これは良いね。今までの経路探索サービスでも検索条件を考えたり、それでも一定距離・時間以上の場合には特急・新幹線を使う結果しか出ない場合には分割検索したり、そういう工夫で検索はしてきたけれど、そんな面倒なしにサクッと青春18用の経路探索が出てくるのは便利。今までは違う経路探索サービスを使っていたが、PC 上ではジョルダンも試してみるかな(→結果は今イチ。理由は後述)。

経路探索サービスは PC、携帯ともたくさんのサービスがあるけれど、個人的に使っているのは携帯では NAVITIME。503 だったか 504 だったか、そのくらいの頃に使い始めた時はまだまだマイナーな存在で、i-mode メニューの順序も低かったのに、今じゃすっかりメジャーになって、やたら宣伝はしてるし、au のサービスにがっちり食い込んだりしていて隔世の感を禁じ得ない。

当時使い始めたキッカケは、電車と道路情報が別々じゃなく一緒になってることや統合検索、地図との連動など、当時としては新しいものを目指していて面白いと思ったからで、やっぱり世の中はその流れになって、NAVITIME は先駆者としてメジャーにのし上がったのだけど、でも PC 版サイトは未だに使い勝手も良くないし、重い。

経路探索サービスはサクッと検索できるかどうかが命だから、NAVITIME は PC版と携帯版の連動による携帯で NAVITIME を使うための補助としてのみ使い、PC 上でメインで使ってるのは駅探(駅前探検倶楽部)。ぶっちゃけ、なんで駅探使ってるかというと、なんとなくでしかない。NAVITIME を使う前から長く使っていて、検索の癖も分かっているからというのもある。

正直どこの経路探索サービスでも良いんだけど(携帯での NAVITIME は別)、それぞれに独特の癖があるので、それに慣れてないと実際との微妙な食い違いも出てくるしね。乗り換え時は各社扱いが違うし、検索条件を同じような優先度合いにしても、違う結果が出てくる。特に乗り換えに関しては、

乗り換えできるかどうかを現実に則して判定しているか?


というのがあって、これが自分的に選ぶ際の大きなポイント。乗り換えに際して、

  • 設定された乗り換え所要時間を元に、単純に乗り換え可能かどうかを計算しているか?

  • 実際に乗り換え可能かどうかを判定に加えているか?


の違いがある。例えば、乗り継ぐ電車が到着ホームの向かいにいて、1分でも十分乗り継ぎできる(というか鉄道会社側が便宜を図っている)のに、単純に乗り換え時間を算出して乗り換え不能にしているような場合が前者。実際に則してるのが後者。

昔はどこも前者で機械的な判定だったが、その後ちゃんと後者を考慮するところが増えてきたのだが、未だに前者のままのところも多い。で、ジョルダンを試してみると…ダメじゃん。機械的乗り換え判定しかしてない。乗り継げるところが乗り継げない(判定場所は自分がたまに使う都内と関西圏の2箇所で判定してる)。

というわけで、せっかく久しぶりにジョルダンを試してみたんだけど、メインで使うことはないな。青春18検索だけは有難く使わせてもらおう。経路探索サービスもこれだけあるんだから、まず精度第一だしね。

【追記】

もうちょっとジョルダンを試していたけど、乗り換え時の機械判定だけでなく、途中駅を指定できないじゃん…使えなさすぎ。おまけに suggest の挙動がブラウザによってはおかしい。もうちょっと頑張ってくれないと、これでは使えんだろう…>ジョルダン

青春18検索も NAVITIME で条件設定する方がずっと実用的だ


「青春18きっぷ」向けの路線検索、ジョルダンがβサイトで公開中
乗換案内 ジョルダン βバージョン