Tedious Days More×3

Life is but an empty dream...


タグ:大阪

今夜は Def Tech のライブにお呼ばれして行くところですが(いつも有難うございます!)、作業を早めに片付けて、難波へ行く前に本町で写真展を2つ観に行ってきました。

SKY GRAFFITI 2017 & 彩鉄図鑑


一つは、毎年行ってる日本航空写真家協会 JAAP 写真展「SKY GRAFFITI 2017」。富士フイルムフォトサロン大阪で、明後日12日木曜日まで開催されています。(最終日は14時まで、それ以外は19時まで)

もう一つは、鉄道写真家として有名な広田泉氏の写真展「彩鉄図鑑」。オリンパスギャラリー大阪で、19日まで開催されています。(最終日は15時まで、それ以外は18時まで。日祝日休館)

どちらも東京では既に開催済みですが、大阪で開催されて観に行って良かったので、僭越ながら場末ブログでも紹介しておきたいと思います。


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昨日、中井精也氏の「ゆる鉄」大阪イベントが行われて、一応ながら私も参加してきましたので、御礼方々軽く感想を書いておきたいと思います。

なお、まだ身体が不自由な状況で参加したため、あまり積極的に写真撮影その他に参加も出きず、また写真は iPhone 縛りでしか撮ってないので、マトモなイベントレポートやマトモな写真を見たい方は他の参加者のレポートを検索して行ってもらいたいと思います。検索時のノイズ増やしてスイマセン :-P

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(by iPhone 3GS。以下同様)


さて、私は旅は大好きだし、乗物全般好きだけど、鉄道マニア、鉄道ファンというほどでもなく、鉄な写真を撮らないわけじゃないけど、まぁ普通の人が撮る記念写真+α程度。だから、いわゆる“鉄ちゃん”大集合的な、こういうイベントに行くのはちょっと気が引けた。

けれど、申し込み最終日まで迷いつつも、手術後まだ完調には程遠く(声もマトモに出せないし…)、さらに足が痛くてマトモに歩けないけれど申し込んだのは、ひとえに中井精也氏の写真が好きだから。

特に今回のイベントのテーマである「ゆる鉄」写真は、いちおう鉄道写真というジャンルではあるものの、ほとんど鉄道写真に見えないような写真も多く、鉄道という枠ではくくれない、心温まる写真ばかり。

中井精也氏の存在は雑誌で知って、その後ブログ(レイルマン中井の1日1鉄!)に毎日掲載される氏の写真が大好きになり、昨年「ゆる鉄大阪展」にも伺って更に好きになって、鉄ちゃんじゃなくても今回のイベントに参加したくなった次第。

ホント、中井精也氏の写真は鉄ちゃんじゃなくても、むしろ鉄ちゃんじゃない方が好きになれるんじゃないか?という写真ばかりだ。最後のトークショーの時に「意外と女性参加者が多いなぁ」と思ったのも、氏の写真を考えれば納得が行くというものだ。

ゆる鉄 (単行本)
ゆる鉄

(今回は、この本の出版記念イベント第2弾 大阪編でした)


今回の「ゆる鉄写真集」出版記念イベントは2つに分かれていて、1つは阪堺電車で貸切の「ゆる鉄イベント列車」乗車。もう1つは、中井精也氏の出版記念トークショー。最初の、ゆる鉄イベント列車乗車は更に、天王寺→浜寺駅前のA組と浜寺駅前→天王寺のB組に分かれているが、私はB組に。

B組を希望したのは、自宅を出る時間が遅くて済むことと、なぜかB組だけ我孫子道でのトイレ休憩があって乗車時間も長く何かありそうかも?と思ったことだったが、のちにそれが正解となった。

ともあれ、B組は阪堺電車浜寺駅前に13時半集合。当日になっても右足の痛みがひかず、駅まで10分歩くだけでもキツい状況だったので、早めに出たら乗り継ぎも予定より早くサクサクと行けてしまって、30分以上前に南海浜寺公園駅に到着。

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これから阪堺電車の貸切イベント列車に乗るのだし、阪堺電車なんて過去に一度しか乗ったことがないから、行きも阪堺電車で…と思ったのだけど、なにせ足が痛いから最小限の行程で選んでしまうことに。

それに南海電車も滅多に乗ることがない。5年ぶりくらい?まだ東京に住んでる時に、早朝関空発の便に乗らなきゃならない時に使って以来かな。ふだん関空経由で飛行機乗るときもJR、最近は「はるか」一択になりつつあるしね…

まぁ未だに南海に乗ると、なんというか新今宮で乗り換える時からこう“南海の匂い”みたいなものが残っているし(昔に比べれば薄くなったけど)、車内に乗り込むと競馬新聞広げてる人が何人もいて、携帯電話で友達と競馬の予想談義をしてるマナーも糞もないオヤジがいたりして、あぁ南海、やっぱり南海と、ごくたまに乗るだけだから微笑んでしまう。

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てな感じで13時前に浜寺駅前に行くと、だーれもいない。そりゃそうか。しかし、初めて来たが、阪堺電車とはいえ終点駅がこんなにこじんまりしているとは…南海の浜寺公園駅もローカル風味溢れる駅舎だったが、こちらもなかなか。淀川より北ではなかなか味わえない風情。

一度来てみたいと思うところだったが、なんとなく今回のイベントとは別にもう一度来てみたいと思わせるものがあった。向かいはすぐ浜寺公園。阪堺電車じゃなく南海で、ここらへんを“ぶらり途中下車の旅”をしても面白いのかもしれないねぇ。

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(浜寺公園)


なんてことを思いつつ、しばし浜寺公園をぶらぶら。足が痛くて半分靴を脱ぎつつも散歩は好きだから、天気も良いし、つい散歩したくなってしまう。時間まで暇だし。

集合時間5分前に浜寺駅前へ戻ってみると、いつしかイベント参加者が大勢やってきていて、既に受付を開始していた。

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今回の参加費 4,500円を払い、代わりに今回のイベントの元になった「ゆる鉄」写真集とポストカード、記念乗車券などをいただく。

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まぁしかし見事に皆さん一眼レフを持って、ゆる鉄イベント列車が到着する前というのに色々と撮影しまくりな状況。圧倒されます。私も、まだ EF システムを持ってくるのは手術跡が生々しい首に負担がかかりすぎるので無理だったけれど、一応という形で DMC-G1 は持ってきていたのだけど、なんか気が引けたり。

というか、どうせ記念写真しか撮れない私ですので、それなら iPhone で撮ってればいいか、みたいな。最近、割り切りが激しいです。まぁ、iPhone で撮ったものでもブログに載せるくらいなら十分だし、Pro HDR のような HDR アプリを使えば、すぐに白飛びするのも多少はフォローできますしね(強がり :-)。

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そんなこんなで時間を潰しつつ、天王寺駅前からやってくるイベント列車の到着を待っていると、通常の列車が浜寺駅前に入線したあとに、浜寺駅前ホームから見える位置まで次の列車がやってきて待機。どうやら「ゆる鉄」号のよう。

通常の列車が数分、浜寺駅前に止まって出発した後、「ゆる鉄」イベント列車が代わって浜寺駅前に入線。



ゆる鉄イベントA組の人がどっと降りてくるとともに、主宰の中井精也氏も下車。さっそく多くの人に囲まれるも気軽に、さらに自ら面白く応対されていました。とにかくサービス精神に溢れる方で、下車後すぐに

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こんな形でポーズを撮っていただいたりして、とにかくイベント中は最初から最後まで笑顔で、楽しく明るいイベントになるよう頑張っておられてました。ホントそれだけでも敬服せざるを得ません。

イベント列車到着後も、しばらくはイベント列車周辺で撮影会な感じ。イベント列車の出発まで30分ほどあったせいか、一両しか止まれない浜寺駅前ホームをイベント列車が選挙しているのに、そこへ通常列車がやってきて、ホーム端ギリギリに止まって一般のお客様を乗降させていました。



こういう風景は非常に貴重にも思うのですが、乗降していた地元に人達?は、なんかいつものこと的な雰囲気で、大して気にも留めてなかったのが印象的でした。阪堺電車はイベント貸し切り列車を時々運転しているとは聞きますが、そのせいでしょうか…

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結局、イベント列車の前に通常列車が止まるシーンは2度あり、2度目の通常列車が先行して出発した後、いよいよ「ゆる鉄」イベント列車も出発。B組のゲスト27人に、中井精也氏やスタッフの方、車内撮影会のスペシャルモデル斉藤雪乃嬢(とマネージャー)を乗せて出発。

車内は1両の前の方を普通に座席として使い、後ろ半分はゲストを3班に分けて雪乃嬢をモデルにした撮影会。もちろん撮影会以外でも、車内はアレコレと写真を撮る人が多数なのは言うまでもなく、まぁ何というか、なかなかカオスな状況。

普段はできないような窓から顔を出しての撮影も座り込んでの撮影も、運転席直後での撮影も、貸し切りならではのやりたい放題。さらには浜寺駅前で降りたA組の人達が、先行する通常列車に乗り込み先回りして、思い思いの駅で待ち構えて撮影していたりで、まさに鉄ちゃん!集合な感じでした。

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(皆が乗車する前のイベント列車車両内)


さて、イベント内容が発表された時、B組のイベント列車の行程はA組と違って、車庫のある我孫子道でトイレ休憩が15分ほど設けられていました。トイレ休憩はともかく、イベント列車に長いこと乗れるし、その休憩というか停車時間の間に写真が撮れるタイミングがあるかも?と思ってB組にしたのですが、これが正解。

大和川を渡って我孫子道へ入線して間もなく、列車はバックして我孫子道の南にある車庫へ。イベント列車が通常電車を待避する合間、阪堺電車の車庫に入ってくれたのでした!

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列車に乗ってそのまま車庫に入る経験は今までないですから、さすがな私もちょっと興奮しました(笑)。さらに、車庫の中を少し歩いて見て良いだけでなく、なんか珍しいらしい施設まで歩いて見学もさせてもらえました。

なにせ、その珍しいという施設(下記写真参照)まで来たものの、「ん?ここに何があるの?なんか線路の真ん中に小さな小屋があるけど?」みたいな感じでサッパリでしたが、見渡してみると、あぁなるほどと。この上に車両を乗せて横移動させることで、簡単に車線移動ができるという…1両編成の阪堺電車ならではの施設なのですね。

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(えーと、なんて言うんでしたっけ?忘れました…)


まぁそんな感じではありますが、やっぱり見たことのないモノというのは興味深いもので、僅かばかりの時間ではありましたが、車庫見学は楽しいものでした。例によって写真は iPhone でしか撮ってませんが…さすがに珍しいので、記念写真でもちゃんと撮ろうと思いましたが、まぁ iPhone 縛りで(笑)

再び「ゆる鉄」号に乗って天王寺駅前を目指しつつ、車内での雪乃嬢撮影会は私を含むグループの順番に。正直もう右足の痛みが限界で写真を撮ってるどころの話ではなかったのですが、全く撮らないのも失礼かと思ったりもしたので、軽く形だけでも撮影…

イベント列車に乗り込んで中井氏から説明があるまでモデルさんの車内撮影会があるなんて完全に失念していた私ですから、特に撮影イメージがあるわけでもなく、どうしたもんかと悩むしかなかったわけですが、人物を撮影することなんて滅多にないので、色々と設定を変えて試し撮りという感じでした。

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まぁプロのタレントさん相手に試し撮りってのも失礼ですが、な〜んにもイメージなしで短時間撮っただけなので、帰ったらデーターはそのままゴミ箱行きだなぁ…と思っていたものの、チェックしてみると“それっぽく”撮れてるのが数枚あって、なんというか、さすがプロの被写体という感じでしたね。

twitter にも書きましたが、「美人はそれだけで絵になる」というのは本当だと。でも、だからこそ“それっぽい”のは“っぽい”だけの凡庸な写真でもあり、試し撮りに過ぎないモノであることは自覚してるわけですが…

(ちなみに今回撮影の雪乃嬢の写真は事務所に断りを入れれば掲載可ということですが、大した写真も撮ってないのに事務所に許可とか面倒なので、私は載せることはないので、他をあたっていただきたいと思います。悪しからず)

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ってか、赤い DMC-G1 は周りの立派な一眼レフな人達に比べるとオモチャみたいで、こういう撮影会な場では出すのも恥ずかしかったわけですが、逆にコンパクトデジカメしか持ってこなかったら、さすがにそれで撮るのはできなかったので一応持ってきて良かったかな?と思ったり。

出かける時に EF システムは最小限の構成(EOS 7D + 24-105mm F4L IS あたり)でも、担ぐとまだ術後の傷に響くことが判ったので、よっぽど PowerShot S90 一つ(と iPhone)で出かけようかな?と思ったのですけどね…まぁ S90 を持っていたら、むしろそれで結構撮っていたような気がしますが。

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(天王寺駅前にて。と言わなきゃ判らない構図 X-)


とまぁ、そんなこんなで、浜寺駅前から1時間少々で天王寺駅前に到着。ここでひとまず一時解散。次は17時からニコンプラザ大阪で始まるトークショーになり、各自自由移動。

B組のゲスト全員と斉藤雪乃嬢らが降りた後、中井精也氏やスタッフの方々は回送電車に乗って車庫へ戻って行かれました。



その後、足が限界だったのと小腹が空いていたのでニューヨーク・バーガーをいわしつつ休憩してから、梅田のニコンプラザ大阪へ移動。にしても、慣れない天王寺駅では環状線ホームと大和路快速のホームが違うことを知らずに(知らないというか忘れてた)、痛い足をひきずって右往左往して電車に乗り遅れたりしてましたが…(>_<)

ともあれ、ニコンプラザ大阪のセミナールームへ17時前に着くと、既に大半の席が埋まっていて、主役の中井精也氏を待つのみという雰囲気。そして時間ギリギリに中井氏が登場して、5分遅れでトークショーの開始。

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(ニコンプラザ大阪のあるヒルトンウエスト13階から)


トークショーは昨秋発売になって、今回イベントの主題である「ゆる鉄」写真集に掲載されている写真を中心に、その写真を撮影した際に考えていたこと、撮影意図、経緯などを楽しく可笑しく話していただきました。

「ゆる鉄」のコンセプトは、参加者なら皆そうであったように十分承知していましたけれど、没カット写真を見せながら撮影過程に関するお話を明快に話していただけたことは、極めて貴重なことだったように思います。

プロの写真家が、それも自分が好きだと思える数少ない写真家さんが撮影過程、写真の選考過程を話してくださるなんて本当に有難いことだと感じる1時間でした。そして、ちょっとした言葉に、自分の写真撮影に関してヒントになる言葉もありました(極めて抽象的なことではありますが)。

個人的には(他の人とはおそらく違うでしょうが)当初からイベント列車はオマケで、むしろ最後のトークショーが聞きたかったというのがあったので、本当に満足できるものでした。

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また、最後の最後には、ハズレなしのプレゼント大会もありました。目玉はなんと、昨年の「ゆる鉄」写真展に使われた写真パネルをそのまま、それも10枚もプレゼント!というもの。なんというか、太っ腹すぎでしょ!みたいな。

加えて、同様の写真展に使われた写真のサイン入りプリントも多数あったりして豪華なプレゼント大会でした。残念ながらそれら目玉商品には当たらなかったのですが、本当に楽しいひとときを過ごすことができました(正直、写真展とかで売ってくれないのかな…と思ってたりする)。

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中井精也氏の写真は、氏の人柄・性格が醸し出す写真とも言える心温まる写真ですが、イベントの方もそれと同じく楽しく明るく心地よいものでした。

氏の写真は単に緩いだけでなく、技術的に非常に高度な技法を使ってる場合も少なくないのですが、それを感じさせない写真ってのがまた魅力なのですが、なんか今回のイベントでもそういった部分を感じさせてくれるものがありました。

まぁ、残念なことは、私自身が右足を痛めているだけでなく、大きな手術後まだ1ヶ月も経ってなくカメラも持てない状況であったり、その後遺症で声がマトモに出なかったりだったので、イベント中に話しかけてくださったり、話のキッカケを下さった方々には申し訳ないことをしたと思ってます。

それだけが心残りでしたが、自分自身のことは別とすれば、イベント自体は極めて素晴らしいものでした。

そして、そう遠くないうちに、また新たな「ゆる鉄」写真展も行われるということで、これからも「1日1鉄!」を毎日楽しみにしつつ、写真展を待ちたいと思います。そしてまた、同じようなイベントがあれば、身体を完調にして参加できれば…と。

最後に、中井精也氏およびスタッフの方々には心から御礼申し上げつつ、この記事を締めたいと思います。

Rail healing1日1鉄! (単行本)
Rail healing1日1鉄!

(ブログ「1日1鉄!」掲載写真の写真集。これも和むんです…)

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