前の記事では結構批判的と言うか、否定的なことを多く書いたけれど、冷静になってみると
なんて思ったりするし、7D をベースに高感度耐性を上げて 1D を作ってくれれば結構満足だったはずだし、7D で最も不満だった被写体追従の全面化がなされているのだから、そう考えると
「やっぱり欲しいかなぁ…」
とは思う。と同時に
「7D があるのに、値上げされてまで買うのもなぁ…」
とも思う。金が有り余っていれば何も考えずに買えるが、社会の底辺を蠢く貧乏人としては、そうはいかない。
そして、今は EOS 7D がある。
7D は自分にとって決して 100% 満足できるカメラじゃないが、合格点は十分与えられるカメラだ。というか、使えば使うほど自分の用途には
と感じている。スポーツ撮りでは APS-C のレンジがやっぱり欲しかった。フィールドサイドからならば、APS-H の 1D系 + 428 or 540 で良いだろうが、客席からだと APS-H + 400mm レンジのレンズでは物足りない。
AF の速度精度も被写体のサイズに影響されるところはあるから、その点でも APS-C で寄れるのは大きい。それに 7D はやっぱり軽くて小さくて便利な部分は否めない。そんなわけで
という感じだ。
正直、Mark IV 購入を前提に Mark III は売却の方向で考えていたし、いま Mark IV を買うかどうか判らないけど、どちらにしてもおそらく Mark III は売ってしまう方向で考えてる。
ま、売っても大した金額にならないこともあるから、Mark iV を買わないなら、信頼性優先時用に手元においておくかもしれないが、使う頻度は激減しつつある。
反面、高感度となると 7D は APS-C にしては頑張ってると思うけれど、断然 Mark IV なのは事実だし、ボディも安心して使えるし任せられる。ホールド感も手に馴染むのはやっぱり 1D だ(7D の縦グリップが悪すぎるせいだが…)。
Mark IV のグリップ周りは Mark III と同じということだから、Mark III が最もしっくりくる私としては、Mark IV を使えばきっと心地よく使えることだろう…
だから Mark IV は欲しいが、7D がある以上、そして APS-C の利点を感じている以上、
という疑念は拭えない。先に書いたように、画角の点からサッカー撮りは APS-C の 7D 移行は確実になりつつある。
となると、あとは飛行機撮り。でも飛行機なら夜間を除けば Mark III でも間に合ってるし、
という気が出てきた。今の 5D Mark II はどうしても使う気になれないが、7D を見ていたら、今度の 5D Mark III はまともなレリーズやシャッター周りを搭載してくるだろう。1Ds Mark IV の後に出るだろうから、コマ速も4コマ以上出るだろう。旅客機相手に連写はあまり要らない。
な〜んてことを、カフェでコーヒーを飲みつつ、ぼんやり考えていた。
もっとも、ナイターを撮ってみたら「やっぱり画角は我慢してでも高感度が必要だ」となって、Mark IV を買いに走るかもしれないが、それはまぁ来年のナイターシーズンになってから考えればいいことだ。秋も深まりつつある現在、ナイターを撮ることは1、2度だけだしね。
とまぁ、そんなことは別にして、1D Mark IV の仕様では、いくつか気になることがある。
それは肝心要の AF センサーなのだが、Mark IV では F2.8 対応のクロス AF フレームが 39点ある。この F2.8 対応クロス AF フレームは F2.8 より明るいレンズは勿論、一部の F4 相当のレンズ(組み合わせ)でもクロス測距が可能という、ちょっと風変わりな F2.8 対応クロス AF フレームである。
ここで気になるのは、その F2.8 対応クロス AF フレームでクロス測距できる F4 レンズ(組み合わせ)が、
ということだ。
開放 F4 のレンズとして 17-40 や 24-105 があるのに、70-200 F4L がないばかりか、500/4 や 600/4 もない。何故? 500/4, 600/4 こそクロス測距が必要な人は多いだろう。もしかして 500/4, 600/4 リニューアル??
そして、その 39点クロス測距であるが、「39点でクロス測距できるのはAFフレーム任意選択時のみ。自動選択時、クロス測距点は19点となります」とある。ここらも何故?である。
7D と違って密にセンサーが配された 45点 AFセンサー、39点クロスは Mark IV 最大の魅力の一つだが(この密さがあるから全領域 AF フレーム領域拡大も生きる)、な〜んかまたカラクリがありそうで、そこらへんを見極めた方がいいのかなぁ?という気がしてならない。
とはいえ、ここまで発売を引き延ばして、中身は割と順当というか、多くの予測、噂よりも低いレベルに留まったのだから、その分熟成度は高まってると信じたい。
スポーツ撮りは 7D、それ以外は(高感度も含めて)5D Mark III に期待、なんてことは思うけれど、
ってことは Mark III を使ってきた自分が一番良く知ってるだけに、結局諦めきれないような気もするわけで…
所詮、1D を置き換えられるのは 1D だけ。
それ以外に、置き換えられる存在があるとすれば、ニコンの D一桁だけ。
それは身に染みて判ってるからなぁ…一度フラッグシップ機を使うと、なかなか下げられないんだよね…
7D を買ってしまって、その出来が良いだけに、困った事態だ。7D が今イチならば、心置きなく Mark IV に行けたのに(>_<)
驚きが無い方が安心して使えるかもなぁ…
なんて思ったりするし、7D をベースに高感度耐性を上げて 1D を作ってくれれば結構満足だったはずだし、7D で最も不満だった被写体追従の全面化がなされているのだから、そう考えると
「やっぱり欲しいかなぁ…」
とは思う。と同時に
「7D があるのに、値上げされてまで買うのもなぁ…」
とも思う。金が有り余っていれば何も考えずに買えるが、社会の底辺を蠢く貧乏人としては、そうはいかない。
そして、今は EOS 7D がある。
7D は自分にとって決して 100% 満足できるカメラじゃないが、合格点は十分与えられるカメラだ。というか、使えば使うほど自分の用途には
予定・予測していた以上に 7D の満足感は高いし使える
と感じている。スポーツ撮りでは APS-C のレンジがやっぱり欲しかった。フィールドサイドからならば、APS-H の 1D系 + 428 or 540 で良いだろうが、客席からだと APS-H + 400mm レンジのレンズでは物足りない。
AF の速度精度も被写体のサイズに影響されるところはあるから、その点でも APS-C で寄れるのは大きい。それに 7D はやっぱり軽くて小さくて便利な部分は否めない。そんなわけで
EOS 7D はしばらく愛機になりそう…
という感じだ。
正直、Mark IV 購入を前提に Mark III は売却の方向で考えていたし、いま Mark IV を買うかどうか判らないけど、どちらにしてもおそらく Mark III は売ってしまう方向で考えてる。
ま、売っても大した金額にならないこともあるから、Mark iV を買わないなら、信頼性優先時用に手元においておくかもしれないが、使う頻度は激減しつつある。
反面、高感度となると 7D は APS-C にしては頑張ってると思うけれど、断然 Mark IV なのは事実だし、ボディも安心して使えるし任せられる。ホールド感も手に馴染むのはやっぱり 1D だ(7D の縦グリップが悪すぎるせいだが…)。
Mark IV のグリップ周りは Mark III と同じということだから、Mark III が最もしっくりくる私としては、Mark IV を使えばきっと心地よく使えることだろう…
だから Mark IV は欲しいが、7D がある以上、そして APS-C の利点を感じている以上、
Mark III を50万で買った元は十分に取ったが
Mark IV を 57万で買って元が取れるほど使うかなぁ?
Mark IV を 57万で買って元が取れるほど使うかなぁ?
という疑念は拭えない。先に書いたように、画角の点からサッカー撮りは APS-C の 7D 移行は確実になりつつある。
となると、あとは飛行機撮り。でも飛行機なら夜間を除けば Mark III でも間に合ってるし、
どうしても高感度が必要なら 5D Mark III を待ってみるかなぁ
という気が出てきた。今の 5D Mark II はどうしても使う気になれないが、7D を見ていたら、今度の 5D Mark III はまともなレリーズやシャッター周りを搭載してくるだろう。1Ds Mark IV の後に出るだろうから、コマ速も4コマ以上出るだろう。旅客機相手に連写はあまり要らない。
な〜んてことを、カフェでコーヒーを飲みつつ、ぼんやり考えていた。
もっとも、ナイターを撮ってみたら「やっぱり画角は我慢してでも高感度が必要だ」となって、Mark IV を買いに走るかもしれないが、それはまぁ来年のナイターシーズンになってから考えればいいことだ。秋も深まりつつある現在、ナイターを撮ることは1、2度だけだしね。
☆
とまぁ、そんなことは別にして、1D Mark IV の仕様では、いくつか気になることがある。
それは肝心要の AF センサーなのだが、Mark IV では F2.8 対応のクロス AF フレームが 39点ある。この F2.8 対応クロス AF フレームは F2.8 より明るいレンズは勿論、一部の F4 相当のレンズ(組み合わせ)でもクロス測距が可能という、ちょっと風変わりな F2.8 対応クロス AF フレームである。
ここで気になるのは、その F2.8 対応クロス AF フレームでクロス測距できる F4 レンズ(組み合わせ)が、
- EF17-40mm F4L USM
- EF24-105mm F4L IS USM
- EF70-200mm F2.8L IS USM + Extender EF1.4×II
- EF200mm F2L IS USM + Extender EF2×II
- EF300mm F2.8L IS USM + Extender EF1.4×II
- EF400mm F2.8L IS USM + Extender EF1.4×II
ということだ。
開放 F4 のレンズとして 17-40 や 24-105 があるのに、70-200 F4L がないばかりか、500/4 や 600/4 もない。何故? 500/4, 600/4 こそクロス測距が必要な人は多いだろう。もしかして 500/4, 600/4 リニューアル??
そして、その 39点クロス測距であるが、「39点でクロス測距できるのはAFフレーム任意選択時のみ。自動選択時、クロス測距点は19点となります」とある。ここらも何故?である。
7D と違って密にセンサーが配された 45点 AFセンサー、39点クロスは Mark IV 最大の魅力の一つだが(この密さがあるから全領域 AF フレーム領域拡大も生きる)、な〜んかまたカラクリがありそうで、そこらへんを見極めた方がいいのかなぁ?という気がしてならない。
とはいえ、ここまで発売を引き延ばして、中身は割と順当というか、多くの予測、噂よりも低いレベルに留まったのだから、その分熟成度は高まってると信じたい。
スポーツ撮りは 7D、それ以外は(高感度も含めて)5D Mark III に期待、なんてことは思うけれど、
7D + 5Dx では 1Dx にならない
ってことは Mark III を使ってきた自分が一番良く知ってるだけに、結局諦めきれないような気もするわけで…
所詮、1D を置き換えられるのは 1D だけ。
それ以外に、置き換えられる存在があるとすれば、ニコンの D一桁だけ。
それは身に染みて判ってるからなぁ…一度フラッグシップ機を使うと、なかなか下げられないんだよね…
7D を買ってしまって、その出来が良いだけに、困った事態だ。7D が今イチならば、心置きなく Mark IV に行けたのに(>_<)