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8月から Jリーグでも導入された「GK ボール保持 8秒ルール」。残り 5秒から主審が片手を上げて指折ってカウントダウンをするシーンを初めて生で見ることができた。
実は、先週末の試合ではそれをちょっと楽しみにしていた。CWC などで試行されていた時に中継で見てはいたが、やはり Jリーグで、生でどういう形でやるのかは興味があった。
予想していたとおり、やはり適用にはやや慎重というか、また選手側も意識していたのか、残り5秒のカウントダウンを行ったのも何回もなかったし、この時は5、4と来て、3に指を折ろうとしたところで止めたけれど、明らかに1秒よりゆっくりな指折りだったように思う。
もっとも、バスケットのような厳密なカウントはサッカーに似合わない部分もあるから、こういう主審の裁量次第のカウントで問題ない気がする。あくまで今まで完全に無視されてきた「6秒ルール」を是正するためのルール改正だしね。
ただまぁ、審判の指折りカウントダウンを初めて見られたのが、ガンバ大阪 GK 一森純選手が出しどころがないまま迷っていて……だったのは複雑な気分というか、この試合の内容を示す1シーンだったように思う。
岡山の選手の方が明らかに集散、立ち位置を見つけるのが速かったからね……
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