発表から1週間、あちこちで話題が尽きない新型 MacBook Air。特にその体感速度の速さ、一見したスペックでは大したことがないのに、実際に使うと速く感じられ、特に起動・終了の速さやスワップを意識しないほどの SSD 性能の高さは凄い評判になっています。
旧型(昨年モデル)の MacBook Air を使っている私も、店頭で数度試していますが、手持ちの Air より小気味よく動くことがすぐに判るくらい。11インチモデルなんか、旧Air よりスペック上は遅いにも関わらず、iMovie や Photoshop を使ってみても旧Air より遅いという感じをうけない。
先日の記事で「Sandy Bridge 搭載まで待つよ!」と言ったものの、毎日 Twitter やブログやらで新 Air 絶賛のなかなか誘惑が振り切れない昨今。いつまで耐えられるやら…
というような中、今朝ふと某ブログ記事を見て、新MacBook Air と手持ちの昨年モデルの旧 MacBook Air をベンチマーク比較したら、実際どれくらい違うのだろう?と思ったので試してみた。
新MacBook Air は持ってないので、比較対象は Engadget Japanese の記事中の 11インチモデルのベンチマーク結果と比較してみることにしまう。
手持ちの MacBook Air 2009年モデルの結果
(2.13GHz / 128GB SSD)
Engadget の新 MacBook Air 2010年モデル 11インチの結果
(引用元記事はこちら)
比較対象となる新MacBook Air が 1.4GHz タイプの 11インチモデルですから、旧型とはいえ 2.13GHz の CPU 搭載の手持ち MacBook Air の方が CPU やメモリ、グラフィック周りは圧勝しています。
もちろん、新型でも 13インチモデルなら、このあたりの数値も旧型モデルと同等レベルでしょう。ただ、チップセットが変更になって GPU が強化されているにも関わらず、11インチモデルでは随分低いのが気になるところです。
さて、問題は評判高い SSD の性能ですが、
って、マジですか…としか言いようがない差。驚くなんて物じゃない。
おまけにシーケンシャルライトも2〜3倍という差だし、かといって読み込みが遅いわけでもない(旧 Air 同等以上)。
旧 MacBook Air の SSD は決して速い SSD ではないものの、安物 SSD とは違って、そこそこの速度はあった。にも関わらず、
そりゃ、これだけディスク周り、特に書き込み性能が速ければ、体感速度が速いのも当たり前だわ。
今どき、CPU をぶん回すような作業はさほど多くない。特に通常のネット利用や事務作業なら、Atom 利用のネットブックですら何とか賄えるくらいなわけで、ネットブックとはクラスの違う MacBook Air は HD 動画再生くらいこなせるのだから、通常作業で CPU が問題になることはない。
そういった場合にむしろ問題になるのはディスク周り。Core i な CPU を使っていても、アレコレと作業していて、
・ディスクスワップで一瞬待たされる
・バックグラウンドのアプリのディスク書き込みで重くなる
・ファイル書き込みが複数アプリで重なって一瞬プチフリな感じになる
ということは、たまにある。
でも新型 MacBook Air の SSD の書き込み性能、特に Random Write の性能が高ければ、こういった「ちょっとした待ち」の部分が少なくなって、快適なのも当然だろうと思う。
体感だけでなく数字でも速さの原因は明らかだし、Macworld のベンチマークではトータルスコアが旧型 Air どころか MacBook Pro と良い勝負しているような有様だ。だから
■ グッドバイ、MacBook Pro―今度のMacBook Airはそれほど素晴らしい
なんて記事も出てくるのだろう。まぁ私は旧型 Air でも Pro の出番が激減したけどね…(母艦に iMac があるからだが)
旧型MacBook Air を使っている身からすれば、Photoshop で RAW 現像とかしなければメモリ 2GB でも全然体感が違うのも頷ける話だ(といっても、やはりメモリは 4GB 欲しいけれどね!SSD は最低 128GB だよ!)
ベンチマークなんかとってしまったら物欲がむしろ刺激されるのが判っていたけれど、やらずにはいられなかった…いや、それでも我慢するけどね!我慢できる限りは(>_<)
つーか、CPU 性能の低さを馬鹿っ速い SSD でカバーできるほどと判ると
から怖いわ。でも今年は Apple に貢ぎすぎだから我慢するよ、するよ、するよ…
MacBook Air 1.4GHz 11.6インチ 64GB MC505J/A
(下位モデルが妙に安いと、そこに意識がいって全部が安く感じられるから怖い…)
ちなみに、今年の夏にリリースされた iMac mid 2010 27インチ Core i5 2.8GHz のベンチマーク結果(主にディスク周り)も参考までに。
旧型(昨年モデル)の MacBook Air を使っている私も、店頭で数度試していますが、手持ちの Air より小気味よく動くことがすぐに判るくらい。11インチモデルなんか、旧Air よりスペック上は遅いにも関わらず、iMovie や Photoshop を使ってみても旧Air より遅いという感じをうけない。
先日の記事で「Sandy Bridge 搭載まで待つよ!」と言ったものの、毎日 Twitter やブログやらで新 Air 絶賛のなかなか誘惑が振り切れない昨今。いつまで耐えられるやら…
というような中、今朝ふと某ブログ記事を見て、新MacBook Air と手持ちの昨年モデルの旧 MacBook Air をベンチマーク比較したら、実際どれくらい違うのだろう?と思ったので試してみた。
新MacBook Air は持ってないので、比較対象は Engadget Japanese の記事中の 11インチモデルのベンチマーク結果と比較してみることにしまう。
手持ちの MacBook Air 2009年モデルの結果
(2.13GHz / 128GB SSD)
Engadget の新 MacBook Air 2010年モデル 11インチの結果
(引用元記事はこちら)
比較対象となる新MacBook Air が 1.4GHz タイプの 11インチモデルですから、旧型とはいえ 2.13GHz の CPU 搭載の手持ち MacBook Air の方が CPU やメモリ、グラフィック周りは圧勝しています。
もちろん、新型でも 13インチモデルなら、このあたりの数値も旧型モデルと同等レベルでしょう。ただ、チップセットが変更になって GPU が強化されているにも関わらず、11インチモデルでは随分低いのが気になるところです。
さて、問題は評判高い SSD の性能ですが、
新Air の SSD は旧 Air に比べて、ランダムライトが6倍前後!
って、マジですか…としか言いようがない差。驚くなんて物じゃない。
おまけにシーケンシャルライトも2〜3倍という差だし、かといって読み込みが遅いわけでもない(旧 Air 同等以上)。
旧 MacBook Air の SSD は決して速い SSD ではないものの、安物 SSD とは違って、そこそこの速度はあった。にも関わらず、
新型 MacBook Air の SSD は旧型を鼻で笑えるほど馬鹿っ速い
そりゃ、これだけディスク周り、特に書き込み性能が速ければ、体感速度が速いのも当たり前だわ。
今どき、CPU をぶん回すような作業はさほど多くない。特に通常のネット利用や事務作業なら、Atom 利用のネットブックですら何とか賄えるくらいなわけで、ネットブックとはクラスの違う MacBook Air は HD 動画再生くらいこなせるのだから、通常作業で CPU が問題になることはない。
そういった場合にむしろ問題になるのはディスク周り。Core i な CPU を使っていても、アレコレと作業していて、
・ディスクスワップで一瞬待たされる
・バックグラウンドのアプリのディスク書き込みで重くなる
・ファイル書き込みが複数アプリで重なって一瞬プチフリな感じになる
ということは、たまにある。
でも新型 MacBook Air の SSD の書き込み性能、特に Random Write の性能が高ければ、こういった「ちょっとした待ち」の部分が少なくなって、快適なのも当然だろうと思う。
体感だけでなく数字でも速さの原因は明らかだし、Macworld のベンチマークではトータルスコアが旧型 Air どころか MacBook Pro と良い勝負しているような有様だ。だから
■ グッドバイ、MacBook Pro―今度のMacBook Airはそれほど素晴らしい
なんて記事も出てくるのだろう。まぁ私は旧型 Air でも Pro の出番が激減したけどね…(母艦に iMac があるからだが)
旧型MacBook Air を使っている身からすれば、Photoshop で RAW 現像とかしなければメモリ 2GB でも全然体感が違うのも頷ける話だ(といっても、やはりメモリは 4GB 欲しいけれどね!SSD は最低 128GB だよ!)
ベンチマークなんかとってしまったら物欲がむしろ刺激されるのが判っていたけれど、やらずにはいられなかった…いや、それでも我慢するけどね!我慢できる限りは(>_<)
つーか、CPU 性能の低さを馬鹿っ速い SSD でカバーできるほどと判ると
11インチモデルと13インチモデル、両方魅力的に思えてくる
から怖いわ。でも今年は Apple に貢ぎすぎだから我慢するよ、するよ、するよ…
MacBook Air 1.4GHz 11.6インチ 64GB MC505J/A
(下位モデルが妙に安いと、そこに意識がいって全部が安く感じられるから怖い…)
ちなみに、今年の夏にリリースされた iMac mid 2010 27インチ Core i5 2.8GHz のベンチマーク結果(主にディスク周り)も参考までに。