ここ数日の記事では、歩数計&行動記録アプリ「Moves」に追加された新機能「データー出力機能」の使い方と、出力データーの概要およびそのデーターの利用方法について説明してきました。
■ 歩数計&行動記録アプリ「Moves」に追加された待望のログデーター出力機能の使い方と内容概説
■ 行動記録アプリ「Moves」から出力した位置記録データーを Google Maps やカレンダーで表示する方法
■ Moves からエクスポートした GPX, KML, iCal (ICS) データーをスマートフォン/タブレットで利用・閲覧する方法【Android 編】
昨日の Android編では、Moves からエクスポートしたデーターを Android スマートフォン/タブレット単体で利用したり、閲覧する方法について述べました。Android ではファイルの扱いがほぼパソコンと同じ自由度ですので、パソコン版と同じ方法+スマートフォン/タブレットらしくアプリ利用の2つがありました。
しかし、iPhone / iPad といった iOS 環境ではファイルの扱いにかなり制限があり、特にファイルを自由にアップロードすることができません(iOS でも Jailbreak すれば…といった話は除外した通常環境での話です)。
ファイルの扱いに大きな制約があるのは全てが欠点というわけではなく、アプリ毎にできるだけ高い閉じた環境を作っていることは Android と比べてセキュリティ的な優位点になっていますが、ブラウザでアップロードできるファイルが写真だけ、という制約があるので、
といったことができません。
iOS では純正ブラウザ (mobile Safari) 以外のブラウザアプリも純正ブラウザに準じたコンポーネントを使うことが義務付けられていますので、自由にアップロード可能なブラウザを作ることが難しい状況です(特別な条件において全くないわけではない)。
iCab mobile などの、ちょっと特殊なことができるブラウザアプリで試してみても無理なようでしたので、今のところ Google サービスへデーターを読み込ませるのは難しいようです。
ですから現在の iOS 環境(iPhone、iPad)では Moves でデーター出力しても
ことしかできません。
とはいえ、通常は行動軌跡の地図へのプロットができれば十分であり、「相変わらず iPhone/iPad はできることに制約があるけど、あまり不便は感じないかなぁ」と思っています。
これは今回の話だけでなく、色々と、Android から iPhone メインに戻ってきて感じることですけどね(もちろん、Android の方が便利なこともあるし、時には Android の方が簡単なこともある)。
というわけで、iPhone/iPad では適当なアプリで GPX/KML 形式の GPS ログファイルを読み込んで地図上に軌跡を表示することしかできませんが、Moves からのデーター出力したファイルのダウンロードと保存も少々特殊なので、そのあたりも含めて簡単に記しておきます。
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■ 歩数計&行動記録アプリ「Moves」に追加された待望のログデーター出力機能の使い方と内容概説
■ 行動記録アプリ「Moves」から出力した位置記録データーを Google Maps やカレンダーで表示する方法
■ Moves からエクスポートした GPX, KML, iCal (ICS) データーをスマートフォン/タブレットで利用・閲覧する方法【Android 編】
昨日の Android編では、Moves からエクスポートしたデーターを Android スマートフォン/タブレット単体で利用したり、閲覧する方法について述べました。Android ではファイルの扱いがほぼパソコンと同じ自由度ですので、パソコン版と同じ方法+スマートフォン/タブレットらしくアプリ利用の2つがありました。
しかし、iPhone / iPad といった iOS 環境ではファイルの扱いにかなり制限があり、特にファイルを自由にアップロードすることができません(iOS でも Jailbreak すれば…といった話は除外した通常環境での話です)。
ファイルの扱いに大きな制約があるのは全てが欠点というわけではなく、アプリ毎にできるだけ高い閉じた環境を作っていることは Android と比べてセキュリティ的な優位点になっていますが、ブラウザでアップロードできるファイルが写真だけ、という制約があるので、
- ブラウザで Google Maps を開いて、マイマップに KML ファイルをインポートして行動軌跡を地図上にプロットする
- ブラウザで Google Calendar を開いて、行った場所、行動サマリーの ICS ファイルを読み込ませる
といったことができません。
iOS では純正ブラウザ (mobile Safari) 以外のブラウザアプリも純正ブラウザに準じたコンポーネントを使うことが義務付けられていますので、自由にアップロード可能なブラウザを作ることが難しい状況です(特別な条件において全くないわけではない)。
iCab mobile などの、ちょっと特殊なことができるブラウザアプリで試してみても無理なようでしたので、今のところ Google サービスへデーターを読み込ませるのは難しいようです。
ですから現在の iOS 環境(iPhone、iPad)では Moves でデーター出力しても
アプリで行動 (activities) データーを読み込んで地図上に軌跡を表示する
ことしかできません。
とはいえ、通常は行動軌跡の地図へのプロットができれば十分であり、「相変わらず iPhone/iPad はできることに制約があるけど、あまり不便は感じないかなぁ」と思っています。
これは今回の話だけでなく、色々と、Android から iPhone メインに戻ってきて感じることですけどね(もちろん、Android の方が便利なこともあるし、時には Android の方が簡単なこともある)。
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というわけで、iPhone/iPad では適当なアプリで GPX/KML 形式の GPS ログファイルを読み込んで地図上に軌跡を表示することしかできませんが、Moves からのデーター出力したファイルのダウンロードと保存も少々特殊なので、そのあたりも含めて簡単に記しておきます。
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