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タグ:EeePC

さて、前記事ではつらつらとしょうもないことを書き連ねたわけですが、年末にありがち企画?としての「今年のお買い物まとめ&評価」をしてみたいと思います。

去年はホントお買い物が少なかったのでスルーしちゃいましたが、今年もさほど多くなかったような…。と、これだけ買っていて多くないと言ったら怒られそうですが、年々お仕事が厳しくなりつつある昨今ですので、お買い物の余裕も毎年なくなってます。来年はこれまた、お買い物どころでなさそうですから、こういうのも今年が最後かも?(笑)

去年はお買い物が少なく、書かないまでも1位はマイクロフォーサーズ・デジタルカメラ初号機の DMC-G1 with ダブルズーム。発表時にはブログにボロクソ書いて(E-P1 や GF1 のようなタイプじゃなかったから)興味がなかったのに、発売後の画質を見て(当時としては)良さげに感じ、試しに店頭で使ってコレは良いかも!?と思って速攻購入して、以来愛機の1つになってます。

よくよく考えてみると DMC-G1 が今手元にあるデジカメで一番古い機種…って、どれだけ入れ替えてるねん!って話ですな(^_^;)

とまあ、しょうもないことをダラダラと書き続ける前に、個人的な 2009年お買い物ベスト10を挙げておきたいと思います。なお、

製品に対する評価ではなく
買って良かったかどうかの評価


ですので、そのところを誤解なきよう。

いくら良い製品でも、買ってあまり使ってなかったら評価は低くなります。ま、一応「お買い物評価点数」と「製品評価点数」を並べて付けてみましたが…



第10位 パナソニック LUMIX G VARIO 7-14mm F4.0 ASPH. H-F007014

お買い物評価 67点(製品評価としては90点)



マイクロフォーサーズ用の超広角ズームレンズ。35mm 換算 14mm スタートという超広角ズームにも関わらず、過去の 14mm 域を達成するレンズに比べると信じられないくらいコンパクト。それでいて描写も良い。周辺四隅は若干流れるけれど、それ以外はサイズ云々関係なく良い画質。

マイクロフォーサーズのボディよりも高く、今でも8万円台後半〜9万円前後(2009年12月22日現在)と発売当初からあまり変わらない値段で安定しているけれど、それだけの価値はあるレンズ。悩んだけど、買って良かった!と思えるレンズだった。

難点は「前玉が突き出ているので気を使う」ことと「このレンズの描写をフルに発揮できるマイクロフォーサーズ・ボディがまだないように思える」こと。加えて、私自身の被写体が望遠モノが多いため、持ち出し回数が意外と高くないということ。

そのために、お買い物評価は65点。レンズの評価は私も高いし、買って良かったとは思うけれど、無ければ無かったでさほど困らないレンズでもあって、正直自分にとっては買って満足のレンズに近い。

ま、今後も買って満足で終わらないように、パナソニックにはこのレンズを生かせるだけのボディを来年リリースして欲しいと思う。別に噂の富士フィルムでも良いけど(オリンパスは AF をやり直してから出直してね)。

LUMIX G VARIO 7-14mm F4.0:超広角を気軽にする only one な存在(前編)
LUMIX G VARIO 7-14mm F4.0:超広角を気軽にする only one な存在(後編)



第9位 MacBook Air MC234J/A

お買い物評価 70点(製品評価としては60点)



6月にマイナーチェンジした MacBook Air が10月の iMac その他の新製品発表時に少し値下がりしたので、新型 iMac 27インチと迷った挙句、こちらを購入。購入理由には別の面もあるのですが、それはまたいずれ。

今まで MacBook Pro を持ち歩いていたのですが、寄る年波?には勝てず、というか、周りがどんどん Air ユーザーになっていくなか、一人で 2.5kg を持って歩くのも辛くなっていましたし、何より年初に VAIO type P を購入して、軽いノート PC の魅力を再び実感してしまったのが効きました。

拡張できない内蔵メモリが 4GB になるまで待つつもりだったのですが、我慢できずに買ってしまいました。液晶解像度も一回り大きくなってもらわないと縦が狭い…と思いつつ買ってしまいました。

お買い物した結果としては、まずまず満足しています。というか、Mac の環境そのものは全く他のマシンと変わらない(変わらないようにしている)ので、新鮮味はゼロです。こう、ウキウキした感じというのは皆無です。

それに安くなってお買い得になったとはいえ、メモリ 2GB や液晶解像度という点では不満があるので、製品評価としてはさほど高くないです。コストパフォーマンスは良いと思うので、Mac ユーザーの2台目モバイル用には絶対おすすめですけどね。1台で使ってるユーザーも2人ほど知ってますが。

そんなわけで、正直満足度としてはそう高くないのだけれども、日々持ち歩くのはこの MacBook Air になったし(MacBook Pro が引退気味になっただけでなく、VAIO type P の持ち出し回数も激減した)、お買い物したという感覚の満足度は高くなくても、買って良かった度は高い。

あと、USB ポートの使い勝手とか最悪だけど、デザインはやっぱり良いね。お買い物したへの満足感は低くても、所有感や使い心地に対する満足度は高いわ。

ということで、製品評価より高い70点。

MacBook Air と Snow Leopard と Digital Photo Professional
MacBook Air 購入1ヶ月の雑感



第7位 バッファロー EeePC 901用SSD SHD-ES9M32G

お買い物評価 74点(製品評価としては85点)



第7・8位は同率で2製品。まずは、今春発売された EeePC 901-16G 向け交換用 SSD。

EeePC 901-16G 用とあるけれど(非公式ながら)EeePC 901-X にも使えるモノ。ユーザー数の多い EeePC 901-X で使える、そしてメリットが多いということで、かなり売れたようだ。そのメリットはと言えば、

  • 9千円弱 or 1万6千円強で 8GB SSD が 16GB or 32GB へ2〜4倍増

  • この SSD の仕組み上(ある意味副作用みたいなものだが)、容量の多いこの SSD を簡単にCドライブとして使えるようになって、Cドライブが 4GB しかない!という EeePC 901-X 最大の難点から開放される

  • 元の SSD と同じ MLC SSD だが、プチフリに関しては少しはマシ(でも使ってるうちに起きるようになるのは一緒)


というもので、ぶっちゃけ

EeePC 901-X ユーザーなら絶対買って付けるべき


と言っても良いくらいの製品だと思ってる。詳しくは、以下の過去記事を参照して欲しい。

EeePC 901 を“普通に使える”SSD ネットブックにする SHD-ES9M32G/64G

いずれにせよ、「この SSD で EeePC 901-X が実用的になり、稼働寿命が延びた」のも事実。うちは用途別に使うマシンが複数あるし、ネットブックだけで3台もあるので必ずしも常に使われているわけじゃないが、きちんとポジションを確保している PC になった。

この製品がなければそんなことはなかったので、今年のお買い物の中でも良い買い物をしたものの一つになっているし、製品に対する評価も高い。

ただ、やはり使い込んで行くとプチフリはそれなりに発生するので、ストレスは多少出てくる(ノーマル SSD よりマシだけれど)。それゆえ、バッファローさんには、プチフリが起きにくい最近のコントローラーを使ったニューモデルの SSD を出して欲しいなぁ…と思う。

秒進分歩の世界なので、EeePC 901-X も -16G も昔のパソコンになってしまったから、もう商売するような対象じゃないかもしれないが、EeePC 901-X, -16G は結構な台数が売れたし、今から新型出してもそれなりに需要はありそうな気がするけど…まぁ無理かな。無理だよな…



第7位 PlayStation 3 CECH-2000A

お買い物評価 74点(製品評価としては79点)



同率7位のもう一つは、ファイナルファンタジー13で大爆発中の PS3。新型 PS3 発表と同時に「ようやく買う日が来た」と速攻予約して購入したわけですが、時を経つ毎に自分の中での PS3 の評価は上がってます。

正直、最近はゲームをプレイする暇がないというか、ゲームをプレイする優先度が下がっていて、ゲームをプレイするくらいなら他のことを…という感じ。買ったゲームは積みまくりなことが多かったので、もうできるだけ買わなくなってきたし、Wii もしばらく電源が入ってない状態。

そんな中での PS3 購入は Blu-ray ビデオ再生機メインの予定でした。が、いざ使ってみると BD ビデオ再生だけでなく DLNA クライアントとしても使い勝手が良く、評価アップ。楽しみにしていたトロステも楽しめたし、ゲームはほとんどプレイしてなくても、1年くらい使ってれば元は取れそうだなぁ…という感じでした。

が、「アンチャーテッド2」を購入して「あぁなるほど、映画の世界をそのままゲーム化できる時代になったんだな…」と感じてゲーム機としても評価するようになり、



をプレイしていて、ゲーム機としても「プレイステーション3を買ってよかったかもしれんなぁ」と思えるようになっているところです。

FF13 自体は第4章までしかプレイ出きてませんが、完全に中二病設定の一本道なのはどうかと思いつつも、そこそこ面白く、何より「アンチャーテッド2」とはまた違う意味で“次世代”(もう現世代だけど)を感じさせてくれて、そういう意味で PS3 を買ってよかったと思わせてくれます。

というか、ベッドサイドの 20インチ液晶でプレイしているのですが、フル HD の大きなテレビでプレイしたいと思わせるグラフィックだったり…(リビングに持っていくのはプレイ時間に支障が出るので、そのうち部屋の模様替え→テレビ買い替えコースですかねぇ)

そんなわけで、10月くらいなら60点くらいだったのが、今は70点オーバーのお買い物評価。不満点は「BD の入れ替えが面倒、ダルい」ってことですな。違うゲームをするのにメディアを入れ代えるなんて、もうそろそろナンセンスになりつつあるんと違うかな、と思います。

Blu-ray の容量を活かしたものをネットワーク販売しろとは思いませんが、ディスクから HDD インストールして認証制か何かでディスクレスでプレイできるようにしてもらいたいものです。プレイステーション・ネットワークなんてやってるんだから、そういう仕組みをきちんと用意して欲しいですね。

このことがあるので、UMD の PSP は買いたくない、けれど PSP go は無駄に高いしダウンロードで買えるゲームは少ない(欲しいソフトが揃ってない)というジレンマで買えないんですよね…。そろそろディスクメディアは BD 以外消えて欲しいね。

買って良かった PS3。でも、ディスクを出し入れするのはもう嫌
3D酔いしやすいけど、アンチャーテッド2を買ってしまった(後悔はしていない)

昨夏 EeePC 901-X を購入してしばらくの後、「ブラウザ選び、それが悩みどころ(EeePC 901 での表示画面比較)」という記事を書いた。ネットブックの 1,024x600 pixels という狭い画面解像度では、どのブラウザの使い勝手が良いのか?という自分の疑問をまとめるために、独断と偏見と適当で書いたものだ。

ところが、そんな場末ブログの適当記事にも時々検索に引っかかってやってくる人がいて、当時から大きく事情が変わった減債になっても、未だに迷い込んできてしまう人がいるようなので、改訂版でも書いておかなきゃいけないかもな…と思っていたので、今回も適当に書いてみる。

前回は Window XP 上だったこともあり、メイリオフォントを導入した時の見え方(メイリオを積極的に使う利点を語ったりもした)や Safari での独自フォント・アンチエイリアスについても比較したが、今回はフォントは全てブラウザのデフォルト設定のままとし、純粋にネットブック標準解像度(1,024×600pixels)でのブラウザの見え方(広さ)に照準を絞った。

前回記事を書いた昨夏の時点では Google Chrome はまだβ登場以前だったので比較せず、β登場後に「Google Chrome と EeePC 901(ブラウザ表示画面比較 Part 2)」という記事で触れたのだが、現在は正式版、Ver.2 と進化し、それなりのブラウザシェアも占めているので比較対象に含めることにした。

Opera も私自身がほとんど使わないし、一部の仕事絡みでは(互換検証が面倒だから IE 同様に)消えてなくなれ〜と思うブラウザだったので省略していたが、少し前に値段で釣られて激遅 Willcom 回線を復活させた関係で Opera Turbo(現 Opera 10 beta)を使うようになったので、今回は 9.6 で比較した(10 beta もほとんど変わりない)。

Internet Explorer は前回 Ver.6 を使っていたが、今回は最新の Ver.8 でやってみた。Chrome にしろ、Opera にしろ、IE8 にしろ、自分が使うようになったから比較に含めたのは言うまでもない。金にもならないことをするのに、自分の役に立たないものまでやってられんしね。

ということで、今回比較するブラウザは、IE8, Firefox 3, Chrome 2, Safari 4, Opera 9.6 の5つ(いずれも6月中旬時点で最新版を使用)。プラットホームは前回と変わって Windows Vista。Mebius PC-NJ70A 上で試した。

なお、Windows Vista ではウィンドウ最大化を行った場合には XP とは若干挙動が異なり、ウィンドウ枠がなくなって少し画面が広くなるので、通常ウィンドウ状態で画面いっぱいにウィンドウを広げた状態と、全画面モードがあるブラウザは全画面モードにした場合の2つに加え、ウィンドウ最大化を行った状態も比較するようにした。



さて、例によって前口上が長くなってしまったので、細かな話は抜きで最初から IE8, FF3, Chrome2, Safari4, Opera9 の5つを横並びで比較してみる。比較内容は

  • ウィンドウ最大化した時と、全画面モードにした時(全画面モードがない Safari4 はウィンドウ最大化のまま)

  • Yahoo! Japan トップページと、livedoor Reader の2サイト


の、それぞれを組み合わせた4種類を比較してある。

以下、4つの比較画像は記事上の小さな画像では全く判らないと思うが、クリックすると別ウィンドウに 50%縮小の画面が表示されるので、それぞれのブラウザにおける見える範囲が比較できると思う。

いずれの画像も左から Internet Explorer 8, Firefox 3, Google Chrome 2, Safari 4, Opera 9 の順となっている。

ブラウザ比較2 全ブラウザ比較 Yahoo! 最大化
Yahoo! Japan / ウィンドウ最大化状態


ブラウザ比較2 全ブラウザ比較 Yahoo! 全画面モード
Yahoo! Japan / 全画面モード状態


ブラウザ比較2 全ブラウザ比較 Livedoor Reader 最大化
livedoor Reader / ウィンドウ最大化状態

ブラウザ比較2 全ブラウザ比較 Livedoor Reader 全画面モード
livedoor Reader / 全画面モード状態


前述のとおり昨夏とは大きく状況が変わっている。Chrome や IE8 のリリースなどを別にしても、ネットブックでの利用で一番大きな変化は、全画面モードの普及だろう。今回は Safari 4 を除き、全画面モードを搭載している。全てのブラウザでショートカットキーは統一されており、全画面モードの ON/OFF は F11 となっている。

昨夏の記事でも書いたように、ブラウザ・デフォルト状態のままで全画面モードを使わなければ、Safari 4 の見える範囲が一番広いのは変わっていないけれども、縦 600pixels と狭苦しいネットブックでは積極的に全画面モードを使うべきであろうし、そうなれば全画面モードのない Safari の出る幕はない。

また Safari には、好き好きはあっても独自のフォント・アンチエイリアスによる表示される文字の綺麗さというものがあったが、Vista は勿論 XP でもメイリオフォントを導入することで、だいぶマシになることは前回記事で述べた。今回はフォントによる表示比較はしていないが、そのことも含め、MacOS X では Safari をデフォルトブラウザにしている私でも、Windows で Safari を使う理由は極めて少ないと思う。

さて、Safari 4 以外の4つのブラウザに搭載されている全画面モードではあるが、2009年6月現在では

同じ全画面モードでも、ブラウザによって使い勝手に大きな差がある


のも事実。この使い勝手の差は将来埋まっていくと思うが、現状では

全画面モードが使いやすいのは Firefox3 と IE8 だけ


と言っても良い。その理由は全画面モードにしてからの使い勝手の差にある。

各ブラウザとも全画面モードにすると、当然ツールバーやロケーションバー、タブ・バー、ボタン類は消える。IE8 を除いてはステータスバーも消える(IE8 が消えないのが不思議だし、少しでも表示領域を広げたいと思えばマイナス点だ)。

そんな全画面モードにしていても Firefox3 と IE8 はマウスカーソルを最上部へ持って行くと、ロケーションバーやタブバーなどが表示される。

ブラウザ比較2 Firefox3 Yahoo! 全画面モード
Firefox3 の全画面モード表示

ブラウザ比較2 Firefox3 全画面モード用ガイド
Firefox3 の全画面モードでマウスカーソルを画面上部へ持っていた場合
検索窓やボタン類を含めたロケーションバーとタブバーが表示される
(バーがプルダウン表示される時には、表示内容が下にズレる)


ブラウザ比較2 IE8 Yahoo! 全画面モード
IE8 の全画面モード表示

ブラウザ比較2 IE8 全画面モード用ガイド
IE8 の全画面モードでマウスカーソルを画面上部へ持っていた場合
全画面モードを解除しなくても、通常モードと同じ操作が可能
(Firefox3 と違って各種バーは表示内容上部に上書きされる)


Firefox3 と IE8 とでは若干挙動に違いはあるものの、使い勝手に大きな違いはなく(ブックマークを多用する人なら IE8 の方が断然使い勝手が良いかもしれない)、どちらも全画面モードをデフォルトに使っていてもストレスを感じない。

特に IE8 は、ブラウザを全画面モードのまま終了すれば、次回ブラウザ起動時に自動的に全画面モードになるし、全画面モードでも全ての機能をマウスからコントロールできる。全画面モードから通常モードに戻す必要がない。

ただ、IE8 では何故か全画面モードでステータスバーが消えない(もちろんステータスバーを常に表示させなくすれば、全画面モードでも表示されない)。このため、デフォルトでは IE8 だけ全画面モードにおける縦表示量が少ない。この点だけは注意が必要だ。

ともあれ、Firefox3 や IE8 と違って Chrome 2 や Opera 9.6 は、全画面モードを実装してきたのは良いけれど、何かしようとすると(ショートカットキーを使う以外は)全画面モードを解除して通常モードに切り替える必要がある。

ブラウザ比較2 Chrome2 全画面モード用ガイド
Chrome2 で全画面モード時に、マウスを一番上に持って行った際のガイド
これでは何の役にも立たない。Opera9 に至っては何も起こらない。


全画面モードでページを見た後、ページを戻ったり、ホームページに移動したり、別のタブに移動したり、ブックマークから次に見たいサイトを選んだり、場合によっては検索ボックスから検索をしたい、という時に、いちいち F11 で全画面モードを解除する必要がある。

ショートカットキーを使えば動作する機能もあるが、ウェブブラウジングする場合だと、なんとなくダラダラとマウス(or タッチパッド)でブラウズしていることも多いはず。その際に画面モードを切り替えるのは面倒なものだ。マウスカーソルを画面上部に持って行けば、サクッとバーが出てきて処理ができる、その快適さには適わない。

というか、Firefox3 が1年前に実装している使い勝手の良さを、Chrome や Opera が真似する際に、そこまでしなかったのは不思議だ。特に何でも取り込んでしまう Opera が 10 beta でも変わってないのは、腑に落ちない。



さて、Yahoo!, livedoor Reader における各ブラウザでの見え方について、通常状態、ウィンドウ最大化、全画面モードで画面写真を撮ってあるので、以下に掲載しておきたい。

最初に Yahoo! Japan トップページの見え方を、各ブラウザごとに通常状態、ウィンドウ最大化、全画面モードの順でどう変わっていくか(ネットブックにおける全画面モードの優位性が判る)を示し、次に livedoor Reader での見え方を画面モードごと(通常状態、ウィンドウ最大化、全画面モード別に)各ブラウザでの見え方を順に並べてみた。

これらを見ることで、ブラウザ選びで比較になるかも知れないし、ならないかもしれないし、まぁそんな単純なものではないけれど、何かの参考になれば幸いである。


続きを読む

Amazon で注文していた EeePC 用の新しい S-ATA タイプの 32GB SSD 「SHD-ES9M32G」が、先日ようやく届いた。このところ興味は type P ばかりで EeePC 901-X は放置プレイだったので、この SSD の情報を知るのが遅くなり(一度は勘違いしてスルーしていた)、知った時には発売後で世の中に物がなかったので、届くのが遅くなった。

EeePC 901用 SSD SHD-ES9M32G パッケージ


といっても、EeePC 901-X 自体を放置して使わなくなっていたわけではなく、昨秋に RAMDISK & EWF 導入まで行い、できるだけ高速化し、満足いく環境を構築してからは弄ることがなくなっただけであり、ほぼ毎日のように使っている。

もっとも EeePC 901-X 購入当初に考えていたような、“お仕事モバイル機である MacBook Pro を持ち出すほどではない、遊びや旅行時のお供用”になることはなく、もっぱら自宅内モバイル機として、一部の仕事でのブラウザチェッカーとして、そして Windows の古い2Dゲーム用として使い続けている。

ちなみに本来想定していたのリアル・モバイル機として使えなかった理由は、タイピングするのには無理があるキーボードに尽きる。私の場合、外出先で真っ先にノートパソコンへ必要とするのは、文章入力を始めとするタイピング作業ということが EeePC 901-X を通して、よく判った。

ちょっと前ならネットブラウズもあったのだろうが、それについては今や携帯電話や iPod touch (iPhone) などでも事足りる。携帯電話でもスマートフォン (PDA) でも決定的に足りないのは、タイピング作業の快適さということで、それについては EeePC 901 も明らかに不足していて、VAIO type P の登場を待つしかなかった。

というか、VAIO type P が登場して、これを上回る小型軽量&タイピング向けのモバイルPCはきっと出てこないと思えているから、EeePC 901 がそれ以前に新しい用途にフィットしてくれたのは幸いだった。

というわけで、購入当初の想定とは違うし、今でも決して必要不可欠な存在でもないが、

EeePC 901-X は自分のPCライフの中で
それなりにポジションを確保している


ものとなっている。それに、先日家族のPCが壊れた時には外付け液晶モニタとキーボード・マウスを繋いで、1週間ほど緊急代替機として活躍もしてくれた。意外とそれが使えたので、その後はデスクサイドに置きっぱなしにしつつも、外付けの液晶モニタ(と Bluetooth マウス)に繋いで、サブPCその3くらいとしてネットトップ的にも使っている。



とまぁ、EeePC 901-X については久しぶりに書いたので、やたら前口上が長くなってしまったが、すぐに飽きて使われなくなってもおかしくないと思っていた EeePC 901-X も未だ現役なわけで、それなら少しくらい投資するのも問題ないと思って購入したのが、この SHD-ES9M32G



32GB モデルだけでなく、64GB モデル「SHD-ES9M64G」もある。量販店では(2009年5月中旬現在)32GB モデルが1万円強、64GB モデルが2万円弱で売られているが、amazon だと 32GB が9千円強、64GB が1万7千弱であり、私も amazon で購入した。amazon だと 32GB と 64GB の価格差がそう大きくないので、ガッツリ使う人は 64GB の方が良いかもしれない。

さて、この SSD は EeePC 901-X 用ではなく、マイナーモデルチェンジした EeePC 901-16G 用なのだが、901-X でも BIOS を最新にすると使える(古い BIOS のままだと認識しない)。私も今まで特に問題がなかったために、購入当初のままの BIOS で使ってきたが、今回のために最新の BIOS にアップデートしておいた。BIOS の入手先は

ASUSTeK Computer Inc.-Support-

で、製品名を「Eee Family」、シリーズ名を「Eee PC」、モデル名を「Eee PC 901/XP」を指定して検索ボタンをクリックし、最後に Select OS で WinXP と指定すれば表示されるダウンロードリストに BIOS も表示され、ダウンロードできる。私は5月上旬時点で最新の BIOS 1903 を使用している。

アップデートは最初からインストールされている BIOS アップデートツール Asus Update で、ダウンロードしたファイルを解凍して出てくるファイルを指定して再起動すると、再起動時に BIOS アップデート処理が行われる。なお、BIOS アップデート後は、無線 LAN や Bluetooth の機能が OFF になっているので、BIOS 画面で enable してやるか、タスクトレイに入っているツールから ON にしてやる必要がある。

SSD の換装作業自体はメインメモリ換装と同じく、メガネドライバーで底面裏蓋のビスを2本を外して、裏蓋を取り、左手の長い SSD 基板をこれまたメガネドライバーでビス2本外せば簡単に SSD が取れるので、静電気にさえ気をつければ換装作業は5分程度で終わる。リカバリーも20分程度なので、合計30分で SSD 換装作業は終了する。



さて、今回発売された本来 EeePC 901-16G 向け換装用 SSD 「SHD-ES9M32G」および「SHD-ES9M64G」は、以前 EeePC 901-X 用に発売された換装用 SSD(SHD-EP9M32G/64G。型番では EP と ES が違う)と同じく裏蓋を外すだけで簡単に換装できるDドライブ用 SSD の交換品だが、色々と仕様が異なる。その違いというのは、

  • 同じ MLC チップを使っているがコントローラーが改良タイプで、いわゆるプチフリ問題が多少マシになっており、また多少の速度向上がなされている。

  • 旧来の製品と違って S-ATA 化されている(これゆえに BIOS アップデートが必要)ため、EeePC 901-X でも簡単に Primary Drive として認識される。


というもの。特に後者によるメリットは大きく、旧来の製品だとせっかく大容量の SSD を増設しても、リカバリー先に指定することはできず、換装した SSD をブートドライブとして使うにはかなりの手間暇がかかっていた(一度オリジナル 4GB SSD にリカバリーしてから、TrueImage などのディスクイメージバックアップソフトで換装した SSD にブートイメージを転送する必要があった)。

今回の製品は(BIOS さえアップデートしていれば)単に SSD 換装するだけで、Primary Drive が換装した SSD になるため、外付けDVDドライブを接続して普通にリカバリーするだけで、換装した SSD にシステムがリカバリーされる。換装自体も先にも書いたようにメガネドライバーでビス4本外すだけなので、

何の苦労もなく換装した大容量 SSD をブートドライブとして使える


ものである。これによってシステムドライブが 4GB という極小な状況から脱することができ、32GB ないし 64GB という普通に使えるドライブ容量を確保することができる。

ある程度スキルのある人間ならば、4GB という極小ドライブ容量でやりくりするのも、それはそれで楽しいことではあるが、ひとしきり工夫し尽くして遊んでしまってから、こうやって“普通のドライブ容量”を手にすると、やっぱり 32GB あると普通に使えて便利だね、となる。

それに、こうなると

誰でも使える普通のネットブック


になるし、(実売価格が下落している)EeePC 901 本体と換装用 SSD を合わせても

実用的に使える SSD 搭載ノートPC としては、かなり安い


PCになったとも言える。ノートPCにおいて、HDD ではなく SSD 搭載というのは極めて価値が高いと思っている。持ち運ぶ比率が高ければ高いほど、それは痛感するはず。

衝撃に気を遣わなくても済むことは勿論、スリープモードに入っても HDD ランプが消えるまで待ってから持ち上げる必要はなく、蓋を閉めてスリープモードへ移行すると同時にPCを持って移動したり、バッグへ放り込んでおける。VAIO type P でも EeePC 901-X でも SSD に慣れてしまうと、逆に HDD なモバイルPCが嫌になるくらいだ。

実際、換装してリカバリーして使い始めた感想とは言えば、

9千円強で、ここまで状況が改善されれば極めて満足


に尽きる。もちろん、先にも触れたように

換装しても(EWF なしでは)プチフリは起きる


細かい HDD アクセスが発生すると、時々数秒ないしそれ以上止まってしまうことは起きるが、EeePC 901 オリジナルの SSD よりは改善されているのが判るし、アクセス速度も含めて、体感で SSD アクセス環境が向上しているのが判る。大容量になったことと併せて、満足感はかなり大きい。

それゆえに、EeePC 901 オリジナルの SSD だと EWF を導入しないとストレスが溜まりがちで、多少の不便はあっても EWF なしの環境には戻る気がなかったけれど、SSD 換装後は EWF を導入せずに運用しているし、おそらくこのまま EWF なしで使い続けるだろう。

EWF は原理上メモリイーターであり、EWF の使用メモリ量にいつも気を使うことになるし、再起動の際には大量のキャッシュ反映に時間はかかる。また何か障害があった際にフリーズした時の弊害も大きかったので、EWF なしの運用に越したことはない。

EeePC 901 オリジナル状態では、EWF による恩恵と弊害を比べると恩恵の方が遥かに大きかったが、今回の SSD を導入した場合にはそれが逆転したように思う。



そんなわけで、この SSD が人気商品になって発売後には品薄になっていたのも当然。そして、最初からこの SSD に換装することを前提に、割安になってる EeePC 901-16G や中古の EeePC 901-X を買う人が出てきたのも納得できる。

特に、最近のネットブックは全部 10インチ以上になってきているので、9インチの EeePC 901系 はむしろ希少価値になってる。1kg ちょっとで実働5〜6時間はいける長時間駆動可能という特徴のあるネットブックは存在しないから、見直されて当然だろう。

私自身、モバイル時にこれでタイピングするということを考えていた時には不満も多かったが、それを諦めて(そういう用途は VAIO type P に任せて)、ネットにしろ動画にしろ、ブラウズ専用と割り切れば、フットプリント(底面積)が小さいというのは結構な利点であると感じている。

購入して一通り遊んで環境が安定しきった後は、そのうち欲しいという人がいたら安くあげてしまおうとか思っていたけれど、今ではすっかり気に入っている。自分の中でもなくて絶対困るわけじゃないが、自分の生活の中、数あるPC群の中で、EeePC 901-X はしっかり存在感があるものになっている。

今回の換装作業をした時に昔の記事を見返していて、EeePC 901-X 購入直後の記事には

EeePC 901 も元々長く使うつもりはないけれど、MURAMASA CV に比べれば遥かに実用的なマシンではあるし、No HDD という便利な面もある。果たして半年後、1年後、私の EeePC 901 は、どういう扱いを受けているだろうか?今は未だ自分にも判らない…


と書いていたけれど、当時の印象よりは(想定用途とは異なっても)ずっと長く使っていける気がしているし、今回の追加投資でさらに長く使っていけそうな、そんな気がしている。文句なしに良い買い物だった!と言える。

BUFFALO Eee PC 901-16G専用 MLC搭載 交換用SSD SHD-ES9M64G
BUFFALO SHD-ES9M64G

色々と弄りがいのある(というよりは弄らないといけない部分もある)EeePC 901-X も、購入して2ヶ月が経ってすっかり環境は安定してきた。前回「EeePC 901 へインストールしたソフトたち(その2)」を載せたのが8月末。購入してからまだ1ヶ月経ってない頃だった。

それから1ヶ月半が経って、その間に新規インストールしたソフトは少ない。が、それなりにソフトの入れ替えはしていて、少し方針を変えた部分もあるので、つらつらとまた書き連ねてみたい。

Gdow (D)

GMail 用の biff ソフト(新着メールのチェックソフト)。十分 CPU パワーや搭載メモリが増えた昨今では、新着メールをチェックするのもメールソフトを起動させっぱなしにしておくようになり、新着メールチェックだけの biff ソフトも流行らなくなった。が、少しでも動作しているリソースを減らしたいネットブック PC では有用に思えたので導入した。インストールするソフトの条件としては、

  • Gmail 対応または専用

  • とにかくできるだけ使用するリソース(メモリ使用量と CPU 負荷)が小さいこと

  • タスクトレイに常駐して未読数だけを表示&新着がある場合にはポップアップ表示されること

  • できれば Google Apps 対応(必須ではない)


といったところ。もちろん WinXP だから Vista のサイドバー Gadget 用は除外。

その中で一番良さげだったのが「Gmail Checker」。5つまでのマルチアカウント対応で、簡易ビューア付き、Google Apps 対応と多機能で、今も着実に開発、バグフィックスされていて放置されていないし、日本人作者が作ってるのもプラスポイント。

だったのだけど、.NET Framework 2.0 のインストールが必要ということで、少し悩んだけれど断念。ここまで .NET 2.0 を入れるのを回避してきたのだから、biff ソフト如きで節約してきたCドライブの容量を 100MB 以上も消費したくはない。

そんなわけでインストールしたのは「Gdow 1.0」。既に高機能版の Gdow 2007 へ開発は移行していて、Gdow 1.0 は1年以上もバージョンアップが止まっているが、↑の条件には適っている。

マルチアカウント対応ではなくシングルアカウントのみだが、Google Apps には対応しているし、.NET Framework も不要でリソースを食わないのが良い。高機能版の Gdow 2007 は Gmail Checker 以上に多機能だが、そのようなものは必要としていない。とにかく新着メールのチェックだけシンプルにできれば良い。そういう用途に、少ないリソースでかなえてくれるということで Gdow 1.0 を使っている。

インストールも何もなく、ダウンロードしてきたファイルを解凍して、Gdow.exe を起動すれば使えるシンプルさ。ただ、XGA(縦 768pixels)以上の画面解像度を想定しているせいか、縦 600pixels の EeePC 901 では(その他一般的なネットブックも)設定画面がはみ出る。

が、少しずつずらしてやれば設定は何とかできるので、新着メールの内容表示時に文字化けしないよう、Advanced Form Setting を表示させ、Font のフォント名を日本語フォントに変えてやれば、あとは何も問題なし。この手の biff ソフトがあれば、メールクライアントなしで Gmail だけを使っていても新着メールは常にチェックでき、リソースも最小限で安心である。


QuickTime Alternative (D)

その名の通り Apple 純正の QuickTime をインストールせずに QuickTime ファイルを再生するための Codec。GOM Player 単体ではハイビジョンサイズの QuickTime ファイルを再生できなかったのがインストール理由。MPC (Media Player Classic) と合わせて配布されているが、そのような目的のため、Codec だけをインストール。

QuickTime が入っていれば(当然)不要なものであるが、後述するように QuickTime をアンインストールしたために、GOM Player で一部の QuickTime ファイルが再生できなくなったために、これをインストールした次第。ま、QuickTime を入れるより半分以下の容量で済むし、QuickTime や iTunes みたいなリソース馬鹿食いソフトは EeePC にはつくづく合わないと実感…


Google Chrome (C)

Chrome がデビューしたのは既に1ヶ月以上前のことになるが、私もすぐにあらゆる Windows 環境にインストールして使っている。EeePC 以外の環境では Firefox を置き換えるほどではなく試用や自作ウェブアプリの動作確認程度にしか使ってないが、EeePC では完全にメインブラウザとなった。

EeePC 上の Chrome の動作については以前、他のブラウザと比較した記事を投稿してあるので、そちらを参照して欲しいが、当初 EeePC 上で Firefox と併用で使っていたけれど、結局のところ

Chrome の起動の速さ > Firefox3 の全画面モードの画面の広さ


という感じになって、画面の広さに多少目をつぶっても Chrome を常用し始めた。

Firefox 3 の全画面モードより画面が狭くなるとはいえ、以前投稿した記事で示したように、Firefox 3 の通常モードや Internet Explorer よりは画面を広く使えるし、一部の頻繁に利用するサイトについては、専用ウェブアプリ化して最大限広く使えるようにしたので、さほど不便を感じてはいない。

むしろ Chrome を EeePC で使う問題点としては、インストール先がCドライブ固定であり、おまけに Program Files フォルダ以下ではなく、Documents and Setting¥(username) 以下という変態なところへインストールされ、本体だけでなくキャッシュファイルその他もCドライブに固定されている、キャッシュファイルのサイズも変更できない、ということ。つまり、RAMディスクを作っていても、それを有効活用できない。

Chrome のディスクキャッシュは約 100MB ほど消費し、本体と合わせて 150MB くらいは必要になる。また、アップグレードはほとんど気づかない形で自動アップデートされるが、古いバージョンがインストール先フォルダの中に残っていくので、当然その分は無駄に消費される(ので、アップデートされたら削除してやる方が無駄にならない)。

そういった点から、Cドライブが少ない EeePC には不向きな面もあるけれど、なにせ起動速度を始め、動作がキビキビとしているので、決して動作速度の速くない EeePC では、ついつい使いたくなるのも事実だし、向いている面もある。

ただ、動作速度という点についてはCドライブを頻繁に読み書きし、タブを開く毎に新たなプロセスを作ることもあって、時々しばらく動作が止まってしまう、という弊害もある(メモリ上の内容をまとめて SSD に書き込んでいる節がある)。その止まってる時を除けば快適に動作するだけに、それがより気になってしまう。

その“時々止まってしまう”状況を改善するには、後述する EWF を導入するのが効果的で、EWF を導入し、Cドライブへの書き込みを抑制すると、極めて快適に動作する。EWF の導入は多少敷居が高いのも事実だが

Chrome + EWF でのブラウジングなら EeePC でもストレスフリー


で、一度経験すると、もはや後戻りはできない。そういう意味では Chrome は EWF とともに導入するのがベストだと言えるし、そうでないなら(時々止まってしまうストレスを考えると)Firefox 3 + RAMDISK の方が良いと思う。

ともあれ、私にとっては Chrome + EWF による快速ネットブック環境は、もはや手放せない…


EWF (C)

EeePC のカスタマイズは、無駄なソフトを削ったり Windows フォルダの色々なファイルを削ってCドライブ削減すること、常駐するプロセスを減らすことを手始めに、RAMディスクを導入してブラウザのキャッシュ先やテンポラリフォルダを RAMディスク上に展開するなど、色々と手は有るけれど、ひとまずのカスタマイズ最終地が EWF だろう。

EeePC 901 を購入当初からしばらくは、RAMディスク導入&テンポラリやキャッシュの RAMディスク指定によって EWF を導入する必要性は感じてなかったが、前述のように Chrome を使い始めてから、Cドライブへの頻繁な書き込みが発生することになったため、EWF を導入した。

インストール方法についてはググって調べてもらえば定番のページに記載されているので、そちらを参照すればそう難しいことではないが、一つ間違えばシステム起動不能→リカバリーコースになるので、初心者・初級者レベルではそれなりに慎重にやる必要はあるだろう。また、EWF 導入による副作用についてググって解説ページその他できちんと調べた上で導入する必要もある。効果も使い方次第、であるしね。

ただ、使い方によっては効果は絶大、である。私はCドライブだけを EWF の対象としているが、Cドライブの書き込みが抑制され、メモリ上にキャッシュされるので、SSD 特有の書き込み速度の遅さによるストレスが完全になくなる。前項で Chrome を使った時の効果は書いたが、EeePC 901 の動作が一段とキビキビした感じになる。

EWF はその性質上、使っていくとメモリをどんどん食っていくため、あまり長い間再起動しないでいるとメモリ不足でシステムが落ちることになるが、私の場合は EeePC 901 にメモリを 2GB 積んでいるので余裕があるし、ewfmgr c: のショートカットを作って、時々メモリ使用量を確認しつつ、400MB ほど食ったところで再起動しているので、特に問題は発生してない(もちろん、起動時に commit モードにしている)。

EWF のメモリ使用量が一定値になったところで自動的に commit する EWF Plus も使えるようにしてあるが、自分で確認して時々再起動しているようにしているため、EWF Plus は使用していない。

EeePC の標準搭載メモリ 1GB のままだとメモリ不足に陥りやすいだろうから、とても使う気にはなれなかっただろうが、個人的には EWF を使うためだけにメモリを 2GB に増やしても良いと思えるくらいだ。簡単には誰にでも薦められないが、EeePC をサクサク使いたいと思うなら、行くつく先が EWF だろう。


アンインストールしたソフトたち

この1ヶ月半の間に上記のソフトらをインストールした反面、色々考えた末に EeePC 901 から抜いたソフトたちもある。それは、iTunes、QuickTime、Safari 3、PostgreSQL の4つ。

LAN 内サーバーである Mac mini が iTunes サーバーにもなっているウチの状況では、QuickTime + iTunes はディスク容量を食ったり、無駄に色々なプロセスが常駐するとかという EeePC には向かない条件があったとしても、是非とも入れておきたかったソフトだった。

しかし、iTunes 共有でビデオファイルを閲覧する時には、そのビデオファイルをCドライブにキャッシュするという性質上、Cドライブの空き容量が 1GB 強しかないと閲覧できないビデオファイルも多く、iTunes 共有が使えるようにしても実際の利用にはかなり制限があった(アナログ放送を HDD レコーダーで録画したものを iTunes で再生できるように再エンコーディングすると、1時間で約 1GB のファイルになる)。

というわけで、何度かインストールとアンインストールを繰り返していたが、結局 EeePC 901 での iTunes 共有は諦めることにした。これが EeePC 900-X などのようにCドライブが 8GB あったり、Aspire One や Wind Notebook のような HDD タイプで、Cドライブの空き容量が常に 2GB 以上確保できていれば、アンインストールすることはなかっただろう。

代わりに別の手段で見られるようにはしているが、今ひとつスマートじゃない。しかし、Cドライブが 4GB しかないという状況では何かを諦めねばならない。残念だが、他の利点を考えれば仕方ない。

Safari 3 については、私の Windows 環境では常に Firefox に続くセカンドブラウザとして使っていたが(主にアンチエイリアスが効いたフォントが Mac ライクで好みのため)、Chrome の導入によって第3、第4のブラウザになってきたので、EeePC の少ないリソースを無駄にしないために削除した。

また、Chrome が Safari 3 と同じレンダリングエンジン Webkit を使っているため、ウェブサイトの表示が Safari とほぼ同一であり、その点でも Safari は特に必須でなくなったということもある(ウェブ開発上の確認という意味で)。完全に同じではなくても、リソースの限られた EeePC では削っても問題なし、と判断した。

最後に PostgreSQL だが、これは元々 EeePC でも Apache + PHP + PostgreSQL や Ruby on Rails + PostgreSQL が実用的に動くかどうかの検証のためにインストールしていたので、一通り動作確認して、そこそこ動くことが判ったのでアンインストール。

縦 600pixels の狭い画面解像度の EeePC では、そっち系の開発作業を本格的にやることもないし、データーベースサーバーという性質上、頻繁に SSD への読み書きが発生するので、実利用を考えたことはないので、一通りの確認が終われば削除する予定だった。



というのが、ここ1ヶ月半の、私の EeePC 901 の環境変化である。iTunes 共有を諦めざるを得なかったのは残念だが、それを除いては十分快適な環境になり、ほとんどモバイルでの利用はしていないものの、自宅内で毎日のように使っていて不満はないし、良い買い物をしたと今も思っている(そのあたりの雑感は、また別記事で)。

上記のソフトの他には、現在 E Text Editor を試用中である。E Text Editor は、Mac でプログラマー御用達の Textmate(私も絶賛愛用中)の Windows 版というべきもので、狭い画面解像度の EeePC でも開発作業をやる場合には、昔から Windows で使ってる秀丸エディタより良いように思えたので、ひとまず試用している。

ま、先にも書いたように、実際 EeePC で開発作業をすることはほとんどないのだが、ライセンスフィーも安く(Textmate より安い)、円高の今なら買っておいてもいいかなぁ…と思っているので使ってみている。

同時に E Text Editor をまともに使うには Cygwin 環境が必要なので、Cygwin もDドライブにインストールしてある。本当の Unix 環境である MacOS X がメインの現在、Windows 環境にわざわざ Cygwin を入れる必要性は高くないのだが、E Text Editor で必要なのでとりあえず、ということだ。

E Text Editor のライセンスを購入して使い続けるなら Cygwin もインストールしたままにするし、E Text Editor をアンインストールすれば Cygwin もアンインストールすることになるだろう。

ともあれ、Chrome + EWF の導入で、私の EeePC 901 環境整備もひとまず一区切りがついた感がある。


EeePC 901 へインストールしたソフトたち(その1)
EeePC 901 へインストールしたソフトたち(その2)
ブラウザ選び、それが悩みどころ(EeePC 901 での表示画面比較)
Google Chrome と EeePC 901(ブラウザ表示画面比較 Part 2)

【2009. 6.21 追記】この内容は既に古いものになっているので、ネットブックにおけるブラウザ比較については、改めて「ネットブックにおけるブラウザ表示比較 (2009年6月 with Vista) 」という記事を書いていますので、そちらを参考にして下さい。【追記ここまで】




鳴り物入りで Google Chrome が登場して半月ほどが経った。登場直後のニュースサイトは絶賛が大半で、でもすぐに懐疑派、批判派の意見が登場し、そしてセキュリティ的な懸念もあがり、でもそこそこ落ち着いてきつつも好意的な意見は少なくない、と言ったところだろうか。

私は色々思うところがありつつも、結局 Winodws 環境の全てに Chrome をインストールした。各種ブラウザでの動作確認をする必要がある、ということもあるが、ちょっと使ってみて色々な面で「なかなか良いな」と思ったこともある。元々レンダリングコアの表示品質としては、Gecko より WebKit の方が好みだし、Google が目指す方向が特徴的に表れたブラウザは、それはそれで悪くないと感じている。

インストール先が選択できず、Program Files じゃなく Documents and Settings の奥の方にインストールされる変態さは閉口するし、キャッシュ削除も簡単にできず、ブックマークバーを消すとブックマークにアクセスする手段がないなどの不満は多い。

ただ、起動速度の速さは Firefox がとにかく遅いだけに非常に魅力がある。レンダリング速度は大差ないようだが、JavaScript の処理速度は抜けているし(Firefox の次版がいくら速いとはいえ、現状パッケージとして手に入れられるものとしては最速だろう)、ブラウザのインターフェース・デザインとして、できるだけ画面を広く使えるようになっている。

となれば、一般的なデスクトップ機やノートパソコンより、Chrome がアドバンテージを得るのが EeePC のような廉価で処理性能も限られるネットブック。実際、EeePC 901 にインストールしてみて、最初はメインブラウザにするつもりはサラサラなかったのだが、最近は色々な不満がありつつも、EeePC 901 では Chrome を使うことが多い。

サクッと起動できて軽快にアクセスできる Chrome は EeePC にピッタリかも…


とすら思う。Firefox は良いのだけど、やっぱり起動が鈍重なのが、今も昔もネック。EeePC における全画面モードは最高に使いやすいし、長時間ブラウジングするのが最初から判っている時は Firefox にするけれど、サクッとブラウザを立ち上げたい時は Chrome になりがちな昨今だ。

ただ、何点か前述したように、Chrome にも不満はあるし、EeePC 901 で使う上では問題点もある。

  1. インストール先が C:¥Documents and Settings の奥の方でキャッシュ保存先を変更できないので、IE や Firefox のように RAMDISK 上にキャッシュを置けない(ので、たまに動作が停止するようなタイミングが発生する)。

  2. 個人的なことだが、GreaseMonkey が使えないので一部サイトでのキーボード・オペレーションの快適さに欠けたり、便利機能が使えない(Safari on Mac では同じ機能を果たす GreaseKit があるので、自分的には GreaseMonkey は必需品に近い)

  3. 標準状態では Chrome の画面の広さはどのブラウザよりも上だが、Firefox の全画面モードには到底敵わない。


このうち、1番目はCドライブの容量が少ない EeePC 901 では切実な問題。本体のインストール先がCドライブ固定でも構わないが、使っていくうちにキャッシュはどんどん増えていくので、このあたりは今後何とかして欲しいものだ。手動でキャッシュフォルダの中を削除する以外に手はないのだが、せめてキャッシュ削除ボタンくらい付けて欲しいと思う。

2番目も現時点ではどうしようもないが、これは個人的な趣向の問題で、我慢するしかない。GreaseMonkey が使えないこと以上の便利さが Chrome にあれば Chrome、なければ Firefox にするだけで、現状は起動速度の速さなどから Chrome を使いたくなる場面も実際に多い。将来的に GreaseMonkey 互換機能がアドオンで実現なんてことになれば良いが、当面は期待できそうにない。

そして3番目の、ブラウザ画面の広さだが、これは運用で少しはカバーできる。Chrome にはサイトのブックマーク以外にショートカット作成という機能がある。頻繁にアクセスするサイトについては、そのサイトのショートカットを作成することで、アドレスバーのない全画面モードに近い形の Chrome を立ち上げることができる。

ということで、EeePC 901 で実際にどうなるか、以下に Firefox と Chrome のブラウザ画面比較を掲載してみる。閲覧サイトは livedoor Reader で、以下の縮小画面をクリックすると原寸大の画面を見ることができる。

まずは Firefox と Chrome の通常モードでの比較。

FF3 on EeePC 901 (Normal Mode)
Firefox 3 通常モード時

Chrome 0.2 on EeePC 901 (Normal Mode)
Chrome 通常起動時


ステータスバーの有無、Gecko と WebKit のレンダリングの差異もあるが、Chrome の方がかなり縦に広く表示できている。Firefox はタブ表示がない状態でコレだから、複数タブを開くともう一段狭くなるので、その場合はさらに差異が大きくなる。Firefox のステータスバーを消しても、差は歴然としてある。

が、Firefox の全画面モードになると一気に広くなる。

FF3 on EeePC 901 (Maximum Mode)
Firefox 全画面モード時


これには Chrome も対抗できないが、前述のようにサイトのショートカットを作成して“livedoor Reader アプリ”的に起動すると、Chrome ももう少し広く取れる。

Chrome 0.2 on EeePC 901 (App Mode)
Chrome ショートカット起動時


これでも Firefox の全画面モードには到底敵わないが、1段少々?広くなる。頻繁に使うサイトで少しでも広く表示させたいサイトの場合は、Chrome のショートカットを作成するのも一つの手だ。実際、私は EeePC 901 上で、いくつかのサイトは Chrome のショートカットを作って、それを利用している。起動が迅速なので快適にブラウズできる。

ということで、この4つの画面を横に並べて比較してみる。

ブラウザ比較 on EeePC 901 第2回 (FF3 vs Chrome)
左から FF3 通常時、Chrome 通常起動時、Chrome ショートカット起動時、FF3 全画面モード


ついでに、前回 Internet Explorer 6 と Firefox 3、Safari 3 を比較した時の画面も4つ並べたものを掲載しておく。

ブラウザ比較 on EeePC 901 第1回 (IE, FF3, Safari)
左から IE6、FF3 通常時、Safari3、FF3 全画面モード時


これらを見ると FF3 の全画面モード時は圧倒的に広いが、それ以外では Chrome が検討している。特に通常時での画面の広さは Chrome にかなりアドバンテージがある。

これに加えて、何度も書いてるが起動時の速さは特筆すべきものだし(IE と同等以上)、各種ウェブサービス・サイトで JavaScript の負荷があるサイトでは、快適さも違ってくる。

ただ、EeePC 901 ではキャッシュが RAMDISK に展開できないことで、時々止まったような動作も起きるので、キャッシュがCドライブに溜っていくことと併せて、手放しで Chrome は薦めにくいのだが、それでも Chrome を試してみる価値はあると言える。



あと EeePC 901 には関係ないことだが、起動速度の速さ、JavaScript の処理速度の速さ(レンダリング速度も速い)、そしてショートカット起動時の画面構成などを併せて見ると、「Google が何を志向して Chrome を作ったか?」というのが本当に明確になる。例えば Gmail のショートカットを作って起動してみれば、それは実感できるだろう。

私自身が作ったウェブアプリ、特に ExtJS を使い倒した客先用のウェブアプリを Chrome のショートカットから起動してみると、(ネットワークにアクセスするという点を除けば)ネイティブアプリとの見た目の差はかなり小さくなる。

少なくとも Chrome のショートカットで起動したウェブアプリは、まるで Adobe Air で作ったアプリや、Silverlight で作ったアプリと印象的にはあまり差がない。

それを見ると、Google Chrome というのは単に alternative なブラウザを提供したというよりは、Air や Silverlight に対する Google の対抗策なのだろうと思う。Adobe や MS が独自仕様によるネイティブアプリ・ライクな“ネット・アプリ”を提供することを進めるのに対抗して、標準ウェブ技術で似たようなことが可能なことを明確に示すために作ったのではないか?そう思える。

少し前に、某スレで EeePC 901 で Emobile の USB 端末を使う場合、そして EeePC 本体と USB 端末との距離が近い場合、「EeePC 901 にある3つの USB ポートの、いずれに挿すかによってネットワーク実効速度が異なる」という報告があった。

右側手前の USB ポートに挿して使うと筐体から出る電磁波?が干渉しやすく速度が落ちる、というものだった。有り得なくはない。EeePC みたいな廉価機では対策も最小限であろう。一応、規格はクリアしているものの、それなりにコストがかかったものとは、そのあたりの造りに差があってもおかしくない。

ということで、簡単に私も試してみた。goo スピードテストを使って、一番干渉が強いとされた右手前側の USB ポートと、一番干渉が弱いとされた左側の USB ポートで速度を2度ずつ計測してみた。EeePC 901 はバッテリー駆動であり、パワーモードはバッテリー駆動のデフォルトである Power Save Mode となっている。

また、使用した Emobile の USB 端末は 3.6Mbps 仕様の D01HW、USB ケーブルはリール式のケーブルを使用し、一番短くしている。EeePC 901 と USB 端末との距離は約 10cm で、繋げる USB ポートに関わらず、USB 端末はできるだけ同じ位置になるように調節した(EeePC 901 本体の位置を動かした)。

<1> 場所A(十分に電波が強い場所)

右手前側 USB ポート: 1.42Mbps, 1.48Mbps
左側 USB ポート: 1.68Mbps, 1.61Mbps

<2> 場所B(電波がギリギリ入る場所)

右手前側 USB ポート: 0.20Mbps, 0.44Mbps
左側 USB ポート: 0.51Mbps, 0.38Mbps

以上の通り、私が試した限り大きな差は出なかった。多少の差はあるように思えるが、計測誤差、時間的な誤差と解釈できなくもない。ただ、差はないとも断言できない結果なので、元々そう速度が出るわけでもないモバイル接続だけに、少しでも速度を稼ぐため、精神衛生上のため、できるだけ左側 USB ポートに挿す方が良いかもしれない。

それでも、場所Bのようにギリギリ電波が入るか否かという場所では、左右のポート云々より USB 端末を置く場所の方が重要になる(当然)。まずは USB 端末をできるだけ電波の良い場所に置くことや、USB ケーブルの品質(シールド付きとか)、USB 端末を本体から多少離す方が重要だろう。

ちなみに、上記場所Aで EeePC 901 を計測した場合には前述の通り 1.4〜1.7Mbps 程度の速度であったが、数分後に同場所で MacBook Pro (Core2Duo 2.4GHz) で計測すると、EeePC 901 で計測した速度のほぼ倍の 2.8Mbps が計測された。

この倍近い速度差の結果は、EeePC 901 本体の性能に依るものか(Power Save Mode で駆動していたこともある)、それとも筐体のシールド効果の差かは不明である。MacBook Pro 計測時も、USB 端末の位置、筐体から USB 端末までの距離は EeePC 計測時と、ほぼ同じであった。

一応、AC電源を繋いで High Performance Mode にした時に計測を行ってみた。MacBook Pro で 2.7Mbps が計測された上記場所Aと似た電波状況のところで、High Performance Mode の EeePC 901 で計測してみると

右手前側 USB ポート: 1.53Mbps, 1.78Mbps
左側 USB ポート: 1.59Mbps, 1.73Mbps

となった。左右 USB ポートの件もそうだが、駆動モードで大きな速度差が出てないところをみると、EeePC 901 と MacBook Pro の速度差は、元々のマシンパワーの差(CPU だけでなく周辺チップセットその他の差)や筐体のシールドに差があるのだろう。

ま、大した結果もなければ、何の結論もでないけど、そういうことで。

メインメモリを 2GB に増設したので、RAMディスクを増量(188MB → 504MB)しても残り 1.5GB。WindowsXP で使うにはメモリ周りの余裕は十分にできた。また、色々と考えた末、あまりリスキーなところへは踏み込んでいなかったCドライブの削減も、もう一歩進めた。具体的には、

  • C:\WINDOWS\inf 以下のモデム用ドライバファイルをDドライブに作った退避用ディレクトリへ移動(約 30MB の削減)

  • C:\WINDOWS\Driver Cache\i386 以下のドライバキャッシュもDドライブの退避場所へ移動(約 80MB の削減)

  • dllcache (C:\WINDOWS\SYSTEM32\dllcache) の削除(キャッシュサイズをゼロに。約 270MB の削減)


これらは俗に言う“虎の巻”に載っていることなので珍しくも何ともないことだが、以前「システムの復元」を切ったことと併せ、何かあったら即リカバリーコースの危険性がより高まったことは言う間でもない。

が、反面これらの措置でCドライブは 380MB 削減された。Cドライブの残量が 1.21GB だったので、効果はかなり大きい。私的にはCドライブの空き容量は(何かあった時の為に)1GB くらいは空けておきたい。できれば 1.2GB あたりが目標。なので、今回空けた 380MB 分がまるまる使えることになる。

さらにDドライブもプロアトラスまでインストールしてもまだ 3GB 以上の空きがあるので、追加でソフトウェアをインストールすることとした。

…などとやっているうちに、いつしか動画編集や写真編集ソフト、Visual Studio などの開発用統合環境を除けば、一番最近に Windows をメインノートとして使っていた Lavie RX で使っていた環境と、ほとんど変わらなくなっていた。動作速度は多少遅いものの、十分実用的と言っていい。Atom プロセッサの5万円台廉価ノートで、ここまでできるとは、本当に驚いている。

メイリオフォント (C)

先のブラウザ比較の記事でも書いたが、メイリオフォントを導入した。日本語で小さなフォントサイズまで綺麗に表示されるのはコレくらいしかないから、ベストなフォントではないが、とりあえずこれで。

メイリオフォントは MS P ゴシックと比べてフォント幅が広く、また行間も空くので嫌っている向きも少なくなく、そのために MS P ゴシックと同じフォント幅、行間に改造する MeiryoKe もあって、それを使うことも考えたけれど、むしろ元々 MS Pゴシックの行間は狭すぎて見づらいので、メイリオをそのまま使っている。

Bullzip PDF Printer 5.0.0.609 (D)

フリーの PDF プリンタドライバ。普段印刷を全然しないものの、メールでの諸々やり取りで PDF 生成は必須。無料で使える PDF プリンタドライバはいくつもあって、今までデスクトップ機その他では別のものを使ってきたが、Cドライブにサイズの大きい .NET Framework 2.0 のインストールを要求するものだった。

そのため、.NET Framework 2.0 を入れずにそれなりの機能がある PDF プリンタドライバということで改めて探してみて見つかったのが、コレ。.NET Framework を追加要求はしないが、Ghostscript Lite 8.61 を入れる必要があるものの、Ghostscript Lite のサイズは 10MB 弱。本体が 12MB 強で、併せても 22MB 程度。これなら我慢できる。

機能的には日本語も問題なしなのは言う間でもなく、品質などの各種設定、パスワードや閲覧時制限などセキュリティ機能、透かし、既存 PDF への追加など、一通りの機能は揃っている。透かしで日本語を入れると文字化けするのだけが残念だが、あとは基本的な機能は網羅している。

何よりも宣伝やスパイウェア的なものが含まれてない。これは大きい。他の無料 PDF プリンタドライバでは宣伝が入ったりするものが多いが(それはそれで無料が故に止むを得ないとは思うが)、これは気持ち良く使える。ということで、他の Windows PC も PDF ドライバはコレに変更だな…

HWMonitor (D)

パソコン内部の温度センサ情報を取得・表示するソフト。別に入れなくても良いと思っていたが、Dドライブにまだ余裕があるのでインストールした。

MacBook Pro その他 CPU パワーに余裕のあるパソコンでは大抵、温度センサ監視(+ファンコントロール)ソフトを常駐させているのだが、CPU リソースに余裕のない EeePC では常駐させるつもりがなく、必要な時に起動して温度情報を見られれば良いので、これを選択。

CPU-Z (D)

CPU の詳細情報を取得するためのソフト。全く入れておく必要はなく、入れるつもりもなかったが、 HWMonitor と同じくDドライブに余裕があるので、一応インストールしておいた。EeePC の動作モードによって、CPU や FSB の動作状況がどう変わっているのか?というのも知りたかった。

実際 CPU-Z を起動した状態で、EeePC 付属の動作モード・コントロールソフト Super Hybrid Engine を変えて状態を見てみると、

  • High Performance Mode(AC駆動時のデフォルトモード)では FSB 133MHz で、CPU クロックはその6倍の 800MHz で駆動。EeePC 901 に搭載されている Atom プロセッサの公称クロック数が 1.6GHz だから、アイドル時には約半分の速度で稼働していることになる。そして負荷がかかると 1.6GHz まで跳ね上がる。このコントロールでバッテリ駆動時間を稼いでいるわけだが、こういうことは今の CPU では当然どれでも行われている。

  • 次に Power Save Mode(バッテリ駆動時のデフォルトモード)では、FSB が 100MHz に落ちる。よって、通常時の CPU クロックも 600MHz に落ち、負荷時でも 1.2GHz までクロックダウンされている。購入当初、バッテリー駆動で使っている時に反応が悪いなー、と思ったのは当然だったわけだ。FSB までクロックダウンされているのは結構動作速度に影響するが、バッテリの保ちにも利くのだろう。

  • 最後に Super Performance Mode。このモードでは FSB 140MHz となり、通常状態の CPU は 840MHz、負荷時には 1.68GHz まで上がる。FSB クロックを定格より上げての、純正オーバークロック状態になる。


Super Hybrid Engine でのモード変更は、上記の CPU 周りのクロック速度を変えるだけでなく、液晶の輝度その他も変わるのだが、CPU-Z で見てもバッテリ駆動時間を延ばすために色々とやっていることが判る。当然と言えば当然のことだが、実際に使っているとバッテリ駆動時でも必要なら High Performance Mode に変える必要があることが判ってくる。

Apache 2.2.9 (C)

説明不要のウェブサーバーソフト。軽さを考えて lighttpd とかも考えたが、他の環境と揃える意味もあって Apache をインストール。当初Dドライブにインストールしていたが、Cドライブに多少の余裕もできたし、サービス系のソフトを遅いDドライブにあまり入れたくないので、Cドライブへインストールし直した。サイズは 22MB 強。

当初は常駐するプロセスを削減したかったので、WindowsXP 起動時にサービスを起動せず、必要なときだけ Apache を起動するスタイルにしていたが、MacOS X 各パソコンは全て常時 Apache が起動している状態で使っているし、実際に Apache を起動しっぱなしにしても意識できるほど遅くなってなかったので、今ではシステム起動時から Apache も常時起動するようにし、他のマシン同様、ブラウザの初期表示ページは localhost となっている。

ただ、httpd.conf その他の設定でリソースを無駄に食わないように、最小限の環境になるようにはしている。そのあたりの利用環境に応じたカスタマイズは apache を使っているなら基本なので、特筆すべきものはなし。

PHP 5.2.6 (C)

公私ともども PHP で書いたウェブアプリはあるので、apache を入れるなら PHP も当然ということで。こちらも速度的なことを考えてCドライブへ。pear で追加モジュールを入れない状態で 30MB 強。

ただ、久しぶりに Windows の Apache + PHP 環境を使ったせいもあるが、PHP 5.2.6 と後述する PostgreSQL を組み合わせたら、動くべきウェブアプリが全く動かず焦った。原因は Windows 用 PHP 5.2.6 の PostgreSQL 用 DLL が腐っていて、元から使えない状態になっていることだった。

結局 PostgreSQL 用 DLL のみ、5.2.5 のものを引っ張ってきて使えているが、こんな大バグを何ヶ月も放置プレイしているところが、今イチ PHP が信用できないところでもあるんだよなぁ。便利なんだけど…

PostgreSQL 8.3.3 (C)

MySQL を使う人は多いだろうが、個人的にはずっと昔から PostgreSQL 派なので、PostgreSQL もインストールした。Dドライブで使うと、Random Write の遅さで実用的な速度が出ないので、本体もデーターベース領域もCドライブへ。初期状態では 56〜57MB を消費する。

それでも Core2Duo + HDD な環境と比べると待たされ感が強いが、数万件レベルまでならそれなりに使える。緊急時の開発環境としては、まぁ悪くない。というか、Atom 搭載廉価マシンでここまでできたら十分かな?と感じている。

後述の SQLite もそうだが、データーベースということで SSD の書き換え回数限界が気になるところだが、サーバーとして常用するわけでもなく、また開発環境としても緊急用でしかないので、そのあたりは特に気にしてない。当初はデーターベース領域を SDHC に置こうかと思ったが、SDHC はデジカメのデーターを取り込むために抜くこともあるし、まぁそこまでパワフルに使うこともないので、現在はCドライブに設定してある。

ただ、注意すべきはCドライブにデーターベース領域を作ってあると、データーベース内容によっては、あっという間に容量を消費していくこと。今時の大容量 HDD を使っていれば全く気にならないサイズでも、残り 1GB 少々でやりくりしている場合には注意が必要。

私もちょっと入れただけで、300MB くらい取っているので、さすがにDドライブに戻そうか?それとも SDHC へ?と悩んでいるところ…(Dドライブにしろ、SDHC にしろ、劇的に遅くなるのは目に見えているから難しい)

SQLite 3.6.1 (C/D)

これも説明不要の簡易 SQL データーベース。DLL 本体は Windows ディレクトリに入れるのでCドライブ、sqLite3 コマンドはDドライブへインストール。PostgreSQL 同様に速くはないが、元々 SQLite で処理するデーターベースは小さいものが多いので、特に気になるところはなし。

Ruby 1.8.7-p72 (C)

愛用の Ruby もインストール。これも特筆すべきことはなし。インストール先は迷ったが、それでなくても速くない Ruby なので、Cドライブへインストール。

Ruby の Windows 実装はいくつもあり、私の他の Windows 環境では概ね cygwin をインストールしてあるので、cygwin 版を入れていることが多いのだが、EeePC には cygwin をインストールする余裕もないので、mswin32 版ベースの ActiveRuby を久しぶりに使ってみている。インストールサイズは約 21MB 強。

ノーマルの mswin32 版ではなく ActiveRuby にした理由は、単にアレコレと必要なライブラリを入れるのが面倒だっただけ。あくまで予備環境で、Windows 上では ruby で使ったスクリプトを動かすこともほとんどないので、適当に入れば良いや、後述する rails が動けば良いや、という感じだったので。

以前は one-click ruby installer という便利ものがあったが、こちらはしばらく前から更新されていない。ActiveRuby は今でもきちんとセキュリティパッチにすぐ対応してくれているようなので、感謝の意味も含めて使ってみることにした。昔から本当にずっと、きちんとメンテナンスされていることには頭が下がる。

Rails 2.1 (C)

Rails は迷ったけれど、Ruby も入れたんだし、毒を食らわば皿までな感じで(別に毒でもなんでもないけど)インストール。実用になる速度で動くかどうかは疑問だったが、Cドライブにインストールしたこともあって、まぁちょっとしたアプリのテスト開発レベルなら悪くない。Mongrel の起動とかはそれなりに遅いのは仕方ない。

ただ、Ruby 本体は 20MB そこそこで済むのに、gem で rails 関連のモジュールをインストールすると、RDoc 関連もあって 50MB 以上のサイズが食われる。貴重なCドライブでは馬鹿にならない。それを考えると、無理して入れることもなかったかな?と思う。再インストール時には削ってしまう可能性は小さくない。

QuickTime 7.5 (D) + iTunes 7.7.1 (D)

一度インストールしたものの、インストール先をDドライブに指定してもCドライブに勝手にインストールしまくる物が多く、また常駐するプロセスの多さから嫌気がさして削除したが、Cドライブ容量の増加とともに復活。ただし、インストール方法については、ほんの少し工夫した(後述)。

基本的に GOM Player や MPC Classic などの軽量かつ多機能なメディアプレイヤーがあれば、重い&サイズ大きい&対応ファイル形式に制限ありまくりの QuickTime など、はっきり言ってお呼びじゃない。ので、普通なら EeePC には無縁のソフトの一つのはず。

例えば、EeePC 901 で 740x480 pixels 程度の H.264 ビデオファイルを再生すると、ビットレートによっては QuickTime では High Performance Mode にしないとコマ落ちが発生することもあるが、GOM Player などの軽量プレイヤーでは Power Save Mode でも難なく再生される。当然 CPU の使用率も全然違う。

その上、H.264 フォーマットでもエンコード方法によっては QuickTime では再生できないことも多い。ある筋では QuickTime が糞呼ばわりされるのも道理である。おまけに iTunes をインストールすると、iTunes とは本来関係ないソフトを色々とCドライブにインストールされるし、いくつものプロセスを常駐させるしで、糞呼ばわりされない方がおかしい。

最近のパワーが有り余ってる PC ならともかく、EeePC みたいにリソースに余裕のないマシンに QuickTime と、それをベースにした iTunes は絶対向かない。EeePC のような制約環境下で使うには、QuickTime も iTunes も、とても他人には勧められない。

しかし私の場合、LAN サーバーが iTunes サーバーにもなっていて、HDD/DVD レコーダーで録画したものを転送&再エンコードして iTunes サーバー上に貯まっているという事情がある。そのため、EeePC でも(どこでも持ち運べる EeePC だからこそ)iTunes からネットワーク越しで視聴できる環境は、やっぱり欲しかった。

そのため、リソース食いの問題と利便性の中で悩みまくったものの、メモリ増設と併せて復活させた。

ただ、2度目の今回は、Cドライブへの勝手にインストールされるものを最小限に抑えるために、インストール方法を単に iTunes をDドライブ指定でインストールするのではなく、QuickTime を先にインストールする方法を採った。

通常 iTunes をインストールすれば QuickTime も同時にインストールされるのだが、この場合、iTunes のインストール先をDドライブに指定しても、自動的にインストールされる QuickTime はCドライブにインストールされてしまう。iTunes 本体 80MB はDドライブにインストールされても、残り 210MB がCドライブに入れられてしまう。

余裕のないCドライブに 200MB 以上も入れられては、たまったものじゃない。ここで iTunes のインストール時にCドライブへインストールされるのは、QuickTime が 60MB 以上ある他、 Apple Software Updater、Bonjour、Apple Mobile Device Support がある。

そこでまず、iTunes を入れる前に、QuickTime 単独のインストーラーをダウンロードしてきて、QuickTime を単独でDドライブへインストールする。QuickTime 単独のインストーラーならば、QuickTime をDドライブへインストールすることが可能だ。この場合も共有ライブラリなどが約 70MB もCドライブに入れられてしまうが、それでも QuickTime プレイヤー関係の 60MB ほどをDドライブへ移行できる。

その後 iTunes をDドライブ指定でインストールしても Apple Software Updater、Bonjour、Apple Mobile Device Support がCドライブにインストールされてしまうが、このうち自動アップデート機能のための Apple Software Updater を削除し、MobileMe を使わないならば Apple Mobile Device Support も削除できる。

現状、MobileMe の Windows サポート(というか Mac と Windows の同期)は使い物にならないことを実感しているので、MobileMe を使っている私だが Apple Software Updater とともに Apple Mobile Device Support も削除した。これでCドライブは 40MB 程度削減できる。Bonjour は iTunes の共有ライブラリを探すのに必要なので、私の場合はインストールしたままにしておく。

これだけやっても結構なサイズ(50〜60MB)をCドライブにインストールされてしまうが、単純に iTunes をインストールするよりはCドライブ使用量を削減することができる。常駐するプロセスは iTunes を入れている限り、3つも4つもあるのだが、これはどうしようもない。iPod を EeePC の iTunes に接続するつもりはないから、iPodService なんかは切りたいところだが…

そういうわけで、仕方なく再びインストールした iTunes (+ QuickTime) だが、iTunes で LAN 上の共有ライブラリからビデオ視聴をする場合、iTunes は視聴するビデオファイル全体をCドライブをキャッシュする構造になっている。つまり 1GB のビデオを LAN 経由で見ようとしたら、1GB のファイルがCドライブにできるわけだ。Cドライブの残量をギリギリでやりくりしている EeePC の場合、この仕様はかなり厳しい。

実際、Cドライブに 1.2GB 程度の空きがあっても、1GB 程度のビデオを LAN 経由で見ていてしばらくすると「Cドライブの空き容量が少なくなっています」という Windows の警告が出る。1GB のファイルを転送してきているのだから当然だ。これでは LAN 上の共有ライブラリのビデオを見るために iTunes を入れたのに意味がなくなる。

というわけで、再度インストールしたものの、いずれまた削除する可能性は小さくない。少なくとも再度リカバリーする機会が来たらインストールすることはない気がするし、来月登場と言われる iTunes 8.0 でまた肥大化したら問答無用でアンインストール予定。


Safari 3.1 (D)

Firefox 3 とともにインストールしたものの、狭い画面解像度下の利用では Firefox 3 の全画面モードの使い勝手の良さには敵わず、あまり使わないならリソースの無駄と思って一度は削除した Safari を復活インストール。

Mac の Safari に慣れた身としては、見た目はフォントが綺麗な Safari の方が好きだけど、Mac 版 Safari では必需品ともいえる Safari Stand がないので、実際には Safari の魅力も半減。Dドライブに余裕があるから入れておく、程度なので、状況によってはまた削除する可能性も…



といった感じで、色々と突っ込んでしまっている。ま、iTunes & Safari といった Apple モノは、インストールしては抜き、またインストールしているが、やはり EeePC には向かないと思っているので、きっと次の何かの機会にはまたアンインストールしていると思う。

Apple のソフトが肥大化する原因は理解できなくもないのだが、それでもやはり iTunes をインストールする際に、無闇に色々入れることや、MobileMe を使いたいだけでも iTunes を入れなければならないのはやりすぎだし、QuickTime や iTunes での対応映像フォーマットの偏狭さもどうにかしてもらいたいものだ(iPod はさらに対応映像フォーマットの範囲が狭いのも、だ)。

ともあれ、これでとりあえずは一段落という感じで、しばらくは特に大きな変更はないだろう。次に何かあるとすれば、32GB or 64GB SSD を導入したり、もしくはシステムがおかしくなってリカバリーをしなければならない時だろう。それまでは、これでもう十分“使える”環境になった、と感じている。

なお、前回その1、今回その2でインストールした結果、Cドライブの空き容量は 1.2GB 強で、その後 PostgreSQL 絡みのデーターなどで現在は 1GB 強の空きになっている。ま、最低限これくらい空いていれば問題ないかな、と思っているので、さらに削減とかはしないつもりだ。

Apache, PHP, Ruby, PostgreSQL あたりをDドライブで一時使っていた時と、Cドライブにインストールし直してからのレスポンスの差は、それなりにあるのを体感できるだけに、よく使うソフトはCドライブへ、というのは外せないと思っている。

【2009. 6.21 追記】この内容は既に古いものになっているので、ネットブックにおけるブラウザ比較については、改めて「ネットブックにおけるブラウザ表示比較 (2009年6月 with Vista) 」という記事を書いていますので、そちらを参考にして下さい。

なお、Safari の独自アンチエイリアス処理されたフォントや、Windows XP でもメイリオフォントを導入してブラウザのデフォルトフォント指定することの利点については、上記記事では触れていませんので本記事を参照して下さい。【追記ここまで】




メインで使うブラウザをどれにするかは、いつも迷うところだ。Mosaic しかなかった時代、Netscape で決まりだった時代といった、インターネット草創期〜初期の頃は迷う必要はなかったが、Internet Explorer が台頭し、さらに Netscape の開発が滞った頃からは悩ましい問題ではあった。

基本的には Mosaic 〜 Netscape 〜 Firefox と続く系譜を利用していて、Firefox も Firebird と呼ばれていた Ver.0.6 の頃からずっと使ってきているが、Firefox が登場する前、Netscape が迷走して Ver.5 がキャンセルされた頃には、Windows 上では Internet Explorer をメインにしていた時代もある(Linux 上ではずっと Netscape 〜 Firefox だが)。

そして今、Mac 上でも Windows 上でも、メインブラウザ選びは、なかなかに迷う。

Windows と Linux しか使っていなければ、Firefox で決まりだったろう。しかし、Mac が完全にメイン環境になって1年近くが経ち、MacOS X 上のフォントの綺麗さに慣れすぎてしまった今、Windows 環境でのフォントの見辛さ(特に WinXP までの標準である MSゴシックでの表示の見辛さ)が、どうしても気になってしまう。

MacOS X にメイン環境を移し始めた時も、当初は Windows や Linux 同様、Firefox がメインブラウザだったし、それを変えるつもりはなかった。しかし、MacOS X 上では Firefox のフォント表示も Windows よりマシとはいえ、Safari の綺麗さには及ぶべくもない。

結局「少しだけ Safari を使ってみよう」そう思ったのが運の尽き?で、MacOS X 上でのメインブラウザは完全に Safari になってしまった。もちろん、仕事柄 Firebug がある限り、Firefox はセカンドブラウザとして常に使える立場は確保しているのだが、日頃ウェブブラウズするのは MacOS X 上の Safari になってしまった。

さらに Windows 上でも Safari がリリースされ、MacOS X ほどではないが、アンチエイリアスがかかったフォント表示は、MacOS X に慣らされた身としては非常に魅力的に映る。使う使わないは別として、EeePC 901 も含めて、全ての Windows 環境に Safari を入れてしまっている。

ただ、Windows版の Safari には Safari Stand のような機能拡張ツールが存在しないこともあり、MacOS X での Safari ほど使いやすくはない。見栄えは良いが、使い勝手に不満は残る。さらに WinXP でもメイリオフォントが正式に提供されることで、フォント表示もだいぶ良くなった(AA とかは崩れるけど)。

Japanese ClearType fonts for Windows XP

そんな中で、EeePC 901 でのメインブラウザをどうするかは、購入当初からの悩みだった。

  • 少ないドライブ容量を考えて IE 一本で行くか?

  • やっぱり使い慣れて機能も豊富&仕事には必須の Firefox で決まりか?

  • 機能的には不満だがフォントの綺麗さで Safari にするか?


SSD のドライブ容量が少ないと思いつつも、結局3つのブラウザを入れてしまった。そして結論としては、Firefox 3 になった。決定打は、Firefox の優れた全画面モードの存在と、メイリオフォントによる見栄え改善だ。

ということで、実際に各ブラウザを EeePC 901 上で表示したスクリーンショットを以下に示してみる。

なお、以降のスクリーンショットは 50% 縮小されているが、クリックすると全て EeePC 901 の画面サイズ(1024x800pixels)の等倍画像が表示される。

(1)デフォルト状態での各ブラウザ表示比較


Yahoo! Japan のトップページを例に、Internet Explorer 6、Firefox 3、Safari 3 を表示させてみた。

Yahoo! Japan は CSS で MSゴシックにフォント指定しているので、ブラウザ設定でメイリオフォントをデフォルトフォントに設定していても、この表示になる(段組デザイン維持のためだろうが、ちょっと困りものだ)。

Yahoo! Japan by IE6 with メイリオ
Internet Explorer 6 (on EeePC 901)

Yahoo! Japan by Firefox 3 (標準) with メイリオ
Firefox 3 (on EeePC 901)

Yahoo! Japan by Safari 3
Safari 3 (on EeePC 901)


Safari だけフォント表示が異なるのが判ると思う。Safari は独自のフォントレンダリングを採用しているので、メイリオ以外のフォントでも、MSゴシックだろうが何だろうがアンチエイリアスがかかった表示になる。

Windows に慣れきった人だと、こういうアンチエイリアス表示が嫌だという人も少なくないし、Yahoo! のトップページくらいだとアンチエイリアスがかかってない表示でも大して見づらくはないだろうが、テキスト量の多いページだと見易さは相当違うし、目への負担も違う(と私は思っている)。


(2)IE, FF にメイリオフォントを使用した場合の表示比較


次に Internet Explorer 6, Firefox 3 のブラウザ設定でデフォルト・フォントをメイリオに設定した場合の実例を見る。表示させたページは livedoor Reader である。

なお、Firefox でメイリオフォントを使うと MSゴシック利用時に比べてフォントサイズが大きくなるため、デフォルトのフォントサイズを標準状態(MSゴシック時)の16ポイントから14ポイントへ小さくしている。

livedoor Reader by IE6 with メイリオ
Internet Explorer 6 with メイリオフォント

livedoor Reader by Firefox 3 (標準) with メイリオ
Firefox 3 with メイリオフォント

livedoor Reader by Safari 3
Safari 3 with MSゴシック


左側のリストや RSS 本文などを見てみれば判るように、メイリオの ClearType 表示によって IE や Firefox でもかなり見やすい表示になった。MSゴシックのままアンチエイリアス表示にさせている Safari より見やすい場合もある。

メイリオにすると、MSゴシックを前提としているアスキーアート表示は崩れまくって見られたものではないが、そんなものより普通のページ表示で断然見やすくなる効果のほうが大きいと思う。

先の Yahoo! Japan のように CSS でフォント指定をしていて、メイリオを使わないようにしている場合には無力で、そういった場合の汎用度を考えると Safari の“いつでもどこでもアンチエイリアス表示”は強力だが、それでもメイリオ導入によって見易さはかなり違ってくる。

特に画面が小さく見やすいとは言えない EeePC での
アンチエイリアス効果は高い


と言える。デスクトップ Windows 機ではメイリオの効果を大きく感じなかった私でも、EeePC ではもはやメイリオを使わないのは考えられなくなっている。

もっとも、日本語の ClearType フォント(アンチエイリアス表示可能なフォント)がメイリオしかなく、またブラウザ以外では決して使いやすくない(等倍表示フォントな ClearType フォントがない)など、フォント環境全体としては MacOS X に到底及ぶべくもない。

それでも MacOS X 常用で Windows のフォント表示に難があると思っている私でも、メイリオ導入で多少はマシになったと思えるし、これが Windows 上のメインブラウザでは Safari にこだわらなくても良いかな?と思った理由の一つにもなった。

(3)Firefox 3 の全画面表示の威力


Firefox 3 には極めて使いやすい全画面表示モードがある。F11 で簡単に切り替えられる、この全画面表示モードは、縦 600pixels しかない EeePC 901 などのネットブック系 PC ではキラーソフトというくらいの使いやすさだ(IE 系タブブラウザにも同じような機能があるブラウザもある)。

例えば asahi.com のトップページで見てみると

Asahi.com by IE6 with メイリオ
Internet Explorer 6 with メイリオフォント(最大化)

Asahi.com by Firefox 3 (標準) with メイリオ
Firefox 3 with メイリオフォント(通常モードで最大)

Asahi.com by Firefox 3 (最大化) with メイリオ
Firefox 3 with メイリオフォント(全画面モード)


フォントサイズの差で、元々 IE より Firefox の方が表示される量(縦の表示量)が多くなっているが、同じ Firefox で比べてみても、Firefox の全画面表示の方がかなり縦の表示量が多くなっているのが判る。だいたい 20% 程度は増えている。たかが 20% だが、縦の表示領域が狭い EeePC 901 のようなネットブック系 PC にとっては格段の差だ。

Firefox 3 の全画面モードで見るブラウザ表示エリアの広さは、今や最低限の液晶解像度と言える XGA (1024x768pixels) 画面で普通の状態で見た広さと大差ない。

Firefox 3 の全画面モードは、縦 600pixels に規制されている
ネットブック PC の悩みの一つを解消してくれる手段


と言える。

さらにこの効果が大きいのは、先に示したような livedoor Reader のようにページのヘッダ部分が大きく、本文表示部が小さくなっているようなページである。asahi.com のようにスクロールで画面全体がスクロールする場合と違って、縦の表示量が増える効果はずっと高い。

livedoor Reader by Firefox 3 (標準) with メイリオ
Firefox 3 with メイリオフォント(通常モードで最大)

livedoor Reader by Firefox 3 (最大化) with メイリオ
Firefox 3 with メイリオフォント(全画面モード)


ヘッダ部分が常にある程度の縦サイズを取ってるがために、下側の本文表示はさらに制約を受ける。そういった状況で縦の表示量が 20% でも増えるのは効果が大きい。

livedoor Reader のようにキーボードショートカットで記事を飛ばしていける場合でも、縦サイズが小さいと記事内容を一画面で読めずにスクロールしなければならないことが多いが、少しでも縦サイズが増えることでスクロールする機会が確実に減り、使い勝手は格段に向上する。

また、Firefox 3 の全画面表示モードではマウスカーソルを一番上に持っていくことでメニューバーがプルダウンされるし、キーボードショートカットの併用でメニューバーを使わずともサクサクと利用することが可能になる。必要ならば F11 キーで簡単迅速に全画面表示モードの ON/OFF が可能なだけに、一度慣れると手放せない。

ということで、

EeePC のようなネットブックPC の狭い画面解像度においては、
メイリオフォント導入+Firefox 3 の全画面表示モードの効果は非常に大きい。


と言える。デスクトップ機や大画面ノート機では特に感じなかった機能も、画面の縦サイズの狭いネットブック PC では非常に重宝するし、こういった機能を使っていけば、さらにネットブック PC は実用的になる。ということで、EeePC 901 には Firefox 3 でメイリオ表示が、私のメインブラウザになった。

タイトルに“その1”とあるのは、今後メモリを 2GB にした時には apache などシステムサービス系を中心に追加で入れるソフトもあるし、Dドライブの SSD を(例えばバッファローから9月に発売される 32/64GB SSD などへ)換装した場合にも、また入れるソフトが出てくるだろうから、とりあえず“その1”としてみた :-)

現状はメモリ増設もせず、nLite を使って OS 周りを削ることなく、初期状態のままで使っている。何度か書いてきたように、これでも十分使える体制になった感がある。

当初の方針では「インストールするソフトは必要最小限」「同じ役割のソフトを複数入れず、同じ役割のソフトが複数あればサイズや動作が軽いものを選択」「インストール先はCドライブ固定のもの以外は全てDドライブ」としていたが、使うソフトを厳選していると余裕が出てきて、当初よりは色々インストールすることになった。

EeePC の特徴として、同じ SSD でも高速な SLC タイプの SSD であるCドライブと、低速な MLC タイプの SSD であるDドライブがあり、当然インストール先をCにするか、Dにするかで、ソフト起動時の体感速度も異なってくる。よって、基本的なインストール先の振り分け方針は

  • システムに絡むもの、常駐するもの、すぐに起動して欲しいサイズの小さなソフトはCドライブへ

  • それ以外のもの、特にサイズの大きなものはDドライブ(D:\Program Files)へ

  • Cドライブは最終的に空き容量を 1GB 以上確保(初期状態での空きは 1.4GB 程度で、現状 1.25GB 空き)


としている。

以下、インストールしたソフトウェア名の後ろに (C) (D) とあるのは、インストール先がCドライブまたはDドライブかの印。

【ウイルス対策】AVG Free 8 (C)

無料で使えることと軽さに定評のあった AVG も、Ver.8 になってから多機能化&ブラウザでの検索時に落ちる問題で不評の声が相次いでいるが、後者は対策できるので、EeePC にも AVG をインストール。

Ver.8 から搭載されたリンクスキャナーの影響で Google 検索時に落ちる問題は、IE、Firefox ともアドオンの AVG リンクスキャナーを不使用とすることで対処。

【ブラウザ】Firefox 3 (C)

Ver.3 で速くなったとはいえ、起動がいささか重い Firefox だが自分にとっては必需品。特に F11 による全画面表示は、縦画面が狭い EeePC にとってはベスト・ソリューション。少しでもレスポンスは落としたくないので、Cドライブにインストール。さらに、キャッシュは RAM ディスク(後述)に設定することで高速化。

処理性能に余裕がないのでアドオンは少なくしたいと思いつつも、やはりいつも使っているアドオンの一部は欲しい。ので、Firebug, Greasemonkey, Zoom Toolbar, New Tab Homepage, File Title をインストール済み。Tab Mix Plus は重いので外して New Tab Homepage、Firefox は検索窓で Google がそのまま使えるので Google Toolbar も外してある(IE には一応 Google Toolbar をインストール済み)。

EeePC で Firebug は普段使うことはないし、ON にすると一気に重くなるけれど、仕事柄必要なシーンはどうしても出てくるのでインストール。ウェブプログラミングでは、もう1つ Web Developer なるアドオンも使っているが、これは EeePC にインストールしていない。

Mac のアンチエイリアスなフォント表示に慣れてしまった身としては、見づらい Windows XP のフォントを少しでも良くするために Safari を使いたいところだが、Firefox の全画面表示の良さには適わないので、デフォルト・ブラウザは Firefox。Safari は一度インストールしたが、Firefox と使い比べて容量削減のために一旦削除した(今後復活の可能性はあり)。

【ブックマーク関連】BookmarkSync 2.1.2 (D)

Internet Explorer, Firefox, Opera の間でブックマークの変換、同期を取ってくれるソフト。定番の一つだと思うが、便利に使っている。Safari への対応がなされてないのが残念だけど…

MobileMe の IE とのブックマーク同期が現状ではかなり使い物にならないので(ブックマークの表示順序が崩壊するなど)、EeePC 901 から Safari を一旦アンインストールした現在は、Mac 環境と NAS または LAN サーバー経由で Firefox 3 のブックマーク同期を取っている。その Firefox 3 のブックマークを、たまにこの BookSync で IE のお気に入りへ変換している(一方通行)。

EeePC 901 に限らず、今は Mac 環境がメインになってしまったのと、Google Bookmark Sync が使えなくなったので、Windows 環境のブックマーク更新は現在この方法でやっている。mozilla labs weave はまだ不安定だし、Zinkmo も自分的には満足できない部分があるので…

【メール】Becky! 2.4.8 (D)

ウェブメールのみでも良いのだが、やはりモバイルノートでは、オフライン時にメールの読み書きができる必要があるので、昔から使い続けている Becky! をインストール。それでもメールを溜める余裕はないので POP3 ではなく IMAP4 で利用。以前ほど利用頻度は高くないので、Dドライブにインストール。

【エディタ】秀丸 7.09 (C)

これも昔から使い続けているので、外せない。少しでもリソースへの負担を軽くするため、常駐機能は使わず、使用メモリ量設定もデフォルトから一段落として 16MB で使用。

【オフィスソフト】Microsoft Office 97 Professional SP2 (D)

前述の通り、オフィスソフトの処遇は迷うところで、当初は OpenOffice から必要なソフト(ワープロ、表計算、ドロー程度)だけをインストールしようと思ったが、古い MS Office の方がサイズも小さく、また 97 以降ならば WindowsXP にはインストール可能&ドキュメントの互換性も OpenOffice より高いので、古い MS Office をインストールすることにした。

本当は Office XP がサイズも小さく(Word & Excel で 250MB 程度)、操作性も WindowsXP に沿っているので使いやすく、また今もアップデーターが提供される“現役”なので理想なのだが、手持ちの Office XP のライセンスは2つしかなくて、EeePC に使う分はなかった。

そのため、かなり古いが Office 97 Pro をインストール。Access や Outlook を使うつもりはないので、Word, Excel, PowerPoint のみをインストール。これだけ入れても 60MB しか食わないのは、さすが 10年前のソフト。素晴らしすぎる。ファイル互換性も OpenOffice より高いので、ひとまずコレに決定。そう使う機会もないので、Dドライブ行き。

【画像ビューワー】IrfanView 4.2.0 日本語版 (C), ViX 2.21 (C)

画像ビューワーは、定番ともいえるものを2つインストール。単純に画像を閲覧し、ちょっとした編集を加えるには IrfanView が便利だが、フォルダ単位でのサムネイル一覧表示ができないので、そのために ViX を併用(ViX は素のままだと対応ファイルが少ないので IrfanView がメイン)。

各画像ファイルの関連付けは IrfanView にしているため、素早い起動が欲しいのでCドライブへインストール。ViX もサイズが極小なのでCドライブに入れた。なお、ViX にはキヤノン RAW ファイル用のプラグインだけは追加で入れてある(後述)。

【RAW ファイル関連】crwtools (C), X3F JPEG Extractor 1.0.8 (D)

RAW 画像の現像処理を EeePC 901 にやらせるつもりはないが、撮影した画像のセレクトくらいはしたい。ということで、DP1 の RAW 画像に入っている JPEG 画像を抜き出すツール「X3F JPEG Extractor」の Windows 版をインストール。これは軽いツールなので EeePC 901 でも問題なし。使用頻度は高くないのでDドライブへ。

キヤノン機の CR2 ファイルに対しては、同じ RAW 画像内の JPEG 画像を抜き出してくれる crwtools という古いツールが有効。Susie 用プラグインが同梱されているので、ViX と同じフォルダに入れておけば、ViX で CR2 ファイルを表示させることができ、EeePC 901 でも十分実用的。これでセレクト作業くらいはできる。

crwtools には CR2 ファイル内の JPEG 画像を抜き出してくれるツールがあるが、コマンドラインツールなのでパスの通っている Windows フォルダ内へ。どちらも数十キロバイトの極小ツールなのでCドライブに入っても問題なし。

本当は、動作の軽い DPP は十分使える処理能力があるのでキヤノン機で撮影した画像のセレクトには DPP を使いたいところだが、DPP は画面解像度 XGA 以上の制約があるために動作しない。非常に残念。DP1 用の現像ソフト SPP は無駄に動作が重いソフトなので、EeePC 901 に入れる気は起こらない。

【動画ビューワー】GOM Player 2.1.9.3754 (D)

決して好きなソフトではないのだが、サイズが小さく、動作も軽く、コレ1本で非常に多くの動画形式に対応しているのでインストール。定番だけのことはある便利ソフト。

【音楽プレイヤー】Fittle 2.21 (D), azscp 2.03 (D)

リソースのある Windows 環境での音楽プレイヤーソフトは未だに WinAMP の Lite 版を使うことが多いのだが、最近の WinAMP は Lite 版でも肥大化してきているので、EeePC 901 には非常に軽量なプレイヤーとして名高い fittle を選択。200KB 程度で動作も軽く、プレイリスト=フォルダ的な発想が気に入っている。

Fittle は標準では MP3, OGG, WMA などだけで対応ファイル形式は少ないが、アドオンで増やすことができる。今のところ iTunes タグにも対応している AAC, MP4 対応アドオンの BASE_AAC のみ入れている。プラグインも入れず、極力シンプルに使う方向で。

ただ、Fittle はストリーミングにはうまく対応できないので、Shoutcast 登録のインターネット・ラジオ局を聞くための azscp も併用。こちらもサイズ 200KB 台と超軽量ソフト。Fittle 以上にシンプルで邪魔にならないソフトで、Shoutcast 登録局のみという制約も、私のよく聞くところ(10個程度)は、いずれも Shoutcast 登録局なので無問題。

【PDF ビューワー】Foxit Reader (D)

サイズも動作も軽量な PDF ビューワー。操作性は良いないと思うが、PDF ファイルを見るだけなら我慢できる。何より Adobe Reader はデカい、重い、アップデーターチェッカーが常駐する、と EeePC 901 で使う分には良いところがないので、これを利用。

【SSH クライアント】PuTTY 0.60 日本語版 (D)

定番。私の Windows 環境では、これがないと商売あがったり。

【VNC サーバー・クライアント】UltraVNC 1.04 RC14 日本語版 (D)

Windows 上の VNC ソフトとしては、これも現在の定番。何かと必要。クライアントだけでなく、サーバーもインストールしている(サービス登録はしていない)のは、EeePC 901 のキーボードが良くないため、デスクトップ機から操作してメンテナンスするため。通常はサーバーは起動しないようにしている。

【FTP クライアント】FFFTP 1.96b (D)

説明不要の定番。フリーウェアなのに長年アップデートを続けている作者の姿勢には脱帽する。現在のホームページになる前から使ってるので 10年以上利用させてもらっている。

【アーカイバ】7-Zip 4.57 (D)

Zip ファイルの圧縮解凍だけなら Windows 標準でも可能だが、LHA その他のファイル形式に対する圧縮解凍(主に解凍)に 7-Zip を選択。+Lhaca を始め、もっとサイズが小さく、軽いアーカイバは数多くあるが、モバイル機の場合にはデーターを暗号化して持ち歩くことが少なくないので、フリーツールでは暗号強度が最も高い 7-Zip を使う。

独自形式以外にも zip, gz, bz2, tar の圧縮解凍とも対応しているし、解凍だけなら lzh, rar, cab, msi, iso, arj, z, deb などにも対応しているため、特に他の同種ソフトを入れる必要はなく、これのみインストール。

【バックアップソフト】Backup 1.8 (D)

Mac や Linux, UNIX 系では rsync ベースの自作スクリプトでバックアップしているが、Windows 上では長年コレ。FFFTP の作者が公開してからずっと使ってる。市販のバックアップソフトと違ってシンプルで、サクッと起動できるのが、お気に入り。多機能ではないが、複数のパターンを組み合わせたりすれば、ほとんどに対応できる(はず)。

【RAMDISK】ERAM 2.2 (C)

RAMDISK 作成ソフト。RAMDISK なんて MS-DOS 時代以来…ということはなく、MacOS 8 あたりでも使っていた気はするが、EeePC では処理速度向上、書き換え回数に制約のある SSD への負担軽減という両面から利点多し。このあたりは EeePC 使いなら常識で、私がやってることも Wiki その他にあることと変わらない。

現在はメインメモリが標準の 1GB のままなので、メインメモリとして使用する分とのバランスを考慮して RAMDISK には 188MB 割り当てている(ビデオメモリ使用分の 8MB を併せて 192MB をメインメモリ以外で使用)。EeePC 901 では仮想メモリがデフォルトで使用しない設定になっているし、処理速度的にも使用せずで使っていくので、あまりメインメモリを減らすことはできないので、メモリ増設まではこの程度で妥協。

RAMDISK には、IE のテンポラリフォルダ、Firefox のキャッシュ、環境変数 TMP, TEMP によるテンポラリ作業エリアとして指定している他、ViX などワークエリア、キャッシュ作成先が指定できるソフトのほとんどは、RAMDISK に作業領域を指定している。

【仮想ドライブソフト】Daemon Tools 3.47 (C)

昔と違って最近は仮想CD、DVDにお世話になることもあまりないので、リソースとの関係上いささか迷ったが、やはりモバイルノートには入れておくと便利なソフトだと言うことでインストール。

今は Ver.4 以降ケチをつけた Daemon Tools ではなく多機能な MagicDisc の時代だと思うが、機能最小限な反面、インストールサイズも常駐時のリソースも MagicDisc に比べるとグッと少ないので Daemon Tools 3.47 を利用。WinXP なら、SP3 でもこのバージョンが利用可能。軽いし、小さいし、Ver.3.47 は良いね。

私はソフトのインストール CD などを ISO イメージ化して NAS に入れてあるので(原本は押し入れ奥のソフトウェアCD入れにある)、仮想ドライブソフトさえ入れておけば NAS 上のイメージを直接マウントしてインストールできるので、こういう光学ドライブがない PC では便利。もちろん、リソース削減のため、使わない普段は常駐を外して終了しているのは言う間でもない。

【その他ディスク周りのツール】SD Formatter 2.0.3 (D), MCK 2.7 (D), Bz 1.6.1 (D)

PCで SDカードを扱う時に入れておくと便利かもしれない、パナソニック謹製 SD Formatter。その名の通り、SD / SDHC カードをフォーマットするソフト。

PC で SD カードを通常フォーマットすると、そのままではデジカメに使えないことがあったり、微妙に速度が遅くなるらしく、SD カード専用形式(といっても PC で普通に読み書きできる)でフォーマットするためには必要。ディスク容量に余裕がなければ我慢するが、Dドライブは余裕有りまくりなのでサクッとインストール。個人的には必須に近い。

MCK は電机本舗が配布しているフラッシュメモリーチェックソフト。SD などのメディアカード、USB メモリ、SSD などのチェックツール。これも絶対必要ではないが、モバイル時に SD カードや CF カードがおかしくなった時のチェッカーとして必要。といっても、一晩くらいかかる場合があるわけだが…

バイナリーエディタ Bz も滅多に使うことはないのだが、必要な時にはあって欲しいし、サイズも小さいものなので、ポケットの奥に忍び込ませておく感覚でインストール。

【IME 関連ユーティリティー】AltIME 3.15 (C), IME Watcher (C)

コントロールキーとキャップスロックキーを入れ替えたり、右 ALT キーで IME の ON/OFF を行える AltIME は長年、自分の Windows 環境には必須なソフト。Aキーの左はコントロールキーでないと作業効率が10分の1以下になってしまう私としては、何はともあれ、まず最初にインストールするソフトが AltIME と言っていい。

IME の ON/OFF については長年 AltIME による右 ALT キーが基本だったが、ここ1年くらいですっかり Mac 環境が基本になってしまったため、MS-IME のキー設定をカスタマイズして、ひらがなキーで IME ON、無変換キーで IME OFF に設定してある(IME のキー設定は VJE 風をベースにカスタマイズ)。

AltIME ではなく「窓使いの憂鬱」の方が強力にカスタマイズできるが、環境によって(ある程度は)切り替えられる人なので、特に必要がない限りは AltIME を使用。他にも良いツールはあるだろうが、手慣れすぎて他を選択したくなくなっている。もちろん、起動時常駐設定。

IME Watcher は IME の言語バーをタスクトレイに入れてくれる常駐ソフト。入力モードの確認や部首入力、単語登録の際に言語バーは表示させておいた方が良いので(色々な環境を使ってる身としては、そこまでショートカットキーを覚えられない)、個人的には右下隅に半透明で表示させている。が、EeePC のように縦解像度が狭い環境では、その僅かな部分でも貴重。

なので、IME Watcher で言語バーと同じ機能をタスクトレイに入れて、入力モードは常にタスクトレイ上に表示され、右クリックで言語バーの機能がメニュー表示されるのは便利。EeePC のような画面の狭い環境向けのベスト・ユーティリティーの一つ。AltIME, IME Watcher とも常駐もの&サイズは 200KB 前後と極小なので、Cドライブへインストール。

【Explorer 拡張関連】Attributer 1.4.1 (C), Exif Reader プロパティ 3.50 (C)

ともに、エクスプローラーのプロパティ画面を拡張するための2種類のユーティリティー。Attributer はファイルの作成日時、修正日時をプロパティ上から改変することが可能になる。Exif Reader プロパティはその名の通り、エクスプローラーのプロパティ画面で Exif 情報が見られるようになる(メーカー独自情報には非対応)。

なくて困るわけじゃないが、あれば便利なソフトなので、ともに昔から自分環境にはデフォルトで入れているソフト(どうしても厳しい環境では Attributer のみ)。Attributer は数百KB、Exif Reader プロパティも 1MB 程度のサイズで、エクスプローラー絡みなのでCドライブへ。

【Windows 環境カスタマイズツール】窓の手 2004 (D), Win 高速化 PC+ (D), NTREGOPT (D), CCleaner (D), めもりーくりーなー (D)

まぁどれも Windows 環境の最適化、カスタマイズツール、不要ファイル消去ツールとしては定番なので、説明は不要 or ググればいくらでも説明があるはず。個人的には、最初からこれらのツールで設定するより、自分でコントロールパネルその他で設定して行って、その後使うという感じ。

EeePC 901 は環境に制約があるし、CPU パワーも今時の Core 系マシンからするとずっと少ない…そう思って、最初はかなり高速化するように色々と切りまくっていたのですが、結局だいぶ戻して、窓の手にしても Win 高速化 PC+ にしても、チューンしているのはごく僅か。

EeePC 901 ではデフォルトで切られている仮想メモリ(メーカーが仮想メモリ OFF で出荷するのは、なかなか思い切ってると思うけど)の他、システムの復元に使われるディスクサイズを最小限にしたり、私みたくスッパリと切ってしまって(システムの復元を使うくらいならシステムの再インストールをする)Cドライブの容量確保をする必要はあると思っている。

しかし、CPU パワーに関しては余裕はないが、限界までカスタマイズするほど非力でもない、というのが個人的な印象。それゆえにライトチューン程度でも十分問題ないと感じている(エクスプローラーの画面エフェクトを全部切ったり、クラシック表示にしたくなるほど重くもない)。それに標準で 1GB のメモリは WinXP なら十分だから、その点でも余裕はある。

ということで、色々とチューニングツールやゴミ削除ツールを入れているけれど、EeePC 901 では別にやらなくても問題ないかなー?とは思う。それでも自分なりの最適バランス(動作速度と見栄えと使い勝手)を探して、色々と設定をチューニングしてしまうのは、趣味だから仕方ない :-)

【その他諸々】

・Skype 3.8 (D)

すっかり肥大化して糞重くなってしまった Skype。プリインストールされているのが Ver.3.6 と少し古かったので、最新バージョンを一応Dドライブに入れておく。まぁ Skype もそう使う頻度が高くないし、使う時は事前にメール、携帯メールで連絡が来て…というスタイルになってるので、常駐はさせてない。させたくもない。

・JRE6 Update7 (D)

プリンストールされている Java が古かったので、アップデートがてら JDK よりインストールサイズが 30MB 小さい JRE をインストール。Dドライブにインストールしても、インストール容量の半分くらいはCドライブへ勝手に入れられるのは納得いかないものがあるが…

仕事上 Java を常時扱う案件もないし、個人的にも Java を必要とする場面は少ないのだが、なかったらないで微妙に不安だし、かといって EeePC で Java コードを書くことはないので JRE を入れてあるのだが…100MB を優に越えるインストールサイズに見合ってるかどうかは疑問。

・フォント (C)

自分が書類作成その他に使っているフォントは、システム標準以外に日英あわせて20くらいあり、作った書類を開く際のフォント化けをなくす関係上、それらは止むを得ずインストールしている。空き容量の少ないCドライブに 70MB は小さくないが仕方ない。

・EeePC 900 用タッチパッド・ドライバ (C)

EeePC 900 のタッチパッド・ドライバは 901 用のものより高機能で、901 でも可能な二本指スクロールだけでなく、二本指を開いたり狭めたりしてフォントサイズの変更や拡大縮小を行う機能(ピンチ)、三本指で左右にはらうとブラウザページの行き来ができるなど、MacBook Air で話題になったのと同じような操作が可能になる。また、タッチパッドを OFF にすることも可能になる。

ということで Own Your Risk の下に、私も 900 用タッチパッド・ドライバを入れている。そして操作方法は、ほぼ MacBook Pro / Air と同等になるよう設定している。二本指タッチでポップアップメニュー、ピンチによるズームは有効、3本指スワイプも有効。回転は対応ソフトが特になく、むしろ副作用があるソフトが見られたので OFF、その他は元々使わないので OFF にしている。

ただ、EeePC 700 よりタッチパッドが改良されたとはいえ、MacBook Pro と比べるとパッドサイズはずっと小さく、感度も良くないなどの使いにくさがあるので、まともに使えるのは二本指スクロールと、二本指タッチくらい。二本指ピンチや回転、三本指操作するにはパッドサイズが小さすぎる。

それでも EeePC 901 標準のドライバよりは良いし、何故 901 でこのドライバを提供しないのか不思議。もしかすると MSI Wind Notebook のように、ロットによってはタッチパッドが変更劣化することもあるのかも…

【地図ソフト】プロアトラス SV2 (D)

ここまでインストールしてもDドライブは、ほとんど利用していないに等しい状況かつ初期状態より空き容量が増えていた(7.5GB 中 7GB 程度空き)。なので、愛用の地図ソフト「プロアトラス」をインストールすることにした。なにせ「無人島に一冊本を持って行くなら全国道路地図帳」の私だから、デスクトップだろうがモバイルだろうが、地図ソフトは要る。

当初はDドライブの SSD を9月にバッファローから発売される 32GB SSD に換装してからプロアトラスのインストールも見当しようと思っていたが、7GB ほど空きがあればインストールする地図種類や地域を取捨選択すれば十分インストールできる。ということで、プロアトラスのインストールは細かくオプション選択して

  • 縮尺が大きいのにカバーエリアの広い(でも情報量は少ない)5千分の1市街図はデーターサイズが馬鹿でかいので、これは全地域でインストールしない。個人的には 300万、100万、25万、7万各広域図と、2.5万、1万詳細図、5千都心図があれば事足りる(5千市街図もあれば便利だけど)

  • 5千分の1市街図以外の詳細図は全地域インストールする。5千分の1市街図と航空車品を抜けば 7.5GB のDドライブでも十分インストール可能になる。なんとなく地図を見るのが好きな私としては、地域毎に取捨するのは好きじゃないので…

  • プロアトラスの航空写真は(元々別商品だったものを)オマケみたいなもので、カバーエリアが狭く、古い写真のままなので、これも全地域インストールしない。航空写真が見たければ GoogleMaps へ行けば良いし、実際プロアトラスで見ることもないので無問題。

  • ピンポイント住所検索データーは迷うところだが、これがないと住所検索は今イチ使えないし、地図データーに比べればずっと小さいので全地域インストールする。容量に余裕がなければ削除対象だが、幸い上記までの設定で、空きにも多少まだ余裕があるのでインストール。

  • 標高データーや普通車以外の高速料金データーなどは特に必要ないので、これもインストールしない。


とした。元々高速 CPU & HDD なマシンでもインストールに1〜2時間はかかるプロアトラス SV のインストールなので、EeePC 901 +外付 USB DVD-R ドライブ&書き込みが遅い MLC SSD のDドライブへのインストールでは、どれほどかかることやら…と思っていたが、実際には3時間弱で終わった。

プロアトラスの起動速度および動作速度についても、思ったよりはマシかな?という印象。遅いのは遅いが(特に起動時は待たされる)、元々 SV シリーズになってからのプロアトラスは高速なデスクトップ機でも苛つくことがあるので、それを思えば非力かつ遅いDドライブにインストールしたわりには、何とか使えるレベルにあるという印象だ。というか、

VAIO UX でプロアトラス SV を使ったことを思えば天国


である。おまけに、一通り全国の詳細図や住所検索データーまで入れた状態&今まで記述した他のソフトを入れた状態でも、Dドライブの空きは 3.16GB ある。余裕だ。音楽ライブラリや動画データーを大量に入れなければ、十分使えるレベルにある。8GB も馬鹿にしたもんではないな〜と思ったのも、ここから来ている。

ともあれ、意外にも標準状態でもプロアトラスがすんなりインストールでき、遅いけど実用的に使える。これならDドライブを 32GB MLC SSD に換装したら、発売されたばかりの SV4 を買ってフルインストールしても良いかな…と思えてきた。最近は Mac ばかりだったので、Windows版は SV2 のままだったしね。16GB の安い SDHC カードを買ってきて、そこへフルインストールする手も考えたけれど、今は 32GB SSD の方が魅力かな…

1週間前に EeePC 901 を購入した週末に最低限自分が使うのに必要な環境は整え、その後は少しずつ色々なソフトを試しつつ環境を変えていったが、ひとまず落ち着きつつあるので、自分の作業まとめを兼ねて、EeePC 901 にインストールしたソフトをメモっておく。

が、その前にプリインストールされているソフトをごっそり削ったので、そのアンインストールしたソフトをリストアップ。

EeePC 901 は廉価機な割には、StarOffice が入っていたり、DVD ドライブがないのに WinDVD が入っていたり、と意外と一般向けに親切?なところもあるのだが、なにせCドライブは 4GB(実質 3.7GB で初期状態の空きは 1.36GB)、Dドライブは 8GB(実質 7.5GB で初期状態の空きは 6.74GB)しかないので、使わないものは削る、というのが EeePC の正しい使い方かと。

液晶サイズやキーボード周りは別にしても、この制約ある容量を上手く使う、Cドライブの少なさをカバーできる、というのが EeePC をちゃんと使えるか否かの分岐点なのは言う間でもない。もちろん、どう使うか、取捨選択は人それぞれ異なるが、まぁ私なりの、自分用メモということで。

【Adobe Reader 8.1.0】

PDF は閲覧できれば良い程度なので、糞重い上にアップデーターチェッカーなどが常駐する Adobe Reader は速攻削除。別途、軽くてサイズの小さい PDF ビューワーを使う。

【Java6 Update 3】

起動後すぐに Update6 にアップデートしろと言ってくるので速攻アンインストールして、後ほど JDK ではなく少しでも(30MB 程度)サイズの小さい JRE 版の Java6 Update6 をインストールする。別に Java 関連でどうのこうのしないので削ってしまっても良いのだが、個人的にちょっとしたことで一応ないと困る場合も考えられるので…

【Microsoft SQL Server 2005 Compact Edition】

WindowsMobile 用のコンパクトDB なんて使うことはないので、サクッと削除。

【Skype 3.6】

使うとすれば、現行最新版は 3.8 なので、とりあえずアンインストール。つーか、Skype も無闇に多機能化したために、パワーのある C2D 搭載機でも常駐から外しているし、こういう CPU 能力に余裕のないマシンでは重くて使う気になれないんだよねぇ…。Lite 版とか出して欲しいわ。

【StarSuite 8 ASUS Edition】

オフィスソフトをどうするかは迷ったが、Dドライブにインストール済みとはいえ、トータルで 700MB 以上も食っているので削除。OpenOffice で自分が使うソフトだけインストールする方がサイズはずっと小さくなるし、昔の MS Office の方が遥かにサイズは小さいし、その方がファイル互換性も高い。最近の OpenOffice は MS Office と一緒で肥大化の一途をたどり過ぎ…

【Windows Live 関係一切】

多くの Windows Live 関連ソフトがプリインストール済み。一つ一つのサイズは小さいが、貴重なCドライブにインストールされているし、使うこともないので全部削除。無闇に数が多いのでアンインストール作業が面倒だった…

【その他 WindowsXP デフォルトソフト】

Windows Messenger とか、Microsoft オンラインゲームとか、デスクトップの壁紙とか、ドキュメントテンプレートとか、こまめに削除。塵も積もれば…って、やっぱり塵な程度だけど、貴重なCドライブ資源にある使わないものは削除しておく。



まぁ、これだけ捨てても意外とCドライブは空かない。Windows Update の残骸(C:\WINDOWS\SoftwareDistribution\Download)などのテンポラリファイルを削ったり、IE のテンポラリファイルを最小限に抑えたり、システムの復元を OFF にしたり、当然マイドキュメントもDドライブへ移動しても、空き容量は 1.6GB 程度までしか増えない(EeePC 901 では仮想メモリはデフォルトで OFF になっている)。

元凶は Windows フォルダが 2GB 前後も食ってることなので、本気で減らすならやはり nLite 使って WinXP のカスタムインストーラーを作るしか…と購入直後は思っていたのだが、実際にソフトを(インストール先を考えて)インストールしていくと、nLite で削らなければならないほど容量が厳しいわけでもないかな?今はそこまでしなくても良いかな?と思っていたりする。

それにCドライブの空きは 1GB ほどあれば十分なんとかなるわけで、せっかくDドライブより高速なCドライブを無駄に空けるのは意味がないし、勿体ない。

ということで、EeePC 901 へインストールしたソフトについては、次記事以降で。

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