Tedious diary more x4

写真日記ブログを合流させて完全に雑記ブログ化しました(>_<)

タグ:電子書籍

それなりに電子書籍を購入してきて、すっかり新刊は電子書籍一択、読んでみて外しても中古本屋へ売れないリスクはあっても電子書籍の便利さに依存している私ですが、

文字ものの電子書籍を読むなら電子インク端末でしょ!


という思いもずっと変わりません。

雑誌などカラーで大型判の書籍なら 10インチクラスの液晶タブレットに限りますし、電子インク端末に対応している電子書籍ストアが今は実質 Kindle と Kobo しかないため、他のストアで買った電子書籍はスマホやタブレットで読みますが、目の負担や読み易さを考えると液晶端末は“仕方なく”読んでる感じ。

このあたりの感じ方は人それぞれですが、今は亡き SONY Reader 初代モデルで電子インク端末に触れてから、SONY Reader と Kindle 端末を使い続けてきました。


(Paperwhite は父の日に絡めて、またセール中)


(SONY Readerは販売完了品なのでボッタクリ価格に…)


SONY Reader はT1, T3 と、Kindle は日本未発売(もちろん日本語非対応)の Kindle 第4世代から Paperwhite シリーズの3世代(2012, 2013, 2015)を使い続けてきました。

Paperwhite 2015 では解像度もアップしてコミックもそこそこ読めるようになり、特にマンガモデル発売時のファームウェア・アップデートで使い勝手も少しマシになって、(メニュー周りのモッサリ以外は)それなりに満足して使っています :-)

本音を言うと、Voyager が発売された時にかなり惹かれつつも購入に踏み切れなかったのは今でも後悔していて、たまに「今さらでも良いから Voyager 買うかな?」と思うのですが、

Voyager は全く割引セールしないからモデルチェンジはまだまだなさそうだし、Paperwhite はマンガモデル追加があったとはいえ、前モデルから2年経って、そろそろ新モデルがあってもおかしくないしなあ


という頃合い。

ということで、北米の情報サイトで Kindle 電子インク端末新モデルの噂がないかどうか調べてみました。

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1ヶ月くらい前の話ですが、とあるブログの「電子書籍の購入は作家の応援にならない」という記事が話題になっていました。現役編集者に聞いて「電子書籍は紙の副産物でしかなく評価の対象にならない、紙書籍の初動売り上げが全て」的な内容でした。

元ネタの記事は本当に編集者に聞いたのか真偽不明の怪しさもあったり、現役作家、編集者の反論もあってか、煽っておいてしばらくしたのちに反論記事を同じく掲載するなど、いささか炎上商法っぽさがあるので元記事のブログへのリンクは貼りません。

ただ、ラノベ作家が Twitter で同じようなことを呟いたりしているので、
  • 一定の地位を確保した作家、漫画家でもない限り、(初巻の)初版売り上げが運命を握る
  • 電子書籍の売り上げなんて作品の継続(打ち切り)に影響を与えない

というのが、一般的な話のように拡がっているようです。(どう考えても出版社やジャンル、編集部その他によって千差万別だと思うのですが)

現役編集者「電子書籍の購入は作家の応援にならない」に対する反応 - Togetterまとめ
電子書籍の購入は作家の応援にならない?2/6更新 - NAVER まとめ

個人的に東京在住時には数社の出版社とも仕事をさせていただいたこともありますが、お客様は専門色の強い零細出版社ばかりで、こういった初動売り上げで重版が云々という世界を垣間見ることもなく、そのあたりは全く分かりません。

とはいえ、

講談社、ミリオンセラー無き増益 デジタルで稼ぐ  :日本経済新聞

こういったようなニュースもあるくらいですから、少なくとも大手、準大手クラスの出版社(の経営に関わる人たち)が今尚電子の売り上げを気にしてない、なんてことはないでしょう。

もちろん、国内の電子書籍というのはコミックの電子比率が大きく伸びているという状況であり(移動しながら書いてるので統計データーは自分でググって探してちょ)、ジャンル的に偏りがあるのは事実ですから、一般文芸などでは電子書籍の売り上げなんてスルーする編集者もいるでしょう。(電子書籍は出したくない作家、漫画家もいるし)

ただ、コミックやラノベなどの若年層から中年層がメインカスタマーのジャンルはそんなことを言っていられないように思いますし、何よりも

たとえ「電子書籍の購入は作家の応援にならない」としても
普通の買い手がそんなことまで気にするとかないわー


アホか、って感じですね。


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先週の記事で「iPhone 6s Plus のような大画面スマホを実際に使ってみて、スマホの大画面化で(小型)タブレットが売れなくなったのも実感できたわ」という話を書きました。

iPhone 6s Plusをしばらく使ってきて「スマホが大型化してタブレットが売れなくなるのも判るわ」と実感する昨今

上記記事では「5.5インチの大画面スマホにしたことで、使い方が広がった」と書きました。例として、
  • 写真を見せる、地図を示して説明するといった時に、タブレットを出さずスマホで良いかと思える画面サイズ
  • カーナビとして実用的に使える画面サイズ&大きすぎない適度なサイズ
  • 電子書籍で文庫本を読む感覚にちょうど良い感じ

ということを挙げました。

また、

画面がここまでデカくなるとタブレットでなくても
スマホでもやろうと思えることが増えた


ということも実際あって、実際に
  • 外部キーボードを使ったテキスト入力系の作業
  • Lightoom mobile を使った画像取捨選択やパソコンでの編集作業の事前処理
  • iPhone で撮影した動画の簡単な編集作業(iMovie)

といった作業も、やっとこの画面サイズになってやる気になったかな、というのがあります。

今回はそのあたりについて具体的に少々。


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先週 Amazon の総帥ジェフ・ベゾス氏が「来週、全く新しいハイエンド Kindle を出しますよ」とツイートしたり、中国のオンラインショップが発売前にポロリしたりして、既にだいぶ前評判が高まっていた Kindle の新電子インク端末。



ポロリで明らかになっていた通り、名前は「Kindle Oasis」。中身は Kindle Voyager や Kindle Paperwhite 2015 と同様ながら、超軽量かつ極薄ボディながら、少し厚みのある持ち手部分(ページ送りスイッチ付き)のある特徴的なデザイン

とにかく何と言っても、

フロントライト付き端末で 131g の超絶な軽さ


は衝撃的です。

そしてもう一つ、

驚きの価格 35,980円!


もなかなかにインパクトあります。

いや〜、ベゾス氏のツイートや Voyager の後継機ではないことから Voyager より高くなるのは想像が付いていましたが、電子インク端末もこのくらいの値をつけるようになりましたか〜、という衝撃はありますね。

KindleOasis_Release1


Amazon も本国ではこのところ自社サービス関連は値上げの嵐(いつ日本の Amazon プライム会員費が爆上げされるか…)だったり、高付加価値路線に舵を切ろうとしてる感があるので、そういう意味では驚くに当たらないですし、

仕様を見れば高いのも納得の出来


でもあります。

標準モデルの Kindle Paperwhite 2015 や従来のハイエンドモデル Voyager と比べても、次の点は圧倒的です。

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アメリカ本国のみならず、イギリス、ドイツ、フランスなどでもサービスが開始されていた「kindle owners' lending library」が日本でも「Kindleオーナー ライブラリー」としてスタートしました。

Amazon.co.jp: Kindleオーナー ライブラリー

このサービスはどういうことかというと、

  • Amazon プライム会員である

  • Kindle 端末(Kindle Paperwhite や Fire 系端末)を持っている
    (Kindle アプリでしか読んでない人は対象外)


この条件に該当する人が

Kindleオーナー ライブラリー対象タイトルの電子書籍を
毎月1冊、無料レンタルできる


というもの。Amazon / Kindle のお得意様向けの、ちょっとした還元サービスということですね。


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昨年末から始まった au スマートフォン向けの電子書籍ストア「au ブックパス」。売りは一定の書籍、コミックが読み放題になるという謳い文句の「読み放題プラン」。

さらにその「読み放題プラン」は、「au スマートパス」契約者ならこの春まで無料…だったのが、今月7月末日まで無料になっています。

で、私も iPhone 対応になった春先から試していましたが、

読み放題といっても、多少の書籍は殆どシリーズ1巻が読めるだけ


であり、「やっぱり、安くて旨い話なんてないよなー」でありました。

「au ブックパス」が始まった時、どこかの提灯ライターが「au ブックパスは電子書籍界の hulu だ」などと寝言を宣っていましたが、アホすぎでしたね。同列どころか比較するのさえ、hulu に失礼。

hulu は非常に多くの環境、端末に対応していますが、「au ブックパス」はあくまで au とのスマートフォン契約があってこそ。何が嬉しゅうて、電子書籍を買っても電話の契約を他キャリアに変えたらサヨナラになるようなストアでコンテンツを買わなきゃならないのか…であります。

もっとも、読み放題プランは“有料レンタル”みたいなものですから、内容が充実していたら月額 580円くらいは…と思っていましたが、シリーズ1巻だけ、古い雑誌が読めるだけ、という

読み放題プランというより、有料の立ち読みプラン


といった方が正確な内容。

auBookPass_Cancel10


もちろん、au も商売ですので1巻だけ無料で読ませて餌釣っといて、2巻以降は単品を買わせるという商売なのでしょうが、前述のとおり、au のスマートフォンを使っていないと買ったものが消えるような電子書籍ストアは no thank you です。

ですので、今月末の「au スマートパス」対象者の無料期間が過ぎたら解約するつもりでした。

が、そこへ大量解約を防ぐためか打ち出してきたのが、ブックパス読み放題プランにおける雑誌ラインナップの大幅拡充施策。

「ブックパス」の読み放題プランにおける雑誌ラインアップの拡充について〜電子書籍読み放題サービス最大規模の全75誌をラインアップ!〜

「おおっ!?来月からサカダイ(週刊サッカーダイジェスト)が月額 580円で読めるなら継続しちゃおうかな…」

なんて思ったのですが、よくよく考えてみれば、そんな旨い話があるわけがない。今月から既に読み放題プランの雑誌拡充は始まっていますが、従来からの読み放題プラン対象の雑誌をみてみると、

古雑誌を読み放題プラン(笑)


でした。

そのことも含めて、以下の理由で「au ブックパス」は余裕で捨て捨てでした。

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まぁ今さらという感じもしますが、昨年末から噂があったように、iBookStore 日本版がどうやら開店の運びのようです。

iBooks アプリを起動して右上の「Store」をタップすると…

iBooksStoreStart1


と、ここまでは従来と何も変わっていないのですが、画面下の「ランキング」欄をタップすると

iBooksStoreStart2


有料書籍ランキングに日本語書籍が登場しています。

記事執筆時点のランキングをみてみると…


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百巻以上あるファンタジー大河小説「グイン・サーガ」が全て電子書籍化されたのを記念して行われていた、各電子書籍ストアでの半額セール。当初は昨年末までだったのが延長されましたが、本日が最終日となっています。

Amazon.co.jp: Kindleストア: 「グイン・サーガ」全巻半額キャンペーン
電子書籍 > 「グイン・サーガ」による検索結果: 紀伊國屋書店BookWeb
グイン・サーガの検索結果|Reader™ Store|ソニー
電子書籍ストア BookLive! - 『グイン・サーガ』特集

正編 130巻、外伝 22巻と大量にありますから、通常 400/420円が 200/210円というのはかなりお得なのは事実ですので、興味ある方は今日中に考えた方が良いと思います。

ただ、以前の記事にも書いたように、まったく完結も何もなく話の途中で途切れて終わりです(作者死去のため)。

当初は100巻で完結という謳い文句だったものの、作者が途中から完結などを考えてもないようなフシがありますし、作者が病をかかってからも同じような感じで、サクッと全く話の途中で途切れて終わってます。

そのため、膨大なコストと費用をかけても全く良い読後感は得られませんし、途中では心底酷い内容になっているので、「読みたかったら図書館で借りるか、古本屋で買ってきた方がええと思うよ」と言いたくなるのですが、巻数が多いと便利なのが電子書籍でもありますので…


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年末年始のお休みも今日で終わりの方が多く、明日からは日常が再開されるということですが、ネットストアで行われていた年末年始セール・キャンペーンの類いも今日が終わりというところが多いので、チェックし忘れにはご注意いただきたいと思います :)

さて、先日 Kindle Paperwhite を買った友人から「ハリー・ポッターの電子書籍 ePub ファイルを Kindle で読む方法が判らん。calibre というソフトでやっても読めない」というヘルプがありました。

実質的に自社フォーマットしかまともに表示できない Kindle Paperwhite で他形式のファイルを読むようにするには、calibre というソフトを使うのが一般的です。このあたりは以前の記事に詳述しました。

PDF も自炊ファイル(CBZ) も Kindle Paperwhite で読むなら全部変換してから入れるべき話と方法

また、メルマガなどの ePub ファイルをいつでもパソコンなしで、お手軽にどんどん変換して Kindle Paperwhite に送り込みたい時の方法として、以下のような記事も書きました。

クラウドサービスを利用して Kindle へ ePub ファイルを自動変換して送り込む方法

関連記事としては

GoodReader を使ってファイルをダウンロード保存したり、クラウドへアップロードする方法
毎朝届く。後で読む Instapaper に送った記事をまとめて Kindle(や iPhone/Android)へ自動送信する

といった話題もあります。

calibre でも ePub を簡単に Kindle 形式のファイル(mobi, azw3)に変換できますし、ハリー・ポッターの電子書籍は DRM(プロテクト)のない epub なので、calibre ですんなり変換できても良いはずなのですが、実際には上手く変換されません。

私もハリー・ポッターの電子書籍は一冊だけ持っているので、Kindle Paperwhite 購入直後に calibre で変換したのですが、できませんでした。

そして結局、Amazon が提供する変換ソフト KindleGen を使うことで、ハリー・ポッターの電子書籍も Kindle Paperwhite で読めるようになりました。

ので、以下 KindleGen の使い方も含めて、ハリー・ポッターの電子書籍を Kindle Poperwhite で読む方法を簡単に記しておきます。

Mac上での作業手順を示しますが、Windows / Linux でも基本的な部分は同じです。


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【2012/12/31 追記】久しぶりにキャンペーンページを確認したところ、2012年12月31日までの半額セール期間が 2013年1月15日まで延長されていました。

本編・外伝合わせて 150巻以上刊行されたファンタジー大河小説「グイン・サーガ」が全巻電子書籍化され、それを記念して各電子書籍ストアで1冊 200/210円でセールされています。期限が明記されていないストアもありますが、一応年末が目処のようです。

Kindle ストアでもキャンペーンバナーが貼られ、トップセラーのあちこちにグイン・サーガが顔を出しています。

GuinSaga_Ebook01
(当初は上記のように 12月31日まででしたが、1月15日までに延長されました)


ぶっちゃけ中古本屋へ行けば、一冊100円で売られていたり、一定の巻数まとめてのセットなら一冊50円くらいで売ってるところも少なくないと思います。馬鹿みたいに巻数があって中古本屋も場所を取るばかりのせいか、買い取りしてくれない店が多い、値段がつかない本としても有名でした。

ただ、巻数だけは多いシリーズですので、今から買う場合には紙書籍より電子書籍の方が場所を取らなくて良いとは思います。そして、それなら200/210円と安い時に買うのが良いかもしれません。率直に言って

今さら 150巻以上も定価で買うような本ちゃうでしょ


と思いますしね。

なにせ

150巻以上刊行しておいて未完のまま作者死去で尻切れトンボ


ですからね。作者に完結するつもりがあったかどうか疑わしいですけど。

当初の頃の、100巻完結を目指すというフレコミに惹かれて買いはじめて、150巻以上付き合って完結どころか山ほど敷いた伏線を放ったらかしまくりの未完で終わらされた読者から言わせれば騙されたも同然ですわ。

そんなわけで、グイン・サーガについてチラシの裏に少し書きたいので書かせてもらいます。


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