Tedious Days More×3

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メイン機材は EFマウントからマイクロフォーサーズに変えてみて1ヶ月半。動体相手メインとしてはあまりにも利点の少ない移行である結論に変わりませんが、動体相手以外のことでは予想以上に良かった点もありますから、功罪相半ばという感じです。ホントはサブ機として活躍させるのがベストだったのでしょうけど、貧乏人の懐には限界がありますしね(^_^;)

で、長らく EOS Digital & EF システムでやってきた中で、ワークフローも自分なりに確立したものがありました。EOS ボディや EF レンズのクセもド素人なりに多少は把握していたつもりですし、それに合わせた自分なりの現像設定もありました。

と言っても、数年前の写真ですら撮影時の下手さだけでなく現像も適当すぎて、

数年前の俺、もっとちゃんと現像しろよ!今ならもっとちゃんとできるのに…


と思ってしまいますから、今でも現像手法はまだまだ詰めが甘々で、数年後には同じことを思っているのかもしれません(^_^;)

また、連写撮影の多い航空祭やモータースポーツ、サッカーなどを被写体としてる上で、現像よりも大事かもしれないことととして、

大量の写真を速やかに取捨選択できるワークフロー


があります。

EM1M2_workflow6


私の場合は、
  • RAW でも快適スイスイと等倍ピントチェックができるキヤノン純正 RAW 現像ソフト「Digital Photo Professional」(以下、DPP)
  • クラウド経由でパソコンとスマートフォン/タブレット間でレタッチ作業や取捨選択のフラグ付けやレーティング付けが同期できる「Adobe Lightroom CC」(以下、Lightroom)

を使ってきて、少しでも効率良く写真整理作業ができるようにしているつもりですが、このことは過去記事でも何回か触れました。

撮影写真を出先でLightroom mobileへ取り込み、取捨選択&簡易調整してクラウド経由でパソコンへ受け渡すワークフロー【手順編】
撮影写真を出先でLightroom mobileへ取り込み、取捨選択&簡易調整してクラウド経由でパソコンへ受け渡すワークフロー【留意点編】
スマホカメラの性能アップととともに Lightroom mobile の機能進化も止まらない 〜スマホで HDR RAW 撮影が可能に

で、今回、キヤノンシステムからマイクロフォーサーズへ撮影機材を変更するにあたって、今までのワークフローを見直すことも考えていたのですが、結局はほとんど何も変わりませんでした。
  • 写真整理と現像のベースは Lightroom のままだし
  • 撮影画像が大量の場合に手早く取捨選択するのは相変わらずキヤノンの DPP を使っているし
  • オリンパス純正の RAW 現像ソフト「OLYMPUS Viewer 3」は今のところ使ってない

という状況だったりします。

ぶっちゃけ、

カメラシステム(マウント)を変えるより
撮った後のワークフローを変える方が大変


だと思うんですよね。ですから、さほど必要がなければ変えることもないかな、と。下手に変えて、古いパソコンのパワーが足りなくなって苦労するのも嫌ですしねえ(^-^)

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ここしばらく、新機種対応、新OS 対応と、小幅な機能追加に留まっていたキヤノン純正 RAW 現像ソフト「Digital Photo Professional」。

キヤノン RAW 対応カメラユーザーには無償提供されつつも一通りの機能が完備され(昔は角度補正とか色々なかったけど)、なんといっても純正だけあって、自作含む Picture Style に対応しているのが有り難いソフト。

個人的には画像の取捨選択セレクトソフトとして一番のお気に入りで、Lightroom のようにオレオレ管理じゃなく、OS のフォルダ管理に即してくれるので扱いやすい、面倒がないのも利点(Lightroom のファイル管理は優秀だけど、オレ様に従え的なところがねぇ)。

そんな Digital Photo Professional が数年ぶりのメジャーアップデートで Ver.4.0 になることが発表されました。

キヤノン:キヤノン純正の画像編集ソフトウエアを大幅にバージョンアップ“Digital Photo Professional 4.0”などの無償提供を開始

細かな変更点など詳細は未だ明らかにされていませんが、とりあえず以下のとおり。

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毎度ながら新 OS への正式対応が、OS リリース半年後という有様のキヤノン純正 RAW 現像ソフト「Digital Photo Professional」とカメラユーティリティソフト「EOS Utility」ですが、ピクチャースタイル編集ソフト「Picture Style Editor」と合わせて

ようやく Windows 8.1 と OS X 10.9 (Mavericks) に正式対応


となりました。

DPPupdate20140326A


Windows 8.1 でも OS X 10.9 でも従来バージョンが大きな問題なく動いていたとはいえ、正式対応まで半年という状況はいい加減に改めませんかねぇ……(-_-#)

【Windows】
Digital Photo Professional 3.14.15 アップデーター for Windows
EOS Utility 2.14.0 アップデーター for Windows
Picture Style Editor 1.14.10 アップデーター for Windows

【Mac OS X】
Digital Photo Professional 3.14.15 アップデーター for Mac OS X
EOS Utility 2.14.0 アップデーター for Mac OS X
Picture Style Editor 1.14.10 アップデーター for Mac OS X

今回のアップデートは完全にマイナーアップデートで、内容は以下のとおり。
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動作が軽い RAW 現像ソフトとして、また写真セレクトソフトとしても秀逸で愛用しているキヤノン純正の RAW 現像ソフト「Digital Photo Professional」が、よ〜〜〜〜やく MacOS X 10.7 (Lion) に対応しました。

キヤノンのデジタルカメラ向けソフトウェアの MacOS X 新バージョン対応が遅いのは今に始まったことではなく、半年遅れは当たり前な過去があるので昨夏リリースの 10.7 (Lion) 対応が未だなくても「またか…」気分でしたが、先日 MacOS X 10.8 (Mountain Lion) の今夏リリースが発表されたことで

DPP の MacOS X 10.7 対応は 10.8 が出る頃になったりして…(^_^;;;)


という不安すら過ぎったのですが、本日 EOS Utility とともに MacOS X 10.7 (Lion) 対応版がリリースされました。

Snow Leopard 公式対応の時は角度調整機能搭載と同時期でしたし、てっきり来月の EOS 1D X 発売と同時に DPP へ搭載される予定の「新レンズ補正」「HDR」「画像合成」各機能を含むメジャーアップデート版と同時に 10.7 (Lion) 対応になるのだろうと思っていましたので、ちょっと意表を疲れた感じではあります。

DPP3114a


ま、Snow Leopard の時も「環境設定を開いたら落ちる」「ファイル移動(ドラッグ&ドロップ)したら落ちる」というバグに対する暫定対応版ですら4ヶ月、それも後者はファイル移動を禁止するという苦笑せざるを得ない対応で、さらに3ヶ月後の正式対応版(OS リリースから7ヶ月)でもファイル移動は禁止のままでしたから、今回はまだマシでしょうか…

(ちなみに Snow Leopard でファイルのドラッグ&ドロップが再度可能になったのは更に1年後、OS リリースから1年8ヶ月後でした…)

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何度もこのブログでは取り上げてる、キヤノン純正 RAW 現像ソフトの「Digital Photo Professional」(以下 DPP)。キヤノンのデジタル一眼など RAW 撮影できるデジカメには添付されてくるソフトではあるが、このソフト、純正かつ無料とはいえ

RAW 現像ソフトとしては極めて軽快


であり、

軽快な動作ゆえ、画像セレクトツールとしても優秀


なソフトである。

元々複数枚の画像を調整・RAW 現像するためのセレクト編集画面で、画面フィットサイズ、等倍、2倍、50%表示をサクサクと切り換えながら3種類のチェックマークを打って、そのチェックマークを打ったファイルを移動・コピーなどができたが、その後「クイックチェックツール」という画像セレクト専用モードも作られた。

RAW 現像ソフトとしても、以前はシンプルで足りない機能もあったが(傾き補正のための機能が入るまでは時間がかかった)、今では一通りの機能が網羅され、キヤノン機で撮影した写真を単純に取捨選択→現像する流れでは Photoshop を使うことは少なくなった(印刷用に仕上げる時は使う)。

そんなわけで、必要充分な機能が軽快に動作し、片手でサクサクとマークして行けるのが便利すぎて、DPP をずっと愛用している。DPP の存在もキヤノンを使い続けている理由の一つだと言っていいくらいだ。

あまりにも気に入りすぎていて

キヤノン以外のデジカメで撮った写真も DPP でセレクトしている


ほどである。DPP があるから Lightroom を買うのは控えてるくらいだし、キヤノンユーザーだけの特権というのも勿体ないと思うくらいのソフトだ。おまけに

キヤノンにしては珍しいくらい
ユーザーニーズに応えたバージョンアップが続くしね!


それも無償で。ニコン、ソニー、オリンパスその他使った経験はあるが、純正添付ソフトで、ここまで充実したソフトはない。ま、パナソニックが自社でなく敢えてサードパーティー製で定評ある SilkyPix を添付してきたくらいかな(Silky は魅力ある機能はあれど、糞重すぎて私には無理だが)。

DPP392MainScreen1
DPP 3.9.2 メイン画面(ツールバーにボタンが増えている等の小変更がある)


さて、今回 の DPP 3.9.2 のアップデートは、新機種への対応やレンズ収差補正対象レンズに新レンズ(EF 70-300 F4-5.6L IS や Extender III シリーズ)が追加されたことがあるが、旧来ユーザーに対する追加点は、次の4点。

  1. チェックマークが3種類(1〜3)から5種類(1〜5)に増えた。

  2. レーティング機能が追加された(☆1〜5と除外)。

  3. メイン画面のツールバーに、クイックチェック、スタンプ、トリミング・角度の各ツールへのボタンが設置され、タブ部分にチェックマークとレーティングボタンが設置された。
    (上下写真参照)

  4. RAW 現像処理にアンシャープマスクが追加された。
    (通常のシャープネスは、以前から RAW 現像、現像後処理の両方にある)


今回のアップデートでは

画像セレクト関係の機能充実


が目立つ。このあたりは DPP が RAW 現像だけでなく、写真の取捨選択ツールとしても使いやすいことを開発側が認識してくれて、単なる RAW 現像ソフトから画像セレクトツールとして使いやすいように、さらに進化してくれそうな期待を抱かせる。

特にチェックマークが5種類に増えただけでなくレーティング機能が付いたのは嬉しいが、この辺はまだまだ“付けただけ”であり、今後の機能拡充を待たねばならない部分は多い(詳細は後述)。

ちなみに、チェックマークとレーティングの使い分けは現状

各チェック番号個別に一括選択できるのがチェックマーク
指定レートより上のレーティングをまとめて選択するのがレーティング


という形になっている。チェックマークは旧来通り、レーティングはチェックマークのように、☆3つの画像だけ選択という形にはできない(☆3つ以上の画像、となる)。

それぞれをどう使うかは各個人次第だろうが、選択する際の基準が違うので、うまく使い分けるのが肝要になるかと。

DPP392MainScreen2
メイン画面ツールバー付近


メイン画面でもボタン一つでチェックマークおよびレーティングできるようになったのは、サムネイルのパッと見で判断できる写真をマウス一つでチェックするのに便利だ。メイン画面のサムネール画像は(詳細情報付も含めた)4種類のサイズで表示できるから、意外と使える。

もっとも、以前からメイン画面でのチェックマーク打ちはキーボードショートカットで可能だったし、新バージョンもボタンでは何故かレーティングの「除外」が打てない(キーボードショートカットでは X でマーキング可能)という画竜点睛を欠いてる部分もある。

ただ、チェックマーク・レーティング機能で注意すべきは

チェックマーク付加のショートカットキーが変更になった


ということだ(Mac版の場合)。Command + F1〜F3/F4 が Option + 1〜5/Z になっている(チェックを外すが Command + F4 → Option + Z)。この変更は善し悪しあるだろうが、いずれにしても慣れるまでは間違えそうなので注意が必要だ。

反面、レーティングは数字キーのみで付加できるので、これはかなり便利である。除外は X、レーティング削除は 0 というのも判りやすい。

DPP392QuickCheck1
DPP 3.9.2 のクイックチェックツール画面


クイックチェックツールも、レーティング機能追加、チェックマーク機能強化のために、右側の株式会社 ツールボックス部分に多少変更がある(下記写真)

DPP392QuickCheck2


見た目は、機能追加に伴う画面レイアウト変更だけのようだが

細かい使い勝手の向上もされている


変更が今回のバージョンアップかどうかはハッキリ言えないが、

  • チェックマーク付加のショートカットキーが効くようになった
    (以前はクイックチェック画面だけショートカットキーが効かなかった)

  • 画像情報のフローティングウィンドウを出している時、画像を移動しても画像情報が変わらなかったのが、まともに機能するようになった
    (以前は画像情報を一度消して再表示しないと、内容が更新されなかった)


という2点は改善されている。この2つは「なんで、できないねん!」と不可思議かつストレスの溜まるところでもあったから、まともになって嬉しい。

相変わらず画面表示倍率の選択に制限はあるが、上記の改良で全画面表示のまま写真を切り換えてマーキングしていけるようになって、便利になった。

DPP392SelectScreen1
DPP 3.9.2 のセレクト編集画面


セレクト編集画面もアンシャープマスク追加で、ツールボックスに多少変更がある。一番下のシャープネスの文字があったところが、プルダウンメニューになっていて「シャープネス」と「アンシャープマスク」を選択するようになっている。

旧来のシャープネスではかかり具合を 10段階で指定するだけだったが、アンシャープマスクに切り換えると「強さ」「細かさ」「しきい値」が各個に指定できる。どれも 10段階指定と粗っぽいのが DPP らしいが、いずれにせよ、シャープネスをよりよくコントロールできるようになったのは間違いない。

DPP392SelectScreen2
DPP 3.9.2 のアンシャープマスク選択時


今回のアップデート内容は概ねこの程度だが、レーティング機能は付いたものの、「☆?個以上」という選択ができるにすぎない(+除外指定画像の選択)。指定レーティングの画像だけ表示する、なんてこともできないし、

レーティング機能は、まだ付けただけ+α


程度である。

今回は機能強化されなかったコレクション機能と絡めるなど色々と使い道はあるので、今後の機能強化に期待したいところ。現状、

画像管理機能はない


ので、そういったものを望む人には向かない(そういう人は Lightroom ですな)。

取捨選択は快適かつ機能的にも十分だし、レーティング機能もついたことなので、画像抽出に関してはもう少し頑張ってもらいたいところだ。

(※ 指定チェックマーク、指定以上のレーティングの画像だけ表示させるのは、チェックマーク・レーティング画像選択機能とコレクションへの移動を組み合わせれば、一応可能)

DPP 3.9.2 Sample


さて、今回のアップデートでは残念なこともある。といっても、旧来から改悪されたということではないが、

Snow Leopard ではファイル移動が相変わらずできない


というバグが直っていない。元々 Snow Leopad に正式対応していない頃、メイン画面でファイル移動をやろうとすると落ちるバグがあったので、できないように修正されたのだが、そのままだ。

画像セレクトツールとして使っていてファイル移動ができないなんて、非常に使いにくいので、コレは早急に何とかして欲しいものだ。

その他にも

  • 編集画面、セレクト編集画面でのハイライト・シャドウ警告は編集画面を閉じるたびにリセットされてしまう仕様は改めて欲しい。

  • 角度調整ツールで、垂直・水平線をマウスで引いて角度指定できる機能を追加して欲しい。
    (トリミング・角度調整ツールは色々と使い勝手が良くないが…ACR でもそうだけど)


とかあるので、改善して欲しいものだ。ま、DPP は多少時間がかかっても着実に改善してきてくれてるから、来春の新製品発売時期には色々と直ってることを期待したい(もちろん、キヤノンに直接リクエストしないと直るものも直らないだろうが、DPP に関しては声が結構届いてる気がする)。

もっとも、

DPP は軽さが第一


だから、機能を増やして重くなるくらいなら今のままで良い。重くなった DPP なんて見たくもないものだ。

Digital Photo Professional 3.9.2 アップデータ for Mac OS X(キヤノン公式サイト内)
Digital Photo Professional 3.9.2 アップデータ for Windows(キヤノン公式サイト内)

Canon デジタルカメラ Powershot S95 PSS95 1000万画素高感度CCD 光学3.8倍ズーム 広角28mm 3.0型液晶 F2.0
Canon Powershot S95

RAW 撮影可能なコンパクト S95 にも DPP は添付されている

私がキヤノンの純正 RAW 現像ソフト Digital Photo Professional(以下 DPP)をどれだけ愛用しているかは、過去に何度となく、色々な記事の中で触れてきた。その理由は

  • 各メーカーがデジタル一眼レフに添付する純正 RAW 現像ソフトの中では断トツに優れている。

  • カメラ添付ソフトのみならず市販品を含めた、数ある RAW 現像ソフトの中でも動作が最も軽く、サクサクと機敏に動くし、数年前のパソコンでも使える。

  • 動作が機敏ゆえ、RAW 現像ソフトとしてだけでなく、大量の画像を取捨選択するためのセレクトツール、ビューワーとしても使える。

  • キヤノン純正ゆえにピクチャースタイルが反映され、後適用もできる。

  • 画像の管理が昔ながらのフォルダ単位で、独自の画像データーベースとか作らない。

  • 機能が最小限でシンプルな分、Photoshop との連携が最初から考えられている。


という点であり、特に動作のサクサク感は、他の RAW 現像ソフトでも得られないもの。

イラチな私は、いくら内容が良くても鈍重なソフトは使えないので、例えば SilkyPix みたいなソフトは良さそうに思っても最初から論外になってしまう。

逆に、動作の軽快さとマーキングが3種類使えること、そしてコピー&ペーストが DPP 内だけでなく、Finder 上やエクスプローラー上にも反映できるので、撮影画像のセレクトツールとしても重宝している。

セレクトツールとしてはキヤノン製カメラの時だけでなく、他メーカーのカメラで撮った JPEG 画像をセレクトする時にも使う。それくらい手に馴染んで愛用している(VAIO type P でも JPEG 画像相手なら十分セレクトツールとして使える軽快さ)。

機能的にが市販ソフトと比較するとシンプルだけれども、一通りの機能は揃っているので、1つを除いては、通常使っていて不満は出ない。必要があれば Photoshop へ転送すればいいだけだし、その連携を念頭に作られてるからシンプル&高速が実現できてるとも言える。

そんな心底愛用している DPP だが、欠点がないわけではない。というか、このソフトの方向性を考えれば、多機能になってくれる必要はないわけだが、唯一の欠点が

画像の角度調整機能がなかった


ことで、2.x の頃からあちこちで「あとは画像角度調整機能が付けばなぁ…」と言われ続けてきた。

キヤノンは新機種がリリースされるのに合わせて DPP をアップデートする際、単に新機種対応するだけでなく、ちょこちょこと新機能を付け加えてきた。それでも「もしかして嫌がらせ?」というくらい角度調整機能だけは付かなかった。

キヤノンは年に1〜2度、ユーザーに添付ソフトウェアや RAW 現像に関するアンケートを行ってるが、私も毎回「角度調整機能を〜」と書き続けてきた。同志もさぞかし多かったはず。

だが、

とうとう、念願の画像角度調整が可能になった!!!


というわけで、いやホント、同志の皆様お疲れ様でした(笑)という感じ。

角度調整機能が付いて重くなったりしたら DPP の良さは消し飛んでしまうけれど、ほとんどそんなことはなく、DPP は DPP らしく RAW 現像ソフトとしては軽いまま。

で、その角度調整機能は、トリミングツールの中に角度調整の機能が加わる形になっていて

DPP 3.8.1 Sample


という感じ。

数値指定だけでなく、スライダーでの調整も可能だし、トリミング比率を指定していると、その比率に自動トリミング枠が指定されるようにもなっているので、上記サンプル画面にはないけれどグリッド表示をONにすればサクサクと角度補正&トリミングができる!

ただ、角度調整後にそのままトリミング機能が使えないのが残念なところ。ここはシームレスに作業を移れるようにして欲しかった。一度OKボタンでメイン画面に戻って再度トリミング/角度調整ツールを開けば、トリミングし直せるのだけれども、ちょっと面倒。

この点と、水平垂直のラインを引いての角度補正機能の追加の2点については、次バージョン以降での改善に期待したいと思う。

また、今回のバージョンはこれだけでなく、

Windows版 (3.8) では Windows 7 対応に
MacOS X版 (3.8.1) では MacOS X 10.6 (Snow Leopard) 対応に

ともに正式表明された。どちらも前バージョンでは不具合なく動作していたし、MacOS X 版は前回 3.7.3 でわざわざ 10.6 で動作させた時の問題点を改善していたのに、動作保証なしという不可思議さだったが、これで安心して Windows 7 でも Snow Leopard でも使える。

もちろん、新機種 Kiss X4 になっているだけでなく、新レンズ EF 70-200mm F2.8L IS II USM の収差補正にも対応となっている。

ともあれ、

DPP で角度補正が可能になってサイコーだぜ!


なバージョンアップ。

5D の頃と比べても、DPP の機能はかなり充実してきて、普段使う機能はこれで網羅した、と言っても良い。私も CS4 の出番がちょっと減りそう。

そして、角度調整機能がついたことで DPP に要望するものは、細かい使い勝手や基本的な部分での質の向上(特に JPEG 出力の質)くらいになってきたなぁ、と思う。

ディスプレイの解像度が 1024x768pixels 以上ないと起動できない制限は、ネットブックでたまに使う場合に不便だから外して欲しいと思うけど、要望がそんな些細なことばかりになってきた。

とにかく、メーカー純正かつ添付 RAW 現像ソフトウェアとしては最高に使い良く、デジタル一眼のハードウェアが他社より抜きんでている時も、凹んだ時も、常に DPP は着実に良くなってきた。

他社の純正添付ソフトウェアには酷いものも多く、パナソニックのように敢えて自社純正にこだわらず、市販ソフト SilkyPix の OEM版(機種限定版)を添付するのが英断に思えるくらい状況だから、DPP の良さは光るものがあると思っている。

個人的にはハードウェア開発部隊だけでなく、添付ソフトウェアの開発者達や、そしてきちんと添付ソフトウェアを充実させている上層部は、もっともっと評価されるべきだと思っている。

Canon デジタル一眼レフカメラ EOS Kiss X4 ボディ KISSX4-BODY
今回の DPP アップデートの直接的要因である EOS Kiss X4

ボディのみは既に7万円台半ば、18-55付も8万円強に…

twitter では少々呟いていましたが、ちょっと前に MacBook Air(当然SSD モデル)を購入しました。先日の New iMac / MacBook 発表時の記事でも書いたように、今回 MacBook Air のモデルチェンジはなかったものの更にお値段2万円引きで、128GB SSD モデルが¥178,000。

夏のモデルチェンジ&値下げでもかなり迷ったものの「メモリ増設不可の Air はメモリ 4GB になってからにしよう…」と我慢してきたのですが、

「ここまで安くなったらメモリ 2GB でも買っても良いか」
「メモリ 4GB、諸々機能アップモデルが出たら買い替えても良いかと思える値段」

になった気がして、妥協できるような気がしたので購入しました。



ホント言うと、夏に新しくなったモデル= CPU 2.16GB & 128GB SSD モデルではなく、1年前(昨秋)にリリースされたモデル= CPU 1.86GB & 128GB SSD モデルの売れ残りでも良いと思ってました。

1年前のモデルと現行モデルの違いは CPU くらいなもので、それもスペックは微小な差、実際には体感できない差(ベンチマークだと旧モデルの方が良いという結果もあるくらい)ですから、旧モデルの売れ残りが安ければ、それでも良いかと。割り切って使うマシンですからね。

ヨドでも今回の値下げ前、現行モデルが¥198,000 に対して、1年前の売れ残りは¥188,000 になっていました。それでも1年前の旧モデルは全く売れてなかったようですがね。いくら差がないとはいえ、旧モデルを1万円差で売られてもねぇ…

と思って店員の値下げ交渉したことがあったのですが、元値が¥298,000 なのでこれが限界です、とか言われて値下げしてくれませんでした。元値の問題じゃないと思うんだけど…

そして、今回現行モデルが¥178,000 になったのですから、旧モデルは¥168,000 にでもなってるかな〜?と思って見に行ったら、なんと!旧モデルは¥188,000 のまま!!

性能の低い旧モデルを高く売ってるとは…と唖然としたのですが、どうやら旧モデルは意地でも値下げしないようです(そのうち嫌でもするでしょうけど)。旧モデルだけでなく(10月段階では)現行モデルも Leopard プリインストール& Snow Leopard ディスク付きですから、そのあたりの差異もありませんでしたしねぇ…

ということだったので、当然安い現行モデルを購入しました。ただ、Amazon その他を見ていると1年前の旧モデルをさらに安く売っている所はあるようです。Amazon でも上記の現行モデルが¥178,800 に対し、



と安く売ってるところがあります。まぁ amazon 本体は旧モデルを旧価格に近い29万円くらいでまだ販売しているので、そのあたり旧モデル持ってるところは泣いているのでしょうけど…(6月のモデルチェンジ&値下げで一気に10万下がりましたからねぇ)

20091021172850


ともあれ、購入した MacBook Air。ちょっとゴタゴタしていたり、短期間ではあるものの青森へ旅に出ていたので、セットアップしたのは数日前になってから。

先にも書いたように、購入した MacBook Air は現行モデルながらまだ Leopard (MacOS X 10.5) インストールで、Snow Leopard (MacOS X 10.6) のディスクが無料添付されているというもの。

とはいえ、手元にある Mac はいずれも Leopard で統一しているし、Snow Leopard でのソフトウェア動作検証をしている時間もなければ、自分で make するソフトの手順確認や必要によってはパッチ当て、検証をしている時間もない。

なので、「当分 Leopard で使う」というのは、以前から MacBook Air を買った時の規定事項でした。が、

当分 Leopard で使うと決めていたはずなのに
開梱3日目に Snow Leopard にアップグレード


してしまったわけで…何も考えず、ただ勢い?で。

一応アップグレードしてみようと思った理由はいくつかあるのですが、

  • SSD 128GB という容量は足りないとは言わないが、十分ではない。スノレパにアップグレードするだけで 10GB 前後も HDD 空き容量が増える!

  • Core2Duo 2.16GHz というのは遅くはないが速くもない。スノレパにアップグレードするだけでちょっと、でも体感できるくらいは速くなる!


という2点の誘惑が大きかった。

新機能云々はどうでも良いというか、むしろ鬱陶しいくらいで、なので MacBook Air 以外はあまりスノーレパードにアップグレードする気力が起きないのですが、CPU も HDD も割と最低限に近いラインである Air は話は別だった。

なにせ、色々理由があるとはいえ、

HDD 空き容量が増えて体感速度もアップする
OS アップグレードなんて、なかなかない


わけで(体感速度は Tiger, Leopard アップグレード時にも向上しましたが…)。サブノートパソコンにはやっぱり魅力的ですな。

と同時に、MacBook Air にドライブは内蔵してないけれど、Apple 純正外付けスーパードライブは買わなかったので、

ネットブック用に買ってある非純正の適当な外付けドライブでも
OS アップグレードできるかな?と思って試してみたらできちゃった


というのも大きな理由でした。

「非純正でも USB 外付けドライブならできて当たり前だろ…」と思ってる人は幸せです。Apple がそんなに寛大になったのは最近なのですから。ってか、VAIO だって何だって、以前は純正外付けドライブ以外は OS 再インストールができない仕様だったのですから。

もっとも、非純正外付けドライブなら何でも OS アップグレード、再インストール可能なのかどうかは判りません。私が使ったのは、ネットブック用などに使っていた、バッファローの DVSM-P58U2 という製品。単に Amazon で安かったから買っただけです。

ですが、私の使っている DVSM-P58U2 は既に生産販売終了になっていて、現在は



というものにモデルチェンジしています。モデルチェンジしてもお値段は相変わらず5千円台半ばと手頃なポータブル DVD ドライブです。

ま、後継製品とはいえ、これが DVSM-P58U2 同様に Mac の OS アップグレード、再インストールに使えるかどうか判りませんが(私は別マシンがあるため、最悪時間がかかってもリモートディスク機能を使えば何とでもなると思ってたので純正ドライブは買いませんでした)、こういう結果が出ると純正ドライブを買う気はなくなりますな。

20091021173525


で、Snow Leopard にアップグレードした MacBook Air。確かに HDD の空き容量はアップグレードしただけで 10GB 近く増えました。

また、購入直後だったので Leopard の時点でも MacBook Air はサクサク動いていてくれていたのですが、その状態からアップグレードしても「お?少しサクサク度が増したかな?」という感覚はありました。

その後、Snow Leopard に対応した環境構築については、まだまだマッタリとやっているところですが、使っているソフトは一通り問題なく動いたり、Snow Leopard 用アップデーターが出ているので、このまま Snow Leopard で使っても良いかな?と思ってます。

使ってるソフトで唯一 Snow Leopard でキチンと動かないのは
キヤノン純正 RAW 現像ソフト Digital Photo Professional


だったりします。現状、私の環境では

  • 起動はする。表示、操作、現像処理の類いも概ね問題ない。

  • でも環境設定を開こうとすると落ちる。


というもの。環境設定を開かなければ良いとはいえ、自分の使う設定ができないことにはちょっと実用的でないのも事実。というか、こんなところで…という感じですね。

DPP は先日、久しぶりのアップデーター Ver.3.7.2 が提供されて、EOS 7D ユーザー以外にも最新版が提供されるようになりましたが(ちなみに 7D 添付の DPP は Ver.3.7.1)、このバージョンでも上記の不具合は残ってます。

キヤノン:サポート|Digital Photo Professional 3.7.2 アップデーター for Mac OS X

で、何か対策はないのか?と思ってググってみたところ、dpreview の掲示板にある

Re: Still doesn't work with OSX 10.6 (n/t)

のコメント中のリンク先、

com.canon.Digital Photo Profes.plist(MEGAUPLOAD)

上記アップローダーページからダウンロードした設定ファイル(.plist)を、(自分のホームディレクトリ)/ライブラリ/Preferences に入れて起動してみると、ちゃんと起動して環境設定も開くことができました。あくまで自己責任ですけど。

ちなみに MEGAUPLOAD は有料会員でないとダウンロードするのは、ダウンロードボタンをクリックして少し待ってからになりますが、待てばダウンロードできますし、ファイル自体は極小さいものなので、サクッと終わるはずです。

ただ、この plist を使えば環境設定も使えるようになって問題なく動作するのですが、既に1〜2度落ちることを経験しているので、DPP 3.7.1/3.7.2 のバージョンは MacOS X 10.6 (Snow Leopard) では少し不安定なのかもしれません。通常 DPP は遅くなることがあっても、そう落ちませんしね。

一応、公式的には 11月には Snow Leopard 対応の DPP その他キヤノン純正ソフトがリリースされる予定とのことなので、それまではこれで凌ごうと思っています。

Photoshop CS4 などは公式的にも対応表明しているように何の問題もないので、MacBook Air で使う分で本当に困ってるソフトウェアは DPP だけなんですよね…EOS 7D の RAW が開けられるのも、手持ちのソフトでは現状コレだけですしね。

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