Tedious diary more x4

写真日記ブログを合流させて完全に雑記ブログ化しました(>_<)


タグ:ノートパソコン

ちょうど1年前、アップルから M2 Pro / Max 搭載の MacBook Pro が発売されました。PC としては画期的な電力パフォーマンスで注目を浴びた M1 シリーズの M1 Pro/Max 搭載モデルとしてフルモデルチェンジしてから1年と3ヶ月。妥当なモデルチェンジサイクルでしたが、マイナーチェンジ感は否めませんでした。

M2MaxMacBookPro07


私自身、Mac 新世代機のファーストモデル M1 MacBook Air を購入して一部作業を除き満足していたため、MacBook Pro へステップアップ、というか戻るのも今年 2024年になってから出てくるであろう M3 Pro / Max あたりを予定していました。

ところが、M1 MacBook Air を発売時から1年半使ってきて 90%以上満足していた中で、唯一ストレスを感じていた高画素ミラーレス機の RAW 現像速度。というか、RAW 撮影画像の等倍チェックも含めた取捨選択時の等倍表示切り替えレスポンスの遅さ。

数十、数百枚程度なら全くともかく、毎週のように数千枚を取捨選択するのに M1 MacBook Air だと高画素 Z9 の RAW 相手では厳しく、数千枚の高画素 RAW を迅速に処理できるマシンパワーを求めて、そして買うなら Jリーグシーズンが開幕する前に、ということで購入したのが1年前。

出費が出費を呼ぶ事態(Z9 なんかを買ってしまったばかりに…)に対する愚痴を含めて、購入理由については1年前の記事でも諸々垂れ流しましたが、ホントあの時点で写真撮影、少なくともスポーツ撮影を止めていれば、今でも M1 MacBook Air を心地よく使っていたでしょう…今は Air のボディ形状も変わってしまって残念…



ま、そんなわけで、M3 世代で購入予定が衝動的に M2 Pro …の予定が、どうせ大枚叩くならと M2 Max を奢って購入した M2 Max MacBook Pro ですが、昨年のお買い物ベストの第1位に挙げたくらいには満足しています。

だぶる☆えっち的 お買いものベスト 2023 【後編】5位〜1位

今年になってから出ると思った M3 世代の MacBook Pro が、M2 Pro/Max MacBook Pro から10ヶ月、まさか同年中に出るとは思っていなくて、流石にちょっとショックでした(従来は下位チップ搭載機から順次上位展開していたのに M3 では MacBook Pro から、でした)。

ただ、M3 Pro / Max 搭載機が結構値上がりしていて、きっと現行モデルだと M3 Max 搭載機は買えず M3 Pro しか買えなかったと思うので、それを考えると「買える範囲での性能は新モデルだからといって、そんなに上昇していない」と自分を納得させています😅



そんな1年前に購入した M2 Max MacBook Pro ですが、元々の目的だった「デジタルカメラで撮影した数千枚クラスの高画素 RAW 画像を迅速に処理、取捨選択、調整、現像する」ことに対しては、概ね満足しています。

4,500万画素の Z9 RAW 画像を1秒にも満たない一瞬の待ちもなしに処理できる、というほどのレスポンスは無理ですが(内蔵 SSD がストライピングセットでないと難しい気が?)、実用的な速度、使う気になるレスポンスで大量の高画素 RAW 画像を処理することができました。

昨年1年間、ガンバ大阪のホームゲームを毎試合撮影して、試合から1週間(次の週末まで)の余暇時間に 3〜5千枚程度の RAW 写真の取捨選択、ピックアップした数百枚を調整、現像するところまで行うことができましたから、購入した目的は(100% の満足とは言わないまでも)達成しています。

その他航空祭やらモータースポーツやらの写真整理だけでなく、ちょこちょこ動画編集もしていましたがシンプルな 4K 動画編集も軽々なので(M1 MacBook Air の時も全く重くなかったけど)、やはりマシンパワーはナンボあっても良いものです。なにより

これだけパワフルでも発熱も最小限
ファンもせいぜいほんのり回る程度


であり、パワーがありながら低発熱というのは日常使いにホント重要なポイントだと思っています。

(ファンレスの MacBook Air のように無音ではないですが、その分、大量 RAW 現像時のサーマルスロットリングがないし、ファンも静かなので許容範囲)

M2MaxMacBookPro54


とまぁ、1年前に買った M2 Max MacBook Pro、性能に対しては概ね期待どおりで満足、性能に対する静粛性、低発熱性は完全に満足。目立たないけど MacBook Pro の伝統であるディスプレイの質とスピーカーの良さにも満足。

そして購入から1年間の使用頻度も含めた

買ってよかった度は100%文句なし


な訳ですが、それでも

購入時に失敗したと今も思うことが一つ
購入時から今まで、この先も絶対許せないことが一つ


あります。


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Amazon や楽天の Black Friday セールが始まる頃となり、あちこちのネットメディアでもアフィリエイトリンクが目的だけの記事が乱舞する時期になりました。

いやね、別にアフィリエイトリンク貼るのは全然良いと思うのですが(自分もやってるし)、でも紹介するならちゃんと紹介しろよ、事実上アフィリンク貼るだけになってる記事をメディアを自称する者がやるのはどうかな、少なくとも自分が勧められるものを紹介してリンク貼る記事を書けよ、と思うわけです。

というわけで、しばらくは私自身が今年買って良かった製品、試しに買ってみたら意外と良くて使ってるモノを幾つか紹介していこうと思います。第一弾がコレ↓


(1TBが在庫なく512GBを購入、256GBもあり)


近年、スティック状の USB メモリサイズの超小型 SSD が幾つかのメーカーから発売され話題になっていましたが、今年バッファローから発売された本製品は

USBメモリどころか指の爪サイズ!


SD じゃなくマイクロ SD カードリーダーとほぼ同じサイズという小ささ!マジ小さい!!

具体的なサイズ比較は↓以下のとおり。

BUFFALOminimumSSD04
(各種USBメモリ、SD、microSDカードとの比較)

BUFFALOminimumSSD05
(一般的なUSB3.x対応SSD製品との比較)

BUFFALOminimumSSD06
(意味はないがiPhone 13 miniやAirPods Proとの比較)


いやぁ、マジで小さいです。この極小サイズで 512GB とか 1TB というのだから技術の進歩は素晴らしいですね。容量だけでなく、読み込み速度 600MB/s、書き込み速度 500MB/s(公称値)の SSD ですから、読み書き速度が遅めの USB メモリよりもずっと快適に使えます。

ただ、超小型というのは良い点だけでなく、ネガティブな部分も併せ持ちます(後述)。私の場合、それが嫌で USB メモリサイズの SSD が出てきた時も完全スルーのまま、ずっと標準的な?サイズの SSD を購入していました。


(メイン外付けはThunderbolt対応製品、USB 3に戻れない速さ!)


スティック状 USB メモリと同等サイズの SSD が出てきた時は、小型さよりも後述する小型ゆえのネガティブ要因の方が気になって興味は惹かれずスルーでしたが、本製品のような指の爪程度までまで小さくなると話は別。宣伝にもあるように、

PCのUSB端子に付けっぱなしにできるサイズ


であることが購入理由となりました(ただし USB Type A 端子の場合)。

BUFFALOminimumSSD07


ここまで小さいとノートパソコンの USB-A 端子に挿しっぱなしで持ち歩けますから

外付けでなく内部増設SSD感覚で使える


と言っても良いくらい(USB 接続による速度や機能の制限はありますが)。

ですから、
  • 内蔵 SSD の交換、増設ができないノートパソコン
  • 内蔵 SSD の交換、増設は可能だが、難しい/不安でやりたくない
  • 内蔵 SSD の交換はできるが、手間が面倒

などの理由で

内蔵SSDには手をつけられないけど
スッキリ容量不足を解決したい人に最適


と言っても良いくらい。後述する欠点に目をつぶることができるなら、普通の外付け SSD よりずっとスマートに使えるのは事実。

私自身、このサイズなら欠点を補って余りある使い方が可能、と感じて購入した次第です。



ただ、以下に挙げる欠点がありますから、私としては挿しっぱなしを考えてない、普通の外付け SSD 用途で買うなら他を当たる方がベターだと思います。あくまで PC に挿しっぱなしか、それに近い感覚で使うことが前提ならお勧めできます。


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Amazon プライムセールで購入した Core i7-12700H & GeForce RTX 4060 (TGP 140W) 搭載の ASUS TUF Gaming F15 (2023年モデル) FX507ZV4。

お盆の間くらいは購入目的であったゲームプレイに多少どっぷり浸かれる?かと思いきや、家族ごとでテンヤワンヤ状態になり、思った以上に使いこめていませんが、とりあえず今回は1ヶ月と少々使ってきたファーストインプレを書いて本機の話を一旦〆たいと思います。



Windows ゲームのプレイ復帰としてはポータブル機 ASUS ROG Ally で概ね満足していたものの、

GeForce RTX 40 シリーズの DLSS Frame Generation 機能(以下 DLSS FG)を使えば、廉価機でもどこまで Microsoft Flight Simulator(以下 MSFS)や重量級ゲームが快適になるんだろ?


という興味に耐えきれず、プライムセールでの割引率に誘われて買ってしまったことは以前書いたとおり。

Core i7-12700H & RTX 4060搭載ASUS TUF Gaming F15 (2023) FX507ZV4購入【1】 〜各種ベンチマークテスト参考値
Core i7-12700H & GeForce 4060搭載ASUS TUF Gaming F15 (2023) FX507ZV4購入【2】 〜DLSS FGの効果をMSFSで測定
i7-12700H & GeForce 4060搭載ASUS TUF Gaming F15 (2023年モデル) FX507ZV4購入【3】 〜セールで値下がりだけでない選択の理由
ASUS TUF Gaming F15 (2023年モデル) FX507ZV4購入【4】 〜簡単だけどちょっぴりハードルありの SSD 増設

購入モデルのベンチマーク結果がなくて最後まで迷っていた時に困っていたことや、諸々自分の中で基準を作りたいこともあって珍しくベンチマークテストを測定、掲載し、その後は購入にあたって考えていた条件、もう一つ迷っていた MSI の同クラス機と比べて本機を選んだ理由などを記しました。

購入、使用開始からおおよそ1ヶ月少々経ち、感想もだいたい固まってきたので、使いながらメモしてきたことを箇条書きにまとめ直して以下に記しておきたいと思います。

ゲームプレイ上の印象(特にメインの目的であった MSFS など)については、ベンチマーク結果掲載の記事でベンチマークの数値とともに記しましたので、主にそれ以外の点を中心に触れておきます。


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世間がお盆休みに入った途端、被せ物が取れた奥歯と親知らずのダブル歯痛に七転八倒している当方ですが、皆様方は酷暑の中いかがお過ごしのことでしょうか(時候の挨拶感)。

6月7月と連続でゲーム専用 Windows 機を買ったのだから、このタイミングで少しはゲームに勤しめるかと思いきや、暑さと歯痛と家庭内諸々でなかなかプレイ時間が取れないのが悩みどころです。まぁゲームしてる時間が取りづらいのは百も承知で買ったわけですが。

TUFGaming_FX507ZV4_09


さて、先月の Amazon プライムセールでの大幅値引きに背中を押されて購入した ASUS TUF Gaming F15 (2023年モデル) FX507ZV4。

本機の初期搭載メモリは 8GB × 2(DDR4-3200)の 16GB、ストレージは PCI Gen.4×4 仕様の M.2 SSD 512GB と最小限。価格が重要な廉価ゲーミングノートPC ですから、ゲーミング PC として実用に耐える最小限仕様なのは致し方のないところ。


ASUS TUF Gaming F15 (2023) | TUF Gaming | ASUS日本 - スペック

反面、前回記事の本機購入理由でも触れましたが、本機 ASUS TUF Gaming F15 は筐体内部に2本目の SSD を増設できるスロットがあり、自己責任で筐体内部にアクセスして SSD を増設したり、メモリを交換することが可能です。当方も最初から SSD 増設、メモリ増量交換を前提に購入しました。

i7-12700H & GeForce 4060搭載ASUS TUF Gaming F15 (2023年モデル) FX507ZV4購入【3】 〜セールで値下がりだけでない選択の理由

メインメモリ 16GB もゲームによってはカツカツでしょうが、それでも本体画面のフルHD 解像度ならまだ許容できたとしても、ストレージが 512GB は厳しいものがあります。昨今 100GB 近く食うタイトルも珍しくありませんから。

また私の場合は、Microsoft Flght Simulator(以下 MSFS)や DCS World のような容量バカ喰いタイトルをプレイしたいと思っていましたから、到底 512GB では遊べません。

DCS World は最初から最低ストレージ容量 140GB、推奨 300GB ですし、MSFS は最低も推奨も 150GB となっています。MSFS の場合、Steam や GamePass から最初にダウンロードするのは 2GB 程度ですが、初回起動後に 150GB 程度のダウンロードが待っていますし、さらに無料のワールドアップデートを全部ダウンロードすれば +100GB コースです。

ですから、最初から SSD の増設だけは必須でしたので、手元に購入したパソコンが届いて動作確認その他チェックをひととおり終えた直後に Amazon でポチりました。



昨今 SSD 価格がどんどん安くなっている折ですので、元々 1TB の予定だった増設 SSD はケチらず余裕を持って 2TB に。Steam で購入したソフトに Xbox GamePass で無料プレイできるソフトを少し入れたら、あっという間に半分を使ったので 2TB で正解でした😅

ちなみに、どこで見たのか忘れた上、情報元をブックマークもしていないのでソース元を出せないのですが、最初から使われている 1st SSD スロットは PCIe 4.0 だけど、増設用 2nd スロットは PCIe 3.0 という情報(ASUS に問い合わせたとかだったかな?)を見たこともあって、SSD は PCIe 4.0x4 仕様でも特に高速ではない程々モノをチョイス。

Core i7-12xxxH の PCIe 4.0 レーン数は GPU 用 8レーンに、SSD 用が 4レーン×2 と記憶しているので、2nd SSD スロットを PCIe 3.0 にする必要はないように思えるのですが、搭載メモリが Core 11世代の前年モデルと同じ DDR4-3200 規格であるのと同じくコストの問題か、前年モデルのマザーボードの設計を流用したのか判りませんが、そうなら仕方ありません。

などと書きましたが、そもそも廉価ゲーミングノートで周辺性能もそこそこですし、私自身さほどこだわっていないので、程々性能&程々お値段、もちろん片面実装で発熱が少なそうなのを選択(したつもり)。

TUFGaming_FX507ZV4_2ndSSD03
(ベンチマーク測定結果は後述)


ASUS TUF Gaming の SSD増設やメモリ交換方法は、ググれば幾つかのブログ記事や動画が出てきます。

私もそれらを参考にしたのですが、ASUS TUF Gaming F15 (2023年モデル) は、前年までのモデルとは筐体の開き方が微妙に違う点があったので、ここではその点を中心に、増設した時の記録メモから少々記しておきたいと思います。


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先にベンチマークテスト測定結果を2回にわたって掲載しましたが、先月の Amazon プライムセールにて大幅?値下がりしていたことに背中を押されて購入した ASUS お安めゲーミングノートPC、TUF Gaming F15 (2023年モデル) FX507ZV4。

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以前から、ゲーミングPC 買って再び Microsoft Flight Simulator(以下 MSFS)その他 Windows ゲームをプレイしたいなぁ、と思いつつも置き場所、遊ぶ時間の少なさによるコスパの悪さを考え、「止めておこう」という判断になっていました。

そんな中、6月半ばにポータブルゲーミングPC「ASUS ROG Ally」を購入して、

ゲームに費やす時間もあまりなくなったし、あれこれお金かけるより Windows ゲーム復帰はお手軽にコレでいいや


と思ったのですが、それから1ヶ月も経たないうちに、こんなことになってしまいました😓

割り切って ROG Ally で打ち止め、のはずだったのが、ROG Ally で久しぶりに Windows ゲームをあれこれプレイし始めたことで、

むしろROG Allyが次への起爆剤に


なってしまいました。実を言うと、そっちへ転ぶ可能性もあるだろうとは思っていましたが…😅



ともあれ、断念したはずのゲーミングノートPC を買いたい衝動が暴発したのは、過去2回の記事冒頭で書いてきたとおり

ROG Ally では画質落としてギリギリ感のあった MSFS や Cyberpunk 2077 などの激重ゲームを、NVIDIA GeForce RTX 40 シリーズに搭載された DLSS 3 の Frame Generation 機能(以下DLSS FG)を使ってプレイしたら、どれくらい効果があるのだろう?試してみたい!


という欲求、この1点だけでした。

ヌルゲーマーどころか雰囲気組の私は ROG Ally でお手軽に満足できるはずだったし(ROG Ally には今でも満足してますが)、デスクトップと比べれば省スペースなノートPC とはいえデスク周りに3台目を置くスペースがなくて今も仮置き状態ですけれど、その「試したい」衝動に勝てませんでした😮‍💨

前回、前々回記事のベンチマーク結果を見て判るとおり、結果的には DLSS FG の効果は予想以上で「試して正解」「買って正解」だったわけですが、プレイスタイルとしては ROG Ally の気楽さの方が好きで、サイバーパンクも未だクオリティに大きな差のある ROG Ally でプレイしている、なんてこともあります(今のところ本機は MSFS メイン)。

Core i7-12700H & RTX 4060搭載ASUS TUF Gaming F15 (2023) FX507ZV4購入【1】 〜各種ベンチマークテスト参考値
Core i7-12700H & GeForce 4060搭載ASUS TUF Gaming F15 (2023) FX507ZV4購入【2】 〜DLSS FGの効果をMSFSで測定

さて、前述のような「DLSS FG の効果を知りたい」目的だけではありましたが、一度は止めたはずのゲーミングPC 購入を再考し始めた時点で、求める仕様は以下の内容でした。


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ROG Ally を買ってお手軽に Windows ゲーム復帰で問題ない、と思った1ヶ月後に購入した ASUS のお安めゲーミングノートPC、TUF Gaming F15 (2023年モデル) FX507ZV4。

本機を選んだ理由、選定条件などは次回記事で述べるとして、CPU は1世代前の Core i7-12700H ながら GPU は NDIVIA 最新世代の GeForce RTX 4060 を TGP 140W のフル性能仕様で搭載している今春発売モデルの一つ。その他仕様は以下のページにて。

ASUS TUF Gaming F15 (2023) | TUF Gaming | ASUS日本 - スペック

夏モデルでは GeForce RTX 40 シリーズと最新 Core 13世代の CPU と組み合わせたモデルが続々と出てきている分、今春発売の 2023年モデルながらネットではセールなどで値下がりして売られていることも多く、Amazon プライムセールでは16万円台で購入することができました。


(記事投稿時の週末もタイムセールで17万円台に)


前回記事の冒頭でも書いたとおり、ROG Ally 購入の1ヶ月後なのにゲーミングノートPC を改めて買ってしまった、本機を買った理由は、

「サイバーパンク2077」や「Microsoft Flight Simulator」(以下MSFS)といった激重ゲームで、NVIDIA GeForce RTX 40 シリーズに搭載された DLSS 3 の Frame Generation 機能(以下DLSS FG)を使ったらどうなんだろ?効果を体感してみたい!


という欲求だけでした。

その結果は前回紹介したベンチマーク測定結果でも(きちんと対応しているゲームなら) DLSS FG の効果は十分にあることが明確でした。十万円台半ば程度で買った廉価なゲーミングノートPC で、激重系「Cyberpunk 2077」をレイトレーシング入り最高画質で実用的なフレームレートでプレイできるとは思いませんでした。

(FORZA 5 で DLSS FG の効果が少なかった、VRAM を余計に食っていたのは、PAD のライブ配信でも取り上げられていて KTU氏は FORZA 5 の実装がおかしいでは?と言われていましたが…)

Core i7-12700H & RTX 4060搭載ASUS TUF Gaming F15 (2023) FX507ZV4購入【1】 〜各種ベンチマークテスト参考値

前回は PCMark 10、3DMark、CineBench R23、CrystalDiskMark、FF14、FF15 といった定番のベンチマークテストアプリを使っての測定のほか、当方がプレイしている FORZA Horizon 5(4 は遊んでいたけど 5 はこれから)、Cyberpunk 2077 のベンチマークテスト結果を記しました。

今回はブループロトコルと Microsoft Flight Simulator(以下 MSFS)のベンチマーク測定結果を記します。ブループロトコルはプレイしていないのですが、友達に頼まれて先日ベンチマークだけ測ってみたので追加で記しておきます。

また合わせて「Stable Diffusion など AI 画像生成系のベンチマークも入れるべきだろ?」とも言われましたが、Stable Diffusion の環境をインストールしている余裕がなかったので、ひとまず今回は残る2つ、合計10個のテストのみにて。

個人的には「MSFS が DLSS FG を使える外部 GPU でどれだけ快適に動くようになるか?」が一番の興味で、あとはオマケみたいなものです😅その MSFS では笑うほどの効果があってビックリしましたが。

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さて、前回記事でも注記したように、誤差が大きいなど複数回計測しているテストもありますが(時間も手間暇もかけていられないので)原則として各条件毎に1〜2回ずつしか測っておりません。それゆえ、何らかの理由で本来出るべき結果と誤差が大きい場合もあります。その辺の甘さはご容赦ください。

グラフィックスドライバーは少し前のバージョンだと MSFS が警告を出すため、最新版 GeForce Game Ready 536.67 (2023/7/18) を使用しています。

TUFGaming_FX507ZV4_29


前置きが長くなりましたが、以下ブループロトコルと MSFS のベンチマーク結果を掲載します。前回同様、計測結果の数値と合わせて、結果画面のキャプチャも載せていますので、画面写真のサムネイルをクリックしていただければ拡大表示されます。


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ASUS ROG Ally を購入した1ヶ月後ですが、先月の Amazon プライムセールにて大幅値引きしていた Core i7-12700H & GeForce RTX 4060 (Max TGP: 140W) 搭載の ASUS TUF Gaming F15 の 2023年モデル FX507ZV4 を購入しました。

ASUS TUF Gaming F15 (2023) | TUF Gaming | ゲーミングノートパソコン | ASUS日本

元々ゲーミングノートPC の購入構想はあったものの幾つかの理由で実行には至らず、その中で置き場所を考えずに良く、ポータブル機だからと性能への欲求も割り切れる ROG Ally を購入、満足していました。

が、ROG Ally を使っていて逆に

重いゲームで外付GPU機、特に
DLSS FG使ったらどうなんだろ?


という衝動、GeForce RTX 40 シリーズに搭載された DLSS 3 の Frame Generation 機能を試したい、という欲求だけで、ROG Ally 購入前から欲しいものリストに入れていたゲーミングノートPC をプライムセールで大幅割引(22万円弱→17万円弱)になっていたこともあって購入しました(CPUが前世代な分、セール対象になりやすい)。



もっとも、欲しいものリストに入っていた製品は同じ Core i7-12700H & GeForce RTX 4060 搭載ながら少し安く薄く軽い MSI ThinGF63 だったのですが、それを本機 ASUS TUF Gaming F15 (2023) に変更したことなど、購入にあたって本機を選んだ理由などは記事を別に改めますが、とりあえず今回は、

購入前に本機相当のベンチ結果が
見つけられずだったので測って載せておく


のが趣旨です。

当初の購入候補だった MSI ThinGF63 は発売前後にブロガーや Youtuber に貸し出していたせいか複数レビューを見つけられ、TUF Gaming F15 でも昨季 2022年モデル(CPU は同じだが GPU が RTX 30世代)もレビュー、ベンチマーク結果はあったのですが、2023年モデルは GPU だけ更新のマイナーチェンジのせいか見当たらず

(MSI Thin-GF63-12VF-3803JP は本機と同じ Core i7-12700H & GeForce RTX 4060 ながら Max. TGP が違うためピーク性能が異なります)

普段ならこんな面倒なことはしないのですが(自分の目安のために測ってもわざわざブログに載せない)、本機を購入検討する際、本機または本機の仕様相当(Core i7-12700H & GeForce RTX 4060 140W)のベンチマーク結果をすぐに探し出せなかったので、参考程度でも自分で測って載せておくかと思った次第。

(グレード違いの Core i9-13900H 搭載機なら Amazon のコメント欄に各種ベンチマークテストを載せている人がいます)

⭐︎


今回購入した ASUS TUF Gaming F15 (2023年モデル) FX507ZV4 は、P6+E8 14コア構成 Core i7-12700H と TGP 140W 仕様の GeForce 4060。CPUは1世代前ですが、Core i は11→12世代でジャンプアップがあったので12世代で大幅値引きがあるなら十分お買い得と判断。

メモリは DDR4-3200MHz 8GB×2枚 仕様の 16GB、ストレージは Micron_2400_MTFDKBA512QFM の 512GB、と容量的にはどちらも最小限。自己責任でパネルを開いて交換は可能、ストレージはセカンドスロットがあって増設可能。ディスプレイは FULL HD 1920x1080 pixels、リフレッシュレート 144MHz 対応。

付属 AC アダプタは 240W 対応のそれなりに大きいもので、USB PD 100W にも対応するが付属 AC アダプタと違って制限がありそう(でも詳細は何も書かれていない)。外部端子は Thunderbolt / USB 4 端子もあって不足なし。

その他の仕様は以下のページを参照してください(真ん中の列のモデル)。

ASUS TUF Gaming F15 (2023) | TUF Gaming | ASUS日本 - スペック

今回測定したベンチマークテストは以下のとおり。
  1. PCMark 10(Basic Edition)
  2. 3DMark (TimeSpy & FireStrike)
  3. CineBench R23
  4. CrystalDiskMark
  5. ファイナルファンタジーXIV: 暁月のフィナーレ ベンチマーク
  6. FINAL FANTASY XV WINDOWS EDITION ベンチマーク
  7. FORZA Horizon 5
  8. Cyberpunk 2077
  9. BLUE PROTOCOL ベンチマーク
  10. Microsoft Flight Simulator
  • CrystalDiskMark を除き、パフォーマンスモードとターボモードの両方(ともに付属 AC アダプタ接続時)で測定しています。
  • CrystalDiskMarkを除く 1. ~ 6. のベンチマークテストでは、バッテリー駆動時のパフォーマンスモードとサイレントモードでも測定しています(同じパフォーマンスモードでも AC/DC 時で性能が異なるかの検証)。
  • 5. 〜 10. のテストでは、Full HD の本体ディスプレイ(1920x1080 pixels)だけでなく、外部ディスプレイに接続した WQHD (2560x1440 pixels) 表示でのベンチマーク(AC 接続時のみ)も測定しています(4K モニターは所有してもないし導入する気が1ミリもないので未計測)。
  • 7. 〜 10. のテストでは、それぞれの条件で画質プリセットも変えて、また DLSS FG 設定がない BLUE PROTOCOL を除き DLSS FG オンオフ両方の条件でも測定しています。
  • MSFS を除いてベンチマークモードでの計測結果を掲載していますが、MSFS については CapFrameX でのフレームレート計測値を使用しています(計測方法は結果掲載部分に記します)。
  • グラフィックスドライバーは GeForce Game Ready 536.67 (2023/7/18) です(少し前のバージョンだと MSFS が警告を出すため最新版に…)。
  • 測定時の室温は 28〜31℃程度ですが、PC部分にはエアコンの風が当たっているのでもう1〜2℃低い状況かと思います(センサー温度はターボモードでも CPU 90℃、GPU 80℃くらいが一時的な最高値)

誤差が大きいなど複数回計測しているテストもありますが、(時間も手間暇もかけられないので)原則として計測は1〜2回ずつしか計っておりません。ですので、何らかの理由で本来出るべき結果と誤差が大きい場合もあります。その辺の甘さはご容赦ください。厳密な結果ではなく参考値としてお考えください。

以下に、BLUE PROTOCOL と MSFS を除くベンチマーク結果を掲載します(残りは次回に)。計測結果の数値と合わせて、結果画面のキャプチャも載せていますので、画面写真のサムネイルをクリックしていただければ拡大表示されます。


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発表会が19日未明というので、すっかり明日未明かと思って今朝起きたら既に発表となっていた M1 Pro / M1 Max チップ搭載 MacBook Pro。

M1ProMaxMacBookPro_Release1


発表会では他にも、ノイズキャンセリングなしの AirPods 第3世代とか、Siri 限定 Apple Music Voice プラン、HomePods mini のカラーバリエーションも発表されていましたが、何はともあれ、待望されていた MacBook Pro 上位版。

個人的には、MagSafe 復活のようなプチサプライズ、上位版チップが2種類だった、という意外さは少しあったものの、スペック的にも値段的にも概ね想定どおりかな、という印象。

14インチMacBook Proと16インチMacBook Pro - Apple(日本)
M1 Pro/Max搭載で2倍速くなった「MacBook Pro」。筐体も大幅刷新 - PC Watch
Apple、GPUを1チップに統合して驚異的な性能を発揮する「M1 Pro」、「M1 Max」 - PC Watch
5つのポイントで知る、アップルの新型MacBook Pro 14インチ/16インチの全貌…「M1 Pro/Max」とは | Business Insider Japan
M1 Max MacBook Proのベンチマークスコア、早くも公開か Mac ProのXeon W 3.3GHzに匹敵 - ITmedia NEWS
「Macにもノッチ」の理由 新型MacBook Proにあえて投入した切り欠きについて考えた:CloseBox - ITmedia NEWS

スペック情報とかはネットメディアに山ほど記事が公開されていますので、そちらを見てもらうとして、M1 MacBook ユーザーとして新型 MacBook Pro が魅力的に感じる点は以下のところ。


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昨年のパソコンで一番話題になったであろう Apple silicon M1 チップ搭載の Mac。最近インテルが我田引水が酷い比較広告を出したり、VAIO Z の発表会で廉価機の M1 Mac をやたら意識して比較したり、というのを見ると、

10万円前後の廉価機なのにこれだけ意識されるとは、やっぱり M1 Mac で良いパソコンだったんだなぁ、コスパに優れていた製品なんだな


と改めて思いますね☺️

VAIO Z の発表会については、久しぶりに VAIO らしい VAIO Z 復活なのに、お値段30万円超のハイエンド機を半額以下の廉価機とやたら比較して、挙句「重量あたりの処理スピードでは上回っている」などと微妙なことを言い出したのを見ると、「せっかくの独創的な素晴らしい PC なんだから VAIO Z は、低価格 Mac なんか意識しなくて良いんだよ」と言いたくなりましたが…

湯水の如くお金が使える身なら Windows ノートPC は速攻で VAIO Z に買い替えていたでしょうけど、このところ散財続きですし、リモートばかりで外へ出て仕事ということも激減して軽量ノートPC に惹かれる度合いも少なくなって「ええなぁ」と思うだけになりそうです。

というか、30万円出すなら ASUS の新しい ROG Strix SCAR 17 が欲しい今日この頃。仕事用以外の Windows PC が欲しい。年末年始で散財していなかったら予約していたかもしれません……



さて、昨年購入した M1 MacBook Air (2020) は購入直後から大満足で、昨年のお買いものベストでも迷うことのない第1位に推しました。

既に購入からちょうど3ヶ月くらい経ちますので、購入直後のテンションも落ち着いた今の感想と、どのように使っているかを改めて記しておきたいと思います。


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Apple Silicon M1 チップ搭載の MacBook Air(16GB メモリ、1TB SSD)が届いて10日間が経ちました。この間、業務上必要な処理以外は、できるだけこの M1 MacBook Air(以下 M1 Air)を使ってきました。

M1_MacBookAir19


で、1週間使用してきた感想を書こうと思ったのですが、出てくる言葉は

速い、静か、冷たい


という、巷で言われまくっているワード以外に思い当たりません😓

なので、今さら場末のブログでとやかく書くことではないのですが、上記3つのキーワードについて、自分なりに思うところがありますし(速い、というのはベンチマーク的な激速とは違う印象)、せっかく購入してテンション上がってるところでもあるので😓ちょっと記しておこうかな、と。


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