Tedious diary more x4

写真日記ブログを合流させて完全に雑記ブログ化しました(>_<)

タグ:ニコン

TediousPhoto20240814

海外の YouTuber がパリ五輪における使用カメラのメーカーシェアを調べたら
キヤノン 43%、ソニー 33%、ニコン 24%
と、ソニーが躍進してニコンを完全に追い抜いたことで、
「スポーツ分野におけるキヤノン、ニコンの2メーカー独占の時代が終わった」
「これからはキヤノンとソニーの争いに変わる(少なくともスポーツ分野では)」
と騒がれたけれど、当然である。
通信社によっては記者、カメラマンの機材をαで統一したところもあるしね。

Z 9 を使ってサッカー・アメフトなどスポーツを撮ってきた身として
今のニコンはスポーツ撮影において完全にライバル2社に劣ってる、と感じざるを得ない。
さらに言えば、AF 性能・挙動や最上級レンズを除いて駆動モーターに STM 採用など
色々な点でFマウントの頃のように、D 一桁機のような、
スポーツ撮影の分野で1番を取りに行く気概が感じられなくなってしまった。

動体でもヒコーキや鳥などハイアマチュア人口の多いカテゴリーに注力して、
スポーツ分野への力の配分は明らかに減っているように感じられる。
ソニーに移行されちゃって有効なフィードバックを得られていないのかもしれないが、
Z 9 の度重なるファームウェア・アップデートでもヒコーキ相手と比べると
被写体認識 AF の進化の度合いは大きく落ちる。
まぁ元々ヒコーキは動体でもそんなに捕捉が難しい相手じゃないけれども。

冒頭の写真は、以前の試合でダワン選手がゴールを決めた後にバック転を決めたシーン。
ダワン選手を小さなカスタムサイズ (1x3) の被写体認識で追っていて、
バック転の頂点まではしっかりピントもきていた。
が、このシーンではフォーカスが手前の項垂れている相手選手に乗り移ってしまった。
小さなサイズのフォーカスエリアは中央上に置かれたままなので、
当然バック転しているダワン選手に合わせている。
はずなのに、何故。。。

なんだけど、被写体を追従してると見せかけて、フラッとあらぬ方向へ合焦する癖は
Z9 登場当初から治らないクソ挙動である。


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10月になっても11月になっても25℃を超える夏日が続出し、ようやく涼しくなったかと思えばまた12月になっても気温 20℃という小春日和どころではない暖かさが続いたところで、やっと冬らしい寒さがやってきましたが、皆さま方にはいかがお過ごしのことでしょうか。

2023年も残るところ2週間を切り、この場末ブログの年末恒例「今年のお買いものベスト」製品を紹介する記事もまた懲りずに掲載を予定しています。

その前に、

昨年お買いものベストとして挙げた
製品は今年どうなってるのか?


というフォローアップ記事でございます。

毎年末「今年良かったお買いものはこれだ〜」と書いておきながら、翌年になってもちゃんと使ってるの?気に入ったままなの?別の製品に乗り換えたの?という疑問というか課題に回答する記事です。

だぶる☆えっち的 お買いものベスト 2022 【前編】10位〜6位
だぶる☆えっち的 お買いものベスト 2022 【中編】次点+α
だぶる☆えっち的 お買いものベスト 2022 【後編】5位〜1位

世の中、年末になると今年のベスト商品、ベストサービスなる記事は雨後の筍の如く出てきますが、1年後どうなってるのか全く分かりませんからね。私自身そういった記事を見て疑問に思っていますので、本ブログだけでもちゃんとしておこうかと。

なんや、他人に散々勧めといて、お前は結局使ってないんかいっ!( ‘д‘⊂彡☆))Д´) パーン


ということは、巷の褒めまくった製品レビュー記事や、プロさまが SNS などでお勧めしているけれど実は…なんてことは何度も経験してますからね😓

iPhone15ProMaxPhoto16Tele
(写真と本文は全く関係ございません😅)


ということで、昨年末「お買いものベスト2022」に選んだ製品・サービスが 2023年になって私自身どう扱っているのか?してないのか?ということを、以下簡単に紹介していきたいと思います。

ちなみに、1年前の「お買いものベスト2022」に選んだ製品は以下のとおり(1位と7位、10位は同率2製品)。
  1. SwitchBot Hub Mini
  2. au povo 2.0
  3. シグマ 18-50mm F2.8 DC DN (X Mount)
  4. アップル Apple Watch Series 8 (GPS モデル)
  5. リズム(RHYTHM) 携帯扇風機 卓上扇風機【2022モデル】
  6. CIO NovaPort TRIO 65W (マルチポートUSB充電器)
  7. RENAULT ULTRA LIGHT7 TRY143 (折りたたみ自転車)
  8. アップル iPhone 13 Pro 256GB アルパイングリーン
  9. ESR HaloLock CryoBoost付き MagSafe車載充電器
  10. ニコン Z 24-200mm f/4-6.3 VR
  11. UN ブロアー ジャンボハリケーン UN-1301

次点として挙げたのが MagSafe 対応モバイルバッテリー「Anker 622 Magnetic Battery」、ニコン Z 70-200mm f/2.8 VR S、プログレードデジタル 【CFexpress Type B/SD】 USB3.2Gen2 ダブルスロットカードリーダーの3製品でした。

今回はまずは去年、次点に挙げたものと、ベスト10位から7位に挙げた製品のその後、2023年の使用状況や今になって改めての感想を記しておきます。


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既に開発ロードマップに載っていたニコンの廉価な望遠ズーム&超望遠ズーム Z 70-180mm f/2.8 と Z 180-600mm f/5.6-6.3 VR が正式発表になりました。

NIKKOR Z 70-180mm f/2.8 - 概要 | NIKKORレンズ | ニコンイメージング
NIKKOR Z 180-600mm f/5.6-6.3 VR - 概要 | NIKKORレンズ | ニコンイメージング

お値段が18万円と25万円なので廉価という言葉は全く似合いませんが、ニコン Z システムの望遠・超望遠レンズはそれ以上にお高いレンズばかりでしたので、従来と比べればまだ現実的なお値段とも感じられます。

特に、超望遠ズームの Z 180-600mm f/5.6-6.3 VR の 25万円という価格は、その焦点距離域の純正レンズと考えれば、比較的リーズナブルと言っても良いくらい。昨今、諸情勢からカメラ機材は(も)鬼のように値上げされていってる中を考えると、

180-600mmは良心的価格


ある意味で戦略価格と言っても良いでしょう。Z8 とのセットで売れて欲しい、売れるだろ、という意欲が伝わってきます。



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長らく、それこそ1年以上前から噂が出たり消えたり、Z8 だの Z7 後継機だの、スペック的な噂も二転三転して、いちいちそれに一喜一憂してる人たちを見ていましたが、ニコンの実質1年半ぶりの新機種 Z8 が昨晩発表されました。

Z 8 - 概要 | ミラーレスカメラ | ニコンイメージング
ニコン、Z 9の機能を凝縮したフルサイズミラーレスカメラ「Z 8」 - デジカメ Watch

詳しいスペック云々は公式サイト、メディア記事にあるので、こんな場末ブログで今さら触れる必要もありませんが、噂の中では一番上のレベル、

バッテリーグリップのないZ9


という感じ。

噂段階では「ミニ Z9」だの、「スモール Z9」だの言われていた内容となりました。まぁデカさ重さはともかく、値上げ前の Z9 の価格と大差ないお値段は全くミニでもスモールでもないわけですが。(Z8 をこの値段で売るから Z9 の「戦略価格」は終了、値上げということですね)

Z8_01


主要な部分で Z9 との差といえば、
  • バッテリーグリップがない
  • 使用バッテリーはミドルクラス機の EL-15 系(当然バッテリーの保ちは短い)
  • 記録メディアが CFexpress ×2 から CFexpress + SDXC に
  • 防塵防滴性能はミドルクラスレベル(D850並み)
  • GPS なし
  • LAN など一部プロ向け端子が省略
  • USB-C 端子が充電用、通信用のダブル化
  • D三桁機と異なりバッテリーパックを追加しても D一桁機/Z9 用の EL-18 系バッテリーは使用不可
  • 反面、バッテリーパック使用時は 2個の EL-15c バッテリーのうち 1個をホットスワップで交換可能

といったところでしょうか。Z9 の特徴であったメカシャッター廃止、連写20コマ/秒、見やすい EVF、被写体認識 AF といった点は受け継がれているようです。

また、被写体認識に「飛行機」が追加されたり、美肌モードが追加されていますが、これらは Z9 でもファームウェア・アップデートで実現されそうな内容。ってか、飛行機認識は今まで「乗り物」で対応していたのに何故独立化?そんなことやってる暇があるなら他社が実現してるフォーミュラやバイクのヘルメット認識をちゃんとせえよ…💢

Z8_08


と、ちょっと話は逸れましたが、最も重要な点とも言えるユーザーインターフェースもバッテリーグリップがない影響を除けば、ほぼほぼ Z9 を継承。ですから、

性能・機能、使い勝手の部分では
Z9のサブ機としてベストマッチ


であるのは間違いないところ。

(画質はともかく)ロクな性能を持つミドルクラス機がなかったニコンでしたから、Z9 のサブ機としてバッテリーグリップなしのボディが欲しい人、Z9 2台体制だけどもう1台もバッテリーグリップ付きボディは厳しいと思っていた人、そういった Z9 に近い性能のサブ機を欲していた人たちには刺さるカメラでしょう。

また、デジタル一眼レフ時代のミドルクラス機としては屈指の名機であった D850 からミラーレスへ移行しきれなかった人、Z9 のバッテリーグリップ付きボディにはどうしても馴染めず踏み切れなかった人たちにとっても、待望のカメラですから、既存のニコンユーザーには売れるのは間違いないと思います。

私自身、今まで

Z9 のサブ機で買えるものが存在しねえ
だからと言って Z9 を2台は嫌だ
デカくないバッグにも収まるバッテリーグリップなしのボディで買う気にさせるものをくれ


と言ってきたわけですから、これはもうドンピシャ、買うしかねえ、即予約だ!

…と言いたいのですが、正直なところ、

Z9のサブ機は欲しかったが
これじゃないんだよなぁ


という感じで、イマイチ、いや全く、心が動きません。

ついでに言えば、

ニコンが今出すべきカメラは、本当にこれで良かったのか?既存ユーザーの、それも上澄みだけを狙うカメラでよかったのか?


と思うんですよねぇ。開発リソースや部品調達の関係で、これしか出せなかった、のかもしれないけれど。



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初詣や近所のショッピングセンターへ赴くと、良い意味でも悪い意味でもコロナ自粛自重が終わった、終わった気分の広まりを実感する正月三が日が終わり、徐々に普段の生活が始まっていくモードとなりました。

当年のガジェット系物欲的購入予定を自分なりに整理しつつ見通して載せてみる、毎年お正月に書いている物欲展望与太記事を今年も書いてみます。

まずは、去年正月の物欲展望記事からの購入結果を振り返り。

物欲展望 2022

上記、去年の物欲記事にリストアップしたモノを改めて挙げてみると、
  1. Apple Watch Series 8
  2. iPhone 14 Pro
  3. Mac 予備機
  4. NAS 買い替え
  5. Thunderbolt/USB-C ハブとか
  6. Z レンズ
    • Z 100-400mm f/4.5-5.6 VR S
    • Z 70-200mm f/2.8 VR S
  7. Xbox Series X
  8. 電動折りたたみ自転車の誘惑

このようになるわけですが、このうち Apple Watch Series 8、Thunderbolt/USB-C ハブ、Z 100-400mm f/4.5-5.6 VR S、Z 70-200mm f/2.8 VR S は予定どおり、というか物欲どおりに購入。

iPhone も 14 Pro ではなく 13 Pro でしたが購入し、電動折りたたみ自転車は電動ではないけど満足すべき小型軽量な折り畳み自転車を購入したので、予定?の多くはクリアした昨年でした。

Mac 予備機は予備ではなく買い替えの方向で検討し直したので去年はスルーしました。メイン NAS の買い替えはここ数年ずっと検討課題に上がっているのですが、移行作業の手間暇を考えるとなかなか踏み出せないまま…。Xbox Series X は血迷って書いただけでした😅ゲームする時間はきっと取れないですし…いや、プレイしたんですけど。

figure_shopping


さて、今年の物欲展望ですが、

昨年散財しすぎた(特にカメラ方面)
ので今年の物欲散財は控えめに


という方針です。自分趣味事以外や家庭内に大きな出費も考えられるので、少なくとも年始にはそう思っています。後日、「あんなこと言ってたのに…」と笑われても年頭の所感としてはそういう思いでいます。(たぶん)(きっと)

ただ、本記事を書くにあたって(昨年末くらいから)物欲や必要なものをリストアップしていくと…なんだかんだで結構ありますなぁ。全部買うことはないにしても、「今年は控えめに、なんてどの口がほざくのか?」ですね。

そんな今年の欲しい物リストは、以下に。


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本年もまた、この場末ブログの年末恒例として、今年1年のお買い物から「これは良かった」と今現在思っている製品およびサービスを10個+α紹介していきたいと思います。

昨年のお買いものベストは以下のとおり。今年になっても使っているかどうかのフォローアップ記事も先日書きましたが、概ね今年も使い続けている「良いお買いもの」が多かったようで何よりでした。

だぶる☆えっち的 お買いものベスト 2021 【前編】10位〜6位
だぶる☆えっち的 お買いものベスト 2021 【中編】次点その他
だぶる☆えっち的 お買いものベスト 2021 【後編】5位〜1位
一年前「お買いものベスト2021」に選んだ製品その後 2022

なお、お買いものベスト10は原則として当年に購入した製品を対象としていますが、年末ギリギリに購入した製品については、十分使う時間も、評価する時間もないため、一部翌年のお買いもの扱いにする場合があります。

本年につきましては、昨年のクリスマスに発売・購入したニコン Z9 や、大晦日に届いて元旦から使い始めた Z 24-200mm f/4-6.3 VR は今年 2022年のお買いもの扱いとしています。予めご了承ください。

また、毎年注釈していることですが、

本記事はあくまで私のお買い物評価であり
普遍的な評価尺度は一切存在しません


買ったことによる満足感、コストパフォーマンスや自分がどれだけ使ったか、そういった点が強く加味されての評価であり、製品の良し悪しとお買い物評価は全く別であることをご承知おきください。(製品のトータル評価も適当な点数として横に付け加えていますが、テキトーな参考値です)

UltraLight7_01


今回の前編では、まず 2022年のお買いものベストのうち、第10位から第6位を紹介します。それにしても今年のお買いものをまとめてみると、とにかく

今年のお買いものベストに入れた
製品の多くで感想を書いていなかった


ことに気付かされ、来年に向けた反省をしております。その分、本記事で気に入ってる製品を知っていただければ幸いです。


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Z 400mm f/4.5 VR S の話を今さらながらこんなに何回も書くつもりではなかったのですが、書きかけのメモの処分も含めてダラダラと3回連続になりましたが、最後です。

で、今回は、

Z445を買うからには懐具合的に
手持ちの望遠レンズから1本売却必須
でも、どれも必要で売れなかった


という話であります。例によって他人にはどうでも良い話ですね。

すっかり忘れていましたが Z 400mm f/4.5 VR S を1ヶ月使ってきた雑感をば
Z 400mm f/4.5 VR S 購入から3ヶ月 〜今さら言っても詮なきことをgdgdと
続・Z 400mm f/4.5 VR S 購入から3ヶ月 〜Z9+Z445 は D5+556PF の代わりになったのか?的な話

Z445 を購入した時点での手持ちの F/Z マウントの望遠レンズは
  1. AF-S 500mm f/4E FL ED VR(以下 540FL)
  2. AF-S 500mm f/5.6E PF ED VR(以下 556PF)
  3. AF-P 70-300mm f/4.5-5.6E ED VR
  4. Z 70-200mm f/2.8 VR S(以下 Z70-200/2.8)
  5. Z 100-400mm f/4.5-5.6 VR S(以下 Z100-400)
  6. Z 400mm f/4.5 VR S(以下 Z445)

以上の6本。既に AF-S 16-35mm f/4G ED VR や AF-S 24-120mm f/4G ED VR を売却済みだったので、望遠レンズは6本もあるのに、望遠以外のレンズが1本しかない(Z 24-200mm f/4-6.3 VR)という超偏重な手持ちレンズラインナップ状態でありました。

(スナップ撮影的なものは Xマウントで必要なものは揃えているので、メインシステムはあくまで動体撮影特化であります)

ちなみに、記事執筆時点でも大差ない状態(AF-P 70-300mm を売却したのみ)ですけれども、Z 14-30mm f/4 S のように Zボディを買う気がない頃から欲しかったレンズもあれば(サブのZボディ購入以降に買う予定)、暗い Z 24-200mm f/4-6.3 VR の補完として単焦点レンズが欲しいものリストにありますが、先立つものがこれ以上は…😅

Z445VRS10LensDiagramCompared


ともあれ、Z9 購入以降に Z24-200、Z70-200、Z100-400 と立て続けに Z レンズを買ってしまい、既に財政火の車だったところへ(予想よりもかなり早くの)Z445 登場。

前々回記事で散々愚痴ったように Z445 のスペックにはスーパー納得いかなかったものの、前回記事で書いたように、今後 D5 ではなく Z9 を主力カメラとして扱っていくなら自分の撮影環境的には必要なレンズだったので、懐勘定はちょっと後回しにして予約、購入せざるを得ませんでした。

最近のカメラ、レンズは「買うなら発売即購入しないと、その後はいつ帰るか分からない」状態になりかねないので、このレンズが本当に必須となるのは来シーズンからと言っても、その頃に買える保証はなく、Z9 の時と同様、予約開始と同時にヨドでポチッと行くしかなく……😩

TediousDays20221015J


ただまぁ、その時は懐具合のやりくりも、

とりあえずカード決済日までに望遠レンズを1本、どれか売るのを決めればいいか…


と、ちょっと楽観的に、後先考えていなかったのも事実😓

400mm ズームよりずっと小型軽量で AF 速度も俊敏、Fマウント時代にはお気に入りのサブ望遠レンズだった AF-P 70-300mm f/4.5-5.6E ED VR は元々手放す予定だったので、あともう1本。

唯一の大型レンズである 540FL は手放すことはできないので、残る4本から。(もちろん、買ったばかりの Z445 も納得できなければ売却対象でした)

カード決済日まで1ヶ月半以上あるし、夏の間使っていくうちに 556PF、Z70-200/2.8、Z100-400、Z445 のどれかは「無くても問題ないかな」と決められるやろ


そう思っていたんですけど……😣

今回はそんな、似たようなレンズ、似たようなレンジのレンズばかり持っているけれど、それぞれのレンズを自然と使い分けていて、どれも売れなかった話です。


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Z 400mm f/4.5 VR S(以下 Z445)を予約、発売日に手に入れてから3ヶ月。前回記事では8月に書いた初期の雑感から多少の追記を行った以外は、ほぼ(Z445 のスペックに対する)愚痴オンパレードで心の隅にあった汚泥を吐き出すだけになってしまいました。

で、続く今回は、

「Z445 を買うからには懐具合的に、手持ちの望遠レンズから1本売却必須だったけど、どれも必要に思えて結局何も売れなかった」
「似たようなレンズ、似たようなレンジのレンズばかり持っているけれど、それぞれのレンズを使い分けていて、どれも手放せなかった」

という話…の予定でしたが、友達から

結局 Z9+Z445 は D5+556PF の代わりになってるの?


と以前聞かれた件についても併せて書こうとしたら長くなりすぎましたので、まず今回は、そのことについて記しておこうかと思います。(556PF = AF-S 500mm f/5.6E PF ED VR)


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2ヶ月ほど前に Z 400mm f/4.5 VR S を使ってみた感想記事を載せました。レビューとか大層なモノではなくド素人ユーザーの雑感に過ぎませんが。

すっかり忘れていましたが Z 400mm f/4.5 VR S を1ヶ月使ってきた雑感をば

この記事自体が「すっかり載せるのを忘れていた」と言いながら掲載した記事だったのに、記事の最後で次回に続く、と書きながら完全に放置プレイになってしまいました…そもそも 8月は上記記事しか書いていませんでした。

意欲としては上記記事の 2日後くらいには続きを掲載予定だったし、最低でも翌週には…と思って多少は書き溜めてあったのですが、気がつけば 8月も終わったどころか 9月も終わって、10月も半ば😓

暑さの我慢大会だった季節も過ぎ去り、ようやく人として生きていける心地よい季節になりました。そしてサッカー観戦だけでなく学生アメフトシーズンも始まり、航空祭、F1、ライブなど、3年ぶりに復活となるイベント目白押しの秋ですから、引きこもりな当方も毎週末、外に出ざるを得ません…

それゆえ撮影機会も増えて写真整理が追いつかなくなっているので、ブログなんぞを書いてる場合ではない気もしますが、Z 400mm f/4.5 VR S(以下 Z445)の感想の続きを放置していたのは一応気になっていましたので、改めて少し触れておきたいと思います。

Z445VRS04


もっとも、発売当初は意外と少なかったメディア他の国内レビューも徐々に出てきましたので、今さらド素人が多くを語ることもないと思います。まぁ、当たり障りないというか、いやそんなのド素人でも分かる書ける話やん、って感じが否めないメディア記事もありましたが…😐

ただ、ぶっちゃけ言って、かなりニッチなスペックの単焦点レンズですから、取り上げられる点も、他の同種レンズと比べての優位点も語るべきことは限られてる、ということはありますから仕方ないといえば仕方ないのかもしれません。

当方としても、ファーストインプレから書き加えることはそう多くなく、書くことがあるとすれば、手持ちの似たようなレンズとの兼ね合いであったり、

Z445 を買って手持ち超望遠レンズを
1本売るつもりだったけど無理だった話


とか、そういう戯言しかないのが正直なところです。

というわけで、
  1. Z445 に思う改めての雑感

  2. Z445 と愉快な仲間たち

  3. 個人的に考える Z445 というニッチなレンズを敢えて選ぶ理由

これらついて適当に、支離滅裂に述べていきたいと思います。今回はまず 1. について。2. と 3. については次回にて。


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いやー、てっきり Z 400mm f/4.5 VR S(以下 Z445)を使ってみた雑感記事を載せているとばかり思っていたのですが、気のせい、勘違いでありました😅

以前書いていた記事の冒頭を見ると、

真偽不明な噂が飛び交うことは毎度ですが、来月 Z8 もしくは Z6 III が発表されるとか、初代 Z7 が出荷終了だとか、海外では Z9 の納期も以前よりだいぶ短縮されているという話のせいか、新しいフルサイズ Z ボディ周りの噂が飛び交う頃合いになってきたようです。


などと書いてあって、先月末に何故か Canon Watch が自信もって「来月 Z8 か Z6 III が出るぞ」と言っていた噂は一体全体どうだったんでしょうね。8月はあと半月残っていますが…

Photokina が存続していて9月に開催されていた昔なら、お盆すぎあたりから各メーカーの新製品発表ラッシュの時期でありましたが、今はそんなこともないですしねえ。

もし、純粋 D 一桁機後継として Z8 が低画素版フラッグシップ機として出てくれれば嬉しいことは嬉しいですが、Z9 と同じレベルの AF 性能ではもう1台買う気は起きないのが正直な思い。

低照度や低コントラスト AF 性能はセンサーレベルの問題もあるので、そこを含めて AF 性能を他社と同等以上に改善してきてくれるなら頑張って予算を捻出しようとは思いますが…現状の Z9 を見てるとあまりねぇ…

それに業績がある程度持ち直したとはいえ、手を広げてるとまたコケそうになりますし、いま一番テコ入れが必要なのは他社に完敗のミドルクラスなので、Z9 から放熱に厳しい 8K や連写能力を削った Z7 III あたりが必要な気がしますけど…Z9 の納期も海外見てるとだいぶマシになってきているみたいですし。

Z445VRS07
(ヨドの Z445 納期は発売直後の11月から変化なし)


そんな噂話はともかく、Z 400mm f/4.5 VR S。国内外でそれなりにメディア系レビューは出ていますし、Z9 や Z 400mm f/2.8 TC VR S の発売時ほど品薄ではないようで、私なんぞより知見も経験も豊かなユーザー様によるレビューも出ていると思います。(知らないけど)

なので、私がアレコレ言うほどではないと思いますが alternative な感想もあって良いと思いますし、買う前にネガティブなことを言いましたので、それでも購入した結果としての感想(≠レビュー)くらい書いておく責任はあるかと思いますので、それなりに。

ヲタクは引き返せない……ので、また買って試してから考えることにした Z 400mm f/4.5 VR S

上記記事でも書いたように、元々 Z レンズの本命だったのがスペック時点で期待値から離れたものとなり(F4 じゃなく F4.5 など)、さらに発表前に出たハンズオン動画の劇遅 AF 速度を見て落胆、結局は購入の決断をしたものの、購入時点での期待値は下がっているところからの使用開始だったので、そのような先入観があったことはご承知おきください。

個人的に比較対象とするのはまず AF-S 500mm f/5.6E PF ED VR(以下 556PF)であり、また同じ画角レンジを持つ Z 100-400mm f/4.5-5.6 VR S(以下 Z100-400)となります。それらを使ってきた印象、(動体相手の)撮影結果、運用面と比較した感想がメインとなります。

Z445VRS11SpecCompared
(スペック比較表。クリックで拡大)


特に 556PF は Fマウント時代から AF-S 500mm f/4E FL ED VR のような大型レンズを使えない観客席からのスポーツ撮影その他、大型レンズを使えない/持ち歩きたくない条件で愛用してきましたので、Z システムにおけるその後継レンズとして期待していましたから、色々な意味で私の Z445 に対する基準値は 556PF になります。

今の Z9 には荷が重い部分もありますが、運用面的に今まで使ってきた D5 + 556PF という組み合わせと Z9 + Z445 VRS を比較することにもなります。最終的にはスポーツを中心とした動体相手の撮影結果、一定の満足がいく写真の回収率で判断することになります。なので、ベンチマーク的な画質評価とかは正直どうでも良い話です。

と、前置きがまた長くなりましたが、まずこの1ヶ月で感じた主な印象を箇条書きで。


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