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タグ:Nikon1V1

前回記事では、かなり気に入っている Nikon 1(の望遠ズーム)ですが、ニコンの決算説明会資料 (PDF)

Nikon 1(ノンレフレックス)は、商品計画を見直す。今期のレンズ交換式カメラを55万台下方修正するが、その大半はNikon 1

という、Nikon 1 の将来が不透明になったと考えざるを得ない文言があったことを書きました。

と同時に、Nikon 1 が気に入っている私も「売れないのも道理だよなぁ」と感じていることも書きました。売れ線ミラーレス機であるマイクロフォーサーズや NEX あたりと比べても、

  • 画質的に劣ることはあっても(特に高感度)優位性は殆どない

  • センサーサイズが小さいことによるボディ・レンズサイズの小ささは、望遠レンズを除いて優位性の差を縮められている

  • コンパクトから移行する人が魅力を感じる点の一つであるボケを魅力に見せられるレンズが少ない

  • センサーサイズが小さいことで優位になる望遠側は 300mm 域のレンズ止まり

  • 価格的な魅力にも乏しい


という点が挙げられます。

私の場合、EVF+望遠レンズという組み合わせを欲して Nikon 1 V1/V2 + 30-110mm というシステムに魅力を感じていますが、広角〜標準域で Nikon 1 を積極的に使いたいか?と言われれば微妙です(10-100mm のコンパクトな高倍率ズームレンズは良いと思いますが)。

せめて初代 RX100 くらいの画質ならば、もっと広範囲に Nikon 1 を活用していたでしょうが、現状では

小型軽量な望遠システムを持って行きたい時限定


であります。それも、ほぼ昼間専用。

Nikon 1 の AF はミラーレス機で唯一動きものに対応できる AF-C だと感じていますが、同時に動きものを捉える時にはシャッター速度を上げる必要がある時も多い=高感度が必要な場合も多く、Nikon 1 の高感度画質のダメさが、AF の魅力も大きく損なっていると感じています。

Lake Biwako 2013.8.16 at Karasuma Peninsula (2)


そういう意味でも

Nikon 1 はセンサーが良くならないと、どうにもならないよなぁ


と思います。ISO 800 で崩壊する画質では動きもの云々関係なくダメでしょう。

そして、先の理由でも挙げたように、Nikon 1 が売れないのは画質だけではありませんから、ニコンが決算説明会で示したように手詰まり気味なのも仕方ありません。

センサーサイズの小ささを生かしてボディもレンズもグッと小さくしていく方向しかない、それこそ、「サイズ的なライバルはマイクロフォーサーズじゃなくて PENTAX Q だ」という感じにならないとねぇ、と思うのです。

オリンパスもパナソニックもカメラ事業の生き残りをかけてマイクロフォーサーズには注力していますから(ソニーの NEX も)、一般ユーザーに一番訴求しやすいポイントである「大きさ」については努力して、かなり Nikon 1 との差が詰まっています。

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X-E1 の望遠レンズがなかなか出ないので、つなぎの意味で購入した Nikon 1 V1 + 1 NIKKOR VR 30-110mm f/3.8-5.6。

300mm 域までカバーする EVF 付きの望遠レンズセットなのに小型軽量で、当初買った理由と関係なく、軽量望遠セットとして愛用しています。過去記事でも何度も取り上げました。

XF55-200mm F3.5-4.8 R LM OIS を買ってからしばらくは出番がなくなっていましたが(というか、存在を忘れていた時期も…)、酷暑が続く今年の夏は出歩く時の荷物も少しでも軽減したいので、

「望遠レンズも持って行きたいな」
→「高感度は糞だけど昼間専用で Nikon 1 セットで行くか」

ということの多い昨今です。いやホント、マジでこのサイズ感、軽さは助かります。そして何より

ミラーレス機で唯一動きものを狙える AF


というのは有り難い存在です。

そういうこともあって、繋ぎのつもりで「ちょっと試してみたい」程度で買った Nikon 1 ですが、ずっと気に入っています。特に 30-110mm はこのサイズで 300mm 域の望遠レンズというのは素晴らしく、XF55-200mm 単体よりもずっと軽いので、画質面には目をつぶってでも出番は多くなっています。

もっとも、その目をつぶる画質の方はコンパクトデジカメとは比較しては失礼なレベルとはいえ、

ISO 800 でダメダメになる高感度の酷さ


だけは使っていて一番ストレスの感じる点です。

同じ1インチセンサーの CyberShot RX100 を使っていて、そちらはある程度の高感度でも使えなくはないもので(ISO 1600、時には 3200 でも我慢できる画質)、Nikon 1 の高感度画質とは2段くらい差があると感じていました。

これについては手持ちの V1 だけでなく、次世代の V2 / J3 / S1 あたりでも大差ない状況ですので、やはりセンサーの差、同じ1インチセンサーでも Nikon 1 は Aptina 製と言われていて、一眼レフのように SONY 製のセンサーを使っていないからだろうなぁ…と、素人ながらにも感じざるを得ないところです。

そういうこともあって、Nikon 1 が好きなユーザーであれば

「Nikon 1 次世代機では RX100M2 のセンサー、せめて RX100 のを使ってくれ〜」


と思っている人は私だけではないでしょう。

今秋〜今冬くらいにまたモデルチェンジするだろうから、その時は頑張ってソニーと折り合って、是非 RX100M2 のセンサーを使って欲しい。そうしたら高感度画質も劇的改善、Nikon 1 の動体撮影能力もキッチリ生かせるようになるはず…

などということを、お盆前に改めてツイートしたら、その日にこんな発表が。

ニコン、14年3月期の純利益500億円 予想比150億円下方修正:日本経済新聞
‎2014年3月期 第1四半期 決算説明会 (PDF)

このニコンの決算説明会の資料には以下のようなことが書かれており、Nikon 1 についてはかなり衝撃的な言葉があります。


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今週は少し前に購入した Nikon 1 V1 を買った理由だの、しばらく使ってみた感想だのを書いていますが、昨日は「Nikon 1 を買ってよかった理由」について触れました。

Nikon 1 を買って良かった5つの個人的利点

元々 X-E1 の望遠レンズがなかなか出ない代替策をどうするか考えての Nikon 1 という選択だったわけですが、多少なりの不満はあっても(画質面での将来の期待込みで)Nikon 1 を選んだことは概ね正解だったなぁ…と思っています。軽量優先の旅望遠セットとしては納得です。

Nikon1V1_03


反面、EVF 付きボディと望遠ズーム込みで中古なら3万円で買えるし、画質的には現行機とそう大きな差はない、というところに惹かれて Nikon 1 V1 を手にしたわけですが、

こいつぁ(Nikon 1 V1)なかなか人に勧められる代物じゃねぇなぁ


と感じています。決して Nikon 1 が勧められないでのはなく Nikon 1 V1 が、です。誤解なきよう。

Nikon 1 そのものについては、昨日の良かったと感じた点の記事でも書いたように満足すべき点は多いですし、その不満点も購入理由の後編記事で書いたように将来的に改善できるのではないかな…と期待込みで買えるシステム、と思っています。特に望遠系のお手軽サブシステムとしては。かなり便利。

そして望遠レンズを多用するなら、特に動く被写体を撮ることが多いなら(たとえ EVF であっても)ファインダー付きの Vシリーズが第一候補になりますから、型落ちで安い V1 か、現行製品の V2 か。

もちろん、V2 の方があらゆる点で良いのは判っていますが、価格差はボディだけで見れば3〜4倍。中古の V1 と望遠ズーム 30-110mm で3万円でしたが、



ですから価格差4倍。操作性は百倍違うけれど、画質は4倍の価格差もあるとは思えないし…

と悩んで悩んで、事前にニコンプラザなどに入り浸って散々その操作性の悪さを確認し、これなら何とか我慢できると思って購入したのですが、なかなか考えが甘かったというか、想像以上だったというか(笑)

もちろん、操作性の悪さは納得して買ったので(ちょっと泣きたくなることはあっても)我慢できているというか自業自得というか、Nikon 1 V2 との価格差を考えれば仕方ないと思っているのですが、自分がこういう記事を書いて

「Nikon 1 V1 って安いんだな、ちょっと手を出してみようかな」

と考える人がいるとしたら、十分考えて確かめてからにしたほうが良い、いや V2 買えるなら V2 にした方が良いよ、という思いは強いので、以下に「V1 より V2 にしたほうが良い理由」を3点書いておきます。


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