どうでも良い昨日の記事の続きであります。ブログ記事を書きながら頭の中を整理して、少しは VR ヘッドセット買い替えの方向性を絞れたら……という目論見があったのですが、

なんか、どれを買っても、お金を積んでも、現状の不満点解消を全てを満たせないどころか、お金を出した割には…になりそうだから、あと何年かは今のまま我慢しとくのが良いかもなぁ


と思い始めているのは内緒です(ありがち)。

年末くらいにVRヘッドセット買い替えを目論んでいたが【前編】〜Quest 3S発売で買い替え候補の1つが潰される

さて、前回記事では現在使っている VR ヘッドセット meta Quest 2 で、主に MSFS をプレイしていての不満点、大きな欠点について以下の2つを挙げました。
  • VR ヘッドセットが重い → 長時間プレイはキツい
  • 解像感、鮮明度がイマイチで美しい景色を堪能しきれない(通常ディスプレイの方が鮮明、綺麗)

他にも
  • 視野角 (FOV) が 90度と狭く、双眼鏡を見ている感覚とまでは言わないが、やや気になることも
  • フレネルレンズを使っているため視野中央付近はクリアでも周辺部は歪みまくって違和感がある

という不満もあります。光学系については、4年以上前の普及価格帯製品ということもあって致し方ないのですが、VR で見る立体感や広がり、(現実と同じ)視点の自由さがあるだけに残念感の強いところです。

反面、meta の VR/MR/AR に賭ける精力さが生み出すQuest シリーズのファームウェア・アップデートによる機能追加、改善の多さ速さはサポートへの信頼性という点では他より圧倒的です。ユーザーが多いことによるメリットもたくさんあります。

ただ、前回記事で書いたように、アップグレード候補でもあった Quest 3 は廉価版 Quest 3S 発売によって(私には全く不要で高いだけの)最上位ストレージモデル以外が終売となってしまって、候補から脱落。

新発売の Quest 3S は光学系が Quest 2 と全く同じ、重量も変わらないとなれば、3S を買う理由がないので論外。

Amazon_Quest3

また、Quest 3S 発売前の 9月には VR ヘッドセットが幾つも発表されましたが、
  • HTC の新製品 Vive Focus Vision はアイトラッキング搭載、フルトラッキング対応、MR 機能強化といった目玉があるものの、光学系は3年前の VIVE Pro2 と同じでユーザーからは微妙扱いされたりもするし、千ドルレンジ(国内発売されたら10万円台半ば)のミドルクラス VR ヘッドセットでその光学系は微妙すぎて心動かず。
    そもそも MSFS やレースゲームで VR プレイするのがメインだからフルトラッキングも要らなければ、MR はもっと不要なので、個人的にはそこを強化されても…である😓

  • PICO 4 の上位版として登場した PICO 4 Ultra も MR 強化方向。空間ビデオ対応や値段設定も含めて Quest 3 対抗版という感じ?発売直後のせいか評判は賛否ありって感じ。Vive Focus Vision 同様、進化の方向は私の思う方向ではないのは仕方ないかな…。
    PICO 4 の時からフレネルレンズじゃなくパンケーキレンズ採用の割に画質面の評価はさほど高くないこともあって、わざわざコレに買い換えるほどか?という気持ちも。あと、PICO 4 発売時の軽さ詐欺キャッチコピーは未だに印象が良くない。

他にも発表があった気がするけれど忘れてしまったし、気にも留まっていないモノだろうから割愛。

Amazon_PICO 4 Ultra 256GB

ということで、Quest 3 が外れた現状の買い替え候補は(年末あたりの買い替えを考え始めた)夏くらいに調べた
  1. Pimax Crystal Light
  2. DPVR E4 BLACK LIMITED EDITION

この全く方向性の違う2製品。

と、先日発表になった shiftall 「MeganeX superlight 8K」を追加しての 3製品。MeganeX superlight 8K は一瞬「これは理想の VR ヘッドセットだ!」(価格以外)と思ったのだけど、よくよく調べていくと、そうは問屋が卸さない感じもあるので、選択肢の一つということで。

以下、それぞれについて、個人的に購入を考えた場合に色々思うところを徒然と。


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