がするし、私もそうしているので個人的には無問題(Android 環境では Fn キーアクションしかないけど仕方ない)。

  • 最下段はスペースキーの右側の変換キーはあるが、左側の無変換キーはない、という日本語 109 キーボードから一部欠けた変態配列なので、変換キーで英字入力→日本語変換入力の切り替えはできてもその逆はできない難点はある。素直に Control + Space もしくは半角/全角キーで切り替えれば良いのだが、素早く言語切替が可能な日本語 109 配列の唯一の利点(個人的見解😅)がなくなってるのは残念。

  • キーボード右側の記号キーが小さく押し込まれられているのも、左右端の各種機能キーが小さなサイズになっているのも(バックスペースキーの小さすぎを除けば)このコンパクトさ、持ち運びしやすさを実現していると思えば許容範囲内。まぁまぁ慣れる。

  • Enter キーより長い幅を取ってる右下隅のアンダーバーキーは幅半分にして、残り半分を右Shiftキーにしても良かったのでは?とは思うけど。

  • 間違いなく使う人を選ぶキーボードだが、モバイル用キーボード/小型キーボードのキーの小ささ、変態レイアウトにある程度慣れている/許容度のある人なら「思ったより打ちやすいかも」と思えるのは私だけではない気がする。たぶん。おそらく。きっと。

  • 逆にモバイル用キーボード/小型キーボードに慣れていない人は、緊急用と割り切れる人以外にはお勧めしにくい。

  • 特に表計算ソフトの数値入力するなど、数字キーを多用する人/場合には絶対向かないし、小型軽量だからといって選ぶのは危険。素直に Omikamo 製品のような数字キーがアルファベットキーと同じキーサイズの大きめモバイル用キーボードを買うべき。

  • ぶっちゃけ、慣れていない人は本製品でちまちまタイプするより音声入力+ソフトウェアキーボードでの修正の方が速い場合もあると思う。慣れてる人は本製品でもいつもどおりの感覚で(ちょっとタイプミスは多いけど)入力できると思う。

  • ただ、小型さ優先故にキーボード自体が小さい(キーピッチもキーサイズも小さい)ので、タイプしていると肩を窄めるというか、小ぢんまりした体制になってしまうので、長時間タイプしていると肩が凝りやすい(個人的な所感)。

  • これだけ小型さ優先詰め込み気味の製品だが、左端の小さなバッテリー収納部分に現在の接続先 1〜3 や CapsLock、バッテリー充電時の状態表示ができる LED ランプがあるのは GJ 👍️

  • Omikamo 製品のようにキーボードを展開した時に底面の微妙な浮きもなく、底面側の素材的にも滑りにくいので、タイプしていてキーボードが安易に動くようなことがなくて、非常にタイプしやすい。タイプ時のキーボード自体の安定度という点では過去に使った折りたたみキーボードの中でも指折りの印象。

  • 過去使ってきた折りたたみキーボードの中でも最小とか最軽量とかではないが、タイプのしやすさとのバランスを考えるとかなり高水準の評価。

  • このコンパクトさと軽さなら、念のために持ち歩いて出先で使うことがなくても(多くの場合は使わない)特に負担にも感じないので良い。

  • ただ、耐久性はあまりなさそうなので、売ってるうちに予備をもう 1個買っておくかな〜?と思っています(マジで)。

  • 小型軽量で常にバッグの中に忍ばせておくことができるので、タブレットを持ち歩かない/スマートフォンだけの時でも持ち歩けるし、スマホ相手に使うのにもちょうど良いサイズ、セット。

EwinFoldingKeyboard03
本製品はモバイル用小型キーボード/折りたたみキーボードの本道を行く小型軽量さ優先の製品で、キーピッチ/レイアウトは犠牲にして、変態キーレイアウトはお前が慣れろや、という製品ですが、アルファベットキーはそこそこタイプしやすいピッチ、サイズで無理のないレイアウト、キーセンター部分の処理も無難で、記号キーや数字キーを多用しなければ思いのほか使いやすいと感じています。

小型軽量さを優先する中での
割り切り方/取捨選択が秀逸


という印象です。

モバイル用折りたたみキーボードですから、持ち歩きに便利な小型軽量さがやはり基本であるべきで、それが故にどの製品も犠牲にする部分がありますが、本製品は譲れない部分と犠牲にした部分の取捨、バランスが良くて、それが「サイズの割にはタイプしやすいかも」な印象に繋がっていると思います。

なにかこう光るものがあるというよりモバイル用折りたたみキーボードとしてのバランスの良さが素晴らしい製品で、普段から持ち歩いて出先で使うことがなくても負担にならない軽さも良く、持ち歩く割に使用頻度がそう高くなくとも

「過去購入した折りたたみキーボードの中でも指折りのお気に入り」

になりつつあります。スマホ相手に使うのにもちょうど良いサイズ感です。

心配なのは耐久性だけですね。安い中華折りたたみキーボードに耐久性を期待するわけにはいきませんが、それを考慮してもちょっと心配な感じなので、これだけ気に入ったらやっぱり予備を買っておくべきか?と思っています。特に Ewin ブランドは気がついたら製品がフェードアウトしている、なんてこともありますからねぇ😅

EwinFoldingKeyboard02

3)どちらをよく使っているか?一つ選ぶならどちらか?
  • 冒頭で書いたように、普段から持ち歩いてるのは小型軽量な Ewin 製品。今日は出先でタブレット相手にキータイプする可能性が高い、そのつもりで出かけている時は若干デカくてもタイプしやすい Omikamo 製品。ただ、その日のバッグや荷物の量によっては出先でキーボード使うだろう想定でも Ewin 製品を選ぶことはあります。

  • 持ち出し比率で言えば 8 : 2 で Ewin 製品をカバンに忍ばせている方が圧倒的に多いが、実際のタイプ時間比率だと 5 : 5 くらい。Ewin 製品は小型軽量ゆえに常時持ち歩きで、持ち出しても使わないことの方が多いため。

  • タイピングのしやすさはキー配列もキーピッチ/サイズも整っている Omikamo 製品の方がタイプしやすい、と言いたいが、正直なところ、タイピングのしやすさは、どっちもどっち、それぞれに優位点・難点があって、どこを重視するか/人の好みでかなり分かれる印象。

  • Omikamo 製品は数字キー列のキーサイズ/ピッチがアルファベットキーと同じで、バックスペースキーもまともな大きさ、機能キーも揃っていて、キーレイアウトやタイプするときの姿勢、手の無理の無さは上々なのだが、如何せんキーボード底面の微妙な浮きがタイピングのテンポを邪魔する時があるので、変態キーレイアウトでタイプしにくそうに見える Ewin 製品の方がストレス無くタイプできる印象はある。

  • あと、モバイル用キーボードは大は小を兼ねる、ではなく、持ち運び前提ゆえに小は大を兼ねる的なところもあるので、小さい方のキーボード製品のタイピング性に難がなければ小を取りたくなるし、実際どちらがなくなって困るかと言われると Ewin 製品。

  • ただまぁ、一般的に勧めやすい、この手の小型キーボードに慣れていない人には、ひとまず Omikamo 製品を推したい。

  • この手の小型キーボードに慣れていなくても、とにかく緊急用でいいから小型軽量で、という場合には Ewin 製品一択。

  • 11インチクラスのタブレットと組み合わせるなら Omikamo 製品のサイズ感やタイプしやすさがバランス良いでしょうけれど、スマホとのペアを考えているなら Ewin 製品、って感じ。

EwinFoldingKeyboard06with_Omikamo

何度も書いてきたように、同じモバイル用折りたたみキーボードでありながら、この2製品はだいぶ方向性が違います。多少デカくなってもノートPC 並みのタイプしやすさ、レイアウトの自然さを目指した Omikamo 製品、多少犠牲にするものがあっても小型軽量さを優先した Ewin BT1505。

どっちが良い、ということはないですが、いくら2製品の性質が違うとはいえ、両方買え、という結論はないと思うので、もし買われる場合には自分の好み、使うシーンや生活スタイルで決める形で、としか言いようがありません😅

個人的に「どちらか一つを選ぶとしたら?」と言われると、上記で書いたように小型軽量な Ewin BT1505 を選びますが、それはあくまで私がキーピッチが狭い小型キーボード、キー配列やキーサイズが変態なキーボードに慣れているからでもありますし、モバイルキーボードの場合は「大は小を兼ねる」のではなく「小は大を兼ねる」と考えているからでもあります。

いくらタイピングしやすくても大きく重いことで持ち出し率が下がったり、持ち出すのに躊躇うなら本末転倒だと思っているからで、今夏のプライムセールで新しいモバイルキーボードを買う際に Omikamo 製品のみを買っていたら、日々の持ち歩き用キーボードとしては不満に感じていたかもしれません。

かと言って Ewin BT1505 だけを買っていたら普段の念の為の持ち歩き的には満足できていたでしょうけれど、出先でしっかり文章入力するのに Ewin BT1505 だけだとちょっと手も肩も負担がかかるので、出先でタイピング作業をする時には手持ちの別のキーボードを持っていくことになったと思います。

私自身がそんな感じで 2製品を使い分けているので、ご購入検討の方は自身の使うスタイルがどのようなものかを考えて選ばれるのが良いかと思います。というか、そもそもモバイル用キーボードとして折りたたみ式が良いかどうかも、人それぞれの好みですので(と放り投げ😅)。


以上、締まらない結論になりましたが、ここでの見解もあくまで私の好み、ということですので、よろしくご了承ください。