暑さで夜中に目が覚めてパジャマを脱ぎ捨てたら、朝方の寒さで鼻水ジュルジュルな1日になってしまう、体調管理の難しい困った季節になってきました。早く秋が来て欲しいですね。花粉症の春も、裸になっても暑い夏も要らないです(>_<)

ともあれ、くそ暑い季節になり、ヒコーキやサーキット撮影につきものの陽炎はどうしようもないのですが、マイクロフォーサーズ・システムの軽量さがこれからの撮影気力維持に効果を発揮してくれると信じてます :-D

既存システムからマイクロフォーサーズへメインを移した最大の理由は「E-M1 Mark II が動体相手にどこまでやれるのか、試してみたい」ではあったのですが、それの意味するところは当然ながら

レンズを含めた、こんな小さなシステムで動体相手にどこまでやれるのか試してみたい


であったのは言うまでもありません。

発売されたばかりのミラーレス初号機(女流一眼 DMC-G1)を買った時から、

重さにやられて動かなくなるより、多少犠牲にするものがあっても動き回ってアクティブに撮影できる軽量システムの方が良いわ


という思いと

いくら軽快に動き回れても撮った後でのガッカリさを考えると、重くても AF のヒット率と画質を優先してシステムを使うべきだね


という思いが常に交錯し、行きつ戻りつして結論が出なかった問題が自分の心にあります。その解決に E-M1 Mark II で一歩前に進んでくれれば…と思っていたのですけどね。(現状は半歩進んだかどうか?の認識)

先週、動体撮影志向のミラーレス機として、あらゆる点で完全上位的な存在となる「α9」が発売され、掲示板の類いを見て回る暇はないものの、シグマ MC-11 のおかげか、当方の timeline 上でも EOS & EF でがっつり本気システムを組んでいる人で α9 を早速購入して試してる人がチラホラ出てきて興味深い話も出ています。

AF の優秀さやスローシャッターでの EVF のブラックアウトなしなど、これぞ本当の動体撮影向けと思える点が多々あるようですが(画質は比較以前の話)、ミラーレスといえどフルサイズ機の望遠レンズ群が小さくなるわけがないので、E-M1 Mark II には小型軽量な動体撮影システムとして、もう一段、二段、いや五段くらいは頑張ってもらいたいものです :-)


(重い機材での遠征用にローリングバッグも買ったが、今のシステムではスカスカで…)


さて、前回は先月、西吉野や海津大崎への桜ドライブでスナップ撮影して

動体撮影を試すために買った E-M1 Mark II だけど、動体相手には AF や使い勝手に小さくないストレスを感じることも多いのに、静止体相手のお気楽撮影には楽しく撮れる良いカメラだわ


と実感したことを書きました。

サクラは空に描くアレしか興味はないけれど 〜花の季節に便利に使った E-M1 Mark II 【前編】

そして、関東から西の桜の季節が過ぎ、毎年4月半ばくらいになると必ずニュースで映像や写真が出てきて、SNS でも氾濫する写真が国営ひたち海浜公園のネモフィラ

Google で「国立ひたち海浜公園 ネモフィラ」を写真検索

写真や映像を見てるだけで圧倒される人為的自然美であり、一度は観に行ってみたい、と思いつつも、関西からだとなかなか観に行けず、きっと行かないままじゃないかと思うところでもあります。

ひたちなか市ならネモフィラより全国白バイ安全運転競技大会の方が観に行きたい…などと思うくらい、花に対して特に思い入れのない私ですが、国営ひたち海浜公園のネモフィラ写真が年々 SNS 上でも激しく乱舞しているのをみると、

関西でもそこそこまとまってネモフィラ咲いてるところ、あったよなあ…


そう思って行ってみたのが、馬見丘陵公園(奈良県北葛城郡)と国営明石海峡公園(兵庫県淡路市)でした。
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