Tedious diary more x4

写真日記ブログを合流させて完全に雑記ブログ化しました(>_<)


タグ:1DMark3

以前から噂になっていたファームウェアアップデートがとうとう公開。話題になっていた 1.0.9 ではなく 1.1.10 で登場。その内容は…

  • 液晶モニターの再生画像の見えを改善しました。

  • 電子ダイヤル(メイン・サブ・縦位置メイン)の動作異常を修正しました。

  • AI サーボ AF 撮影で、特定の条件において後方の被写体にピントが合いやすい現象を改善しました。

  • メニュー画面のイタリア語と簡体中国語の誤記を修正しました。

  • 電池を入れたときに稀にカメラが正常に起動できない現象を修正しました。


というもの。特に

「AI サーボ AF 撮影で、特定の条件において後方の被写体にピントが合いやすい現象を改善しました」

の一点は大いに気になるポイント。というか、これで AI Servo の不安定さが治って欲しい…と思うのだが、上記5点のうち最後の1点を除いては Ver.1.0.9 と同じという。既に海外のネット上で Ver.1.0.9 の AI Servo 改善は、とても改善されたとはいえないというレポートがあったので、ちょっとガッカリ…気長に待つしかないかな。

本当なら昨日早速アップデートするところだったが、あいにく昨日は早朝から深夜まで出かけていたので、これを書いてる今もまだ未アップデート。昨日ちょっとだけ 1D MarkIII を使ったので、アップデートしておけば違いを確かめられたのだが、AI Servo を使う機会はほとんどなかったので、どちらにしろ大きな違いを感じられなかったかも。とりあえず今夜は激烈に眠いので、今日起きたらアップデートしよう。


(by GR Digital)


【追記】アップデートした。といっても、すぐに確認できるのは液晶モニターでの画像再生の再生品質のみ。今までは RAW 画像を拡大していくとシャープネス0で現像したような画像になっていたが、少々クッキリ感が出てピントチェックには良くなった感じ。

もっとも、5D のダメすぎ液晶に比べて(D200 ほどじゃないが)1D3 の液晶は結構鮮やかに出るので、これでシャープ感が増すと、液晶で確認した時には OK に見えたのだが…パターンが増えないとも限らないな。でも、今までのぼやけた拡大画像よりはずっとマシだ。

問題の AI Servo については撮ってみないと判らないので、また後日。今日は2期滑走路供用前最終日の関空に撮影へ出かけられたら良かったんだけど…残念。

EOS-1D Mark III ファームウェア変更 Version 1.1.0
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付けてみた。先月末に買ってあって、北海道へ行く前に付けようと思いつつも、ちょっとした手間をかける余裕がなく、北海道に持っていって途中で付け替えようと思いつつも結局付け替えることなく帰ってきてしまって、ようやく付け替えてみた。

ド素人の感想。ん〜微妙。1D MarkIII 標準の Ec-C IV と比べると、ぱっと見で判るほど暗くなった。MF するような人からすれば決して明るいだけが良いわけじゃないのだろうが、開放が F4 以上の暗めレンズを付けて光量の少ないシーンでは Ec-C IV の方がずっと良い感じ。

目盛線が入っているので構図を整えたり、斜めになるのを防ぐのには良いからと思って買ったのだけど、その目盛り線も 5D 用の Ee-D に比べると細くて見難い。光量が少ない場面では、線が見えない状況が少なくなくて、何のための目盛り線なのかと思うことも。

正直、Ec-C IV に戻そうか思案中。もう少し使ってみて右落ち対策としての効果がなかったり、ストレスが溜まるようなら戻す予定。
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1D MarkIII の拡張システム端子カバー。北海道から帰ってきたら無くなってた。どこで失くしたかは、さっぱり不明。気がついたら無くなってた。思い切りキツく締めこんだつもりだったのに。どれだけ取れやすいねん。

というわけで、今日ローパス清掃にいったついでに、また梅田SCで \105 払ってきましたがな。今度はサービスの人が思い切り締めこんでくれました。コレで無くなったら…。

予備を売ってくれ、と言ったら、新機種なのでサービスにも少しずつしか回ってきてないから、と断られました。仕方ないか。無くて何か困るわけじゃないけど、防塵防滴度はゼロになるな。

それから、もう一つ。その拡張システム端子の横にある2つのゴムカバーのうち、レリーズ端子のある方のカバーも紛失してました。なんでやねん。私にしては珍しいほどにレリーズを使いましたが、普通の人からすればごく僅かな回数でしょう。それくらいですぐ外れるとは…

しかし、さすがにレリーズ端子とシンクロ端子のゴムカバーはデカいので、北海道に持っていっていたショルダーバックを漁ったら出てきました(拡張システム端子のカバーはなかった)。

でも、外れたレリーズ端子のゴムカバーをもう一度付けるのは難儀です。というか、どれだけ押し込んでも元と同じように完全な状態になったかは疑問です。ちょっと防塵防滴度は落ちたような気がします。どうでもいいか。良くないけど。

なんつーか、高い割には立て付けの悪い家に住んでしまったような気分が、若干する昨今です。
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AI Servo のピンボケ問題はあるにせよ、それでも 1D Mark3 は撮っていて気持ちが良いし、視野率 100% の安心感みたいなものもあって、風景撮りなら 5D の方が良いと判っていても、横に 5D があっても、ついつい 1D Mark3 を使ってしまうことが少なくない。1台だけ持ち出す状況では、大きさの問題がない限り、1D Mark3 を選択する。

D70 から D200 の時に買い替えた時に感じた、「あぁ良いカメラって、画質だけじゃなく、撮るのが心地よいんだなぁ」という思いが再び甦って、その心地よさ、撮影時の理由なき安心感に勝てない(理由はあるはずだが、私レベルでは具体的に説明しようがない)。多くの状況で、画質は 5D の方が良いと判っていても 1D3 に誘惑されてしまう。

それに 5D と 1D3 の画質の差と言っても、どれほどの差があるかと言えば、それを実感するシーンはないわけじゃないけれど、当然それは両方を比較して初めて判ることで、APS-C な一眼から 5D に乗り換えた時のようなパッと見で明らかな差を感じるシーンはそう多くない。広角風景撮りは 5D にアドバンテージがあるのはやむを得ないが。

また、画素数で画質を判断することはナンセンスだが、私自身における必要画素数の一つの基準としては“縦横 50%縮小して自分が使うディスプレイの壁紙サイズにできること”というのがある。今は UXGA (1600x1200pixels) だが、近いうちにフルハイビジョンな WXGA (1920x1280pixels) 液晶に移行するのは確実だから、1D3 の 3888x2592pixels というのは縦横 50%縮小して WXGA の壁紙サイズになるギリギリの画素数だから、ひとまず満足できる画素数だったりする。

JAL's MD-81 view from Kamifurano hills
JAL's MD-81@上富良野


だからこそ、AI Servo のピント問題については本当に何とかして欲しいと思う。キヤノンへ再び持って行きたいのは山々だが、どういう状況で発生するか完全に説明できない現状では、持って行ってどうにかなるのか?という気はしている。キヤノン自身が原因を?んでいるのか?とも思う。けれど、このままだと正直不安すぎる。

ぶっちゃけ今は AI Servo で撮影する時には「頼むからちゃんと写っていてくれ…」という神頼みしかない。曇り空なら少しは安心だが、ピーカンな状況ではダメもとになる。ISO 感度上げて絞り込んでも話にならないようなピンボケ方をされると対処しようがないしね…

正直、あの D200 の時と若干似たような思いになりつつある面もある。撮った写真を NC で現像しつつ等倍で見て縞々が写っているのを恐れ、写っていた時の落胆。予約して待って待って買ったのに、不安になりつつの撮影。ある意味同じだ。

とはいえ、もはやマウント変更はしようもないし、移れるメーカーもない。D200 の時みたいに、どうしても納得がいかなかったからといって他メーカーへ移転するわけにもいかない。5D と 1D3、行き着くところまで行ってしまったのだから。

そして、その一点を除けば、ほぼパーフェクトなものを自分に提供してくれるカメラではある。

あ、そうそう、1D3 の「高輝度側階調優先」機能は、状況によるが白飛びに対してかなりの効果がある。夏の雲なんかにはピッタリかもしれない。が、マニュアルに記述されているようにアンダー部ノイズが増えるだけでなく、中間域でもカラーノイズが結構増える。増えると言っても機能をオフして撮った場合と比較しての話だし、DPP で目立つだけで他ではそうでもないかと(カメラ内現像 JPEG とか)。

それでもやっぱり、使うのは最小限に留めた方が良いと思える。便利機能的に多用していたが、あとから DPP で現像した JPEG を見ると明らかに中間域からアンダー部にかけてのノイズは増えている。少なくとも私自身は今後は気をつけて、慎重に使うつもりだ。まぁ、反省事項の一つですな。
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巷で話題の、あの問題。私は、信用できない。決して常にダメなのではなく、5D で絶対問題なかった場面なのに、なんでこんなピンボケに…となってしまう。その条件が完全に特定できないからこそ、信用できない。ONESHOT AF だと完璧だし、問題が発生しない時は AF 測距点に関わらず素晴らしいだけに困りもの。

とりあえず、レンズに関わらず、またドライブモードや ISO 感度に依存するものではないのは確認できた。5D の時は、遠くの小さな被写体に合わせようとして、最初の数コマは合焦していなくても、近づいて被写体が大きくなるにつれ、どこかのコマで合焦するようになることがあったが、1D3 では最初に合焦しなければ合焦しないまま最後まで継続される。とにかく最初の1コマ目で合焦してなければ(合焦マークは付く)、AI Servo 継続中の以後のコマでも一切合焦しないままになるのは泣ける。

暗い場面で AF が迷ったり狂ったりするのは諦めもつくが、むしろそういう場面ではジャスピン来まくりなのに、むしろドピーカンの時に発生するから、余計に納得できない。

何よりも AI Servo で撮るような写真は撮り直しがきかないものがほとんどだけに、撮影の後に撮った写真を見て泣きたくなるのは辛すぎる。正直テンション落ちる。
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昨日の夕方、キヤノン西日本修理センターから「調整完了」の電話があったが、午後5時前に電話してきて「今日は5時半までです」と言われても、中之島まで取りに行くのは無理すぎ。深夜なら車を飛ばせば余裕だが、週末の夕方では渋滞でどうにもならない。

ので、取りに行くのは月曜。新宿・銀座・梅田以外は土日休みだから仕方ない(修理センターだしね)。仕方ないけど、せっかくできてるのに2日間お預けというのは、ちょっともどかしい。昨日取りに行けていれば、予定を変えてでも今晩の FC東京戦へ行って再度サッカー撮りを試すことができたのだが。予定より1日早く上がったのは嬉しいが、もうちょい早く電話してくれれば…

Anemone flaccidas in the shadow
(by EOS 5D + EF24-105mm F4L IS USM)


先日少し書いた、β版から使ってきたスポーツカメラマンによる 1D MarkIII の問題点指摘の記事は大反響を巻き起こしているらしく、記事には追記がされている。ま、要はネット上でグダグダ言っても、キヤノンはそういうのにむしろ批判的だから、問題があるなら直接メーカーに言え、それが多くならないとキヤノンは何も認識しない、ということで、至極もっともな話である。

私の場合、サッカー撮りでやたら後ピンになって(今から考えれば AF が抜けた感じそのものだったが)、それがキッカケになって調整に出したわけだが、受付がああいうことになって伝えたいことが伝え切れなかったので、どうなって戻ってくるかは判らないが、使っていて問題があるならとにかく調整に出すべきであろう。

自分自身がサポートエンジニア的な仕事もしていることを考えれば、一式を調整に出してかかる費用は安くないよな…と思うのだが(実際に保証なしだとレンズ1本1万円以上の費用がかかる)、反面50万と言う価格には1年間の調整・修理無料のサポート料金も込みなわけだし、レンズ5本出せば5〜7万かかることを考えれば、保証期間があるうちに何とかしてもらわんとなぁ…と思う。

A small waterfall
(by EOS 5D + EF24-105mm F4L USM)


そんな 1D3 の AF 問題については、にけさんが“被写体の色による AF 誤差の機種間差異”を 5D と 1D3 で比較されています。私もこのことについてはかなり興味があったので、実際に実験していただいて感謝です。

AF特性 1DMarkIII vs 5D (にけログ)

上記記事の実験では、5D より 1D3 の方が色による誤差が大きいことが示されています。先日のサッカーでの被写体は、ガンバは当然青。相手のグランパスは(赤に近い)オレンジ。背景のグラウンドは緑。曇り空で飛行機撮る時より、ズレる条件が揃っていたのかもしれません。

個人的な印象だけですが、AF フレーム領域拡大を有効した際、アシストフレーム側の影響が 5D より 1D3 の方が大きいことも考えれば、AF 測距点の周囲、背景に対して敏感過ぎるアルゴリズムのかもしれません。それが秒 10コマを達成するなかでの AF 速度の向上に起因するなのかどうかも含めて、勝手な推測でしかないのですが…

ともあれ、月曜に戻ってきたら再びチェックしたいところですが、明日の後はホームでの試合は 7/14 のナビスコ杯浦和戦を除けば、1ヶ月半お休み(アジア杯のためJ1自体が中断)。ナイターの季節でもあり、同条件を求めるのは10月以降ということに。

ま、ナイターでもいいから撮りたいのだが、浦和戦はまた激混み満員御礼だろうから(レッズサポは大阪くらい平気で乗り込んでくるしなー)、東京にいる日程次第では来週末駒場へ行くか、それとも中断のないJ2の試合へ行くかするかな。
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何かと思えば、保存ファイル名をカスタム設定にする際、ユーザーが指定する最初の3〜4文字の文字列を空欄にしてしまうと、ファイルは保存されるがカメラでの画像再生ができない、という注意。プログラマー(ないしソフト設計エンジニア)が指定文字列を空欄にするなんてことを想定してなかったんだろうなぁ。きっと、次のファームウェアでは直ることだろう。

キヤノン、EOS-1D Mark IIIのファイル名設定で使用上の注意

それとは関係ないが、DCM 経由で知った↓記事がちょっと気になる。発売前に 1D3 でスポーツ撮影に実戦投入した感想を4月下旬に投稿したカメラマンへ、生産モデルを発売後に使ってみてからの感触について質問に答えている。

An analysis of EOS-1D Mark III autofocus performance

発売前のβ版モデルを使った時に、AF 速度が爆速になったことと低照度の時に AF の効きがよくなったことは良かったと言っていたが、反面「静止しているモノに対してフォーカスがホールドされずにいたり、動体に対しての追従性は抜群とは言えないよ」と指摘した AF の問題は、実際に発売された 1D MarkIII で直ってるか?と聞かれ、そっくりそのままだよ、と答えてる(拙い英語力だから間違えてる可能性大)。主に4つの問題として、

  • 一定の条件下では、最初の AF合焦にもたつく。測距点自動選択モードだと、動いてる被写体に合焦するまで時々3〜5コマかかるし、たまに打ち終える前に合焦しないこともある。

  • 一定の条件下では、動体を完全に追従することができない。被写体の上にAF合焦点がくまなく乗ってる条件で撮ってるのに、二十数コマのうち5〜6コマしか合焦しない。

  • 被写体が止まっているにも関わらず、フォーカスが僅かだがしきりに動いてしまう。一定の条件下では、全コマとも完全にはピントが来ていないかもしれない。これホント。

  • サッカーのようなフィールドスポーツで、多少でも不規則な動きをする被写体を追いかけている時、背景その他へも手前のプレイヤーへもピントが移動するのは極めて迅速。上記3点の問題は AF設定を行っても何も変わらないが、これはカスタムファンクション III-2「AI サーボ時の被写体追従敏感度」の設定が影響を持つ。でも、どう設定しても正しく追従はしてくれないよ(この先読んでね)


ということを挙げ、その後ず〜っと色々、主にスポーツ撮影での(というか AI Servo を中心とした)1D MarkIII での問題点について述べられている。

で、「一定の条件下」って何よ?という質問に対しては、特に明るくて、色温度がwarm(色温度が高いことを意味するのか?)な時は AF性能が石のように落ちる、と答えている。要は天気が良くて、暖かくて美しい日和はダメなんだと。雨が降ってきそうな曇りの晩は良かったと言っている。

でもって、インタビューはこの先延々と続く。まだ私も途中からは斜め読みだけで、全部ちゃんと読んでない(上記のところで約5分の1)。興味ある向きは各自で。

たった一人が話すことではあるが、経験と実績のあるスポーツカメラマンであり、記事の後半にもあるように、キヤノン本社へ来て色々話もしているクラスの人のようだから、参考にならなくはないと思う。

まぁ、最終的には各自がこなすうちで、自分なりの設定と対処方法を身につけて行かねばならないのだけどね。
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昨日のサッカー撮りで 1D3 に付けた EF100-400mm F4.5-5.6L IS USM が後ピンに感じたので、今朝ちょっとテストしてみたのだが、確かに甘いのは事実だが、昨日ほど酷くはないような感じ…

EF100-400チェック画像(5D,1D3)


上の画像は 5D, 1D3 の AF 測距点(中央)付近を等倍で切り出した画像を並べたもので、左 1D MarkIII、右 5D。距離的には昨日のサッカー撮りと同じくらいの先の看板でテスト。1D3, 5D とも 400mm、F5.6 で撮影(ISO とシャッター速度、露出補正は若干違う)。

色々あるので、ごく一部だけを抜き出したため判りづらいが、5D はまぁ仕方ないと思えるレベル。1D3 はそれに比べるとさらに甘いと言うか、それこそ x1.3 に拡大したような画像。元々 EF100-400 のテレ端はかなり甘い画像なのだが、調整してもらって自分的には「とりあえずこれならば仕方ないか」というレベルだが、1D3 はやっぱりちょっとキツい。

でも、昨日のサッカー撮りの時の印象よりはずっとマシで、やはり昨日は別の要因だったのかな…と思い始めていたりする。昨日の何枚かの写真(特にゴールキックのようにカメラを動かさずに固定で撮っていたシーン)をチェックしていると、ピッチの芝目や密集でのピント具合から見て、1〜2m後ピンだったように見えたのだが…

どちらにせよ、一度は一式キヤノンに出してピントを出してもらおうと思っていたから良いキッカケではあるが、今 5D に合ってるのを 1D3 優先で合わしてもらうのも複雑な気分。かといって、ワイド端ではあまり問題がないので、1D3 のピント調整機構を使うのも微妙なところ。悩ましい…

※ここでの話は 5D と 1D MarkIII の比較ではなく、単純に EF100-400 のピント調整の話、というか独り言です。念のため。
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そんなわけで、前の記事にも書いたように、昨日は 1D Mark3 で初めてのサッカー撮り。といっても、今日は今季最多の入場者数で、いつも最後まで空きのある BOX-S と、年パス&スポンサー専用のプラチナシート以外は満員御礼。特に SB 席は立錐の余地もないくらい。

おまけに暑さに負けて試合開始 30分前にスタジアム到着という状況だったから、当然写真を撮るのは諦めていた。まぁ何かのタイミングで少し試し撮り程度できたら嬉しい程度のつもりだった。サッカーに限らず、人様に迷惑かけて写真を撮ることだけは絶対にしたくないし、ガンバの試合は写真よりサッカー見る(ガンバを応援する)のが優先。


(by GR Digital)


そう思っていたのだが、たまたま縦と通路向かいで3席、友達と近所で座れる空きがあったので、通路側の席を確保できた。中段あたりだったが、ゴールラインより内側で、逆側ゴール方面が通路側なので写真を撮れるポジション。すごくラッキーだった。

でまぁ、それなりに写真は撮ったのだが、結論から言えば、あまり良い結果ではなかった。ボディが良くなったことでレンズの欠点(特に AF 速度)も見えてしまったのだが、それ以上に

メートル単位の後ピン


だった。近接撮影ではそんな盛大な後ピンではないのだが(むしろ前ピン気味なくらい)、撮ってる時に何度か液晶画面で見た時からピンが来てなくて悩んでいたんだけど、結論はそういうことでした。

実は、発売日に伊丹で飛行機撮ってる時から、そんな気はしていたのだけど、被写体が飛行機と違って小さいだけに、ピンボケ具合は明らか。とりあえず 1/2 縮小したら見れなくもない写真も多いけれど、いずれにしてもシャッキとしない、これだけの高い機材で出すような写真じゃないだろ〜、という写真ばかり。

それに万博のスタンドからだと、400mm + APS-H で換算 520mm 程度でも全然短いので、あとでトリミングすることを考えたらやはり、等倍でそれなりに見られる写真が欲しい。ということで、これはやっぱり調整行きですな…orz

調整に出したら出したで、5D と 1D3 のどちらに(優先して)合わしてもらうか?という大問題で悩ましいところですが。

ANA's B767-300 approaching in dusk
(by EOS 1D MarkIII + EF100-400mm F4.5-5.6L IS USM)


ただまぁ、その 100-400 ピントズレについては、正直あまり気にしてないです。機材以上に腕がついてこなかったですから。

今まで 5D だと自分の遅さより 5D の方が遅かったり、鈍かったりしたので気にならなかったのですが、1D3 だと自分の反応の悪さが一目瞭然で(判ってはいたものの)凹みますね。

ただ、シャッター消失時間の短さと秒間 10コマの連写は、何よりもの武器で、そして助かります。高速連写は必要な時に一瞬だけですが、やっぱり有り難い。

でも秒間 10コマで“サッカーの一瞬”を撮ってみて思ったのは、1/10 秒のコマでここまで動くのか〜!?ということ。1/500 でも被写体ブレするくらいの動きですから当然でしょうけど、改めて一瞬を切り取るのは難しく、運もあるのだなぁ…と実感。

ま、私の場合は、運のだいぶ前に腕ですけどね。

ともあれ、ようやく(サッカー撮りの)スタートラインに立てることのできるボディを得た、という気はします。そして、ボディが良くなった分、レンズの粗ばかりが気になってしまいます。

100-400 は良いレンズで大好きです。焦点距離にしてはコンパクトに収納できて、焦点距離も使いやすい。暗いけどワイド端側の描写は悪くないし、400mm が一番手軽に扱えるレンズ。だけど…AF は遅いし、テレ端の描写は正直悪い。それをモロに感じさせてくれたボディと言えます。

サッカー撮りに関して言えば、心底記念写真レベルで良いんだけど、でもまぁもうちょっと良く撮りたいと思う。もうちょっと、もうちょっとと思ってると、328 以外の選択肢がなくなりつつあるんだけど…orz
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そうそう、昨日キヤノンの SC へローパス清掃に行った時、買ってきました。

1D MarkIII 拡張システム端子キャップ
中身見えないけど、1D MarkIII 拡張システム端子のキャップ


SC にも、そうそう在庫はないようだったので1つだけ。\105。勝手に外れないように、今度はグッと固く締め込みました。

あと、SC でちょっと実感することがありました。詳しくは言いませんが…
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