Tedious diary more x4

写真日記ブログを合流させて完全に雑記ブログ化しました(>_<)

タグ:電子書籍リーダー

先週末に軽く記した BMAX I8 という 7.9インチ画面の激安小型タブレットのファーストインプレッションの続きです。

前回は本製品購入に至るまでの懸念と、それを踏まえても買ってみるかと思い直したレビュー記事を紹介して、少し使ってきての結論を先に述べました。今回は半月ほど使ってきて感じたことを箇条書きでアレコレ記しておきます。

Poorman's iPad mini?? サクサクを求めず電子書籍閲覧限定で妥協すればコスパ文句なし、画面縦横比4:3の激安中華小型タブレット BMAX I8 ファーストインプレ【前編】

今年のゴールデンウィークは直前に切った貼ったがあって、術後は仰向けになれず変な姿勢が続いたことで腰がぶっ壊れてベッドで横向きになって寝モバしてるしかない時間も多かったわけですが、その際いま使っているヘッドサイド/寝モバ端末 (MediaPad M5 Lite) の動作の重さが嫌になって注文したのが、コレ⬇️(本製品も大概モッサリですけど)



Amazon に掃いて捨てるほどある激安中華タブレットの一つであり、中華系ガジェット商品にありがちな

「普通やらないスペックの謳い文句で誤認させようとする」
「嘘は言っていないが隠すところはできるだけ隠す」

的なところは本製品の商品ページにもあって、見かけた時に一度は欲しいものリストに入れたものの、この手の激安中華端末に手を出して安物買いの何とやらになるのは過去に失敗を重ねてきたので😅自重スルーしていました。

ところが先週末の記事にも書いたとおり、PC Watch で電子書籍端末系レビュワーとして信頼できるライターさんがレビューした記事⬇️を読んで、

お値段 1万円ちょいだし、これならダメ元で試してみる価値はあるか……


と見直して購入に踏み切った次第。

【山口真弘の電子書籍タッチアンドトライ】1万円台で解像度はiPad miniと同レベル。7.9型Androidタブレット「MaxPad I8」を試す - PC Watch

製品の細かな特徴や iPad mini との比較については上記記事を読めば分かると思いますが、

「8インチクラスの小型タブレットで、尚且つ画面比率 4:3 の高解像度ディスプレイ搭載」

という iPad mini 以外ではあまり見ないスペック(iPad mini は前世代から 4:3 より若干縦長に変更済み)で、1万円台前半という激安価格なのが本製品の特長。



厚みと質感は段違いですが、サイズ、重量感もかなり似せたスペックなので、まさに

プアマンズ iPad mini


という路線で製品開発、販売されているのは間違いないところでしょう。

ただ、激安中華タブレットの例に漏れず、

低性能モッサリくん


であり、そこは値段なりです。プアマンズ iPad mini かもしれませんが、間違っても iPad mini と肩を並べて比較するのには無理があります(と言いながら比較するんですけどね)。

ただ、画面縦横比 4:3 の高解像度ディスプレイの品質は1万円強でコレなら文句なしレベルであり、

まったり電子書籍用なら悪くない


です。私の場合、寝モバの電子書籍リーダーとして購入したので(後述する難点はあっても)こりゃダメだとはなりませんでした。

ただ、先週末の記事にも書いたとおり、タブレット利用目的で大きな割合を占める動画ビューワーとして使う場合には

映画やドラマ視聴には向かない


ので(理由は後述)、小型タブレットで電子書籍以外でもそういった利用を考えている人は素直に iPad mini なり、Lenovo Legion Tab Gen 3 なりをどうぞ、と私は思います。ただ、そこらの Youtube 動画程度なら問題ないことが多い気がします。

ウェブ閲覧や SNS 利用も可能ではありますが、現状でもメモリ不足によるモッサリ感はあるので、それなりに(値段なりの)覚悟は必要です。サクサク使いたいとか長く使うつもりならやめといた方が良いです。画面解像度が iPad mini 並みだからと言って、iPad mini と同じレベルで快適に見られるかどうかは全く別問題です。



という結論を先週末の記事で既に書いているわけですが、今回は2週間ほど使ってきた間に気づいたことのメモ書きを以下に列挙しておきたいと思います。

普段、第6世代 iPad mini を常用しているので Poorman's iPad mini としての比較を、またベッドサイド/寝モバ端末としては5年前に買ったメモリ 3GB しかない(仮想記憶も非対応時代の)MediaPad M5 Lite を使っている中での個人的感想、比較となります。

なお、本製品 BMAX I8 はカバーや画面保護シートの類を一切使用していない裸利用における感想となります(持ち出し利用は考えていない、ベッドサイド用端末なので今後もそれらを使う予定はありません)。



続きを読む
    このエントリーをはてなブックマークに追加

先日、亡くなった父親が生前遺していた資料を探している時、謎の段ボール箱があって開いてみたら、私自身が大昔に使っていた様々なモバイルデバイスやミニ PC の墓場箱でした😓それこそ Zaurus や Palm、WinCE 機(Pocket PC 含む)などなど……

インターネット老人会向けのネタが段ボール箱の中に色々入っていたわけですが、タブレットも初代 Galaxy Tab や初代 iPad というメジャー製品の始祖から、ACER のタブレット PC というマイナー製品まで入っていて、タブレットも結構無駄に買ってきたなぁ、無駄遣いしたなぁ、と少々反省もしました。

という中なのに、また新しいタブレットを買ってしまいました。BMAX I8 という Amazon に腐るほど撒き散らされている中華激安タブレットの一つ。

なので、購入理由とファーストインプレッションを、購入のキッカケになったレビュー記事の紹介とともに、その記事で触れられていなかった部分を中心に記しておこうと思います。



「BMAX と言えば国内の名門レーシングチームだろ?」などとモースポヲタにしか通用しない戯言はともかくとして、本製品の特徴は、
  • タブレット市場ではどちらかと言えばマイナーな 8インチクラスの小型タブレットで、尚且つ高解像度ディスプレイという iPad mini 以外では希少なスペック
  • iPad mini の画面縦横比に近い 4:3 比率という Android タブレット製品ではレアな画面比率
  • セール時はもちろん、セール時じゃなくても割引クーポンで1万円ちょっとという激安価格

というもの。⬆️Amazon の製品ページのトップ画像を見て分かるように、完全に iPad mini を意識した製品です。iPad mini は1つ前の第6世代より伝統の 4:3 比率から若干縦長になりましたが、16:9 に近い縦長画面の多い小型タブレットの中では少数派、Android タブレットでは異色とも言えます。

厚みと質感は段違いですが、サイズ、重量感もかなり似せたスペックなので、

プアマンズ iPad mini


という路線で製品開発、販売されているのは間違いないところでしょう。



4:3 画面比率はボディ横幅が大きくなりがちなので、縦持ちする時のホールディング性は落ちますし、動画視聴における黒枠(無駄部分)も大きくなり、タブレットユーザーに多い「ウェブと動画(とゲーム)」目的には決して適した画面比率とは言えません。

ですが、

画面縦横比 4:3 は電子書籍に最適


であり、コミックや写真の多い書籍などテキストリフローができない(ページ毎に画像化した)電子書籍はちょうどいい塩梅に無駄なく画面に収まってくれて、スマホ含めた縦長画面と比べると同じ画面サイズでも圧倒的に大きく表示できるので、電子書籍が見やすい画面端末になります。

小説やエッセイなどリフロー可能なテキストもの書籍でも(横画面だと)本来の紙書籍に近い感覚で読めるので、「本と言えば紙の本だろ」という古い感覚が染みついた世代にとっては縦長スマホで読むより自然に感じられる人が多いでしょう。

そういう意味では激安価格と相まって

電子書籍向け小型タブレットとして
iPad miniとは別の選択肢(≠対抗馬)


とも言えます。

ただ、間違っても iPad mini のライバルというレベルの製品ではありません。価格からしても、それは無理です。本製品は(ディスプレイを除いて)値段ゆえの低スペックですから、それに伴う良し悪しを判った上で割り切って使う製品です。

私の場合は、主に電子書籍読書の利用が多い寝モバ/ベッドサイド端末 (MediaPad M5 Lite) の買い替え用であり、本製品での動画視聴やネットブラウジングの多用は考えていなかったのですが、そういう割り切りがないと全く薦められない製品です。

BMAX_I8_04

また、Amazon に氾濫する中華製品の常として、見出しに書かれたスペックや売り文句には罠があります。嘘は言ってないが誤解を前提とした文言というのは常套句なので、そこを如何に事前に把握して判断する、割り切って買う必要があります。

本製品についても、詳しく製品ページを見て回れば「その書き方はないやろ」というのはありますし、ちょっと使ってみれば製品ページの文言の罠が、以下のように幾つも見つかります



続きを読む
    このエントリーをはてなブックマークに追加

未明から iOS 8 で話題持ち切りの中ではありますが、このタイミングで Amazon が Kindle 端末をリニューアルしました。ほぼ、毎年9〜10月にモデルチェンジするので定期的な更新ですが、今回の目玉は


9,980円の 6インチ小型タブレット「fire HD6」





高解像度化された「Kindle Vovage」


の2端末。ちなみにタブレットの方からは全て「Kindle」の文字が外れていて、「fire 何たら」のみになっています。

で、fire HD6 の方は安さをひたすら目指した端末であり、いま何枚もタブレットを持っている私としては別にどうでも良くて(6インチクラスのタブレットは欲しいが、コレじゃない)、悩むは「Kindle Vovage」。


続きを読む
    このエントリーをはてなブックマークに追加

ファーストインプレ前編記事では Kindle Paperwhite の新型 2013年モデルが到着後にセットアップ&半日使ってみた第一印象として

  • 端末外観や持った感じは(残念ながら)何も変わらないまま

  • モッサリ感は随分解消されて、ストレスを感じずに読めるようになった

  • 画面背景の白色の色温度が随分と変わった


という3点と述べました。大きな変化は、上記の後者2点と内蔵ストレージの倍増だけ、という印象は数日使った今でも変わりません。

新型 Kindle Paperwhite は初代モデルとサイズや重さが殆ど変わっておらず、サイズ・重量で体感できる差は皆無です。つまり

他社電子書籍端末に比べて、デカい・厚い・重いまま


新型 SONY Reader や kobo glo などと比べると明らかに重くデカく、持ちやすさでは劣ります。

(新型 SONY Reader PRS-T3 はカバー付けて Kindle Paperwhite 同程度の重さ、厚さですが、実際に持ってみるとカバー付き PRS-T3 の方がずっと持ちやすく感じられます)

KindlePaperwhite2013_30
(ぱっと見で初代・二代目を区別できるのは、画面背景色の白の違いくらい。
初代モデルを知人に譲る時に何度も確認したくらい外観の差はない)

KindlePaperwhite2013_33
(外観で唯一違うのが背面。初代モデルは目立たない「Kindle」だったのが
2013年モデルでは初代より目立つ感じで「Amazon」。ダサくなった…)


国内モデルだけはストレージ倍増になりましたが、相変わらず(Nexus と同じく)メモリーカードスロットはないですし、スペックだけ見ればもっと安売りしてもいいかもねぇ、と思うくらいです。

細かい追加機能は色々あるものの、ざっくり言って

体感できる改善点は内蔵ストレージ倍増とレスポンスの高速化のみ


と言っても良い程度であり、小説などテキストものを読んでいる限りは劇的に使い勝手が上がったというほどではないと感じます(電子インク端末でコミックばかり読むという奇特な人は別)。

コミックも読む人間にとっては(ストレージ倍増+レスポンス向上で)買い換えた価値がなかったとは全く思いませんが、今回は別に買い換えなくても後悔はしないだろうなぁ、というのもまた本音ではあります :-)

以下、気になる各点についての個人的な印象と、最後にトータルの印象を率直に書いてみます。


続きを読む
    このエントリーをはてなブックマークに追加

今回の新型 Kindle Paperwhite は、11月30日までに購入すると 1,980円分のクーポン(電子書籍購入に充当できる)がもらえるキャンペーンが行われています。

私自身それが予約購入に踏み切った理由の一つだったのですが(端末価格が実質8千円弱になるので)、購入後にクーポンが付与されていない人がいるようで、発売日にその旨の Amazon からメールが来たのですが、友人知人の中にも対象者がいたようです。

KindlePaperwhite2013_34


クーポンが付与された場合にはその旨のメールが来るようで、私の場合は新型 Kindle Paperwhite 発送のメールと同時に到着していたのですが、そのメールが来ていない人はクーポン付与がまだのようです。

ちなみに今回のキャンペーンで付与されるクーポンは、Amazon ポイントやギフト券と違って付与の有無や残額を Amazon アカウントサービスの画面で見ることができません。実際に電子書籍を購入してみて初めて、クーポンで割引されていることが判ります。

KindlePaperwhite2013_21


このあたり Amazon / Kindle ストアの不親切な点でありますが、リアル書店をなぎ倒しつつこの世を横臥する Amazon も便利な点ばかりではありませんし、特に

Kindle は他の電子書籍ストアと比べて劣ってる点も少なくない


のが実情です。

特に

Kindle ストアの書籍管理機能は最低


といってもいいくらい。

世の中、Amazon アフィリエイト狙いで Kindle ストアの書籍を紹介するブログはやたら多いし(メディア系ブログでもやってるくらい)、私も幾つかは見て参考にさせてもらうこともあるわけですが、盛んに持ち上げるほど Kindle ストアも Kindle 端末もバラ色満足なもんじゃねえよ、と常々感じています。

そんな「Kindle ストアは他に比べて不便すぎて困る」点の最たるものが書籍管理なわけですが、そのダメさ加減が直撃するのが新しい端末を購入した時の書籍移行。

新しい Paperwhite を購入した今回もそうですし、新しいスマートフォン/タブレットを購入して Kindle アプリを入れた時も同じ。

今回は新型 Kindle Paperwhite 購入にあたって一番苦労した、初代モデルに入れていた書籍を新モデルに移行する(ダウンロードし直す)面倒さについて触れておきたいと思います。ホント、

新型 Paperwhite 購入で一番インパクトのあった出来事


です。新型の良さを実感する前に面倒さ百倍。

Kindle での購入書籍数、パーソナルドキュメント数が多いと、新端末購入も楽じゃありませんし、新たに Kindle Paperwhite を購入すると言うことは長く Kindle と付き合っていくことになりますから、Kindle ストアのダメな点とも付き合っていく必要があります…


続きを読む
    このエントリーをはてなブックマークに追加

先月、Nexus 7 を初代 2012年モデルから今年の新モデルに買い換えたことは前回記事も含めて、この一ヶ月書いてきたとおりですが、電子書籍端末として Nexus 7 とともに愛用している Kindle Paperwhite も先月新型の発表がありました。

小改良の新型 Kindle Paperwhite、米国で発表! 〜紙書籍に電子書籍が無料or安価購入できる Kindle MatchBook も
新型 Kindle Paperwhite、日本向けも発表!ストレージ4GB仕様で 9,980円+2千円のクーポン付の大盤振る舞い!10月22日発売

発表直後から買い換えを検討していた Nexus 7 と違い、当初米国発表時には余裕でスルーの予定でした。

なにせ、SONY Reader、Kobo glo と比べた時の

Kindle Paperwhite 一番の欠点と感じる重さ大きさが殆ど変わらない


わけで、正直ガッカリでした。この点は今でも新型 Kindle Paperwhite 最大の残念な点です。

確かに電子インク周りは多少進化したかも知れませんが、フロントライトを搭載した初代 Paperwhite のような画期的さはありませんし、重さもサイズも変わらないとなれば、「これは1万円出して買い換えるまでには至らない、今年はスルーで」が結論でした。

それが予約して買い換える気になったのは、

日本向けモデル限定でストレージ倍増 4GB、ポイントバック2千円弱


という日本限定の大盤振る舞いがあったため。これに尽きます。

Kindle は(Nexus と同じく)他の電子書籍端末と違ってメモリーカードスロットを用意していません。そのくせ内蔵メモリ 2GB だと、テキストものだけならともかく、コミックをちょっと入れると一杯になってしまいます。

(コミックを電子インクで見ると細かい部分やグラデーションの描写に難がありますし、毎ページのリフレッシュが鬱陶しいのですが、何巻も続けて読んでも液晶端末ほど疲れないというメリットがあります。個人的にも気に入ってます)

それゆえ、米国発表時に内蔵ストレージが 2GB のままだったのもガッカリポイントの一つ、「今年はスルー」の要因でしたが、日本向けモデルでは独自にメモリ倍増にした上で思い切ったディスカウントもされています。

米国で $139 のモデルをメモリ倍増して上で、日本では実質8千円弱


となると、やたら魅力的に見えてしまいます。明らかに特売り状態。日本向けモデルは代わりに何かあるんじゃないの?と思わせるディスカウントです。

結局そのディスカウントに釣られて新型 Kindle Paperwhite を購入してしまったわけですが、手元に届く前は

「米国と比べた大幅安売りに釣られて買っちゃったけど、結局のところ内蔵ストレージ倍増だけだよなぁ」

という感じでした。

電子インクの進化、特にリフレッシュ頻度の軽減は電子書籍専用端末を使う上での大きなストレス削減となるわけですし、操作レスポンスも良くなっているとはいえ、従来の Kindle のトロさも含めて慣れてしまったゆえに、大きな改善点としてはメモリ倍増だけだろうと思っていました。

が、本日 Kindle Paperwhite が到着して使ってみると、

見た目は全く変わらないが、意外と色々変わっていた


というのが、Kindle Paperwhite 2013年モデルです。


続きを読む
    このエントリーをはてなブックマークに追加

先日の IFA で海外発表されていた、ソニーの電子書籍端末 SONY Reader の新モデルが国内向けにも今朝発表されました。

PRS-T3S | ソニーの電子書籍 | ソニー



型番が海外の「PRS-T3」とは少し違う「PRS-T3S」となっていてブックカバーが別売り扱いになっている点が異なるようですが、その他はほぼ同じで、特徴は以下の通り。

  • 本体は薄さ 8.8mm、重さ 160g と相変わらず薄型軽量
    (これは前モデルまでも SONY Reader の良い点。SONY Reader と比べると Kindle Paperwhite は重すぎる!)

  • 新しいブックカバー(別売り 2,980円)は本体の背面パネルを外して装着することで、ブックカバーを付けても薄さ 10.8mm、重さ 200g と分厚くなりすぎない
    (これは良いね!電子書籍端末でもタブレットでも、カバー付けて分厚く重くなったら意味ない。それにカバー付けてもまだ Kindle Paperwhite より軽い!

  • ライト付きカバーは相変わらず高い(4,780円)が、今度はライトの電源を本体から供給できるようになったし、かなりスマートになった
    (今までは別途電池を入れての利用だったので重いし、面倒だった)

  • ただし、相変わらず本体にフロントライトは内蔵せず
    (これは SONY Reader のポリシーだと海外インタビュー記事で見た気がする。が、明るくないと読みにくいのも事実)

  • Kindle や kobo から1年遅れでようやく画面が高解像度化(758×1,024pixel)された

  • E-Ink 社の電子ペーパーは Kindle Paperwhite で採用された新技術「Carta」より一世代古い「Pearl」のままだが、ソニー独自改良で4時間リフレッシュなしになったらしい
    (こればっかりは使ってみないと…リフレッシュしないことで写りが残りすぎて見づらくなる場合もあるし)

  • 3分で書籍1冊分が読める充電が可能なパワーチャージ機能が搭載された
    (これはソニーらしい特徴)

  • ハードウェアボタンでのページめくり、各種操作が可能
    (これがなくなったら SONY Reader も終わりレベルの最大の良さ)

  • 内蔵ストレージ 2GB、microSDスロット搭載など、その他は現行モデル、前モデルと大差なし

  • お値段も従来通り 9,980円
    (相変わらず強気値段。カバー付きならともかく別売りだし…)


といった感じで

SONY Reader ならではの特長は残しつつ、改良してきたモデル


になっています。PRS-T1 → PRS-T2 みたいに「何が変わったの?」レベルではなく、パネルの高解像度化など「買い換えようかなぁ」と検討に値するモデルにはなっています。

ただ、ソニーのポリシーらしいとはいえ、

フロントライトなしのままでは訴求力に欠ける気が…


という気はしますね。プレミアムな部分はないのに、値段も他より高いし。
続きを読む
    このエントリーをはてなブックマークに追加

いやー、日本語ニュースサイトだけでなく、海外でもあまり取り上げられていないのが、今の SONY Reader、Reader Store の現状なのでしょうかねぇ。昨晩のソニーカンファレンスでは大物新製品が幾つもありましたし、その後サムソンの発表もあったとはいえ、Kindle や Kobo に比べると埋没しまくりです。

Sony - Feels like a book, reads like a book; Open up to new Reader™ from Sony – with integrated snap cover and an even more satisfying reading experience : : News : Sony Europe Press Centre


ともあれ、Kindle や Kobo と比べて完全に周回遅れの時代遅れ端末だった SONY Reader 端末でしたが、

ようやく解像度が 758×1024pixels になった


のは朗報です。

他の電子書籍専用端末が高解像度化するなか、昨年は時代遅れの 600x800 pixels の前モデルをマイナーチェンジしただけでしたからね(ほぼ型番を付け替えただけレベルでガッカリした)。これでようやく…であります。

加えて、今回の新型 SONY Reader PRS-T3 の特徴は、

PRS-T3_Release
液晶を保護するためのカバーを搭載


となっています。

まぁ便利と言えば便利、ケースを付けて厚く重くせずには済みますが、反面

軽さが魅力だった SONY Reader が 200g と Kindle 並みの重さに


なってしまいました。

そして何と言っても大きな欠点があります。

この期に及んでもフロントライトを搭載しないまま


です。フロントライトがあるとないとでは読みやすさに大きな差があるのに、何なんですかねぇ。アホなのか、やる気がないのか。ま、売れないでしょうなぁ。


続きを読む
    このエントリーをはてなブックマークに追加

新型 Kindle Paperwhite が日本国内向けにも発表されました。



発売はアメリカ本国より少し遅れた 10月22日。しかし、

本国より圧倒的に安い 9,980円+1,980円のクーポン付!


という大盤振る舞い。

おまけに

内蔵ストレージ 4GB に増量されている


ので、まぁこれなら買おうかな、と(コミック愛好者の多さ故ですかね)

そんなわけで予約しました。

北海道から戻ってきて間なしですが、某所へ出張しているさなかでの更新なので、要点のみにて。
    このエントリーをはてなブックマークに追加

今朝、Amazon が本国アメリカで新型 Kindle Paperwhite を発表しました。

‎All-New Kindle Paperwhite

基本的にはマイナーチェンジで、ハードウェア的な変更点は

  • コントラスト向上

  • フロントライト改良

  • 19%高精細化したタッチ入力

  • 25%速いプロセッサで読み込みやページめくり高速化


といったところで、従来機と大差ありません。

個人的に、Kindle Paperwhite は他の電子書籍端末に比べて重いので軽量化された新型を待望していたのですが…

旧型:169×117×9.1 mm / 213g
新型:169×117×9.1 mm / 206g

ということで、

サイズは従来機と全く同じ、微妙に軽くなった程度


でしかないので、薄型軽量化を望んでいた私としては余裕でスルーであります。

また、

内蔵ストレージは 2GB のまま



ですので、買い換えの理由はないですね。まぁもう一年待ってみましょうか…電子インク端末の将来は明るくなさそうですが。

(注)この記事は米国発表時の記事であり、米国モデルは内蔵ストレージが 2GB です。日本国内向けは 4GB に増量されています。日本国内向けについては、こちらの記事を参照下さい。


続きを読む
    このエントリーをはてなブックマークに追加

このページのトップヘ