先週フライトシム用アクセサリーメーカーである WinWing 製品の制御ソフトウェア SimApp Pro がアップデートされ、その Ver.1.16.68 のリリース内容には

とあって、個人的には有料オプション機体の MG Hjet HA420(ホンダジェット)も ATR-42/72 も購入していたので
と大喜びして早速アップデートして試してみたのですが……
うーん、これをメーカーが公式対応と言っていいクオリティなのですかねぇ。有志が MobiFlight を使って非公式に対応させたのと同じレベルで、特に ATR の MCDU 対応はディスプレイに何も表示されないままで、これでデバイスを出しているメーカーが公式にサポートしてるというのは正直どうかと思うのですが……残念😔

それはともかく、Microsoft Flight Simulator 2020 / 2024 の World Update 20: JAPAN で実現した、日本国内におけるフォトグラメトリ手法によって生成されたデーターによるリアルに表現された地上風景エリア(以下フォトグラメトリ生成エリア)が、東京広域や京阪神エリアでどこまでカバーされているのか確かめる記事を、先日まで長々と書きました。
■ MSFS 徒然記【2025年10月編その2】〜リアルな地上風景エリアが広がったWorld Update 20 JAPAN、フォトグラメトリによる精細エリアの境界線を探る旅・東京広域編
■ MSFS 徒然記【2025年10月編その3】〜リアルっぽい地上風景のフォトグラメトリ生成エリア境界線を探る旅・関西エリア前編・大阪&神戸周辺+和歌山
■ MSFS 徒然記【2025年11月編その1】〜リアルっぽい地上風景のフォトグラメトリ生成エリア境界線を探る旅・関西エリア後編・奈良/京都/滋賀
ごく一部の大都市の都心部だけでなく、周辺部まで広域にリアルな地上風景を作り出してくれるフォトグラメトリ生成エリアに慣れてしまうと、それなりの高度から地上を眺めても従来エリアがちょっと平面っぽく見えてしまって、慣れとは怖いものです。3,000 ft(≒ 1,000m)以上なら従来エリアも十分リアルっぽく見えていたはずなんですけどねぇ。
ただ、既に World Update / City Update にてフォトグラメトリ生成エリアが利用されている欧米地域でのユーザーから言われていることですが、フォトグラメトリに基づく風景の全てが良いわけではありません。
200〜300m でも高度を取って飛んでいればかなり現実っぽい地上風景に見えますが、ビルや家屋に触れそうなくらい超低空を飛んでみればフォトグラメトリ手法で生成されたデーターを元にした建築物は独特の歪みがあり、残念ながらアップには耐えられない造形になっています。
とはいえ、そんな超低空超接近を前提に作られていないでしょうし、普通に飛んでいる高度では(多少の低空飛行程度では)従来の地図データー/航空衛星写真から自動生成された、画一的なデザインの地上風景とは比較にならないほどリアルに見えます。特に、従来エリアではただの平面に航空写真を貼りつけただけになりがちな駅やスタジアムなどもリアルに再現されているのは素晴らしいのひと言です。
なのですが、私自身もフォトグラメトリ生成エリアを飛んでいて少々悩ましいところがあるので、2点ほど記しておきます。
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とあって、個人的には有料オプション機体の MG Hjet HA420(ホンダジェット)も ATR-42/72 も購入していたので
お、公式にエアバス機レプリカ FCU をホンダジェットに対応してくれたんだ!🙌
発売前から対応予定表にある iniBuilds の A320neo v2 や A350 をまだ対応してくれないのに、ATR-72 のような全然違うターボプロップ機に対応してくれたんだ!素晴らしい!
と大喜びして早速アップデートして試してみたのですが……
うーん、これをメーカーが公式対応と言っていいクオリティなのですかねぇ。有志が MobiFlight を使って非公式に対応させたのと同じレベルで、特に ATR の MCDU 対応はディスプレイに何も表示されないままで、これでデバイスを出しているメーカーが公式にサポートしてるというのは正直どうかと思うのですが……残念😔

それはともかく、Microsoft Flight Simulator 2020 / 2024 の World Update 20: JAPAN で実現した、日本国内におけるフォトグラメトリ手法によって生成されたデーターによるリアルに表現された地上風景エリア(以下フォトグラメトリ生成エリア)が、東京広域や京阪神エリアでどこまでカバーされているのか確かめる記事を、先日まで長々と書きました。
■ MSFS 徒然記【2025年10月編その2】〜リアルな地上風景エリアが広がったWorld Update 20 JAPAN、フォトグラメトリによる精細エリアの境界線を探る旅・東京広域編
■ MSFS 徒然記【2025年10月編その3】〜リアルっぽい地上風景のフォトグラメトリ生成エリア境界線を探る旅・関西エリア前編・大阪&神戸周辺+和歌山
■ MSFS 徒然記【2025年11月編その1】〜リアルっぽい地上風景のフォトグラメトリ生成エリア境界線を探る旅・関西エリア後編・奈良/京都/滋賀
ごく一部の大都市の都心部だけでなく、周辺部まで広域にリアルな地上風景を作り出してくれるフォトグラメトリ生成エリアに慣れてしまうと、それなりの高度から地上を眺めても従来エリアがちょっと平面っぽく見えてしまって、慣れとは怖いものです。3,000 ft(≒ 1,000m)以上なら従来エリアも十分リアルっぽく見えていたはずなんですけどねぇ。
ただ、既に World Update / City Update にてフォトグラメトリ生成エリアが利用されている欧米地域でのユーザーから言われていることですが、フォトグラメトリに基づく風景の全てが良いわけではありません。
200〜300m でも高度を取って飛んでいればかなり現実っぽい地上風景に見えますが、ビルや家屋に触れそうなくらい超低空を飛んでみればフォトグラメトリ手法で生成されたデーターを元にした建築物は独特の歪みがあり、残念ながらアップには耐えられない造形になっています。
とはいえ、そんな超低空超接近を前提に作られていないでしょうし、普通に飛んでいる高度では(多少の低空飛行程度では)従来の地図データー/航空衛星写真から自動生成された、画一的なデザインの地上風景とは比較にならないほどリアルに見えます。特に、従来エリアではただの平面に航空写真を貼りつけただけになりがちな駅やスタジアムなどもリアルに再現されているのは素晴らしいのひと言です。
なのですが、私自身もフォトグラメトリ生成エリアを飛んでいて少々悩ましいところがあるので、2点ほど記しておきます。
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