Tedious diary more x4

写真日記ブログを合流させて完全に雑記ブログ化しました(>_<)

タグ:iPhone4

まぁタイトルのとおりです。今日昼過ぎに、いきなり iPhone4 が死亡(結果的には仮死だったわけですが)。

何とも予兆なく、iPod アプリで少しビデオを見てスリープボタンでスリープ。その直後に予定表を確認しようと思ったら、もはや一切、反応なし。え?死亡?ってなもんで。

  • ホームボタンを押しても無反応

  • スリープボタンを押しても無反応

  • スリープボタンを長押ししても無反応

  • ホームボタン+スリープボタン長押しでも無反応

  • iTunes に接続しても無反応(iTunes に表示されない)

  • ホームボタンを押しながら iTunes 接続など、リカバリーモードや DFU モードを試そうとするが無反応


といった感じで、ウンともスンとも言わなくなり、いわゆる

ただの黒い板に


なってしまいました。バッテリーは満充電した直後でしたので、バッテリー切れは絶対ない。

全く予兆らしきものはなく、本当に突然。スリープボタンでスリープして、その直後にまた起こそうと思ったら、そこから一切無反応ですからね…

まぁ、機械ですから壊れる時は壊れますし、3GS の時は、私は無問題でしたが友人知人では問題発生してアップルストアに交換を付き合ったこともありますから、特に驚きはしませんでした。今回は当たってしまったか、みたいな。

ただ、直接は関係ないように思うものの、ここ1ヶ月くらいカメラアプリの調子が悪く

時々カメラが起動しなくなることがあった


のはありました。

友人の何人かはその現象を見ていますが、カメラアプリを起動しても、絞りマークの画面が開いてプレビュー状態にならない。ずっと絞りマークの画面のまま。でも、左下をタップして撮影済み写真を閲覧することはできる。カメラだけが起動しない。時にはカメラアプリ起動でフリーズ。

こうなると、いったんカメラアプリを終了しても、完全にタスクを終了してもダメで、iPhone4 を再起動しないと使えなくなりました。iPhone4 のカメラは日常的に、頻繁に使う私としてはちょっと困った問題でした。

さらに、先週北海道をドライブしまくっていた時には1日に何度も起きるようになって閉口ものでしたが、車載動画を撮りまくっていたりしてたので、熱で調子悪いのかな…とか思っていました。それに撮った動画を iMovie アプリで軽く編集して



こんなのを旅先で Youtube にアップしてたくらいですから、特に大きな問題が起きてるとは思ってませんでした。

もっとも、友人の iPhone4 で同じように車載動画を撮っても全くカメラがおかしくなることはなかったので、そのうちアップルストアに持ち込んでみるか…と思いながら帰ってきて、3日目に死亡でした。関係があるかどうかは不明ですけどね。

Apple iPhone 4 32GB SIMフリー版 香港正規品
Apple iPhone 4 32GB SIMフリー版 香港正規品

(ぶっちゃけ、良い機会?だからSIMロックフリー版を買って…と一瞬考えた :-)


ともあれ、こりゃもう、お手上げ。というか、自分で試行錯誤を繰り返しても時間の無駄だと思ったので、とりあえず手っ取り早くアップルストアのジーニアスバーへ持ち込むしかない。

最近ユーザーが急増したせいか、昔と違ってすっかり予約が取りにくくなったジーニアスバーですが、ネットで調べてみると今日夕方に予約の空きがあったので、早速予約。で、夕方、アップルストアへ。

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720p の HD 動画撮影が可能になった iPhone4。この機能は 3GS にはない iPhone4 のウリの一つでしたが、

「iPhone で HD 動画撮影?そんなの、どうでもいい」
そう思っていた時期が私にもありました(AA略)


購入前から購入直後までは、完全にどうでもいい存在でした>iPhone での動画撮影。もちろん iPhone4 専用の iMovie アプリを出すということで、それを試してみたい気持ちはありましたけど。

もちろん、動画撮影に興味がないわけではなく、動画デジカメの走りである Xacti は初代を予約買いしましたし(後継機に買い替えもした)、ソニーの HDV ビデオカメラも持っています。ま、Xacti も HDV カメラも長らく使ってませんけど…

動画に関しては、今でこそ珍しくも何ともない車載動画を結構昔から撮って、ウェブサイトに載せていたり、初期の Youtube に投稿したりもしてました。元々日本全国ドライブしまくり大好きでしたから、Z3 であちこちドライブしつつ、撮っていたものです。

もっとも今は、ずっと良いカメラで撮った、ずっと良質な車載動画が出回ってるので、昔のショボい動画を載せていても仕方ないのでほとんどネットから撤去してますし、大阪へ戻ってきてドライブ意欲も減退したので(大阪から半径500km圏内は学生時代からドライブし尽くして飽きてる)、車載動画もすっかり撮らなくなってました。

車載が私の主な動画撮影対象でしたので、それを撮らなくなると同時に動画からも興味をなくし、ビデオカメラも埃をかぶり、Xacti も毎年の新製品発表で心動くときはあるものの、再び車載動画を撮ることもなくなってました。

しかし iPhone4 を買った数日後、3GS やコンパクトデジカメと画質比較のための写真撮影をしつつ、iMovie アプリも買ったし、そのお試しのために iPhone4 で動画を撮って、iMovie アプリで編集してみるか…と思って作ったのが、コレ。


(大画面での視聴は、こちらで視聴下さい


このことは、以前の記事でも書きましたが、とにかく試してみて驚きました。

被写体の動きが激しくてもコマ落ちなく綺麗に撮れてるし
iPhone4でのHD動画編集が驚くほどサクサク!


正直なところ、iPhone4 を手にして一番の驚きでしたね。実用的には他の機能(速度や画面、静止画写真画質)の方がずっと効果的なのは事実ですが、一番驚いたのはコレ。

iPhone4 用の iMovie アプリは、動画を並べてクリップしたり入れ替えたり、ちょっとした文字を入れたり、簡単な BGM を入れたり、画面切替時のエフェクトもディゾルブ程度と、本当に簡単な編集アプリですが、本当にサクサク。さらに1分半の動画を編集後に出力するのも1〜2分という速さ。

そんな iMovie アプリにも驚かされましたが、720p 動画で撮ってるのに、被写体の動きが激しくてもコマ落ちしないのにも驚かされました。過去に動画が撮れる、HD 動画が撮れるといっても、MPEG4 / H.264 圧縮で撮るカメラでは被写体によってコマ落ちに泣かされた経験が多々ありました。

それが技術の進歩で、iPhone4 みたいな携帯電話(スマートフォン)で動きの激しいモノを撮っても、コマ落ちをせずに撮れるようになった…ちょっと感慨深いものがありましたね。

別府港から友達の車をドライブして、昼飯食って宇佐別府道路、R10で北九州空港へ。ロケハン&ラーメン食ってから、プチ渋滞を抜けて小倉南ICで高速に乗り、ここ沼田PAへ。
(by iPhone4)


となれば、「iPhone4 で車載動画も余裕で撮れるんじゃね?」ということで、試しに撮ってみると

iPhone4 での車載動画撮影も驚くほど問題なかった


わけです。

もちろん、Full HD / MPEG2 ベースの HDV カメラで撮ったものと比べると画質は落ちますが、コマ落ちもないし、60i より 30p の方が編集も楽だし、昔の SD 画質で撮ってた時よりは遥かに画質がいい。

iPhone4 で、お気楽に車載撮影して、ここまでなら大満足!


といえるモノでした。

ということで、ちょっとまだお試し撮影で、編集もほとんど何もしてない、“撮って出し”に近いものですが、車載撮影した動画のサンプルを以下に。


北九州空港連絡道路(北九州空港連絡橋) 2倍速
(大画面での視聴は、こちらで視聴下さい



九州道小倉南IC〜関門橋〜中国道下関IC間 4倍速
(大画面での視聴は、こちらで視聴下さい

いずれも、iPhone4 で撮影したものを Mac上 の iMovie で編集して 720p 出力した動画を Youtube にアップロードしたものです(Youtube 側でファイルサイズ4分の1ほどの再圧縮がかかっています)。

編集と言っても、若干のトリミングと Fade In/Out を入れて、2/4倍速再生にしただけです。車載動画は実時間再生だと極めて遅く感じるので、2〜4倍速再生くらいが良いかと思っています。

ちなみに、各動画とも BGM は Youtube で使用できる BGM に差し替えて公開しています。

ま、撮影角度も完全に正面なので、もう少し助手席側に振りたいとか色々機材設定を詰める必要もありますし、ちゃんと編集したり、iPhone4 で編集したり、色々やってみる予定です。

iPhoneCarMount1-1


車載のための機材は、最初ラジオショックで 680円で売っていた吸盤付き車載スタンド(上記写真)を使っていましたが、先の動画を撮っている時には、リヒターの iPhone 4 車載ビデオ撮影専用セットを使っています。

リヒターの方が固定機材でのブレが少なく良いのは事実ですが、値段が5倍違う(といってもリヒターも4千円ほどですが)だけでなく、自由度が低い(ブレを抑えるために可動部が少ないゆえ)という難点もあります。

機材に関しては、また後日詳しく書く予定です。なにせ、車載撮影時の状況を写真に撮り忘れたりしてることもありますし、まだ撮影設定で詰めるところもありますしね。

最後に、iPhone4 で車載動画を撮る場合の注意点をいくつか。

  • 720p HD 動画の撮影ですので、撮影ファイル容量はそれなりに食います。1分 80MB 前後のペースで消費しますので、車載動画のように長時間撮ることが多い場合には、空き容量に注意が必要です(30分で 2GB 以上使いますからね)。

  • HD 動画撮影可能とは言え、撮影素子はあまり動画に向いていない読み出し速度の速くない CMOS ですので、高速で移動している車載動画の場合、いわゆるローリングシャッター歪みによる近接物の歪みはかなり酷くなります。

  • 画面内の動きが激しい状況でも目立つコマ落ちはほとんど起きませんが、SMS やプッシュ通知などが入るとコマ落ちする場合があります。きちんと撮りたいなら、車載動画を撮ってる間は機内モードにしておく方が良いでしょう。


あとは、iPhone4 での撮影に限りませんが、車載動画撮影の場合は、車の振動をいかに少なくするか、ですね。

まず、機材や iPhone4 の取り付けがいかにしっかりしているか(機材側のブレがあると車の振動を増幅する)、時には吸収するための工夫をしたりする必要もありますが、iPhone4 でお気楽撮影ならそこまでする必要はないかもしれません。

むしろ、車自身がショックを拾わないサスがフワフワな車だったり、運転が穏やかな方が撮影にはより必要なことですね(私も他人のことは言えませんが)。

ということで、もう少し色々試して撮影したり、iPhone4 上の iMovie アプリでも色々やってみてから、後日また続編を書いてみたいと思います。
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iPhone4 発売以来、大きな話題と論争のタネであったアンテナ問題(Antenna Gate)に、ひとまず終止符を打とうとして提供された「iPhone 4 ケースプログラム」。要は「とりあえずケース付けたら症状は緩和されるんだし、ただでケースやるから黙れや」という話。

まー、それで解決にするのか?ってか、解決になるのか?とか、文句言ってる方もそれで納得なの?とか色々思うことはあるわけですが、私自身は何度もブログに書いてきているように、アンテナ問題の症状は発売日から確認しているものの、特に気にはなってません(ソフトバンクの電波が元々糞だしね)。

ともあれ、くれるというなら貰っとこう、というか

純正バンパーは貰っても絶対に使うことはないけど
他のケースも選べるならちょっと試してみたい


という感じで、この「iPhone 4 ケースプログラム」は、サードパーティー製ケースもいくつかから選択できると言うことだったので、INCASE SNAP CASE IPHONE 4 - SMOKE-ZML を選択してみました。

iPhone4IncaseSnapCase1
プラスティックのミニスタンドは、ケース付属のもの


で、到着予定は9月だったのですが、本日到着しました。純正バンパーを選択した人は8月になって続々と到着報告はあがっていましたが、Incase Snap Case iPhone4 はまだ未発売の製品でしたので、到着は先になるだろうと思っていたら、意外と早く到着して少々驚きました。

いくつかケースを選択できる中で、これを選んだ理由は

  • 選択できるケースの中で厚みが薄そうなケースだったこと

  • 背面がシースルーではないけど、半透明で全く隠れる感じではないこと

  • 純正バンパーなどと違って、イヤホンやドックコネクタ接続ケーブルでの干渉がなさそうなこと


の3点。

前にも書きましたが、純正バンパーは分厚すぎて iPhone4 の良さをスポイルしまくり&イヤホンやドック接続ケーブルを選ぶ過ぎる、ので却下。個人的にはその正反対を選びたい嗜好なのです。

で、この INCASE SNAP CASE IPHONE 4 - SMOKE ですが、ざっと特徴を挙げていくと

  • 薄さは極薄ではないが、そこそこ薄め。純正バンパーはもちろん、巷のシリコンケースや TPU ケースと比べても薄い。

  • ハードシェルタイプだが、表面素材は柔らかい感じで、装着取り外しの際に iPhone4 本体を傷つける心配はなさそう。

  • ツルツルではないが、シリコンケースや TPU ケースに比べると滑り止め効果はあまりない手触り。

  • 上部(イヤホン、スリープスイッチ)、底部(ドックコネクタ、スピーカー)はガッツリ開いているタイプなので、その部分の保護効果はない代わりに、イヤホンやドック接続ケーブルや外部バッテリーなどへの干渉は皆無。

  • ボリュームボタン部分も大きめに開口しているので、操作がしにくいことはない。

  • 背面は薄く林檎マークが透けるくらいのスモークさ加減


という感じで、

保護性能より利便性重視のケース


と言えます。

上部、底部の開口具合に関しては

iPhone4IncaseSnapCase3
上部スリープスイッチ、イヤホンジャック周り

iPhone4IncaseSnapCase2
底部ドックコネクタ、スピーカー、マイク周り


という感じで、前述のとおり大きく開口しているので、上部底部の保護はスルーしている代わりに使い勝手は良いものとなっています。ま、このあたりは保護と利便性はバーターになりますね。

iPhone4IncaseSnapCase4


ボリュームやマナースイッチ周りは、上の写真のとおり。何も問題はありません。

iPhone4IncaseSnapCase5


スモークゆえ裏面は半透明で、上記のような感じに。黒ボディ向けの製品ですね。

でもって、このケースにはプラスティックのミニスタンドがついています。ミニスタンドといっても、まぁ小さな台座ですね。商品陳列用の小さなプラスティック台座と変わらない物ですが、ちょっとだけ工夫があります。

iPhone4IncaseSnapCase6


上記の写真でも判るように中央に仕切りがあって、その左右のどちらに乗せるかで、斜めに向ける傾きの角度が変わります。専用スタンドと言うことで、そんなちょっとした工夫があります。ただし、どちらも横置き限定です。

私も以前は、この手の台座を使っていましたが(純正ドックなどはケースを付けてると入らないのでスルー)、どうも横置きは見栄えとして微妙?なので、



この TriDock を使っていたり、今は車載用のスタンドをデスク用として使っています。これについては、かなり満足しているので、また後日紹介しようと思います。

ともあれ、この INCASE SNAP CASE IPHONE 4 - SMOKE は

薄さと利便性重視なら悪くない


選択肢だと思います。素材的にもハードだけど手触りが柔らかめで、iPhone4 本体への傷を付ける心配が少ないのも好感です。

ただ、先日紹介した 380円のケースと比べて、値段ほど良いかというと全くそんなことはないかな、と。このケースはまだ日本では発売されていませんが、3GS 用の例から言えば2千円台になるでしょう。

2〜3千円も出して買うとしたら…と考えると、正直特にお勧めはしません。まぁ、そう言ったら、巷のケースでお勧めできる物なんてあるのか?となってしまうんですけどね。いやホントに。

まぁ、先日紹介した 380円ケースのうち

iPhone380yenCase3-2


とか

iPhone380yenCase4-3


とかはスモークではないものの、ハードシェルタイプで利便性重視の開口部の大きさなんかは同じですし、お金を出して買うなら、こっちを断然薦めます。もちろん、薦める理由は値段の差(380円と2千円台)ということです。

もちろん、同程度の値段なら INCASE SNAP CASE の方がケースの出し入れはしやすいし、その際に傷つける心配も低いので、INCASE の方が良いですけど、実際にはこの値段差がありますからね…。安くてそこそこの物があることを知っちゃいましたからね。

というわけで、

今からケースプログラムを申し込む人で
薄さと利便性重視ならお勧め


と言えます。買ってまでお勧めとは言えませんけどね…(かといって、悪い製品ではないので気に入ったら買えば良いレベル)。

ワタシ的には

気分次第で付け外しするケースの種類がまた増えた


という感じです。裸が基本と言いつつも、最近は先日紹介した 380円ケースなど、色々なケースを気分次第で付け外ししています。

iPhone 3GS の時は、iWood と OSIR カーボンケースのどちらかを季節で選んでいたのですが(夏冬は iWood、それ以外は OSIR)、iPhone4 では気分次第で色々付け替えてますね。

ま、頻繁に付け替えると言うのは

iPhone4 には、コレだ!と思えるケースがない


からだとも言えます。

薄さ、フォルムも違うので、3GS の時とは色々と異なりますね。たぶん、iWood for iPhone 4 が来ても、iWood 一択にはならないと思います。なにせ、裸が一番良いと思えるデザインですからね…



【追記 8/17】 なんだかんだと言いましたが、到着後しばらくの現在はこのケースを付けていることが多いですね。やはり薄さ軽さが、私にとってポイントです。このケース到着後、裸率は下がりました。

380円ケースのメタルのヤツは頻繁な付け外しには向かないですし、バンパーもどきは純正よりマシと言っても厚くなるのが微妙です。裏面シースルーの 480円ケースも側面はバンパーもどきですからね。

といっても、今日のガンバ大阪 vs 鹿島@万博には青のメタルケースを付けて、青黒で行くんですけどねー(そこはやっぱり T.P.O. :-)
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iWood for iPhone4 の話 の後でなんですが、先日書いた「380円の iPhone4 用ケース(バンパーもどきなど)」の続きをば。

今回も、ラジオショック@梅田に入荷した中国製の格安 380円ケースの紹介です。別にラジオショックの宣伝をしてるわけでもなく、たとえ宣伝したところで私には何の得にもならないわけですが、なかなか悪くないので、追加で紹介。

前回はクリアケースとバンパーもどきケースを紹介して、バンパーもどきケースが純正バンパーより使い勝手が良くてオススメと書きましたが、今回は iPhone4 ユーザーの友人らが気に入って使ってるケースなど、3点を紹介したいと思います。

iPhone380yenCase3-6
380円の割には良い感じのメタルケース

iPhone380yenCase4-5
メッシュタイプの 380円メタルケース

iPhone480yenCase1-8
バンパーもどきに半透明の背面部分がついた 480円ケース


今回はこの3点ですが、どれも悪くなく、380円ないし480円という安物ケースの割には使えます。特に最初の赤のメタルケースは2人が、最後の背面が半透明のケースは1人が愛用中です。ぶっちゃけ、これらで十分という人も多いと思いますし、私も裸じゃなくケースに入れる時は、前回紹介のバンパーもどきや、これらを使ってます。

380〜480円ということもあって、いくつかのタイプ、色を買って、気分次第で付け替えることができますしね(と書いてる私の基本は裸ですけど…)

ということで、以下それぞれのケースの特徴を細かく紹介します。

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iPhone / iPod 用のハンドメイド木製ケースとして有名な iWoodの iPhone4 用ケースが、一昨日 minot で受注開始になりました(8月30日から順次完成次第、発送)。



Miniot - iWood for iPhone 4

先月から予告されていて、3GS 時代には愛用中の愛用しまくっていた私としては、今か今かと待ち構えていたのですが、ようやく一昨日の朝に受注開始メールが届き、即注文。なにせ、ハンドメイドゆえにバックオーダーを抱えると、到着にかなり時間を要しますからね…

iPhone 3GS 発売後も、通常3〜4週間だったのが、ピーク時には2ヶ月待ちだったので、今回も注文が殺到することは確実なので、とにかく迷う暇もなく注文…

したのですが、決済トラブルで何度やっても注文完了できず、仕方ないので拙い英語で少しやりとりしましたが、結局先方の決済システム上の問題だったようで、無事注文をできました(複数注文も最初の注文だけを受け付けてくれました)。



私も iPhone4 は裸で使ってるくらい薄くなったのが気に入っているので、装着するとかなり分厚くなる iWood を買うのは迷ったのですが、

一度、木のケースの良さを知ると、注文せずにはいられない


のでした。

iWood に関しては、過去に何度も本ブログに書いているので再度言うこともないですが、本当に木のケースというのは良いです。特に

夏と冬は iWood のケースがピッタリ


な季節だったりします。

糞暑い中、手汗でベタベタすることもなく、冬は暖かみのあるケースの感触が寒い中でホッとさせてくれます。3GS 時代には極薄・軽量な OSIR のカーボンケースも愛用していましたが、iWood をしばらく装着していないと、懐かしくなるんですよね、木の感触が。

やっぱり、木の暖かみが心地よいなぁ…


と、ホッとさせられるケースでもあります。

詳しくは iWood について書いた以下の過去記事を参照して下さい。

Tedious Days More, More and More:iPhone 用ケースいくつか雑感 【後編】 PORTER, iWood
Tedious Days More, More and More:半年経過して現在使用中 iPhone ケース4種4素材(前編)

ちょっと高めのケースですが(iPhone4 用は?75/$97+送料$15)、造り込みを考えれば納得ですからね。一度、バッタもんの偽 iWood みたいなケースを見ましたが、全然細かいところの造りが粗雑でしたからね…



材質(木の種類)は今まで同様、Walnut、Padouk、Mahogany、Maple、Oak、Cherry の6種類から選べます。3G/3GS 用の時にあった Cobra デザインはなく、また同じ素材で作られた専用台座のオプションも今回はありません。

値段は先にも書いた通り ?75 or $97 で少し値下げした 3G/3GS 用と同価格。日本への送料は $15、Fedex だと $45 です。

ちなみに、私は 3G 用は Mahogany を使っていたので、今回は少しだけ明るめ、かつ感触を変えようと思って Cherry にしてみました。



まぁ、金欠極まりない状況で、こんなケースを注文するのもどうかと思いつつも、

いつも手に持ってるモノだからこそ、こだわりたい


というのはあります。

ただ、写真を見ても判るとおり、iWood を装着すると、ただの iWood であり、3GS も 4 も関係なくなる、というのはあって、先にも書いたように iPhone4 のスリムさの恩恵がなくなるのが残念ですが…

それでも来るのが待ち遠しい逸品です。

(と、書きながら次回の記事はまた 380円ケース再び、の予定だったり…)

【8/9 追記】この記事を掲載後、同じように決済トラブルの報告を3件いただいてます。minot からのメールでは「システムは直したよ〜」とありましたが、相変わらずのようですのでご注意を。

不安な場合は、minot へメールすれば、ちゃんと対応してくれると思います。私の糞英語でも通用したので、多少不安な英文でも大丈夫かと。

なお、コメントで頂いた情報によれば、8/16までは夏休みでオフィス不在のようですので、上記決済トラブルもありえるので、注文はそれからにした方が良いかもしれません。

プロテック iWALK モバイルバッテリー for iPhone&iPod PIB-800BK ブラック 【iPhone 3G,3GS,4/iPod nano 5G
プロテック iWALK モバイルバッテリー for iPhone&iPod PIB-800BK

(バッテリーが明らかに長持ちする iPhone4 だけど、いつも鞄に忍ばせておいて
負担にならず、万が一の時に便利なのがこの iWalk)

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発売直後から話題と議論と批判が飛び交ってる iPhone4 アンテナ問題。私自身は、以前の記事にも書きましたが、ほとんど気になってません。

左手持ち基本なので、発売日購入直後に、その現象にはすぐ気づきましたが、iPhone4 では電話をほとんどしないこともあって、特に自分の中では問題になってません。それに

元々ソフトバンクの電波が糞すぎるから
ちょっとくらい問題が起きても大差ない感覚


だったりします。

まぁ、そんな iPhone4 のアンテナ問題なわけですが、散々言われているように外側のメタル部分がアンテナになっていて、途中区切られている部分を跨ぐように持つと、手を通して干渉してしまい、受信レベルが落ちるわけで、だったら、

メタル外装の区切り部分あたりにテープを貼れば良いんじゃね?


という話はすぐに出てくるわけで、発売直後からそういう対策をとっている人もいます(効果がどこまであるのかは判りませんが)。

でもって、テープを貼って効果がありそう、あるかも?、あるかどうか判らんけど試す人は多そう、となれば、専用のテープを作って売ろうという商売も出てくるわけで、さらに

どうせ売るなら、面白おかしいテープを作ろうぜ!


という中でできたと思われるのが、この「Antenna-aid」。

iPhone4AntennaAid2


アンテナ問題を救うためのバンドエイド、ということで「Antenna-aid」というわけでしょうね。

上記の写真では一番ハンドエイドらしい肌色のシールを貼ってますが、商品は以下のように6色パックになってます。

iPhone4AntennaAid1


お値段は1セット $4.99 +米国外への送料が $3。今なら 700円もしない値段なので、

一発芸ネタとして、悪くない値段


ではないでしょうか。ウケる人と冷めて反応がない人の両極端に分かれますけどね…

注文は、

Antenna-aid

上記サイトから注文できます。Paypal 払いです。Engadget で紹介された時に、これは面白い!と思ってすぐ注文して2週間ほどで届きました。

iPhone4AntennaAid3



ちなみに、気になる人は気になるであろう、果たしてこの「Antenna-aid」でアンテナ問題が解決 or 軽減するのか?という話ですが、

アンテナ問題を解決 or 軽減しようと思って買う人なんているの?


という商品でしょう、これは。

もちろん、軽減したり解決するかもしれません。人によって(使用条件によって)違いはあるでしょうし、貼り方、持ち方で大きく変わってくるでしょう。

iPhone4AntennaAid4


ただまぁ、少なくとも私の場合、上記のような貼り方で2日使っていて、明らかにアンテナ感度の問題が解決 or 軽減したとは思えなかったですけどね。ダメなところではダメ。っていうか、電波状況については

アンテナ問題ってより、ソフトバンクの問題の方が大きい


と思ってるので、これで解決もヘッタクレもないですわな。

ということで、興味ある方は、あくまで

ジョークアイテム、一発芸ネタ


としてお買い求め下さい。

っていうか、本気で買う私みたいなお馬鹿さんは、そういないでしょうが…

ちなみに、ハンドエイドではなく「End Call」(通話終了)のシールも売り出されたのですが、こちらは発売後間もなくして販売サイトが消えてしまいました。End Call の方が風刺は効いてますけどね。



本題とは関係ないですが、iPhone4 の“シール”と言えば、既にこういう本格的?なものがたくさん発売されているようで…ちょっと驚き。



この他にもたくさん種類はあって、Amazon でザッと検索するだけでも、こんなに出てるのか!?というくらいあって、驚きましたね。iPhone4 の場合は裏もフラットで貼りやすいですし、

保護シール代わりとして、こんなシールも良いのかも?


しれません。

私もこれだけ並んでいるのを見ると、ちょっと興味は出てきて、ほんの少し欲しくなったりもしますが、ケースと違って、すぐに付け替えというわけにはいきませんから、それを考えると手を出しにくいですね…
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2年近く前、大阪梅田のヨドバシカメラすぐ近くに「ラジオショック」という小さなショップができた。中国で買い付けてきた諸々のパソコン関連アイテムを売っていて、秋葉原にあるような“量販店には売ってない物を売ってる”お店である。

「大阪、特に梅田にこんな店ができてくれるとは!」と、開店当初から愛用している私だが、そう単価が高い物があるどころか、ほとんどは数百円レベルの物ばかりだから、エレベーターのない階にあるとはいえ、やっていけるのだろうか…と心配していたが、無事存続し続けてくれている。

もはや、梅田になくてはならないお店と思っている。場所もヨドバシの裏、JRA WINSすぐそばのドスパラが入ってるビルと便利だし、凋落激しい日本橋に足を運ぶ必要もなくなった。おまけに、時には秋葉原価格より安い場合もある。

そんなラジオショックには、iPhone 関連のアイテムもかなり揃ってる。もっとも、最近はラジオショックに通う人も多くなって、店頭にならんでもサクッとなくなってしまうことが多くなったようだが…

まぁ私自身が、普通ならラジオショックみたいなお店には足を踏み入れないだろう友人知人を、iPhone ユーザーになったからと、だいぶ連れて行ったこともあるし、きっと同じような人は多いはず。

ともあれ、先日の買い付けでは待望の iPhone4 関連商品が幾つか入っていて、中国製の超安物 iPhone4用ケースも並んでいた。ラジオショックのブログでもいくつか紹介されている。

ラジオショックブログ: iPhone4用ケース続々入荷中!
ラジオショックブログ: やっぱり好き 後半

で、私も先日行った際に、購入してきた。なんつーか、個人的には

中途半端なデザインや質で千円二千円なケースを買うくらいなら
激安ケースで納得できる物を買う方が良いんじゃね?


と思っていたりもするので、ラジオショックが激安 iPhone4 ケースを仕入れてくるのを待っていました。

ちなみに、iPhone4 発売日に iPhone4 を購入すると同時に、TPU 素材のケースは念のために買ってますが、

基本的に iPhone4 は裸で使用


してました。理由は、iPhone4 の薄さやデザインを壊さないケースがないということ。納得できないケースがないなら裸で使うのが自然かと。

とまぁ、そういう姿勢ですが、逆に言えば、ケースにはそれなりに興味があるわけで、iPhone 3GS では iWood や OSIR のカーボンケースといったケースは、値段を考えずに買って愛用していました。

半年経過して現在使用中 iPhone ケース4種4素材(前編)
半年経過して現在使用中 iPhone ケース4種4素材(後編)

iPhone4 で愛用できるケースも、きっと今後出てくると信じてますが(なければ裸)、とりあえずラジオショックに入荷した 380円のケースから、

iPhone380yenCase1-1
透明プラスティックなクリアケース


iPhone380yenCase2r-6
バンパーもどきケース(赤と黒を購入。お勧め!)


の2種類3個を買ってみました。色々あったケースの中から、これらを選んだ理由は、iPhone4 らしさをスポイルしくいかも?ということでした。

私がラジオショックに行った時には、他にも普通のシリコンケース、裏面部分がメッシュになったケース、裏面だけ透明なケースなどがありましたので、それぞれ好みで選べることでしょう。全て 380円でした。

ということで、ラジオショックで購入した2種類の 380円ケースについて、軽くレビューしてみたいと思います。


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iPhone4 が発売されて10日。様々な問題が噴出してますが、私は発売日初日に手に入れてから特に不満もなく、というか色々迷った挙句、一時期はスルーすることを決めていたのにもかかわらず

iPhone4 を購入して満足


しています。

iOS4 最大の目玉であるマルチタスク関連は、β版を使っていたため 3GS で普通に使えるのが判っていたため、1年で買い換えることはないかな…と思っていたのですが、新しい液晶やカメラについては使ってみないと良いも悪いも判断できないし…ということで、買い換えました。

さて、

iPhone4 と言えば電波強度問題な昨今


なけですが、そのことは発売日朝に手に入れてから後、友人と昼飯を食ってる時にすぐ判りました。ケータイは左手で使う派なので、裸で使ってると明らかでしたね。店内がバリ5ではなく3本くらいでしたので、「お、ホントに持ち方でアンテナ激減り、圏外にもなるわ」と。パケットの流れも明らかに悪くなりましたし。

でも今のところ、あまり気にしてません。買う前から iPhone4 は裸で使いたいと思っていたので、未だに基本的には裸で使っています。私が iPhone で電話する機会が少ないために気にならないとも言えるので、騒いでる人たちをどうこう言うつもりもないですし、対策されるなら、それに越したことはないですしね。

ちなみに一応 TPU ケースは買ってあるのですが、3GS で愛用していた iWood や OSIR のカーボンケースのように付けたくなるケースが出れば別ですが、3GS と違って持ちやすいと感じてるので、当面裸で使っていくでしょうね(きっと痛い目に遭うまでは… X-)

この「持ちやすい」というのも、私は断然 3G/3GS より持ちやすいと思いますが、人によっては持ちにくくなった、落としやすくなったと感じる人もいるようで、本当に個人差だなぁ〜と思います。購入検討している人は、他人の感想だけでなく、できるだけ自分で確かめることをお勧めします(純正ケースのバンパーを買うかどうかも)。

iPhone4
(これは、ほぼ同時刻に購入した友人のケース付iPhone4)


とまぁ、多少のトラブルはあるにせよ、概ね満足してる iPhone4 ですが、iPhone4 ならではの目玉といえば、高精細な Retina ディスプレイや A4 チップなどの処理能力向上が多く取り上げられるものの、

iPhone4 で一番驚いたのがカメラ画質の向上


でした。もちろん、iPhone4 でもカメラ性能の向上は期待して買ったのですが、想像以上の違いでしたね。

iPhone 3G の時は「今どき AF もないなんて…」なカメラだったのが、3GS では AF が付いて使い勝手も画質も長足の進歩を見ました。それでも日本のケータイに比べれば最低限レベルだったものの、様々な写真アプリが「カメラ性能の差が写真の決定的な差ではないことを教えてやる」という感じで、私もそれを実感した一人でした。

そんなわけで、「3GS のカメラはイマイチでも、トータルとして大きな不満はないしなぁ…」と思っていたのですが、iPhone4 のスペックが明らかになると、iPhone4 のカメラは

  • 300万→500万画素と画素数は増えているが、画素ピッチは 3GS と変わらない

  • 裏面照射タイプの撮影素子を採用

  • LED ライトを追加


ということで、ちょっと興味が湧いてきて、それが iPhone4 を購入する理由の一つにもなりました。

で、iPhone4 が発売された日、早速購入・契約し、友達と昼食を食べた後、とある場所で「そういや、3GS と 4 で写真を撮って比較してみよう」と思って撮ってみたのがコレ↓(写真をクリックでオリジナルファイルが開きます)。

なにげに比較写真・半逆光条件 3GS
iPhone 3GS

20100624151707
iPhone4


上記まで縮小すると(はてなfotolife のリサイズ画質が腐ってるのも合わせて)イマイチ差が判りにくいですが、オリジナルファイルを見れば画質の差は一目瞭然!

なにげに比較して撮ってみたら「ここまで差があるとは…」というのが正直な印象。素直に驚いたと同時に、その後も iPhone4 で撮影していて 3GS で撮影していた時との差を感じる一方。

頻繁に iPhone で写真を撮る自分としては
カメラの違いだけでも買い換えた価値があったかも…


と思うくらい。大げさではなく、

カメラ性能と Retina ディスプレイという2大ポイントは
写真好きには iPhone4 へ買い換える大きな魅力


だと言えるくらいです。

Retina ディスプレイも最初は「やっぱり綺麗だねー(でも旧来のでも大きな不満はなかったしなー)」だったのが、1週間もすると「Retina 対応じゃないアプリはすぐ判るわー。早く全部対応してくれよー」となってしまいます。3GS から 4 にした時は、さほど凄いと思わなくても、4になれると 3GS の画面は見るのが辛くなってきます

写真の見栄えは全然違うので、これは大きな魅力。一眼レフの背面液晶で 30万画素だったのが現在の最新液晶までジャンプアップしたような状況です。写真を撮る人ならそれだからこそ強く感じる魅力でしょう。これでコンパクトデジカメが全く要らなくなったわけじゃないですけど、スナップが iPhone ばかりになってるのに拍車がかかりそうです。

ま、手持ちのコンパクトデジカメ PowerShot S90 は、コンパクトデジカメの中では動体や高感度に強いので使い分けができますけど(iPhone4 も高感度は随分よくなりましたが S90 とはレベルが違う)。

20100625175604
iPhone3GS(写真クリックでオリジナルファイル表示)

20100625175504
iPhone4(写真クリックでオリジナルファイル表示)


さて、iPhone3GS からのステップアップだと思わず絶賛したくなる iPhone4 のカメラですが、もちろん物足りない部分もあります。すごく良くなったと言っても、(元々画質はあまり良くなかった)3GS からの比較ですので、国産ケータイだとまだまだ上がいるレベルですしね。もっともアプリの存在で、ちょっとやそっとの画質は関係なくなりますが。

といっても、不満は不満としてありますので、10日間使ってみたところでの不満を列挙してみると…

  • やたら暗くなりがちな 3GS と違って適正露出に近くなったが、逆に1/3段〜半段明るすぎることが多いように感じる。

  • すぐに階調が破綻した 3GS と違ってラチチュードは確実に広がったが、ハイライトの粘りは極めて少なく、すぐに飛ぶ。前項と合わせて、白が飛びがちな写真になりやすい。

  • 読み出し速度の遅い CMOS 撮影素子を採用したせいか、iPhone を動かして撮ったり、動体を撮ってる時のローリングシャッター歪みが酷い。HD 動画も撮れるようになったのだし、次はもうちょっと考えて欲しい。

  • マニアックな機能は一切排除して簡単簡潔をモットーする Apple のポリシーには反するから無理だろうけれど、白飛びが多いので露出補正くらいは欲しくなる。標準カメラアプリでは無理でも、サードパーティのカメラアプリで制御できるような API を提供して欲しい…

  • しかし iOS4 になってカメラ・写真周りの制約が緩むどころか厳しくなった。EXIF 操作系のアプリは全滅に…。まぁこういう文句の答えは「Android 行けば?」なんだけど。

  • アンテナ問題ほど話題になってないが、明らかな不具合である、蛍光灯光源における中央緑かぶりの問題。

  • ってか、全体的に若干緑かぶりになることが多い気がする(ほんの少しだけど)


という感じですね。

良くなったのだけど、もう少し欲が出るというか、ここまでできるならあと一歩…という感じです。露出絡みは蛍光灯光源における緑かぶりの問題とともに微調整して欲しいと思うのですが…期待はしてませんけど。

ちなみに、ちょっと話題になってる iPhone4 のカメラにおける

蛍光灯光源における中央部分だけの緑かぶり問題は、
誰でも条件さえ揃えば発生します


例えば、蛍光灯下で白い紙を撮れば、

20100627113001


となります。

これは極端な例だろ…と思うかもしれませんが、そんなことはありません。

20100627191450


↑はショッピングセンターの中で白い柱を撮った場合。これも極端?ならば、これ。

20100628095830
(写真クリックでオリジナルファイル表示)


これは自宅で小物をテスト撮影した時に出た例。中央後ろの壁が緑かぶりしてるのが判ると思います。ただ、もうちょっと寄った写真では目立たないので、このあたり中央緑かぶりの目立ち具合は、状況によって結構変わります。

とはいえ、

20100625181055
(写真クリックでオリジナルファイル表示)


こんな感じで何気に撮った写真でも出てしまうので(ヨドバシカメラの iPhone4 アクセサリーコーナーで撮った写真。やはり蛍光灯光源)、

蛍光灯光源で撮る時には、かなり注意が必要


だったりします。というか、蛍光灯光源で白っぽいものが中央にあると中央緑かぶりになるのは避けられません

更に言えば原理上、

別に蛍光灯光源でなくても光量が少ない時には起きがち


なわけで、iPhone4 の写真は割と緑かぶりやすいかな〜という傾向があります。

ただ、

この手の現象は iPhone4 に限らず、携帯電話のカメラでは珍しくない


ことだったりします。極小素子と極小レンズを搭載している携帯電話のカメラでチューニングが詰められてないと発生することがあるようです。

ただ、中央だけ緑かぶりってのはパソコン上ならともかく iPhone 上ではレタッチしにくいので、これは本当にアップデートで直して欲しいものです。iPhone4 がせっかく良いカメラになってるのに、画竜点睛を欠いてます。

あと、不具合ではありませんが、

LED ライトを使った時の露出制御も拙い


のもちょっと困りものです。

真っ暗か、それに近い状況で LED ライトを使うのは悪くないのですが(LED ライトは結構強力です)、薄暗い程度で LED ライトを使うと

20100625192040


こんな感じになってしまいます。初期状態だと LED ライトがオートになっているので、このくらいの薄暗さでも点灯してしまうことがあり、こんな写真になってしまうことが少なくありません。この場合、LED ライトをオフにすると

20100625192048
(写真クリックでオリジナルファイル表示)


と悪くない感じで撮れるので、

カメラの LED ライトは普段はオフにしておくべし!


だと思います。

…ん?あれ?

iPhone4 のカメラを褒めるはずの記事が
いつしかディスってるようなことに…(^_^;)


いやいや、そんなつもりはありません。確かにこの特定条件での中央緑かぶり問題は困ったちゃんではありますが、概ねの条件では iPhone4 のカメラは非常に良い性能を発揮してくれます。少なくとも 3GS と比べれば雲泥の差、買い換えて良かったと思うことの一つですから。

不具合とかは確かに困りますが、電波強度問題と一緒であまりそれに拘ると、木を見て森を見ずな状態で評価してしまうことになる話だと私は思ってます。電波強度問題に関する Apple の言い訳には全く賛同できませんし、このカメラの被りも直して欲しいと思いますが、この程度で買い控えするなら勝手にすれば〜ですね。



というわけで、この後は(前置きが長くなりすぎましたが)本題の iPhone 3GS と iPhone4 の画質比較の例を並べていきたいと思います。

ついでに、一部の写真についてはコンパクトデジカメの PowerShot S90(コンパクトデジカメの中では画質は良い方のはず)、そして最新のミラーレス一眼 SONY NEX-5 で撮影したものを載せて比較できるようにしたいと思います。どれも手持ちで適当に撮ったものなので、厳密な比較というわけではありませんが、ちょっとした参考程度に。

と、その前にもう一つ。

iPhone4 の HD動画撮影能力と iMovie アプリは凄い!


と思わず感動してしまったので、その一例を。

先日、「iPhone4 で動画撮影してないなー」「iMovie アプリはリリース即買ったけど使ってないなー」と思って、ちょっと試してみようと、伊丹空港(大阪空港)の千里川で頭上を通過する飛行機を撮って編集してみました。

iPhone4 を手持ちで10機近く動画撮影して、帰りに歩きながら&電車の中で iMovie アプリでサクサクと十数分編集した結果がコレ。どちらも初めて使ったのに、簡単に 720p HD 動画が作れてしまいます。


(HD動画は、こちらで視聴下さい


上記のブログ埋め込みの動画は横 425pixel に縮小されてますが、リンク先の Youtube サイトでは作成した 720p のオリジナル HD 動画を見ることができます。リンク先で映像右下の解像度表示が 720p になってない場合はクリックして 720p を選択し、Pop Out ボタンを選ぶことでオリジナルファイルを元の解像度のまま視聴できます。

iPhone4 用の iMovie アプリは、動画を並べてクリップしたり入れ替えたり、ちょっとした文字を入れたり、簡単な BGM を入れたり(上記の動画では飛行機の通過音重視で BGM を入れてません)、画面切替時のエフェクトもディゾルブ程度と、本当に簡単な編集アプリですが、

スマートフォンで HD 動画を編集してるとは思えない軽快さ


で編集できます。この軽快さは驚きです。

おまけに1分半弱の動画出力も 720p のままのせいか、1〜2分で終了。またまた、ビックリ。これなら十分実用になります。というか、写真撮影と一緒で、こんなに軽快に編集できるなら iMovie に、もっと機能を付け加えてよ〜と思うくらいです。

今まで 3GS の動画を Reel Director というアプリで編集してきましたが、HD 動画になったにもかかわらず遥かに軽く処理できてます。本当に iPhone4 の処理能力向上と HD 動画撮影、iMovie アプリの連携は素晴らしいです。最近、動画を撮ることはほとんどなくなったのですが、ちょっと感動しましたね。

という動画の話もありますが、この先は iPhone 3GS と iPhone4 の静止画写真比較(+ PowerShot S90 と NEX-5 もあるよ)をズラズラ〜と掲載したいと思います。

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本日15時過ぎにソフトバンクから iPhone4 の価格と予約内容の一部が、よ〜〜〜〜〜やく発表になりました。

iPhone 4 料金プラン|iPhone 4|ソフトバンクモバイル
予約販売について|iPhone 4|ソフトバンクモバイル

が、iPad の時もそうですが、予約開始直前になって発表するセコいやり方&機種変更(買い増し)に関する事項がなかったりと詳細がはっきりせず、情報不足でグダグダになるやり方は、どうにかしてもらいたいもの。

そういった企業姿勢が、ソフトバンクがイマイチ信用できない的な部分に繋がっていることを自覚した方がいいと思うのだけどねぇ。やりましょう、やりましょうと自社の都合の良いことに返事してるより、もっときっちりやるべきことはあるはず。

といった愚痴は別として、暫定的な内容ですが、ひとまずまとめると

  • 予約開始は明日6月15日午後5時(朝からではない)

  • 予約は黒のみ。

  • 価格は現在の iPhone 3GS と同じ。

  • 【追記】機種変更(買い増し)価格は、新規・MNP 価格と同じ
    (公式発表ではないが、ソフトバンクショップへの連絡が複数確認されている)


ということであり、価格については

  • 一括払いだと 16GB:46,080円、 32GB:57,600円

  • 分割払いでは 16GB:月々1,920円、 32GB:月々2,400円

  • 月月割は、データー通信部分のプランによって変わり

    • 完全定額(月4,410円)のバリュープログラム (i) を適用した場合
       →毎月 1,920円割引

    • ダブル定額方式(月4,410円)の標準プライスプランを適用した場合
       →毎月 1,440円割引



となる。

要は、現在(昨年末の価格引き下げ後)の iPhone 3GS と同じ価格であり、16GB 実質ゼロ円と言ってるのは「完全定額のデータープラン(バリュープログラム (i))を選択した場合に、16GB の本体分割払い料金と月月割の料金が同じで相殺されるから、実質ゼロ」ということになる。

ただ、データー通信部分の料金を「完全定額は嫌だ、ダブル定額方式のほうがいい」となれば、月月割の金額が安くなるので、そこは完全定額だけど月額料金がお得な方を選ぶか、ダブル定額だけど月額料金が割高になる方を選ぶかとなる。

iPhone を使っていてダブル定額(標準プライスプラン)の下限で我慢したり、上限に行かないようにするのは、修行僧並みの節制が必要なので、普通は完全定額のバリュープログラム (i) を選べば良い話。

しかし、iPhone を使わなくなって寝かすことがあるような際には完全定額が不利になるから、その可能性があるなら思案すべきだろう。まぁ Pocket WiFi を使っていても、iPhoneでわざわざ Pocket WiFi を利用する縛りを自分に課すのは有り得ないと思ってるので、特殊な例のように思う。

いずれにせよ、ソフトバンクは発表時に、きちんと発表すべきものを全て明確に発表しない悪癖があって、また今回もそうなので、わかり次第、随時内容を更新する予定。

【追記 6/14 20時】機種変更(買い増し)価格も上記の新規・MNP と同じという話が確定的に流れています。公式サイトにはまだ明記されていないですが、ソフトバンクショップへはそういう話が行っている模様。

【追記 6/14 21時】ソフトバンクの iPhone4 に関する FAQ ページができています。これを書いている時点では、たいしたことは何も書いてませんが…

よくあるご質問(FAQ) | SoftBank

【追記 6/15 22時】17時からの予約受付で色々あったものの、料金的には上記の通り、旧来の iPhone からの機種変(買い増し)に関しては、新規と同額扱いとのこと。
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