【2010/11 追記】本稿は発売当初のファームウェアでのインプレッションであり、その後のファームウェア・アップデートで改善した部分もあります。特にボタン割り当てなど、操作性の面で大きく変化している部分もありますので、ご注意下さい。
また本稿で触れていないスイングパノラマは、その後使ってみて、またファームウェア・アップデートで素晴らしく使える機能になっています。撮る時にメチャクチャ目立ちますが(笑)
いずれ、現行ファームウェアでの改訂レビューもしたいのですが…【追記終わり】
昨日、噂の半透明ミラー搭載の α55/α33 が発表。噂通りに、秒間10コマの高速連写(α55)と、それに追従する高速 AF がウリ。
■ ソニー、世界最速の“AF追随高速連写”一眼レフ「α55」「α33」
■ ソニー、“スピード一眼”「α55」「α33」の発表会を開催
高速連写に高速 AF となると、サッカーやヒコーキが主な被写体の動体撮り屋としては非常に気になるわけですが、なんとファインダーは EVF。過去に、同じ144万画素 EVF の DMC-G1 を使ってた身としては、静止体相手ならともかく、
「え? EVF?それじゃあ、いくら秒間10コマでも、動きの激しい被写体を追いかけるのはキツイでしょ…」
と思わざるをえない。特に EVF は夕方以降の低照度時に動きのある被写体を追いかけるのは、事実上無理と言っていい。
ちょっぴり期待もあったせいか、そういう欠点のある EVF を採用して「スピード一眼」と言われてもなぁ…というのが正直な思い。もっとも、それを画期的な方法でクリアしているなら話は別だが…
とまぁ、ちょっと否定的な意見を書いてしまった α55 / α33 の発表だったけれど、なかなか面白い、初めてソニーらしいαだなぁ…という感じ。見た目も中身も一眼レフではあるけれど、
という感じですね。
発表内容を細かく見ていると、そこかしこに NEX で培ったものとか、NEX と似ているものを感じます。NEX 自体がひいてはコンパクトデジカメ Cybershot そのものですから、ようやくミノルタ時代のαから離れた、ソニーのαが出てきたな、と思えます。それを旧来のαユーザーが受け入れるかどうかは別ですが。
あとまぁ、正直売れるんですかね…。NEX は売れると思ったし、実際かなり売れているようですが(NEX 登場後、ミラーレス一眼の市場シェアが3割に達したという話もありました)、一眼レフとしては軽いとはいえ、自社 NEX やら E-PL1、GF1 / G2 などがトレンドの現在、果たしてどこまで売れるやら…という気はします。
動体撮りな自分が言うのも何ですが、秒間5コマを超える高速連写の需要はそう多くないと思うんですよね。α55 の場合、本格的なスポーツ撮りや飛行機・鳥には向かない面があるので、子供の運動会とかそういう用途が中心でしょうが、そういうのは(ソニーは否定しているけど)やっぱりビデオカメラとかぶるような…
まぁ、どうなりますやら。私もちょっと試してみたいなーとは思います。ソニスタみたいなショールームやカメラ屋店頭ではなく、実戦で。
以前、登場時の謳い文句で“世界最速 AF” を謳っていた E-3 のように、レンタルできるようになったら1日レンタルとかしてみるのもアリかも、と思ってます。E-3 の時のように、ブログ記事にしたらボロクソになりそうなので自重とかになるかもですが(笑)
さてさて、6月に発売された NEX-5D、自分では買わなかったのですが、友人が買ったものを新品状態から10日使わせてもらえることになり、梅雨の悪天候が続く中、色々と試し撮りをさせてもらってました。使い込むというところまでは行きませんでしたが、10日色々と試してみて、思うことも多かったので軽く雑感を書いてみたいと思います。
と、記事を書いたのが6月下旬。それから2ヶ月塩漬けにしたままで、ハッキリ言って今更なのですが、当時書きかけていた記事を再編集して、軽く感想を述べておきたいと思います。でないと、新品状態で貸してくれた友達にも申し訳ないですしね。
私の主被写体はサッカーや飛行機ということで、超望遠域のレンズと高速連写や高い動体捕捉能力を備える一眼レフが必須で、現状ミラーレス一眼が出る幕ではないのですが、DMC-G1 を発売直後に買って驚いたり愛用したり、E-P1 を予約買いしたりとミラーレス機には強く惹かれています。
ということで、初の APS-C ミラーレス機である SONY NEX にも興味津々、発表直後にソニスタへ行って色々触らせてもらったことは、以前の記事に書きました。
そして発表後に友人が買った NEX-5 を、とある事情で新品未開封状態から使わせてもらったのですが、使い始めてすぐの印象は
でした。いや〜驚きました。
もちろん、バッテリーがどんどん減るのには理由があって、
ということで、そりゃまぁずっと AF 駆動し続ければバッテリーも減るだろ…と。
もっとも、当初はこのバッテリーの減り具合に辟易しましたが、そうと判れば自分で対処できなくもなく、通常のカメラのように電源を入れっぱなしにしておくのではなく、細目に電源を ON/OFF するということ。そうすると最初に体験したような見る間に減っていくことがなくなりました。
「スナップカメラなのに、電源 ON/OFF を気にしなきゃならないなんてイマイチじゃん」というのはありますが、NEX は「シャッターを切っただけバッテリーを消費するというより、電源を入れている時間だけバッテリーを消費する」ので、自己防衛するしかありません。
ただ、使っている時のバッテリー消費だけでなく、元々バッテリーがコンパクトなせいか、自己放電も多いようなので、数日放置してるとバッテリーがかなり減ってることもあったりして…バッテリーが取り柄のソニーなんだから、もうちょっと考えて作れよ…ということはありましたね。なので予備バッテリーは必須ですが、高いし。
そんな難点はありますが、
ではあります。そして
でもあります。
夜景スナップはホント素晴らしい。このサイズで、夜景を気楽にサクサク綺麗に撮れるのは素直に感服。標準ズームの手ブレ補正も効果的でした。
そして触れば誰しも感じるように
です。ぶっちゃけ、一眼っぽく使おうと思った瞬間に色々と文句は出てきます。けど、
だと思えば仕方ないと思えるはず。
それにインテリジェントオートは良くできてますからね。動体相手とかでなければ、このモードで撮っておけば、ほとんどオッケーな感じです。私も借りていた 10日間、P と S、一部のシーンモード以外は9割方、インテリジェントオートでした。
まぁ、αなんて名前が先頭に付いているけれど、
なわけで。そこをどう判断するかで、この NEX に対する感想が決まる気がします。
話題の機能の一つ「スイングパノラマ」は、借りていた間は試しませんでした(店頭デモ機では試した)。というのも、あの壮絶な連写音に躊躇って、なかなかスイングする機会がなく…
「オート HDR」は何度か試しましたが、どのモードでもできるというわけではないので使う機会は結局少なかったですね。ぶっちゃけ
ので、便利機能を使うのが徐々に少なくなったり…
ぶっちゃけ、操作性はコンパクトデジカメ並み、下手するとそれ以下と言ってもいいくらいですから、そこがホント残念です。何でもかんでもメニューの割には、メニュー操作がしやすいとは言えないですしね。
そして、100人中85人は絶対思うはずの
という、どうしようもないことはありますが、まぁ最近の、どこかピントが外れることの多いソニーでは仕方ないのかもしれません。
【追記】2010/10/14 提供のアップデートから、このあたりのボタン割り当ては、ある程度柔軟に設定できるようになり、使い勝手はかなり改善されました。
それでも比較的コンパクトで、軽快に使えてサクサク撮れるし、
だから見栄えはするし、マイクロフォーサーズよりはやっぱりボケるわけで、私のように APS-C デジタル一眼から一眼レフに入った身としては(フルサイズや APS-H を使うようになったとしても)
という感じはあるわけで、やっぱりマイクロフォーサーズより APS-C はええなー、と思うこともあるわけで。
いずれにしても、NEX 5 を手にして、使っていて驚くのは、
であって、ほとんどレンズにボディがくっ付いているだけで、ボディはオマケじゃないかと思うくらいです。ボディ本体だけなら、ほとんどコンパクトデジカメですからねぇ。
それゆえに、前述のようにバッテリーは激減りします。常時 AF と合わせて1日中撮りまくってたら、予備は1本では心許ない、いや足りないことも多いでしょう。
けれど、純正バッテリーは高い。容量が少ない割には高い。おまけにソニーは互換バッテリーをいち早く排除しまくってますから、その高い純正バッテリーを買わざるをえない。
と思いますね。
今度の α55 / α33 ユーザーも覚悟したほうがいいと思います。高速連写なんてしていたら、あっという間でしょう…
あ、そうそう、画質に関しては、こんなお手軽カメラ、コンパクトデジカメの延長線上にあるカメラで、細かいところまで言う人は(まともな思考能力を持っていれば)いないと思いますが、可もなく不可もなく、というか、コンパクトデジカメよりずっと上だけど、画質志向の一眼レフよりは下、という当たり前のライン。
同価格帯で、もっと画質の良いカメラ&レンズの組み合わせは色々存在すると思いますが、その代わりに得た物も小さくないので、そのあたりは並び立たない物を両方追い求めてもねぇ…という感じだと思います。
あくまで画質はそこそでも、このお手軽さを選んで買うカメラですし、コンパクトデジカメよりはずっと良い画質やボケがあるのは間違いないですしね。
と、妙に擁護っぽくなってしまいましたが、
と思うくらい、酷いです。
建物系をコントラストが強い状況で撮れば、バンバン色収差は発生するし、青空バックの雲の輪郭にすら出る。色収差は画像処理エンジンで何とでもできるのだから、ファームウェアで改善をして欲しいものです。
あと、コントラスト式 AF だけど AF が速いのをウリにしてますが(今はもう α55 / α33 があるので、そうでもないでしょうが)、常時 AF して誤摩化してる面もあるので、動体相手に AF がキッチリ合うのを期待するのは厳しいです。
特に正面から近づいてくるのは弱いようで、ほぼ横から
こんな感じに撮るのはジャスピンしまくるのは難しいにしても、まぁまぁ見られなくもない写真になりますが、正面から狙うような場合は
まぁ合いませんね。たまに、なんとなく合う感じで、かなり厳しい。
もっとも、これもそういうカメラではない、動体撮るなら動画モードでどうぞ、っていうカメラですね。個人的には残念だけど。
とまぁ、取り留めもなく書きましたが、10日間実機を借りて使った感想は、賞賛も文句も色々出てくる NEX5 でした。ぶっちゃけ、半透明ミラーのαよりは NEX に未来はあるように思います。α55 / α33 の発表のあとに、NEX5 を使った経験を思い出して、そう感じます。
あとは
ということですね。ようやく来月3本目の 18-200 が出ますが、18-55 の次が高倍率ズームってのもねぇ。一応はレンズ交換式なんだから、55-200 望遠ズームとか、50mm マクロとか出すべきものはあるはず。
早急に望遠ズームとマクロくらいは出して欲しいものです。でなきゃ、一過性で終わって、レンズ群が充実しつつあるマイクロフォーサーズと比べて不利な条件が増えてしまいますからね。

ソニー α NEX-5 ズームレンズキット シルバー NEX-5K/S
ぶっちゃけ使ってみて思ったのは、1本のセットなら断然ズームレンズキット
また本稿で触れていないスイングパノラマは、その後使ってみて、またファームウェア・アップデートで素晴らしく使える機能になっています。撮る時にメチャクチャ目立ちますが(笑)
いずれ、現行ファームウェアでの改訂レビューもしたいのですが…【追記終わり】
昨日、噂の半透明ミラー搭載の α55/α33 が発表。噂通りに、秒間10コマの高速連写(α55)と、それに追従する高速 AF がウリ。
■ ソニー、世界最速の“AF追随高速連写”一眼レフ「α55」「α33」
■ ソニー、“スピード一眼”「α55」「α33」の発表会を開催
高速連写に高速 AF となると、サッカーやヒコーキが主な被写体の動体撮り屋としては非常に気になるわけですが、なんとファインダーは EVF。過去に、同じ144万画素 EVF の DMC-G1 を使ってた身としては、静止体相手ならともかく、
「え? EVF?それじゃあ、いくら秒間10コマでも、動きの激しい被写体を追いかけるのはキツイでしょ…」
と思わざるをえない。特に EVF は夕方以降の低照度時に動きのある被写体を追いかけるのは、事実上無理と言っていい。
ちょっぴり期待もあったせいか、そういう欠点のある EVF を採用して「スピード一眼」と言われてもなぁ…というのが正直な思い。もっとも、それを画期的な方法でクリアしているなら話は別だが…
とまぁ、ちょっと否定的な意見を書いてしまった α55 / α33 の発表だったけれど、なかなか面白い、初めてソニーらしいαだなぁ…という感じ。見た目も中身も一眼レフではあるけれど、
Cybershot 直系の NEX と旧来のαが融合した、新世代α
という感じですね。
発表内容を細かく見ていると、そこかしこに NEX で培ったものとか、NEX と似ているものを感じます。NEX 自体がひいてはコンパクトデジカメ Cybershot そのものですから、ようやくミノルタ時代のαから離れた、ソニーのαが出てきたな、と思えます。それを旧来のαユーザーが受け入れるかどうかは別ですが。
あとまぁ、正直売れるんですかね…。NEX は売れると思ったし、実際かなり売れているようですが(NEX 登場後、ミラーレス一眼の市場シェアが3割に達したという話もありました)、一眼レフとしては軽いとはいえ、自社 NEX やら E-PL1、GF1 / G2 などがトレンドの現在、果たしてどこまで売れるやら…という気はします。
動体撮りな自分が言うのも何ですが、秒間5コマを超える高速連写の需要はそう多くないと思うんですよね。α55 の場合、本格的なスポーツ撮りや飛行機・鳥には向かない面があるので、子供の運動会とかそういう用途が中心でしょうが、そういうのは(ソニーは否定しているけど)やっぱりビデオカメラとかぶるような…
まぁ、どうなりますやら。私もちょっと試してみたいなーとは思います。ソニスタみたいなショールームやカメラ屋店頭ではなく、実戦で。
以前、登場時の謳い文句で“世界最速 AF” を謳っていた E-3 のように、レンタルできるようになったら1日レンタルとかしてみるのもアリかも、と思ってます。E-3 の時のように、ブログ記事にしたらボロクソになりそうなので自重とかになるかもですが(笑)
さてさて、6月に発売された NEX-5D、自分では買わなかったのですが、友人が買ったものを新品状態から10日使わせてもらえることになり、梅雨の悪天候が続く中、色々と試し撮りをさせてもらってました。使い込むというところまでは行きませんでしたが、10日色々と試してみて、思うことも多かったので軽く雑感を書いてみたいと思います。
と、記事を書いたのが6月下旬。それから2ヶ月塩漬けにしたままで、ハッキリ言って今更なのですが、当時書きかけていた記事を再編集して、軽く感想を述べておきたいと思います。でないと、新品状態で貸してくれた友達にも申し訳ないですしね。
私の主被写体はサッカーや飛行機ということで、超望遠域のレンズと高速連写や高い動体捕捉能力を備える一眼レフが必須で、現状ミラーレス一眼が出る幕ではないのですが、DMC-G1 を発売直後に買って驚いたり愛用したり、E-P1 を予約買いしたりとミラーレス機には強く惹かれています。
ということで、初の APS-C ミラーレス機である SONY NEX にも興味津々、発表直後にソニスタへ行って色々触らせてもらったことは、以前の記事に書きました。
そして発表後に友人が買った NEX-5 を、とある事情で新品未開封状態から使わせてもらったのですが、使い始めてすぐの印象は
比喩でなく、見る間にバッテリーが減っていくよ!
でした。いや〜驚きました。
もちろん、バッテリーがどんどん減るのには理由があって、
- 筐体を最大限小さくするためにバッテリーもやたら小さいこと
- 電源 ON で撮影体制にある時は常時 AF してるっぽい
ということで、そりゃまぁずっと AF 駆動し続ければバッテリーも減るだろ…と。
もっとも、当初はこのバッテリーの減り具合に辟易しましたが、そうと判れば自分で対処できなくもなく、通常のカメラのように電源を入れっぱなしにしておくのではなく、細目に電源を ON/OFF するということ。そうすると最初に体験したような見る間に減っていくことがなくなりました。
「スナップカメラなのに、電源 ON/OFF を気にしなきゃならないなんてイマイチじゃん」というのはありますが、NEX は「シャッターを切っただけバッテリーを消費するというより、電源を入れている時間だけバッテリーを消費する」ので、自己防衛するしかありません。
ただ、使っている時のバッテリー消費だけでなく、元々バッテリーがコンパクトなせいか、自己放電も多いようなので、数日放置してるとバッテリーがかなり減ってることもあったりして…バッテリーが取り柄のソニーなんだから、もうちょっと考えて作れよ…ということはありましたね。なので予備バッテリーは必須ですが、高いし。
そんな難点はありますが、
バッテリーの保ちさえ気をつければ
小型で軽快に使えるお気楽一眼モドキ
小型で軽快に使えるお気楽一眼モドキ
ではあります。そして
夜景スナップ最強カメラ
でもあります。
夜景スナップはホント素晴らしい。このサイズで、夜景を気楽にサクサク綺麗に撮れるのは素直に感服。標準ズームの手ブレ補正も効果的でした。
そして触れば誰しも感じるように
インテリジェントオートで使うカメラ
です。ぶっちゃけ、一眼っぽく使おうと思った瞬間に色々と文句は出てきます。けど、
コンパクトデジカメの延長
だと思えば仕方ないと思えるはず。
それにインテリジェントオートは良くできてますからね。動体相手とかでなければ、このモードで撮っておけば、ほとんどオッケーな感じです。私も借りていた 10日間、P と S、一部のシーンモード以外は9割方、インテリジェントオートでした。
まぁ、αなんて名前が先頭に付いているけれど、
レンズは交換できるが、どこまでも Cybershot の親玉
なわけで。そこをどう判断するかで、この NEX に対する感想が決まる気がします。
話題の機能の一つ「スイングパノラマ」は、借りていた間は試しませんでした(店頭デモ機では試した)。というのも、あの壮絶な連写音に躊躇って、なかなかスイングする機会がなく…
「オート HDR」は何度か試しましたが、どのモードでもできるというわけではないので使う機会は結局少なかったですね。ぶっちゃけ
〇〇機能は××モードでは使えない的な制限が少なくない
ので、便利機能を使うのが徐々に少なくなったり…
ぶっちゃけ、操作性はコンパクトデジカメ並み、下手するとそれ以下と言ってもいいくらいですから、そこがホント残念です。何でもかんでもメニューの割には、メニュー操作がしやすいとは言えないですしね。
そして、100人中85人は絶対思うはずの
撮影アドバイスに独立ボタン割り当てて変更不可なんて馬鹿じゃね?
という、どうしようもないことはありますが、まぁ最近の、どこかピントが外れることの多いソニーでは仕方ないのかもしれません。
【追記】2010/10/14 提供のアップデートから、このあたりのボタン割り当ては、ある程度柔軟に設定できるようになり、使い勝手はかなり改善されました。
それでも比較的コンパクトで、軽快に使えてサクサク撮れるし、
液晶はメチャクチャきれい
だから見栄えはするし、マイクロフォーサーズよりはやっぱりボケるわけで、私のように APS-C デジタル一眼から一眼レフに入った身としては(フルサイズや APS-H を使うようになったとしても)
どこか安心できる被写界深度
という感じはあるわけで、やっぱりマイクロフォーサーズより APS-C はええなー、と思うこともあるわけで。
いずれにしても、NEX 5 を手にして、使っていて驚くのは、
ボディ本体の薄さ、軽さ
であって、ほとんどレンズにボディがくっ付いているだけで、ボディはオマケじゃないかと思うくらいです。ボディ本体だけなら、ほとんどコンパクトデジカメですからねぇ。
それゆえに、前述のようにバッテリーは激減りします。常時 AF と合わせて1日中撮りまくってたら、予備は1本では心許ない、いや足りないことも多いでしょう。
けれど、純正バッテリーは高い。容量が少ない割には高い。おまけにソニーは互換バッテリーをいち早く排除しまくってますから、その高い純正バッテリーを買わざるをえない。
こんなにバッテリー消費するカメラを作るなら
バッテリーくらい安くしろ
バッテリーくらい安くしろ
と思いますね。
今度の α55 / α33 ユーザーも覚悟したほうがいいと思います。高速連写なんてしていたら、あっという間でしょう…
あ、そうそう、画質に関しては、こんなお手軽カメラ、コンパクトデジカメの延長線上にあるカメラで、細かいところまで言う人は(まともな思考能力を持っていれば)いないと思いますが、可もなく不可もなく、というか、コンパクトデジカメよりずっと上だけど、画質志向の一眼レフよりは下、という当たり前のライン。
同価格帯で、もっと画質の良いカメラ&レンズの組み合わせは色々存在すると思いますが、その代わりに得た物も小さくないので、そのあたりは並び立たない物を両方追い求めてもねぇ…という感じだと思います。
あくまで画質はそこそでも、このお手軽さを選んで買うカメラですし、コンパクトデジカメよりはずっと良い画質やボケがあるのは間違いないですしね。
と、妙に擁護っぽくなってしまいましたが、
色収差の酷さだけは何とかしろよ…
と思うくらい、酷いです。
建物系をコントラストが強い状況で撮れば、バンバン色収差は発生するし、青空バックの雲の輪郭にすら出る。色収差は画像処理エンジンで何とでもできるのだから、ファームウェアで改善をして欲しいものです。
あと、コントラスト式 AF だけど AF が速いのをウリにしてますが(今はもう α55 / α33 があるので、そうでもないでしょうが)、常時 AF して誤摩化してる面もあるので、動体相手に AF がキッチリ合うのを期待するのは厳しいです。
特に正面から近づいてくるのは弱いようで、ほぼ横から
こんな感じに撮るのはジャスピンしまくるのは難しいにしても、まぁまぁ見られなくもない写真になりますが、正面から狙うような場合は
まぁ合いませんね。たまに、なんとなく合う感じで、かなり厳しい。
もっとも、これもそういうカメラではない、動体撮るなら動画モードでどうぞ、っていうカメラですね。個人的には残念だけど。
とまぁ、取り留めもなく書きましたが、10日間実機を借りて使った感想は、賞賛も文句も色々出てくる NEX5 でした。ぶっちゃけ、半透明ミラーのαよりは NEX に未来はあるように思います。α55 / α33 の発表のあとに、NEX5 を使った経験を思い出して、そう感じます。
あとは
とっとと、レンズラインナップを充実しろ
ということですね。ようやく来月3本目の 18-200 が出ますが、18-55 の次が高倍率ズームってのもねぇ。一応はレンズ交換式なんだから、55-200 望遠ズームとか、50mm マクロとか出すべきものはあるはず。
早急に望遠ズームとマクロくらいは出して欲しいものです。でなきゃ、一過性で終わって、レンズ群が充実しつつあるマイクロフォーサーズと比べて不利な条件が増えてしまいますからね。

ソニー α NEX-5 ズームレンズキット シルバー NEX-5K/S
ぶっちゃけ使ってみて思ったのは、1本のセットなら断然ズームレンズキット













