Tedious diary more x4

写真日記ブログを合流させて完全に雑記ブログ化しました(>_<)

タグ:DOMKE

お盆ウィークも終わりですが、結局お出かけと言えば9日前のガンバ大阪の試合のみ。コロナに猛暑なので頑張って出かける理由もないし、家族絡みのアレコレはあるし、この時期ならではのメンテナンス仕事もあるので仕方ありません。とっとと猛暑が過ぎて欲しいだけですね😩

さて、部屋の一角、半畳くらいを占拠し、押し入れにもあるカメラバッグの山を見て「何とかしなきゃあかんな、整理しよう」と手をつけながらも挫折した腹いせに、いま手元にある(比較的見える範囲にある)カメラバッグを紹介して簡単なインプレを記す後編です。

私のカメラバッグ2020【前編】

前編では thinktankphoto や VANGUARD などのカメラバッグを紹介しましたが、今回は雑多で数が多いです。カメラバッグではないものもあります。


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カメラバックの定番中の定番 DOMKE。その DOMKE のバックを最初に買うなら、普通はオリジナル・ドンケと言われる F-2 か、コンパクトな F-3x もしくは F-6 だろうし、事実それが一番の売れ線らしい。ネットで購入した人のページを検索しても、ここらへんは珍しくも何ともない。

ちょっと変わったところでも、望遠レンズをよく使うから F-3x じゃなくて F-4AF だったり、ウエストバックっぽい F-5xB だったり、ビックサイズでも軽い F-1x や F-7 というのは少し見かけるし、ライカやオリンパスの E-330 や E-410/510 みたいなコンパクトなカメラには薄手の F-803 を使ってる人も珍しくない。

のだが、F-802 だけは全然見ない。もしかして

F-802 って DOMKE で一番マイナーじゃね?


と思えるくらいだ。ってか、たぶん事実なんだろう。

F-802


パッと見、大きさは判らないかもしれないが、こちらのページ(総輸入代理店 銀一の F-802 ページ)を見れば判るように、写真で単体を見る印象よりは大きい。ただし縦横のサイズに比べて奥行きがなく、薄い。端的に言えば

カメラバックじゃなくてブリーフケース(綿素材だけど)


みたいで、どう見てもカメラバックには向いてない。奥行きのなさは更にコンパクトな F-803 よりも薄く、そういう意味では F-803 は使われても F-802 は使われないのも納得できる。

しかし、私が何故 F-802 を買ったか?という理由こそ、そこにあるわけで、

気分的に、どっからどう見てもカメラバックに見えない


バックが欲しかったからですな。たまたま、その日の気分だっただけですが(^_^;)

実のところ、これを買う時は、最初ビリンガムを買おうとしていたのだけど、どうしても望遠レンズ主体、5D や 1D Mark3 使用になるとビリンガムは使いづらいのは明確なわけで、ふと DOMKE を見て F-802 を見て衝動買いしたという感じではありました。英国トラディショナルな雰囲気のビリンガムと DOMKE では全然方向性は違うのですが、そこはそれ、ですな。

もちろん、サイズ的に深いので望遠レンズが十分に収まることもポイント。というか、これは私のカメラバック選びで、ほぼ絶対条件。そして定番中の定番 DOMKE を買うのに、在り来たりのものを買いたくはない(今後は買うとしても、最初は変わったのを買いたい)という思いも間違いなくあったわけですが、まぁ天の邪鬼ですからね。

で、そんな底が深いのが特徴の F-802 なので、当然望遠レンズは余裕で収まります。薄くてレンズ径やフードでバックが膨らみ気味になっても EF100-400 や 70-200 F2.8 クラスのレンズの縦は余裕で入ります。

DOMKE F-803 (5D & EF100-400)


とはいえ、見て判るとおり奥行きがない(薄い)ので、5D +レンズを付けたまま入れると、前面側にボテッと膨らんでしまいます。しかし DOMKE は綿素材で形状の自由度は高いので、これくらいはあまり問題ない感じで使えます(1D 系はさすがに単体でないと無理です)。そのあたりは DOMKE ならでは、でしょうか。オリンパス E 3桁シリーズや Kiss DX, D40 あたりだと全く違和感なく収まるでしょう。

で、重要なことですが、この F-802 には仕切りもインナークッションも何もありません。この薄さですからインナークッションなんてものを入れるわけにもいかないので、

DOMKE F-803 (5D & EF100-400 with clothes)


こんな感じでクロスで簡易保護するくらいです。ただクッションはないものの、DOMKE の外側綿素材は結構ぶ厚いので、肩にずっとかけていて、どこかへぶつけたりしなければ、個人的にはこれでも全然問題ないと思っています。その辺の感覚は、人それぞれでしょうけどね。

そして F-802 にはポケットがいくつかあり、メイン収納部の全面側とバック背面側の2箇所に極薄い書類ポケットみたいなものがありますが、メインのポケットとして前面に2つ大きなポケットがあります。これがなかなかの収納力。さすがにここへレンズを入れたりはしたくないけれど、実際に入れてみると…

DOMKE F-803 (EF17-40 in Front Pocket)


EF17-40 F4L(フードなし)が入るくらい。かなり膨らみますが、蓋するのも全く問題ないくらいの収納力はあります。カメラボディも 1D 系はさすがに無理ですが、それ以外は入るくらい。実際使っていても、この2つの前面ポケットの収納力は貴重です。

元々がブリーフケース形状のスッキリした感じのバックですから、あまり詰め込んでボテッとさせてしまうのも何ですが、ある程度入れても

DOMKE F-803 (All)
F-802 のメイン収納部に 5D + EF24-105 F4L IS、EF100-400L IS、
前面ポケットに EF17-40 F4L、ストロボ 430EX を入れた状態


こんな感じで収められてしまうのも事実。写真で前から見ると大して膨らんでいるのが見えませんが、実際はかなりボテッとして、それなりに重さもあります。F-802 をこういう使い方するのは無理があるでしょうが、収納力という意味では意外とあります。

実際には、メイン収納部に望遠レンズを含めたレンズ1〜2本+ボディ、フロントポケットにストロボやアクセサリー類といったところでしょうか。フォトストレージなんかもフロントポケットに入るので、割と自由度は高いですね。

という感じの F-802 で、買って以来かなり使っているのですが、その使ってる大半は…

DOMKE F-803 (MBP)


ということで、MacBook Pro や書類を入れて、普通のバックとして活躍してることがほとんどです。というか、ブリーフケースを持つのはあまり好きじゃないので、ちょっとカジュアルですが普通のバックとして愛用してます。

何度も書いてますが、2個のフロントポケットを含めて意外と収納力があるのは DOMKE らしいですし、ショルダーベルトもズレることがなく、手提げの持ち手も持ちやすいので、肩にかけても手に持っても良いのが気に入ってます。もちろん買う前に MacBook Pro が収納可能なのはチェック済みで、こういう用途は予定してました :-)

F-802 のサイズ、コンセプトはカメラバックとしてイレギュラーな存在なのは間違いないですが、逆にカメラバックらしくないのがポイント。日常用としても気に入ってるので、衝動買いぽかったけど、なんだかんだ言って買って良かったと思ってます。

それからデジタル一眼買ってからカメラバックを色々リサーチしていて、やたら DOMKE、DOMKE 言う人が多いのを見ていて嫌でしたが、確かに DOMKE ならではの良さは感じました。こんなイレギュラーでマイナーな F-802 ですら、DOMKE には DOMKE の良さがあると実感できたのは、これを買ったお陰ですね。
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