Tedious Days More×3

Life is but an empty dream...


タグ:GXR

なかなか本ブログが更新できない昨今のうちに、あっという間の1月終了。ちょっと仕事も忙しくなりつつあるのに加え、先月は東広島、東京、広島×2、北海道という感じで都合10日以上は出かけていたので、まとまったブログを書いてる余裕もありませんでした。

それに加えて、超金欠なので何か買い物ができる状況でもなく、ついでに言うなら大して欲しい物もない、ある意味幸せな状況でもあります。ま、来週の CP+ を契機に物欲刺激されまくりになるかもしれませんが…

というか、欲しい物はあるのですが、どれも60万以上する、おいそれと買えないレンズたちであったり、GXR 用 APS-C 中望遠ユニットといった存在しないものだったりするわけです。

特に、先月あちこち出かけてる中で GXR は相変わらず愛機として持ち歩いて、それでも「中望遠 APS-C ユニットくれよー」と思うこと多々。これに関しては毎回思っているのですが、特に北海道では、それを痛感することが多かったように思います。85mm か 105mm で良いから出してくれ…と。

GXR_BlogSample20110201A
(GXR + A12 50mm F2.5 MACRO)


とまぁ、そんな私の勝手な思いをよそに、来週開催される国内最大のカメラショー CP+ を前に、リコーが昨年開発を表明していた「レンズマウントユニット」を正式に開発発表しました。

リコー、ライカMマウント採用の「GXR用レンズマウントユニット」を開発発表
「GXR」専用拡張ユニット1機種を新開発(リコー公式サイト)

注目のマウントは、Mマウント。まぁ大方の予想通りというか、やっぱりというか、結局そこですか、と。

他社で散々マウンターアダプターが出てるわけですし、有りがちといえば有りがち、今更といえば今更(おまけに発売は秋だしね)。そんな印象。

とはいえ、喜んでいたり、ホッとしていたりするユーザーも多いのでしょう。リコーファン、GXR ユーザーは亀爺、カメヲタが多数でしょうから、ライカレンズなら持っている人も少なくないでしょうし、これを機に買いたかったライカレンズへの足がかりにしたいと思う人もいるはず。

また、GXR を持ってなかった人でも、手持ちにライカレンズがあれば GXR を買ってみようと思う人も出てくるでしょう。

そういう意味では、リコーは自らのファンを把握したマウントユニットを選択したと言えると思います。冒険することなく、既存の信者を裏切らない選択。亀ヲタ相手の小さなパイを選択・志向し、守っていくのを一義とするメーカーなら当然の判断でしょう。

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スイマセン、すっかり年が明けて時間が経ちました。なんとか松の内には…と思っていたのもぶっ飛ばして、すでに2011年も 24分の1 が過ぎ去ってから去年の話です(^^;)。ようやくですが、昨年末 29日か30日に掲載する予定だった昨年のお買い物ベスト、残り5つを載せたいと思います。

前回記事で書いたように、年末に Air が突然故障した際に電車内で書き上げた記事が吹っ飛んで、書き直すテンションがなかなか起きませんでした…

所詮チラ裏ですので、わざわざ書き直すほどの内容ではありませんけど、一応これを書き上げておかないと宿題を忘れた気分で、MacBook Air の記事とか今年のお買い物その他の記事を書けないので…(^^;

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「GXR と一ヶ月」というタイトルのままで続けていますが、GXR + P10 キットを購入したのが 10月半ばですから一ヶ月ではなく、もう二ヶ月になります。断続的に多くの GXR 記事を垂れ流してきましたが、ひとまず今回で一区切り。

と、その前に、前回の記事投稿後、“GXR の RAW ファイルの使いでが今ひとつ”と感じた問題に、記事を見た方からDM にて「Adobe Camera RAW が各ユニットに最適化されていないバージョンだからでは?」という指摘をいただきました。これについては私も、確かにその可能性がないではないと考えています。

手元の Photoshop は未だ CS4 であり、ACR のバージョンは 5.6 のままです(Adobe は本体ソフトの新版が出ると同時に、旧版の ACR アップデートを打ち切るため)。この ACR 5.6 でも対応機種リストに GXR があるのですが、考えて見れば GXR は素子も含めたユニット交換式ですから、各ユニット対応がされていない状態では、何らかの最適化がされていない可能性はあります。

いずれ検証というか使ってみて何らかの報告はしたいと思っていますが、金欠の折、「たかが GXR の RAW のためだけに CS5 へアップデートするのもなぁ…」という状況です。CS5 への Adobe税を払うだけでなく、使っている Photoshop プラグインもアップグレード料金が必要になるので、結構出費になるんですよね…

もっとも、ユニット毎対応・最適化で大きな差が出るようなら「何のための DNG なんだろう?」と思わなくもないですが(もちろん、色々な意見があることは承知ですけどね)。

その他、前回記事では幾度か追記をしています。色々と不満点をメモって書いていたつもりですが、「マニュアル露出時に ISO Auto が使えない」「点光源に対する AF が使いものにならない」など、何とかして欲しいと思いつつも忘れていた点を後から思い出したため、追記しています。

RICOH デジタルカメラ GXR P10 28-300mm F3.5-5.6VC KIT GXR+P10KIT
ここからハマった GXR + P10 キット。Amazon では3万円台半ばが定着。

P10 は A12系ユニットを買っても役に立つ時はあるので、最初としては良いかと…


さて GXR を一ヶ月、いや二ヶ月使ってきて、友人知人から時々「GXR って、どうなの?」的なことも聞かれます。人に勧められるカメラかどうか?ということにしては、何度も書いてきたように

自分で GXR を買うことが判断できる人向けのカメラ


と思っている。他人に勧められて買うようなカメラではないし、背中押しするカメラでもない。少なくとも、NEX やマイクロフォーサーズと迷っている人に背中は押せない。そんなカメラ。

勿論、人に勧められないというのは、人に勧めたくはない、とは違う。自分が愛用している −もう GXR に関してはそう言ってもいい。少なくとも今は− 気に入っているカメラならば、本来なら人に薦めたいところだ。

例えば PowerShot S95 は、自分が S90 を1年以上使ってきて満足していて、S90 にあった不満点が改善されているから(一定の層には)文句なしに勧められる。でも、GXR は残念ながらなかなか勧めにくい。良いカメラだが、普通のコンパクトデジカメの延長線上にもなければ、一眼のサブとしても被写体を選ぶ。

その「自分は気に入ってるけど、なかなか人に勧めにくい」という点については、前回の記事にしっかり書いたつもりなので、ここでは繰り返さない。

ただ、個人的には GXR を実際に使ってみて良い部分も多く感じたからこそ、独自性や特徴の袋小路に向かうより、広く使われるような迎合がもう少しあって欲しいと思っている。GXR ならではの良い点があるだけに、もう少し普通の人に薦めやすいカメラだったなぁ…と思う。

the light in the station
GXR + A12 28mm F2.5 @西岩国駅


「独自性の維持追求ばかりより、広く使われるような迎合がもう少しあって欲しい」

こんなことを書くと、熱心な GXR ユーザー、リコーファンからは「てめーは判ってねーな」と怒られそうだし(笑)、きちんとした言葉で伝える能力がない私では誤解を生んでも仕方ない。が、いま GXR に自分が求めるのを端的に言えば、そういうことになる。

迎合と言っても、別に〇〇みたいになれ、とか、シェア拡大を必定とすべし、みたいな話ではない。ただ、GXR を使っていて、せっかく良い部分があるのに、前回記事でも書いたような「メーカー側が GXR を必要以上に狭く定義しすぎ」という印象があるし、それが対象ユーザーを狭くしているようにも感じる。

そして少なくとも GXR が GR Digital や CX シリーズ、旧 GX シリーズのような単発製品ではなく、

ユニット交換式という継続性を考慮すべき製品


であるからこそ、未来を見据えて、ある程度のユーザーベースは確保しておかないといけないのでは?とも思う。

今の APS-C 素子&GR LENS による2つのユニットは素晴らしいし、それが使えればそれで良いという考え方はあるにせよ、デジタルカメラである限り技術と周りの商品展開はそれなりの速度で進んでいく。だからこそ、GXR もそれなりのユニットが揃っていかなければ、ユーザーベースの広がりもなく徐々に縮小均衡を余儀なくされるのでは…と危惧する。

少なくとも自分が使い続けていくとすれば、事業継続はされていってもらいたいし、細々と事業継続するだけでなく、然るべきユニットが揃って行って欲しいから、余計にそう思う。

the distant view of Kiyomizu-dera temple
GXR + A12 50mm F2.5 MACRO @京都・清水寺


GXR を使い始めてからそんなことが気になって、カメラ雑誌の先月号今月号の、よくあるボーナス商戦、クリスマス・年末年始商戦を念頭においたカメラ購入向け記事の類をサラッと見てみても、GXR がその俎上に上がることがほとんどない。

一眼レフとミラーレス機が入っているような記事でも、NEX やマイクロフォーサーズは出てきても GXR は出てこない。かといってコンパクトカメラの記事にもほとんど出てこない。ITmedia で G12 や P7000 と GXR + S10 が並べられたくらいだろう。

一般的なカメラ雑誌だけでなく、カメラ日和とか女子カメラといった、そちらの方向の雑誌をパラパラとめくっても GXR は出てこない。本来もう少しその方面には取り上げられてもいいように思うのだが、意外なほどピックされていない印象がある。

確かにボディ自体は昨年発売のモデルであるから取り上げられる要素には欠ける面はあるだろうが、一応現行モデルには変わりない。小型廉価ミラーレス機として、よく取り上げられる E-PL1 は今年発売モデルだが発売は随分前で、経過時間的には大差ない。E-PL1 が取り上げられるなら…という気はする。

少なくとも、GXR はそういった層にアピールできるカメラだし、本来なら購入対象に加えてもらわないと…と思う。でなければ、一部の好き者リコー好き好きヲタクだけのカメラに終わってしまう。それでは勿体無いし、先細り感から逃れられないようにも思う。

The fishermans
GXR + P10 @明石港


もっとも、これは単に私の意見、感想でしかない。私は GXR を二ヶ月使いつつ、そういった「もう少し幅広く使ってもらえるカメラになれば…」という思いを抱いたけれど、中には「判るヤツだけが使えばいいんだよ」的に思ってる人もいるだろう。そういう考え方は気持ち悪いと感じるが、理解できなくはないし、別に否定しようとも思わない。

また、GXR が本当に一般層に使いやすくするためには、メニュー周りの UI、メニューの文字サイズ一つとっても変更する必要はあるだろうが、それは旧来のユーザーから大きな反発を受ける可能性は大きいから、なかなか無理な話だ。

さらに来年発売されるという

他社マウントユニットに対する意見は、ユーザー各自が
GXR に何を求めているか、GXR をどう捉えているかを強く反映されるもの


になりやすい。何度噂の出た「マイクロフォーサーズ・マウントユニット」に対する反応を見ていると、特にそう思う。

以前、4/3 Rumorsあたりにリークとして載った噂画像はフェイク臭すぎて、私自身も噂をマトモに信じちゃいないけど、来年出ると言われる GXR 用他社マウントユニットに何を希望するかと言われたら、私はマイクロフォーサーズだと嬉しいな、面白いな、と思っている。

けれど、それに拒否感を抱く人も少なくないのは、ネットをちょっと見れば判る(GXR 買う前に下調べして、そのことに拒否反応が強いユーザーが多くてびっくりした)。

他にも「他社マウントユニットなんてマウント交換式の意義を失わせるものだ!」という意見もある。確かに“ユニット交換式ゆえに素子に最適化したレンズ設計、最適チューニングが可能”と謡ってるユニット交換式の意義からは遠くなるが、個人的にはそこまで教条主義になっても仕方ないというか、

なかなかユニットが増やせないんだから仕方ないんじゃね?


と思っている。

言っちゃ悪いが、その昔に某マウント信者が唱えてたテレセントリック至上主義と同じ臭いがして、そういう教条主義に行ってしまったら終わりだと思ってる。幸い、リコーは他社マウントユニットを出すようだから、現実的な路線に行きそうだが…

Osaka Monorail at dusk
GXR + A12 28mm F2.5 @大阪モノレール


いずれにせよ、そんな他社マウントユニットが出るという話一つとっても、

「わしゃあ、手持ちのライカレンズが GXR で使いたいんじゃー」

という人と

「マイクロフォーサーズで色々なレンズが(AF で)使えるようになったら面白いのになぁ」

と妄想する人では、他社マウントユニットに対する期待、考え方、ひいては GXR に対する視点すらも違うのだろうから、その点はアレコレ言っても始まらない。

私は後者の意見・期待をする人間ではあるが、GXR ユーザーには「マイクロフォーサーズ・ユニットとかアホか」という人が少なくないのも判っているし、別に否定しようとは思わない。むしろ、リコーユーザー、GXR ユーザーらしいとすら思う。

極端に言えば、そういう層からの脱却を望んでいるのだけど、

どういう道を選ぶかはリコー次第


だから、私を含めた外野がどうのこうの言っても始まらない。先々をあーだこーだと色々言うのはヲタクの愉しみの一つだから(笑)、それはそれで悪くないが、決めるのはリコーだ。

ぶっちゃけて言えば、他社マウントユニットがマイクロフォーサーズだったら面白いのになぁ…と思ってる私ですら、他社マウントユニットが発表されて

M マウントとか K マウントとか MF レンズ向けマウントだったら
「あぁやっぱりね、そうだろうね」と思う


し、逆に

マイクロフォーサーズ・ユニットだったりしたら
「リコー、マジかよ〜!」と驚く


のは間違いない。だから、マイクロフォーサーズ・ユニットが出ることに大きな期待をしているわけじゃない。

JAL's WAKUWAKU ALOHA JET at dusk
GXR + A12 50mm F2.5 MACRO @伊丹空港


ただ、それでもマイクロフォーサーズ・マウントに期待するのは、

  • レンズ(ユニット)の大いなる不足の補完的役割となる。

  • 現在一定の存在感を示しているマイクロフォーサーズに関わることで、GXR の存在感は確実に増して、目に留められる機会、雑誌で取り上げられる機会は増える。

  • マイクロフォーサーズ・ユーザーにとっては選択肢が増えるし、そこに A12 系ユニットのようなマイクロフォーサーズにない付加価値があれば GXR が魅力に映るはず。


という側面があるからだ。

マイクロフォーサーズも GXR も両方使った経験から

GXR の良さは m4/3 にも同居することで、より映える


んじゃないかな?と思う。A12 系ユニットの魅力だけでなく、カメラの質感の良さもマイクロフォーサーズ陣営にはなかなかないしね。

少なくとも GXR からマイクロフォーサーズへ流れるよりは、マイクロフォーサーズ・ユーザーにとって GXR が一つの選択肢になることのメリットの方が遙かに大きいように思う。

たとえ GXR → m4/3 へ流れる人がいたとしても、それは放っておいても流れるし、逆にマイクロフォーサーズ・マウントが出ることで押しとどめられるだろうと思う。私自身が両方の魅力を十分感じてるだけに、そう思う。

両方を見据えた場合、

マイクロフォーサーズ・ユーザーにとって所有レンズに加えて
小型 APS-C レンズなどが使えるメリットを提示できる GXR


というのは、GXR に益あって損なし、とも思えるのだ。

マイクロフォーサーズ陣営においてパナソニック以上の存在感を占めるようなことは、どんなことをしても無理だろう。けれど、GXR にとって今以上に存在感を与え、ユーザーベースを増やす手段にはなるように思っている。

そして個人的には、AF の使えるレンズが増えてくれるのが何より嬉しくなるし、そういうメリットは画質だのユニット交換式の意義だのというものの前に必要なことではないかな?と考えている。

マイクロフォーサーズ・ユニットを出したとしても GXR や A12 系を始めとするマウント交換式の良さが損なわれるわけではないことは、GXR を作っている人、使ってる人がよく判ることだろう。

少なくともユーザーが増えて困るのは、「俺は判るヤツが選ぶ機種を使ってるんだー」的な、気持ち悪いマイナー機種ヲタクだけだろう。ユーザーベースが大きくなれば、開発リソースにも余裕は出るわけだから(リコーがその気になれば)ユーザーに損はないと思っている。

だから、個人的には期待ししてしまうのだ。出るかどうかは別の、単なる妄想としてね :-D

まぁ妄想をさらに飛び越えていけば、まさかの Foveon ユニットとかだったら、それはそれで面白いけれど(E マウントだとレンズがないから意味不明だなぁ…)

RICOH カメラユニットGR LENS A12 28mm F2.5
なんだかんだ言っても私の GXR 標準レンズになった A12 28mm F2.5

このサイズでこの画質、そしてボディとのバランスが絶妙


などと考えたところで、リコーがどう考えてるのかは判ったものじゃないし、個人的な期待でしかない。いずれにせよ、

来年の2〜3月には他社マウントユニットが明らかになるようだ


から(今月号のカメラ雑誌インタビューより)、楽しみにしたい。

過去に寄り添うのか、現在を見て生きるのか。


1GXR ユーザーとしてリコーがどういう判断をして、どういったものを出すのか楽しみに待ちたいし、ちょっとワクテカしている。

カメラ界全体からすると大した影響のない話だろうが、個人的には

リコーの GXR に対する姿勢が明確になる


ことだとも思ってるので、本当に興味深い。

そして、そのことで 最初に GXR を手にした時の記事に書いた「いつまで付き合えるやら…」といったことも自ら推し量れそうだ。

1年後も GXR を手にして愛機のままであって欲しいとは思うけど、2011年はニコンの新システムカメラも出そうだし、キヤノンもそう遠くないうちに後追いするだろうし、さてどうやっていますやら…


RICOH GXR カメラユニットGR LENS A12 50mm F2.5 MACRO
買う前から予想より活躍の場の多い A12 50mm F2.5 MACRO

GXR に相応しくないサイズ感と重さはどうかと思うが、28mmと合わせて持つのがベスト!

【2010/12/14 追記】不満点列挙に抜け落ちていた内容があったため、再度追記しました。

この1ヶ月、かなりの数の GXR 関連記事を書いてきたし、その内容からしても不満不平を多々言いつつも、それなりに気に入ってるのは判ると思う。特に評価できるのは、やはり

  • APS-C サイズ素子採用の A12 ユニット2つの画質の良さ(サイズを考えると特に)

  • 単焦点ユニットは APS-C サイズの素子を採用するが、ズームユニットではコンパクトデジカメ用素子を採用して、ズームユニットでもシステムサイズがコンパクトなまま、というコンセプト

  • ボディ質感、グリップ感の良さ


の3点。

A12 ユニットの画質の良さは、単にこのサイズで APS-C サイズの撮影素子を採用したというだけでなく、レンズも含めて画質が高いことだ。マイクロフォーサーズ機や NEX では経験できなかった画質の良さが、ここにある(勿論、マイクロフォーサーズにも 7-14F4 や 20F1.7 というレンズはあるけどね)。

撮影素子も含めたユニット交換式というコンセプトは諸手を挙げて賞賛はできないが、実際に使ってみれば(現状は)ギリギリ理にかなっている。ズームユニットでは画質を犠牲にしてでもコンパクトデジカメ用素子を使ってコンパクトなサイズに抑えるメリットは強く感じている。

GXR と同カテゴリーに位置づけられるであろう、コンパクト以上、一眼未満に属する多くのミラーレス機が、単焦点レンズの時にはポケッタブルサイズにも関わらず、標準ズームを付けた瞬間、ミニ一眼となって随分大きくなってしまうことを考えれば、優劣は別に、こういうコンセプトは評価できるし、気に入っている。

ボディの質感、グリップの良さについては過去の記事でも絶賛したが、GXR の大きな特長であり、P10 / S10 ユニットでコンパクトデジカメもどきとして使う場合に最大のメリットと思っている。また、サイズの大きさ、重さは弱点でもあるが、時には利点でもある。私のように、一般的なコンパクトデジカメでは物足りない、と思って買うなら悪くない。

これら以外、例えば良く言われる「リコーのカメラは設定が柔軟で…」とか「操作性が良くて…」という点は賛同しかねることも多い。その点においてリコーが劣ってるとは露にも思わないが、3年前ならいざ知らず、今は他社も追いついてきて、そのあたりの優位性はもう過去のものと思う。

GXR_BlogSample20101207A
(GXR + A12 28mm F2.5)


というわけで、この先はここ1ヶ月使ってきた不平不満、欠点を列挙してみる。GXR に対する批判を見たくない人、リコーに対する批判を見たくない人、個人的な感じ方であるということが判らない人は、ここで別のページに飛んでもらいたい。

勿論、人によっては「そんな不満は GXR 買う時点でおかしいんじゃないの?」とか「GXR はそんなカメラじゃないから」とか、そう言いたくなる点もあると思う。

しかし、それも判った上で、やはり「求めるべきものは求める」「おかしいものはおかしい」と考えることは多いし、まず無駄に対象を狭く定義している、しようとしていることに疑義を唱えたいとも思う。それがコンセプトなら、コンセプト自体がおかしい、と。自分で可能性を狭めて、どうするのだ?とも。

ということで、私なりに1ヶ月半使ってきた上での不満点、足りないと思われる点を列挙していく。

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3万円台になった GXR + P10 キットを見て購入し、手元に届いてちょうど1ヶ月が経った。このところ幾つも書いた GXR 絡みのブログ記事を見ての通り、不満は山ほどあるが、まずは気に入っている。

少なくとも今のところは

「普通のコンパクトデジカメでは足りなくなった iPhone とデジタル一眼の間を埋める物」

という役割は果たしてくれているし、何よりも

撮る気にさせてくれるカメラ

である。

それでも GXR + P10 キットのみを使っていたら、ここまで満足感は得られなかったと思う。それは間違いない。やはり APS-C 素子搭載のユニットを購入して、その画質に、その画質がポケッタブルなサイズから得られるということに惚れたのは間違いない。

もっとも自分にとって、真にそういうカメラであるかどうか判るのは、もう少し時間が経ってから、来年になってからであろう。

GXR_BlogSample20101120A
(GXR + A12 28mm F2.5 / 50%縮小のみ)


ともあれ1ヶ月近く前、GXR + P10 キット購入当初、ギャーギャー騒いでた時に、先人は皆こう言った。

「A12 も使ってみて」

と。

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前回記事で書くつもりだった、A12 ユニット2本の感度別画質比較例です。ちなみに、私はメインマウントの EOS と違って、GXR に高感度画質云々を特に言うつもりはありません。さすがに求めるものが違いすぎます(私にとっての高感度は動体撮影、夜間望遠撮影のために存在しているので)。

それでも P10 ユニットの場合は

  • コンパクトデジカメ素子採用ユニットゆえ、使える高感度の範囲は広くなく、画質劣化も激しい。

  • 300mm までの望遠域があり、シャッター速度を必要とする状況が(自分の中では)多く、さらにレンズが暗いために高感度でシャッター速度が稼ぐ必要が多い。

  • Sモード(シャッター速度優先AE)を使うと自動的に ISO 3200 まで上げられてしまう不可解糞仕様のため、ちょっとしたことで ISO 1600〜3200 域を使われてしまう。


という理由がありましたので、高感度画質を把握しておく必要がありました。

反面、広角標準単焦点レンズでは

「28mm とか 50mm 単焦点で、高感度なんて使うシーンってあるんですかねぇ?」

というような有様ですので(私の場合)、正直 A12 ユニットでの高感度は、あまり気にしていません。実際に1週間強使ってきて、気になったことがありません。

それゆ、高感度画質を一々比較するまでもなく、

A12 ユニットの2本は、自分の使う分では満足できる高感度画質


だったりします。どうせ、動体撮りはダメなカメラだから、高感度を積極的に使うこともないしね!(/_;)

でも、以前 P10 キットで高感度画質比較をやっておいたので、先週購入した A12 ユニット2本でも(自分への目安も含めて)やっておこうというわけで、以下 GR LENS A12 28mm F2.5 ユニットと 同 50mm F2.5 MACRO ユニットの ISO 200〜3200 比較例です。

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前回の記事で結構 GXR(というよりは A12 系ユニット)の絶賛大会を開催したわけですが、そうはいっても P10 キット購入時のファースト・インプレッションで書いた不満に関しては何ら変わることないわけで、

私の中では絶賛と不満の入り混じる GXR


だったりします。もっとも P10 ユニットだけなら、そこそこ評価と不満が入り混じる状況でしたから、大きな進歩なわけですが。

GXR_BlogSample20101112As
GXR + A12 50mm F2.5 MACRO


不満と言えば、毎回言ってることですが、昨日も、来週廃止になる「たこフェリー」@明石海峡の乗り納めに行った際に、動きが意外と速い船上からの撮影が主だったので「AF-C くれー!」「望遠ユニットくれー!」 と、GXR に対する根本的な不満は出てこざるを得ませんでした。

そういうのは向かないと判っていても、ある程度は工夫でカバーできると判っていても、やっぱり使っていると、その2つは毎度持ち出すたびに思ってしまいますね。

それもこれも、

A12 系ユニット2本が凄く気に入ってるから


逆に出てくる不満なわけです。



昨日のたこフェリー上でも、行きは A12 系2本、帰りは P10 ユニットを使いましたが、A12 系ユニットを使ったあとでの P10 ユニットは、背面液晶プレビューしてる段階で何か抜けが悪いし、F値が2段階で使いにくいし…と「P10 ユニットって、こんなに不満あったっけ?」状態になってしまったり。

AF-C も A12 系望遠(中望遠)ユニットも無い物ねだりとは判っていますが、こういう状態がずっと続くと、堪え性のない私は

可愛さ余って憎さ百倍になるかも?


と思ったりします。

いやホント、A12 系ユニットの良さを知った後では、GXR を手放す理由があるとしたら、きっとそれが理由になるでしょう。何年も悠長に待ってられる性分でもないですし、待ってられる色々な余裕があるかどうかも判らないしねぇ…

GXR_BlogSample20101112Bs
GXR + A12 28mm F2.5


とかなんとか色々言っても、先週の A12 系ユニット2本購入→北海道旅による自分的評価で、GXR が本気で使うアイテムになったのは間違いないところ。その証拠?に、28mm F2.5 ユニット購入時に買い忘れていた

を Amazon で速攻購入。私はレンズ保護のためのプロテクトフィルターは基本的に使わず(雨天撮影時のみ)、逆に一眼ではフードを必ず付けるタイプなので、何も考えずフードを買ったわけです。まぁ個人的には失敗でしたが(後述)。

さらに、本気で使うということは揃えるものは揃えておこうということで、28/50mm 両A12 ユニットで使うための 40.5mm C-PL フィルターとプロテクトフィルターも購入しました。

GXR_Filters


昨日は、明石海峡を渡る、たこフェリーの上から撮るということもあったので、行きがけにヨドバシでプロテクトフィルターを買ったわけですが(潮や水しぶきでレンズを汚したくなかったため)、C-PL 共々どれだけ使うわけでもないのに…って感じですな。でも、必要な時は必要ですからねぇ。

つーか、これでまた万札が飛んでいきましたよ。全く、ここ1ヶ月で、どんだけ GXR に金をつぎこんでるやら(>_<) 稼働率が低い広角〜標準域のLレンズを売りに行かないと首をくくる羽目になりますわ…orz

GXR_BlogSample20101112Cs
GXR + P10 28-300mm F3.5-5.6 VC


しかし、色々 GXR 体制を整えつつあるものの、

28mm ユニットのフード (LH-1) は使えねぇ


という感じ。買って失敗。あくまで個人的な感想なので、他人様は知りません。むしろ、ほとんどの人は使えると評価して、私だけダメ出しなのかもしれません。いや、きっと、そうでしょう。

それでも私にとっては

  • 逆刺しできないから、持ち運びに出っ張ったままで邪魔。
    GXR の、GXR + 28mm のコンパクトさが台無し。

  • レンズキャップ付けたままフードの抜き差しができない。
    よって、必要な時だけ付けるというのは面倒。

  • どうみてもダサくね?GXR が安っぽくなるような??


逆差し不可やレンズキャップ付けたままの脱着不可は、構造上そうせざるを得なかったのだろう。でも、一体設計なんだから、もう少し使い勝手も考えて欲しかった。レンズ設計やボディの質感に感じられる妥協しない姿勢を、他のところでも見せてくれよ、と思う。

え?なに?昔のレンズはそういうもんだったって? 知るか。21世紀の話をしてんだよ。

GXR_A12_28mm_Hood
何回見ても微妙な 28mm ユニット用フード…


届いたフードを付けてみてイマイチ気分になり、さらに持ち歩こうとしてフードを付けたままではコートのポケットに入らないわ、鞄のポケットへの出し入れも不便なことに気づいて、即 28mm のフードはお役御免になりました。フード付けたいんだけどな…

買って1週間気がつかなかった 50mm F2.5 MACRO ユニットの引き出し式フードも微妙ですし、フード周りは GXR を使って行く上で妥協するしかないようで、諦めました。

で、フードがアレな分、使用頻度がちょっぴり増えるかもしれないプロテクトフィルター。買ってみたのは、コレ。



女性向け?で売られてる MARUMI のカラープロテクトフィルター。まぁ正直言って、高い。プロテクトフィルターごときに、それも 40.5mm みたいなマイクロなレンズのフィルターに 3,500円。高い。

高いけれど、これの元になっている MARUMI DHG スーパーレンズプロテクトフィルターは結構気に入ってる。雨天時か砂埃の時にしか使ってないが、撥水撥油加工が優れてるので、後処理が楽なので愛用している。水滴跡や指紋跡などのクリーンングって難しいし…

ということで、MARUMI DHG スーパーレンズプロテクトフィルターを買うなら、ちょっと+αして上記のカラーフィルター(枠の色以外は同じ)を買って洒落てみようかな、と。

一眼で普段使っているL望遠の 77mm 以上サイズのフィルターにはカラーフィルターなんてないし、そういうレンズを使う時にはカラーリングなんぞ無用!の世界だしね。

GXR_A12_28mm_ProtectFilter1
GXR + A12 28mm F2.5 + MARUMI My Color Filter


GR LENS にはLレンズ同様に赤線が入っているようなので、フィルターのカラーもパールレッドにしてみました。本人的には悪くないのでは…と思ってます。

ま、日頃使うことのないアイテムですから、無駄に高いものを買うこともなかったのですが、こういうところは思いつくと試したくなる性分なので(^^;)

もっとも、ガンバ者としては「また青じゃなく赤かよ」という感じですが、パナソニック DMC-G1 を買った時ですら青でなく赤でしたし、ここらはいくら青黒ファンと言っても妥協できないところということで…(ガンバ大阪のクラブカラーは蒼黒、一番のスポンサーはパナソニック、ライバル的存在の鹿島も浦和も名古屋もクラブカラーは赤)

ただ、このフィルター装着状態のパッと見はいいんですけど、28mm のフィルターを切ってあるところがレンズ枠より内側のため、レンズキャップをつけての収納時には

GXR_A12_28mm_ProtectFilter3


こんな感じになって、上から見るとちょっと格好悪い。

構造上仕方ない&プロテクトフィルターを付ける機会は少ないですから、ここまで文句をつける気は毛頭ないですが、ミラーレス機ではこういうフィルター枠が多くて、こういう時にはなんかこう背中がむず痒いですな(意味不明)。

GXR_BlogSample20101112Ds
GXR + A12 28mm F2.5


と、ホントは今回 A12 ユニットの感度別画質比較例を載せようと思っていたのですが、前置きのつもりがすっかりダラダラと長くなってしまいましたので、A12 ユニットの感度別画質比較例は別記事にしようと思います。

感度別画質比較は、以前 P10 キットでやったので、先週購入した A12 ユニット2本でも一応やっとこうかと思っただけです。28mm とか 50mm で高感度とか使うシーンってあるんですかねぇ…と自分でも思いながら撮ってたんですけど。

それにしても、すっかり GXR 体制が整いつつあるわけですが、

ストラップで良いのがない!


とにかく、あの微妙すぎるストラップ穴が全て。

来年、新しいボディを出すとかいう話が流れてますが、

新ボディは、まともなストラップ穴にせーよ!


と声を大にして言いたい。まともなストラップ穴を用意できないなら、三角環を付けて欲しいね。ホント、製品添付のダサいストラップを2週間以上も使ってるのは初めてだよ…

RICOH GXR カメラユニットGR LENS GR LENS A12 50mm F2.5 MACRO
RICOH GXR カメラユニット GR LENS A12 50mm F2.5 MACRO

(28mm だけでなく 50mm も使ってます。AF 速度もイラッとくることは少ない ^^;)

いや〜、良いね。実に良い。28mm F2.5 ユニット発売の2日前に 50mm F2.5 MACRO ユニットを買って、ちょっと試しどりしてたら絶賛しかなかったのだけど、28mm F2.5 ユニットも同様に素晴らしい。

何が素晴しいって、A12 28mm も 50mm も

(デカい)ポケットに(無理やり)入るサイズにも関わらず
一眼レフの良質レンズと同じレベルの描写を得られる


というところ。APS-C 素子を使ったユニットだから当然といえば当然だけど、このサイズを考えると驚かざるをえない。

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GXR + A12 28mm F2.5 with Modopocket
(画像クリックでオリジナル画像)


先週のファームウェア・アップデートでの AF 速度改善にあてられて、先週水曜日に A12 50mm F2.5 MACRO ユニットを衝動買いしたことは記事に書いたとおり。GXR + P10 キットの購入直後に 28mm F2.5 ユニットは予約してあったが、両方あわせて13〜14万もするわけで、さすがに 28mm はキャンセルしようかと思った。

おまけに、発売延期した A12 28mm F2.5 ユニットの発売日は、北海道へ旅行に出発する日。色々とあって出発が午後だったこともあって「購入して、その足で北海道へ行くぜ!」と思ってたが、いつもなら前日に入荷連絡のあるヨドバシカメラ梅田からは連絡なし。

こりゃ発売日に手に入らないかな…と思いつつも、朝、空港へ行く途中にヨドバシ梅田に寄って聞いてみたら入荷済み(あとで判ったが、私が自宅を出た直後に入荷連絡があったようだ)。ということで、A12 28mm F2.5 ユニットを購入して、その足で北海道へ行ったのだが、ホント 50mm も 28mm も買って良かった



今回の北海道行きは、数日前に決めたものの今イチ乗り気になりきれず、それでも GXR + P10 キットに続き、A12 50mm ユニットも購入し、

GXR の真価を問う旅にしてみよう


と思っていたのだが、行きがけに購入できた新発売の 28mm F2.5 も合わせて

GXR の真価にオイラは K.O. 負け


しました。これほど GXR に惚れるとは、格安の GXR + P10 キットを買った時には思いもしなかった。

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GXR + A12 28mm F2.5
(画像クリックでオリジナル画像)


A12 50mm F2.5 MACRO ユニットも A12 28mm F2.5 ユニットも素晴らしいけど、これが一眼レフなら「お、良いレンズだね」でしかない。とにかく、GXR + A12 ユニットの魅力は

このサイズ感と得られる描写のアンバランスさ

にある。コンパクトデジカメ+αのサイズ感で、素晴らしい描写が得られる。このアンバランスな魅力は他にない。マイクロフォーサーズ機や NEX にはない。それらを使ってきたからこそ、言える。

そして、50mm F2.5 MACRO ユニットで試し撮りした時にも思ったが、「こりゃリコー信者が存在するわけだ…」と妙に納得した。2つの GR LENS の描写には素晴らしいものがある。初心者に毛の生えたか生えてないかの私ですら、一目瞭然なくらいに素晴らしい。

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GXR + A12 28mm F2.5 / ISO 800, 1/10s 手持ち
(画像クリックでオリジナル画像)


新しい 28mm ユニットは 50mm に比べて焦点距離が短いことと、レンズが軽く短いせいかバランスが良くて

手ブレ補正がないけど、極めて手ブレしにくい


と感じた。1/10s 〜 1/20s 程度なら、等倍で見ても問題ないくらいに止まる。

ボディのグリップ感が素晴らしく良いことは以前の記事でも述べて、高倍率コンパクトデジカメな P10 ユニットを使っている時にも手ブレしにくいと感じていたが、手ブレ補正機構が入っていない A12 28mm F2.5 ユニットでも改めて手ブレのしにくさ、ボディの良さを実感する。

描写に関しては、私的には満足のひと言。隅までビシッと気持ちよく A12 50mm F2.5 MACRO ユニット同様、

JPEG 撮って出し、レタッチなしで十分


と感じさせる写り。コンパクトデジカメ素子の P10 ユニットだとデフォルトのシャープネスでは輪郭強調やりすぎな嫌いがあるが、A12 ユニットではちょうどいい塩梅だし、広角の 28mm だと本当にちょうどいい具合である。

GXR に高感度描写を期待はしていないけれど、A12 28mm レンズも ISO 800 までは普通に使える。必要に応じて 1600 まで上げても良いかな?という感じだ。

絶賛ばかりではなんだけど、さほど欠点というべき点も見当たらない。敢えて言うなら近景描写の素晴らしさに比べると、遠景描写は普通かな?という気はする。無論、全く問題ないのだけど、近景描写の素晴らしさに比べれば、そこまではないという感じ。ま、重箱の隅を突くような話だが。

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GXR + A12 28mm F2.5 / ISO 1600 手持ち
(画像クリックでオリジナル画像)


そして 28mm の素晴らしさで重要なことは描写だけでなく、

APS-C 素子採用のユニットなのに、軽く小さい!


ということ。

GXR_3Units_Compare1
(左から A12 50mm F2.5 MACRO、A12 28mm F2.5m、P10 の各ユニット)


上記の写真は、コンパクトデジカメ用素子採用の高倍率 P10 ユニットや A12 50mm MACRO ユニットとの比較だが、A12 28 mm ユニットはコンパクトデジカメ代わりの P10 ユニットと比べて多少大きいし、重さも多少重いけれど、まずまず似たようなサイズ感であるし、扱う感覚に大きな差はない。

少なくとも

重くてデカい 50mm MACRO ユニットとは段違い


である。上記写真でも見て、まるで違うのは一目瞭然だが。

実際に使っていて、28mm ユニットならポケットの中に入るサイズと言えなくもないわけで、それでいて一眼+高画質レンズと同等の描写を得られるというのは、実に素晴らしい。

GXR_A12_28mm_with_Finder1
売るのを忘れて放置されてたフォクトレンダーの 28mm ビューファインダーを付けてみた
(実際にビューファインダーを付けて持ち歩くことはないけど)


今回 GXR を初めて持って出た旅先では、

GXR ボディ+使用中のユニットを首から下げ、残りのユニットの1つを左ポケットに、もう1つを右ポケットに

というような体制で撮っていたのだが、デカい 50mm MACRO ユニットは、さすがにポケットサイズのユニットとは言えず、大きめなコートのポケットへの出し入れもギリギリだった。

反面、今回新発売された 28mm ユニットは付けてもコンパクトデジカメ+α感覚で、P10 ユニットとそう変わらないし、ユニットをポケットの中に入れておくのも難しくない。そういう意味では、旅スナップカメラ、お散歩カメラとしてピッタリのサイズであったと言える。

と同時に、50mm ユニットもマクロなしで良いし、50mm F1.8程度で良いから、28mm 同等以下のサイズ、軽さのユニットが欲しいな、とも思う。GXR の真骨頂は、ポケッタブルなサイズで APS-C 単焦点レンズの高画質が得られる、というところにあるのだから…

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GXR + A12 28mm F2.5 / 28mm でも開放だと結構ボケる…
(画像クリックでオリジナル画像)


ともあれ、たった2日の差だが 50mm ユニットを購入して感動した描写は 28mm でも同じで、「いや〜、マジいいね!」という感じであったし、とにかく

今回の旅では GXR 大活躍!


であったし、望遠側は EOS 7D + EF 70-200mm F2.8L IS USM を持って出たこともあってか、

A12 の2本ばかり使って、P10 ユニットは全然使わなかった


ことには、自分でも驚いた。函館にいる間、コートの右のポケットにはずっと P10 ユニットが入っていたのに、結局一度も装着されることはなかった。

反面、A12 28mm ユニットと 50mm ユニットは(28mm ユニットが基本ながらも)結構頻繁に交換していたわけで、

レンズ交換ならぬユニット交換が気軽にできるのは良いね


と思った。ま、レンズ交換よりユニット交換の方が楽とは別に思わなかったけれど、とにかくサイズが小さい分、持ち歩きは楽だし、ホコリに気を使わなくて良いのは有り難い。

ただ、ユニット交換しまくっていて、耐久性は大丈夫かなぁ?とは思った。でもまぁ過去1年近く使ってきたユーザーも多い中、さほど問題になってるとも聞かないから、私程度の使い方では問題にならないだろう、たぶん。函館4日間で交換した回数は、100回前後だろうしな…

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GXR + A12 28mm F2.5
(画像クリックでオリジナル画像)


ということで、A12 50mm ユニットに続き 28mm ユニットも購入して、すぐに旅に出て大活躍したわけだが、両ユニットとも感心させられるような描写で撮影できていると、どうしよても思わざるをえないことがある。

同じような高画質で撮れる望遠・中望遠ユニットが欲しい!!


すっかり GXR の魅力にやられてしまって「GXR は最高の旅カメラだったわ…」と思っているが、やっぱり画角の寂しさはある。中望遠・望遠ユニットが欲しくなる。

望遠側の画角には P10 ユニットがあるものの、高倍率コンパクトデジカメと同じである。やはり A12 28mm や 50mm と同じような素晴らしい画質での撮れるユニットが欲しい。もう切実に欲しい!いま他の A12 ユニットがあれば、どんどん買ってしまいそうな勢いで欲しい X-)

しかし、リコーにその予定はない。来年のロードマップは、他社マウント用のユニットと APS-C 素子採用の広角〜標準ズームユニットのみが明らかになってる。広角〜標準のズーム?

なんで同じような画角ばかりのユニットを出してくるん?


そう思わざるをえない。

200〜300mm クラスの望遠ユニットなんてのは諦めているけれど、85〜100mm 程度の中望遠ユニットくらいあってもいいだろうし、GXR ユーザーでも待望されてると思うのだが、違うのだろうか?「もしかして作れないの?」とまでは言わないが、得意のレンジばっかり作ってても進歩はないと思う。

いずれにしても、そういう不満が心の底から出るくらいに、2つの A12 ユニットは気に入った。

まさに GXR への見方が変わった


そう言っても過言じゃない A12 ユニット2本だった。先達の言う通りだった。

【追記】絶賛しまくったけど、以前書いた GXR に対する不満は変わってないですよ。被写体に制約はありすぎるし、操作性もリコー信者が思うほど素晴らしくはないし。


今日は「遅ればせながら、新規一括ゼロ円&月額8円 au IS01 購入」という記事を書いたばかりですが、実はもう一つ、夜になって Amazon から届いたものがあります。

GXR-A12-50_1


ははは、買っちゃいました(^^;)

ぶっちゃけ、一昨日のファームウェア・アップデートによる A12 50mm ユニット再評価・大絶賛大会にやられました。元々 GXR を買ったら、いずれ買うであろうユニットだったのは間違いないわけですが、デカさ、重さとともに、あの糞トロい AF が許せなかったわけですが、そんな「AF がトロいカメラは嫌い!」という私に

ここまで高速化しても買えないの?


とでも言われたかのような驚くべき高速化(今までが糞すぎただけですけどね)。



この比較動画を見たり、こちらのブログで既存ユーザーさんが実際にアップデートした後に試した動画記事を見たりしたら

これなら遅い AF が許せない私でも買えるわ…


ということになり、あとは「いつ買うかな? 28mm も出るしね」ということだったんですが…

昨日までは Amazon で6万円台前半に戻っていた価格が、今朝出かける前にふと見たら3千円以上下がって6万円ほどになっていたので、思わず1万ほど残っていた Amazon ポイント・ギフトを使って購入してしまいました。

まぁ例によって

どうせ、いつか買うんだから、早めに買って使った方が良いはず


という自分への言い訳とともに…(^_^;)

RICOH GXR カメラユニットGR LENS GR LENS A12 50mm F2.5 MACRO
RICOH GXR カメラユニット GR LENS A12 50mm F2.5 MACRO

(Amazon では時々 50mm ユニットが6万円に。2010/11/3 現在も 60,672円と安売り中)


先日の記事にも書きましたが、明後日発売の 28mm ユニットはコンパクトで AF も速くベスト・ユニットっぽいものの、最近の私は 28mm をほとんど使わず、35mm メイン、28 と 50 を比較したら 50mm の方が多いという状況ですので、50mm は必要かな、と。

まぁ、AF 以外に、せっかくの GXR のコンセプトが台無しと思えるようなデカく重いユニットという懸念はありましたが、この際 AF 高速化に免じて、他のマイナス面には目をつぶって買うことにしました。

本当はマクロなんて要らないから、50mm F1.4 とか F1.8 で、今度出る 28mm ユニット並みの小型ユニットが良いのですが、年に1〜2個の APS-C ユニットしか出せないリコーですから、そんなものを待ってたら何年かかることか。

というか、万が一、新しい 50mm ユニットが出たとしても、きっと、もうその時には、私は GXR を持ってないでしょう(爆)。

個人的には中望遠、できれば 100mm くらいの APS-C ユニットが欲しいとか(それならこの 50mm マクロくらいのサイズ、それ以上でも許容できる)、1/1.7" コンデジ素子で良いから 70-300mm もしくは 100-400mm の望遠専用ユニットが欲しいとか、そういうことは思いますが、無理と諦めてますからね。



ともあれ、買ってしまった A12 50mm F2.5 MACRO。早速、出してみて思ったのは

やっぱり、デカっ、重っ


勿論、一眼のレンズに比べれば軽いものです(日頃は 1.5kg くらいのレンズがメインですし)。けど、GXR + P10 に慣れていた私としては、ズッシリきます。店頭で触っているときより重みを感じます。

GXR-A12-50_2
左: GXR + P10、右:A12 50mm ユニット単体


実際に手にしてみると

これ、結構嵩張るし重いから、持って出る頻度が少ないかもなぁ…


というのが本音。気軽に持って出ないなら GXR も含めて買う意味がないわけですが、コンパクトデジカメ+α感覚で持ち出せるユニットではないことを再認識させられます。

GXR-A12-50_3
左: GXR + A12 50mm MACRO、右: P10 ユニット単体


実際装着してみると、コンパクトデジカメの延長線上だった P10 ユニットの時とは違い

多少ミニ一眼的な感覚


にならざるを得ません。ミラーレス機で標準ズームを付けた時と同じ感覚ですね(感覚重量的には、ミラーレス機+標準ズームより重い)。

「高倍率ズームである P10 ユニットを付けると、コンパクトデジカメ+αな感覚」
「標準単焦点レンズを付けると、ミニ一眼感覚」

になる GXR と

「標準単焦点(パンケーキ)レンズを付けると、コンパクトデジカメ+α感覚」
「ズームレンズを付けると、ミニ一眼感覚」

になるミラーレス機は、なにやら好対照で面白いと感じたのですが、この中間にくるのが A12 28mm なのかも…と感じていたりします。

実際に付けて試し撮りは少ししてみましたが、当然まだファームウェア・アップデートの製品ですから、この糞遅い AF を少し楽しんで?から、アップデートして使っていこうと思います。

とまぁ、そんなわけで、

格安 GXR + P10 ユニットに釣られて
結果的に高い A12 ユニットも買う


という、まさにリコーの思う壺!でございます。

一昨日の GXR + P10 ファーストインプレッション記事にも書きましたが、P10 ユニットだけで GXR を云々言っていても仕方ありませんしね。

ま、

毒を食らわば皿まで


です。ホントにそういう気分です。

Amazon で再び3万円台半ばの激安価格になったり4万円強に戻ったりを繰り返している GXR + P10 Kit。手元に来てから、はや2週間が経った。

タイミングよくファームウェア・アップデートもあって、若干ながら使い勝手は良くなった(50mm マクロユニットを持っている人にとっては大変な向上のようだが、私は未だ持ってない)。

個人的に DIRECT 画面がシャッターボタン半押しで決定にできるようになったのは便利だ。ま、DIRECT ボタンが左になる限り使いにくいから、Fn1/2 ボタンに DIRECT 画面呼び出しが設定できるようになれば良いのに…と思っている。

とまぁ、なんだかんだ文句を言いつつも使っているし、出かける時は(今のところ)常に持ち出しているし、全体としては気に入っている。で、

気に入ってるから、不満を色々言ってしまう


のは、私の常だ(悪い癖かもしれないけれど)。気に入って、かつ不満が少なければ絶賛モードになるが、さすがに GXR でそれはない。

GXR+P10 Part3 Sample 1


それでも実際に2週間使ってみて

カメラを構えた感じは、一眼以外では最もしっくりくる


ということが明確になった。たとえ背面液晶を使っていても、だ。特にグリップ感は、本当にお気に入り。

こういった感触、グリップに関しては人それぞれの手の大きさや握り方などによる好みが強いから、あくまで私の好みだが、一眼以外の各種ミラーレス機を含めた中で断然良いと感じている。ミラーレス機ではまずまずだった DMC-G1 よりも良い感触だし、E-P1 や NEX-5 なんかよりずっと良い。

それはボディ剛性という面も功を奏しているだろう。軽くはないがボディの造りはしっかりしていて、安心して握れる。この造りと

グリップ感、カメラを構えた時のしっくり感が GRX 最大の良さ


だと私は感じている。このカメラを構えた時の心地良さは素晴らしい。実に手に馴染む。

“高級”コンパクトの、さらにひとつ上みたいな位置づけなら当然とも言えるけれど、この造りのカメラが4万円以下なら十分リーズナブルと言える。画質は単なるコンパクトデジカメだから、いくら造りがいいと言っても5万を超えるようなら自分の中では認められないけれども、今はリーズナブルな、妥当な価格だ。

RICOH デジタルカメラ GXR P10 28-300mm F3.5-5.6VC KIT GXR+P10KIT
RICOH GXR + P10 28-300mm F3.5-5.6VC KIT

値段は上がったり下がったり。下がってる時はホントお買い得!


この2週間、GXR + P10 で撮ってきた写真の半分近くは、今までの(今でも)愛機である PowerShot S90 でも撮れるような写真だし、1〜2割は S90 で撮る方がふさわしい写真だったように思う。それでも GXR + P10 で撮影するのは、心地良いと感じる。

1年前、PowerShot S90 が登場して購入した際も、真のコンパクトサイズなのに「操作性の良さ」「RAW を含む撮影自由度の高さ」「カスタマイズ性の高さ」という点に大満足していたが、この GRX はそれとはまた違う、S90 に感じていた不満を今のところ解消してくれるカメラだ(S90 に比して物足りない部分も多々あるが)。

初期状態ではツルツルボディの Powershot S90 には後付 グリップを付けて遥かに撮りやすくなったし、だからこそ1年間愛用してきたけれど、やはり GXR + P10 で撮影していると違う。

なんというか、ボディは小さいし背面液晶で撮っているけれど、構えた時に

コンパクトデジカメにはない、カメラで撮るという感じがする


のだ。一眼レフ同様、自然にきっちりホールディングをしようとする気になるし、構えもつく。そこが普通のコンパクトデジカメである S90 を使っている時との差を感じる。何気ないことなのだけれども、

グリップを握って取り出して、左手を添えた時に撮る気にさせる


感覚も含めて、コンパクトデジカメとの意識の違いが自分にあって、それが嬉しい。

この1週間ずっと GXR で撮るのが心地良いと感じる要因、お気に入りの S90 より撮る気にさせている理由を、「新しいカメラだから」という点を除外して考えていて、到達した結論がコレだった。

GXR+P10 Part3 Sample 2


何度か書いてきたように、GRX を購入した大きな理由の一つは

自分の中で現在、一眼と iPhone の間に存在し得るカメラがあるのか?

ということに対する検証でもあった。

いくつかのミラーレス機は使ってきたし、高級コンパクトカメラと呼ばれるものも使ったけれど、結局のところ私の場合

「きちんと撮って残したい写真は、デジタル一眼を使う」

ということに行き着いた。これに関しては私の性格・考え方が強く反映されているから、異論は当然あるはず。

そして以前なら、日常スナップ用途、記録・メモ用には適当なコンパクトデジカメを使っていたが、画質は劣ってズームはできなくても、GPS によるジオタグ自動付加やネット連動性・リアルタイム性のある iPhone 購入以後、どんどん変わってきた。

iPhone 4 では HDR も含めて画質も向上し、

「日常スナップ・旅記録・メモ程度なら iPhone で十分じゃね?」

となってしまった。歴代所有コンパクトデジカメの中でも最も気に入っている1台である PowerShot S90 も、すっかり出番が少なくなってしまった。

その結果、「一眼を持ち出さない時は、撮るのは iPhone だけ」という状況になり、S90 も持って出るのだけど、なんかもう、どうしてもズームが必要な時だけ、高感度が必要な時だけ使う存在になっていた。

とはいえ、そうなってみると、何か寂しい。

iPhone で撮る時に、写真を全く意識しないわけじゃないが、やはりカメラを構えるのとは違う。かといって、撮影自由度は高くても、全てがコンパクトデジカメである S90 では「構えて写真を撮る意識にはさせてくれない」ものだった。

ということで、改めて

コンパクトだけど、コンパクトデジカメではない


ものを物色し始め、

PowerShot G12 や P7000 のような高級コンパクトカメラにするか?
AF 速度と 100-300mm レンズ込みで GF1 にするか?
コンパクトさとレンズ多様性を両立できる E-PL1 にするか?
自分の趣向には合わないけれど、硬派な GXR にするか?

と色々と考えた結果 GXR にしたわけだが、

GXR にして、とりあえず正解


だったと思っている。思ってたより撮影自由度が低いという予想外のことはあっても、そう思っている。

特に強く感じるのは

NEX やマイクロフォーサーズ機とは使い勝手・運用が根本的に違う


ということ。GXR のサイズは決して小さくないが、ズームレンズも含めると、この取り回しはマイクロフォーサーズ機では実現できないものだった。DMC-G1 は気に入っていたし、E-P1 を使っていた時にも感じたけれど

マイクロフォーサーズ機は、結局ミニ一眼的な存在


であって、持って出る時にしても取り回しにしても、デジタル一眼を使っている時と何ら変わらなかった。カバンはそれなりに小さくできるけれど、運用はあくまで一眼と変わらなかった。

それに対して

GXR の取り回しはコンパクトデジカメの延長線感覚


である。鞄に入れても重さもサイズも大して気にならない PowerShot S90 のようにはいかないが、その延長で収納性を考えられる。その点はマイクロフォーサーズ機を使っていた時とは、異なる感覚だ。

マイクロフォーサーズ機でコンパクトデジカメの延長的な感覚を保とうとすれば、パンケーキレンズ一択にならざるを得なかった。GXR も今は P10 ユニットだけだが、APS-C 素子のユニット1〜2個を含めた体制になっても、今の感覚は変わらないと感じる。

もちろん、GXR ではズームレンズの画質が犠牲になるものの、サイズメリットを考えれば、私の中ではメリットの方が大きい。

サイズファクターでマイクロフォーサーズ機でパンケーキレンズに制限されることより、画質は犠牲になってもズームレンズが使えた方が、状況によって画質の良い単焦点レンズと両方使える方がずっと良い。

ミラーレス機を幾つか使ってきたからこそ実感する
GXR の省スペース性


である。

もちろん、パナソニックのマイクロフォーサーズ機は気に入っていたし、今後も期待しているけれど、動体撮りがメインの私にとって、近い将来の範疇では一眼レフの代わりにはなりえないから、その点を割り切れば、この GXR のレンズも含めたサイズ感を優先したのは正解だったように思う。

もっとも、GXR の動体相手に対する投げっぷりは、いささか閉口するけどね!

GXR+P10 Part3 Sample 4
工夫すれば動体相手が全く撮れないわけではないが、制約はあまりにも大きい


とまぁ、買って正解、今は結構お気に入りの GXR だけれども、今後どれだけ使っていけるか?という点においては、購入時に書いた記事のとおり微妙に感じていることは変わらない。予想以上に良いカメラと感じてるから当面は使うし、しばらくは結構使うとは思う。

でも、ちょうど DMC-G1 がそうだったように、気に入っていても一式手放すことは出てくる。自分の中で存在が浮いてきて、使われなくなってきたら手放すことになるだろう。使わない機材を手元においたまま放置するのは嫌いだから、手放して使ってくれる人のところへ行ったほうがいい。

でも、このボディ、システムとしてのサイズ感、グリップの良さは手放すには惜しい。だからこそ、リコーにはもっと広く GXR が持つポテンシャルを活かす努力をして欲しいと願わざるを得ない。

過去2回で書いてきたような不満も(以前の記事には、その後気づいた点を追記・修正しています)、いくつかの点は自分が合わせざるを得ない部分もあると思ってる。ただ、

他社コンパクトが普通にできてること
自社他製品でできてることを何故しない?


というのはある。これが廉価デジカメならどうでもいいけれど、一応フラッグシップに相当するモデルではあるし、

コンパクトデジカメにない撮影をウリにもしてるんでしょ?


と思うからこそ、撮影自由度の不備に対して不満を言いたくなってしまう。例えば、P10 ユニットそのものである CX3 で実現しているのに上位であるはずの GRX でできないのは何故?と。

何でもかんでも機能を追加すりゃいいとは思わないが、どうも GXR を少し使って思うのは

リコーが GXR はこういうカメラだ、と狭く定義しすぎなのでは?


という気がする。

他社にない、他のカメラにない独自にできること、得意なことは特長であり個性だろうけれど、本来できておかしくないこと、できることをしないことは単なる欠点だし、それをもって個性とは呼びたくない。

せっかく良いボディ、グリップ感、小さいのに撮る気にさせてくれるカメラ。
だから、もっと撮ることのできる対象を広げたい。


いま、GXR に対して、リコーに対して一番思うのは、この2点に尽きる。

良いカメラなのに撮れないもの、撮りにくいものが多くてストレスが溜まって…という展開だけは避けたいところだが、さて、どうなりますやら…あまり期待はしてないけれど…(笑)

GXR+P10 Part3 Sample 4
前回記事で触れなかったが、RAW (DNG) 画像と JPEG 画像を比較してみると
シャープネスがかかりすぎと感じるシーンはあれど、
GXR + P10 の JPEG はノイズと解像感のバランスがかなり良いと感じる。
このあたりも好印象だ :-D

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