前回記事の「Pocket WiFi (D25HW) を契約したら必ずやっておくべき設定」を書いたついでに、Pocket WiFi を EMチャージで利用する場合の設定方法と、Pocket WiFi の無線 LAN に接続した機器間でデーターをやりとりしたい場合の設定について軽く書いておきます。

と、その前に少し microSDHC スロットの話。

Pocket WiFi (D25HW) には Huawei 製通信端末らしく microSDHC スロットが用意されていて、そこに 16GB までの microSDHC カードを入れておくと USB メモリ代わりとして使うことができるようになっています。ただ、

Pocket WiFi に入れた microSDHC カードは無線LAN からは使えないし
USB 接続でもドライバをインストールしないと使えない


という仕様です。

私の「これ良いぜ!」具合にそそのかされて昨日 Pocket WiFi を購入した知人が、「接続関係は何の問題もないけど、microSDHC カードを入れても認識しないことがある」と質問してきたので、冒頭でちょっと書いてみました。

無線 LAN 経由で使えないのは仕方ないとしても、USB 接続していてもドライバがインストールされていないと microSDHC カードにアクセスできないのでは、USB メモリ代わりに使うのは難しいところです。

ゼロインストール用の領域は通常の USB メモリと同じように処理しているのですから、microSDHC カードも同じようにしてくれれば…と思うのですけどね。もっと言えば、機器設定のための httpd が起動しているなら WebDAV で microSDHC カードの読み書きくらいはサポートしても良いんじゃね?と思ったり。何でもありの Huawei ですし :-)

そんな不満がありつつも、こういうメモリーカードスロットがあると、とりあえずメモリを挿し込んでおかないと気が済まない私は



安い microSDHC 8GB のメモリーカードを突っ込んであります。

正直どこまで使うかどうかは判りませんけど、メモリー関係は常に大は小を兼ねますし、2千円前後のものですから「あれば便利〜」感覚で入れてあります。

PocketWiFi with MacBook Air 2


付け加えて Pocket WiFi の難点と言うか Huawei 製の端末のドライバを入れる時の問題点ですが、Windows 環境だと過去の Huawei 製端末の設定ツールをアンインストールしないとセットアップできない仕様になっているんですよね…

無線 LAN 経由で使っているだけならドライバを入れる必要は全くないのですが、モバイルで使うことを想定すると USB 接続で使う場合がないとは言い切れないので、USB 接続のためのドライバは入れたい、でも予備の旧端末を使うことがあるかもしれない…というような私にとっては、ちょっと困ったちゃん仕様。

MacOS X 環境ではそういうこともないようなのですが、Windows 環境におけるこの仕様はホントちょっと困りものです。

と、ひとしきり無駄話をしたところで、本題。

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