ソフトバンクの場合は iPhone べったり、Apple と死なばもろとも的な戦略ゆえに、Android 機はせっかく良いものを持ってきても冷遇されてたりするわけで、秋冬モデル発表にもさほど期待はしてませんでしたが、

DELL Streak はソフトバンクか!


という驚きはあったり。

DELL Steak は、5インチ液晶の Android 端末。スマートフォンともタブレットとも言い難い微妙なところですが、逆に使ってみないと判らない、ということで、これはちょっとそそられていたものの、国内では出ないだろうなぁ…と諦めかけていたので、ちょっと気になります。

携帯できる5インチの大画面―Androidタブレット「DELL Streak 001DL」
5インチ画面のAndroidタブレット「DELL Streak 001DL」

といっても、月額料金が通常のスマートフォンプライスで2年縛りだと、ちょっと買えないですよね…。昨日の新規一括ゼロ円 IS01 購入記事にも書いたように、次々と良い端末が出るのが判っているだけに、2年縛りものとなると、なかなか手が出にくいところ。

昨日買った IS01 みたく「パケット使わずにオモチャとして使う」と割り切って月額8円で済ませられるなら良いのですけど、800x480pixels という解像度も現時点で既に少し遅れ始めてるとも言えますしね…

ソフトバンクがどのようにして売るかは判りませんが、Galaxy Tab と同様に iPhone と iPad の隙間に位置する商品ですから、力を入れているそれらとはかぶらないでしょう。

iPad のように安いパケット料金体系などが用意されるなら、面白いとは思うのですが、どうなりますやら…

というか、

また docomo じゃなくソフトバンクからですか


と思ったのは私だけではあるまい。モバイル向けの製品だからこそ、ソフトバンクよりドコモで使いたい人は多いはずなのに…



Android 携帯もいくつか出ているわけですが、主力になりそうなのは

3D液晶搭載、Android 2.2の「GALAPAGOS 003SH」
3D液晶+9.6M CCDカメラ、日本独自機能も備えたAndroid端末「GALAPAGOS 003SH」

でしょうね。ガラケー仕様の Android ケータイ。差別化は3D液晶ですけど、それがどこまで訴求できるかは疑問ですけど、

差別化が大好きな孫社長にはピッタリ


ですね(棒読)

ついでに、これのキーボード付きという形になる

3D液晶、QWERTYキー搭載のAndroid端末「GALAPAGOS 005SH」
3D液晶+QWERTYキーボードを搭載したAndroidスマートフォン―「GALAPAGOS 005SH」

でしょうか。どちらもシャープ製端末。でもって、名前が「GALAPAGOS」

ややこしい名前、付けんなや!


って、きっと、ほとんどの人が思ってるでしょう。孫社長は良い名前が付けられたとか思ってそうですけど。

まー、シャープの電子書籍端末・サービスの「GALAPAGOS」が、やたら話題を呼んだからその流れにあやかったのでしょうが、なら当然シャープの電子書籍サービスが使えるんだろうと思ったら、未定とか…

【追記】使えるようにするらしいですね。ソフトバンクの電子書籍ストアとは別に使えるとか。それはそれで、ややこしい話だ。



といった2モデル以外は、特に大して興味を惹くようなものはなさげ。残り2つの Android ケータイ、

Android 2.2搭載、携帯風メニューも用意した「004HW」
Android 2.2搭載、重さ110gの「Libero 003Z」

は大して力も入れられず、話題にもならず消えて行きそうだし、だいたい発売が来年3月以降と鬼が笑いまくりだしね。

ガラケーは、毎度のシャープハイエンド端末に始まり一揃えですかね。以前発表していた LUMIX Phone が出たくらいで。

ちょっと気になるというか、言っておきたいのは

ULTRA SPEED | ソフトバンクモバイル

ですな。LTE 並みの速度を実現!とか発表会でふかしていたけれど、

基地局やバックボーンがボロボロな状態では何やっても一緒


なわけで、LTE の準備が遅れているのをこれで目くらまししようという、いつものソフトバンク戦略。

LTE までの繋ぎで DC-HSDPA や HSPA+ をやるのは当然だろうけど、今の回線状態じゃ、速度ご自慢は冷笑されるだけってのが判ってないのかねぇ…

デザリングについて質問されても「ノーコメント」だからね。できない、とも言えないところがまた何とも…