Tedious diary more x4

写真日記ブログを合流させて完全に雑記ブログ化しました(>_<)


タグ:iOS5

先日の記事「クラウドサービスを利用して Kindle へ ePub ファイルを自動変換して送り込む方法」では、メルマガその他の epub ファイルを Dropbox や Google Drive, box.net といったクラウドへファイルを入れるだけで、ファイル変換→Kindleへ送信という手順を自動化しました。

「ブラウザでファイルをダウンロードして、クラウドサービスへアップロードする」という手順は、パソコンならば簡単な話ですし、スマートフォン/タブレットでも Android ならばパソコン同様の手順が問題なくできます。

反面、iPhone/iPad などの iOS デバイスではセキュリティ上の制限を設けているゆえに、パソコンや Android のようにブラウザで自由にファイルをダウンロードして、またアップロードして…といったことができません。

ブラウザやアプリがアップロードできるファイルにも制限があり、例えば Dropbox アプリも iOS 版では写真しかアップロードできません(写真しかアップロードできないアプリは Safari を含めて大多数です)。

しかし iOS アプリは必ず写真しかアップロード出来ないわけではなく、「アプリ自身内に保存したファイルは写真以外でもアップロードできる」というポイントもあります。それを上手く利用しているアプリの一つが、大定番アプリの一つ「GoodReader」。

GoodReader for iPhone (AppStore URL)
GoodReader for iPad (AppStore URL)

GoodReader は一般に PDF をはじめとする様々な形式に対応したファイルビューワーとして有名ですが、

各種クラウドサービスや FTP/SFTP、WebDAV、MacやWindowsサーバー
さらにはメールサーバーやファイル同期にも対応している汎用ファイル操作アプリ


でもあります。iOS では制限されている様々なファイルのやりとりが GoodReader を通して可能です(zip 圧縮解凍も可能)。

そんな色々できる GoodReader ですがファイルビューワーとして有名になりすぎたばかりか、それ以外でも非常に有効活用できることを知らない人も多く、先日の記事中でも「iOSデバイスは GoodReader などのアプリを使えば可能です」と書いたことに友人から質問されたりもしましたので、

GoodReader を使ってダウンロードしたファイルを保存し、クラウドへアップロードする方法


を「クラウドサービスを利用して Kindle へ ePub ファイルを自動変換して送り込む方法」の内容を題材として、以下に例示しておきたいと思います(おまけで少し+α)。


続きを読む
    このエントリーをはてなブックマークに追加

昨日「日本で貴重な Newsstand 対応 iPad 専用週刊誌「photoJ」は、もっと評価されるべき」( ー`дー´)キリッ という記事を書いたわけですが、Newsstand 対応雑誌の評判などをAppStore で見た時に

「定期購読して解除はどうやるの?」


というレビューとも言えないレビューがあちこちで散見できたので、追記の意味も込めて、この場末ブログでも触れておきたいと思います。

基本的なこととして

購読開始はアプリ内だけど、購読解除は設定アプリで


というのが非常に判りづらいため、不安を与えているのも当然だと思います。今は定期購読なんて関係ないや、という人も頭の片隅に入れておくと良いかもしれません。

続きを読む
    このエントリーをはてなブックマークに追加

前回、前々回と GoodReader での iCloud 利用法を解説しました。

GoodReader による iCloud 活用マニュアル【前編:Move / Download / Evict】
GoodReader による iCloud 活用マニュアル【後編:ファイル公開機能とセキュリティ上の注意点】

アプリケーションによる iCloud 活用は複数デバイス(主に iPhone と iPad でしょう)でのデーター同期を中心に使われ始めています。常に iPhone / iPad に常駐させてるアプリの中でも幾つかが対応していました。

iCloud_inMac01_PagesSS iCloud_inMac02_FlightTrackPro1
Pages ではファイルを閉じた後、自動的に iCloud へアップロード(左)
FlightTrack Pro の iCloud 同期設定画面(右)


さて、前回記事の GoodReader × iCloud 利用におけるセキュリティ上の注意点でも述べましたが、

iOS アプリから iCloud に置いたファイルは Mac から簡単にアクセス可能


です。

というか、

同じ iCloud ID を設定している Mac には
アプリから iCloud に置かれたファイルが丸ごと保存されている


わけです。複数の Mac で同じ iCloud ID を設定していたら、全部の Mac に iCloud に置かれているファイルが全部コピーされます

いやー、私も初めて知った時は衝撃でした(^_^;)

続きを読む
    このエントリーをはてなブックマークに追加

【2011/12/19 追記】GoodReader for iPhone 3.12.1 で iPhone版も Publish 機能に対応しましたので、それに伴う内容修正・追記を行いました。

前編では GoodReader の iCloud 対応機能の基本となる「Move」「Download」「Evict」の3つの機能について説明し、複数デバイスで GoodReader を使っている場合は「Download」したファイルは修正の自動同期機能があることも示しました。

GoodReader による iCloud 活用マニュアル【前編:Move / Download / Evict】

後編では、

  • ファイルの期間限定公開機能「Publish」ボタン

  • 複数デバイスで GoodReader を利用する場合に iCloud を利用することで、逆に iCloud 使用量が軽減される

  • GoodReader で iCloud を使う場合のセキュリティ上の注意点


を説明していきます。


続きを読む
    このエントリーをはてなブックマークに追加

【2011/12/19 追記】GoodReader for iPhone 3.12.1 で iPhone版も Publish 機能に対応したので、それに伴う内容修正・追記を行いました。

iPhone でも iPad でも定番中の定番アプリ「GoodReader」。PDF などのビューワーアプリとして、デバイスローカルに保存されたファイルから Google Doc や Dropbox など数々のサービスにいち早く対応したアプリであることは、今さら私が言うまでもありません。

iOS 5 / iCloud リリースと同時に、その Good Reader が iCloud に対応してきました。そのことだけなら各所の iPhone / Mac 系有名ブログ様がとっくの昔に紹介されているわけですが、

GoodReader の iCloud 機能は、単に iCloud へファイルを置けるだけじゃない!


わけで、現在の GoodReader と iCloud には浅からぬ関係があります。

オフラインでもファイルを読める GoodReader の特長そのままに
iCloud をより有効に活用できるようになった


そんな Ver.3.9 以降の Good Reader には

GoodReader_iCloud01_iPad3Btn
(GoodReader for iPad)

XPERIA_minipro_Update2Root01updating
(GoodReader for iPhone)


という iCloud 対応の3つの操作ボタン「Download」「Evict」「Publish」が用意されています(iPhone版の Publish は Ver. 3.12.1 以降)。

これらについて使用例を示しつつ、解説します。

続きを読む
    このエントリーをはてなブックマークに追加

先週の iOS 5 リリース以来、この週末も含めて友人知人客先から色々と聞かれたり、Tips を話したりしてきたのですが、有名な新機能などはよく知られているものの、細かい改良点は意外に知られていないようです。

とりあえず、話をしていて「知らなかった〜」「それ便利〜」と言われた機能・改良点をザッと以下に挙げておきましたので、何らかの参考になれば幸いです。

勿論、ご存知の機能も多いと思いますし、記憶を頼りにサッと書いたものなので足りない部分、誤謬があるかもしれませんが、その際はご指摘いただければ幸いです。

続きを読む
    このエントリーをはてなブックマークに追加

【追記】アップデートサーバーが混雑しているようで、アップデートできない報告が多くあるようです。少し待ってから(急がなければ明日以降に)アップデートした方が良いかもしれません。

なお、アップデート後に復元が失敗したり無反応になることがありますが、その場合はリカバリーモードと DFU モードを何度かトライすれば、多くの場合は“文鎮化”を避けることができるはずです。

iPhone and iPod touch:アップデートまたは復元ができない (Apple 公式)
iPhoneが動かなくなったときにすること2つ【リカバリモードとDFUモード】: 何の変哲もない新婚生活…

iOS 5 は過去の iOS の歴史からしても大変革なので、色々と“産みの苦しみ”はあると思いますが、この先は色々良いこともあるので、慎重にトライしていただきたいと思います。【追記おわり】

ここ3日間、とりスタ(とりぎんバードスタジアム・ガイナーレ鳥取)、長居(日本代表W杯予選)、万博(ガンバ大阪)と3連荘でサッカー観戦していたこともあって全く余裕ない状態で、気がつけば昨日 iOS 5 を目の前にした iTunes 10.5 正式版がリリース。

そして、さきほど午前2時すぎから iOS 5 が配布開始されました!

で、まぁ私も早速 iPad 2 をアップデートしているのですが、ひとつ言えることは

iOS 5 へのアップデートは時間の余裕がある時にやれ


ということです。とにかく時間がかかります。

今回はメジャーアップデートであるため、iOS 5 のダウンロードが終わったのち、データーをバックアップして、iOS 5 をインストールして、全部のファイルを復元(同期)しなおすという手順がとられます。これがまぁ、時間のかかること。

音楽もビデオもアプリも iOS 5 インストール後に母艦の iTunes から入れなおしているので、どんだけ待たせんだよ…という感じです。というか、実を言うと、待ち時間の間にこの記事を書いています。

間違っても

出かけるまでの合間に iOS 5 にアップデートしちゃおう、は避けるべし


です。朝起きてから iOS 5 祭りが開催されていて、出かける前に入れたい気持ちになると思いますが、止めましょう(笑)

続きを読む
    このエントリーをはてなブックマークに追加

午前2時スタートから午前4時まで、2時間みっちりのキーノート。one more thing も含めて、全てソフトウェア。iPhone 5 も新 Air も全くなし。そして、発表内容も MacOS X 10.7 Lion、iOS 5、iCloud と予告通り。

けれど、

予告通りだけど、中身は濃かった


そんな2時間だった。

とにかく、Lion, iOS 5, iCloud も機能満載。なので、説明記事は各メディアを見てもらうとして、個人的に気になったこと、重要なポイントだと思うことを幾つかピックアップしてみます。

なにせ、

MacOS X も iOS もクラウドベースで大きく変わる


というのが、今回の WWDC なのでしょう。

続きを読む
    このエントリーをはてなブックマークに追加

このページのトップヘ