Tedious diary more x4

写真日記ブログを合流させて完全に雑記ブログ化しました(>_<)

タグ:電子インク

昨日、病院で診察待ちをしている間に、ふと届いた商品発送の連絡メール。はて?ここ半月以上 Amazon で買い物をしていないのに何故?最近また傍若ぶりが話題の Amazon のことだからまた何か変なことが起きてるのか?

などと邪推するも、1ヶ月半前に発表即予約した新しい Kindle Paperwhite (2021) シグニチャーエディションの発送でした。



この1ヶ月半の間 iPad mini などが到着していたので、完全に忘却の彼方。そういや注文していたなぁ、という感じ。何が新しくなったのか、特徴は何だったのかもマルっと忘れていました😅

そして、何が新しくなったのか、自分が書いたであろう記事を読み返そうかと思ったら、新型 Kindle Paperwhite の発表内容を記事にすらしていませんでした…(発表直後に注文したのに)

ま、電子インク Kindle 端末の更新は数年に一度だし、技術的なブレイクスルーもあまりないので(でも次はカラー eINK しかないような?)、私の中では IT ガジェットというより日用品みたいな扱いになっている感もあります。

ですので、改めて前モデル(2018年モデル)からの変更点を調べて記しておくと、今回の Kindle Paperwhite 2021年モデルの進化は以下のとおり。
  • 画面サイズが 6 → 6.8 インチに大型化
  • 画面サイズは大型化しても画素密度は 300dpi と変わらず(画面解像度がアップ)
  • 画面サイズが大きくなった分、筐体サイズは若干拡大して(縦横 167×116mm → 125×174mm)、若干重くなるも(約182g → 205g)、厚みは微妙に薄くなった(8.18mm → 8.1mm)。
  • フロントライト LED が 5個 → 17個に増えて輝度が 10% アップ
  • フロントライトに従来の青系だけでなく暖色が追加され、好みの色合いに調整することができる
  • 充電ポートが microUSB から USB-C へ変更\(^o^)/
  • バッテリ駆動時間もシリーズ最長に(公称10週間だけど、これは当てにしても意味ない)
  • 動作速度が 20% 改善でページめくりなどの操作がより高速に(モッサリ動作が若干改善の期待)
  • インターフェイス一新(これは従来モデルもアップデートで適用)
  • 2018年モデルから変わらず IPX8 防水仕様
  • ストレージは 8GB モデルのみ
  • 価格は広告ありが 14,800円、広告なしが +2,000円の 16,800円
    (広告は読書中に出てこないので、ほとんど気にならない)

さらに今回は上位モデルとして「シグニチャーエディション」が用意され、上記ノーマルモデルに以下の特長が追加されています。
  • 周囲の光量に合わせたフロントライトの自動調光機能
  • Qi ワイヤレス充電対応
  • ストレージ容量が 8GB → 32GB に増量
  • 広告なしモデルのみ
  • お値段はノーマル広告なしモデルに比べて + 3,000円(広告なしモデルと比べると +5,000円)の 19,800円

今回、私が購入したのは後者のシグニチャーエディション。ノーマルモデルは先月末に発売、出荷されていますが、シグニチャーエディションも遅れること半月、今週になって出荷が始まり、ようやく手元に届きました。

KindlePaperwhite2021SE01KindlePaperwhite2021SE02
(外箱もパッケージングも毎度の簡素さ)


電子インクの Kindle 端末は、Kindle ストアが日本に参入する前、Paperwhite の日本語対応版が出る前から使っていて、Paperwhite は代々使ってきました。その中で、3年前の 2018年モデルは軽量化され、防水にも対応し、一つの完成形とも思えるものでしたので、そう大きな不満はありませんでした。

お風呂読書に最適な端末となって愛用した他、今のような季節の良い日には公園のベンチで読書を決め込むときにも最適です。屋外はタブレットやスマホだと反射が多すぎて、まともに本を読めたもんではないですからね。

そう大きな不満のなかった 2018年モデルを使いながらも、今回、
  1. 2021年モデルに買い替えることにした理由
  2. わざわざ高いシグニチャーエディションを選んだ決め手

について、まず記しておき、最後にセットアップ直後の第一印象を軽く書いておきたいと思います :-)


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昨年末に発売され、年越し直前の頃に届いた、電子インク (E-Ink) 画面の 6インチ Android タブレット「BOOX Poke Pro」。



使い始めて10日〜2週間くらいの時点で、以下のレビュー記事を書きましたが、それから2か月以上使ってきてのセカンドレビューを簡単に記しておきたいと思います。(と書いてる間に3カ月近くになってるけど ^^;)

電子インク(E-Ink) 6インチ Android タブレット「BOOX Poke Pro」、ひとまずの箇条書きレビュー【概要・外観・基本操作・設定編】
電子インク(E-Ink) 6インチ Android タブレット「BOOX Poke Pro」、ひとまずの箇条書きレビュー【一般アプリ、ブラウザ、電子書籍アプリ編】

上記記事でも書いたように、本端末最大の唯一最大の特徴は

画面が液晶ではなく電子インク


であり、バックライトで目に負担をかけることのない電子インク画面のため、

目に優しい読書向け端末


でありますが、反面、
  • 液晶や有機ELと違って画面書き換えが遅い電子インク画面では、読書や文字中心のウェブおよびアプリ以外の用途には使えない
  • 世の中のアプリはカラー画面を前提にしているのでモノクロの電子インクで真っ当に使えるアプリは稀

という問題があり、これは慣れの問題、時間が解決する問題ではありません。

それゆえ、読書目的か数寄者以外には向かない端末であることは最初から自明でしたが、しばらく使い続けて

Kidnle/Kobo以外の電子書籍ストアの書籍を
電子インクでじっくり読書する人だけの端末


という思いは更に強くなりました。

BOOXPokePro06


逆に、そういう目的だけで使う、そういう目的でのみ使えることを判って買うのならば、価格なりの価値はあると思います。

というわけで、2か月使ってきた雑感やら問題点やらを以下に記しておきます。


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前回記事の続きです。


電子インク(E-Ink) 6インチ Android タブレット「BOOX Poke Pro」、ひとまずの箇条書きレビュー【概要・外観・基本操作・設定編】

今回は肝心要のアプリの使い勝手、というか Google Play ストアからダウンロードした一般アプリが殆ど使えない理由と、本端末の存在意義とも言える電子書籍アプリの使い勝手や注意点について記しておきます。


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11インチ iPad Pro (2018) や Apple Pencil と同日に到着したはずの新型 Kindle Paperwhite 2018年モデル(以下、Paperwhite 2018)。すっかり iPad Pro の方のアレコレに追われて1週間ほど放置プレイされていましたが、こちらも半月ほど使っております。



過去に Kindle のみならず電子インク端末については何度となく記事を書いてきていますが、

もはや電子書籍専用の電子インク端末って欲しい人は既に持っていて、これから新たに買う人は少なく、ほとんどが従来モデルからの買い替え検討じゃないの?


と思っているので、今回の Kindle Paperwhite 2018 については
  • 2015年モデルと比較して感じたことのまとめ
  • 2018年モデルへ買い替えた方が良いかどうか?

この2点について記します。

(新規に電子インク端末を購入する人は、Amazon より楽天派でない限り、今回の Kindle Paperwhite 2018年モデルを買っておけば安定です。Paperwhite じゃない安い Kindle は手出し無用 ;-)

KindlePaperwhite2018_01


ちなみに当方、Kindle 電子インク端末は日本で発売になる前の英語版3世代目から使っていて、Paperwhite は初代モデルから毎回購入して愛用してきています。

まず、発売から3年以上使ってきた 2015年モデルとの比較を中心に記します。その後、買い替えについて個人的に思う所感を述べます。


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まだかまだかと思っていた Kindle Paperwhite のモデルチェンジが、よーーーやく、3年ぶりに発表となりました。Kindle 電子インク端末の主力機としては第9世代、Paperwhite シリーズになってからは 2013, 2015年モデルに続く3代目。



近年は(Kindle 以外では唯一のメジャーな電子インク端末である)Kobo の方が積極的に、かつ魅力ある端末を次々と出していて、

Kindle もそろそろモデルチェンジしてくれよー、Voyage は4年、Paperwhite も3年そのままで、Oasis みたいな馬鹿高い割には微妙なもの出すよりも、Paperwhite を Kobo みたいにもっと薄く、軽くしてくれないないかねぇ


と思うばかりでしたが、ついに新型登場です\(^o^)/

この夏に Voyage が販売終了となったことから、さすがに年内には新モデルが出ると思っていましたが、先に Voyage がモデルチェンジするかと思ったら、主力機の Paperwhite でしたね。

そして、今回の新型 Kindle Paperwhite(以下 Paperwhite 2018)は、以下のように久しぶりのモデルチェンジに対する期待に違うことのない内容でした。


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先週 Amazon の総帥ジェフ・ベゾス氏が「来週、全く新しいハイエンド Kindle を出しますよ」とツイートしたり、中国のオンラインショップが発売前にポロリしたりして、既にだいぶ前評判が高まっていた Kindle の新電子インク端末。



ポロリで明らかになっていた通り、名前は「Kindle Oasis」。中身は Kindle Voyager や Kindle Paperwhite 2015 と同様ながら、超軽量かつ極薄ボディながら、少し厚みのある持ち手部分(ページ送りスイッチ付き)のある特徴的なデザイン

とにかく何と言っても、

フロントライト付き端末で 131g の超絶な軽さ


は衝撃的です。

そしてもう一つ、

驚きの価格 35,980円!


もなかなかにインパクトあります。

いや〜、ベゾス氏のツイートや Voyager の後継機ではないことから Voyager より高くなるのは想像が付いていましたが、電子インク端末もこのくらいの値をつけるようになりましたか〜、という衝撃はありますね。

KindleOasis_Release1


Amazon も本国ではこのところ自社サービス関連は値上げの嵐(いつ日本の Amazon プライム会員費が爆上げされるか…)だったり、高付加価値路線に舵を切ろうとしてる感があるので、そういう意味では驚くに当たらないですし、

仕様を見れば高いのも納得の出来


でもあります。

標準モデルの Kindle Paperwhite 2015 や従来のハイエンドモデル Voyager と比べても、次の点は圧倒的です。

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パッと見で綺麗さの違いが判るなのに、近づけて見ると「あれ?意外とそうでもない?」なんて思ったりして、それでも(普通に本を読むように)少し引いて見ると違いは明らか。人間の眼って不思議だなー、というのが Kindle Paperwhite 2015年版の第一印象でした。

ってなわけで、本日発売の Kindle Paperwhite 2015年バージョンが届きました。

KindlePW2015_01


2012年に Kindle ストア日本版開設と前後して発売された Paperwhite 端末ですが、翌2013年には記憶容量とページめくりなどのスピードアップを計ったマイナーチェンジモデルが出たものの、昨年はモデルチェンジなく過ぎていきました。

代わりに昨年は 上位機種の Voyager が発売され、待望?の解像度アップやレスポンス向上だけでなく、薄く軽くなり、ページ送りボタン復活、フロントライトの自動照度調節、フラットスクリーンなども合わせて、電子インク端末としては申し分ない機能を持つことになったものの、お値段2倍。

Kindle の電子インク端末では月に5〜6冊くらい読んでいる私としては、「Voyager は魅力的で欲しいけど、2万円以上出すのはちょっとなあ」と躊躇っていました。

それから半年強、Kindle Paperwhite の新モデル 2015年バージョンが登場しました。

筐体は従来の Paperwhite そのままだけど
電子インク画面は Voyager 相当に高解像度化


というもの。

KindlePW2015_07
(初期画面でも高解像度が謳い文句の筆頭に)


Kindle Paperwhite は電子インク端末としては少々重め厚めだと感じている私にとって Voyager の軽さ薄さは魅力ですが、「とりあえず高解像度化による漢字の読みやすさ最重要」ということもあり、妥協して Paperwhite 2015 を予約しました。

ま、プライム会員は4千円引きの1万円強で買えるのに背中押しされたのは否めません(^_^;)



ただ、Voyager が欲しい欲しいと思っていても買う踏ん切りはいつまで経ってもつかないですし、なけなしのポイントとギフト券で賄えたので購入した次第です。

発売前にレビュー記事でも出てくるかと思いつつも(実はそれで購入判断するつもりだった)発売まで音沙汰はなく、今日から山ほどレビュー記事は出てくるでしょうから場末ブログでやることもないのですが、とりあえず使ってみた第一印象を簡単に述べてみたいと思います。


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いやー、実際に自分で使ってみると、米国版を人に見せてもらっただけの時よりインパクトありますね。これが 7,980円。良い時代になったものです。

というわけで、発表と同時に予約して昨日出荷されていた Kindle Paperwhite が届きましたので、まずは軽くファーストインプレでも、という感じですが、古い Kindle や現行 SONY reader を使ってきた身としては、ちょっと感激ですね。

Kindle Paperwhite が初の電子書籍端末という人の場合、「液晶端末と違ってページめくりでフラッシュするし、細かい文字はどこか掠れ気味だし、なんかイマイチ…」と思う人もいるでしょうが、そこは使い込んでいけば、バックライトじゃなくフロントライトであることによる目の疲れの差などのメリットを実感できます。

(逆にロクに使わないと何もメリットは感じないデバイスですし、使うとしてもコミックや雑誌や自炊モノばかりだと苦手な部分が目立つことになります)

ただ、従来の電子書籍端末、はっきりいえば SONY Reader や旧型 kobo などを使っている人からすれば、

少なくとも画面品質に関しては「こりゃいいわ〜!」の一言


になるわけです。雲泥の差。解像度が一段階良くなって、フロントライトによる見やすさは、もう戻れませんね。

Kindle_Paperwhite19
(一目瞭然の差を写真で表現できず申し訳ないが…ホントは断然見やすさが違う)


Kindle Paperwhite と同日発売にぶつけてきた Kobo glo も同型の電子インク画面を使っているので同じですが、つくづく

SONY Reader PRS-T2 など従来機とは世代の違いを感じるわ…


と実感。

SONY Reader の画面は昭和の時代に職員室の手回し印刷機で藁半紙にプリントした品質で、文字の掠れなんぞ気にするな!って感じですが、Kindle Paperwhite は普通紙にインクジェットプリンタで印刷した品質くらいにはなりました。

まぁ Kindle Paperwhite も階調表現は従来の電子インク端末と変わってないこともあり、素晴らしく良いとまでではなく、もう一声、普通紙に印刷じゃなくてインクジェット用紙に印刷くらいになってくれればなぁ…と思いますが、

薄暗い条件だけでなく十分明るい場所でも差を感じる


と、もう SONY Reader を使うのがなんだかなーな感じになってしまいます。少なくともベッドサイドで使うのは今夜から Kindle Paperwhite に決まりです。

Kindle_Paperwhite21
(薄暗いところでの比較。フロントライトはバックライトより目に優しい)


おまけに

従来は電子書籍専用端末では厳しいと感じていたコミックがかなり読める画質


ってのもあります。

「かなり読める」というのは中途半端な言い方ですが、以下を見てもらっても判るように、普通に読む分には殆ど快適に読めます。

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昨日「BookLive!Reader Lideo」発表に関連して「WiMAX搭載 8,480円の電子書籍端末「Lideo」発表、そして Kindle Paperwhite は発売前値下げ」という記事を書いたわけですが、自分用整理も兼ねて、この秋冬発売の電子書籍専用端末のスペックを比較してみました。

・Kindle Paperwhite / Paperwhite 3G
・Kobo glo
・BookLive!Reader Lideo,
・SONY Reader PRS-T2 / PRS-G1

の4機種6モデルです。PRS-G1 は昨年モデルですが、現行製品としてラインアップされていますし、3G搭載機として含めてみました。
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iPad mini が 4:3 比率の画面ゆえに電子書籍に向いてるという前評判はコミックではその通りで、しかし文庫や新書を読むには Nexus 7 の方が文字もサイズ感も若干良さげ、Apple端末なら文字が綺麗という歴史も終わりだなぁ…と実感する今日この頃です。

とはいえ、今日もまた出先から帰る途中で入ったカフェで iPad mini + Stowaway の折り畳み Bluetooth キーボードを使って本記事を書いているのですが、駄文を書き連ねるのも含めて、何か作業するときには多少でも広く 4:3 の画面は良いんですけどね。どこか掠れたような文字であっても(>_<)

さて、先日予告されていた電子書籍ストア「BookLive!」が提供する電子インク端末が本日発表されました。

BookLiveLideoRelease1


SONY Reader や Kobo に加えて黒船 Kindle が参入してきたのに、「この期に及んで独自電子書籍端末を提供して、どう特徴づけるのだろう?」と思っていたところ、

WiMAX 搭載、書籍購入時の通信料無料の電子書籍端末 8,480円


という形をとってきました。なるほど、そういう方向で特長づけましたか、という感じ。細かく見ていくと、他にも驚きましたけど、ぱっと見はまずコレ。

価格的には「Kindle Paperwhite」や「Kobo glo」より 500円増しの 8,480円。Kindle Paperwhite に合わせてきたのでしょうが、

KindlePaperwhitePriceDown
BookLive の発表が 13時から始まった直後に
Kindle Paperwhite は発売前に 7,980円へ値下げのメールが到着


してました。

Kindle Paperwhite の値下げは今日の BookLive! 端末よりも、先日の Kobo glo の値段に影響されたのだろうとは思いますが、こうなると Kindle Paperwhite 3G の方に動きがあってもおかしくないかもしれませんね。

もっとも、BookLive! Lideo は WiMAX 搭載といってもフロントライトが搭載されていませんし(その分軽い)、解像度も旧タイプの 600×800 pixels、価格差があっても…とは思いますが、Kindle 発売まであと2週間、どうなりますやら。

【追記】初出時には解像度非公開と書きましたが、公式ページにはなくとも幾つかのニュース記事で 600x800pixelsを確認しましたので、修正しました。


ともあれ、9月に古臭いままの機種を新発売としたソニーは別としても、いまトレンドの Kobo glo や Kindle Paperwhite と比べた、この BookLive! 端末「Lideo」の特徴をまとめると、以下のとおり。

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