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Amazon で再び3万円台半ばの激安価格になったり4万円強に戻ったりを繰り返している GXR + P10 Kit。手元に来てから、はや2週間が経った。

タイミングよくファームウェア・アップデートもあって、若干ながら使い勝手は良くなった(50mm マクロユニットを持っている人にとっては大変な向上のようだが、私は未だ持ってない)。

個人的に DIRECT 画面がシャッターボタン半押しで決定にできるようになったのは便利だ。ま、DIRECT ボタンが左になる限り使いにくいから、Fn1/2 ボタンに DIRECT 画面呼び出しが設定できるようになれば良いのに…と思っている。

とまぁ、なんだかんだ文句を言いつつも使っているし、出かける時は(今のところ)常に持ち出しているし、全体としては気に入っている。で、

気に入ってるから、不満を色々言ってしまう


のは、私の常だ(悪い癖かもしれないけれど)。気に入って、かつ不満が少なければ絶賛モードになるが、さすがに GXR でそれはない。

GXR+P10 Part3 Sample 1


それでも実際に2週間使ってみて

カメラを構えた感じは、一眼以外では最もしっくりくる


ということが明確になった。たとえ背面液晶を使っていても、だ。特にグリップ感は、本当にお気に入り。

こういった感触、グリップに関しては人それぞれの手の大きさや握り方などによる好みが強いから、あくまで私の好みだが、一眼以外の各種ミラーレス機を含めた中で断然良いと感じている。ミラーレス機ではまずまずだった DMC-G1 よりも良い感触だし、E-P1 や NEX-5 なんかよりずっと良い。

それはボディ剛性という面も功を奏しているだろう。軽くはないがボディの造りはしっかりしていて、安心して握れる。この造りと

グリップ感、カメラを構えた時のしっくり感が GRX 最大の良さ


だと私は感じている。このカメラを構えた時の心地良さは素晴らしい。実に手に馴染む。

“高級”コンパクトの、さらにひとつ上みたいな位置づけなら当然とも言えるけれど、この造りのカメラが4万円以下なら十分リーズナブルと言える。画質は単なるコンパクトデジカメだから、いくら造りがいいと言っても5万を超えるようなら自分の中では認められないけれども、今はリーズナブルな、妥当な価格だ。

RICOH デジタルカメラ GXR P10 28-300mm F3.5-5.6VC KIT GXR+P10KIT
RICOH GXR + P10 28-300mm F3.5-5.6VC KIT

値段は上がったり下がったり。下がってる時はホントお買い得!


この2週間、GXR + P10 で撮ってきた写真の半分近くは、今までの(今でも)愛機である PowerShot S90 でも撮れるような写真だし、1〜2割は S90 で撮る方がふさわしい写真だったように思う。それでも GXR + P10 で撮影するのは、心地良いと感じる。

1年前、PowerShot S90 が登場して購入した際も、真のコンパクトサイズなのに「操作性の良さ」「RAW を含む撮影自由度の高さ」「カスタマイズ性の高さ」という点に大満足していたが、この GRX はそれとはまた違う、S90 に感じていた不満を今のところ解消してくれるカメラだ(S90 に比して物足りない部分も多々あるが)。

初期状態ではツルツルボディの Powershot S90 には後付 グリップを付けて遥かに撮りやすくなったし、だからこそ1年間愛用してきたけれど、やはり GXR + P10 で撮影していると違う。

なんというか、ボディは小さいし背面液晶で撮っているけれど、構えた時に

コンパクトデジカメにはない、カメラで撮るという感じがする


のだ。一眼レフ同様、自然にきっちりホールディングをしようとする気になるし、構えもつく。そこが普通のコンパクトデジカメである S90 を使っている時との差を感じる。何気ないことなのだけれども、

グリップを握って取り出して、左手を添えた時に撮る気にさせる


感覚も含めて、コンパクトデジカメとの意識の違いが自分にあって、それが嬉しい。

この1週間ずっと GXR で撮るのが心地良いと感じる要因、お気に入りの S90 より撮る気にさせている理由を、「新しいカメラだから」という点を除外して考えていて、到達した結論がコレだった。

GXR+P10 Part3 Sample 2


何度か書いてきたように、GRX を購入した大きな理由の一つは

自分の中で現在、一眼と iPhone の間に存在し得るカメラがあるのか?

ということに対する検証でもあった。

いくつかのミラーレス機は使ってきたし、高級コンパクトカメラと呼ばれるものも使ったけれど、結局のところ私の場合

「きちんと撮って残したい写真は、デジタル一眼を使う」

ということに行き着いた。これに関しては私の性格・考え方が強く反映されているから、異論は当然あるはず。

そして以前なら、日常スナップ用途、記録・メモ用には適当なコンパクトデジカメを使っていたが、画質は劣ってズームはできなくても、GPS によるジオタグ自動付加やネット連動性・リアルタイム性のある iPhone 購入以後、どんどん変わってきた。

iPhone 4 では HDR も含めて画質も向上し、

「日常スナップ・旅記録・メモ程度なら iPhone で十分じゃね?」

となってしまった。歴代所有コンパクトデジカメの中でも最も気に入っている1台である PowerShot S90 も、すっかり出番が少なくなってしまった。

その結果、「一眼を持ち出さない時は、撮るのは iPhone だけ」という状況になり、S90 も持って出るのだけど、なんかもう、どうしてもズームが必要な時だけ、高感度が必要な時だけ使う存在になっていた。

とはいえ、そうなってみると、何か寂しい。

iPhone で撮る時に、写真を全く意識しないわけじゃないが、やはりカメラを構えるのとは違う。かといって、撮影自由度は高くても、全てがコンパクトデジカメである S90 では「構えて写真を撮る意識にはさせてくれない」ものだった。

ということで、改めて

コンパクトだけど、コンパクトデジカメではない


ものを物色し始め、

PowerShot G12 や P7000 のような高級コンパクトカメラにするか?
AF 速度と 100-300mm レンズ込みで GF1 にするか?
コンパクトさとレンズ多様性を両立できる E-PL1 にするか?
自分の趣向には合わないけれど、硬派な GXR にするか?

と色々と考えた結果 GXR にしたわけだが、

GXR にして、とりあえず正解


だったと思っている。思ってたより撮影自由度が低いという予想外のことはあっても、そう思っている。

特に強く感じるのは

NEX やマイクロフォーサーズ機とは使い勝手・運用が根本的に違う


ということ。GXR のサイズは決して小さくないが、ズームレンズも含めると、この取り回しはマイクロフォーサーズ機では実現できないものだった。DMC-G1 は気に入っていたし、E-P1 を使っていた時にも感じたけれど

マイクロフォーサーズ機は、結局ミニ一眼的な存在


であって、持って出る時にしても取り回しにしても、デジタル一眼を使っている時と何ら変わらなかった。カバンはそれなりに小さくできるけれど、運用はあくまで一眼と変わらなかった。

それに対して

GXR の取り回しはコンパクトデジカメの延長線感覚


である。鞄に入れても重さもサイズも大して気にならない PowerShot S90 のようにはいかないが、その延長で収納性を考えられる。その点はマイクロフォーサーズ機を使っていた時とは、異なる感覚だ。

マイクロフォーサーズ機でコンパクトデジカメの延長的な感覚を保とうとすれば、パンケーキレンズ一択にならざるを得なかった。GXR も今は P10 ユニットだけだが、APS-C 素子のユニット1〜2個を含めた体制になっても、今の感覚は変わらないと感じる。

もちろん、GXR ではズームレンズの画質が犠牲になるものの、サイズメリットを考えれば、私の中ではメリットの方が大きい。

サイズファクターでマイクロフォーサーズ機でパンケーキレンズに制限されることより、画質は犠牲になってもズームレンズが使えた方が、状況によって画質の良い単焦点レンズと両方使える方がずっと良い。

ミラーレス機を幾つか使ってきたからこそ実感する
GXR の省スペース性


である。

もちろん、パナソニックのマイクロフォーサーズ機は気に入っていたし、今後も期待しているけれど、動体撮りがメインの私にとって、近い将来の範疇では一眼レフの代わりにはなりえないから、その点を割り切れば、この GXR のレンズも含めたサイズ感を優先したのは正解だったように思う。

もっとも、GXR の動体相手に対する投げっぷりは、いささか閉口するけどね!

GXR+P10 Part3 Sample 4
工夫すれば動体相手が全く撮れないわけではないが、制約はあまりにも大きい


とまぁ、買って正解、今は結構お気に入りの GXR だけれども、今後どれだけ使っていけるか?という点においては、購入時に書いた記事のとおり微妙に感じていることは変わらない。予想以上に良いカメラと感じてるから当面は使うし、しばらくは結構使うとは思う。

でも、ちょうど DMC-G1 がそうだったように、気に入っていても一式手放すことは出てくる。自分の中で存在が浮いてきて、使われなくなってきたら手放すことになるだろう。使わない機材を手元においたまま放置するのは嫌いだから、手放して使ってくれる人のところへ行ったほうがいい。

でも、このボディ、システムとしてのサイズ感、グリップの良さは手放すには惜しい。だからこそ、リコーにはもっと広く GXR が持つポテンシャルを活かす努力をして欲しいと願わざるを得ない。

過去2回で書いてきたような不満も(以前の記事には、その後気づいた点を追記・修正しています)、いくつかの点は自分が合わせざるを得ない部分もあると思ってる。ただ、

他社コンパクトが普通にできてること
自社他製品でできてることを何故しない?


というのはある。これが廉価デジカメならどうでもいいけれど、一応フラッグシップに相当するモデルではあるし、

コンパクトデジカメにない撮影をウリにもしてるんでしょ?


と思うからこそ、撮影自由度の不備に対して不満を言いたくなってしまう。例えば、P10 ユニットそのものである CX3 で実現しているのに上位であるはずの GRX でできないのは何故?と。

何でもかんでも機能を追加すりゃいいとは思わないが、どうも GXR を少し使って思うのは

リコーが GXR はこういうカメラだ、と狭く定義しすぎなのでは?


という気がする。

他社にない、他のカメラにない独自にできること、得意なことは特長であり個性だろうけれど、本来できておかしくないこと、できることをしないことは単なる欠点だし、それをもって個性とは呼びたくない。

せっかく良いボディ、グリップ感、小さいのに撮る気にさせてくれるカメラ。
だから、もっと撮ることのできる対象を広げたい。


いま、GXR に対して、リコーに対して一番思うのは、この2点に尽きる。

良いカメラなのに撮れないもの、撮りにくいものが多くてストレスが溜まって…という展開だけは避けたいところだが、さて、どうなりますやら…あまり期待はしてないけれど…(笑)

GXR+P10 Part3 Sample 4
前回記事で触れなかったが、RAW (DNG) 画像と JPEG 画像を比較してみると
シャープネスがかかりすぎと感じるシーンはあれど、
GXR + P10 の JPEG はノイズと解像感のバランスがかなり良いと感じる。
このあたりも好印象だ :-D

本来なら今日 GXR ユーザー待望の GR LENS A12 28mm F2.5 が発売される日だったが、1週間延期となって良い季節なのに残念に思ってる人も多いだろう。ま、今週末は雨模様だけれども。

ただ、来週11月1日には GXR のファームウェア・アップデートが行われる旨、発表があった。個人的に改善して欲しい点は含まれていないが(まだユーザー登録もしてないし)、50mm マクロユニットを使っている人を中心にアップデートを待っている人は多いはずだ。

リコー、「GXR」機能拡張ファームウェア第2弾を11月1日に公開

【11/1 追記】アップデート・ファームウェアが公開されました。

GXR / ソフトウェアダウンロード / サポート情報デジタルカメラ | リコー

さて、私が先週購入したセットに付属している P10ユニットは、ほぼ「高倍率コンパクトデジカメ」である。撮影素子も一般的なクラスで使われてるコンパクトデジカメと同じであるし、レンズが良いわけでもない。そういう意味では

P10 ユニットだけで GXR を語るなんぞ片腹痛いわ


というのも当然。

GXR はユニット交換してナンボ


でもある。それは私も十分承知している。ので、そう遠くないうちに APS-C 撮影素子搭載のユニットを買おうとは考えている。

ただ、28mm か 50mm かは悩みどころだ。Powershot S90 でも GXR でもステップズームを主に使っているが、一番使ってる焦点距離は 35mm だから、28mm も 50mm もちょっと微妙でもあったり…



とまぁ、そんなことはさておき。「高倍率コンパクトデジカメ」である P10 ユニット。使い勝手その他もあるが、購入前に気になっていたのは、やはり画質。1/2.7インチ CMOS というコンパクトデジカメ用素子としては一般的だが、小さな素子でもある。

裏面照射型で高感度に強いという触れ込みで登場した素子ではあるが、愛機 Powershot S90 やGシリーズ、GXR 用 S10 ユニット、GR Digital III で採用されて定評ある CCD 1/1.7インチ撮影素子の画質が、実際に使っていて「コンパクトにしては画質いいなぁ」と感じているだけに、不安はあった。

ただ、

最近のコンパクトは多くの場合、明るい時の広角〜標準域は無難に写る


というのはあるし、実際 P10 ユニットも極小素子の高倍率コンパクトデジカメとして無難に、ちゃんと写ると感じている。

GXR_Sample6_28mm_ISO183
28mm, F3.5, 1/30s, ISO 183
(リンク先はオリジナル画像)


言い方は悪いが、善くも悪くも画質はこんなもんであり、可もなく不可もなく。もっと言うと

期待していなかった分、悪くない


と納得している。「やっぱり極小素子の高倍率コンデジでは、こんなもんだったかー、はぁ…」と、落胆するようなことはなく良かった。

ただ、ちょっと気になるのは、結構強烈にシャープネスがかかること。等倍で見てハッキリとエッジが浮くくらいにシャープネスがかかることも多い。

GXR_Sample1Trim
(等倍切り出し画像・リンク先は元画像)


個人的に(RAW でなく)JPEG は眠い画像よりシャキっとした画像の方が好みだが、そんな私が「思いの外、シャープネスが強いなぁ…」と感じることもしばしばだから、結構なかかり加減だと思う。リコーのデジカメはノイズリダクションとシャープネスは大人しめ、という印象があっただけに、意外だった。

暗部は ISO 値が低い時でも油絵っぽくなったり、中望遠以上は細かい描写が溶けがちになったり、ということもあるけれど、それはコンパクトデジカメ(素子)だから止むを得ないところ。最初から諦めてるし、納得もしている。

GXR_Sample7_50mm_ISO125
50mm, F4.0, 1/40s, ISO 125, -1.0EV
(リンク先はオリジナル画像)


ただ気になるのは、同じシーンでもちょっとした違いでノイズ量が大きく変化することがあり、画質も大きく変わってしまうことがある。例えば、

GXR_Sample4Trim
300mm, F5.6, 1/500s, ISO 2263, +0.7EV

GXR_Sample5Trim
300mm, F5.6, 1/500s, ISO 2075, +0.7EV


上記2つの写真は、ともに元写真から等倍で一部を切り出したもの(リンクで元写真のオリジナル画像表示)。一見すれば判るように、前者はノイズリダクションが明確にかかっていて、ノッペリとしつつもノイズが少なく、細かい描写の少ないこの写真では良い印象を与える。

後者はノイズリダクションがかかっていないか、掛け方が弱いためにかなりノイジーな絵になっている。元写真で比較すると、かなり印象が違う(細かい描写の少ないこの写真なら前者の方が好ましい)。

で、この2つの撮影時の違いと言えば、微妙にカメラを動かしてしまって、結果 ISO 値が少し違うだけである。その他の設定は同じ(というか、ノイズリダクションも OFF にしてるのだけど、一定 ISO 以上では強制的にかかってしまうようだ)。

ISO 2263 ならノイズリダクションがかかり、ISO 2075 なら(あまり)かからない。その間にノイズリダクションを ON/OFF する境界線を利用者としてはひいてないのにも関わらず、ちょっとしたことで大きく絵が変わるのは、ちょっと考えものではある。

(ノイズリダクションに関しては、後述する高感度画像比較でまた触れる)

というか、こんなに違うものをコントロールできないというのは、本来コントローラブルなことが自慢の GXR だからこそ、少し気になる。こういうところもコントロールしたいと思うから GXR を買ったのに…という思いはある。

RICOH GXR カメラユニットGR LENS GR LENS A12 50mm F2.5 MACRO
RICOH GXR カメラユニット GR LENS A12 50mm F2.5 MACRO

(Amazon では時々 50mm ユニットが6万円に。2010/10/29 現在も 60,672円と安売り中)


さて、画質云々とはいっても、以前からコンパクトデジカメとしては画質が良い方の PowerShot S90 を持っているので、105mm 域までで画質優先なら PowerShot S90 を使えば良い。S90 は GXR 同様に RAW で撮れるし、十分コントーラブルだ(動体相手でも使えるし、変な制限はむしろ少ない)。ステップズームも GXR より使いやすい。

そういう事情があるわけで、私が GXR + P10 を買った理由の一つであり、GXR + P10 に求めるものは

200〜300mm の望遠域で、どれだけ使える画質か?


というところにある。実際に GXR + P10 を買ってきてからは、頻繁に 300mm を利用しているしね(やはり便利だ…)。

ということで、買って間なしに試し撮りしてみた例。

GXR_Sample2_300mm_ISO1600
300mm, F5.6, 1/160s, ISO 1600
(リンク先はオリジナル画像)


適当撮りしてみた最初の試し撮り写真。300mm, 1/160s なので、手ブレ補正が一応あるとはいえ、背面液晶を見ながらなので手ブレギリギリである。というか、微小な手ブレはある(それも事例のうち X-)。おまけに開放 F値が暗いので、ISO 1600 という高感度である。

この画像の真ん中を等倍で切り出してみると…

GXR_Sample2Trim


女性の髪の毛は解像していないし、手前の植え込みの葉っぱもそうだし、全体的にボンヤリ加減は否めない。でも、コンパクトデジカメの 300mm 手持ちと考えれば、ちゃんと写ってるとも思える。個人的には

ISO 1600 だし、適当撮りしてコレなら良いんじゃね?


と思えた。いや、正直言えば「300mm 域もそこそこ使えるじゃないか、メモ・記録用としては十分だな、と。

もっともコンパクトデジカメで等倍画像を云々するのはナンセンスでもある(と思ってる)から、50% 縮小した画像を切り出してみると

GXR_Sample2TrimHalf


うん、全然悪くない。これで軽くアンシャープマスクをかけてやれば、全く問題なく使える画像に思える。極小コンパクトデジカメ素子で 300mm, ISO 1600 という条件で、これだけ写れば不満ない。風景撮りなどをしなければ、全然オッケーだ。

そして

今どきの高倍率コンデジも馬鹿にしたもんじゃないね


と自分の認識を改めたり。F707 とか R4 とか、そんな昔とは随分違うわけだ。

そしてもう一つ 300mm、ISO 200 での撮影を見てみる。

GXR_Sample3_300mm_ISO200
300mm, F5.6, 1/40s, ISO 200, +0.7EV
(リンク先はオリジナル画像)


リンク先のオリジナル画像を見れば判るように、実にスッキリ写っている。300mm, 1/40s で撮ってるが、こちらはてすりに身体を固定しての撮影なので、このシャッター速度でもキッチリ止まってる(以前のリコーのイメージとは違う、そこそこ効く手ブレ補正の効果もあっただろう)。

被写体に細かな描写がない、ISO 200 まで下げている、などの好条件にはなっているものの、きちんとフォーカスがあって手ブレしなければ、300mm 望遠域も(コンパクトデジカメとしては)十分綺麗に撮れることが判る。

思わず、「R4 とかあの頃の画質に比べると雲泥の差だなぁ」という隔世の感を禁じ得なかった。ま、これが暗部の多い被写体、動きもの、細かい部分の多い風景撮りになると、やっぱりコンデジ…になるのだが、これだけ写れば不満は言えない。

RICOH デジタルカメラ GXR P10 28-300mm F3.5-5.6VC KIT GXR+P10KIT
RICOH GXR + P10 28-300mm F3.5-5.6VC KIT

(アマゾンの激安価格は在庫のあるなしで変わるようだ…)


さて、先の例では ISO 1600 の割には頑張ってる、的な評価をしたが、「高感度はどこまで使えるの?」ということを把握する必要はある。高感度画質だけでカメラの善し悪しは決まらないが、

自分のカメラが、自分の基準において、どこまでの高感度が使えるか?


を把握するのは重要なことだ。

なにせ、

「望遠側の開放F値が暗いので ISO 感度は極めて上がりがちになる」
「被写体を止めたい時には ISO 感度を上げざるを得ないことが多い」
「個人的にコンパクトでは夕暮れ〜夜の写真が多い」

という理由がある。

また前回記事でも書いたように GXR + P10 のSモード(シャッター速度優先 AE)が勝手に ISO を上げすぎるため、シャッター速度を稼ぐ場合はP/Aモードにして ISO 感度を必要な分だけ上げる方法を使わざるを得ない。

それゆえに、P10 ユニットの ISO 感度は、どこまで使えるかを把握するのは大切である。

ということで、個人的には夕方〜夜のシーンで使うことが多いので、残照の時間帯に2つの被写体で ISO 100, 200, 400, 800, 1600, 3200 を撮り比べてみた。ライトアップ付きの建物・看板と微かに光が残る夕暮れ後の空である。

続きを読む

大きく値下がりしたのをキッカケに購入した GXR + P10 も到着して一週間近く経ち、操作と設定による変化に慣れるべく雑多なものを適当撮りしたり、お出かけに持ち歩いている昨今。やはり 300mm まであると

ZakInGambaField
メモ画質でも遠くの物を撮れるのは便利だなぁ…
(ザッケローニ日本代表監督@ガンバ練習場第二グラウンド)


とか思うわけで、望遠域の画質はオマケ程度だったり、F値が暗いからすぐ高感度になる→ドロドロ画質になる、なんていう不満はあれど、「コンパクトで望遠」を持つことの意味を再認識させられています(上記写真のリンク先は中央等倍切り出し画像)。

もっとも、自分の中で「日常のスナップは GPS もある iPhone4 で十分」となり、一眼と iPhone4 の間に存在する余地が少なくなってきた“コンパクトなカメラ”を再度見直すものになるかどうかは、まだまだ判りません。

今の“嬉しがって持ち歩く期間”が過ぎ(未知な新製品ではないので、元々大して買って嬉しくはないですが)、落ち着いて数ヶ月経ってから以降どうなるか?ですから、来年になってどういう使い方をしているかによって、自分のカメラスタイルを改めて判断することになるでしょう。

GRX_HiroshimaSample2


さて、写真センスは皆無でも、メカの機能を把握し操作する感覚だけは優れた方だと思ってる私としては、2〜3日もあれば、ほぼ一通りの機能を把握し、操作に困るようなことはなくなって…ないんですよ、これが。

いや、機能もほぼ把握しましたし、操作方法も十分把握しているはずなんですが、「え?これは初期設定に戻るの?」「え?このモードの時にはダメなの?」的なことが頻発していて、ちょっと把握しきれない点が多いと感じています。

なんというか

細かく設定できるのは良いけど
スッキリとしてなくて判りにくい


と感じる GRX。

初代 GR Digital を使っていた時は(ホールティングその他を含めた操作感全般が)ホント使いやすいと感心していたのですが、GRX にそれは感じない。ぶっちゃけ、リコーのデジカメは操作性が秀逸というイメージからは遠い

ぶっちゃけ、

多機能というより、ひたすらマニアック


と言った方が相応しい。素晴らしくカスタマイズ性に優れているのに、手放しで賞賛はできないものになっている。

もちろん、一眼以上に機能性に優れた“セミ”前後ダイアル、アップダウンダイアルとADJ レバーによる操作性は相変わらず良いし、ボディはコンパクトデジカメと比すればかなり大柄だけれども

ボディの剛性感とグリップの良さは素晴らしい


のも事実。剛性感は廉価一眼より良いくらいだし、グリップはホントしっくり来る。

メニューを一見すれば判るカスタマイズ性も、マイセッティングの設定保存能力にしても素晴らしいのだけど、

  • P/S/A/M のモード毎に(電源 OFF やモードを変えた場合に)覚えていてくれる設定項目が判りづらい。

  • マイセッティングモードで記憶できる設定項目と P/S/A/M モード毎に記憶される設定項目に差がある。

  • マイセッティングモードで設定を変更した項目は(モードそのままでも)電源 OFF で忘れられてしまう
    (これは好みだろうけど、P/A/S/M モードとの統一性という意味で、どうかな?と。設定を初期化したければ呼び出すか、ダイアルを他へ動かして戻したら済むことだしね)


というようなことがあって、戸惑うことが少なくない。例えば、

「ISO 設定や AF 設定は変更しても電源 OFF しても記憶されるのに、連写設定は単写に戻ってしまう」

とか

「マイセッティングでは ADJ レバー内のメニュー項目、Fn キー設定はカスタマイズされるが、P/S/A/M では共通」

とか細かいところで統一性がないので、「あれ?これはデフォルト値に戻ってしまうのか…」みたいなことが結構ある。

電源 OFF でデフォルト値に戻ってしまうといえば、ズーム位置も電源 OFF 時に覚えてくれない(覚えておく設定もない)。ズーム位置を覚えておいてくれることくらい、今どきコンパクトデジカメではさほど珍しくも何ともない。GRX でもマイセッティングがシーンモード設定ならズーム位置は記憶できる。

というか、

これだけ色々と設定できるにも関わらず
ズーム位置が超限定された条件でしか記憶されないとか、おかしくね?


と思うわけで。言っちゃ悪いが、色々できる割には、色々できるだけに、あれ?これできないの?が少なくないのである。

おまけに GRX + P10 ユニットの組み合わせだと

「S モードだけ ISO 設定が強制自動で、おまけに上限 ISO 3200 固定」

とかね…もう「ハァ?なんで、そうなるの?」という感じ。

Sモードだけ ISO 指定一切不可とか馬鹿なの?


としか言いようがない。GRX って、コンパクトデジカメより一クラス上を目指した製品なんでしょ?なんで、Sモードだけ、こんな安物コンパクトデジカメみたいな制限があるわけ?(P10 ユニットは相応の素子かもしれないが)

せっかくSモードにはシャッター速度自動シフト機能という便利機能があるのに、ISO感度が自動限定のままではなんのためのシャッター速度自動シフト機能やら、である。

ドロドロ画像の ISO 3200 にまで上げられてから
シャッター速度を強制低下されても意味ねぇよ…


としか言いようがない。

Mモードだと逆に ISO は固定のみで自動には設定できないしねぇ(P10 ユニットの場合)。ISO を自由に変えられるデジタルカメラの時代には、絞りとシャッター速度を固定して、ISO 自動で光量をコントロールするというやり方は珍しくも何ともないのに、いつまで糞古い考え方に囚われてるんだか、という感じだ。

【追記】他にも「連写モードにすると、問答無用でISO 400まで引き上げられる」というのもある。どんなに照度があっても ISO 400 に強制的に上げられるのは、コンパクトデジカメ素子だけに結構辛いものがある。

もしかして、リコーの技術力が足りないのかもしれないが、どちらにしてもアホすぎることには変わらない。

GRX_HiroshimaSample1


他にも細かいことだけど

  • ISO 自動設定は ISO Auto と ISO Auto-Hi があって、後者は上限を自由に設定できるが、前者は 200 固定。これだけ自由にユーザー設定させるなら、ISO Auto もユーザーに上限設定させてくれても良いのでは?

  • 以前の GR Digital のように MF 時にはズームレバーを MF フォーカシングレバーとして機能させてくれても良いのでは?
    (MF 中にズームする人は少ないだろうし、そういう設定があっても良いように思う)
  • DIRECT 画面がなんか使いづらくて使わない、勿体無い
    (DIRECT ボタンの位置・形状も微妙、一度呼び出したらシャッターボタンでキャンセルされず、シャッターボタンを離すと再度呼び出される etc. これは好みだろうが)
    【追記】2010/11/1 のアップデートで DIRECT 画面におけるシャッターボタン半押し決定が可能になりました

  • 【追記】連写モード時はISO 400引き上げだけでなく、WBをマルチパターンAUTOにしてるとAUTOに強制変更

  • 【追記】AFターゲットを使用すると AF モードが自動的にスポットAFになるが(当然)、AFターゲットを使用したまま AF モードを自動選択・スナップ・∞に変えても AF モードは変わらない(MF だけは MF になる)。AF ターゲットを OFF にしないと有効化されない(自動的に AF ターゲットが OFF になっても良いはずなのに…)

  • 【追記】撮影時に格子線(グリッドガイド)を表示させることと、撮影時情報の表示が両立できない


あたりは気になる。何度も書くけれど、

色々カスタマイズできて、設定できて
それがウリの一つだからこそ、足りないところが気になる


のである。これが普通のコンパクトデジカメなら、「できねーのかー、しゃーねーな」で終わるけれど、そうではないから気になるし、イラッともするのだ。2〜3万で売りたいカメラじゃないんだろ?と思うわけである。

パッと見のスペックではコンティニュアス AF がないことくらいしか判らなかったが、

「GRX には意外と足りないものが多い」
「マニアックだが、操作性は必ずしも良くない」

というのが私のファーストインプレッションである。まぁ、このクラスの製品のくせして AF-C がない時点で、どこか歪なカメラであるが…

まぁ、リコーが

こんな変態カメラを買う人なら多少判りづらくても
制限があってもマニアックでも良いだろ


と考えているとしたら、それには反論できない、俺が悪かったとしか言いようがないけどね! X-)

GRX_HiroshimaSample3
こういう時は「使える」コンティニュアス AF が欲しいね…


とまぁ、色々と不満を連ねているけれど、それは

せっかく良いポテンシャルを持ってるのに、もどかしい〜っ!


というのが大きい。

画質に関しては次回以降に書こうと思っているが、コンデジ素子の P10 ユニットには何も期待してなかったが、期待してなかった分よりは良い印象だし、サイズ的にも過去のマイクロフォーサーズを持ち歩いている時よりはずっと身軽だ。グリップは近年購入したデジカメではベストフィットだしね(1D MarkIII 以来だなぁ)。

GRX の極めてカスタマイズに優れた部分も高く評価しているわけで、GRX への印象はむしろ思った以上に良い

それだけに画竜点睛が…いや点睛どころか、いくつもの点を欠いている感じがするのが惜しいのだ。なんとかしてよ、と思う。判ってはいたけど、AF-C がないことも含めてね。

そして、少なくとも操作性という点においては、私の今までのリコーに対する好印象は下がった。もちろん、GRX の操作性が悪いとまでは言わないし、未だ良い方に属するだろうが、最近の他社コンパクトデジカメ、ミラーレス機を使ってきて、

操作性の良さに以前ほど他社よりアドバンテージがあるとは思えない


と感じさせてくれる GRX だった。

比較しても大して意味はないが、少なくとも PowerShot S90/95 と比べて大きく優れてるとは思えない(劣ってるわけでもない)。S90 には慣れている分を除いても、そう思う。リングコントローラーを含めて、S90 の操作性の良さを改めて感じたくらいだ。

きっと、私も GRX にすっかり慣れれば、操作性についての不満も多少減るだろう。けれど、最初に触って判りづらいものは操作性が良いとは言えない。好みの差はあっても、良いものは最初から概ね良いものだ。

それだけに、GRX に慣れてしまうとそういったことにも気づかなくなるだろう。だから、今まだ慣れていく途中に、まずこのことを書き留めるべく、GRX 最初の感想を記事にしてみた次第である。

RICOH デジタルカメラ GXR P10 28-300mm F3.5-5.6VC KIT GXR+P10KIT
RICOH GXR + P10 28-300mm F3.5-5.6VC KIT

値段は上がったり下がったり。下がってる時はホントお買い得!(変態カメラだけど)

iPhone を iPhone4 に買い換えて以来、本来コンパクトデジカメの役割であった部分まで iPhone4 で撮るようになってしまった。このことは過去のブログでも twitter でも何度も述べてきた。

もっとも、後付グリップを輸入して付けるほど気に入っていた PowerShot S90 は、今でも十分お気に入り。iPhone4 の HDR 機能を使ってみて「スナップや記録写真用カメラこそ HDR が必要」と思ってはいるものの、真のコンパクトデジカメサイズで(コンパクトとしては)良い画質+RAW撮影可能な S90/S95 は、やはり良い。

現行の PowerShot S95 なら HDR 機能もあるし、元々コンパクトの中で良い方だった高感度画質もさらに良くなってる。マイナーチェンジゆえ、さすがに買い替えはしないけれど、P/S/A/M モードやリングコントローラーがあるゆえに、一眼を使ってる人には今でもオススメできるコンパクトだ。

とはいえ、私の中では出番が減ってしまった。大部分の原因は私の不精にあるのだけど、やはり気軽すぎるコンパクトデジカメではなく

「写真を撮る」という気になるサブカメラを買う必要があるかなぁ…


なんて思っていたところ、なんとなく昨日 Amazon を見たら



おぃおぃ、マイクロフォーサーズが半額以下だぜ!と、思わずポチりそうになった。

パナの 20mm パンケーキレンズは描写にも定評がある。GF1 自体コンパクトとは到底言えないが、コンパクトデジカメよりはずっと描写はいいし、なにせ AF は速い。DMC-G1 を1年半以上使ってきたから、G1 とほぼ同じ性能・画質の GF1 はよく判ってる。

が、しかし

十分知ってるだけに GF1 を買うのはつまらないんだよな…


というのはあった。知ってる物を買うのは、知らないものを買うよりつまらない。そう思う私の性格であった。それに半年後には GF2 が出るし…

それでも基本的に被写体は望遠志向で、AF が遅いのが許せない私としては、サブマウントがマイクロフォーサーズというのは理にかなっている。でも、かなっているのに3ヶ月ほど前にレンズ3本とともに一式を売却したばかりだ。

ま、不満があって売却したわけでもなく、そのうちまたマイクロフォーサーズに戻ってくるかもなぁ…とは思いながら売却したので、再びマイクロフォーサーズに戻ってもおかしくないのだが(待望の 100-300mm も発売されるしね!)。

そう思いつつ、とりあえず GF1 を Amazon のカートに入れ、“今は買わない”に大量の商品が入ってる(笑)自分のショッピングカートを見たら

GXR + P10 が前日から5千円値下げ!


になっていた。



【追記 10/19】 2010/10/17〜18にかけて36,721円でしたが、その後再び4万円強と値段が戻っています。そのうちまた値下がることもあるかも…

【追記 10/25】再び値下がりして、前回よりさらに数百円安くなって 36,461円に。と思ったら、夜にはまた5千円以上値上がり。当分、上げたり下がったりの繰り返し商品になりそう。


リコー GXR は登場以来ずっと興味はあったが、得るものに比して無駄に高いわ…というのがあってスルーしていたが、「GXR + P10 キットが4万円切ったら真剣に買うのを考えても良いな」と思っていたし、言っていた。まぁその証拠に、Amazon のショッピングカートの今は買わないコーナーに入れて、価格変動を常にチェックしていたわけで(^^;)

ただ、私とリコーのデジカメの付き合いといえば、

買う→操作性は良くても、糞遅くてギコギコと鳴る AF その他に耐えかねる→売る→しばらくしたら何故かまた気になる→…

の悪循環。

GXR も発表当初から興味はあったが、去年の発売当初、店頭で試した時も「うわっ、相変わらず AF は糞おせーし、下品な音を立てるな。これでこの値段とかアホか」で終わりだった。それは今でも大して変わってない。

なので、それからまた半日悩んでいたのだが、今朝になったらまた100円ほど安くなっていたので、なんかそれにも背中を押されてポチっと!。そして、さっき届いた(プライム会員なので即日届く。だからヤバいとも言う ^^;)。

GXR & S90 (2)
PowerShot S90 と比べると、GXR は P10 ユニット搭載でも
コンパクトデジカメの範疇にないことが判る


ぶっちゃけ、リコーのデジカメは何回か買ってるが、個人的には色々と微妙だ(だから何度も買っては手放してるのだが)。評価する部分も多々あるけど、どうしても堪え難い部分も多い。

加えて、リコー信者の“あばたもえくぼ”的評価をあちこちで見るとウンザリするくちだ。このあたり、オリンパスとリコーのカメラが好きになれないのは似ているかもしれない(他人が何を好きだろうと勝手だから非難はしないけどね)。

CX(旧R)シリーズを除いたリコーのデジカメは、亀ヲタ等限定愛玩用カメラだから仕方ない(値段が高いのは止むを得ない)と理解していても、「カメラは写真を撮る道具」でしかないと思ってる私は、リコー好きな人とは相容れないものがある。

そう思いながらも、またリコーのデジカメ、それも無駄に高い GXR を買ったのは…

  • この値段(3万円台半ば)なら玩具として悪くないと思えたから。

  • ついでに言えば、Amazon ギフト券を使って3万だったから、すぐ売却しても諦められると思ったから :-)

  • 望遠を使いたいことが多い私としては、いくら糞画質でも PowerShot S90 の 100mm からトリミングするより GXR + P10 で300mm を使った方がマシだと思えたから。

  • P/S/A/M モードがある&一応 RAW で撮影できる(DNG なんか RAW モドキだと思ってるけど)

  • P10 ユニットは HDR 撮影可能なので、望遠域同様 S90 に足りなかったものが補える。

  • P10 ユニットは一応 RAW でも連写が可能+ハイスピード撮影と、これまた S90 にないものが使える。

  • ユニット交換で APS-C 素子&レンズが使える(GXR 唯一無二の存在意義ですな)

  • 来年のロードマップ、APS-C ズームユニットとか他社マウントユニットとかを一応信じてみる(オリンパスとリコーの言うことは当てにしないけど)

  • 上記の理由があれば、中途半端なサイズの筐体も許せるかも。

  • リコーだから後継ボディも P10 後継ユニットも、すぐには出せない=型落ちになりにくいだろうから。


ということ。ひと言で言えば

今までにないカメラだから
一度使ってみなきゃ判らんわな!


であり、

すぐ売却しても後悔しない値段になったから


でもあります。

何度もリコーデジカメを購入→1年以内に売却してる私ゆえ、リコーのデジカメを買うのは後者の理由にならないと無理ですな。後ろ向きに見えるかもしれないけれど、私としては前向きに買ったつもり

ただまぁ、GXR を買ったら買ったで、「そのうち手放すだろうから、安く手に入るぜ」と思ってる友人が何人もいるようですし、きっとそうなるような予感をしつつの購入ですが…(>_<)



というわけで GXR を、数年ぶりにリコーのデジカメを手にしました。過去のリコーのデジカメは

「AF が遅いカメラは大嫌い」
「ジーコジーコと下品な音を立てるフォーカシング動作が許せない」
「ノイズリダクションの拙さを味とか言うのが嫌い」
「補正してるのかどうか判らない手ブレ補正はふざけすぎ」

などと言ってきたわけですが、GXR はどうなりますやら。まぁ、どれも大して納得できるとは思いませんが、

このサイズで APS-C も含めたレンズ交換可能できる魅力


で、嫌いな点を上回る魅力を感じさせてくれるかどうかでしょうね。でなきゃ、無駄にデカくて大した性能でもないのに高いだけ、になってしまいます。

それゆえ、結局は

使いたいレンズが我慢できる範囲内に出るかどうか


にかかってるわけですが、なにせ、この1年でもレンズユニットは2つだけですからね…

リコーに望遠レンズは期待してませんが、

  • ロードマップにある APS-C ズーム

  • マクロじゃない AF の速い APS-C の 50mm

  • APS-C の 100mm 前後域(マクロ要らねー)

  • 28mm より 35mm が好き


は、とっとと出してもらいたいものです。

願わくば、APS-C は無理でも S10 ユニット(や PowerShot S90)と同じ撮影素子で、まともなレンズ使って 70-200mm とか作って欲しいんですけどね。

望遠レンズは少しくらいデカくても良いんですよ
他はもっとデカいんですから


と思うわけで。

いずれにしても、我慢できるのは1年くらいですから、今のようなチンタラしたユニット開発ペースだと、そう遠くないうちに手放すような気も…と買った日から言うのもなんですが(笑)、

ニコン・キヤノンのミラーレスが出たら速攻売却だろうな


と思いながら買ったのでね(笑)

さて、今回のリコーデジカメとは、どういう付き合い方になりますやら…

RICOH デジタルカメラ GXR P10 28-300mm F3.5-5.6VC KIT GXR+P10KIT
RICOH GXR + P10 28-300mm F3.5-5.6VC KIT

値段は上がったり下がったり。下がってる時がお買い得!

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