カメラを持っていないからスマホで、
カメラは持ってるけど標準域のレンズしかないから iPhone 15 Pro Max の望遠カメラで、
ということは多い。
前者はスマホのカメラ画質が一定以上に達した頃から頻繁にあることで、
それゆえにコンパクトカメラは持ち歩けなくなった。
小型ミラーレス機を持ち歩くことは多いけれど、だいたいは広角〜中望遠の画角のレンズのみ。
だから空港近くの珈琲屋にいて「ついでだから空港に寄ろうよ」と連れ合いに言われて来ても、
カメラには 35mm 相当の MF レンズのみ。
昔なら「これでは撮りようがないなー」と諦めるところだが、
今は iPhone 15 Pro Max の換算 120mm 相当の望遠カメラがある。
伊丹スカイパークから RWY32L に離着陸する中型機なら良い感じに収まる画角である。
しばらく眺めていて、ゲリラ豪雨が近づいてポツポツ雨が降り始めた頃に来たのは
来年の大阪万博の宣伝のための J-AIR 特別塗装機「JAL ミャクミャク JET」。
万博にもミャクミャクにも良い印象はないけれど、派手なラッピングは悪くない。
冒頭の写真は W2 からの離陸へ向かって誘導路をタキシングするところ。
滑走路の向こう側なのでちょっと遠く、ERJ-190 という小さな機体ということもあり、
iPhone 15 Pro Max の望遠カメラ 120mm 相当では全く足りないので、
さらに 1.5倍程度のデジタルズーム 180mm 相当で撮ってトリミングしたもの。
ちゃんとしたカメラで撮るのとは比較にならないが、
スマホカメラでデジタルズームして撮ったと思えば上出来、数年前なら有り得ないレベル。
そして離陸のシーンは動画で。
以下 X に載せたものを貼り付けておくが、
こちらは iPhone 15 Pro Max の望遠カメラのデジタルズームなしで撮影。
動画の場合はちょっと画角が狭くなるので、だいたい 150mm 相当だろうか。
ドンピシャの画角であるし、画質も全く問題なし。
(4K 60p じゃなく 30p で撮って滑らかに欠けるのは失敗だった)
神戸帰りに超久しぶりに空港立ち寄り。✈️撮れる📷を持っていなかったので、スマホの望遠カメラで #JALミャクミャクJET を離陸動画を。#JAir #JAL #JA252J #ERJ190 #RJOO #ITM #伊丹スカイパーク #ミャクミャク pic.twitter.com/X1jg5PrUsj
— Double H / だぶる☆えっち (@dh_com) August 14, 2024
花火の時もそうだったがカメラがなくても、ちょい撮りには問題ない今。
そりゃ、カメラを使う/買わせるには、それだけの理由が必要でハードルも高い。
そしてそのハードルを超えた先にある、使いたくなる/買いたくなるカメラは
当然ながらそれなりのポテンシャルがないと厳しいよなぁ、と思う。
(iPhone 15 Pro Max / 望遠カメラ)