Tedious diary more x4

写真日記ブログを合流させて完全に雑記ブログ化しました(>_<)

タグ:VR

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ただのゲーム画面のスクリーンショットに見えますが、一応 Microsoft Flight Simulator 2020(以下 MSFS)の VR プレイ中の1画面。前も載せたことが一度あったと思うけど、キャプチャ画面では VR も何もないですね……

以前 VR プレイ中の動画を撮って X に載せたこともあるので、そちらの動画を見てもらう方がまだ少しは判るかもしれません。



動画だと見てる方向が常にちょこちょこ変わっていて、頭や首の動きに、視線に追従しているのが判る、想像できるのではないかと思います。

それでも VR であること、360度仮想現実空間に包み込まれながらプレイできている、空間のそこに自分がいる感覚というのは、言葉はおろか、写真でも動画でも、少なくとも2次元メディアでは表現しきれないものであり、こればっかりは体験してもらわないと判ってもらえないものです。

三次元の空間を飛ぶフライトシミュレーターの VR プレイはそれゆえにインパクト大ですが、レースゲームでもリアルっぽい感覚になる効果はあります。

首をちょっと左に向ければ左のドアミラーが見え、右もまた同じ。スーパーワイドディスプレイじゃなくても通常ディスプレイでは見切られてる左右の視界を首を小さく動かすことでしっかり把握できるし、むしろ首を動かして視線をやって確認するのは実車と同じでもあります。

昨日の記事で書いた、“買ってしまった” レーシング/ハンドルコントローラーもレースゲームを VR プレイして「これはちょっとやり込んでみたいな」と思ったからでした。

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ともあれ、先ごろまで使っていたゲーミングノートPC は Core i7-12700H & GeForce RTX 4060 Laptop という、ほどほどのゲーミングノート PC 仕様で、フルHD解像度でのゲームプレイにはまずまずクオリティを保って動作するものの、VR プレイには全く足りない、スペック不足の警告が出るくらいでした(特に VRAM 8GB が厳しい)。

それでも既に Quest 2 を持っていたので「物は試し」と思って VR プレイを試してみたら、MSFS でギリギリ不安定ながら動くレベルでしたが仮想現実空間的な感覚に感動して、そのことを本ブログでも記しました。

RTX 4060な廉価ノートPCでMSFS 2020がどれくらいプレイできるか?って話【6】〜性能的に厳しいけどVRプレイは最高にイカす体験
RTX 4060な廉価ノートPCでMSFS 2020がどれくらいプレイできるか?って話【7】〜性能が厳しい中でVRプレイする中での注意点とか

上記記事でも触れましたが、先日まで使っていたゲーミングノート PC での VR プレイはスペック不足のため、とにかくよく落ちるし、MSFS などゲームを起動するのにも特定の手順を踏まないと起動すらできない、といった問題がありました。

ですから、今回の新しいゲーミング PC 購入した理由の大きな一つ、要求したスペックは

VR プレイがある程度まともにできる PC


でありました。

MSFS と VR ゲームのプレイを安定快適にすべく新調した BTO PC の仕様選択と理由

購入する新しいゲーミング PC の使用を検討している際、

MSFS のプレイで VRAM 16GB は欲しいから、SUPER で VRAM が 16GB 化された RTX 4070 Ti SUPER あたりが妥当なところかな?現状の為替レートを鑑みたコスパ的にも


と思っていたのも関わらず、最終的には予算を若干はみ出るのを承知で1段階上の GeForce RTX 4080 SUPER まで奢ったのは

VR プレイするならどれだけスペックがあっても十分すぎることはない

という話を聞いていたからです(GeForce RTX 4090 は金銭的にも消費電力確保的にも手が届かなかった)。

そして新しいゲーミング PC を使い始めた今、

上質な VR プレイを目指すにはこれでもまだ全然足りないんだなぁ…


ということも実感しているところです😮‍💨


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その昔、セガのアーケードゲームで一斉を風靡した体感筐体シリーズが大好きで、その最終期に登場した3D 体感筐体「R360」で G-LOC を初めてプレイした時は「こりゃすげー」と感動したことがありました。当時でも1回500円で、気軽に何度もプレイできる金額ではありませんでしたが…(おまけに待ち行列も凄かった)

ひと昔前、友人宅で PS4 + PS VR でエアーコンバットやグランツーリスモをプレイさせてもらった時も大きなインパクトがあり、だいぶ購入を迷いました。が、当時 PS3 を処分したくらいにはゲームから離れていたので結局スルー、その後 Quest 2 単体での VR ゲームも今ひとつハマりませんでした。

(VR のために買ったわけではないけれど Steam で購入した PC 向けエースコンバット7は VR 非対応だったのは残念でした…まぁセールで安く買ったクチなので文句を言える筋合いではないですが)



そんな中、ここにきてようやくハマるモノができて、今後は少しずつ PC の VR 対応ゲームに手を出しそうな気も…(プレイ時間も捻出できないのに)。でも、ええ大人になってから娯楽で少しでも感心感動できるものが見つかるのも悪くない、というか有難いことです☺️

昨今は VR というよりも AR/MR の方向が主流になっている印象ですし、Vision Pro や Quest みたいなグラスやヘッドセットがそう簡単に普及するとも思えませんが、それでも 20〜30年すれば軽量かつ違和感のないデバイスを装着するのが普通になっていて、ゲームも VR でプレイするのが当たり前になってるのかもなぁ…と夢想したりします。それを自分の目で確かめるのは難しそうですが。



さて、先月から長々と6回にわたって書いてきた「GeForce RTX 4060 搭載の廉価ゲーミングノートPC で Microsoft Flight Simulator 2020(以下 MSFS)はどこまでできるのか?」という話の、最終回。たぶん。

昨夏、十数万円台半ばにて 本機 ASUS TUF Gaming F1 (2023) FX507ZV4 を購入した時には既に meta Quest 2 を持っていたため、「そのうち MSFS の VR プレイを体験しておきたい、動くかな?」なんて思っていたのに、ようやく試したのは今年の正月。

PC 性能が低くて画質をだいぶ落とさないとプレイできないし、よく落ちるし、Quest 2 では解像度も表示品質も低くて微妙なところも多いけど、これはヤバい、凄い、ディスプレイでの通常プレイでは絶対味わえない体験だわ🤩


と VR プレイにちょいと感動したのは前回記事で強調したとおり。たかがゲームですが、この歳になって、へーすげー、と感じられることがあったのは嬉しいことでもありました。

RTX 4060な廉価ノートPCでMSFS 2020がどれくらいプレイできるか?って話【6】〜性能的に厳しいけどVRプレイは最高にイカす体験

そんな MSFS の VR プレイの素晴らしさをブログに書こうと思っただけなのに「WQHD 解像度の最高画質でどれくらいプレイできるのか?」「無理やりマルチディスプレイでプレイしてみたらどうだったか?」など横道に反れまくって2ヶ月。

それらは全部前置きであり、言いたいのは前回記事で書いたように

スペック不足でよく落ちるし
本機+Quest 2では難点も多いけど
VRプレイは最高にイカす体験


であり、正月の VR プレイ初体験以降は、手間暇と毎度のトラブルにストレスを感じながらも VR プレイで MSFS を楽しむことが中心になっています☺️

MSFS2020_202403_59VR_ontheLakeSaintMartinMSFS2020_202403_44VR_overSuminoe


MSFS の VR プレイの魅力に虜になった身としては

GeForce RTX 4060 搭載機みたいな廉価ゲーミング PC でも MSFS の VRプレイは可能だし、試してみてよ、試す価値ありよ


と言いたいところであり、

Quest 2 は解像度も表示品質も決して高くないけど、その分 RTX 4060 程度の GPU とは性能バランスが良いし、VR ヘッドセットの中では安い製品だから手を出すハードルも低め


と絶賛背中押しをしたいところです。VR ヘッドセット代が 3万円強なら PC と合わせて20万円前後で揃えられると思えば、滅茶苦茶ハードルが高いわけではないですからね。



しかしながら、前回記事で再三再四述べたように、本機 ASUS TUF Gaming F15 (2023) FX507ZV4 の Core i7-12700H & GeForce RTX 4060 Laptop というスペックでは最高にパワーを必要とする VR プレイはギリギリ動くレベルであり、

とにかくよく落ちる


のは予め強調しておきたいところです。散々 VR プレイの良いところを語っている私も、ある程度まともに動くポイント、手順を見つけるまでは嫌になることもありましたから…😓

MSFS2020_202401_25VRWarning(PCのスペック警告が出るVRアプリも)


RTX 4090 と最高性能の CPU を搭載していれば起きないようなトラブルでも、マシンスペックが低いために起きる問題は色々あります。お金がないなら我慢が必要です。解像度や画質が低い我慢だけでなく、トラブル多発に対する忍耐力も必要😩

とはいえ、

トラブル多発を我慢してでも
VRプレイする価値はある


と思っているのでこんな記事を書いているわけですが、そのことも踏まえて、今回はここ数ヶ月自分がプレイした中で自分なりにまとめた、

VR プレイがギリギリ可能な廉価ゲーミング PC で MSFS を VR プレイする場合の注意点と手順

を以下に記しておきたいと思います。


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少し前の話ですが Meta Quest 2 でも iPhone 15 Pro シリーズで撮った空間ビデオが再生できるようになりました。Apple の AR/MR グラス Vision Pro で盛んに宣伝されたヤツです。

VisionPro_SpatialVideo(Vision Proの宣伝動画から)


昨秋購入した iPhone 15 Pro Max で手軽に空間ビデオ動画が撮れるようにもなったことは知っていましたが、当面(永久?)Vision Pro を買う予定はないので、「空間ビデオとか関係ないや」と試すこともなく完全スルーしていました。

けれど、手持ち機材で空間ビデオが再生できるとなれば話は別。

AR/MR グラスも空間ビデオも普及するにはハードルが高いと思ってますが、再生できるデバイスが身近にあるとなれば、「とりあえず空間ビデオで撮っておくか」と思うようになりました。スマホやパソコンなどで撮影するときは普通の動画として再生できますしね。

Spatial video on Meta Quest | Meta Store

ところが、Meta Quest 2 で iPhone 15 Pro Max で撮った空間ビデオを再生してみると、

Vision Pro じゃないし解像度も荒い廉価 VR デバイスの再生だから仕方ないんだろうけど、ちょっと想像してたより空間具合、3D な感じは全然ないなー


と、いささか落胆したのもまた事実。幾つか撮って見てみると、主被写体との距離がそれなりに近いと立体感はできるのですが、そうでない場合は「ただのビデオ」でしかありませんでした(下記公式サイトにも記述あり)。

iPhoneのカメラを使ってApple Vision Pro用の空間ビデオを撮影する - Apple サポート (日本)

ま、本格的な 3D ビデオ撮影機器ではなくコンシューマー向けのスマホでサクッと撮ったビデオですし、Quest 2 での再生は(Vision Pro と比べて)制限あり&解像度低めの廉価な VR デバイスですから致し方ない面もあります。10年20年後にはきっと、もっと立体感と没入感のあるものが記録、再生できるのでしょう。

なので、私が死んだ後に

ひいお爺ちゃんが撮った動画って全部平面なんだね


と言われるより

ひいお爺ちゃんの時代も 3D で撮れたんだね、立体感は全然ないけど(笑)


の方が良いかもなー、なんて考えて「とりあえず空間ビデオで撮っておくか」と思うのですが、現状 iPhone 15 Pro Max での空間ビデオ撮影は解像度 1080p (FULL HD) 限定、ズームもできず画角固定と制約が厳しいのが難点。せめて 4K &多少ズーミング対応になれば、もっと積極的に撮れるんですけどねえ。



とまぁ iPhone で撮った空間ビデオを meta Quest 2 で見ても想像してたような感動はなかったのですが、

MSFSのVRプレイを
Quest 2で試したら結構感動


したわけです。これはホント、ヤバい

先月からダラダラと「十万円台半ばで買った廉価ゲーミングノートPC で Microsoft Flight Simulator 2020(以下 MSFS)を WQHD 解像度の最高画質でどれくらいプレイできるのか?」を書き連ねてきましたが、実のところ本題は VR プレイで感動した!という話をするだけのつもりでした😅

RTX 4060な廉価ノートPCでMSFS 2020がどれくらいプレイできるか?って話【1】〜条件付きなら高画質でも意外と飛べる
RTX 4060な廉価ノートPCでMSFS 2020がどれくらいプレイできるか?って話【2】〜詳細に造られた観光地・大都市は、画質を取るか動きのスムースさをとるか悩ましい
RTX 4060な廉価ノートPCでMSFS 2020がどれくらいプレイできるか?って話【3】〜シーナリーアドオン/空港アドオンを使った場合の見た目・負荷比較例
RTX 4060な廉価ノートPCでMSFS 2020がどれくらいプレイできるか?って話【4】〜激重「JAPAN OSAKA CITY WOW」を色々比較
RTX 4060な廉価ノートPCでMSFS 2020がどれくらいプレイできるか?って話【5】〜無理やりマルチディスプレイお試し編

先月から過去5回にわたって書いてきた話は、全部前置きもいいところで、

VRプレイには厳しいPC性能だけど
MSFSのVRプレイ凄い!素晴らしい!


という思いを書きたかっただけであり、

フライトシムはVRでこそ
という経験者の話も超納得!


という、自分の感じたインパクトを伝えたいだけでした。むかし、PS VR でエアーコンバットをプレイさせてもらった時にも感動したけど、見知った地上風景の上を実際にヒコーキに乗ってる感覚で飛べる/操縦できるってのは「最高にスゲー」って感じです。

MSFS2020_202403_91VR_toHalkus


もっとも MSFS に限らず

VRプレイの感覚は文字どころか
写真でも動画でも全く伝わらない


ので、以下はどれだけ書いても単なる長い戯言でしかありませんが(おまけに PC 性能が低いのでプレイ動画は記録できず片目の画面キャプチャのみ)、

廉価ゲーミング PC でも MSFS の VRプレイはギリ可能だし、試してみてよ、試す価値ありよ

と感じてしまっているので、今回は本機 ASUS TUF Gaming F15 (2023) FX507ZV4 という廉価ゲーミングノートPC での MSFS VR プレイの感想、プレイにあたっての注意点を記しておきたいと思います。

(記事内の VR 画面キャプチャはクリックで拡大可能、なお左目視界のみのキャプチャになります)


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誰もが忘れることのない 2020年。ワクチンという希望が出てきたものの、まだまだコロナ禍が続く中で能天気ではありますが、この場末ブログ毎年末の恒例ですので、今年もお買いものベスト10+αを紹介していきたいと思います。

アレコレ言うべきことでもないと思っていたので SNS その他で書くこともありませんでしたが、ぶっちゃけ当方もコロナ禍で仕事的な打撃が小さくなかったのは事実。まぁコロナ禍だけでなく家庭内の事情もありましたが、なかなか厳しい一年でした。

そんなこともあって今年は夏までロクに趣味的なお買い物はしてなく、そのままだったならば、今年はお買いものベスト記事は中止します、だったかもしれません。今年前半は物欲を刺激する製品もあまりなかったですしね。

その分?秋以降は「ちょっと使いすぎたか?😅」と思うくらいになりましたけど、家族のためのアイテム、家庭内家電とかが多く、それでも、なんとか(語る必要もない製品を除いて)ベスト10+αに挙げられるくらいはありました。ありがたいことです🙏

「お買いものベスト2019」に選んだ製品のその後 2020

去年のお買いものベストの内容については上記記事で触れていますので、とっとと今年のお買いものベストの紹介にいきたいと思います。

なお、毎年のことですが、私のお買い物評価であって一切の普遍的な評価尺度は存在しません。買ったことによる満足感、コストパフォーマンスや自分がどれだけ使ったか、今後とも使いそうか、そういったものが加味されての評価なので、お間違い無きよう。

(製品のトータル評価も適当な点数として横に付け加えていますが、製品評価の点数がお買い物評価の点数や順位と一致しない適当な数値であることは分かってもらえると思います😓)

まず前編では、2020年のお買いものの第10位から第6位までを。


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Oculus Quest 2 が手元に到着してから3週間あまり。最初の数日を除けば、週イチ+αくらいしか楽しめる時間がないですし、ちょっと前には友達から VR チャットでのクラブパーティーみたいな催しのリツイートも回ってきましたが、まだまだ初心者にはハードルが高かったです…😓

それでも当分は飽きることなく、ゆっくりと色々楽しめそう、楽しみたいという気持ちが変わっていないのは、自分にとって新しいデバイスだからでしょう。少なくとも半年くらいは大丈夫そう、たぶん。Myst リメイク VR 版も楽しみだし。



さて、前回はセットアップを始めようとしたところで戸惑ったというか、いくらなんでもちょっと初心者に不親切すぎやしませんか、という話、ちょっとした愚痴を長々と書いてしまいました。

Oculus Quest 2 で初めての VR 【その1】 〜初心者に全く優しくないセットアップガイド編

今回は実際にセットアップ手順を進めて行った中での話、そしてセットアップを終えての Oculus Quest 2 というデバイスの装着感、眼鏡ユーザー的なことも含めた雑感を書いておきたいと思います。


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Oculus Quest 2 が到着して3週間が経つわけですが、日々の忙しさにかまけて、なかなか存分に愉しんでいるとは言えません。予想していたことですが、なかなかもどかしいです。仕事と家族の世話と⚽と写真整理の日々…


NINTENDO Switch でメガテンIIIのリメイク版が出て絶対(再)プレイするぞ!と思っていたけど、いま買ってもプレイできる見込みが…年末年始にできたらいいなー(棒)


買わない理由は幾つもあったけど、悩んだ挙句に結局買った Oculus Quest 2 その理由

ともあれ、購入から3週間も経ってしまって、開梱してセットアップして初めて体験したあたりの記憶が徐々に薄れつつあるというか、たくさんメモ書きはしてあるのですが、新鮮な記憶として残っている時期は過ぎちゃいました😓

特に、

この導入方法の不親切さはなんやねん!


というところには戸惑いと苛立ち、怒りすら感じていて、そこで感じたストレスをブログに書いて発散してやろう!と思っていたのですけど、すっかり時間が経ってテンションは下がっています。

が、やっぱりちょっと Oculus Quest 2 のセットアップの不親切さについては物申しておきたいので、Quest 2 の感想はまずそこから。これでは一般向けにはまだまだ…と思いましたね。


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VR(バーチャルリアリティ)系ライトノベル/アニメの金字塔とも言える「ソードアートオンライン」(以下 SAO)がネット小説として発表されたのは、まだ 2000年代、21世紀というワードにまだ少しでも価値や希望が残っていた頃だったと記憶しています。

その SAO の時代設定は 2020年代。いや、もう2020年代なんですが……。もちろん、物語のキーデバイスである脳神経を乗っとるレベルの完全仮想現実な VR デバイスなんて、まだまだ夢物語。

驚異の実物感。ソニーの「空間再現ディスプレイ」とはなにか【西田宗千佳のイマトミライ】-Impress Watch

VR だけでなく、こういう立体視の基盤もできてきて、両方合わせて少しずつ進化していくのでしょう。

前述のように SAO の初出は 20年も前ではないのですが、作者は本当にこの時代設定で、こんな VR 技術ができると思ったのか、毎度 SAO の新刊を読むたびに思うことであり、せめてネット掲出を止めて書籍化する際、設定年代を直せば良かったのに…といつも思ってます。要らぬお節介ですけど😓

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ともあれ、現実の2020年のコンシューマー VR は、まだ毎年 VR 元年と言われ続けてるくらいの黎明期。スマホでも、電子書籍でも、毎年「元年」と言われ続けた時期がありましたね。

スマホでいえば初代 iPhone や 3G が出て GALAXY などの最初期の Android 端末が出てきた頃と同じ状況でしょうか。やれることには限りがあるし、まだアーリーアダプターだけ、一般人には無縁の好き物ガジェットだった、そんな状況。

かく言う私も、VR デバイスを所有したことはありませんでした。もちろん、ずっと興味はあり、お手軽な VR プレイ環境として

PS4 は別に要らないけど PSVR は欲しい


と思っていて、何度も買おうとしたのですけど、実際に PSVR を体験できる場所で試してみたり、タイトルの PSVR 対応状況を見るにつけ、

PS4 のゲームは VR 対応と言っても、ほとんど VR はオマケ要素かよ…


という感じで、結局テンションは下がる一方でした。グランツーリスモもエースコンバットもメインシナリオが VR でプレイできなきゃ意味ねえ…。

OculusQuest2_01


Oculus については、数年前 Oculus Go が発売されてしばらく後、購入した友人が持ってきて少し遊ばせてもらったことはありました。ゲーミング PC を作って/買って、それに繋いでまで VR プレイをするつもりのない私としては、単体で完結する VR デバイス Oculus は理想ですし、未来はこの形だと思っています。

ただ、Oculus Go で見える映像やら、できることを実体験で知ると、

試させてくれてありがとう、とりあえずもう十分だわ。未来に期待したい


となって、購入には至りませんでした。Go は軽くて安価なのは良かったですけど、私にとって「これは買って試して終わりそう」でしたから。

ともあれ、それから3年。自身の VR デバイス熱はすっかり冷めていた中での「Oculus Quest 2」発表。


Oculus Quest 2: シリーズ最先端のオールインワンVRヘッドセット | Oculus

VR への興味度合いは冷めていたけれど、それでもちょっと気になる惹かれる値ごろ感と、安くなったけど性能アップのコストパフォーマンスは魅力。

これなら、ちょっと買って試したいかな…


そう思ったのですけど、とはいえ、買わない理由にも強いものはありました。


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