Tedious diary more x4

写真日記ブログを合流させて完全に雑記ブログ化しました(>_<)

タグ:iPhone16e

Apple Intelligence 全振りで他は結構削られまくった iPhone 16e が昨日から発売になりましたが、とりあえず否定から入って注目を集めたがる SNS スピーカーは別としても、IT系メディア、一般メディアもまぁ微妙な反応なのは致し方ないのかな、という気がします。

iPhone 16e の評価が微妙になってしまっている最大の要因は、

Apple Intelligence 全振りだけど
それがどれほど利点になるのか不明


ということに尽きるでしょう。

Apple Intelligence がべらぼうに便利なら他の欠点を許容しても余りある、と判断する人も多いでしょうが、如何せん Apple Intelligence はまだ日本語では使えません。おまけに過去の Siri のダメさ加減を思えば、Apple の AI と言われても疑心暗鬼、期待できるわけもありません。

ただ、iPhone 16e が

処理チップもメモリも上位機と同じ
ということは過小評価されすぎ


じゃないかな?と巷の評価を見て感じるところです。

最廉価モデルではあるものの(10万円〜の端末を廉価というのも微妙ですが)、最新世代の処理チップを積み、Apple Intelligence 対応の関係で上位モデルと同じ 8GB RAM を搭載していることは、それだけの性能を有するだけでなく

長く使える廉価モデル


であることは間違いないでしょう。メインストリームの iPhone 16 無印 / Plus や Pro (Max) と同じ OS アップデートサポートの長さはあると思われます。

ただまぁ、日本国内においては

iPhone 16eは大手キャリアの
月額1円〜数十円利用者向け


の意味合いが強いと思っているので、1〜2年の利用後に端末返却することが前提だとすると長く使えることの意味は小さいのかもしれません。

そういう意味では iPhone 16e 発表後、月額1円が普通になった iPhone 15 無印の方が狙い目かもしれません。背面カメラはデュアルだし、MagSafe もある。充電端子も 15世代から USB-C。

iPhone16e_StartSelling2(15無印がMNP月額1円はごく普通)


iPhone 15 無印を 1〜2年使って返却する頃には Apple Intelligence もこなれたものになっていて、そこから使い始めるのがちょうど良い選択になる可能性も小さくはないでしょう。そこで型落ちで安くなってる iPhone 16 無印にスイッチする方法も良いと思っています。

ま、iPhone 16e が存在している分、16 や 17 の無印モデルは型落ちになってもさほど安くならないかもしれませんが……



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意識高い系の名目で域外メーカーへの牽制となる制約を設けるのが好きな EU では「USB-C 端子じゃないスマホは売らせない」施策が始まり、長らくモデルチェンジのなかった iPhone SE(第3世代)と前々世代の iPhone 14 は Lightning 端子のため売ることができなくなりました。

となると、アップルで EU で売る廉価モデルがなくなってしまったため、長らく放置されていた iPhone SE も USB 端子搭載でモデルチェンジするのは当然であり、また「Apple Intelligence を発売全モデルで動作させる」方針から SE 後継機にも iPhone 16 同等のチップ&メモリ容量を搭載することが必要となりました。

そして、いつまでもホームボタン Touch ID を残し、全くサイズの違う端末を新たに作るよりも、

どうせ中身の多くを 16 シリーズ並にするなら 16 と同じサイズ、ディスプレイのボディにした方がトータルとしてコスト減 or コストコントロール可能じゃね?


となって、そうなると名前もお値段も 16 シリーズ相応になったのが iPhone 16e。

iPhone16e_Release1

SE 後継機が伝統的 SE じゃなくなったことに批判は多いですが、

USB-C端子の廉価機が必要

今後は全モデルにAI動作必須だろ

中身は16と同じにする必要あり

じゃあ名前もガワも16で統一しよう

中身16だから値上げするわ

円安で日本はどっさり値上げ10万円弱〜


という図式。いつまで経ってもホームボタンじゃあるまいし、メインストリーム機とかけ離れたデバイスを新造維持するのもよろしくない、ということで、

時代に取り残されたレガシーなSEは捨てる


という現状を考えれば妥当な判断ではありますが、それと同時に米国価格でも SE の $429 から $599 へ、お値段ジャンプアップ。

利益率の低いモデルはもう作らない


という利潤追求の結果として廉価モデルユーザー切り捨て、という営利企業としての判断になってしまいました(それが良いか悪いかは将来でのみ判ること)。

(もしかすると将来 SE という名前のモデルが復活するかもしれませんが、その時の SE は今までの SE とは別物でしょう)

iPhone16e_Release2

とはいえ、こうなると従来の SE ユーザー始め自分都合の期待をしていた人たちから文句が出るのも当然で、

「高すぎる!」
「デカすぎる!」
「ホームボタン廃止するな!」
「AI 対応、高性能なんか要らんから安くしろ!」

といった声は(リーク情報段階から既に)ネットで蔓延していたわけですが、アップル的には全世界的に見てそれらを無視しても問題ない、という判断なのでしょう。

ぶっちゃけ、個人的にもそれらに対して以下のように思います。



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