昨日の記事「Kindle Paperwhite を1週間使ってみて【前編】〜色々イマイチだがフロントライトの威力は絶大」の続きになります。
昨日は“Kindle Paperwhite を1週間使ってきて気づいた点”として
といったところを挙げましたが、幾つかの点について、もう少し突っ込んで書いておきたいと思います。
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昨日は“Kindle Paperwhite を1週間使ってきて気づいた点”として
- Kindle Paperwhite は少々重め。背面の仕上げも含めて、持ちやすさも SONY reader と比べると落ちる
- フォントの見やすさ、レンダリングは SONY Reader の方が綺麗
(Kindle Paperwhiteは線の細い部分が掠れがち) - ハードボタンがなくタッチパネルだけの操作性はイマイチ
(タッチパネルの操作性に難があるというより、コストダウンでタッチパネルだけにして操作性が落ちた) - 自炊 PDF を右綴りで読めない(ページめくり方向が変えられない)
- 自炊 PDF は Kindle 形式(mobi) に変換して送らないと全体的に掠れた感じになる
- ページ情報が出ない(代わりに表示される情報は判りづらい)
- あちこちに Kindle ストアへの動線が用意されてるが、むしろ多すぎて誤って行ってしまうことも
(読書中メニューに Kindle ストア行きのアイコンがど真ん中に要らんやろ) - 相変わらず端末内もクラウド側も本が整理しづらく、書籍数が多いと厳しい一覧性の悪い画面構成
- 操作レスポンスは SONY Reader よりは良くて、まぁまぁ我慢できるギリギリのところ
- バッテリーの保ちが従来の電子書籍専用端末よりは確実に悪化
(といっても、普通に1週間くらいは保つので実用上は問題ない。あくまで従来比の話) - ePub などが読めないだけでなく、読める PDF でもブラウザで PDF リンクからのダウンロードができない
(PDF はパソコンから USB で持ち込むか、添付メール送信で Kindle パーソナルドキュメントサービスを使うしかない) - 体験版扱いとはいえ、ブラウザの挙動が微妙。SONY Reader の方が素直(遅いけど)
- メモリーカードスロットがない
- 端末情報で IPアドレスすら確認できない(色々と細々できないことは多い)
- しばらく使っていると、PDF ファイル閲覧中などにメモリー不足でエラーになる
- AC-USB 充電器やモバイル充電器でも microUSB-USB ケーブルだけで充電できる素直な仕様
- Kindle ストアはまだまだ
といったところを挙げましたが、幾つかの点について、もう少し突っ込んで書いておきたいと思います。
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