Tedious diary more x4

写真日記ブログを合流させて完全に雑記ブログ化しました(>_<)

タグ:G-GEAR

Ryzen 7 7800 X3D + GeForce RTX 4080 SUPER を主構成としたゲーミング PC を購入して1年、ちょっとした振り返りの独り言記事。わざわざ2分割するほどの内容は皆無なのだけど、とりあえず満足な結果とちょっとした反省の後編。

ゲーミング PC を新調してから1年、だいぶ満足と少しばかりの反省と【前編】

前回記事でも書いたように、当時のゲーミング PC として自分が(懐具合的にも電力消費的にも)手に入れられる精一杯のスペックを奢っただけに、昨年末から今年にかけて発売された Ryzen 9000 シリーズや RTX 50xx シリーズに心を持っていかれることなく落ち着いていられるところはあります☺️

G-Gear_7800X3D_RTX4080_10(1年前購入当時の中身)


なので、不満点と言うほどのことも無く、あるとすれば懐具合の限界を突破するだけでなく、部屋のコンセントと消費電力の関係上、当時圧倒的最上級の GeForce RTX 4090 の導入は難しかった、ということくらい。9割以上満足なのですが、注文購入した仕様の細かいところも含め、ちょっとだけ反省点はあります。



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今週末は世界三大レースの一つ、F1 モナコ GP。去年の F1 モナコ GP の週には新しいゲーミング PC が届いて、「今週は F1 モナコ GP だから MSFS でモナコを飛んでみよう」と、新しい PC をセットアップした直後に早速 Microsoft Flight Simulator(以下 MSFS)でモナコ散策をしていました。

TediousPhoto20240530A

コロナ禍前にデスクトップ機を全廃して Mac も仕事専用の Windows 機もノートPC だけにしてスッキリ!としたはずなのに、たかがゲームのためにデカいデスクトップ PC を入れてしまったのは忸怩たるところもありましたが、結果的には満足しています。

一昨年購入した廉価ゲーミングノート PC では高負荷ゲームの代表格でもある MSFS を存分に楽しむには足らず、高性能なゲーミング PC を求めるには絶対性能的にもコスパ的にもデスクトップしかない、ということでデスクトップ機再導入だったことは当時の記事でも触れたとおり。

ふと浮かんだ悪魔の言い訳が新しい暖房機器もといハイスペック PC へ背中押し
不本意ながら数年前に全廃したはずのデスクトップ PC を止むなく復活させたワケ

ゲーミングノート PC は薄い筐体に高性能な CPU/GPU をぶち込んで回してる分、どうしてもファンの騒音が酷くて、それがちょっと耐え難かったのも理由の一つでした。

インターネット老人会世代ですからノートパソコンは 10 や 20 で効かない機種を買ってきましたが、ゲーミングノート PC というものは一昨年買った時が初めてでしたので、そのあたりは判らなかったんですよねえ。近年の普段使い PC がファンレスの MacBook Air や静音性に優れた MacBook Pro でしたから余計に。

今となっては「設置場所が許すかぎりゲーミング PC はデスクトップに限る」と言い切っちゃう人間になっていますが、デスクトップ機を排除して快適に感じていた当時は(コスパと絶対性能で致し方なかったとはいえ)デスクトップ PC 再導入は不本意でしたからねえ。

去年のゲーミング PC 導入は
一定以上の満足を得たままの1年


でしたし、上と最新を見ればキリがない世界とはいえ今なお何かを買い替えたいと思わないくらいですが、当初デスクトップ機導入を嫌がったために回り道と無駄金を使った感は否めません。それは反省材料です。



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TediousPhoto20240609A

いつだったか、少し前の、かなり大雨が降った日の夕刻、FlightRader 24 アプリを見たら強雨帯の合間を縫って伊丹空港も神戸空港も離着陸していました。

その時なんとなく Microsoft Flight Simulator 2020(以下 MSFS)を起動して、いつも計器飛行を練習する神戸→高松空港を、リアルタイムウェザーで VR ヘッドセットを被って飛ぼうとした時の離陸前コクピット内スクリーンショットが今日の一枚。

MSFS のリアルタイムウェザー設定は当然現実そのものではないけれど、METER などの気象情報を元にシミュレーションされているので、多少似たような気象条件になる。

で、RWY 27 で離陸する前にコクピット内のレーダーを見たら進行方向は真っ赤(強雨域)。離陸後も雲上へ抜けるまでは結構揺れるし、何よりも視界ゼロ。計器飛行とはいえ、よくまぁこんな時でも飛ぶ、飛べるんだよなぁ(実運航も離陸していた)と感心した次第。

MSFS で遊んでいるとライセンスを持ったパイロットが如何に凄いか、よく分かる。単に(手動で)飛ばす、離着陸する(できる)ということだけでなく、飛ばすまでの細かい手順、飛んでいる間の色々な計器操作、膨大なチェックリスト。さらには、私はそこまでやる余裕がないけれど、管制とのやりとり。

遊びで飛んでいれば全部省略して適当に飛ぶことを楽しむだけに専念できるが、実際は膨大なことを複数並行作業・思考でやっていくことが安全なフライトに繋がっている。その一端でも仮想体験すると、マジ凄い以外の言葉がない。

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さて、一昨日まで台湾で開催されていた COMPUTEX では nVIDIA、Intel、AMD 始め多くの PC 製品の発表があり、ほぼ AI 祭りとも言えた状況でしたので、今週の Apple WWDC で AI 語られても「今さら」感が否めないような気がしていますが、どうなりますやら。

その COMPUTEX では AMD から Ryzen の新しい 9000 シリーズ、Ryzen AI シリーズが発表され、Ryzen 9000 シリーズは来月リリースとのこと。COMPUTEX では例年通りスルーされた GeForce も新世代 50xx シリーズが今年後半発売予定。

ですから、今回自分が指定購入した CPU 「Ryzen 7 7800 X3D」も、GPU「GeForce RTX 4080 SUPER」も、それぞれ現行世代機としてはシリーズ末期とも言えます。ゆえに、今までの私なら

今は現行世代のモデル末期じゃん、半年したら新世代が出るのだからそれを待つ一択でしょ!


となったはずですが、今回は(ちょっと悩んだものの)モデル末期を敢えて判っていて購入しました。

理由としては、
  • 既に「持っていて」新しいパーツ交換を望んでいるのではなく、今回は一式新調するので、新世代のパーツで一揃えできるのを待つとなると来年になりそう

  • 為替レートのことも含め、価格は上がることがあっても下がることはなさそう

  • 今回揃えた仕様で予測される性能で十分満足できそうだった

ということがありましたし、何よりも

欲しい時が買い時


という古の教えに従った次第☺️

CPU/APU に関しては Ryzen 9000 シリーズ上位4モデルが発表発売されたとして、ゲーム目的の購入である限り、狙うモデルは 3D-V Cache が搭載された X3D モデル。新世代 9000番台の X3D モデルが手に入るのはきっと来年でしょうから、そこまで待つこともないかなあ、と。

GeForce は現行 40 世代から 50 世代になって、どれほどのジャンプアップがあるのかは判りませんが、RTX 5080 の価格が現行 4080 (SUPER) より安くなるとも思えないし、発売直後の高値から少し落ち着いた価格になってからと思えば、結局こちらも1年越しになりそう。

となれば、やはり買いたい時に買うのが正解のはず。と、欲望を抑えられなかった人間が言い訳しているだけでありますが😅

MSFS_202406_14FA18VerticalRising

そんなわけで昨日は Ryzen 7 7800 X3D + GeForce RTX 4080 SUPER ベースの新しい PC のベンチマークテストを行った結果を、従来使っていたゲーミングノートPC との比較も含めて載せて、目論見どおりに2倍ないしそれ以上の性能を叩き出していて満足していることを述べました。

Core i7-12700H & RTX4060のゲーミングノートからRyzen 7800X3D & RTX4080 SUPERのPCに乗り換えた結果【1】 〜ベンチマーク比較編

そして、買い替え目的であった MSFS のプレイを中心に半月ほど使ってきた、楽しんできたわけですが、その結果をひと言で言えば、

パワーは全てを解決


を実感しましたね。パワー=マネーでもありますけど😅

とにかく以下の3点は想定どおり、ないし想定以上の満足をもたらしてくれました。



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TediousPhoto20240608ATediousPhoto20240608B

今日の写真?は、またゲームのスクリーンショットを載せていますが、ちょっと前に友達が教えてくれた AirCar という Steam から無料ダウンロード可能な VR アプリをプレイ中のシーンから。

Steam:Aircar

厳密にはゲームではなく、未来都市みたいなところを空飛ぶ車で見て回るだけの、一種のデモンストレーションアプリ。なのだけど、これがまぁ

ブレードランナーの世界に浸れる


感じで、BGM にあのブレードランナーのテーマ曲を流したいくらい、というか、頭の中で勝手に流れてくる。それくらいに、あの世界観の中にいる雰囲気に浸れる。黒い雨が降る中、というのも、またね。

飛べる範囲は狭いし、何ができるわけでもなく、ただ飛ぶだけなのですぐ離脱することになるのだが、VR のなかで日常から逃げてボーッとするには良いアプリ。無料だし、PC VR 環境を持っている人には一度お試しあれ。

TediousPhoto20240608C

さて、昨夏 Core i7-12700H & RTX 4060 (Laptop) 搭載 ASUS TUF Gaming F15 (2023) FX507ZV4 を購入した際には、自分のためにも、セールなどの購入時の比較用に探している人のためにも、と思って、幾つかのベンチマークテスト結果を載せました。

Core i7-12700H & RTX 4060搭載ASUS TUF Gaming F15 (2023) FX507ZV4購入【1】 〜各種ベンチマークテスト参考値
Core i7-12700H & GeForce 4060搭載ASUS TUF Gaming F15 (2023) FX507ZV4購入【2】 〜DLSS FGの効果をMSFSで測定

ASUS TUF Gaming F15 については、搭載している RTX 4060 (Laptop) が最大能力を発揮できる TGP 140W 仕様だったこともあって安価で買った割に思っていた以上の満足が得られる値が出て、またゲームの実プレイでも Micorsoft Flight Simulator 2020(以下 MSFS)のてんこ盛りプレイや VR プレイを除けば概ね満足していたことは過去に何度も書いてきたとおり。

にも関わらず、今回その昨夏プライムセールで購入したゲーミングノートのさらに倍(以上)の大枚叩いて買い替えたわけですが、そこまで突っ込んだり理由は先日の記事にも書いたように

買い替えるなら今まで使っていたモノから性能も倍以上

を基準にしたが故。

昨夏買ったゲーミングノートPC にある程度満足していたからこそ、中途半端なホップ・ステップ程度では無駄遣いを後悔しそうだったため、圧倒的な差を持ってジャンプするところまで行く、それならば後悔は起きないはず、という理論。

カメラ機材で言うなら、グダグダ言う前にフラッグシップ機やハイエンド単焦点レンズを使って機材の言い訳なくせ理論と同じ。同じ?違うか?

まぁカメラ写真まわりだと、機材の前に工夫だの、発想だの、足で稼げだの面倒臭いことをいう輩が跋扈しますが、こちらの方は性能が全て、最後はパワーで殴るしかない分、生きやすい世界ではあります😉

MSFS と VR ゲームのプレイを安定快適にすべく新調した BTO PC の仕様選択と理由

ともあれ、TSUKUMO の BTO PC で、いま自分にでき得る(出せ得る、自宅に置ける)限りの仕様で組んでもらったハイスペック PC が手元に届いて、そろそろ半月。ゲームをする時間は相変わらず多くは取れないけれども、一応買った結果検証としてベンチマークテストを幾つか取ってみました。

ので、今まで使ってきた Core i7-12700H & RTX 4060 (Laptop) 搭載のゲーミングノートPC との比較も込みで、その結果を載せておきたいと思います。もちろん、

こんな比較は特に意味がない


のは重々承知ですけれど、とりあえず

自分が大枚叩いた結果に納得したい


だけであります😅

実際にゲームをプレイした感想については明日の記事で記すこととして、以下、3DMark、CineBench、FF14、FF15、BLUE PROTOCOL、Cyberpunk 2077、MSFS の測定結果を列挙しておきます(Crystal Disk Mark は先日の記事で掲載済みなので略)。


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G-Gear_7800X3D_RTX4080_07

昨日の記事を載せてからさっきまで、昨日の記事冒頭に載せたつもりの筐体内部の写真を載せていなかったことに気づいていませんでした…いま載せました😅 もう載せる写真はほとんどないので、今日は背面の写真で。

ここ数日はずっと新しい PC 話で失礼していますが、とりあえず購入に関する話は今日で一区切り、の予定。(感想的なことは後日触れると思いますが)

外装箱の注意書き 〜酷暑が来るのに暖房(にもなる)機器導入
ふと浮かんだ悪魔の言い訳が新しい暖房機器もといハイスペック PC へ背中押し
不本意ながら数年前に全廃したはずのデスクトップ PC を止むなく復活させたワケ
自作せず BTO PC にした理由、TSUKUMO を選んだ理由

今回の PC 導入は、昨年から使ってきたゲーミング PC 入門的な廉価ゲーミングノートPC からの買い替え。仕事/各種作業用の Mac も Windows ノートPC も別途ありますから、ゲームと LLM や Stable Diffusion など生成 AI 関連のみを目的としてます。

昨夏のプライムセールで購入した ASUS TUF Gaming F15 (2023) FX507ZV4 は CPU 世代落ちの安価で購入したこと& DLSS 3 の効果もあってコストパフォーマンスが良く、私みたいに TPS/FPS はしない、ほどほどに AAA ゲームタイトルがプレイできれば良い人間には、ちょうど良い塩梅だったように思います。RTX 4060 (Laptop) の性能を目一杯引き出せる TGP 140W 仕様だったこともあって、意外と強かった印象。

なので、「Microsoft Flight Simulator 2020(以下 MSFS)で色々欲張らなければ」「たまたま持っていた Quest 2 での VR プレイにハマらなければ」、決して大枚叩いて、また不本意ながらデスクトップ機を再導入しての買い替えはありませんでした。

ですから、今回の買い替えにあたっては、以下を実現するスペックが目標でした。
  • MSFS でアドオン MOD をたくさん突っ込んでも、グラフィックス設定を欲張っても落ちない、安定してプレイ可能なこと

  • 激重エリアでも WQHD 解像度なら快適なフレームレートが出せること、また複数ディスプレイまたはウルトラワイドディスプレイにしても高画質(ハイエンド設定)でそこそこ飛べること

  • 解像度の低い Quest 2 で最大限画質を上げた設定で VR プレイが安定すること

今まで使っていた ASUS TUF Gaming F15 (2023) でも MSFS はそこそこ高画質でプレイできていましたが、それなりに我慢が必要だったり1時間くらい飛ばしていざ着陸という時にハングアップしたり、ということは珍しくなかったので、欲張った設定、アドオンを入れても安定して飛びたい、というのが目標でした。

あと VR プレイに関しては RTX 4060 には荷が重すぎで、画質設定を控えめにしていても落ちること頻繁でしたし、MSFS の起動も特定の手順を踏まないと動かない、バックグラウンドで何か動くとすぐハング、というギリギリ無理やり状態でしたので、とにかく VR プレイがスムース、ストレスなく安定してできる環境を求めました。

具体的には、前々回の記事でも書いたように、今まで使っていたゲーミングノートから性能的に倍以上、が目標。

一例ではありますが、3D Mark Time Spy のスコアで言えば RTX 4060 (Laptop) が 11,056 ですから、Time Spy スコアで 2万以上のスコアの GPU が目標になります。デスクトップ用 GPU で言えば RTX 4070 Ti 以上。

(一例として RTX 4070 SUPER: 20,785、RTX 4070 Ti: 22,597、RTX 4070 Ti SUPER: 24,128、RTX 4080: 28,098、RTX 4080 SUPER: 28,391、RTX 4090: 36,298)

また、MSFS を高画質でプレイ、 VR プレイする上での不安定要因は VRAM 8GB しかない RTX 4060 の VRAM 不足でしたから、最低 VRAM 12GB、できれば 16GB 搭載の GPU カード、というのが条件。

となると、GPU は VRAM 16GB 化された RTX 4070 Ti SUPER 以上。そして GPU がアッパーミドルクラスなら、他のパーツもそれに見合った仕様で…となって決めた仕様が以下になりました(2nd SSD は別途自分で増設)。
  1. CPU: AMD Ryzen 7 7800X3D
  2. M/B: ASUS ProArt X670E-CREATOR WIFI
  3. CPU Cooler: DEEPCOOL LS520 (240mm 水冷)
  4. Memory: SanMax SMD5-U16GB88 16GB (DDR5-4800) ×2
  5. GPU: ZOTAC GAMING GeForce RTX 4080 SUPER Trinity
  6. SSD 1: Crucial T500 1TB (System)
  7. SSD 2: HIKSEMI FUTURE70 2TB (Data)
  8. P/S: CWT GPW850S5 (850W / 80PLUS GOLD / ATX3.0)
  9. Case: G-GEAR 66JD (Middle Tower Case with GPU Support Holder)
  10. Front Case Fan: 12cm Fan x1

大まかな仕様を決めたところで、見合う BTO PC を探して価格その他込みで決めたのが TSUKUMO G-GEAR の GE7A-L242/XBH。それをベースに多少カスタマイズして上記の仕様となりました。

ほぼゲームプレイだけを念頭に最適化した仕様。価格も性能も別格なフラッグシップ GPU である RTX 4090 は、価格以外の面も含めて無理ですが、それ以外はまずまず自分が出せるベストを選びました。

カメラで言えばフラッグシップ機の一つ下、α1 ではないけれど α9、EOS R1 ではないけれど R3…と言いたいところですが、CPU はゲーム以外では控えめ性能なので α7R V とか R5 Mark II あたりのミドルクラスの一番上といったところでしょうか(ニコンは知らない)。

ともあれ、今回選んだ構成パーツの選択理由は以下のとおり。



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