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新型 Kindle Paperwhite (2013年モデル) が国内で発売開始になって、2週間。この間、初代モデルと同じように毎日使ってきていますが、しばらく使ってからの印象と少々気になることをあるので記しておきます。


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ファーストインプレ前編記事では Kindle Paperwhite の新型 2013年モデルが到着後にセットアップ&半日使ってみた第一印象として

  • 端末外観や持った感じは(残念ながら)何も変わらないまま

  • モッサリ感は随分解消されて、ストレスを感じずに読めるようになった

  • 画面背景の白色の色温度が随分と変わった


という3点と述べました。大きな変化は、上記の後者2点と内蔵ストレージの倍増だけ、という印象は数日使った今でも変わりません。

新型 Kindle Paperwhite は初代モデルとサイズや重さが殆ど変わっておらず、サイズ・重量で体感できる差は皆無です。つまり

他社電子書籍端末に比べて、デカい・厚い・重いまま


新型 SONY Reader や kobo glo などと比べると明らかに重くデカく、持ちやすさでは劣ります。

(新型 SONY Reader PRS-T3 はカバー付けて Kindle Paperwhite 同程度の重さ、厚さですが、実際に持ってみるとカバー付き PRS-T3 の方がずっと持ちやすく感じられます)

KindlePaperwhite2013_30
(ぱっと見で初代・二代目を区別できるのは、画面背景色の白の違いくらい。
初代モデルを知人に譲る時に何度も確認したくらい外観の差はない)

KindlePaperwhite2013_33
(外観で唯一違うのが背面。初代モデルは目立たない「Kindle」だったのが
2013年モデルでは初代より目立つ感じで「Amazon」。ダサくなった…)


国内モデルだけはストレージ倍増になりましたが、相変わらず(Nexus と同じく)メモリーカードスロットはないですし、スペックだけ見ればもっと安売りしてもいいかもねぇ、と思うくらいです。

細かい追加機能は色々あるものの、ざっくり言って

体感できる改善点は内蔵ストレージ倍増とレスポンスの高速化のみ


と言っても良い程度であり、小説などテキストものを読んでいる限りは劇的に使い勝手が上がったというほどではないと感じます(電子インク端末でコミックばかり読むという奇特な人は別)。

コミックも読む人間にとっては(ストレージ倍増+レスポンス向上で)買い換えた価値がなかったとは全く思いませんが、今回は別に買い換えなくても後悔はしないだろうなぁ、というのもまた本音ではあります :-)

以下、気になる各点についての個人的な印象と、最後にトータルの印象を率直に書いてみます。


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今回の新型 Kindle Paperwhite は、11月30日までに購入すると 1,980円分のクーポン(電子書籍購入に充当できる)がもらえるキャンペーンが行われています。

私自身それが予約購入に踏み切った理由の一つだったのですが(端末価格が実質8千円弱になるので)、購入後にクーポンが付与されていない人がいるようで、発売日にその旨の Amazon からメールが来たのですが、友人知人の中にも対象者がいたようです。

KindlePaperwhite2013_34


クーポンが付与された場合にはその旨のメールが来るようで、私の場合は新型 Kindle Paperwhite 発送のメールと同時に到着していたのですが、そのメールが来ていない人はクーポン付与がまだのようです。

ちなみに今回のキャンペーンで付与されるクーポンは、Amazon ポイントやギフト券と違って付与の有無や残額を Amazon アカウントサービスの画面で見ることができません。実際に電子書籍を購入してみて初めて、クーポンで割引されていることが判ります。

KindlePaperwhite2013_21


このあたり Amazon / Kindle ストアの不親切な点でありますが、リアル書店をなぎ倒しつつこの世を横臥する Amazon も便利な点ばかりではありませんし、特に

Kindle は他の電子書籍ストアと比べて劣ってる点も少なくない


のが実情です。

特に

Kindle ストアの書籍管理機能は最低


といってもいいくらい。

世の中、Amazon アフィリエイト狙いで Kindle ストアの書籍を紹介するブログはやたら多いし(メディア系ブログでもやってるくらい)、私も幾つかは見て参考にさせてもらうこともあるわけですが、盛んに持ち上げるほど Kindle ストアも Kindle 端末もバラ色満足なもんじゃねえよ、と常々感じています。

そんな「Kindle ストアは他に比べて不便すぎて困る」点の最たるものが書籍管理なわけですが、そのダメさ加減が直撃するのが新しい端末を購入した時の書籍移行。

新しい Paperwhite を購入した今回もそうですし、新しいスマートフォン/タブレットを購入して Kindle アプリを入れた時も同じ。

今回は新型 Kindle Paperwhite 購入にあたって一番苦労した、初代モデルに入れていた書籍を新モデルに移行する(ダウンロードし直す)面倒さについて触れておきたいと思います。ホント、

新型 Paperwhite 購入で一番インパクトのあった出来事


です。新型の良さを実感する前に面倒さ百倍。

Kindle での購入書籍数、パーソナルドキュメント数が多いと、新端末購入も楽じゃありませんし、新たに Kindle Paperwhite を購入すると言うことは長く Kindle と付き合っていくことになりますから、Kindle ストアのダメな点とも付き合っていく必要があります…


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先月、Nexus 7 を初代 2012年モデルから今年の新モデルに買い換えたことは前回記事も含めて、この一ヶ月書いてきたとおりですが、電子書籍端末として Nexus 7 とともに愛用している Kindle Paperwhite も先月新型の発表がありました。

小改良の新型 Kindle Paperwhite、米国で発表! 〜紙書籍に電子書籍が無料or安価購入できる Kindle MatchBook も
新型 Kindle Paperwhite、日本向けも発表!ストレージ4GB仕様で 9,980円+2千円のクーポン付の大盤振る舞い!10月22日発売

発表直後から買い換えを検討していた Nexus 7 と違い、当初米国発表時には余裕でスルーの予定でした。

なにせ、SONY Reader、Kobo glo と比べた時の

Kindle Paperwhite 一番の欠点と感じる重さ大きさが殆ど変わらない


わけで、正直ガッカリでした。この点は今でも新型 Kindle Paperwhite 最大の残念な点です。

確かに電子インク周りは多少進化したかも知れませんが、フロントライトを搭載した初代 Paperwhite のような画期的さはありませんし、重さもサイズも変わらないとなれば、「これは1万円出して買い換えるまでには至らない、今年はスルーで」が結論でした。

それが予約して買い換える気になったのは、

日本向けモデル限定でストレージ倍増 4GB、ポイントバック2千円弱


という日本限定の大盤振る舞いがあったため。これに尽きます。

Kindle は(Nexus と同じく)他の電子書籍端末と違ってメモリーカードスロットを用意していません。そのくせ内蔵メモリ 2GB だと、テキストものだけならともかく、コミックをちょっと入れると一杯になってしまいます。

(コミックを電子インクで見ると細かい部分やグラデーションの描写に難がありますし、毎ページのリフレッシュが鬱陶しいのですが、何巻も続けて読んでも液晶端末ほど疲れないというメリットがあります。個人的にも気に入ってます)

それゆえ、米国発表時に内蔵ストレージが 2GB のままだったのもガッカリポイントの一つ、「今年はスルー」の要因でしたが、日本向けモデルでは独自にメモリ倍増にした上で思い切ったディスカウントもされています。

米国で $139 のモデルをメモリ倍増して上で、日本では実質8千円弱


となると、やたら魅力的に見えてしまいます。明らかに特売り状態。日本向けモデルは代わりに何かあるんじゃないの?と思わせるディスカウントです。

結局そのディスカウントに釣られて新型 Kindle Paperwhite を購入してしまったわけですが、手元に届く前は

「米国と比べた大幅安売りに釣られて買っちゃったけど、結局のところ内蔵ストレージ倍増だけだよなぁ」

という感じでした。

電子インクの進化、特にリフレッシュ頻度の軽減は電子書籍専用端末を使う上での大きなストレス削減となるわけですし、操作レスポンスも良くなっているとはいえ、従来の Kindle のトロさも含めて慣れてしまったゆえに、大きな改善点としてはメモリ倍増だけだろうと思っていました。

が、本日 Kindle Paperwhite が到着して使ってみると、

見た目は全く変わらないが、意外と色々変わっていた


というのが、Kindle Paperwhite 2013年モデルです。


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新型 Kindle Paperwhite が日本国内向けにも発表されました。



発売はアメリカ本国より少し遅れた 10月22日。しかし、

本国より圧倒的に安い 9,980円+1,980円のクーポン付!


という大盤振る舞い。

おまけに

内蔵ストレージ 4GB に増量されている


ので、まぁこれなら買おうかな、と(コミック愛好者の多さ故ですかね)

そんなわけで予約しました。

北海道から戻ってきて間なしですが、某所へ出張しているさなかでの更新なので、要点のみにて。

今朝、Amazon が本国アメリカで新型 Kindle Paperwhite を発表しました。

‎All-New Kindle Paperwhite

基本的にはマイナーチェンジで、ハードウェア的な変更点は

  • コントラスト向上

  • フロントライト改良

  • 19%高精細化したタッチ入力

  • 25%速いプロセッサで読み込みやページめくり高速化


といったところで、従来機と大差ありません。

個人的に、Kindle Paperwhite は他の電子書籍端末に比べて重いので軽量化された新型を待望していたのですが…

旧型:169×117×9.1 mm / 213g
新型:169×117×9.1 mm / 206g

ということで、

サイズは従来機と全く同じ、微妙に軽くなった程度


でしかないので、薄型軽量化を望んでいた私としては余裕でスルーであります。

また、

内蔵ストレージは 2GB のまま



ですので、買い換えの理由はないですね。まぁもう一年待ってみましょうか…電子インク端末の将来は明るくなさそうですが。

(注)この記事は米国発表時の記事であり、米国モデルは内蔵ストレージが 2GB です。日本国内向けは 4GB に増量されています。日本国内向けについては、こちらの記事を参照下さい。


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例年以上に寒い年の瀬ですが、当方ぎっくり腰寸前のかなり酷い腰痛になり、なかなかブログを書いている余裕もない状況です。先週、玉造温泉で丸一日温泉三昧でゆっくりしたのが逆効果だったかなぁ…(´Д`)

が、一昨日の「だぶる☆えっち的 2012年お気に入り新導入アプリ」に続いて今日からは、毎年恒例、年末〆の記事である「今年のお買い物ベストテン」を紹介しておきたいと思います。

昔はもう少し違う傾向だった気がする本ブログもいつしか散財ブログっぽくなってしまい、こんなのが恒例になってしまいました。こんなことがいつまで続くかは疑問ですが、毎年不要なものも含めて色々無駄遣いしています。

1年間購入してきたものを自分できっちり振り返ることで自分に対する反省と、購入した時の勢い的なものとは違った長期的な視点での評価も含めて書いています。

などと下手な言い訳をしつつ、今年のお買い物ベスト10を紹介していきたいと思います。なお、

私個人の独断と偏見、利用頻度も含めた満足度による評価


ですので、異論反論はあるでしょうが苦情は一切受け付けませんので念のため(^_^;)


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以前の記事でも触れたと思いますが、Paperwhite など Kindle の電子書籍端末でストア購入以外のドキュメントを読む場合には Kindle 形式(mobi/AZW3)に変換した方が快適に読むことができます。

PDF のように Kindle 端末が対応しているファイル形式でも、PDF そのままと Kindle形式 mobi ファイル化したものを端末で読み比べると明らかに mobi ファイルに変換したものの方がキレイに表示されます。

これはもうわざと PDF そのままだと汚くしてるだろ…というくらい mobi ファイルに変換した方が良く、自炊した電子書籍ファイルも同じです。

自炊電子書籍ファイルは通常 cbz 形式(JPEGファイルを zip で圧縮したもの)で保存している場合が多いと思いますが、Kindle Paperwhite で読む場合にはそれを PDF化するのではなく、適当に処理しつつ Kindle 形式(mobi)に変換して転送すべきです。

ということは、以前からの Kindle 使いには常識だと思われますが、Paperwhite から Kindle 端末を使い始めた人、興味持ってこれから使うだろう人の参考に、以下 PDF と mobi の画質差と、簡単な変換方法を記しておきます。


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先日の Kindle Paperwhite の感想記事では、

「Kindle Paperwhite は欠点が多いけれど、フロントライト付きというだけで使いたくなる」
「Kindleストアはまだまだイマイチな状態、端末は良くてもストアが微妙で悩ましい」

などと書きました。

(友人など周囲の6人に両方を見せてみましたが、5人までは一も二もなく断然 Kindle Paperwhite がイイね!と言ったものの、1人は SONY Reader の方が読みやすいかも…と言っていたので、私の感覚が全てじゃないことは理解しています)

“端末としては Kindle Paperwhite を使いたいけれど Kindle ストアになくて他のストアにある” という状態はしばらく続きそうで、頭の痛い問題です。

そんなイマイチ加減な Kindle ストアではありますが、以前の記事も少し触れたように端末から Kindle ストアへの動線だけは多く用意されていますし、買い物までがとにかく素早い手順でできます。

Kindle は端末もストアも、買い物のしやすさだけは Amazon の本領発揮


って感じです。

もちろん、決して悪いことではありません。SONY Reader では「買わせる気ないやろ」と思うくらい自社ストア、提携ストアでの本購入が手間ですから、それを思うとずっと良いのですけれど、Kindle のやり方を見てると「Amazon は徹底してるなぁ…」と感心させられます。

その中でも特に感心するのが、サンプル版を読んでからそれを購入するまでの手間の無さです。手間の少なさ、というレベルではなく、手間がないレベル。

実際に初めてサンプル版を読んでから購入すると、思わず苦笑してしまうくらい。と同時に、怖いレベル(^_^;)。以下に実例を示してみます。

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3回に分けて書いてきた Kindle Paperwhite を使ってみた感想ですが、今回は

いま Kindle Paperwhite を使う上で一番悩む/困る問題


について触れておきたいと思います。

前回前々回の記事では「Kindle Paperwhite の欠点は多々あるけれど、フロントライトによる圧倒的な読みやすさの差で、もう SONY Reader を使うのは辛い」と書いてきました。

Kindle Paperwhite を1週間使ってみて【前編】〜色々イマイチだがフロントライトの威力は絶大
Kindle Paperwhite を1週間使ってみて【中編】〜多くの点で SONY Reader の方が良いのだけど…

ただ、前回の最後でも触れましたが、

ストアあっての電子書籍専用端末


であり、「うちで売ってる本だけを読め」志向が強い Kindle 端末では特にそうです。

ところが、始まったばかりということもあって Kindle ストアは他の電子書籍ストアと比べてまだ見劣りする現状があります。

それだけなら「今後の充実を待つ」という我慢だけで良いのですが、色々見ていると Amazon 側の都合で配信されない書籍もありますし(後述)、

新刊の配信が他に比べて遅れてるものが多い


のも気になります。

最初の電子書籍ストアが Kindle ストアならば「電子書籍ストアって、こんなものか」で済むかもしれませんが、他を使っているとどうしても不満は出てきます。

それゆえに、Kindle Paperwhite を使っていて今一番悩ましいのは

買いたい本が紀伊国屋 BookWeb や reader Store にあるけど
今更もう SONY Reader で読みたくないし、かといって Kindle ストアにはないし…


というジレンマ。超ジレンマ。

ホントにそういうのが多すぎるんですよ。この1週間。いや、Kindle Paperwhite を注文して Kindle ストアがオープンしてからですので、1ヶ月。困ったちゃんです。

そんな Kindle ストアに対するイマイチさ加減について、幾つかの事例を以下に。

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