Tedious diary more x4

写真日記ブログを合流させて完全に雑記ブログ化しました(>_<)


タグ:Zレンズ

既に開発ロードマップに載っていたニコンの廉価な望遠ズーム&超望遠ズーム Z 70-180mm f/2.8 と Z 180-600mm f/5.6-6.3 VR が正式発表になりました。

NIKKOR Z 70-180mm f/2.8 - 概要 | NIKKORレンズ | ニコンイメージング
NIKKOR Z 180-600mm f/5.6-6.3 VR - 概要 | NIKKORレンズ | ニコンイメージング

お値段が18万円と25万円なので廉価という言葉は全く似合いませんが、ニコン Z システムの望遠・超望遠レンズはそれ以上にお高いレンズばかりでしたので、従来と比べればまだ現実的なお値段とも感じられます。

特に、超望遠ズームの Z 180-600mm f/5.6-6.3 VR の 25万円という価格は、その焦点距離域の純正レンズと考えれば、比較的リーズナブルと言っても良いくらい。昨今、諸情勢からカメラ機材は(も)鬼のように値上げされていってる中を考えると、

180-600mmは良心的価格


ある意味で戦略価格と言っても良いでしょう。Z8 とのセットで売れて欲しい、売れるだろ、という意欲が伝わってきます。



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Z 400mm f/4.5 VR S の話を今さらながらこんなに何回も書くつもりではなかったのですが、書きかけのメモの処分も含めてダラダラと3回連続になりましたが、最後です。

で、今回は、

Z445を買うからには懐具合的に
手持ちの望遠レンズから1本売却必須
でも、どれも必要で売れなかった


という話であります。例によって他人にはどうでも良い話ですね。

すっかり忘れていましたが Z 400mm f/4.5 VR S を1ヶ月使ってきた雑感をば
Z 400mm f/4.5 VR S 購入から3ヶ月 〜今さら言っても詮なきことをgdgdと
続・Z 400mm f/4.5 VR S 購入から3ヶ月 〜Z9+Z445 は D5+556PF の代わりになったのか?的な話

Z445 を購入した時点での手持ちの F/Z マウントの望遠レンズは
  1. AF-S 500mm f/4E FL ED VR(以下 540FL)
  2. AF-S 500mm f/5.6E PF ED VR(以下 556PF)
  3. AF-P 70-300mm f/4.5-5.6E ED VR
  4. Z 70-200mm f/2.8 VR S(以下 Z70-200/2.8)
  5. Z 100-400mm f/4.5-5.6 VR S(以下 Z100-400)
  6. Z 400mm f/4.5 VR S(以下 Z445)

以上の6本。既に AF-S 16-35mm f/4G ED VR や AF-S 24-120mm f/4G ED VR を売却済みだったので、望遠レンズは6本もあるのに、望遠以外のレンズが1本しかない(Z 24-200mm f/4-6.3 VR)という超偏重な手持ちレンズラインナップ状態でありました。

(スナップ撮影的なものは Xマウントで必要なものは揃えているので、メインシステムはあくまで動体撮影特化であります)

ちなみに、記事執筆時点でも大差ない状態(AF-P 70-300mm を売却したのみ)ですけれども、Z 14-30mm f/4 S のように Zボディを買う気がない頃から欲しかったレンズもあれば(サブのZボディ購入以降に買う予定)、暗い Z 24-200mm f/4-6.3 VR の補完として単焦点レンズが欲しいものリストにありますが、先立つものがこれ以上は…😅

Z445VRS10LensDiagramCompared


ともあれ、Z9 購入以降に Z24-200、Z70-200、Z100-400 と立て続けに Z レンズを買ってしまい、既に財政火の車だったところへ(予想よりもかなり早くの)Z445 登場。

前々回記事で散々愚痴ったように Z445 のスペックにはスーパー納得いかなかったものの、前回記事で書いたように、今後 D5 ではなく Z9 を主力カメラとして扱っていくなら自分の撮影環境的には必要なレンズだったので、懐勘定はちょっと後回しにして予約、購入せざるを得ませんでした。

最近のカメラ、レンズは「買うなら発売即購入しないと、その後はいつ帰るか分からない」状態になりかねないので、このレンズが本当に必須となるのは来シーズンからと言っても、その頃に買える保証はなく、Z9 の時と同様、予約開始と同時にヨドでポチッと行くしかなく……😩

TediousDays20221015J


ただまぁ、その時は懐具合のやりくりも、

とりあえずカード決済日までに望遠レンズを1本、どれか売るのを決めればいいか…


と、ちょっと楽観的に、後先考えていなかったのも事実😓

400mm ズームよりずっと小型軽量で AF 速度も俊敏、Fマウント時代にはお気に入りのサブ望遠レンズだった AF-P 70-300mm f/4.5-5.6E ED VR は元々手放す予定だったので、あともう1本。

唯一の大型レンズである 540FL は手放すことはできないので、残る4本から。(もちろん、買ったばかりの Z445 も納得できなければ売却対象でした)

カード決済日まで1ヶ月半以上あるし、夏の間使っていくうちに 556PF、Z70-200/2.8、Z100-400、Z445 のどれかは「無くても問題ないかな」と決められるやろ


そう思っていたんですけど……😣

今回はそんな、似たようなレンズ、似たようなレンジのレンズばかり持っているけれど、それぞれのレンズを自然と使い分けていて、どれも売れなかった話です。


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いやー、てっきり Z 400mm f/4.5 VR S(以下 Z445)を使ってみた雑感記事を載せているとばかり思っていたのですが、気のせい、勘違いでありました😅

以前書いていた記事の冒頭を見ると、

真偽不明な噂が飛び交うことは毎度ですが、来月 Z8 もしくは Z6 III が発表されるとか、初代 Z7 が出荷終了だとか、海外では Z9 の納期も以前よりだいぶ短縮されているという話のせいか、新しいフルサイズ Z ボディ周りの噂が飛び交う頃合いになってきたようです。


などと書いてあって、先月末に何故か Canon Watch が自信もって「来月 Z8 か Z6 III が出るぞ」と言っていた噂は一体全体どうだったんでしょうね。8月はあと半月残っていますが…

Photokina が存続していて9月に開催されていた昔なら、お盆すぎあたりから各メーカーの新製品発表ラッシュの時期でありましたが、今はそんなこともないですしねえ。

もし、純粋 D 一桁機後継として Z8 が低画素版フラッグシップ機として出てくれれば嬉しいことは嬉しいですが、Z9 と同じレベルの AF 性能ではもう1台買う気は起きないのが正直な思い。

低照度や低コントラスト AF 性能はセンサーレベルの問題もあるので、そこを含めて AF 性能を他社と同等以上に改善してきてくれるなら頑張って予算を捻出しようとは思いますが…現状の Z9 を見てるとあまりねぇ…

それに業績がある程度持ち直したとはいえ、手を広げてるとまたコケそうになりますし、いま一番テコ入れが必要なのは他社に完敗のミドルクラスなので、Z9 から放熱に厳しい 8K や連写能力を削った Z7 III あたりが必要な気がしますけど…Z9 の納期も海外見てるとだいぶマシになってきているみたいですし。

Z445VRS07
(ヨドの Z445 納期は発売直後の11月から変化なし)


そんな噂話はともかく、Z 400mm f/4.5 VR S。国内外でそれなりにメディア系レビューは出ていますし、Z9 や Z 400mm f/2.8 TC VR S の発売時ほど品薄ではないようで、私なんぞより知見も経験も豊かなユーザー様によるレビューも出ていると思います。(知らないけど)

なので、私がアレコレ言うほどではないと思いますが alternative な感想もあって良いと思いますし、買う前にネガティブなことを言いましたので、それでも購入した結果としての感想(≠レビュー)くらい書いておく責任はあるかと思いますので、それなりに。

ヲタクは引き返せない……ので、また買って試してから考えることにした Z 400mm f/4.5 VR S

上記記事でも書いたように、元々 Z レンズの本命だったのがスペック時点で期待値から離れたものとなり(F4 じゃなく F4.5 など)、さらに発表前に出たハンズオン動画の劇遅 AF 速度を見て落胆、結局は購入の決断をしたものの、購入時点での期待値は下がっているところからの使用開始だったので、そのような先入観があったことはご承知おきください。

個人的に比較対象とするのはまず AF-S 500mm f/5.6E PF ED VR(以下 556PF)であり、また同じ画角レンジを持つ Z 100-400mm f/4.5-5.6 VR S(以下 Z100-400)となります。それらを使ってきた印象、(動体相手の)撮影結果、運用面と比較した感想がメインとなります。

Z445VRS11SpecCompared
(スペック比較表。クリックで拡大)


特に 556PF は Fマウント時代から AF-S 500mm f/4E FL ED VR のような大型レンズを使えない観客席からのスポーツ撮影その他、大型レンズを使えない/持ち歩きたくない条件で愛用してきましたので、Z システムにおけるその後継レンズとして期待していましたから、色々な意味で私の Z445 に対する基準値は 556PF になります。

今の Z9 には荷が重い部分もありますが、運用面的に今まで使ってきた D5 + 556PF という組み合わせと Z9 + Z445 VRS を比較することにもなります。最終的にはスポーツを中心とした動体相手の撮影結果、一定の満足がいく写真の回収率で判断することになります。なので、ベンチマーク的な画質評価とかは正直どうでも良い話です。

と、前置きがまた長くなりましたが、まずこの1ヶ月で感じた主な印象を箇条書きで。


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ちょっと前に Youtube を開いたら suggest 動画として「カメラのスペックにケチをつける奴、買う気がない説」みたいな、いかにも Youtuber らしい煽りタイトルの動画が出てました。

どうでもいいことをダラダラ話す系動画は苦手なので見ていないのですが、私の場合 Z9 のスペックには文句つけまくったけど結局買ったし、Z 100-400mm f/4.5-5.6 VR S もケチをつけざるを得ない点があって購入は悩んだものの、やっぱり買ってしまったのは過去に書いたとおり。

さらには、先週発売の Z 400mm f/4.5 VR S に至っては発売前のハンズオン動画を見て落胆した分だけ色々書いて別に反省もしていないわけですが、結局はとりあえず買ってしまった次第。

Z445VRS01


なので、

興味があるから、買う気があるから、真剣に欲しいから、納得いかない点は本気で文句言いたくなるんだけどなー
買う気も興味もないカメラのスペックなんか、わざわざ調べて文句つけるなんて、どんだけ暇人かよ…


と思っちゃうわけですが、類友さんを引き寄せるタイトルつけて呼び込んでの持ちつ持たれつ、小銭稼ぎや承認欲求として上手い手段なのかもしれないなぁ、とある種感心した次第(それも才能ですな)。

とはいえ、考えてみれば、本ブログはそんな煽り動画以上にどうでもいいことの羅列であり、bit の無駄、パケットの無駄でありますが、今回もまたネット底辺の片隅で無駄なデーターを垂れ流しております(ノ∀`)


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既に噂にあった Z レンズ 2本目の 400mm 単焦点レンズ Z 400mm f/4.5 VR S と、Z では動画に注力してるのに Vlog に乗り遅れてるわ〜と Z50 の部品を使ってそれっぽいカメラを作った Z 30 が発表になりました。

Z445VRS_Release1

NIKKOR Z 400mm f/4.5 VR S - 概要 | ニコンイメージング
Z 30 - 概要 | ニコンイメージング

Z 30 の方は Z 50 の EVF なし派生系であり、背面液晶をバリアングルにし、「今どき microUSB かよ!」だった USB 端子が USB-C になって充電&給電撮影対応になり(当たり前)、録画ランプ追加…と言った改良モデル。

とりあえず Vlog カメラっぽく仕上げたつもりでしょうが、背面液晶を見て撮るためには晴天屋外でスマホ画面並みかそれ以上に見える質の背面液晶が必要なわけで、部品流用で作った製品が売れるほど甘くはないと思うんですけど、できることからコツコツと、ということでしょうかね。

Z30_Release


でもって、Z 400mm f/4.5 VR S の方は個人的にメチャクチャ期待していて、今は(というか1週間前から)かなりがっかり気分ですが、いずれにせよ、発表前からハンズオン動画がたくさん掲載されるという意味不明の宣伝戦略で何ら新味のない発表となりました。

以下は、もう発表前から落胆して愚痴を吐き出していた毎度のチラ裏テキストでありますので、どうぞブラウザバックしていただいて時間を無駄にしませんよう、よろしくお願いいたします。


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桜が満開を迎えようとしている季節ですが、桜の季節は花粉症最盛期でもあり全く体調も気分も上がらない季節でもあります。10代末期からの長ーい付き合いで諦めモードでありますし、昔と違って良い薬も出ていますが、期末の時期に目鼻だけでなく体調にも影響を及ぶのはウンザリであります。

おまけに、この週末前から酷い腰痛がぶり返して、一時は動けなくなる寸前、靴下を履くのも一苦労という状態で、当面はコルセット、サポーターでがっちり腰を固めての生活、満開の間に桜を撮りに行くのが難しそうな気配…(´Д` )

今年は新しいカメラに新しいレンズも2本ありますので、たまには動体専用のメインシステムで桜スナップでも…と思っていましたが、無理かもしれませんねえ…😩

Z70-200f28_2


さて、2本の Z VR S 望遠ズームレンズ、Z 100-400mm f/4.5-5.6 VR S と Z 70-200mm f/2.8 VR S を立て続けに買ってしまったことをまとまりなく書き連ねている件の続き、最後です。

Z 100-400mm 購入から1ヶ月半で色々思うこと
二者択一で Z 100-400mmm を選んだはずなのに、Z 70-200mm f/2.8 も買ってしまった理由をグダグダと

飛行機撮影には便利な超望遠ズーム Z 100-400mm f/4.5-5.6 VR S を購入して、文句はありつつもとりあえず納得して使い始めているわけですが、レンタルして使っている時に惚れ込んで 100-400 と二者択一で迷って、そして諦めたはずの Z 70-200mm f/2.8 VR S も結局買ってしまったのが前回まで。

前回は Z 70-200mm f/2.8 VR S の購入についてダラダラと書いただけで、レンズを使ってきた感想が全然ありませんでしたので、今回は Z 70-200mm f/2.8 を使ってみた雑感を簡単に。

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NIKKOR Z 70-200mm f/2.8 VR S - 概要 | ニコンイメージング

Z 100-400mm f/4.5-5.6 VR S と Z 70-200mm f/2.8 VR S は細かい部分は違えど、重量やサイズ、デザインは類似していますし、コントロール部分などの使い勝手はほぼ同じと言っても良いレンズです。

両製品はサイズ感・重量感がにているだけでなく、フィルター径も同じ 77mm、そして三脚座も同じ製品ですから、

もしかしてフードもお互いのが付けられたりするんだろうか?フードも共用できるなら、持っていくフードは1つだけにしてバックへの収まりを良くすることも可能になるけど??


なんて思ったのですが、パッとレンズを持てば自明なように、フィルター径は同じでもレンズ自体は Z 100-400mm の方がちょっと太め。なので、フィルター径は同じでもフードのサイズは違っていて、残念ながらフードの相互利用はできません。(フードの製品型番も異なる)

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(左:100-400mm用、右:70-200mm f/2.8用)

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(100-400mm用フードの内に70-200mm f/2.8用がすっぽり収まる)

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(三脚座は同じなので付け替え可能)


ただ、前々回の記事で使い勝手の面で2点ほど苦言を述べたことも含めて、

使い勝手の良し悪しはZ100-400と似てる


印象です。

が、多少の差異もありますし、使い勝手以外の点では Z 100-400mm と感想が異なる点もありますので、以下に Z 70-200mm f/2.8 VR S を使ってきて感じたところを列挙しておきます。


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前回は、2月初めに国内でも発売されたニコン Z システムの超望遠ズームレンズ Z 100-400mm f/4.5-5.6 VR S を1ヶ月半使ってきた雑感を述べました。今回はその続きというか、まとめきれずダラダラ長くなった2分割の後半みたいなものです。

Z 100-400mm f/4.5-5.6 VR S 購入から1ヶ月半で色々思うこと

Z 100-400mm の感想については、AF や使い勝手の部分に関して不満な数点に対する文句の文字量が多かったので、ネガティブな印象に読めたかもしれませんが、画質はお値段に対して納得できるものですし、100-400mm の便利さもあって多少の不満は飲み込んで使っていけるレンズであります。

もっとも、絶対的な価格とコストパフォーマンス的に褒め褒め賞賛とまでは言えませんし、購入を迷ってる人の背中を押せるほど推奨でもありませんが、如何せん

ソニーやキヤノンと違って
Z 望遠レンズには選択肢がない


ので、買うとなれば値段はどうあれ一択😩

コスパに優れたサードパーティー製レンズが揃ってるソニー、あっという間に望遠・超望遠レンズまで「松ないし竹の L レンズ」と「梅クラスの廉価レンズ」を揃えたキヤノンと違って、プラスティックマウントの廉価単焦点レンズ2本を除けば基本、松か竹レンズしかないのがニコンですから致し方ありません。システム価格を思うと、なかなか勧めにくいメーカーになりました。(他社も高くなったけど)

ともあれ、前回記事で書いたとおり、EF マウント時代には長く2代にわたって愛用していた 100-400mm を手元に復活させたいと Z 100-400mm f/4.5-5.6 VR S を Z9 と同時予約して購入したわけですが、Z 100-400mm が発売されるまでの一時、レンタルして使ったのが Z 70-200mm f/2.8 VR S。

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NIKKOR Z 70-200mm f/2.8 VR S - 概要 | ニコンイメージング

Z9 を手にする前から「Z 100-400mm も欲しいけど Z 70-200mm f/2.8 も欲しいよなぁ」とは思っていましたし、EF マウント時代は 100-400 と 70-200/2.8 の両レンズを揃えて使い分けていました(70-200/2.8 は IS 初期型)から、理想は Z レンズでも両方揃えて使い分け。理想というか定番でしょうけど。

とは言え、Z9 と合わせて両方のレンズを買える余裕はなく、さらに標準ズームの代わりとして 200mm までの高倍率ズームレンズ Z 24-200mm f/4-6.3 VR を試したくて、Z9 購入後に買おうと思っていましたから、(写りの差はあるとしても)画角レンジ的にも 200mm までのズームレンズは優先度が下がったわけです。



ところが、Z9 を使い始めてから画質や AF 面で色々感じることが出てきて、その時点で F/Z マウントでは絞り開放 F4 未満のレンズを持っていなかったため、

こりゃあ一度、明るいレンズを使って Z9 の撮影を確認してみないとなぁ


と思い、正月明けに1週間近く借りたのが Z 70-200mm f/2.8 VR S。

実際に使ってみると「噂通りの S Line の Z レンズ凄えなあ」と描写に惚れただけでなく、Z9 の AF 的にも明るいレンズの必要性を実感。

Z 100-400mm を買うことに決めていたけど、Z 70-200mm f/2.8 VR S もやっぱり欲しい、というか Z9 には必要なレンズだわ、これ…


となった次第。

当時 Z 70-200mm f/2.8 VR S はヨドバシカメラにも在庫なし(納期3月)だったため、とりあえず 1.4倍テレコンとともに注文を入れ、ここから1ヶ月近く「100-400mm を買うか、70-200mm f/2.8 を買うか」で悩み倒しました。

Z70-200f28_4


悩んだ挙句、望遠バカの私は結局焦点距離の長い方を優先&新しいレンズ優先で Z 100-400mm を購入。Z 100-400mm か Z 70-200mm f/2.8 のどちらかを買って、どちらかはキャンセルしようと思っていたので、Z 70-200mm f/2.8 VR S は後ろ髪引かれつつも諦め……

…たはずだったんですが、Z 100-400mm 購入後に改めて Z 70-200mm f/2.8 を借りて使ってみて、

高感度ドンと来い、暗所、露出アンダー条件でも動体撮影 AF がそれなりに頼れる D5 と違って、それらに信頼の置けない Z9 を使う場合、できるだけ明るいレンズで感度を下げる or 露出を維持して AF 合焦率を確保するしかない


という結論に。

Z 70-200mm f/2.8 VR S は必要な時にレンタルでいいや、と思ったのですが、気に入ったレンズになってしまいましたので、何度もレンタルするくらいなら…と。

そんなわけで結局 Z 70-200mm f/2.8 VR S も購入となりました。Z 100-400mm を買って Z 70-200mm f/2.8 VR S を諦めたはずなのに1ヶ月半後に Z 70-200mm f/2.8 VR S も買ってしまった具体的な理由は以下に。


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年度末やら家庭内事情やら公私諸々に加え、余暇時間はひたすら写真の整理現像に追われる昨今なので、本ブログを書くどころか読書タイムも少なくて積ん読消化もなかなか進まず、それがちょっとまたストレスになってる本末転倒な今日この頃。

ただ、しばらくは連日、家族の病院付き添いべったりにならざるを得ない状況なので、持ち出し可能な仕事の処理以外は気分転換として久しぶりに本ブログに手をつけてみる次第。

……という感じで3分の2くらい書いたものの、毎度のごとく続きを書いてまとめる余裕がなくなり途中で放置、というパターンで半月くらい経ってますが、今週も家族の付き添い Week なので、合間に書き足して投稿まで辿り着こう、と😅

とか書いてまた数日経って、いつまで経ってもまとまらないので、まとまらないまま書き殴りでご容赦。

Z100-400_01


さて、書こうと思っていること、書きかけの草稿やメモが散らかっているのはたくさんあるのですが(Z9 についてもそろそろ本音をまとめてぶっちゃけたいけど)、ひとまず2月初旬発売の Z 100-400mmm f/4-5.6 VR S も購入から1ヶ月以上経つので軽く感想を書いておこうと思います。

また、当初、望遠超望遠ズームレンズは Z 100-400mmm f/4-5.6 VR S だけのつもりでしたが、二度レンタルして試した Z 70-200mm f/2.8 VR S がどうしても欲しくなって結局買ってしまったので、そのあたりについても少々。

と思って書いていたのですが、長くなりすぎたので Z 70-200mm f/2.8 VR S 購入理由などは、別記事に。


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今週は家庭内諸々であまりニュースを追えていませんでしたが、昨秋開発発表されていたニコン、ミラーレスシステム初の望遠単焦点レンズ Z 400mm f/2.8 TC VR S が昨日、正式に発表となっていました。以前も書きましたが、私にとっては理想のレンズです。

Z428TC_Release1

NIKKOR Z 400mm f/2.8 TC VR S  - 概要 | ニコンイメージング

いわゆるヨンニッパ (400mm F2.8、428)ですが、他社に先駆けてのテレコン内蔵というのが最大の特長であり、またソニーやキヤノンから周回遅れになっていた超望遠単焦点レンズの軽量化をようやく実現、ニコンご自慢の“ナノクリ”を越える新しいコーティング、新しいレンズ駆動方式と、新技術てんこ盛りになっています。

そして、最も話題になっているのが、

希望小売価格は税込 2,013,000円!


とうとう2百万円超になってしまいました。

ただ、個人的には開発発表時に SNS でチラッと呟いたように、

ソニー FE やキヤノン EF III型のヨンニッパやロクヨンが 160〜180万円だし、初のテレコン内蔵という付加価値、初採用の新技術てんこ盛りで加算、さらに言えば、このクラスのレンズで大きな比率を占める法人ユーザーの需要減(他社流出分含め)から新技術含めた開発費の回収を考えると200万前後行くだろうなぁ


と思っていたので、だいたい予想していた価格です。他社のノーマルなヨンニッパですら実売で 160万円してるのですから、付加価値を考えれば、希望小売価格200万円、実売 170〜180万円というのも決して想定外の価格、暴利な値段設定とは思えません。

特にニコンが今後「数(シェア)を追わない」方針で行くなら、コストダウンした Z9 を安く提供して売り倒して、利益率たっぷり乗せた Z レンズを買わせてガッツリ回収、というカメラメーカー王道の手段で儲けないとやっていけませんしね。

というか、いま見たら、正月明けの記事でも

テレコン内蔵ヨンニッパ Z 400mm f/2.8 TC VR S は理想のレンズですが、おそらく200万円近くなって(ゴーヨンその他手持ちのレンズを売り倒したところで)到底手の出せるレンズではないでしょう


と書いていましたね。

Z428TC_Release2


とはいえ、予想どおりの価格だからと言って、真っ当な人間にはおいそれと買えないわけで…車が税金その他諸経費込みで買える値段。缶コーヒー買う感覚で買える富豪でもない限り、盗難を考えれば出先でおちおち目を離すこともできません😅私程度の遠征用機材一式でも出先ではかなり気を遣いますから。

ただ、高いのは承知の上で、

スポーツ撮影には理想的なレンズ


なのは確か。明るいヨンニッパ (400mm F2.8) と、ゴーヨン (500mm F4) /ロクヨン (600mm F4) 代わりになる 560mm F4 の両レンズが一発で切り替えられる、

明るさとレンジが同居した
2 in 1 の超望遠単焦点レンズ


は、マジ理想。(鳥や戦闘機相手の人には 400mm / 560mm は短いでしょうけれど)

「ヨンニッパはスポーツ撮影の標準レンズ」と長く言われてきましたが、実のところ、昨今のフィールドスポーツでは状況が変わっているのを見ると、このテレコン内蔵の仕様は今後他社も追随するのは必定のように思います。


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