Tedious Days More×3

Life is but an empty dream...


タグ:GF1

iPhone を iPhone4 に買い換えて以来、本来コンパクトデジカメの役割であった部分まで iPhone4 で撮るようになってしまった。このことは過去のブログでも twitter でも何度も述べてきた。

もっとも、後付グリップを輸入して付けるほど気に入っていた PowerShot S90 は、今でも十分お気に入り。iPhone4 の HDR 機能を使ってみて「スナップや記録写真用カメラこそ HDR が必要」と思ってはいるものの、真のコンパクトデジカメサイズで(コンパクトとしては)良い画質+RAW撮影可能な S90/S95 は、やはり良い。

現行の PowerShot S95 なら HDR 機能もあるし、元々コンパクトの中で良い方だった高感度画質もさらに良くなってる。マイナーチェンジゆえ、さすがに買い替えはしないけれど、P/S/A/M モードやリングコントローラーがあるゆえに、一眼を使ってる人には今でもオススメできるコンパクトだ。

とはいえ、私の中では出番が減ってしまった。大部分の原因は私の不精にあるのだけど、やはり気軽すぎるコンパクトデジカメではなく

「写真を撮る」という気になるサブカメラを買う必要があるかなぁ…


なんて思っていたところ、なんとなく昨日 Amazon を見たら



おぃおぃ、マイクロフォーサーズが半額以下だぜ!と、思わずポチりそうになった。

パナの 20mm パンケーキレンズは描写にも定評がある。GF1 自体コンパクトとは到底言えないが、コンパクトデジカメよりはずっと描写はいいし、なにせ AF は速い。DMC-G1 を1年半以上使ってきたから、G1 とほぼ同じ性能・画質の GF1 はよく判ってる。

が、しかし

十分知ってるだけに GF1 を買うのはつまらないんだよな…


というのはあった。知ってる物を買うのは、知らないものを買うよりつまらない。そう思う私の性格であった。それに半年後には GF2 が出るし…

それでも基本的に被写体は望遠志向で、AF が遅いのが許せない私としては、サブマウントがマイクロフォーサーズというのは理にかなっている。でも、かなっているのに3ヶ月ほど前にレンズ3本とともに一式を売却したばかりだ。

ま、不満があって売却したわけでもなく、そのうちまたマイクロフォーサーズに戻ってくるかもなぁ…とは思いながら売却したので、再びマイクロフォーサーズに戻ってもおかしくないのだが(待望の 100-300mm も発売されるしね!)。

そう思いつつ、とりあえず GF1 を Amazon のカートに入れ、“今は買わない”に大量の商品が入ってる(笑)自分のショッピングカートを見たら

GXR + P10 が前日から5千円値下げ!


になっていた。



【追記 10/19】 2010/10/17〜18にかけて36,721円でしたが、その後再び4万円強と値段が戻っています。そのうちまた値下がることもあるかも…

【追記 10/25】再び値下がりして、前回よりさらに数百円安くなって 36,461円に。と思ったら、夜にはまた5千円以上値上がり。当分、上げたり下がったりの繰り返し商品になりそう。


リコー GXR は登場以来ずっと興味はあったが、得るものに比して無駄に高いわ…というのがあってスルーしていたが、「GXR + P10 キットが4万円切ったら真剣に買うのを考えても良いな」と思っていたし、言っていた。まぁその証拠に、Amazon のショッピングカートの今は買わないコーナーに入れて、価格変動を常にチェックしていたわけで(^^;)

ただ、私とリコーのデジカメの付き合いといえば、

買う→操作性は良くても、糞遅くてギコギコと鳴る AF その他に耐えかねる→売る→しばらくしたら何故かまた気になる→…

の悪循環。

GXR も発表当初から興味はあったが、去年の発売当初、店頭で試した時も「うわっ、相変わらず AF は糞おせーし、下品な音を立てるな。これでこの値段とかアホか」で終わりだった。それは今でも大して変わってない。

なので、それからまた半日悩んでいたのだが、今朝になったらまた100円ほど安くなっていたので、なんかそれにも背中を押されてポチっと!。そして、さっき届いた(プライム会員なので即日届く。だからヤバいとも言う ^^;)。

GXR & S90 (2)
PowerShot S90 と比べると、GXR は P10 ユニット搭載でも
コンパクトデジカメの範疇にないことが判る


ぶっちゃけ、リコーのデジカメは何回か買ってるが、個人的には色々と微妙だ(だから何度も買っては手放してるのだが)。評価する部分も多々あるけど、どうしても堪え難い部分も多い。

加えて、リコー信者の“あばたもえくぼ”的評価をあちこちで見るとウンザリするくちだ。このあたり、オリンパスとリコーのカメラが好きになれないのは似ているかもしれない(他人が何を好きだろうと勝手だから非難はしないけどね)。

CX(旧R)シリーズを除いたリコーのデジカメは、亀ヲタ等限定愛玩用カメラだから仕方ない(値段が高いのは止むを得ない)と理解していても、「カメラは写真を撮る道具」でしかないと思ってる私は、リコー好きな人とは相容れないものがある。

そう思いながらも、またリコーのデジカメ、それも無駄に高い GXR を買ったのは…

  • この値段(3万円台半ば)なら玩具として悪くないと思えたから。

  • ついでに言えば、Amazon ギフト券を使って3万だったから、すぐ売却しても諦められると思ったから :-)

  • 望遠を使いたいことが多い私としては、いくら糞画質でも PowerShot S90 の 100mm からトリミングするより GXR + P10 で300mm を使った方がマシだと思えたから。

  • P/S/A/M モードがある&一応 RAW で撮影できる(DNG なんか RAW モドキだと思ってるけど)

  • P10 ユニットは HDR 撮影可能なので、望遠域同様 S90 に足りなかったものが補える。

  • P10 ユニットは一応 RAW でも連写が可能+ハイスピード撮影と、これまた S90 にないものが使える。

  • ユニット交換で APS-C 素子&レンズが使える(GXR 唯一無二の存在意義ですな)

  • 来年のロードマップ、APS-C ズームユニットとか他社マウントユニットとかを一応信じてみる(オリンパスとリコーの言うことは当てにしないけど)

  • 上記の理由があれば、中途半端なサイズの筐体も許せるかも。

  • リコーだから後継ボディも P10 後継ユニットも、すぐには出せない=型落ちになりにくいだろうから。


ということ。ひと言で言えば

今までにないカメラだから
一度使ってみなきゃ判らんわな!


であり、

すぐ売却しても後悔しない値段になったから


でもあります。

何度もリコーデジカメを購入→1年以内に売却してる私ゆえ、リコーのデジカメを買うのは後者の理由にならないと無理ですな。後ろ向きに見えるかもしれないけれど、私としては前向きに買ったつもり

ただまぁ、GXR を買ったら買ったで、「そのうち手放すだろうから、安く手に入るぜ」と思ってる友人が何人もいるようですし、きっとそうなるような予感をしつつの購入ですが…(>_<)



というわけで GXR を、数年ぶりにリコーのデジカメを手にしました。過去のリコーのデジカメは

「AF が遅いカメラは大嫌い」
「ジーコジーコと下品な音を立てるフォーカシング動作が許せない」
「ノイズリダクションの拙さを味とか言うのが嫌い」
「補正してるのかどうか判らない手ブレ補正はふざけすぎ」

などと言ってきたわけですが、GXR はどうなりますやら。まぁ、どれも大して納得できるとは思いませんが、

このサイズで APS-C も含めたレンズ交換可能できる魅力


で、嫌いな点を上回る魅力を感じさせてくれるかどうかでしょうね。でなきゃ、無駄にデカくて大した性能でもないのに高いだけ、になってしまいます。

それゆえ、結局は

使いたいレンズが我慢できる範囲内に出るかどうか


にかかってるわけですが、なにせ、この1年でもレンズユニットは2つだけですからね…

リコーに望遠レンズは期待してませんが、

  • ロードマップにある APS-C ズーム

  • マクロじゃない AF の速い APS-C の 50mm

  • APS-C の 100mm 前後域(マクロ要らねー)

  • 28mm より 35mm が好き


は、とっとと出してもらいたいものです。

願わくば、APS-C は無理でも S10 ユニット(や PowerShot S90)と同じ撮影素子で、まともなレンズ使って 70-200mm とか作って欲しいんですけどね。

望遠レンズは少しくらいデカくても良いんですよ
他はもっとデカいんですから


と思うわけで。

いずれにしても、我慢できるのは1年くらいですから、今のようなチンタラしたユニット開発ペースだと、そう遠くないうちに手放すような気も…と買った日から言うのもなんですが(笑)、

ニコン・キヤノンのミラーレスが出たら速攻売却だろうな


と思いながら買ったのでね(笑)

さて、今回のリコーデジカメとは、どういう付き合い方になりますやら…

RICOH デジタルカメラ GXR P10 28-300mm F3.5-5.6VC KIT GXR+P10KIT
RICOH GXR + P10 28-300mm F3.5-5.6VC KIT

値段は上がったり下がったり。下がってる時がお買い得!

先週はキヤノンから EOS 7D、パナソニックから DMC-GF1 という、以前から気になっていた2機種の発表があった。が、その頃は北海道を駆け巡っていたし、発表日も内容も事前に“噂”として判っていたものだったので、そう気になるものでもなかった。

自分の手元にはそれなりのカメラ、1D MarkIII や DMC-G1、E-P1 があるうえ、7D も GF1 も事前予想通り。発表日即予約!というほどのものではなく、自分の手でじっくり触ってから判断すべきと思っていたので(特に 7D)、北海道から帰ってきて、先日それぞれを触ってきた。

7D に関しては、まだ色々と確認すべき事項もあるので(キヤノンに問い合わせていることもある)また後日のことにして、まずはパナソニックの GF1 をじっくり触ってきた印象を述べてみたい。



DMC-GF1 の先行展示は東西のパナソニックセンターで行われており、大阪は OBP Twin21 内にあるパナソニックセンター大阪である。発表から数日経った平日夕方ということもあって、他に触る人もいなかったので、持っていった DMC-G1, E-P1 と並べて交互に手に取りつつ、じっくり試すことができた。

ただし、DMC-GF1 には監視兼説明員の方がつきっきりであり、ショールーム内は一切写真撮影不可。また交換レンズはショールーム側で用意できるパナソニック純正レンズのみ装着可能で、持参してきたものは一切不可、オリンパスの M.Zuiko 17mm F2.8 も装着させてはくれなかった。

パナソニックセンター大阪


ということで写真も何もなく、単なる感想文しか書けないのだが、数字的なスペックは既に発表されているので、それとは離れた個人的な使用感を、DMC-G1 や E-P1 を使ってきた&比較しながら使ってみて感じたことを列挙してみると…

  • 持った瞬間に E-P1 より軽いことを実感できる差はある。が、E-P1 に使い慣れていたり、両者を直接比較して初めて判る程度の差。E-P1 も GF1 も初めての人なら、大差ないレベルでもある。

  • GF1 はグリップ部が出ていることを別にしても、E-P1 より若干ボディが厚め。両者を並べるとハッキリ判るが、並べずとも、GF1 からはなんとなく厚めっぽい印象を受ける。

  • GF1 は明らかに E-P1 より横幅は狭いが、いささか高さがあるので、ぱっと見が何となく“ずんぐりむっくり”で、そのあたりが全体的にバランスが悪いというか、野暮ったさを感じる原因かもしれない。

  • さらに質感が実にチープ。DMC-G1 そのままのデザインなのだが、一眼レフ的なデザインから、ずんぐりむっくりなコンパクトデザインになった分だけ、チープさが増したように思える。DMC-G1 では何とか許容範囲だったが、そんな許容範囲の広い私でも GF1 は限度をいささか超えた。

  • GF1 は実物を見ると、写真以上に筐体デザインが微妙。E-P1 シルバーのクラシックカメラっぽいデザインより DMC-G1 の方が好みという(おそらく世間的には珍しい嗜好の)私でも、これはちょっと…という感じ。全体のバランスが悪いし、DMC-G1 でも採用していたコンパクトデジカメ的なカラーリングが GF1 のデザインではチープさを際立たせてる感じがある。

  • GF1 のグリップは、見た目的には半端でチープで(デザインの微妙さの原因でもある)実際にチープだけれど、実際に使ってみると効果は大きい。ホールド感は E-P1 よりずっと上で、コンパクトスタイルな筐体では一番安心してカメラを持てる。E-P1 があまりにもダメすぎるだけとも言えるが…

  • E-P1 ではとてもじゃないが 45-200mm 望遠ズームを使う気になれないが(一度試しに付けたが、まともにホールドできないのでそれから一切付けてない)、GF1 なら使えなくもないかも?と感じた(全く推奨はできないが)。DMC-G1 ほどではないが、GF1 のホールド性は(E-P1 に比べると)安心できる。

  • 背面右上のメインダイアルの使い勝手は微妙。悪いとまでは言えないが、DMC-G1 の前面ダイアルは抜群に操作性が良く、ホールドしてファインダーを覗いたまま、絞りやシャッター速度、露出補正の調整ができたが、それに比べると背面ダイアルの操作性は劣る。コンパクトデジカメ的ではあるので、スタイルと違いと言われれば、それまでだが。

  • 同じ背面ダイアルの E-P1 での縦ダイアルも使い良いとは思えないが、ほぼ似たような位置にあって慣れの差というレベル。E-P1 の2ダイアルに比べ、GF1 は1ダイアルだが、プッシュ切り替えで2ダイアル的に使えるので、操作性でそう大きな差はないかと。

  • 敢えて、この辺の優劣を個人的な感覚でつけるとすれば、1ダイアルでもグリップ前面にある DMC-G1 が操作性の点で1枚上。次に特殊な感じで決して抜群の操作性ではないものの2ダイアルの E-P1。GF1 は G1 と同じプッシュ式2ダイアルでも背面にある分だけプッシュ切り替えが微妙なので、少し劣るかな?と感じた。ま、この辺は個人差でしょう。

  • その他、ボタンの個数やボタンの操作体系は、ほぼ DMC-G1 そのまま。私自身が慣れてることもあるが、DMC シリーズの操作体系は悪くないので、初めて使う人でも問題ないと思う(このあたりはオリンパスより良いと思う部分)。

  • ただし、DMC-G1 / GH1 では上面にあったボタンも全て背面にもってきたせいか、背面のあらゆるところにボタンがあって、それはいただけない。コンパクトスタイルにする際に、きちんと整理すべきだった。

  • 背面液晶は可動式ではないが、スペック的にも見た目的にも DMC-G1 と同じ。DMC-G1 の経験では、明るい屋外では E-P1 の方が見やすい。反面、ピントチェックは DMC-G1 の方が若干やりやすいと感じているので、E-P1 と GF1 の関係も多分同じはず。

  • 液晶が DMC-G1 と同じだけに、DMC-G1 の可動液晶の良さも感じてしまったり…(それは E-P1 でも同じだが)

  • AF に関しても DMC-G1 そのまま。AF 速度は E-P1 と比較にならないくらい迅速。でも DMC-G1 での欠点である「AF-S に比べると AF-C の速度精度が大きく劣る」点は GF1 でも全く一緒。説明員に聞いても、GF1 の AF 周りは G1 と基本的に同じとのことだった。

  • 撮影画像を持ち帰ることはできないので、画質については背面液晶で確認しただけだが、こちらも1年近く使っている DMC-G1 と変わらないと感じた。高感度も含め、ぱっと見で判るほどの改良はない印象。

  • メニューの中の画質設定的な部分も、ほとんど DMC-G1 と同じ。撮影写真比率に 1:1 が追加されているくらい(DMC-G1 もファームウェア・アップデートで実現できるだろうに…)

  • 内蔵フラッシュは思ったより高い位置に出るので、そこそこ使えるかな?という印象。ショールーム内で少し試しただけなので、あまりきちんとしたことは言えないが…

  • ボディ内手ぶれ補正がないのは仕方ないし割り切れるが、デジタル水平器も入れてこなかったのは残念。まぁ E-P1 のデジタル水平器も、水平器を表示していると撮影情報が表示されないというダメさ加減だが。

  • オプションの外部 EVF(ライブビューファインダー)は画素数が少ないので、DMC-G1 に慣れている身からすると決して見やすいとは言えない(画素数が少ないのは伝送時の不要輻射の問題で無理らしい→インタビュー記事参照)。ただ、構図チェックくらいには十分だし、絶対にあった方が良い撮影シーンは存在する。

  • 外付けファインダーでもパララックスはないし、どんなレンズでもズームでも対応できるのは便利。MF のピント合わせも 10倍拡大モードなら何とかできなくはないように思う。飾りみたいな外付けファインダーとは実用性が違う。

  • とはいえ、外部 EVF は意外と高さがあるので、装着するとせっかくの収納性の良さはかなりスポイルされる。比較的安いのは良いけど質感はチープだし、見た目は微妙。リコー GX100/200 に VF-1 を付けたのと同じ印象。それの二周り大きなデジカメという感じ。

  • 外部 EVF の取り外しは、単純にホットシューに付け外しするだけ。

  • LUMIX 20mm F1.7 レンズは M.Zuiko 17mm F2.8 より厚みがあって、マイクロじゃないフォーサーズの 25mm F2.8 に近い印象。でも開放で撮ってみると、F1.7 のレンズは良いね!と思えて、多少厚くても許せる。

  • 画像持ち帰りができないので細かな画質チェックはできなかったが、M.Zuiko 17mm F2.8 のように一目瞭然で周辺画質が落ちてたりすることもなく、ボケも意外とキレイに感じた。ちょっと期待できるし、買いたい!今からパンケーキレンズを買うなら断然 LUMIX 20mm F1.7 に限る。

  • 実際に使ってみたのとは関係ないが、「ファッション・ムービー一眼」というキャッチコピーはないわ。ないとかそういうレベルではなく、過去のデジカメのキャッチコピーの中でも最低のセンスとしか言いようがない。「女流一眼」はまだ判らなくもなかったが、これに決めたヤツは頭がおかしいのでは…


とまぁ、30分ほど DMC-G1 や E-P1 と比較しながら使ってみた印象は、ザッとこんなところ。動画に関しては興味ゼロなので(どうせ AVCHD Lite だし)全く使っていない。

この DMC-GF1 を自分の解釈で、ひと言で言うと

DMC-G1 から内蔵 EVF と液晶の可動式を抜いただけ


であり、

AF や画質面では DMC-G1 から何ら進歩がない


という印象だった。見た目も写真で見る以上にチープでデザインバランスが悪いし、DMC-G1 と同じ素子を使ってるとはいえ、1年経って画質も AF も全く進歩なし、では

ぶっちゃけ、ガッカリだよ…


だった。一通り使い終わったあとに、横についていた社員さんに感想を聞かれた時も、そのように厳しい感想を言わざるを得なかった。正直それ以外に、出てくる言葉がないんだよね…

大きな期待をしていたわけではなかったが、これほど DMC-G1 から進歩なしで、「抜けるものを抜いて小さな筐体に収めるだけ」に終わってるとは思わなかった。

OBP Panasonic Tower (Twin 21)


DMC-G1, GH1 と、それなりにエポックメイキングなカメラ、業界的にもインパクトのあるデジカメを連続して出してきたパナソニック LUMIX なのだから、コンパクトスタイルな機種を出す時も、何か1つくらいはインパクトがあると思っていたのだが…意欲的かつ先進的な姿勢はどこに行ったのだろう?と思わざるを得ない。

確かにフラッシュは内蔵しているし、外部 EVF も実現している。反面、E-P1 に比べればボディ内手ぶれ補正はないし、デジタル水平器もなく、若干軽いがサイズ的には大差ない。デザイン・質感は E-P1 のデザインがあまり好きじゃない私でも、これでは E-P1 の圧勝と思える差がある。値段は安いけどね…(E-P1 はボリすぎとも言えるが)

(ちなみに、手ぶれ補正がボディが良いかレンズが良いかの問題は別の話。コンパクトスタイルならボディ内手ぶれ補正の方が便利とは思うが、望遠ズームではレンズ側にあった方が良いと思ってるし、それ以前に一眼ではレンズ内手ぶれ補正に限ると思ってる人間なので)

もちろん、この辺は社員さんに聞かれた時にも言ったし、アンケートをお願いしますと言われたので、そのアンケートにもキッチリと書いた。その方が、こんなところに書くよりずっと意味があるし、パナには期待してるからね。

ハッキリ言って、半端なものとしか感じないマイクロじゃないフォーサーズには全く興味がなく、マイクロフォーサーズにしか興味がない私としては、オリンパスよりパナソニックの方に頑張って欲しいと思ってる。

今回将来的なレンズ・ロードマップとして 14mm パンケーキレンズや 100-300 という超望遠ズームを発表したのも超期待だし、本気度の違いを感じる(100-300を生かすにはAFとEVFを更に10倍頑張って欲しいが)。

1年近く使ってきて、今後もずっとマイクロフォーサーズとは付き合って行きそうな予感がするから、パナには頑張って欲しいと思うし、だからこそ、G1, GH1 ではそれなりのものを出してきたのに、GF1 ではちょっと残念感が強かった。

on the Katamachi bridge at the slow down in the afternoon (2)


というわけで、GF1 はスルー決定。ただ、20mm F1.7 パンケーキレンズは購入予定(17mm F2.8 は放置プレイ行き)。

E-P1 は、どんなに文句があっても「初めてのコンパクトスタイルなレンズ交換式カメラ」というお題目があって、魅力があった。けれど、GF1 はもはや初めてでもなんでもない。

それに DMC-G1 を使っている身としては

DMC-G1 と全く同じ画質の GF1 より、
少し趣きの異なった E-P1 の方が G1 と併用するのに相応しいし
買い替える利点は何もない


と感じた。まぁ操作体系が異なるのはアレだけど、そこらへんは自分の努力で補えるし、手ぶれ補正やデジタル水平器が内蔵されている E-P1 との併用だと便利なことも多いしね…

とはいえ、GF1 を使ってみると

改めて E-P1 の AF の鈍足さとグリップの悪さを実感


したのも事実。実用十分とか何とか言っても AF の速度精度ともパナが圧勝すぎ&ホールドした時の安心感が違うわけで、先日伊勢湾〜常滑に行った際に DMC-G1 と E-P1 を交互に使ったりしてると E-P1 を使う気はどんどん無くしたのも事実。

そういうことを考え合わせると

マイクロフォーサーズはまだまだ発展途上
どんどん買い替えず、しばらく様子見をしよう


という当たり前の結論に至るわけで。ま、個人的に次は G1 の後継機かな?と。そちらはメチャクチャ期待したいんですけどね〜。

20090909133441


そんなわけで最後に、独断と偏見で DMC-GF1 と E-P1 の比較を。

【E-P1 より LUMIX GF1 が良い点】

  • AF が断然速い。ある程度の動きものには十分追従する追っかけ AF も実用十分。

  • AF-C の精度速度は微妙だが、E-P1 のなんちゃって AF-C とは比較にならないくらいマトモでもある。

  • 若干軽い。持った感じの印象は結構違う。

  • グリップは凄く良いわけじゃないが、E-P1 のホールド感のなさよりはずっと良い。

  • メニューや機能変更の操作体系は E-P1 より判りやすいと思う。

  • 手抜き E-P1 と違って色収差も補正するので、境界部の色滲みが出たりすることはなく、低感度での画質は安定している(GF1 の画質が G1 と同じ場合)

  • この筐体にしては、すごく頑張ってる感が感じられる内蔵フラッシュ。

  • 外部 EVF ファインダーがある。

  • 無駄に高い E-P1 よりはマシな価格。


【LUMIX GF1 より E-P1 が良い点】

  • ボディ内手ぶれ補正で、どんなレンズでも手ぶれ補正が効く。

  • デジタル水平器は、あると便利以上の存在。

  • E-P1 のデザインが好きじゃない私でも GF1 に比べたらずっとマシ。質感は論外の差がある。

  • 色収差が補正されない欠点はあるものの、JPEG 撮って出しの画質は E-P1 の方が断然良く(シャープネスが若干強すぎるけど)、RAW は要らないかと思える画質(GF1 が G1 と同じ画質の場合)

  • 高感度に断然強い。ISO400〜800 でもスナップでは十分使える。

  • 青空の色の出方は、きっとオリンパスの方が好みの人が多いはず。

  • メニューや機能変更の操作体系は GF1 の方が判りやすいが、ボタンやダイアルの配置、操作感は E-P1 の方が良いと感じる。

  • 無駄に人気している(笑)


ま、こうして見ると、どっちもどっち、ですな…両方の良さが融合した機種が出たら買い替えるかな(笑)

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