色々思うところがあって先日、手持ちの EOS ボディと EF レンズ一式を調整・点検に出しました。あるレンズのメーカー保証期限が近かったのでその前に出したのですが、ゴールデンウイーク修理渋滞が発生していて、普段なら10日間もあれば返ってくるのに、半月以上かかる模様。

月末まで何もないとなると某航空祭にも行けないし、暑くなる前&梅雨がくる前に某所とか某所とか行こうと思っていたのにタイミングを失敗したなあ……と思ったのですが、結局そのままメンテに出してしまいました。

今年撮影分だけでも未整理の写真が溜まりまくっているので、しばらくは何も撮らずに整理/現像に勤しむことにしよう、と思っているのですが、五月晴れの空を見ていると、衝動的に何かカメラを買ってしまいそうで我慢がいつまで続くか怖いです……(^_^;)

view from Tamatorizaki viewpoint 2015.4.23 (3)


そんなわけで、一ヶ月半使っただけで点検調整に出した EOS 6D ですが(レンズとの AF 調整を考えると他ボディと一緒に出した方がいいので)、前編記事から書いてきましたが、もはや思いのほか気に入っているどころか、

「EOS 7D Mark II のサブ機に EOS 6D」の予定が
「真っ当な AF性能が必要な時だけ 7D Mark II を持ち出す」に


なるくらいで、稼働率が完全にひっくり返ってしまいました。

元々 EOS 7D Mark II 購入後、7D Mark II ばかり使っていてシャッター枚数が月1万枚以上ペースだったのを軽減するためにサブ機を買ったわけですが、今や

普段使いは、ほぼ EOS 6D


になっています。

そうなった理由は、

適度なコンパクトさ/軽さと、フルサイズの画質


の2点。これらが、この両者のバランスが思いの外良くて、6D の多くの欠点、不満を抑えて、つい使ってしまいます。

Mt. Shizugatake 2015.5.5 (24) Lake Biwa view


やっぱり他の一桁機と比べると軽い、コンパクトなのは良いですね。キットレンズ扱いの EF24-70mm F4L IS USM と EF70-200mm F4L IS USM の2本で軽量セットとして持ち出すのがお気に入りです。

(テレ端の短さとフィルター径の差異から、望遠側は EF100-400mm F4.5-5.6L IS II USM を入れたい時も多いのだけど、そうなると一気に重くなるし、レンズの太さが全然違ってかさばるので悩むことも多い ^^;)

軽量ミラーレス時代に、EOS 6D とレンズ2本で 2kg 以上あるのに軽量とか言ってる時点でおかしいでしょうが、バックパックにこのセット+ iPad Air +水筒その他諸々を詰め込んで背負うと、あれ?何か忘れ物してない?と思うくらいなので、ハイキングに行くのもこの程度なら楽勝です :)

というか、これでも重い辛いと感じるようになったら、今度こそ一眼レフを捨ててミラーレス機だけにする時だろうと思ってます :D

逆に言えば、ミラーレス機の軽さを改めて実感しないためにも、しばらくはミラーレス機は買わないでおこう……なんて思っているのですが(^_^;

Mt. Shizugatake 2015.5.5 (8) Shizugatake lift over Iris japonicas


画質については、私みたいなのがフルサイズ機の画質やボケを必ずしも必要としているわけではありませんが、他社 APS-C 機を使っていた経験上、EOS 7D Mark II の画質には決して満足できているわけではないので、それを補完する意味でフルサイズ機を買って良かったと思っています。

APS-C とフルサイズの画質差は素人目にも明らかですし、適当旅スナップを撮っていても、EOS APS-C 機だと確実に白飛びするだろうという場面でフルサイズ機なら余裕があるというのは安心です。

APS-C でも富士フイルム Xマウント機くらいのラチチュードがあればまだ良いのですが、キヤノンの場合はそうもいきませんし……

また、EOS 7D Mark II の AF は高い性能を持ちながらもかなりじゃじゃ馬で、被写体にあった AF設定を見つけられるかどうかで相当ヒット率が変わるのですが、画質的にもドンピシャの設定を外すと余裕のなさを感じますが、そのあたり 6D だと余裕があるのが有り難いですね。(本気撮り時より適当スナップ時にも)

Haneda Airport 2015.4.18 (10) JA20MC / Star Flyer's A320-200


そんなわけで、“比較的コンパクトでフルサイズ” という EOS 6D は色々ネガティブな点があっても、それ以上に魅力なカメラであり、

普段使いには意外とバランス良いカメラかも


というのを、この一ヶ月半で実感しました。

金銭的に 5D Mark III までは手が出ないから 6D で妥協したため(元々 EOS M3 の予定だったし ^_^;)、正直なところ、購入直後は

「6D は 6D で良いだけど、5D Mark IV 貯金をするか…」
「いずれ 6D を下取りに出して次期 5D だな」

という思いがあったのですが、今は

「将来、5D Mark IV を買ったとしてもコンパクト/軽量な 6D は併用したいな」

と思っています。ミラーレス機代わりとはいきませんが、想定以上に 6D のサイズ感は気に入っています。

(コンパクトなフルサイズ機といえば周りでもユーザーの多い α7 シリーズで、触る機会も多いのですが、不思議とあまり欲しくなったことはなく、むしろニコン D750 に羨ましさを感じたりします ;-)

Walking in Kamakura 2015.4 (9) the wedding in Shinto Shrine


そして、思ったより 6D が気に入った余波?として

APS-C 専用の EF-S レンズを全部売却


してしまいました。

手持ちの EF-S レンズはどれも気に入っていたのですが、フルサイズ用の超広角レンズ EF16-35mm F4L IS USM を買うため、財源に乏しい身としては背に腹は代えられず……(;´д`)

同じ超広角ズームでも EF-S 10-18mm F4.5-5.6 IS STM は EF16-35mm F4L IS USM にはない良さ、絶対的な軽さ、コンパクトさ、寄れる利点があって手放すのは惜しかったのですが、懐を考えると仕方ありませんでした。

安レンズ5本売って差額5万で 1635F4L が買えたので後悔はないですが、超広角は使用率も低いので、ニコンみたいにフルサイズ機で APS-C 用レンズがクロップモードで使えればいいのですけどねぇ。

もちろん、EF-S 10-18mm F4.5-5.6 IS STM と EF16-35mm F4L IS USM では周辺画質の差は圧倒的ですが、EF-S 10-18mm の気軽さは魅力だったなあ。プラスティックマウントだけど(*´д`*)

いずれにせよ、5Ds ではキヤノンもようやくクロップモードを採用しましたから、次期 5D, 6D にはクロップモードとももに EF-S レンズの流用を考えてもらいたいものです。

Nakanoshima Rose Garden 2015 (4)


というわけで、以上 EOS 7D Mark II ユーザーが今さら EOS 6D を買ってみての雑感をgdgdと書き連ねてみました。

使い勝手やカメラの方向性を考えると、EOS 7D Mark II と併用すべきフルサイズ機は 5D Mark III や 1D X であるという思いは今でも変わりませんし(逆に言えば 6D と併用すべき APS-C 機は 70D がベター)、

  • 中央一点以外の AF 測距点が今一つ使い物になりにくい
    (買う前から中央以外は諦めてた動きモノ相手より、花撮りとか普段使いで困ることが多い)

  • シャッターの感触、耐天候性能などカメラそのもの性能としては、価格的に同クラスでも 7D Mark II に比べるとかなり見劣りする

  • いくら 6D に慣れたと言っても、色々な部分で2年前に発売された EOS Digital とは思えない古臭さが散見されるため、使い勝手は断然 7D Mark II が良い


といったことがあって、何かとカメラ頼みの私としては、被写体をしっかり掴むという点も含めて 7D Mark II の方が圧倒的に頼りになりますが、

機能性能が多少見劣りしても
気楽なフルサイズ機として 6D は思いの外いいね!


というのは、実際に使うまで気づきませんでした。何度も繰り返していますが、ホント買う前の自らの不明を恥じたいレベルで気に入っています。

ボディ性能としては時代遅れなところは否めませんが、得られる画質は決して時代遅れではないですし、久しぶりにフルサイズ機に戻ってきたことも含め、

「もっと早くに 6D で良いからフルサイズ機に戻ってくるべきやったなあ」

なんて思ったりしています(^_^;

そして、EF-S レンズを全部売ったことで腹は決まったという感はあります。何の腹かは色々とアレですが……(^_^;

view from Pension Sea Shine (6) sunset


ただ、買う前から予想していましたが、フルサイズ機に戻ってくると当然ながら超望遠方面は画角が不足気味になります。6D では動きモノを追うことは(たまの旅客機程度で)殆どないので、今すぐ困るようなことはないのですが、

「6D は 100-400 II にテレコン噛ますと AF 効かないから、お手軽超望遠としてコレ買いたい気も…」


なんて余分な出費の誘惑に駆られたりしますし、

「比較的コンパクトな 6D を持ってのスナップには、24-70mm のような標準ズームより小型軽量な単焦点レンズを2〜3本持って出かけたいんだけど、40/2.8 STM と50/1.8 しかないから、24mm 以下の広角と中望遠単焦点は必要だなあ」

てなことも考えたりで、ホントに出費が出費を呼ぶ状態になりつつあります。

まあ、シグマ 150-600mm Contemporary はともかく、お散歩用の単焦点レンズは何本か揃えていきたいですね。富士フイルム Xマウントほどサイズ×性能が高いバランスではなくても、APS-C の時と違ってフルサイズなら、中古含めてある程度は揃っているのですから。

そんなわけで、購入前よりずっと好印象でお気に入りになっている EOS 6D。今さらでも買って良かったと思っています。標準ズームレンズとのセットで 25万というのは、安くないですけどねぇ……

■ 7D Mark II メインで使っている私の EOS 6D ファーストインプレッション【前編】
■ 7D Mark II メインで使っている私の EOS 6D ファーストインプレッション【中編】