Tedious diary more x4

写真日記ブログを合流させて完全に雑記ブログ化しました(>_<)

タグ:Mac

ちょうど1年前、アップルから M2 Pro / Max 搭載の MacBook Pro が発売されました。PC としては画期的な電力パフォーマンスで注目を浴びた M1 シリーズの M1 Pro/Max 搭載モデルとしてフルモデルチェンジしてから1年と3ヶ月。妥当なモデルチェンジサイクルでしたが、マイナーチェンジ感は否めませんでした。

M2MaxMacBookPro07


私自身、Mac 新世代機のファーストモデル M1 MacBook Air を購入して一部作業を除き満足していたため、MacBook Pro へステップアップ、というか戻るのも今年 2024年になってから出てくるであろう M3 Pro / Max あたりを予定していました。

ところが、M1 MacBook Air を発売時から1年半使ってきて 90%以上満足していた中で、唯一ストレスを感じていた高画素ミラーレス機の RAW 現像速度。というか、RAW 撮影画像の等倍チェックも含めた取捨選択時の等倍表示切り替えレスポンスの遅さ。

数十、数百枚程度なら全くともかく、毎週のように数千枚を取捨選択するのに M1 MacBook Air だと高画素 Z9 の RAW 相手では厳しく、数千枚の高画素 RAW を迅速に処理できるマシンパワーを求めて、そして買うなら Jリーグシーズンが開幕する前に、ということで購入したのが1年前。

出費が出費を呼ぶ事態(Z9 なんかを買ってしまったばかりに…)に対する愚痴を含めて、購入理由については1年前の記事でも諸々垂れ流しましたが、ホントあの時点で写真撮影、少なくともスポーツ撮影を止めていれば、今でも M1 MacBook Air を心地よく使っていたでしょう…今は Air のボディ形状も変わってしまって残念…



ま、そんなわけで、M3 世代で購入予定が衝動的に M2 Pro …の予定が、どうせ大枚叩くならと M2 Max を奢って購入した M2 Max MacBook Pro ですが、昨年のお買い物ベストの第1位に挙げたくらいには満足しています。

だぶる☆えっち的 お買いものベスト 2023 【後編】5位〜1位

今年になってから出ると思った M3 世代の MacBook Pro が、M2 Pro/Max MacBook Pro から10ヶ月、まさか同年中に出るとは思っていなくて、流石にちょっとショックでした(従来は下位チップ搭載機から順次上位展開していたのに M3 では MacBook Pro から、でした)。

ただ、M3 Pro / Max 搭載機が結構値上がりしていて、きっと現行モデルだと M3 Max 搭載機は買えず M3 Pro しか買えなかったと思うので、それを考えると「買える範囲での性能は新モデルだからといって、そんなに上昇していない」と自分を納得させています😅



そんな1年前に購入した M2 Max MacBook Pro ですが、元々の目的だった「デジタルカメラで撮影した数千枚クラスの高画素 RAW 画像を迅速に処理、取捨選択、調整、現像する」ことに対しては、概ね満足しています。

4,500万画素の Z9 RAW 画像を1秒にも満たない一瞬の待ちもなしに処理できる、というほどのレスポンスは無理ですが(内蔵 SSD がストライピングセットでないと難しい気が?)、実用的な速度、使う気になるレスポンスで大量の高画素 RAW 画像を処理することができました。

昨年1年間、ガンバ大阪のホームゲームを毎試合撮影して、試合から1週間(次の週末まで)の余暇時間に 3〜5千枚程度の RAW 写真の取捨選択、ピックアップした数百枚を調整、現像するところまで行うことができましたから、購入した目的は(100% の満足とは言わないまでも)達成しています。

その他航空祭やらモータースポーツやらの写真整理だけでなく、ちょこちょこ動画編集もしていましたがシンプルな 4K 動画編集も軽々なので(M1 MacBook Air の時も全く重くなかったけど)、やはりマシンパワーはナンボあっても良いものです。なにより

これだけパワフルでも発熱も最小限
ファンもせいぜいほんのり回る程度


であり、パワーがありながら低発熱というのは日常使いにホント重要なポイントだと思っています。

(ファンレスの MacBook Air のように無音ではないですが、その分、大量 RAW 現像時のサーマルスロットリングがないし、ファンも静かなので許容範囲)

M2MaxMacBookPro54


とまぁ、1年前に買った M2 Max MacBook Pro、性能に対しては概ね期待どおりで満足、性能に対する静粛性、低発熱性は完全に満足。目立たないけど MacBook Pro の伝統であるディスプレイの質とスピーカーの良さにも満足。

そして購入から1年間の使用頻度も含めた

買ってよかった度は100%文句なし


な訳ですが、それでも

購入時に失敗したと今も思うことが一つ
購入時から今まで、この先も絶対許せないことが一つ


あります。


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Amazon や楽天の Black Friday セールが始まる頃となり、あちこちのネットメディアでもアフィリエイトリンクが目的だけの記事が乱舞する時期になりました。

いやね、別にアフィリエイトリンク貼るのは全然良いと思うのですが(自分もやってるし)、でも紹介するならちゃんと紹介しろよ、事実上アフィリンク貼るだけになってる記事をメディアを自称する者がやるのはどうかな、少なくとも自分が勧められるものを紹介してリンク貼る記事を書けよ、と思うわけです。

というわけで、しばらくは私自身が今年買って良かった製品、試しに買ってみたら意外と良くて使ってるモノを幾つか紹介していこうと思います。第一弾がコレ↓


(1TBが在庫なく512GBを購入、256GBもあり)


近年、スティック状の USB メモリサイズの超小型 SSD が幾つかのメーカーから発売され話題になっていましたが、今年バッファローから発売された本製品は

USBメモリどころか指の爪サイズ!


SD じゃなくマイクロ SD カードリーダーとほぼ同じサイズという小ささ!マジ小さい!!

具体的なサイズ比較は↓以下のとおり。

BUFFALOminimumSSD04
(各種USBメモリ、SD、microSDカードとの比較)

BUFFALOminimumSSD05
(一般的なUSB3.x対応SSD製品との比較)

BUFFALOminimumSSD06
(意味はないがiPhone 13 miniやAirPods Proとの比較)


いやぁ、マジで小さいです。この極小サイズで 512GB とか 1TB というのだから技術の進歩は素晴らしいですね。容量だけでなく、読み込み速度 600MB/s、書き込み速度 500MB/s(公称値)の SSD ですから、読み書き速度が遅めの USB メモリよりもずっと快適に使えます。

ただ、超小型というのは良い点だけでなく、ネガティブな部分も併せ持ちます(後述)。私の場合、それが嫌で USB メモリサイズの SSD が出てきた時も完全スルーのまま、ずっと標準的な?サイズの SSD を購入していました。


(メイン外付けはThunderbolt対応製品、USB 3に戻れない速さ!)


スティック状 USB メモリと同等サイズの SSD が出てきた時は、小型さよりも後述する小型ゆえのネガティブ要因の方が気になって興味は惹かれずスルーでしたが、本製品のような指の爪程度までまで小さくなると話は別。宣伝にもあるように、

PCのUSB端子に付けっぱなしにできるサイズ


であることが購入理由となりました(ただし USB Type A 端子の場合)。

BUFFALOminimumSSD07


ここまで小さいとノートパソコンの USB-A 端子に挿しっぱなしで持ち歩けますから

外付けでなく内部増設SSD感覚で使える


と言っても良いくらい(USB 接続による速度や機能の制限はありますが)。

ですから、
  • 内蔵 SSD の交換、増設ができないノートパソコン
  • 内蔵 SSD の交換、増設は可能だが、難しい/不安でやりたくない
  • 内蔵 SSD の交換はできるが、手間が面倒

などの理由で

内蔵SSDには手をつけられないけど
スッキリ容量不足を解決したい人に最適


と言っても良いくらい。後述する欠点に目をつぶることができるなら、普通の外付け SSD よりずっとスマートに使えるのは事実。

私自身、このサイズなら欠点を補って余りある使い方が可能、と感じて購入した次第です。



ただ、以下に挙げる欠点がありますから、私としては挿しっぱなしを考えてない、普通の外付け SSD 用途で買うなら他を当たる方がベターだと思います。あくまで PC に挿しっぱなしか、それに近い感覚で使うことが前提ならお勧めできます。


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しばらく余暇時間は日曜日のガンバ大阪観戦時の写真整理にかかりきりになる予定でしたが、ショック大きめ敗戦に写真整理する気分ゼロなので、ひとまず半月前に購入した M2 Max 搭載 MacBook Pro(以下の M2Max Pro)のファーストインプレの残りを書いておこうかと思います。

まぁ、写真整理するのもしないのも、そのペースも気分次第が可能なのは、趣味である特権。ガンバ大阪のホームスタジアムがサッカー専用でピッチの近い現スタジアムに移転してから写真を撮る人が増え、中には「ピッチサイドで撮れるプロはええな」みたいなことを言う人もいますが、その場所で撮ることには責任が伴う、高質な撮れ高を迅速に提供する責務が伴うわけですがねえ。

もっとも、写真整理するのもしないのも気分次第と言いつつ、1試合で平均3千数百枚 100GB を超える撮影データーを数回放置すればすぐ内蔵ストレージを圧迫して身動き取れなくなるため、否が応でも写真整理を行う羽目になります(>_<)

2回目の記事で仕様カスタマイズの際、

いつも未整理写真にストレージを圧迫されどおしだから、次に買い換えるときは 2TB SSD にするぞ!と思っていたけど、べらぼうな価格差にそこまで手を出しきれなかった…


などと書きましたが、正直言って今回も(マシンの性能は数倍になったのに)ストレージが 1TB SSD のままにしたことで、使い始めから半月程度で内蔵 SSD の残量を気にしながら使っていて若干後悔がないわけではないものの、

常時ストレージ圧迫を感じてる方が
強制的に写真整理が捗る


という前向きな思いもあったりします。2TB SSD にしていたら、楽ではあったけど、未整理放置写真も増えるばかりだったと思うんですよね…

M2MaxMacBookPro40


とまぁ、そんな感じで、ほとんど不満のなかった初代 Apple Silicon M1 搭載 MacBook Air(以下 M1 Air)を、Z9 の高画素 RAW の迅速処理のためだけに M2 Max MacBook Pro に買い替えてしまった話 Part 4。

前回は購入して半月ほど使ったファーストインプレッションを、今まで使ってきた M1 Air と比較しつつ記しました。

M1 MacBook Air から M2 Max MacBook Pro に買い替えた話【1】ほとんど不満ないのに買い換えた、たった一つの理由
M1 MacBook Air から M2 Max MacBook Pro に買い替えた話【2】日和って妥協したカスタマイズは反省の元
M1 MacBook Air から M2 Max MacBook Pro に買い替えた話【3】購入から半月のファーストインプレ、M1 Air と比較しつつ

今回は前回の続きとして、買い替え理由であった Z9 の高画素 RAW 画像を大量処理していく上で、M1 Air から M2Max Pro にして、どれくらいの速度向上があったか、実作業していく上でどんな変化があったか、を記しておきたいと思います。毎度の如く、大したことは書けませんが。


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花粉大爆発に伴って目や鼻だけでなく喉もやられ、風邪でもなく熱もないのに熱発みたいな全身倦怠感的体調不良に襲われる季節になりました。花粉症も良い薬が毎年出てきているわけですが、何ともし難い部分もあるわけで困ったものです。秋冬好き人間なので、こんな苦しい春や裸になっても暑い夏は要らんのですけど。

そんなひどい花粉症を押してスタジアムへ行っても辛い負けを見て帰ってくるわけで、目も鼻もジュルジュルなのは花粉症のせいだけど、泣きたい気分の夜であります…orz

TediousDays20230312_1922


さて、ほとんど不満のなかった初代 Apple Silicon M1 搭載 MacBook Air を、たった一つの理由で M2 Max MacBook Pro に買い替えてしまった話 Part 3。

書き殴り前置き回を続けていましたが、ようやく本題?の、M2 Max MacBook Pro を使い始めた段階での使用感を述べていこうと思います。

M1 MacBook Air から M2 Max MacBook Pro に買い替えた話【1】ほとんど不満ないのに買い換えた、たった一つの理由
M1 MacBook Air から M2 Max MacBook Pro に買い替えた話【2】日和って妥協したカスタマイズは反省の元

不満がほとんどなかった M1 搭載 MacBook Air(以下 M1 Air)を M2 Max MacBook Pro(以下、M2Max Pro)に買い替えた理由、そしてカスタマイズ仕様を決めた理由は前回までの上記記事でダラダラ書いたとおり。

どうせなら Max 全部入り的な仕様にすべきだったかも?という反省はあるものの、これ以上の出費は躊躇われるところでもあり、また GPU 30コア仕様、32GB メモリ、1TB SSD という有力選択肢の仕様がたまたまストアモデルと同じで即納だったのが決め手でもありました。

M2MaxMacBookPro02
(今回購入のMacBook Pro仕様)


イラチな性格上、「すぐ買える、届く」というのは大きな魅力でしたし(カスタマイズしても納期1週間〜10日でしたけど)、即納だったおかげで、Jリーグやモータースポーツシーズン開幕直前に届き、即セットアップして今季のサッカーやモータースポーツ写真の整理現像にいち早く投入できたのは、結果的に良かったかな、と思ってます。

前々回記事で書いたように、M1 Air にほとんど不満がないのに買い替えたのは、大量の高画素 RAW 画像を迅速に整理現像できるようにするためでありました。

ニコンがミラーレス世代でフラッグシップ機を望んでもいない高画素化をしてしまったせい弊害であり、イマイチ満足しきれない Z9 のせいで要らぬ出費をまた強いられているのはいささかムカついておりますが、その買い替えの主因でもある

高画素RAWの処理迅速化
については概ね満足


しています。

速さへの欲望というのはキリがありませんし、速さはすぐ慣れてしまうものですが、それでも買い替えて半月の現時点では、

ま、高い金を払った甲斐はあったかな


という納得感はあります。なので、買って良かったかな、と。

元々買い換えるとしても M3 MacBook Air を待つ予定だったけれど、M3 Air が購入したマシンより速いということはないでしょうし、諸々写真の大量整理が始まるシーズン前のこのタイミングで M2 Max MacBook Pro を奢った意味はあった、と思っています。

M2MaxMacBookPro38


買い替えの動機となった「Lightroom Classic の RAW 現像速度が M2Max Pro は M1 Air の4倍!」というのは、最上位 39コア GPU プロセッサの結果であり、また、あくまでストレート現像のベンチマークテストでの結果なので、本機の 30コア GPU で、なおかつ様々な編集パラメーターが入った実作業での現像速度は違うのですが、

LrCで各種調整を入れた条件で
概ね倍以上の現像速度


は出ていますし、後述するストレージの高速化もあって数千枚以上の大量の画像読み込みからのプレビュー作成が相当に速くなったので、作業効率としては随分と上がったという印象があります。

4,500万画素の Z9 画像を Lightroom Classic で扱っている体感として、だいたいの印象としては、

M1AirでJPEGを扱う速度感で
M2Max ProではRAWを扱える


って感じでしょうか。(DxO Photolab ではまた事情が違いますが、それについては次回に)

ですから、「これなら RAW 画像ベースでも(ある程度は)大量迅速処理できるようになった」と判断し、Z9 導入後は M1 Air だと RAW 画像の大量迅速処理が難しくなり、毎試合数千枚の写真を撮って数日で整理を完了したいサッカー写真は JPEG ベースにしていたのですが、RAWベースの処理に戻すことができました。

このところ中3日でガンバ大阪の試合観戦があり、またその間に Super Formula 公式テスト& JSB1000 テストを鈴鹿サーキットへ観に行って、1週間あまりで1万5千枚近く撮影して RAW ベースで迅速に処理していけてるのは、新しい M2Max Pro 様様という感じです🤗

M2MaxMacBookPro39


そのあたりの画像処理上の細かいインプレッションは次回細かく補完するとして、今回は M2 Max MacBook Pro の全体的なファーストインプレを、今まで使っていた M1 MacBook Air と比較しつつ箇条書きにてまとめておきたいと思います。


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ほとんど不満のなかった初代 Apple Silicon M1 搭載 MacBook Air を、たった一つの理由で M2 Max MacBook Pro に買い替えてしまった、どうでもいい話 Part 2。

今回も某病院で家族の診察待ちが長すぎて、やることがなくなって書き殴っていたモノですので内容は特にありません😓本当は昨晩、ガンバ大阪の神戸アウェイゲームから帰って更新するつもりが、あまりの惨敗ですっかり頭から消え失せておりました…orz

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(M2Max MBPで高画素RAWも楽々編集になりましたが…)


さて、不満がほとんどなかった M1 搭載 MacBook Air(以下 M1 Air)を M2 Max MacBook Pro(以下、M2Max MBP)に買い替えた理由、決断に至った経緯は前回記事で書いたとおり。

M1 MacBook Air から M2 Max MacBook Pro に買い替えた話【1】ほとんど不満ないのに買い換えた、たった一つの理由

メインカメラがデジタル一眼レフ時代のニコンフラッグシップ機 D5 からミラーレス時代のフラッグシップ機 Z9 になったことに伴い、望みもしない高画素化してしまったことで、

M1 Airは高画素RAWの大量迅速処理に
多少のストレスを感じていた


こと(高画素RAWでも数百枚レベルだったり、時間をかけて整理現像するなら M1 Air でも問題なし)に加えて、

LrC の RAW 現像速度が
M2Max MBP は M1 Air の4倍!


という話をどこかで見て、さらには巷のベンチマーク結果をあれこれ見ていくと、

確かに LrC(=Adobe Lightroom Clasiic CC)の現像が4倍速というのも、あながち嘘ではなさそうだなぁ。少なくとも倍以上は速くなりそうだな。


となって、思わず転んでしまいました。(詳細は前回記事にて)

元凶はニコンがフラッグシップ機を高画素化してしまったせいであり、買い替え理由はカメラに起因しますが、それでも他のことでも効率は上がりますから、カメラ機材にお金を使うより生産的で有意義だろう、ということでの購入😅



前回記事含めて、こういったことを書くと衝動買いっぽく思われますが、実際は買う方向で考え始めてからアップルストアでポチるまで数日ありました。衝動ポチはいけないと思う心もありましたが、

仕様カスタマイズをどうするか悩んだ


のが、ポチるまで少し時間があった主因です。その間に、購入テンションが下がって結局見送り気分になることを期待していたのですが…なりませんでした😓

今回は、M2 Pro / Max MacBook Pro のカスタマイズ仕様をどう希望し、妥協し、そして(後悔とまではいかないが)反省することになったかを、自分の次回購入への反省も込めて記しておきたいと思います。他人様にはどうでもいいことですが…

(ファーストインプレや M1 Air との比較印象は次回あたりに…たぶん)


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(注)病院で付き添いの診察まで6時間以上待たされていて、やることなくなって書き殴っている、前置きしかない記事です🤣

数年前、鳴り物入りで登場し、そのコストパフォーマンス、ワットパフォーマンスで大きな話題を呼んだ初代 Apple Silicon M1 Mac。円安もあって前者の評価はさほどではなくなった今も、後者については今なお高い評価を受け続けています。

M1_MacBookAir14


私自身、発売と同時に手にした M1 MacBook Air(16GB メモリ&1TB SSD、以下 M1 Air)を使い始めて 2年以上が経ちましたが、

M1 Air発売&購入時の満足度は
今も全然変わらず


です。未だ本当に満足しています。

使っていて多少でもストレスを感じる作業は、無駄に高画素な RAW 画像編集の、それも大量 RAW の連続処理時くらいで、あとは滅多にない 4K 動画編集時にエフェクトをアレコレ試す時くらい。普段使いでは今なお全くノーストレス。

発売直後や当年末のお買いもの評価記事でも書きましたが、これほど満足できたパソコン購入も近年珍しいというか、21世紀になってからは初めてじゃないかという感じ。Mac でこれだけ満足できたのは初期の MacBook Air か、もしくは古の Mac IIci 購入まで遡るのでは?と思うくらい。

M1_MacBookAir08


もっとも、初代 MacBook Air 発表当時は(サイズに比した)その軽さ薄さ、ボディデザイン、そしてレガシー端子完全排除が話題を呼んだものですが、 今となっては遥かに薄い製品も、遥かに極軽な製品も Windows ノートPC では珍しくありません。

「Air」と名乗っていても、今どきモバイルノートPC としては軽くないどころかモバイルノートの分類に入れてもいいのか?という感じですし、狭額縁ディスプレイではないままだったので初代発表時には先進的だったデザインも色褪せた部分はあります。

とはいえ、M1 MacBook Air を使ってきて2年3ヶ月、これだけ満足している理由は以下の点でした。


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朝イチから家族の大学病院付き添いがあったのでリアルタイムで見ることなく、また、事前の噂からも大して盛り上がる要素がなかったので、朝イチからの予定がなくても多分リアタイでは見ようとしなかったであろう今年のアップル WWDC 基調講演。

AppleWWDC2022_01

Apple Worldwide Developers Conference 2022 keynote

朝起きてから出かける前にチラッとニュースをチェックした限りでは、
  • よーーーーーーうやく iPhone 横向き(ランドスケープモード)でも顔認証 Face ID が機能するようになる

  • Live Text(テキスト認識表示)が1年遅れで日本語対応(恒例の1年遅れは予想通り)

  • ロック画面のウィジェットは別にどうでもいいかな?

  • iPhone からノッチなくすらしい今になって新型 MacBook Air にノッチ付ける謎

  • 予想どおり円安で Mac 新機種・既存機種まとめて総値上げ

といったあたりくらいしか引っかかるところはなかったのですが、病院の長い待ち時間などで基調講演のビデオをひと通り見てみたら、

基調講演見たら、小改良ばかりだけど細かいところで「良いな」と思う機能も少なからずあった


ので、チラッとニュースを追っただけの朝よりは印象は良くなりました。

まぁ、もはやエポックメイキングな機能追加がないのは iPhone や Mac だけでなく Android や Windows も同じですからねぇ。パソコンはもちろん、スマホも成熟商品になり、ちょっと便利になる機能の追加はあっても、この先なくてはならない機能の追加なんて有りそうにもないのは、どれも変わりません。

あと、円安による値上げもアップル製品の場合は基本的に国内外統一仕様の製品なので値上げが目立って分かりやすいわけですが、これはもう他も同じですからねぇ。

Windows PC でもネット直販価格が上がっていたり、Windows / Android の新製品で価格帯が上がってるなどの影響は顕著にあるので、別にアップルだけって感じでもないのですが、目に見えて分かりやすいのでインパクトはありますね。

いずれにせよ十数%値上げは痛いので、iPhone は先月買い替えておいたものの、M1 Pro/Max MacBook Pro にも手を出しておくべきだったかなぁ…と若干後悔してるような、してないような…(M1 MacBook Air は未だに満足はしているのですけれども)

ともあれ、とりあえず病院諸々待ち時間で WWDC 2022 基調講演のビデオを観ながらメモった個人的雑感は、以下の通り。


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発表会が19日未明というので、すっかり明日未明かと思って今朝起きたら既に発表となっていた M1 Pro / M1 Max チップ搭載 MacBook Pro。

M1ProMaxMacBookPro_Release1


発表会では他にも、ノイズキャンセリングなしの AirPods 第3世代とか、Siri 限定 Apple Music Voice プラン、HomePods mini のカラーバリエーションも発表されていましたが、何はともあれ、待望されていた MacBook Pro 上位版。

個人的には、MagSafe 復活のようなプチサプライズ、上位版チップが2種類だった、という意外さは少しあったものの、スペック的にも値段的にも概ね想定どおりかな、という印象。

14インチMacBook Proと16インチMacBook Pro - Apple(日本)
M1 Pro/Max搭載で2倍速くなった「MacBook Pro」。筐体も大幅刷新 - PC Watch
Apple、GPUを1チップに統合して驚異的な性能を発揮する「M1 Pro」、「M1 Max」 - PC Watch
5つのポイントで知る、アップルの新型MacBook Pro 14インチ/16インチの全貌…「M1 Pro/Max」とは | Business Insider Japan
M1 Max MacBook Proのベンチマークスコア、早くも公開か Mac ProのXeon W 3.3GHzに匹敵 - ITmedia NEWS
「Macにもノッチ」の理由 新型MacBook Proにあえて投入した切り欠きについて考えた:CloseBox - ITmedia NEWS

スペック情報とかはネットメディアに山ほど記事が公開されていますので、そちらを見てもらうとして、M1 MacBook ユーザーとして新型 MacBook Pro が魅力的に感じる点は以下のところ。


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5月に Apple Silicon M1 チップ搭載の 24インチ iMac が発売された際、本体とは別に話題となったのが、付属キーボード Magic Keyboard に指紋センサー Touch ID が付いたことでした。

当時は Touch ID 指紋センサー付き Magic Keyboard は iMac の付属品としてのみ販売され、単体購入ができなかったのですが、今週から単体発売が開始されました。

TouchID_MagicKeyboard1
(今回キーボード・マウス・トラックパッドが更新)


MacBook Air/Pro や iPhone SE、iPad と同じように、デスクトップ Mac でも各種認証をパスワード入力なしの指紋センサー一発でクリアできることは iMac / Mac mini ユーザー待望の機能の一つだったと言えます。

Mac のログインや一部のアプリのセキュリティ解除については、Apple Watch を持っていると Apple Watch 側でロック解除や認証が行えますが、Touch ID 指紋認証ほど幅広く対応していませんし、そもそも、

サードパーティ製アプリのセキュリティロック解除は Apple Watch で可能なのに、なんで Safari のパスワード入力は Apple Watch に対応してないねん?


と思いながら、ブラウザ記憶のパスワード入力を可能にさせるのに Mac のパスワードを入れるアホさ面倒さを感じることが度々あるわけです。

TouchID_MagicKeyboard2
(ウェブのパスワード自動入力のためにMacのパスワード入力)


また、今まで Touch ID が使えなかったのは、デスクトップ Mac ユーザーのみならず

MacBookをクラムシェルモードで
使う場合もTouch IDが使えなかった


ので、MacBook Air/Pro をデスクトップ代わりにして外部キーボード接続で使う場合にも Touch ID 搭載 Magic Keyboard は待望でした。(クラムシェルモード= MacBook の蓋を閉めたまま外部ディスプレイやキーボードを接続して使う形態)

Apple Silicon M1 MacBook Air 購入後、自宅ではクラムシェルモードで使うことが多い私にとっても、ようやく来てくれたか!という感じで、単体発売を心待ちにしていましたので、早速購入して使い始めました :-)


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今週、Photoshop CC の Apple Silicon M1 ネイティブ対応が正式版としてリリースされました。M1 Mac が発売されたから4ヶ月弱、ようやくという感じですが、大歓迎であります。

PhotoshopSuperResolution01

Apple シリコン搭載Mac対応のAdobe Photoshopの提供開始-選択のスピードアップ、フィルターの高速化、パフォーマンスの向上を実現
Adobe Photoshop ships on Macs with Apple Silicon: Gains speedier selections, filters and performance boosts

個人的には Photoshop で CPU に負荷のかかる激重な作業の頻度は低いため(デジタルカメラも低解像度なカメラしか持ってないですし)、

Rosetta 2 でもまずまず満足できる速度で動いていたし、Apple Silicon ネイティブ対応したからといって重いフィルター処理でも掛けなきゃ、ちょっと速くなった気がする程度でしょ?


などと高を括っていたら、

起動からして体感できる高速化


されていて、いやちょっとビックリしましたね。

単純に起動速度だけでも(キャッシュが効いてないであろう状態で)Rosetta 2 起動で通常 7秒前後だったのがネイティブで 4秒くらいになっていて、Adobe Blog が言うようにスプラッシュスクリーンは一瞬くらいでしたね。(ちなみに Rosetta 2 初回起動はエミュレーション処理のため 37秒)

従来の Rosetta 2 エミュレーションでもさほど不満はなく、2,000万画素クラスの画像では殆どのフィルターで待ち時間が5秒10秒もかかることは少なかったのですが、ネイティブになってサクッと見る間に終わるレベルになるなど、おおよその動作でレスポンスが上がっているのを体感できます。

10万円くらいの廉価パソコンで、この処理速度は絶対コスパええよなぁ…


と改めて思うと同時に、M1 MacBook Air 購入後の雑感で書いたように、

アプリのネイティブ対応により
一粒で二度美味しい M1 Mac


というのを実感しますね。

ただ、ネイティブ版はクラウド関連で一部まだ未実装のままリリースされています。私も使い始めた翌日になって気づいたのですが、他マシンや iPad との「プリセットの同期」なんかもできません。

それについては、以下のように Adobe Blog およびヘルプに記述されています。


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