テザリングを提供する側、繋げられる側の iPhone 5 や Cellular版 iPad / iPad mini では Wi-FI テザリングも Bluetooth テザリングもやることは同じで、インターネット共有を ON にするだけです(もちろん Wi-Fi や Bluetooth は ON にしておく必要があります)。
テザリングにぶら下がる側、繋げる側は、Wi-Fi テザリングなら一般的な無線LAN への接続と同じであり(無線LAN のパスワードは iPhone / iPad のインターネット共有の画面に書いてある)、Bluetooth テザリングなら Bluetooth のペアリングを事前に行なっておき、テザリング使用時に Bluetooth 接続するだけです。
が、一般的に馴染みがあり、自宅その他の無線LAN に繋げるのと同じ方法の Wi-Fi テザリングと違って Bluetooth の接続は馴染みがないようで、周りに聞いてもやったことがない人が多かったので、参考までに以下に Bluetooth でのテザリング接続方法を示しておきます。
ここでの事例ではテザリングを提供する側が iPhone 5 ですが、Cellular版 iPad / iPad mini でも同じです。
また、iPhone 5 に繋ぐデバイス例として、
・ Wi-Fi版 iPad mini
・ Nexus 7
・ MacBook Air
の接続設定例をあげてありますが、他の iOS 端末、Android 4.x デバイス、OS X 10.7以降の Mac を繋げる時も基本的に同じです(Windows は OS毎や環境で色々違いすぎるので略 ^^;)。
また USB テザリングは昔ながらの USB モデムによるインターネット接続と同じスタイルで、通信速度的には一番高速に利用できるのですが、速度差が体感できるのは LTE 接続でよほど条件の良い時のみですし、USB 接続を使うのも今や限られた時でしょうから、ここでは割愛します(公衆無線LAN が多すぎる時には USB テザリングは安定して使えて良いのですけどね)。
そして、ここで取り上げる Bluetooth テザリングは一番馴染みが薄いようで、先日 Twitter で Bluetooth テザリングの話が出てきた時に、意外と Bluetooth テザリングのメリットが知られていないようでしたし、Bluetooth 経由のテザリングという存在そのものも知らない人も見かけました。