ロシアの侵略攻撃で史上最大の航空機 アントノフ An-225 ムリーヤが破壊されて、ちょうど2年。1年前に MSFS のマーケットプレイスに登場した「Antonov An-225 Mriya」 DLC の収益は全てアントノフ社に寄付され、An-225 復元プロジェクト資金として使われるとのことでしたが、ひとまずの期限が本日ということで、私も先日慌てて購入しました😓
さて、
「セールなら十万円台半ばで買える Core i7-12700H & GeForce RTX 4060 Laptop の廉価ゲーミングノートPC で、どれくらい Microsoft Flight Simulator 2020(以下 MSFS)をプレイできるのか、WQHD 解像度の最高画質 ULTRA プリセットベースという想定以上の環境でどれだけ頑張れるか」
という誰得なのか全く判らない、とりあえず自分自身の確認用も兼ねて書きたくなって書き散らしているだけの話、全3〜4回の予定がアレコレ書いていたら長くなって全5回になり、全6回になってしまいましたが、やっと第3回目。
いつまでやるんや、と思われる向きもあると思いますが、一応画面キャプチャとか書き殴った下書きがあるので、それをなんとか今月中にまとめて…のつもりでしたが、無理でした😅
ともあれ、過去2回では外部アドオンなしの純正シーナリー(ワールドアップデート含む)の範疇で、以下の条件にてプレイした印象、検証を記しました。
■ RTX 4060な廉価ノートPCでMSFS 2020がどれくらいプレイできるか?って話【1】〜条件付きなら高画質でも意外と飛べる
■ RTX 4060な廉価ノートPCでMSFS 2020がどれくらいプレイできるか?って話【2】〜詳細に造られた観光地・大都市は、画質を取るか動きのスムースさをとるか悩ましい
詳しい内容、データーなどは上記記事を参照していただくとして、端的に言えば、
こんなところでしょうか。ちょっと甘いかもしれませんが、私自身がフライト「シミュレーター」志向というより、難しいこと考えずにお気軽遊覧飛行したいタイプであり、
なので、そのあたりは前回記事冒頭で紹介したような人たちに代表されるシミュレーター派の基準、印象とは大きく異なるかと思います。
前回記事では、ワールドアップデート含む純正シーナリーで詳細細密化の対象となった観光地や大都市の中心部など、再現性の高い=マシン負荷の高いエリアを、本機のような廉価ゲーミングノートPC のスペックを最高画質プリセットで飛ぶ場合には、
これらの状況を受け入れる「条件付き」ということを説明しました。
また、前回前々回記事では触れませんでしたが(そこまで筆が回らなかった😅)、
ということもあります。接近するにつれ建物が描かれていきますが、本機スペックでは色々と足りないんだなぁ…と実感させられる事例の一つですし、リアルさという点からは少々興醒めでもあります。
また、少なくとも本機レベルで WQHD 解像度の ULTRA 画質プリセットで飛んでいる場合、よほど負荷の低いエリア(山間部や高い高度)でないかぎり、
ので、それがどうしても気になるなら遥かに高くて高性能な PC を使うか、画質設定を落とし、解像度も落としてプレイすることになります。画質を HIGH END プリセットへ1段階落とすだけで、負荷の高いエリアでのフレームレート向上やスタッタリング軽減には大きな効果があります。
たとえ、本機で最高画質を使ってフライトをする場合は下記のフレームレート記録のように、負荷の軽い山間部を延々飛行している最中でもスクリーンショットを撮った瞬間フレームレートが大きく低下します。どうしても妥協は必須です(下記の場合は元々のフレームレートが高く、瞬間的な低下も気になりませんが)。
とまぁ、Core i7-12700H & GeForce RTX 4060 Laptop という廉価ゲーミングノートPC でありながら MSFS を「できるだけ綺麗なグラフィックの上を飛びたい」派の私は(場所によって)多少の難に目を瞑って最高画質ベースで、内蔵ディスプレイより高い解像度の外部ディスプレイで飛ばしているわけですが、MSFS には
という、まだ先もあります。ということで、今回は
について。
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さて、
「セールなら十万円台半ばで買える Core i7-12700H & GeForce RTX 4060 Laptop の廉価ゲーミングノートPC で、どれくらい Microsoft Flight Simulator 2020(以下 MSFS)をプレイできるのか、WQHD 解像度の最高画質 ULTRA プリセットベースという想定以上の環境でどれだけ頑張れるか」
という誰得なのか全く判らない、とりあえず自分自身の確認用も兼ねて書きたくなって書き散らしているだけの話、全3〜4回の予定がアレコレ書いていたら長くなって全5回になり、全6回になってしまいましたが、やっと第3回目。
いつまでやるんや、と思われる向きもあると思いますが、一応画面キャプチャとか書き殴った下書きがあるので、それをなんとか今月中にまとめて…のつもりでしたが、無理でした😅
ともあれ、過去2回では外部アドオンなしの純正シーナリー(ワールドアップデート含む)の範疇で、以下の条件にてプレイした印象、検証を記しました。
- 純正シーナリーでは手作業の入っていない地上建築物が自動生成されるエリアを飛ぶ場合
(高い高度、山間地や田園地帯、地方都市および周辺部、大都市近郊の4条件) - 純正シーナリーでも詳細に造られた観光地や大都市中心部など負荷の高いエリアを飛ぶ場合
(ピックアップされた観光地・観光都市、高層ビルが林立する大都市中心部)
■ RTX 4060な廉価ノートPCでMSFS 2020がどれくらいプレイできるか?って話【1】〜条件付きなら高画質でも意外と飛べる
■ RTX 4060な廉価ノートPCでMSFS 2020がどれくらいプレイできるか?って話【2】〜詳細に造られた観光地・大都市は、画質を取るか動きのスムースさをとるか悩ましい
詳しい内容、データーなどは上記記事を参照していただくとして、端的に言えば、
- 高高度や山間地、田園地帯などは本機で最高画質ベースでも余裕
- 負荷の高い高層ビル群の影響が出る大都市近郊は概ねイケるけど条件によりギリ
- 手の入った細密化された観光地、観光都市は意外とギリ〜ちとキツいことも
- 高層ビルの林立する大都市中心部も広い心で遊覧飛行なら悪くない
こんなところでしょうか。ちょっと甘いかもしれませんが、私自身がフライト「シミュレーター」志向というより、難しいこと考えずにお気軽遊覧飛行したいタイプであり、
動きの多少の難は許容しても
できるだけ綺麗な風景の上を飛びたい派
できるだけ綺麗な風景の上を飛びたい派
なので、そのあたりは前回記事冒頭で紹介したような人たちに代表されるシミュレーター派の基準、印象とは大きく異なるかと思います。
前回記事では、ワールドアップデート含む純正シーナリーで詳細細密化の対象となった観光地や大都市の中心部など、再現性の高い=マシン負荷の高いエリアを、本機のような廉価ゲーミングノートPC のスペックを最高画質プリセットで飛ぶ場合には、
- ある程度の高度(1,000ft ≒ 300m 以上、超高層ビル群より上)を保って、まっすぐ or 緩く旋回するマッタリ遊覧飛行的な飛び方&視点を大きく変更しない分には概ねスムース
- 視点を大きく変更した場合(ハットスイッチで90度左右を向く、後方風景を振り返るなど)、瞬間的なフレームレート大幅低下、スタッタリングが発生(スクリーンショットを撮る瞬間も)
- 細密化されたエリアまたはその至近で低い高度を飛ぶ場合はフレームレートが低下し、飛行機の挙動によっては動きの滑らかさが失われることが増える
- 地上風景を俯瞰的に捉える外部/ドローン視点のまま低い高度を飛ぶと、マイクロスタッタリングのような画面の揺れが発生しやすい
- 低い高度での急旋回や地上海上ギリギリの超低空飛行などはフレームレートの低下とスタッタリング頻度が激しくなり、操縦性に悪影響が出てプレイの快適性は失われる
- 高層ビル群の谷間を縫うように飛ぶアクロバティックな飛行はプレイが難しいほどのフレームレート低下や連続したスタッタリングが起きることが多いため、フライトするのは難しくなる
これらの状況を受け入れる「条件付き」ということを説明しました。
また、前回前々回記事では触れませんでしたが(そこまで筆が回らなかった😅)、
描写能力が足らなくて
遠景の地面が草地になりがち
遠景の地面が草地になりがち
ということもあります。接近するにつれ建物が描かれていきますが、本機スペックでは色々と足りないんだなぁ…と実感させられる事例の一つですし、リアルさという点からは少々興醒めでもあります。
また、少なくとも本機レベルで WQHD 解像度の ULTRA 画質プリセットで飛んでいる場合、よほど負荷の低いエリア(山間部や高い高度)でないかぎり、
視点変更時の瞬間的なフレームレート低下
軽いスタッタリングの発生は避けられない
軽いスタッタリングの発生は避けられない
ので、それがどうしても気になるなら遥かに高くて高性能な PC を使うか、画質設定を落とし、解像度も落としてプレイすることになります。画質を HIGH END プリセットへ1段階落とすだけで、負荷の高いエリアでのフレームレート向上やスタッタリング軽減には大きな効果があります。
たとえ、本機で最高画質を使ってフライトをする場合は下記のフレームレート記録のように、負荷の軽い山間部を延々飛行している最中でもスクリーンショットを撮った瞬間フレームレートが大きく低下します。どうしても妥協は必須です(下記の場合は元々のフレームレートが高く、瞬間的な低下も気になりませんが)。
とまぁ、Core i7-12700H & GeForce RTX 4060 Laptop という廉価ゲーミングノートPC でありながら MSFS を「できるだけ綺麗なグラフィックの上を飛びたい」派の私は(場所によって)多少の難に目を瞑って最高画質ベースで、内蔵ディスプレイより高い解像度の外部ディスプレイで飛ばしているわけですが、MSFS には
純正シーナリーだけより再現度が高い
けれど負荷も高いシーナリーアドオン
けれど負荷も高いシーナリーアドオン
という、まだ先もあります。ということで、今回は
シーナリーアドオンを入れる効果と負荷増大
について。
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