Tedious diary more x4

写真日記ブログを合流させて完全に雑記ブログ化しました(>_<)

タグ:ユニット

この度の東北地方太平洋沖地震で亡くなられた方のご冥福をお祈りするとともに、被災されました方々に心よりお見舞い申し上げます。

地震発生から1週間、未曾有の危機・災害はなお継続中の日本ですから、このような基本的にお買物ブログのようなチラ裏ブログを積極的に書く気にはなれないのですが、直接影響のない地域に住んでる人間は、できるだけ通常に戻るべきとも思うので復帰したいと思います(東京・仙台がクライアントゆえ、仕事面の影響はかなり大きいのですが…)。

さて、以前 GXR への雑感を立て続けに書いていた頃の記事の1つ、「GXR と一ヶ月(2) 不満点専科」にて色々と不満点を列挙したなかでも書いていたことの一つに、

50mm ユニットはフロントレンズキャップが外つまみ式だったけど
28mm ユニットは内つまみキャップに変更された
50mm ユニットでも内つまみキャップを使いたいなぁ〜


というのがありました。

50mm ユニットは外付けのフードを付けられる構造ではないので、外つまみキャップでも問題はないのだけれども、個人的に内つまみキャップが慣れてるから交換したかった。というか、28mm と 50mm の2つのユニットで違うのは、なんとなく微妙。

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なかなか本ブログが更新できない昨今のうちに、あっという間の1月終了。ちょっと仕事も忙しくなりつつあるのに加え、先月は東広島、東京、広島×2、北海道という感じで都合10日以上は出かけていたので、まとまったブログを書いてる余裕もありませんでした。

それに加えて、超金欠なので何か買い物ができる状況でもなく、ついでに言うなら大して欲しい物もない、ある意味幸せな状況でもあります。ま、来週の CP+ を契機に物欲刺激されまくりになるかもしれませんが…

というか、欲しい物はあるのですが、どれも60万以上する、おいそれと買えないレンズたちであったり、GXR 用 APS-C 中望遠ユニットといった存在しないものだったりするわけです。

特に、先月あちこち出かけてる中で GXR は相変わらず愛機として持ち歩いて、それでも「中望遠 APS-C ユニットくれよー」と思うこと多々。これに関しては毎回思っているのですが、特に北海道では、それを痛感することが多かったように思います。85mm か 105mm で良いから出してくれ…と。

GXR_BlogSample20110201A
(GXR + A12 50mm F2.5 MACRO)


とまぁ、そんな私の勝手な思いをよそに、来週開催される国内最大のカメラショー CP+ を前に、リコーが昨年開発を表明していた「レンズマウントユニット」を正式に開発発表しました。

リコー、ライカMマウント採用の「GXR用レンズマウントユニット」を開発発表
「GXR」専用拡張ユニット1機種を新開発(リコー公式サイト)

注目のマウントは、Mマウント。まぁ大方の予想通りというか、やっぱりというか、結局そこですか、と。

他社で散々マウンターアダプターが出てるわけですし、有りがちといえば有りがち、今更といえば今更(おまけに発売は秋だしね)。そんな印象。

とはいえ、喜んでいたり、ホッとしていたりするユーザーも多いのでしょう。リコーファン、GXR ユーザーは亀爺、カメヲタが多数でしょうから、ライカレンズなら持っている人も少なくないでしょうし、これを機に買いたかったライカレンズへの足がかりにしたいと思う人もいるはず。

また、GXR を持ってなかった人でも、手持ちにライカレンズがあれば GXR を買ってみようと思う人も出てくるでしょう。

そういう意味では、リコーは自らのファンを把握したマウントユニットを選択したと言えると思います。冒険することなく、既存の信者を裏切らない選択。亀ヲタ相手の小さなパイを選択・志向し、守っていくのを一義とするメーカーなら当然の判断でしょう。

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「GXR と一ヶ月」というタイトルのままで続けていますが、GXR + P10 キットを購入したのが 10月半ばですから一ヶ月ではなく、もう二ヶ月になります。断続的に多くの GXR 記事を垂れ流してきましたが、ひとまず今回で一区切り。

と、その前に、前回の記事投稿後、“GXR の RAW ファイルの使いでが今ひとつ”と感じた問題に、記事を見た方からDM にて「Adobe Camera RAW が各ユニットに最適化されていないバージョンだからでは?」という指摘をいただきました。これについては私も、確かにその可能性がないではないと考えています。

手元の Photoshop は未だ CS4 であり、ACR のバージョンは 5.6 のままです(Adobe は本体ソフトの新版が出ると同時に、旧版の ACR アップデートを打ち切るため)。この ACR 5.6 でも対応機種リストに GXR があるのですが、考えて見れば GXR は素子も含めたユニット交換式ですから、各ユニット対応がされていない状態では、何らかの最適化がされていない可能性はあります。

いずれ検証というか使ってみて何らかの報告はしたいと思っていますが、金欠の折、「たかが GXR の RAW のためだけに CS5 へアップデートするのもなぁ…」という状況です。CS5 への Adobe税を払うだけでなく、使っている Photoshop プラグインもアップグレード料金が必要になるので、結構出費になるんですよね…

もっとも、ユニット毎対応・最適化で大きな差が出るようなら「何のための DNG なんだろう?」と思わなくもないですが(もちろん、色々な意見があることは承知ですけどね)。

その他、前回記事では幾度か追記をしています。色々と不満点をメモって書いていたつもりですが、「マニュアル露出時に ISO Auto が使えない」「点光源に対する AF が使いものにならない」など、何とかして欲しいと思いつつも忘れていた点を後から思い出したため、追記しています。

RICOH デジタルカメラ GXR P10 28-300mm F3.5-5.6VC KIT GXR+P10KIT
ここからハマった GXR + P10 キット。Amazon では3万円台半ばが定着。

P10 は A12系ユニットを買っても役に立つ時はあるので、最初としては良いかと…


さて GXR を一ヶ月、いや二ヶ月使ってきて、友人知人から時々「GXR って、どうなの?」的なことも聞かれます。人に勧められるカメラかどうか?ということにしては、何度も書いてきたように

自分で GXR を買うことが判断できる人向けのカメラ


と思っている。他人に勧められて買うようなカメラではないし、背中押しするカメラでもない。少なくとも、NEX やマイクロフォーサーズと迷っている人に背中は押せない。そんなカメラ。

勿論、人に勧められないというのは、人に勧めたくはない、とは違う。自分が愛用している −もう GXR に関してはそう言ってもいい。少なくとも今は− 気に入っているカメラならば、本来なら人に薦めたいところだ。

例えば PowerShot S95 は、自分が S90 を1年以上使ってきて満足していて、S90 にあった不満点が改善されているから(一定の層には)文句なしに勧められる。でも、GXR は残念ながらなかなか勧めにくい。良いカメラだが、普通のコンパクトデジカメの延長線上にもなければ、一眼のサブとしても被写体を選ぶ。

その「自分は気に入ってるけど、なかなか人に勧めにくい」という点については、前回の記事にしっかり書いたつもりなので、ここでは繰り返さない。

ただ、個人的には GXR を実際に使ってみて良い部分も多く感じたからこそ、独自性や特徴の袋小路に向かうより、広く使われるような迎合がもう少しあって欲しいと思っている。GXR ならではの良い点があるだけに、もう少し普通の人に薦めやすいカメラだったなぁ…と思う。

the light in the station
GXR + A12 28mm F2.5 @西岩国駅


「独自性の維持追求ばかりより、広く使われるような迎合がもう少しあって欲しい」

こんなことを書くと、熱心な GXR ユーザー、リコーファンからは「てめーは判ってねーな」と怒られそうだし(笑)、きちんとした言葉で伝える能力がない私では誤解を生んでも仕方ない。が、いま GXR に自分が求めるのを端的に言えば、そういうことになる。

迎合と言っても、別に〇〇みたいになれ、とか、シェア拡大を必定とすべし、みたいな話ではない。ただ、GXR を使っていて、せっかく良い部分があるのに、前回記事でも書いたような「メーカー側が GXR を必要以上に狭く定義しすぎ」という印象があるし、それが対象ユーザーを狭くしているようにも感じる。

そして少なくとも GXR が GR Digital や CX シリーズ、旧 GX シリーズのような単発製品ではなく、

ユニット交換式という継続性を考慮すべき製品


であるからこそ、未来を見据えて、ある程度のユーザーベースは確保しておかないといけないのでは?とも思う。

今の APS-C 素子&GR LENS による2つのユニットは素晴らしいし、それが使えればそれで良いという考え方はあるにせよ、デジタルカメラである限り技術と周りの商品展開はそれなりの速度で進んでいく。だからこそ、GXR もそれなりのユニットが揃っていかなければ、ユーザーベースの広がりもなく徐々に縮小均衡を余儀なくされるのでは…と危惧する。

少なくとも自分が使い続けていくとすれば、事業継続はされていってもらいたいし、細々と事業継続するだけでなく、然るべきユニットが揃って行って欲しいから、余計にそう思う。

the distant view of Kiyomizu-dera temple
GXR + A12 50mm F2.5 MACRO @京都・清水寺


GXR を使い始めてからそんなことが気になって、カメラ雑誌の先月号今月号の、よくあるボーナス商戦、クリスマス・年末年始商戦を念頭においたカメラ購入向け記事の類をサラッと見てみても、GXR がその俎上に上がることがほとんどない。

一眼レフとミラーレス機が入っているような記事でも、NEX やマイクロフォーサーズは出てきても GXR は出てこない。かといってコンパクトカメラの記事にもほとんど出てこない。ITmedia で G12 や P7000 と GXR + S10 が並べられたくらいだろう。

一般的なカメラ雑誌だけでなく、カメラ日和とか女子カメラといった、そちらの方向の雑誌をパラパラとめくっても GXR は出てこない。本来もう少しその方面には取り上げられてもいいように思うのだが、意外なほどピックされていない印象がある。

確かにボディ自体は昨年発売のモデルであるから取り上げられる要素には欠ける面はあるだろうが、一応現行モデルには変わりない。小型廉価ミラーレス機として、よく取り上げられる E-PL1 は今年発売モデルだが発売は随分前で、経過時間的には大差ない。E-PL1 が取り上げられるなら…という気はする。

少なくとも、GXR はそういった層にアピールできるカメラだし、本来なら購入対象に加えてもらわないと…と思う。でなければ、一部の好き者リコー好き好きヲタクだけのカメラに終わってしまう。それでは勿体無いし、先細り感から逃れられないようにも思う。

The fishermans
GXR + P10 @明石港


もっとも、これは単に私の意見、感想でしかない。私は GXR を二ヶ月使いつつ、そういった「もう少し幅広く使ってもらえるカメラになれば…」という思いを抱いたけれど、中には「判るヤツだけが使えばいいんだよ」的に思ってる人もいるだろう。そういう考え方は気持ち悪いと感じるが、理解できなくはないし、別に否定しようとも思わない。

また、GXR が本当に一般層に使いやすくするためには、メニュー周りの UI、メニューの文字サイズ一つとっても変更する必要はあるだろうが、それは旧来のユーザーから大きな反発を受ける可能性は大きいから、なかなか無理な話だ。

さらに来年発売されるという

他社マウントユニットに対する意見は、ユーザー各自が
GXR に何を求めているか、GXR をどう捉えているかを強く反映されるもの


になりやすい。何度噂の出た「マイクロフォーサーズ・マウントユニット」に対する反応を見ていると、特にそう思う。

以前、4/3 Rumorsあたりにリークとして載った噂画像はフェイク臭すぎて、私自身も噂をマトモに信じちゃいないけど、来年出ると言われる GXR 用他社マウントユニットに何を希望するかと言われたら、私はマイクロフォーサーズだと嬉しいな、面白いな、と思っている。

けれど、それに拒否感を抱く人も少なくないのは、ネットをちょっと見れば判る(GXR 買う前に下調べして、そのことに拒否反応が強いユーザーが多くてびっくりした)。

他にも「他社マウントユニットなんてマウント交換式の意義を失わせるものだ!」という意見もある。確かに“ユニット交換式ゆえに素子に最適化したレンズ設計、最適チューニングが可能”と謡ってるユニット交換式の意義からは遠くなるが、個人的にはそこまで教条主義になっても仕方ないというか、

なかなかユニットが増やせないんだから仕方ないんじゃね?


と思っている。

言っちゃ悪いが、その昔に某マウント信者が唱えてたテレセントリック至上主義と同じ臭いがして、そういう教条主義に行ってしまったら終わりだと思ってる。幸い、リコーは他社マウントユニットを出すようだから、現実的な路線に行きそうだが…

Osaka Monorail at dusk
GXR + A12 28mm F2.5 @大阪モノレール


いずれにせよ、そんな他社マウントユニットが出るという話一つとっても、

「わしゃあ、手持ちのライカレンズが GXR で使いたいんじゃー」

という人と

「マイクロフォーサーズで色々なレンズが(AF で)使えるようになったら面白いのになぁ」

と妄想する人では、他社マウントユニットに対する期待、考え方、ひいては GXR に対する視点すらも違うのだろうから、その点はアレコレ言っても始まらない。

私は後者の意見・期待をする人間ではあるが、GXR ユーザーには「マイクロフォーサーズ・ユニットとかアホか」という人が少なくないのも判っているし、別に否定しようとは思わない。むしろ、リコーユーザー、GXR ユーザーらしいとすら思う。

極端に言えば、そういう層からの脱却を望んでいるのだけど、

どういう道を選ぶかはリコー次第


だから、私を含めた外野がどうのこうの言っても始まらない。先々をあーだこーだと色々言うのはヲタクの愉しみの一つだから(笑)、それはそれで悪くないが、決めるのはリコーだ。

ぶっちゃけて言えば、他社マウントユニットがマイクロフォーサーズだったら面白いのになぁ…と思ってる私ですら、他社マウントユニットが発表されて

M マウントとか K マウントとか MF レンズ向けマウントだったら
「あぁやっぱりね、そうだろうね」と思う


し、逆に

マイクロフォーサーズ・ユニットだったりしたら
「リコー、マジかよ〜!」と驚く


のは間違いない。だから、マイクロフォーサーズ・ユニットが出ることに大きな期待をしているわけじゃない。

JAL's WAKUWAKU ALOHA JET at dusk
GXR + A12 50mm F2.5 MACRO @伊丹空港


ただ、それでもマイクロフォーサーズ・マウントに期待するのは、

  • レンズ(ユニット)の大いなる不足の補完的役割となる。

  • 現在一定の存在感を示しているマイクロフォーサーズに関わることで、GXR の存在感は確実に増して、目に留められる機会、雑誌で取り上げられる機会は増える。

  • マイクロフォーサーズ・ユーザーにとっては選択肢が増えるし、そこに A12 系ユニットのようなマイクロフォーサーズにない付加価値があれば GXR が魅力に映るはず。


という側面があるからだ。

マイクロフォーサーズも GXR も両方使った経験から

GXR の良さは m4/3 にも同居することで、より映える


んじゃないかな?と思う。A12 系ユニットの魅力だけでなく、カメラの質感の良さもマイクロフォーサーズ陣営にはなかなかないしね。

少なくとも GXR からマイクロフォーサーズへ流れるよりは、マイクロフォーサーズ・ユーザーにとって GXR が一つの選択肢になることのメリットの方が遙かに大きいように思う。

たとえ GXR → m4/3 へ流れる人がいたとしても、それは放っておいても流れるし、逆にマイクロフォーサーズ・マウントが出ることで押しとどめられるだろうと思う。私自身が両方の魅力を十分感じてるだけに、そう思う。

両方を見据えた場合、

マイクロフォーサーズ・ユーザーにとって所有レンズに加えて
小型 APS-C レンズなどが使えるメリットを提示できる GXR


というのは、GXR に益あって損なし、とも思えるのだ。

マイクロフォーサーズ陣営においてパナソニック以上の存在感を占めるようなことは、どんなことをしても無理だろう。けれど、GXR にとって今以上に存在感を与え、ユーザーベースを増やす手段にはなるように思っている。

そして個人的には、AF の使えるレンズが増えてくれるのが何より嬉しくなるし、そういうメリットは画質だのユニット交換式の意義だのというものの前に必要なことではないかな?と考えている。

マイクロフォーサーズ・ユニットを出したとしても GXR や A12 系を始めとするマウント交換式の良さが損なわれるわけではないことは、GXR を作っている人、使ってる人がよく判ることだろう。

少なくともユーザーが増えて困るのは、「俺は判るヤツが選ぶ機種を使ってるんだー」的な、気持ち悪いマイナー機種ヲタクだけだろう。ユーザーベースが大きくなれば、開発リソースにも余裕は出るわけだから(リコーがその気になれば)ユーザーに損はないと思っている。

だから、個人的には期待ししてしまうのだ。出るかどうかは別の、単なる妄想としてね :-D

まぁ妄想をさらに飛び越えていけば、まさかの Foveon ユニットとかだったら、それはそれで面白いけれど(E マウントだとレンズがないから意味不明だなぁ…)

RICOH カメラユニットGR LENS A12 28mm F2.5
なんだかんだ言っても私の GXR 標準レンズになった A12 28mm F2.5

このサイズでこの画質、そしてボディとのバランスが絶妙


などと考えたところで、リコーがどう考えてるのかは判ったものじゃないし、個人的な期待でしかない。いずれにせよ、

来年の2〜3月には他社マウントユニットが明らかになるようだ


から(今月号のカメラ雑誌インタビューより)、楽しみにしたい。

過去に寄り添うのか、現在を見て生きるのか。


1GXR ユーザーとしてリコーがどういう判断をして、どういったものを出すのか楽しみに待ちたいし、ちょっとワクテカしている。

カメラ界全体からすると大した影響のない話だろうが、個人的には

リコーの GXR に対する姿勢が明確になる


ことだとも思ってるので、本当に興味深い。

そして、そのことで 最初に GXR を手にした時の記事に書いた「いつまで付き合えるやら…」といったことも自ら推し量れそうだ。

1年後も GXR を手にして愛機のままであって欲しいとは思うけど、2011年はニコンの新システムカメラも出そうだし、キヤノンもそう遠くないうちに後追いするだろうし、さてどうやっていますやら…


RICOH GXR カメラユニットGR LENS A12 50mm F2.5 MACRO
買う前から予想より活躍の場の多い A12 50mm F2.5 MACRO

GXR に相応しくないサイズ感と重さはどうかと思うが、28mmと合わせて持つのがベスト!

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前回記事で書くつもりだった、A12 ユニット2本の感度別画質比較例です。ちなみに、私はメインマウントの EOS と違って、GXR に高感度画質云々を特に言うつもりはありません。さすがに求めるものが違いすぎます(私にとっての高感度は動体撮影、夜間望遠撮影のために存在しているので)。

それでも P10 ユニットの場合は

  • コンパクトデジカメ素子採用ユニットゆえ、使える高感度の範囲は広くなく、画質劣化も激しい。

  • 300mm までの望遠域があり、シャッター速度を必要とする状況が(自分の中では)多く、さらにレンズが暗いために高感度でシャッター速度が稼ぐ必要が多い。

  • Sモード(シャッター速度優先AE)を使うと自動的に ISO 3200 まで上げられてしまう不可解糞仕様のため、ちょっとしたことで ISO 1600〜3200 域を使われてしまう。


という理由がありましたので、高感度画質を把握しておく必要がありました。

反面、広角標準単焦点レンズでは

「28mm とか 50mm 単焦点で、高感度なんて使うシーンってあるんですかねぇ?」

というような有様ですので(私の場合)、正直 A12 ユニットでの高感度は、あまり気にしていません。実際に1週間強使ってきて、気になったことがありません。

それゆ、高感度画質を一々比較するまでもなく、

A12 ユニットの2本は、自分の使う分では満足できる高感度画質


だったりします。どうせ、動体撮りはダメなカメラだから、高感度を積極的に使うこともないしね!(/_;)

でも、以前 P10 キットで高感度画質比較をやっておいたので、先週購入した A12 ユニット2本でも(自分への目安も含めて)やっておこうというわけで、以下 GR LENS A12 28mm F2.5 ユニットと 同 50mm F2.5 MACRO ユニットの ISO 200〜3200 比較例です。

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