Tedious diary more x4

写真日記ブログを合流させて完全に雑記ブログ化しました(>_<)

タグ:ミラーレス機

TediousPhoto20250403

縮小しているこのサイズでは(クリックで2倍サイズにはなるけど)判らないが、
完全にピン甘で、没カットにしたもの。
ちょいピン甘くらいだと DxO で処理した後に Lightroom 側でシャープネスを追い掛け
という禁じ手みたいな手段で、そこそこ良い感じになるのだが、これはそれも難しい。
(禁じ手と言いつつ常用しているが、繊細さは消えてスマホ写真っぽくなる)

ナイトゲームのサッカーや暗い曇天時のアメフトを撮っていると、
フォーカスエリアできっちり捉え続けているのに、ピン甘になるカットは多い。
50万円の超望遠単焦点レンズなのに AF 速度が微妙、
というか初動が遅い鈍重なレンズが悪影響を及ぼしているのは間違いないが、
カメラの方もフラッグシップ機の割に不規則な被写体に対しては追従性能が微妙。
D5 の時のような全幅の信頼感は結局得られることないまま3年以上が経った。

7桁円の大型レンズが使えるシーンでは竹クラスの超望遠単焦点レンズよりマシだが、
とはいえ、一眼レフ時代の同クラスの超望遠単焦点レンズより AF 速度は落ちる
という時点でシステムとして不満は出る。


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TediousPhoto20240630

雨が近い淀川大堰にて。
普通の自転車でここまで来ていたら帰りは雨に濡れること必至であるが、
この日は折りたたみ自転車で来ていたので、雨が降る前に駅へ避難。
帰りは電車で帰る軟弱者上等であった😅

(X-S10 + Voigtlander NOKTON 23mm F1.2)


さて、昨日分の続き。昨日分はうっかり載せ忘れて日付が変わるギリギリに滑り込みセーフで載せたので、一応リンクを貼っておきます。

自分の📷の先行きの話 X 【前編】 Voigtlander NOKTON 23mm F1.2 を手にして5ヶ月

昨年、富士フイルムの売り方に何だかなー気分を感じるのと同時に、サブマウントのカメラ X-S10 を所有する理由を見失いかけていた中で、使い方の方向性が変えられるかも?と思って Voigtlander NOKTON 23mm F1.2 を買ってみた時には「どっちに転ぶか自分でも判らない」と思っていたのが、(少し時間はかかったけれど)良い方に転んでくれて、

X-S10、サブの X マウントはマニュアルフォーカスレンズで、身近な(どうでも良い)被写体を相手にまったり気楽に、撮影する行為そのものを楽しむためのカメラ/システムとして使おう


という、Voigtlander NOKTON 23mm F1.2 購入時に考えていた方向に落ち着きました。

スマホカメラの高性能化、撮影画角の多様化で、お散歩お出かけ記録写真用途として使うのに益々微妙になってきたところに、

「どうでも良いモノ相手にマニュアルフォーカスで撮ることで、勘違いの撮影満足感を高めることに成功した、そのためのカメラ」

ということでもあります😅 撮影する行為そのものを楽しめるようになった、とか言ってますが、ぶっちゃけ私にとっては勘違いみたいなものです。勘違いでも現状少しでも楽しめていれば、それで良し、です。

Amazon_Voigtlander NOKTON 23mm F1.2 X
Voigtlander NOKTON 23mm F1.2 X (Amazon)


そういうこともあって、お出かけ記録撮影用途に必要な最低限のレンズは残して手持ち XF レンズも少し整理しました。

何度も書いてきたように、富士フイルム機の色が好きで忘れられず数年前に Xマウントに戻ってきたわけですが、昨今の富士フイルムの国内販売のやり方とか(円安を別にしても)納得しかねる価格設定には、この先 X マウントを使い続けても愛着を維持できそうにないなぁ、という思いは今なおあります。

今回 X マウント一式を売り払うことなく X-S10 を持ち続けることにしたわけですが、かといって今後また(無駄に高い)XF レンズを買いたくなるかといえば、正直ない。これ以上富士フイルムに金を払う気はナッシングな気持ちが強いのが、今の本音。

そういうことを踏まえると、

X-S10 は壊れるか飽きるまで付き合うとしても、その後また富士フイルム機を買うことは現状あまり考えられないよなぁ


という思いがあり、となると、

将来的に使い続けるかどうか判らないマウントのレンズを増やすのは、欲しくてもちょっとブレーキがかかるなぁ


ということもあって、「だったらマウント移行もアリでは?MF レンズ主体の撮影スタイルは他でも可能だし」という考えが頭の中でちらほら。それでは Voigtlander NOKTON 23mm F1.2 を買ってみる前と大差ない、「始めに戻る」感じだけど、以前のように

サッカー始めスポーツ撮影で思うような結果を残せなくなって手を引くことになったらメインマウント機材は一式手放すことになるし、その時は X マウントで細々気楽な撮影を楽しんでいこう


と、長く X マウントと付き合っていけるとは思えなくなってしまったので、頭の中で浮気心がチラつくのは仕方ないところ。


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TediousPhoto20240629

うっかりブログに投稿し忘れていたので、日付が変わる直前に更新😓

冒頭の写真は、いつぞや特徴的な店名の看板を載せた居酒屋のある路地。
小さな踏切を通過する電車とともに。
鉄ちゃんではないが、町中を電車が走る風景というのは好き。
関西だと阪堺電車とか京阪京津線・石山坂本線、叡山電車とかね。
そういった鉄道が近所にある街に住んでいたら、
自分の主被写体も変わっていたかもしれない。


今年初めに、1年半ぶりの新カメラ機材として富士フイルム X マウント用レンズ Voigtlander NOKTON 23mm F1.2 を購入したのは以前書いたとおり。

サブの X マウントカメラ X-S10 の稼働率が低くなってきたこともあって、売却も頭の中でチラつく中、

「自分自身が X マウントをどう使っていくか?」

というのを考え直し、その結果として

「撮った結果が目的ではなく、撮ることを目的、楽しむためのカメラとして試していこう」

そう思って、マニュアルフォーカスでじっくり撮る(撮らざるを得ない)ことを目的として NOKTON 23mm F1.2 を購入したわけですが、それだけでなく以前からリーズナブル?な価格で質感の高い Voigtlander のレンズは使ってみたいレンズであったのも理由としてありました。

Amazon_Voigtlander NOKTON 23mm F1.2 X
Voigtlander NOKTON 23mm F1.2 X (Amazon)


で、購入から 5ヶ月、ある意味「今後の Xマウントカメラの使い方を占う試し買い」の結果がどうだったかと言うと、

じっくり撮らざるを得ないMFレンズで
撮る行為を目的として楽しめるようになった?かも?


なった気がする、ような??という点においては NOKON 23mm F1.2 を買って試してみた結果として良い方向に出たかな、目論見どおりだったかな、というのが、今のところの結論。


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TediousPhoto20240517

今日の一枚は自分で撮った写真じゃなく、キヤノンのサイトからの拝借😅
唯一、ミラーレスのフラッグシップ機を出していなかったキヤノンが満を持して? R1 を予告発表。

「EOS Rシステム」初のフラッグシップ機“EOS R1”を開発 新開発の映像エンジンシステムにより高性能AF・高画質を実現 | キヤノングローバル

キヤノン伝統のネーミングルールだと EOS R1 じゃなく EOS-1R になるのでは?
と思っていたけれど、そのあたりも新時代ということでしょうか。
「1」だけハイフン付きというのは、細部まで別格仕様の特別感の象徴だったわけですが、
R1 はどうなるのでしょうかね(ローパスフィルターとか色々と)。


今年はオリンピックイヤーであり、パリ五輪ではキヤノンユーザーのプロへ向け
β機の EOS R1 が大量に貸し出されてメディアにも映りまくって隠せないでしょうから
開発発表という予告をしておくのは妥当なところでしょう。

R1 を出す前の一里塚であった EOS R3 の時もそうでしたが、
五輪という最もハイレベルな現場で使われたフィードバックを得て最終調整してから
(もしくはフィードバックを持って発売後に早めのアップデートを準備しながら)
正式発表&発売という流れは賢いやり方だと思います。
五輪直前に正式発売したところでそんなに数は出せないのですから、
β機として本当に使って欲しい人たちにまず貸し出す方がメーカーとしても良い話に思います。


現状、開発発表ということで、画素数その他の主要スペックは明らかにされず、
「R1 ではこんな凄いことができるんだよ〜」というアナウンスに留まっています。
(海外大手ネットショップでお漏らしがあったとかなかったとか…)
そんなレベルで言うのも何ですけど、

ミラーレス時代のカメラに
被写体認識 AF という仕組みで
私が欲しかったのはコレよ!


という感じで、一気に心持っていかれました。

開発発表のリリースで特に深く刺さった部分は以下の2点。


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長らく、それこそ1年以上前から噂が出たり消えたり、Z8 だの Z7 後継機だの、スペック的な噂も二転三転して、いちいちそれに一喜一憂してる人たちを見ていましたが、ニコンの実質1年半ぶりの新機種 Z8 が昨晩発表されました。

Z 8 - 概要 | ミラーレスカメラ | ニコンイメージング
ニコン、Z 9の機能を凝縮したフルサイズミラーレスカメラ「Z 8」 - デジカメ Watch

詳しいスペック云々は公式サイト、メディア記事にあるので、こんな場末ブログで今さら触れる必要もありませんが、噂の中では一番上のレベル、

バッテリーグリップのないZ9


という感じ。

噂段階では「ミニ Z9」だの、「スモール Z9」だの言われていた内容となりました。まぁデカさ重さはともかく、値上げ前の Z9 の価格と大差ないお値段は全くミニでもスモールでもないわけですが。(Z8 をこの値段で売るから Z9 の「戦略価格」は終了、値上げということですね)

Z8_01


主要な部分で Z9 との差といえば、
  • バッテリーグリップがない
  • 使用バッテリーはミドルクラス機の EL-15 系(当然バッテリーの保ちは短い)
  • 記録メディアが CFexpress ×2 から CFexpress + SDXC に
  • 防塵防滴性能はミドルクラスレベル(D850並み)
  • GPS なし
  • LAN など一部プロ向け端子が省略
  • USB-C 端子が充電用、通信用のダブル化
  • D三桁機と異なりバッテリーパックを追加しても D一桁機/Z9 用の EL-18 系バッテリーは使用不可
  • 反面、バッテリーパック使用時は 2個の EL-15c バッテリーのうち 1個をホットスワップで交換可能

といったところでしょうか。Z9 の特徴であったメカシャッター廃止、連写20コマ/秒、見やすい EVF、被写体認識 AF といった点は受け継がれているようです。

また、被写体認識に「飛行機」が追加されたり、美肌モードが追加されていますが、これらは Z9 でもファームウェア・アップデートで実現されそうな内容。ってか、飛行機認識は今まで「乗り物」で対応していたのに何故独立化?そんなことやってる暇があるなら他社が実現してるフォーミュラやバイクのヘルメット認識をちゃんとせえよ…💢

Z8_08


と、ちょっと話は逸れましたが、最も重要な点とも言えるユーザーインターフェースもバッテリーグリップがない影響を除けば、ほぼほぼ Z9 を継承。ですから、

性能・機能、使い勝手の部分では
Z9のサブ機としてベストマッチ


であるのは間違いないところ。

(画質はともかく)ロクな性能を持つミドルクラス機がなかったニコンでしたから、Z9 のサブ機としてバッテリーグリップなしのボディが欲しい人、Z9 2台体制だけどもう1台もバッテリーグリップ付きボディは厳しいと思っていた人、そういった Z9 に近い性能のサブ機を欲していた人たちには刺さるカメラでしょう。

また、デジタル一眼レフ時代のミドルクラス機としては屈指の名機であった D850 からミラーレスへ移行しきれなかった人、Z9 のバッテリーグリップ付きボディにはどうしても馴染めず踏み切れなかった人たちにとっても、待望のカメラですから、既存のニコンユーザーには売れるのは間違いないと思います。

私自身、今まで

Z9 のサブ機で買えるものが存在しねえ
だからと言って Z9 を2台は嫌だ
デカくないバッグにも収まるバッテリーグリップなしのボディで買う気にさせるものをくれ


と言ってきたわけですから、これはもうドンピシャ、買うしかねえ、即予約だ!

…と言いたいのですが、正直なところ、

Z9のサブ機は欲しかったが
これじゃないんだよなぁ


という感じで、イマイチ、いや全く、心が動きません。

ついでに言えば、

ニコンが今出すべきカメラは、本当にこれで良かったのか?既存ユーザーの、それも上澄みだけを狙うカメラでよかったのか?


と思うんですよねぇ。開発リソースや部品調達の関係で、これしか出せなかった、のかもしれないけれど。



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6月にいきなり真夏最盛期の酷暑で梅雨明けしたと思ったら、梅雨が戻ってきたような天気になったり、蒸し暑さと蒸し暑さと蒸し暑さで屁古垂れるしかない日々ですが、皆様におかれましてはいかがお過ごしのことでしょうか。(時候の挨拶)

さて、先月から噂になっていた Z9 の新ファームウェア Ver.2.1 が今週リリースされました。来週末発売の Z 400mm f/4.5 VR S の発売に合わせて出るもんだと思っていたので、思ったより早かった印象です。

Nikon | Download center | Z 9用ファームウェア

前回の Ver.2 は発表当初から予告されていた 8K RAW 動画撮影機能実装という目玉を始め多数の機能追加がありましたが、今回は噂どおり不具合修正と AF 改善のマイナーアップデート程度。それ以外ではソニー、キヤノンに先行されていた LED 照明用高周波フリッカー軽減機能くらいでしょうか。

ファームウェア Ver.2.1 で AF 改善点として挙げられているのは、
  • 小さな被写体に対するオートフォーカスの追従性を向上
  • [フォーカスモード]を[コンティニュアス AF]に設定した場合の人物検出時における瞳 AF/顔検出 AFのピント精度を向上
  • [AF エリアモード]を以下のいずれかに設定したときに、ピントが背景に張り付いてしまうことがある現象を改善

いずれも個人的に Z9 の AF でストレスを感じてきた点でありますし、特に最後の AF の背景抜けから戻ってこない現象は、先日の記事で書いたように Z9 を未だ(D5 のように)信用信頼する機械として見ることのできない理由の一つでもあります。

Z445VRS_Release7


とはいえ、ピントの背景張り付き改善が
  • シングルポイント AF
  • ダイナミック AF(S) または (M)
  • カスタムワイドエリア AF での 1x1

以上の AF エリアモードに限定されていて、あたかも他のエリアモードでは現象自体が起こらないかのような書き方になっています。

は?ピントの背景抜け張り付き戻ってこない現象は、どの AF エリアモードでも起きるやろ?ワイドエリア S なんてしょっちゅう起きるし、それこそ全面オートだって起きるのに、スルーですか😡


と、正直ガッカリモード。

冷静になって推測すれば、根本からの対策には手をつけず(つけられず)細部とパラメーター調整でお茶を濁して、その上で一定の改善が見られたと判定されたエリアモードだけを表記した、といったところなのでしょうが、それにしてもねぇ。

いずれにしろ、個人的には AF 背景張り付き癖も含めて

Z9というかZ共通でAFは抜本的改良が必要


と思っています。

今までの知見をもとにスクラッチから書き直すくらいじゃないと、小手先改善だけではいつまで経っても D 一桁機のような条件を問わない安心安定、信頼性のある AF は得られないんじゃないかな、と思っています。そこまで不満を持たない人の言い分も判りますけど、やっぱりこのままではフラッグシップ機として物足りない。

それがファームウェア・アップデートでできるかどうかは微妙ですし、結局「次世代で」となる気もしますが、他の Z シリーズならともかく Z9 なら抜本的改善を受け入れられる余地(ファーム用ROM やメモリ容量など)があると思いますので、期待せずにもう少し待ちたいと思っています。

もしかすると、富士フイルム X-T1 であったような「これはスクラッチで AF アルゴリズム書き直したんやな!」とビックリするような改善がないとも限らない、という淡い期待もなくはないので…(諦めが悪い)


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ニコンの新時代ミラーレス・フラッグシップ機 Z9 が昨年末クリスマスイブに発売されて半年、売れ行きは相変わらず絶好調のようで、相変わらず納期は遥か先、いまヨドバシ.com で見ると来年3月下旬となっています。

Z9_18


ヨドの納期は余裕を見てるようで、海外の有名ショップ B&H では 11月くらいと表示されているのを見ると実際は半年くらいなのかもしれません。にしても、遥か先。救いは予備バッテリーなどのアクセサリー類が、納期未定から待てる程度の納期になったことでしょうか。

いずれにせよ、世界的な部材不足で生産増強できないこともありましょうが、他社と違って動体撮影で信頼して使えるニコンのミラーレス機が Z9 しかない故に、一定層の需要が Z9 に集中していることも大きな要因でしょう。

かといって、Z9 の需要が捌けないほどあるのに、わざわざ値段の安いレッサー Z9 を出して平均単価を落とすのは中期経営方針にも反しますから、とりあえず Z9 の需要を捌けなければ当面サブ Z9 的なカメラの登場は難しいように思います。



ただまぁ、当方の手持ちのニコンマウントボディは D5 と Z9 の2台。どちらもバッテリーグリップ付きの重量級ボディ。Z9 はメカシャッター、ミラーを取っ払った割には軽くならず(EOS R3 が羨ましいことの一つ)、重量級レンズとのバランスはこの方が良いから〜なんて言っても、こう暑くなってくると持ち出す気力に影響を与えるのは否めません。

ボディだけがデカく重いだけならまだしも、デカいと使えるバッグも大きくなって総重量はボディ重量以上に増えてしまい、夏場は特に嫌になります。気合が入る時はバッテリーグリップ付きボディで良いのですが、いつもいつもそうではありませんから。(お散歩・ドライブスナップ程度なら富士フイルム機はありますが)

また、手持ちレンズも超望遠単焦点以外は Z レンズが主体となってしまった今(Fマウントレンズは望遠系3本のみ)、Z マウントボディの予備機がないのも不安。なので、Z ボディのサブ機が欲しいところですが、動体撮影に安心して使える Z ボディが Z9 以外にないジレンマがあるわけで…

かといって、2台目の Z9 購入は先の「バッテリーグリップ付きじゃないボディが欲しい」要望に反しますし、

正直今の Z9 には満足できていないから2台目買う気にならないし、もし今から予約しても届くのは来年になるのだったら、来年にはレッサー Z9 的な機能性能を持った Z7 III とか出てもおかしくないから、なかなか手を出すのは難しいなぁ…


という感じで、懐具合も込みで Z9 予備機購入のハードルは高すぎます。まぁ、趣味のモノなので「同じカメラを2台買うのは面白くない」という気持ちも強いわけですが😅

こういうところは他社と比べて選択肢の差を感じます。当面は、Z9 に何かあったら D5 でできる範囲と必要に応じてレンタルで、と思っていますが、悩みは尽きません。(他社に手を出すのはお金が回らないし、過去の経験上 3つ目のマウントは維持できないので)


(Z7 IIは高画素フルサイズ機としては安いんだけど…)


さて、Z9 発売日に購入してから半年近くは(比較撮影する時を除いて)D5 は敢えて防湿庫の中でお眠りいただき、ほぼ Z9 だけを使ってきました。Z9 に慣れるため、Z9 の挙動を知るため、Z9 で自分なりの最適な設定を掴むため、です。

そんな中、Z9 について思うことは山ほどあります。SNS でたまに愚痴っていたりもしますが、それすら最小限。本ブログで何度も言及しようと記事を書きかけては収拾がつかないほど長くなり、まとまらず没に下ことは 5回や 6回では効きません。

本ブログはある意味、自身のストレス発散の場でありますから、はっきり言えば Z9 にそれだけストレスを溜めていたことにもなります。ニコンの新世代フラッグシップ機として称賛されるべき点は多々ありますが、動体撮影用フラッグシップ機として諸手を挙げて賞賛には程遠いです。

そんな自身の不満点をブログで事細かに説明するため、AF の挙動を中心にダメ事例の写真も数十枚以上もピックアップして、D5 との差を説明しようかと思ったのですが(Ver.2 で AF の挙動は多少変わったが根本的な問題は変わらず)、先にも書いたように毎度収拾つかないままになるので止めました。

というか、時間をかけて場末ブログに事細かに書き連ねようが、判らない(&判ろうとしない)人間は判らないんだから、お金になるならともかく、ならないことに時間をかけるのは時間の無駄であります。

ので、今回は Z9 購入から半年経っての思うところを、具体例の提示も何もなく、ただ単に思うところを、できるだけ長くなりすぎずに(無理か)、そして適当に3点書いておこうと思います。


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1ヶ月くらい本ブログを放置しっぱなしで廃墟になりかけていたので、適当に書き散らかしたりしていたメモを適当に並べて更新してみるテスト Part 3。

今月は一度も更新していないことに気づいたのでカメラ絡みで最近思うことを適当に書いてみる 〜Xマウント編
今月は一度も更新していないことに気づいたのでカメラ絡みで最近思うことを適当に書いてみる 〜Z9 Ver.2 編

まともな内容でしっかりまとめて更新する気力も時間もないので、与太記事ばかりですいませんねえ。


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春の気配も花粉も微量に含んだ三連休の関西ですが、直前に行ったワクチン接種3回目の副反応が(酷くはないのだけど)完全に引かないので、無理せず大人しくしてます。そんなこともあり、たまに「いつになったらインプレを書くの?」とか言われたりもした Z9 について、インプレではないけれど少し思うところを書いておくか、って感じであります。

Z9_14


Z9 も発売からもうすぐ2ヶ月。発売前後から年明けにかけて多く見られた、貸与機で上辺だけなぞって凄い!最高!と言うだけのレビューも出尽くし、自腹で買ったユーザーが自らのフィールドで実戦使用した真っ当なインプレも増えているようです。

ので、ここでは例によってチラ裏ゴミ記事として少々。


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巷では先日発売された Z 24-120mm f/4 S のレビューが華やかりし状況ではありますが、今さら本レンズについて少々。昨年末ギリギリに届いて元旦の朝に開封して使い始めた、初購入初使用の Z レンズ。

発売からそこそこ時間が経っているレンズですので、既に多くのレビューがあり、ユーザーも多い、評価の定まっているレンズですので、レビューとか細かなインプレッションではなく、1ヶ月軽く使ってきての雑感的なものを軽く述べる程度に留めます。(いつもそんなもんですが)


NIKKOR Z 24-200mm f/4-6.3 VR - 概要 | ニコンイメージング

Z9 購入にあたって Z レンズを順次、何本か買うことは考えていて、Fマウント時代に(80-400mm が Sports VR のない古さで)買うのを我慢した 100-400mm クラスのレンズはまず必須として、標準ズームも買い換えようと思っていました。

AF-S 24-120mm f/4G ED VR はその昔使っていた EF 24-105mm F4L IS USM(初代)同様に、そこそこ便利ではあるけど良くも悪くも「それなり」でしたから、Z9 の高画素センサー、性能をスポイルすることになりかねない、広角側はミラーレス専用レンズの改善具合が大きい、と言うのが理由でした。

標準ズームレンズの購入候補としては、以下の3本でした。
  1. Z 24-200mm f/4-6.3 VR
  2. Z 24-70mm f/4 S(キットバラシの格安新同品狙い)
  3. Z 24-120mm f/4 S

AF-S 24-120mm f/4G ED VR の後継として考えるならば Z 24-120mm f/4 S を予約購入するのが順当でしたが、以前も少し書いたように、
  • テレ側が 100mm 域を超えるのにレンズ側手ぶれ補正 VR を省略したのは、手ぶれ大王としては少々残念
  • 2月発売予定で Z 100-400mm と同時に買うのは金銭的に辛い(実際は1週間早く1月内に発売)
  • 早めに Z レンズを1本買って試してみたかったので、すぐ入手できるレンズを優先したかった

という思いがあって、Z9 との同時予約レンズは Z 100-400 のみにして Z 24-120 は(ひとまず?)スルーとしました。

Z24-200_1


そして、Z 24-200mm f/4-6.3 VR を選んだ、購入した理由としては、
  • 高倍率ズームレンズは買っては(結局写りに不満で)短期で売りを繰り返して、ここ10年は買うこともなかったが、評判がすこぶる良いみたいなので新世代の高倍率ズームに久しぶりにチャレンジしたかった。

  • テレ端 200mm は望遠馬鹿としては物足りないが、高画素機 Z9 なら DX モードで 300mm 相当の画角を(十分な画素数で)得られるので、十分に「高倍率」ズームとして扱える。

  • 体力の衰えもあって携行機材の軽量化を考える中で、主力の 500mm 単焦点レンズに標準ズームと望遠ズームの2本を組み合わせるのが常だったが、本レンズでテレ端 200/300mm 域までカバーできるなら、500mm 単焦点のサブには本レンズだけで行ける場合も少なくないのでは?と考えた。

  • 高倍率ズームゆえに心配される画質は既に多くあるレビューの作例を見て、過去に買ってきた高倍率ズームのようにすぐ(画質面で)嫌になるようなことはなさそうと判断。

  • 動体撮影は民間機の離着陸程度を想定しているので、AF 速度は特に速くなくても問題なしと判断。

  • 小型軽量ではないが、フルサイズ用高倍率ズームとしては妥当なサイズ&さほど重くなく、将来バッテリーグリップのないサブ機を買った際にもバランス的に悪くなさそう。

  • 値段的には安くないが、Z 24-70mm f/4 S の新品価格と大差なく Z 24-120mm f/4 S より若干安いので、標準ズーム購入予定金額内。

こういったところでしょうか。

ま、理由は色々書いても、とりあえず

評判がすこぶる良いので、高倍率ズームを
久しぶりに使ってみたかった


というのが8割9割ですけれども😅

反面、Z24-200mm 購入にあたっての心配事としては
  1. F4 始まりと言っても、ちょっとズームするとすぐに開放F値が暗くなるので、感度が上がると画質の落ち込みが大きい高画素機 Z9 に使うにはちょっと不安。

  2. どのレンズも画質には定評ある Z レンズとはいえ、高画質を標榜する S Line じゃないレンズなので高画素機 Z9 ではどこまで満足できるのか?
    (購入前にチェックしたレビューでは Z5/Z6 と組み合わせる例が多かったので)

  3. 望遠ズームレンズを Z 100-400mm だけしか買わないならともかく、Z 70-200mm f/2.8 VR S も買ってしまうなら画角レンジが完全に被る。

ということがありましたが、これらについては
  1. 100-400mm と同じく基本的に昼間専用レンズと割り切る。

  2. 高画素機で多少の不満が出るとしても従来の高倍率ズームと違って妥協の範囲内に収まるのでは?

  3. 100-400 買ったら 70-200 F2.8 まで懐が回らないし、先のことは考えても仕方ない

と考えて(考えを放棄して)Z 24-200mm f/4-6.3 VR を購入しました。

ちなみに、様々な Z レンズの供給不足が言われる中、Z 24-200mm f/4-6.3 VR は割と在庫に問題ないレンズで、Z9 発売半月くらいまでは多くのショップで在庫があるのを確認していたのですが、Z9 需要というべきか、Z9 発売直前になるとどこも在庫がなくなって一度は購入を諦めました。

それで「Z 24-70mm f/4 S のキットレンズばらしの安い新同品でも買っておくかなぁ」と思っていたですが、Z9 が発売された後、年末ギリギリには入荷があったようで、ヨドバシとか一部のショップ以外では在庫が復活していたので無事購入、元旦の朝から1ヶ月使っております。

TediousDays20220101_01_0960


とまぁ前置きが長くなりましたが、Z 24-200mm f/4-6.3 VR を使ってみた雑感を以下箇条書きにまとめておきます。


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