広島の同点ゴールのあと、VAR と交信する笠原主審。
この最終戦での VAR はゴール取り消しになって、ガンバ大阪の勝利に結びついた判定になった。
あそこで同点にされていたら状況は大きく変わっていた可能性はあった。
VAR もすっかりお馴染みになった。
そして VAR が悲喜交々の結果を生むことも普通になった。
VAR に時間を取られる関係で起きる長いアディショナルタイムにも慣れた。
単純にゴールに関わるファウルやレッドカード相当のファウルの判定だけでなく、
VAR があるが故にボールが止まるまで流す、ということも普通に起きるようになった。
アドバンテージの取り方も変わって、しばらくプレーを続けてから笛を吹く、
というシーンも普通になった。
ただ、それらについていけていない観客も増えた。
あまりサッカーに詳しくない層はそういう流れに疑問を抱かないが、
中途半端に知識がある、けれどルールや判定の取り方の知識がアップデートされていない、
そういった人間が不必要に怒鳴って文句を言い倒しているのはよく見かける。
そのたびに、自分もルールのアップデートについていかないとな、と自戒する。
(Z 9 + Z 400mm f/4.5 VR S)