先々週くらいから既に初夏の雰囲気色濃く、30℃前後の気温が当たり前のようにある今日この頃。一昨日の美保基地航空祭もかなり暑く、ロングショットは酷い陽炎で油絵にすらならず、近めのショットでも厳しい写真が多数でした(>_<)

しかしながら、配備されたばかりの巨大な新型輸送機 C-2 を始めとして次々と繰り出される第3輸送航空隊の強烈な展示飛行に、長年活躍して退役を翌日に迎えた国産旅客機 YS-11 の最終展示飛行まで盛りだくさんで、大満足の楽しい1日でした :D

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美保基地は輸送隊の基地ですから(自衛隊機の中では)ゆっくりとした動きの飛行機が中心で、ブルーインパルスを含めて AF や EVF に強い要求を求められる展示飛行は少なく、E-M1 Mark II 購入後、最初の航空祭としては良かったのかもしれません。

とはいえ、

今回は動きがゆっくりな輸送隊の展示飛行が中心だったし、天気も良く青空だったから AF にも優しくて大きな問題はなかったけれど、F-2(戦闘機)展示飛行では AF の合焦速度や EVF の反応速度が全くついていけてないシーンがあったし、ブルーインパルスなどを撮ってる時の使い勝手にも困ることが多くて、今後の航空祭使用には不安があるなあ…

航空祭が主用途にある人が重量級機材に嫌気がさして軽さを求めたとしても、APS-C 一眼レフ+100-400mm やフルサイズ機+150-600mm ではなく、E-M1 Mark II を選ぶ積極的な理由はない気がする。


というのが率直なところ。サッカー撮影同様、ある程度予想の範疇なので落胆はないですけれど、動体相手でも一眼レフに負けないと謳うなら、まだ小さくない進歩が必要だと改めて感じました。(細かな感想はまたいずれ)

それに加えて前から感じていた「レンズ振り回して C-AF で撮っていると、スペック通りの連写コマ数が出ないのでは?」という疑惑も確認できて、ちょっと萎えてます。

メカシャッター連写Lで秒10コマ設定にしてるのに 5〜8コマしか出てないことばかりで(もちろんレリーズ優先)、撮ってる最中から「なんだ、この遅い連写は!この💩カメラ、どうなっとんねん!!」でしたからねえ。

ブルーインパルスや機動飛行だからといって秒10コマの連写をずっとバラまくわけではありませんが、ここぞ!という一瞬(ブレイクの瞬間とか)には連写速度がモノを言うわけで、何かと制限付きのカタログスペックだけだと困ったでは済まないんですけどね。

【追記】誤解のないように書き加えておくと、一眼レフ機でも最速連写コマ数が出ないことは普通にあります。ただ、ここまで出ない、半分近くのコマ速しか出ないことがある、ってのはちょっと困りものです。

MihoABAirshowRehearsal20170527C


とまぁ、本来の購入動機であった動体相手の撮影では(謳い文句に反して)ストレスを感じることも少なくない E-M1 Mark II ですが、旅のスナップ撮影とか、連れ合いに付き合っての適当花撮りなどをしていると

E-M1 Mark II は、ええカメラやなあ(*^▽^*)


としか思えないのです。

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