「2〜3人で DAZN などのスポーツ中継をタブレットで観る時、11インチ iPad Pro だとちょっと画面が小さく感じるから、もうひと回り大きな 13インチクラスのタブレットが欲しいねぇ」という何となく欲しい思いから、色々考えた末に購入した安い中華タブレット ALLDOCUBE 「iPlay 70 Max Pro」。

欲しくなった動機が動機だけに、iPad や大手メーカー Android タブレットが暴騰する昨今

他に常用端末があって普段遣いはしない予定だし、たまの複数人動画視聴時とか稼働率が低そうだから、とことん妥協しても安い中華タブレットで問題ないわな


と思って購入したわけですが、

初めての 13インチ画面タブレット


が意外と使い良くて、デスクサイドのタブレットアームに常時設置してあった 11インチ iPad Air と入れ替えてみたら、これが思いのほか良い感じになって、そのまま常駐、普段使いのタブレットの一枚になってしまいました。

iPlay70MaxPro20

ウェブや SNS を観たり、デスクサイドで資料の書類その他を表示させて参照する、また趣味のフライトシムの補助画面として活用するには、13インチという大きめ画面は最適で、そういった作業においては性能的にも不足はないので、過去2回の記事でも書いたように

2万円台で概ねストレスなく動く
13インチ2.5K液晶タブレット


であることは確かで、本当にコストパフォーマンスは抜群です。

ただまぁ、前々回の記事で書いたように、スペックの数字的には動画視聴に最適感があるのにも関わらず肝心の画質/音質は安いなりの言葉がぴったりクオリティなのが残念であり、価格を考えれば当然で仕方ないかなとも思うわけですが、いずれにせよ褒められたものではありません。

製品の謳い文句も動画視聴面での優位性を強調しているので、その分どうしても製品への評価が厳しくなって前々回の記事では辛口になってしまいましたが、私自身デスクサイドのタブレットアームに掛けて常用している中で、Youtube や TVer などの動画、DAZN でのサッカー中継をながら見する程度なら(画質音質は決して良いとは思っていなくても)許容できているので、その人の使い方次第というところはあります。

前述のように、動画視聴以外の部分では「この価格で大きめ画面タブレットがストレスフリーに使える」コストパフォーマンスは絶賛しても良いくらいですから、動画視聴においての(個人的な)低評価と併せて、極端に良し悪しが内在する悩ましい製品というのが率直な印象です。絶賛したいけど、さすがにそれは難しい部分がある、ちょっともどかしい製品です。

動画視聴用に大きめ画面のタブレットが欲しい、で買った 13インチ2.5K液晶で2万円台の ALLDOCUBE iPlay 70 Max Pro 【前編:コスパ◎だが実は動画視聴は……】
動画視聴用に大きめ画面のタブレットが欲しい、で買った 13インチ2.5K液晶で2万円台の ALLDOCUBE iPlay 70 Max Pro 【中編:購入動機と選択理由】

というわけで、ALLDOCUBE 「iPlay 70 Max Pro」を 1ヶ月少々使ってきた中で感じた良し悪しを以下、箇条書きにまとめておきたいと思います。
  1. 外観(サイズ、重さ、質感)
  2. 総合的な使い勝手(ウェブ閲覧、SNS、事務作業など一般用途にて)
  3. 電子書籍利用/ゲーム補助
  4. 動画視聴(ディスプレイ/スピーカー)
  5. バッテリー、付属品、アクセサリー、その他



1)外観(サイズ、重さ、質感)
  • 公称値 29.8×19.3×0.7cm で実測値もさほど変わらず、タブレットとしては大きめになるが 13インチ画面搭載なのだから当然。

  • 厚みは 5〜6mm の iPad Pro / Air のような激薄感はないが、ボディサイズがデカいことで実測 8mm 弱でも厚いとは感じることはなく、程よい薄さ/厚みという印象。

  • 重さも公称 684g とタブレットとしては重いが、画面サイズを考えれば納得のところ。iPad Pro (13インチモデルで 579g)が軽すぎるだけで、手に持った感じもサイズのデカさがあるので重すぎとまで感じず、正当な重量という印象。

  • ただ、電子書籍での読書など長時間片手で持ち続けて使うのは無理な重さ。やってできないことはない重さだが、タブレット使って腱鞘炎にはなりたくない😅やはり、どこかにタブレット本体を置いて/立てかけて使いたい(30分程度でも片手でタブレットを持って負担なく閲覧できるのは 500g 以下だと思う)。

  • サイズも重量もあるので、13インチクラスのタブレットに使えるタブレットスタンドは限られてくる。百均でたくさん売られているスタンドのうちスマホ用は論外だが、11インチクラスのタブレットを想定した大きめスタンドでも横置きでは載せられても縦置きに耐えられるスタンドはレア。手持ちのタブレット用折りたたみスタンドでは5個のうち1個がギリギリという感じだった(普段はタブレット用アームスタンドに横置きで装着している)。

  • 背面はマット仕上げで若干のザラザラ感があって手に持つ際に滑りやすい印象はないが、タブレットを何かに載せて立てかけて使えるほど摩擦は大きくないので、そのような用途を考えるなら背面に何か貼る or ケースを利用する必要がある。
    iPlay70MaxPro07

  • 背面カメラ部分は 2mm ほどの四角の出っ張りがあるが、これくらいなら仕方ないかな、という印象。

  • ただ、カメラが 10年くらい前の iPhone レベルの低画質なので、これだけ酷い画質の小さなカメラユニットなら背面フラットにできるやろ?最低限出っ張りを半分にできるやろ?と思っちゃうが、価格優先だから仕方ないと思い直す😅

  • 画面まわりの額縁は四方とも 5〜6mm 程度あるので決して狭額縁ではないが、画面が 13インチと大きめなので 5mm 程度の額縁は特に気にならないし、手で持つ時の余白としてちょうど良いサイズの額縁

  • 全体的な質感は 2万円台で 13インチ画面のタブレットと思えば、上々のクオリティの外装質感。パッと見 2万円台の安物タブレットとは思えないクオリティ。

  • 持った感じで柔く思えるところはないが、さすがに iPad や大手 Android メーカーのミドル〜ハイエンドクラスのタブレットのようなしっかりした剛性感はなく、経年劣化でどうなるかなぁ……と感じるところはある。

  • 後述するように画面が大きいのは色々と便利で魅力も大きいが、持ち歩きにはサイズが少々大きく感じる。車内やカフェその他で取り出して使おうとすると画面が大きすぎて周りに見えてしまう可能性は気になるし、持ち歩く時のバッグサイズ含めて、普段遣いの11インチクラス・タブレットとは取り回しの感覚は 2インチの数字以上に異なる印象。

  • 前述したように、デスクサイドのタブレット用アームスタンドに 11インチ iPad Air と入れ替えて装着して使っているが(横目で見たり軽く首を動かせば正面になるような感じ)、デカい分だけデスク上の空間を占拠するので、「また机の上が狭くなったなー」という感じはある。物理的に大きいから仕方ないけれども、タブレットの裏側に隠れるモノが増えたので、ちょっと気を使うところはある。


2)総合的な使い勝手(ウェブ閲覧、SNS、事務作業など一般用途にて)
  • 初めて 13インチ画面タブレットを使って実感したのは、ウェブサイト閲覧でもなんでも

    デカい画面は色々と良い!


    ということ。単にウェブをつらつら見るだけでも、仕事の資料などに目を通す時でも 1画面に表示できる情報量が多いのは何かと便利だし、また同じ情報量ならフォントサイズを大きくすることができるので、

    老眼erにはとても良い


    ことを実感しました……orz

  • 11インチ画面までは画面分割機能を使うと狭さを感じたが、13インチだと画面分割しても iPad mini など 8インチの小型タブレット縦画面2台分に近いので、十分実用的でかなり便利に感じる。場合によっては、画面分割サイズを主画面 4分の3 とサブ画面 4分の1 に分けて使っても、4分の1 側のアプリの横幅、情報量が確保できて実用的に使える。

  • 静止画で、かつ精細さだけを見れば、常用している 11インチ iPad Pro に近い感覚はある。が、発色その他の画質がレベチなのでパッと見の時点で差はあるので、同じような感じとは言えない(当たり前)。

  • 一部の激安 Android タブレット/スマホは別として、今どき 2万円前後出せばウェブ閲覧、SNS、PDF やオフィス系書類の閲覧、ちょっとした修正程度はできて当たり前だけど、本製品も全く問題なし。

  • 一応、物理メモリ 8GB 搭載しているので、Chrome や GMail などのメモリ食いの Google アプリを複数に、アプリ版 MS Office 365 などを重めアプリを行き来しても、概ねレスポンスは快適。
    iPlay70MaxPro15(宣伝のメモリ16GBは仮想メモリ込み)

  • 物理メモリ 3〜4GB しかない激安製品、古い Android タブレットのように、数百ページある PDF 書類を閲覧すると固まるようなこともないし、ちょっと大きな書類を開くとスクロールするのにもモッサリ、なんてストレスもない(画像貼りまくりなど書類のサイズ/内容で限界はあるだろうけれど)。

  • 一般的に(パソコンではなく)タブレットでやること、やらせる程度の内容については、概ね問題なく使える印象。少なくとも自分が使う範囲(iPad Pro でやる/やらせていた 4K 動画編集や大量の RAW 画像処理などをさせるつもりはない)では全く問題ないので、画質音質以外はマジで満足

  • 私は本製品では使わないので全く気にしていない点だが、電子コンパス機能がないので地図アプリで現在地は表示できても向いてる方向は表示できない。本製品をナビ代わりに使おうと思っている人は慎重に判断が必要。

  • 画面ダブルタップで画面オフの機能がある反面、ディスプレイをタップして画面オンの機能はない。正直不便。
    iPlay70MaxPro18

  • 重力センサーはあるので、タブレットを持って傾けたら画面オンの設定は可能。

  • 画面サイズが大きいので、スクリーンキーボードがある程度(非常用には)使えると感じた点は、13インチタブレットを初めて使ってみての発見の一つ。

    11インチクラスまでのタブレットでは、縦画面だとスクリーンキーボードのキーピッチが小さすぎてタイプミス続出だったし、横画面で使うとスクリーンキーボードのサイズは大きくて良い反面、画面の半分近くをスクリーンキーボードが占拠するため肝心のアプリの内容が見えづらくイマイチ使えなかった。

    が、13インチなら縦画面でもスクリーンキーボードが使う気になるサイズ、キーピッチなので、非常用としてスクリーンキーボードの実用性を再認識させられた。

  • 表計算アプリの入力修正でも(縦画面においては)スクリーンキーボード以外の部分が大きいのでそこそこ見通せてるし、スクリーンキーボードがある程度画面を占めても A4 書類の 3分の2 は見られるので、書類の入力修正くらいは意外と使える。

  • とはいえ、スマホ同様今どきは音声入力の方が早いのは事実だが、音声入力メイン、スクリーンキーボードが補助、修正という形が割と良い感じに使える。

  • デスクサイドのタブレットを 11インチ iPad Air から 13インチの本製品に変えて8割は満足しているが、とにかく

    Androidアプリのタブレット非対応状況が酷い

    点だけはウンザリしている。もちろん、Android アプリはタブレット上でも動作はするけど、強制縦画面でスマホ画面を拡大しただけ、というアプリばかり。Switchbot や Tenki.jp のように iPad だとしっかり横画面にも対応しているのに Android ではタブレット最適化/横画面非対応というアプリも多く、本当にガッカリです。

    常用している Android タブレットは縦持ちが多い小型 8インチタブレットが中心なので、基本横置きで使う Android タブレットは久しぶりですが、

    Android アプリのタブレット最適化は一昔前と大差ないままだなぁ、やっぱりタブレットにおけるアプリの充実具合/最適化具合も圧倒的に iPad だねぇ


    という思いを強くしました。横開きタイプの折りたたみスマホもずっと前から出てることを考えると、様々な画面サイズ、形態への最適化については Android アプリの方が本当は先行していて良いはずなのに……

  • DAZN アプリも iPhone / iPad 版では可能なピクチャーインピクチャー機能が Android 版では実装されていない。なんでやねん┐(´д`)┌


3)電子書籍利用/ゲーム補助
  • 13インチの大きめサイズ、2560x1600pixels という高解像度ディスプレイのおかげで、

    雑誌など大判書籍閲覧や
    コミックの見開き読書に最適


    と言っても良い。想像はついていたが、11インチより一回り大きい画面は雑誌など画像貼り付けタイプの電子書籍で細かいところを拡大する行為が減るので、とても良い具合。

  • 11インチ・タブレットだとコミックの見開き(横画面)読書時の細かいルビの文字が見づらくなったお目目でも、13インチサイズの画面ではストレスを感じずに読めるのは素晴らしい👏

  • ウェブや SNS 閲覧において 11インチ・タブレットよりフォントサイズを1段階上げても表示情報量は変わらないのと同様、テキストものの電子書籍でもフォントサイズを1段階上げられるのは、ダメになっていくばかりのお目目に優しい。

  • 大きな画面は色々メリットは大きいが、その分端末が重いため、片手で持って読み続けるスタイルは難しい(疲れる)ので、どこかに立てかけたり、タブレットアームに設置して読むのがベター。

  • サイズ/重量的に、ベッドに寝転びながら読む、車内で片手に持って読む、と言ったことは無理だが、それに適した 7〜8インチ画面の小型タブレットや電子インク端末とは、しっかり使い分けできて悪くない。

  • 縦画面(縦持ち)では大きめ画面サイズゆえに上下の視線移動が多くなって目に負荷がかかる印象なので、13インチという大きめサイズの画面では横持ちが良い(個人的には横持ち一択)と感じた。

  • 縦持ちで使うなら雑誌のような大きな判型の画像ベースの電子書籍を読む時以外は、11インチクラスの中庸サイズもしくは 8インチクラスの小型タブレットだということも認識できた。

  • プロセッサの処理能力も物理メモリもギリギリで動く激安 Android タブレットとは違って、BOOK☆WALKER のような無駄な機能満載でクソ重い電子書籍アプリでもスムースに利用できる。

  • 当方の個体ではディスプレイの色がデフォルトでは少々赤かぶりがあったのと、よくある色温度は高いタイプゆえ、雑誌などに掲載の写真の色味がおかしく(そもそも白地が微妙に赤かぶりしていた)、個人的にはちょっと耐えられなかったので、一番最初に、設定アプリ→ディスプレイ→色温と画面最適化の「色温」のカラーサークルで微調整した。ここを微調整するのは非常にやりにくいけれど、トライ&エラーで何度もやって妥協できるところまで調整した(もうちょっとカラーサークルをデカくするか、別の調整方法にして欲しかった)。

  • デスクサイドのタブレットアームに装着しているタブレットは以前から日常的な利用以外に、Microsoft Flight Simulator をプレイする際のサポート端末として Navigraph でフライトルートや離発着空港のチャート画面を表示させたり、以前は SpaceDesk で、最近は GlassOut で一部計器を表示させたりしているが、11インチから 13インチに変えてみると見やすさが断然アップするだけでなく、前述の画面分割機能で Navigraph と GlassOut の両方を表示してもともに実用的に使えるサイズ感が素晴らしい。
    iPlay70MaxPro09

  • 13インチの大きめ画面で 2.5K 高解像度なので、チャートや計器の細かい文字が綺麗に見えて、とても使い良い。この点は中華タブレットで一般的な FHD+ (1920x1200pixels) ディスプレイ搭載モデルではなく本製品を選んで本当に良かったところ。
    iPlay70MaxPro10

  • Forza Horizon のようなオープンワールド系ゲームでは別途ダウンロードしてあったマップを表示させておいたり、ゲームによっては攻略サイトを表示させておくこともあるが、それらの場合も 13インチの大きめ画面は見やすくて助かる。

    昔はデスク周りの邪魔にならないように iPad mini にしていたが、パッと見で判らず近づいてみたりピンチで拡大するために片手が取られたりしていたことを思うと、大きなサイズは(老眼er には特に)助かる。デスク上はさらに機材でゴチャついてしまうのは難点だが……😮‍💨


4)動画視聴(ディスプレイ/スピーカー)
  • この価格で 13インチ 2.5K 解像度 (2560x1600pixels) のディスプレイ搭載は素晴らしいが、画質面ではハイライトが飛びやすく暗部のグラデーションも表現しきれずベタな感じになってしまい、全体的に映像が平面的というか色の深みもない感じで、昔あったチープな液晶テレビに近い印象、値段なりの画質感は否めない(ある意味当たり前)。
    iPlay70MaxPro14

  • 一部の中華タブレットにある彩度ギラギラさがないのは好感だが、素人目にも色域が狭い、かつ色浅な印象はある。

  • 映画や高画質なドキュメンタリー番組などを見るには少々力不足感のある画質であることは間違いないが、Torne で録画した地上波番組や TVer、Youtube での動画あたりをながら見で再生する分には(画質がイマイチでも)大して気にならないかな?とは思うし、実際私自身もそれらについては本製品で視聴していることは多い。

  • ただ、ぶっちゃけ言うと、このディスプレイの質に見慣れてきたのはあまりよろしくない気はする……(と言いながら見てるけど)

  • 2,560×1,600 pixels の高解像度ディスプレイを搭載しているが、この解像度を生かしきる 1440p60 解像度の動画再生はチップ側のデコード処理が追いつかないのかカクツクことが多い。動画のビットレートにも依るのかもしれないが、Youtube の 1440p60 (2560x1440pixels / 60fps) はカクツクことが多くて個人的には無理と判断。

  • Youtube は 4K 動画や 1440p 動画の場合、2.5K 解像度のディスプレイだと自動的に 1440p 解像度で再生してしまうので、いちいち 1080p に解像度変更をしなければならない(引っ掛かりなく再生されない)ので、ちょっと面倒くさい(自動設定/高画質設定だと 1440p になってしまう)。

  • 中華タブレットの場合ディスプレイには個体差が結構あるようなので、あくまで当方の個体での話だが、色温度はちょっと高めで青白っぽい傾向にあるだけでなく、赤がやや強く出る色かぶりがあったので、前述のとおり設定アプリからディスプレイの色温度カラーサークルで微調整した。調整しづらいので納得はしていないが、デフォルトよりマシになった、気がする。
    iPlay70MaxPro16

  • ディスプレイの照度は日中直射日光下で問題なく使えるほど明るくはないが、それ以外なら十分に対応できる全く不満のない明るさ。室内ではレベル 60% でも明るすぎるくらいの照度はある。

  • 照度センサー(光センサー)を持っているので、周囲の明るさに合わせて液晶の明るさを自動設定する機能があるのは便利。iPad や大手メーカー Android タブレットだと当たり前の機能だが、安い中華タブレットには照度センサーがない製品が意外と多くて所有製品でも不便を感じているので、照度センサーがあるのは購入理由の加点の一つだった。

  • ただ、時々スリープから起こすと明るさが 4% へ勝手に落とされていることが頻繁にあり、部屋の明るさが十分にあるのに照度が上がってこないままなのは困りもの。まぁこれくらいのマイナートラブルは安い中華タブレットを買う上で、余裕で許容範囲内だけれども……😅
    iPlay70MaxPro17

  • ディスプレイは光沢タイプで反射はガッツリあるので光源が入らない角度で見るなどの工夫は必要だし、対指紋コーティングなどという贅沢な仕様は当然ないので、それなりに指紋はつきまくる。

  • はっきり言って、映画や高クオリティなドラマ/ドキュメンタリーを本製品で観る場合の最大の難点は、

    イマイチ画質の100倍酷い音質


    にある、と言って良い。動画視聴を売りにする製品として、音質はどれだけ貶しても言い過ぎに当たらないと思うレベル(安い中華タブレットはだいたいこんなもの……より少し下だったなぁ)。

  • とにかく、低音は全く出ない、高音も出ない。スピーカーからまともに鳴る音は中音域のみであり、百均で売られてるスピーカー並み。

  • ただ、人間の声のあたりの周波数は比較的きちんと出るので、普通の声のセリフや実況解説などの声はしっかり聞こえる。ただし、独特の低音ボイスとか高音ボイスとかは元の声質の魅力は失われる。

  • いずれにせよ、内蔵スピーカーの音質はなかなか厳しいので、一人で映画その他映像作品を楽しむならイヤホン(または真っ当な外部スピーカー)で聴いた方が断然良い。1万円弱の安めの Bluetooth イヤホンですら、内蔵スピーカーで聴くのとはレベチ。

  • 4スピーカーではあるが、横画面で側面のボタン類が左側に、USB-C 端子が右側にある状態でのみ、きちんとステレオで再生される。それ以外では正確にステレオ再生されない。
    iPlay70MaxPro12

  • iPad その他真っ当なタブレットを使っていると前項は何を言ってるのか判らないと思うが、画面の回転に応じてスピーカーの出音の左右を調整しないので、同じ横持ちでも天地を逆に持つと、左のスピーカーから右の音が鳴り、右のスピーカーから左の音が鳴る。安い中華タブレットでは珍しくないどころか、割と普通の仕様。

  • iPad Pro など真っ当な 4スピーカー搭載のタブレットでは縦持ちした場合、上下の側面に2つずつ埋め込まれているスピーカーの上下側面それぞれ左側のスピーカーからは左の音が、上下側面それぞれ右側のスピーカーからは右の音が出て、横持ちほどの音の広がりはなくても、縦持ちでもステレオスピーカーとして機能するが、本製品(や多くの安い中華タブレット)は全くそんなことはない。縦持ちすると、上から左の音が鳴り下から右の音が鳴る、もしくはその逆。

  • なので、4スピーカー内蔵といっても 4つスピーカーを入れている意味は、ほぼ無い。手持ちの他の安い中華タブレットではステレオスピーカーの左右ので音が固定なので覚悟していたが、4スピーカーを謳うならもしかして……という淡い期待があったけれど、やっぱりかーであった。こんなのも中華タブレットの常。

  • そんな内蔵スピーカーなので、置き換えた元の端末(iPad mini や iPad Air)のように多少音質はショボくても軽く BGM を流すくらいには使っていたことすら躊躇われる(というか音質の悪さが気になりすぎて BGM にならないので諦めた)。

  • スピーカー同様に音量ボタンも、2つの音量ボタンの音量上げ/下げは固定なので、音量ボタンが左側面にある時は2つの音量ボタンの上と下がそのまま音量上げ/下げになるが、音量ボタンが右側面にある時は上側の音量ボタンが音量下げ、下側の音量ボタンが音量上げと逆になる。

  • 言っても詮無いことだが、もし音質がもう少し真っ当だったら(せめて無印 iPad 並み)、あと数千円高くても評価はだいぶ変わったと思う。数字に出ないコストをとことん切り下げるのが中華タブレットだから無理と判っているが、パネルコストがドンと上がる画質向上よりは何とかなりそうな……無理か😮‍💨


5)バッテリー、付属品、アクセサリー、その他
  • 付属品は USB 充電器とケーブル、簡易説明書と SIMスロットピンのみという中華格安タブレットの定番仕様で、当初購入予定だった ZPad 2 のように色々なおまけサービスはないが、高解像度ディスプレイを奢った代わりと思えば問題ない。
    iPlay70MaxPro05

  • 本製品の最大充電規格は謳い文句では USB PD 30W だが、ボディ背面下部のプリントには Input 9V 2.22A と書いてあるわけだが……
    iPlay70MaxPro11

  • 付属の USB 充電器は USB PD 20W 仕様。本体が宣伝どおりならちょっと足りないが、コストダウンと思えば納得できる範囲。だけど、本体の充電規格が宣伝とは違って 20W 仕様ならちょうどピッタリ。いずれにしても PSE マークもない充電器は怖くて使えないし、USB PD の充電口は十分あるので、当方としてはどうでも良い。
    iPlay70MaxPro06

  • 充電していると、満充電後に充電が切れ、満充電から微妙にバッテリーが減ると充電再開して、また満充電になったら充電が切れる、を繰り返すことがある。その度にディスプレイが自動点灯するため、操作もしていないのに勝手に 13インチディスプレイが光って鬱陶しいことがある。

  • バッテリーの保ちは満充電から使い切るまでの使い方をしていないので不明。ただ、Wi-FI 経由で DAZN でサッカーを1試合(だいたい2時間)観た時にバッテリー残量が 95%→75% だったので、これがずっと同じテンポで残量経過するなら公称値である動画再生10時間も、あながち間違いじゃない、かもしれない。
    iPlay70MaxPro13

  • マニュアルは日本語化されていないが、設定アプリなど内部は日本語化されている。が、設定画面も奥深いところになると、説明の文章がちょくちょく中国語のままのところがある。まぁそんなもん。

  • 元々の購入目的が「友達と DAZN でサッカー中継を一緒に見る」時の大きめ画面タブレットだったので、持ち歩くことを考えると一応ケースを買っておこうかな、と以下の製品を購入。



    端的に言って安物ケースの典型例。質感がチープなのは致し方ないし、一応ケースの中の枠には入るのでサイズ違いとかはないので使えるが、素材がゴワゴワで使いづらく、やたら嵩張るし、蓋を背面に回して折りたたんで立てかける場合も安定感がイマイチ。ただ、安い中華タブレットの常として、選べるほど専用製品がない。

  • ディスプレイも光沢で指紋つきまくりなので(最初から貼ってあった保護フィルムも同様)、以下の液晶保護フィルム製品を買ってみたが……



    こちらも光沢で反射多め、かと言って透過率も値段なり、指紋防止ってあるけど実際はうーん……だけど、こちらも選べるほど対応製品がない。一応サイズはまぁまぁあってるし(縁の方はキッチリではなくちょい余る)、13インチ画面にフィルムを貼るのは(その前に汚れを落とすのも含めて)大変苦労したので我慢するわ、って感じ。またやり直す気にはなれない😅

  • Bluetooth 接続ではない電子接点による専用キーボードが用意されているのは素晴らしいが、本製品で仕事その他を行うつもりはなかったし、本体だけで 700g 近いのに、これを合わせたら 1kg 超は確実(本製品の重量は明記されていないが)だったので、購入せず。



    ただ、前述の専用ケースがあまりにも酷かったので、あれに2千円払うくらいならこちらに7千円出した方が良かったかも……という若干の後悔はあったり。買っても使いそうにないけれども😅

iPlay70MaxPro01

というわけで、以上 ALLDOCUBE iPlay 70 Max Pro を1ヶ月少々使ってきた感想でした。

前編記事から「コスパ抜群だけど、安いのには訳がある」「2万円台でこのスペックを実現するには、こうなっちゃうかぁ」「動画視聴に向いてるように見えて残念、とことん割り切る覚悟で」「安い中華タブにありがちな数字で見えない部分の酷さ」といった言葉を連ねてきましたが、批判のターゲットは動画視聴での難点だけであって、それ以外は実に「良い買い物をした」感はあります。

何もかもが暴騰の今、これほどストレスなく大きめ画面を使えて2万円台というのは非常にお得さ、コスパの良さを感じるわけで、これで不満言う奴はいるのか!?って感じですね。ここに言ってる奴がいますけど😅

画質音質に関しては値段を考えれば仕方ないと判っていても、やっぱり度し難いクオリティではあるので(特に音質)、

褒めたくても褒めきれない
でも褒めたい


そんな複雑な気分の ALLDOCUBE iPlay 70 Max Pro であります。

それでも元々主眼であった動画視聴用途より、それ以外の用途で常用しているので、結果的には

文句言ってる割には
気に入ってる


と言えますし、良い買い物でした👍