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[Photo Diary] 酷暑の中の涼
北山友禅菊が咲く久多のエリアは京都北山の奥深い集落。
とはいえ、大阪で37℃とか言ってるような日で、
山の中の細道に入る前の、国道沿いにあった気温表示は34℃。
多少山を上がったとはいえ、大した標高もないので32〜33℃はあっただろう。
けれど、車を降りた途端、「あゝ全然違う、(暑いけど)気持ち良い…」
思わずそんな言葉が口から出ていた。
大阪からだと1時間半か2時間弱、大した距離でもなければ、
特に山の上とかでもないけれど、暑さの質は結構違うものだなぁ、と。
そして、久多の集落は大山川という小さな川沿いにある。
川というか小川レベルだけど、そのほとりがまた涼しくて気持ちよくて…
北山友禅菊が咲くエリアのすぐ近くの川縁に小さな簡易ベンチが数個。
木陰のそのベンチに座って綺麗な川からの涼をいただいていると
炎暑であることは同じのはずなのに、大阪とは別世界。
毎日酷暑の中で気力体力がすり減っている中で、癒されまくった。
思いつきで来たけど、来た甲斐があったなー、と心から思ったり。
(X-S10 + XC15-45mmF3.5-5.6 OIS PZ)
[Photo Diary] 稲青々と
[Photo Diary] もっと良いレンズで…と思うものの
昨日に続いて京都北山友禅菊の写真を。
北山友禅菊を見に行ったのは連れ合いのためであって、
積極的に写真を撮りに行くとかではなかった。
映える場所なので写真を撮りに行っている人も多いみたいだし、
それでトラブルも出始めているとは聞くけれど(ウンザリだわね)。
とはいえ、せっかく暑い中に山奥まで行くのにスマホで記録写真だけでは勿体無い、
そう思ったので、お出かけスナップ用の富士フイルム X-S10 の出番。
このところ X-S10 には MF レンズ Voigtlander NOKTON 23mm F1.2 が付けっぱだが、
色々な画角で撮りたいだろうからとレンズキットの標準・望遠ズームレンズ2本を選択。
キットレンズの XC15-45mm は 23mm 相当スタートの、ちょい広さが便利でもある。
だが、昨日書いたように、北山友禅菊は予想以上に良かった。
広大というほどでもないが、一面の友禅菊はその色合いがとても好ましかった。
なので、撮り始めてすぐ
これ、もっと良いレンズで撮りたかったなぁ……
と、ちょっと後悔したのも事実。
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[Photo Diary] 北山友禅菊
地獄のような暑さの中、少し前に北山友禅菊を見に行った。
むかし連れ合いが「友達が見に行ったんだって、見てみたいけどすごく山奥で…」
などと言っていたのを思い出して(本人はすっかり忘れてた😅)
盛夏の頃の花なので、鬱屈した気分を少しでも解消させるべく行ってみた次第。
ちょうど見頃で、気品ある紫の花が一面に広がっているのは何とも癒された。
紫という色は結構難しい色だと思うけど、ちょうど良い品の良さ。
ちなみに夜明け前の頃はもっと青い紫で、陽の加減によって色が変わっていくのが特徴。
地元に自生していた野菊から京大の先生の協力もあって改良された種らしい。
昔は聞いたことなかったよなぁ、と思ったら、まだ30年も経ってないようだ。
ちなみに現地の SNS によればそろそろピーク過ぎらしいので、
今年見るならお早めに、である。
例年7月半ば過ぎからお盆くらいまでらしいが、今年はちょっと早めっぽい。
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