以前、日立 Prius や NEC Valuestar で出ていた水冷PC は、メーカー製ならではの PC として個人的には高く評価していたのだが、Core 時代になってからはご無沙汰していたものの、ここへきてようやくまた復活するらしい。自作や廉価 PC とは一線を画す PC として、またファンレスに近い静けさを実現する PC として再登場は喜ばしい。

ただ、以前の Valuestar はハイエンドに近い設定で高価だった記憶があるので、今回は中級クラスでも全面採用するくらいの勢いで頑張って欲しいと思う。液晶一体モデルの Valuestar がウチにもあるが、とにかくファンの音は凄まじい。なんのための液晶一体、ビデオ録再モデルなのかと思うくらいだ。

今後 PC の差別化を行うにあたって、水冷による静穏は大きなアドバンテージになるはず。自作でもできなくはないが、なかなか大変なので、こういう点ではメーカー製の利点はあると思うし、期待したい。

第4世代はCPUとHDDを冷やす──NECの水冷PCが秋冬モデルで復活する
日立とNEC、第4世代のPC用水冷ユニットを開発