Tedious diary more x4

写真日記ブログを合流させて完全に雑記ブログ化しました(>_<)

タグ:デジタル一眼レフ

TediousPhoto20250806A(スマホ撮影ね)


先日、ガンバ大阪の公開練習をほんの15〜20分だけ見学撮影していたわけですが、練習場と見学可能な通路の間にはフェンスだけでなく(二重)ネットがある状況になっています。安全のために当たり前の、ごく普通の措置。

関係者や許可されたカメラマンはフェンスの中に入れるけれども、一般民はこういった二重のフェンス/ネットの外からというのは珍しくない話ですし、サーキットや自衛隊の基地とかでも同じようなことは日常茶飯事。

SNS とか見てると「中」で撮れることを殊更羨む人もいますが、「中」で撮ることには仕事としての責任がついてまわるわけで、羨む貴方はそれだけのものを撮っているのか、撮ったものを価値持たせるための処理を迅速にできる能力があるのかと……現地で見るプロカメラマンの仕事ぶりを見てると、私にはとてもそんなこと言えません😓

TediousPhoto20250806B

それはともかくとして、短時間ながらいつものカメラ+レンズで撮っていて、ふと思い出したわけです。

そういや先月 EOS R1 / EOS R5 Mark II のファームウェア・アップデートで「ネット越しモード」という AF 特性設定が追加されたなぁ。羨ましいわあ……


この「ネット越しモード」は AF 特性の設定におけるスペシャル扱いで追加され、ネット越しなら何でもオーケーというのではなく、バドミントン、バレーボール、サッカーといったスポーツ撮影で被写体がネット越しになる場合に特化した設定とのこと。

「EOS R1」「EOS R5 Mark II」の最新ファームウエアが公開 - デジカメ Watch
AF性能 EOS R1:レンズ交換式カメラ・レンズ|個人|キヤノン

ネットが手前にあっても、奥の選手(人物)にピントを合わせることを優先する傾向を持たせるようで、ネット越し撮影でピントをネットに持っていかれてストレス溜めたことがある人には「マジか!ほんまに?」と言いたくなる、堪らない機能/設定でしょう。

フェンス/ネット越しの撮影で厄介なのは、色付きのフェンス/ネットによる色被りと、フェンス/ネットへの誤フォーカス(解像感の低下はどうしようもない)。被写体との距離差が少ないフェンス/ネットはピントを持っていかれやすくて厄介。

その苦労、ストレスを少しでも軽減対応するべく作られた「ネット越しモード」は、

スポーツ撮影者のことを分かってるなぁ、考えてくれてるなぁ


というのは感じますし、そのことにいつも隣の芝生の青さを感じます。一眼レフ時代にはスポーツ撮影の覇権を競っていたはずなのに……と思えるくらいその分野を軽視していると感じられるフラッグシップ機を使っている身としては、真っ青に見えるし、見えるだけでなく実際青い。



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TediousPhoto20250403

縮小しているこのサイズでは(クリックで2倍サイズにはなるけど)判らないが、
完全にピン甘で、没カットにしたもの。
ちょいピン甘くらいだと DxO で処理した後に Lightroom 側でシャープネスを追い掛け
という禁じ手みたいな手段で、そこそこ良い感じになるのだが、これはそれも難しい。
(禁じ手と言いつつ常用しているが、繊細さは消えてスマホ写真っぽくなる)

ナイトゲームのサッカーや暗い曇天時のアメフトを撮っていると、
フォーカスエリアできっちり捉え続けているのに、ピン甘になるカットは多い。
50万円の超望遠単焦点レンズなのに AF 速度が微妙、
というか初動が遅い鈍重なレンズが悪影響を及ぼしているのは間違いないが、
カメラの方もフラッグシップ機の割に不規則な被写体に対しては追従性能が微妙。
D5 の時のような全幅の信頼感は結局得られることないまま3年以上が経った。

7桁円の大型レンズが使えるシーンでは竹クラスの超望遠単焦点レンズよりマシだが、
とはいえ、一眼レフ時代の同クラスの超望遠単焦点レンズより AF 速度は落ちる
という時点でシステムとして不満は出る。


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ニコンの新時代ミラーレス・フラッグシップ機 Z9 が昨年末クリスマスイブに発売されて半年、売れ行きは相変わらず絶好調のようで、相変わらず納期は遥か先、いまヨドバシ.com で見ると来年3月下旬となっています。

Z9_18


ヨドの納期は余裕を見てるようで、海外の有名ショップ B&H では 11月くらいと表示されているのを見ると実際は半年くらいなのかもしれません。にしても、遥か先。救いは予備バッテリーなどのアクセサリー類が、納期未定から待てる程度の納期になったことでしょうか。

いずれにせよ、世界的な部材不足で生産増強できないこともありましょうが、他社と違って動体撮影で信頼して使えるニコンのミラーレス機が Z9 しかない故に、一定層の需要が Z9 に集中していることも大きな要因でしょう。

かといって、Z9 の需要が捌けないほどあるのに、わざわざ値段の安いレッサー Z9 を出して平均単価を落とすのは中期経営方針にも反しますから、とりあえず Z9 の需要を捌けなければ当面サブ Z9 的なカメラの登場は難しいように思います。



ただまぁ、当方の手持ちのニコンマウントボディは D5 と Z9 の2台。どちらもバッテリーグリップ付きの重量級ボディ。Z9 はメカシャッター、ミラーを取っ払った割には軽くならず(EOS R3 が羨ましいことの一つ)、重量級レンズとのバランスはこの方が良いから〜なんて言っても、こう暑くなってくると持ち出す気力に影響を与えるのは否めません。

ボディだけがデカく重いだけならまだしも、デカいと使えるバッグも大きくなって総重量はボディ重量以上に増えてしまい、夏場は特に嫌になります。気合が入る時はバッテリーグリップ付きボディで良いのですが、いつもいつもそうではありませんから。(お散歩・ドライブスナップ程度なら富士フイルム機はありますが)

また、手持ちレンズも超望遠単焦点以外は Z レンズが主体となってしまった今(Fマウントレンズは望遠系3本のみ)、Z マウントボディの予備機がないのも不安。なので、Z ボディのサブ機が欲しいところですが、動体撮影に安心して使える Z ボディが Z9 以外にないジレンマがあるわけで…

かといって、2台目の Z9 購入は先の「バッテリーグリップ付きじゃないボディが欲しい」要望に反しますし、

正直今の Z9 には満足できていないから2台目買う気にならないし、もし今から予約しても届くのは来年になるのだったら、来年にはレッサー Z9 的な機能性能を持った Z7 III とか出てもおかしくないから、なかなか手を出すのは難しいなぁ…


という感じで、懐具合も込みで Z9 予備機購入のハードルは高すぎます。まぁ、趣味のモノなので「同じカメラを2台買うのは面白くない」という気持ちも強いわけですが😅

こういうところは他社と比べて選択肢の差を感じます。当面は、Z9 に何かあったら D5 でできる範囲と必要に応じてレンタルで、と思っていますが、悩みは尽きません。(他社に手を出すのはお金が回らないし、過去の経験上 3つ目のマウントは維持できないので)


(Z7 IIは高画素フルサイズ機としては安いんだけど…)


さて、Z9 発売日に購入してから半年近くは(比較撮影する時を除いて)D5 は敢えて防湿庫の中でお眠りいただき、ほぼ Z9 だけを使ってきました。Z9 に慣れるため、Z9 の挙動を知るため、Z9 で自分なりの最適な設定を掴むため、です。

そんな中、Z9 について思うことは山ほどあります。SNS でたまに愚痴っていたりもしますが、それすら最小限。本ブログで何度も言及しようと記事を書きかけては収拾がつかないほど長くなり、まとまらず没に下ことは 5回や 6回では効きません。

本ブログはある意味、自身のストレス発散の場でありますから、はっきり言えば Z9 にそれだけストレスを溜めていたことにもなります。ニコンの新世代フラッグシップ機として称賛されるべき点は多々ありますが、動体撮影用フラッグシップ機として諸手を挙げて賞賛には程遠いです。

そんな自身の不満点をブログで事細かに説明するため、AF の挙動を中心にダメ事例の写真も数十枚以上もピックアップして、D5 との差を説明しようかと思ったのですが(Ver.2 で AF の挙動は多少変わったが根本的な問題は変わらず)、先にも書いたように毎度収拾つかないままになるので止めました。

というか、時間をかけて場末ブログに事細かに書き連ねようが、判らない(&判ろうとしない)人間は判らないんだから、お金になるならともかく、ならないことに時間をかけるのは時間の無駄であります。

ので、今回は Z9 購入から半年経っての思うところを、具体例の提示も何もなく、ただ単に思うところを、できるだけ長くなりすぎずに(無理か)、そして適当に3点書いておこうと思います。


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タイトルの日本語が意味不明気味ですが、日本語が不自由な脳みそをしているのでご容赦いただき、まぁそんな他愛もない話。

先月、スタジアムで撮影しようと(収納時に)逆挿ししていたゴーヨン (AF-S 500mm f/4E FL ED VR) のレンズフードを外そうと思ったら、やけに外しにくく、フード固定ネジがちゃんと回らなくて、なんでだ?と思ったら、こんなことになってました。

AFS500F4E_LensHoodScrew1


長年フードをつけ外しする中で、レンズフード脱着ネジをフードに固定している台座のネジが1つ脱落していたため、レンズフード脱着ネジがグラグラ外れかけており、そりゃあちゃんとネジが回らないのも当然でした。

考えてみれば、レンズフード固定ネジがガタつき始めたのは結構前からで、その頃からレンズフード固定ネジを固定する台座のネジは取れかかっていたのでしょう。

ちゃんと気づけよ、って話ですが、ここ1年半くらいはコロナ禍もあって AF-S 500mm f/4E FL ED VR でヒコーキやモータースポーツを撮る機会が少なく、サッカー撮影の場合は(他の人の迷惑にならないよう)観客席の隅から撮っているものの、レンズが最前列フェンスからはみ出ないようレンズフードを外して撮っていることがほとんどで、しばらくレンズフードを付けて撮影もなかったので気づきませんでした…

(ヒコーキ撮影も冬の間のように風の強い日はフードを外しますし、モータースポーツもフェンス抜きが多いので意外とフードを外してることが多かったりします)

AFS500F4E_LensHoodScrew2
(LENSCOATもだいぶボロボロになりつつ…)


ひとまず、ゴーヨンを持ち出す時に使っているカメラバッグや防湿庫の中などで脱落した小さなネジを探してみるものの見当たらず。

この固定台座を留めているビスはかなり小さなモノですが普通の+ネジ頭のビスですから、同じものがないかと工具箱のビス入れから探すも、ちょうど合うモノは無し(>_<)

このままだとレンズフードが役立たず気味になってしまいますので、
  1. この小さなビスと同じものを DIY ショップで探してくる
  2. ニコンサービスセンターへ行って、このネジだけ部品発注できないか聞いて可能なら発注して購入

選択肢は、この二択。特に急ぐこともないので、確実をもってニコンで部品発注してみることにしました。本来なら秋の航空祭シーズンですから急いで対応したいところですが、コロナ禍でそんなこともないですからねぇ。


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コンパクトデジカメの名機、リコー GR シリーズは私も好きで幾つかのモデルを購入していたのですが、2世代前の APS-C 化した GR 初代を使っている時に、ふと

写真を撮るにしてもポケットから取り出すのは、もはや GR じゃなくスマホになってしまったわ。スマホも画質が良くなって、スマホ以上の画質のメリットが薄くなってきた。特に単焦点ならスマホと同じだし。


なんてことを感じていることに気づいて、GR は売り払い、それから手にすることもなく今に至ります。

とはいえ、GR の、あの操作性、持った感じの良さ、心地よい撮影感、といった魅力的な記憶は少しも薄れていません。時間が経って問題点は忘れてしまい、美化されてしまってるところもあろうかと思います。

そんなこともあって、年に数回、急に GR が欲しくなることがあります。理由もなく、また使ってみたい、と。友達が GR III を売ると言った時にも、「だったら俺が買うわ」という言葉が喉まで出かかりました。

けれど、その思いは1分くらいで実売価格を見た瞬間に雲散霧消します。高い。高すぎる。買ってもどうせ殆ど使わないのが判っているだけに、たかが

コンデジに10万以上も出せるか!


毎回これ。でも半年くらい経つと、また、ふと欲しくなったりするわけです。

そんな「無性に GR が欲しい」発作が、数日前の深夜にまた起きました。



で、実売価格見て、無理。無理だよなぁ、そう思いながら寝ての翌朝に、びっくりニュース。

リコー、40mm相当F2.8のAPS-Cコンパクト「GR IIIx」。13万円前後 - デジカメ Watch

まさかまさかの、画角 40mm 相当な GR。昔から「35mm 相当の GR が欲しい、あれば理想」と思っていただけに、これはちょっと欲しい…。35mm だと 28mm と近いから 40mm という線は判るし、ちょっと画角の印象は違うけど妥協の範囲内。

でも、価格は13万。ないわー。ない。そこそこのレンズが買えるじゃん。APS-C の 35mm F1.4 レンズなのに高すぎるやろ〜と言っていた XF35mmF1.4 R LM WR が買える値段。無理です。はい、諦め。

でもまぁ、EOS R3 だの Z9 だの α1 だの言ってるカメラを諦めれば、GR IIIx も、XF35mmF1.4 R LM WR も、Galaxy Flip 3 も Fold 3 も、気になってるけど高いわーと思ってる製品が全部買えちゃうんだよね。それとこれとは別の話だけどさ。

TediousDays20210905_6


そんなわけで、過去2回、動体撮影用のメインシステムをミラーレスへ移行する理由や、移行するために考えることをつらつらと、長々と記しておきました。

この秋の買い物について考えるどうでもいい話 1-1 〜そろそろ動体撮影システムを本気でミラーレスに求める4つの理由
この秋の買い物について考えるどうでもいい話 1-2 〜次期メインカメラシステム選択に考える5つのコト

これらは、数ヶ月前からちょくちょく思ったことの書き殴りメモを集めて適当にまとめた内容ですので、時間が経つにつれ少し考えている方向が変わってきたことが内包されて、矛盾してる内容もあるかもしれません。完全に、独り言チラシの裏記事ですので、その点はご容赦ください。

ともあれ、スポーツ相手の撮影システムとして考えた場合、候補に挙がるのはソニーα1(α9 II)、キヤノン EOS R3、ニコン Z9 の3機種に絞られます。今回はそれらそれぞれについて思うところを少々記しつつ、自分の頭の中を整理しておきたいと思います。


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キヤノンの発表会が来週14日と告知され、春に開発発表があった EOS R3 の正式発表は間違いないところ。既に東京五輪では堂々と使われてスペックもほぼ周知されたので、あとは価格ですね。

ただ、驚いたのは RF100-400mm F5.6-8 IS USM のリーク情報による小ささと値段の安さ、そして最大撮影倍率。なかなかインパクト大。「100mm F5.6 スタートなんて…」と斜に構えていた自分を恥じたいです。F11 超望遠単焦点レンズもそうですが、キヤノンの従来にないミラーレス時代ならではの新機軸レンズを出す姿勢は好きですねえ。

さらに同時発表とされる RF16mm F2.8 STM も、RF50mm F1.8 と同じ程度の廉価レンズで超広角単焦点とは興味大です。超広角ズームはキヤノンでもオリンパスでもニコンでもフジでも買ってますが、使う場面は限られて稼働率は高くないので(でも必要)、16mm コレ1本でいい気はしますしね。魅力的です。

なんて、キヤノンの発表のことに思いを馳せていたら、アップル恒例、秋の発表会も同じ 14日(日本時間では15日未明)。この日は色々と興味が尽きない日になりそうです。まぁ今年の iPhone には全く期待してませんが。

EOSR3_Release


さて、前回「動体撮影用メインシステムのミラーレス移行をそろそろ本気で考えるタイミングにきたなぁ」と思っていること、その理由を4点書き連ねました。

この秋の買い物について考えるどうでもいい話 1-1 〜そろそろ動体撮影システムを本気でミラーレスに求める4つの理由

何度も書いてるように、今年はミラーレス時代の先頭を走るソニーからα1 という真のフラッグシップ機が発売され、それに対抗するようにニコン、キヤノンからも Z9、EOS R3 の開発発表があり、この秋に正式発表、発売も予定されているわけです。

(Z9 は音沙汰ないけど、一応ニコンのコーポレート情報を見ると年内に出すつもりらしい。ニコンは多くの製品で生産遅延しまくってるので、発売といっても手に入るのはいつになるやら、でしょうけれど)

そして前回書いたように、動体撮影システムをミラーレスに求める理由はあり、そろそろ本気で移行を考えるタイミングにきている、と考えています。

とはいえ、前回も書いたように「目新しさやお試し、ガジェット的興味でなく、実用性を考えた上でのミラーレス移行」ですから、興味本位で、とにかく今すぐ試したい!移行したい!というわけではありません。(それは動体撮影目的に E-M1 Mark II + PRO レンズ3本一気買いで痛い目に遭って学習した😅)

新しいもの好きの性格は根っこにありますから、十分じっくり考えてから、というほど待てるかどうかは判りませんが、いま使っている D5 + ゴーヨンFL &ゴーゴーロクPF に満足しているだけに、巧遅より拙速というような買い物をしないつもりです。たぶん。きっと。

(今使っているシステムに概ね満足してるのに、ミラーレス移行を考えている理由は前回参照

ですので、動体撮影用メインシステムのミラーレス移行にあたって自分が最低限求めるモノ、選択にあたって考慮したいと考えているコト4点を、以下に記してみます。(こうやってチラ裏ブログ記事を書きながら、自分の中で整理しているわけですが😓)


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先日の富士フイルムの新製品発表会はお気楽お散歩カメラとして Xマウントに戻ってきた身としては、いささか望む方向性ではないのですが、

今後、心動く製品が出ないとしても、サブマウントの富士フイルムにお金を使うことがなくなると思えば、むしろラッキーじゃね?
高いレンズはないけど本数も揃えたし、お散歩お気楽カメラとしては特に不満もなく使っていけるから(あと安い23mm単焦点買えば)打ち止めでいいやん


と、むしろ前向きに考えている今日この頃。


(23mmは安いVILTROXに…と思いつつ踏ん切りが😅)


デジタル一眼レフのフラッグシップ機や超望遠単焦点レンズを2本持ってる私が言うのもなんですが、近年は

どう見てもカメラもレンズもクソ高いよなあ。どんどん価格は上がっていくばかりだし、金かかる趣味だわ…市場が縮小して近いうちにニッチな趣味になるのも当然だわねえ


と思う気持ちが強くなりつつあります。

おまけに最近は、物欲がないわけではないけれど投資に対する満足度・使用頻度を考えると、新製品を見ても、新製品の噂情報を目にしても、

試したい気持ちは強いけど、大枚叩いて買うほどの物欲まで高まらないなぁ


ということがほとんどです。カメラに限らず、スマホとかもそう。発表見て、ちょっと心動いても、ふと冷静になると「全く必要ないし、きっとテンション上がるのは最初だけだし、別にいいか」と。

根本的には、自分が好んで買っていたカテゴリーの製品の成熟化が進み

手持ちの環境にどうしても不満があるわけでもないしなぁ
進化が想像できる分、買っても驚きはないだろう or 最初の一瞬だけだろうしなぁ


ということがあります。仕方ないですね。

ちなみに、いま一番欲しい進化は、重量が半分くらいになった Oculus Quest ですね。別に Oculus じゃなくてもいいのですが、スタンドアロン型で 200g 台の、スマホ+α程度の VR ヘッドセットが欲しいです。重さの不快さに耐えかねて、いつも短時間しかプレイできないんですよねえ。

ともあれ、変革期の途中(むしろ末期)であるレンズ交換式カメラについては、自分のメインシステムの「次」「将来」を考えるべき時に来ているわけで、ここ1〜2年、特に今年に入ってのα1、EOS R3、Z9 の発表を見ていると、

いよいよ動体撮影用メインシステムもミラーレス機に本気で移行を考える時が来た

と思っています。それも、

目新しさやお試し、ガジェット的興味でなく
実用性を考えた上でのミラーレス移行


です。以下は、そんな独り言のチラ裏記事でございます。

TediousDays20210905_3


以前、興味本位だけで E-M1 Mark II + 300mm F4 IS PRO を中心にしたシステムを1年間、動体撮影に頑張った時、サッカーなどのスポーツ撮影から戦闘機の機動飛行、サーキット撮影を散々行って「労多くして益少なし」「どう考えても(同じ金額レベルの)デジタル一眼レフの方が撮りやすいし結果も出る」という結論でした。

しかし、キヤノンもニコンもフラッグシップ機(またはそれに近い)クラスを出してきて、先んじて発売されたα1のモンスター具合を見ていると、動体撮影においてはミラーレスの欠点と言われていた EVF や AF などの点も、
  • AF は力技で克服すると同時に被写体認識も進化しつつある
  • EVF はリフレッシュレートが上がり遅延残像も少なくなって、俊敏に動く被写体を追えるようになってきた
  • 小型軽量だけを追うことなく、超望遠レンズに適したバッテリーグリップ一体型大型ボディ機が発表された

というように、欠点は解消されつつあるように思います。

それゆえ、今までは欠点を我慢してまで享受しようとは思わなかった、

動体撮影でも使いたいミラーレス機の利点


が目立ってきて、それを利用したい、と思うようになってきました。

ぶっちゃけ言うと

加齢とともに衰えてきた撮影能力を
ミラーレスの最新機能が少しでもカバーしてくれれば…


という淡い期待があるわけです😅


(E-M1 Mark IIは動体撮らなきゃ凄く良いカメラ)


静止体撮っている分には気になりませんし、動体でも動きがシンプルな飛行機などでは気に掛かるのも最小限ですが、不規則に速く動くサッカー選手相手は動体視力と反射神経の反応命なわけで(読みもあるけど)、年々それらの衰えを感じざるを得ません。できるだけブランクを無くして維持できるように努力しているつもりなのですが…orz

誤解のないように言っておくと、いま使っている D5 + AF-S 500mm f/4E FL & 500mm f/5.6E PF については性能、画質には十分満足しています。その3つの機材だけで 200万円を超える投資になりましたが、全く後悔していませんし、余裕で元を取ったと言い切れます。

けれど、最新または今後のフラッグシップ・ミラーレス機がさらにもう一歩、結果を得るのに進めてくれる可能性を感じています。撮影の楽しさは撮っている時の楽しさも重要ですが、帰宅後に撮りたかった一瞬のシーンが撮り切れていなければ、撮ってる時の楽しさも雲散霧消ですからね。

こういうことを言うと、

え?動体撮影でミラーレス機にするメリットなんて、そんなにあるの?


と聞かれることもありましたが、個人的に考える「動体撮影におけるミラーレス機の利点」は、以下の点です。


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この場末ブログを何度か読んだことのある方はご存知かと思いますが、私が写真を撮る被写体は主にサッカーなどのスポーツ、飛行機、そして4輪メインのモータースポーツ。いわゆる動体相手。

その中でも撮影の半分以上を占めるのは屋外スポーツであり、動きが直線的または予測可能な飛行機やモータースポーツとは同じ動体でもまた少し異なりますが、いずれにしても望遠超望遠主体で、カメラやレンズの性能に頼りきりの撮影です。金を積んで歩留まりを買う世界😅

TediousDays20201219_01_4839


それ以外では撮るとしても記録みたいなもので、旅先の適当スナップ、ドライブ先の適当スナップ、気が向いたら撮る適当スナップ。

って、スナップと呼んだらスナップ写真を本気で撮ってる人が起こりそうなレベルで意識低いですし、センスも技量もなく向上心もないので、作品づくりとか無限遠のその先くらいの話です。自慢げに言うのもおかしいですけど😓

そんな私なので、一時期血迷った時を除いて、ずっと光学ファインダーのデジタル一眼レフシステム(今はニコン Fマウント)がメイン。

反面、新しい物好き、ガジェットヲタ的な側面から、ミラーレスも初号機の DMC-G1 から色々な機種、メーカーを渡り歩いて(無駄遣いして)使ってきました。サブ機としてですけど、時には使用頻度がデジタル一眼レフ以上のこともありました。

Panasonic デジタル一眼レフカメラ LUMIX (ルミックス) G1 Wレンズキット コンフォートレッド DMC-G1W-R
(女流一眼がキャッチコピーだったミラーレス初号機DMC-G1)


が、1年前、ニコン AF-S 500mm f/5.6E PF ED VR を予約から7ヶ月経ってようやく買えることになり、けれど一度は諦めて購入資金を別のものに使っていたので、資金繰りのため E-M1 Mark II とマイクロフォーサーズシステムを手放しました。

そして DMC-G1 購入以降初めてミラーレス機なし、10年ぶりくらいにデジタル一眼レフのみに戻りました。

予約して半年以上音沙汰なく購入断念したAF-S 500mm f/5.6E PF ED VRが今さら入荷したので(無理して)買ってしまった2つの理由

動体撮影メインの私ですから、スナップ用として残していたサブ機の E-M1 Mark II もロクに使っておらず、それゆえ下取りに出したのですが、

小型軽量なミラーレス機が無いと、それはそれで不便&物足りないと思うだろうなぁ…


と、手放す前から予想していたら案の定、手放して1ヶ月も経たないうちにやっぱミラーレス要るわ、次は何がええかなぁ?という(毎度の)ビョーキに罹ってしまいました😅


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わざわざブログに書かずとも Twitter で呟き捨てるレベルの話ですし、独り言みたいなものなので適当に聞き流してもらって良い話なんですが、ずっと昔から

カメラの防塵防滴という“仕様”の曖昧さ


について、どうかと思っているんですよね。

端的に言えば、

公的基準も業界基準も示そうとしない
カメラ業界の防塵防滴は胡散臭い


と。

そもそも、ニコンD一桁やキヤノンEOS-1Dシリーズの防塵防滴と、価格が数分の1である安価な中級機の防塵防滴が同じなわけないのに、宣伝にも仕様にも「防塵防滴」としか書かない。(一部の防水を謳うカメラを除く)

おまけに最近は「簡易防滴」とか、防滴なんか防滴じゃないのか判らんような言葉が廉価なレンズを中心に出回ってきて、さらに意味不明。極めて宣伝臭のするものですが、元々「防塵防滴」に対して公的基準を示さないのが当たり前の業界だから出てくる舐め腐ったワードです。


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新型コロナウイルスでどうこうというのは今さら私が語るまでもありませんが、私自身含め多くの人の生活スタイルや行動意識が変化しているのは間違いなく、法人ならよりそのことは意識せざるを得ない状況であります。

私自身、準介護状態の高齢者を家族に抱える身としてはどうしても慎重になってしまいますし、感染拡大防止に蔑ろな人間に対しては反感と警戒を、飲食店を利用するのも美味しさより密回避を優先する生活になりました。

大手チェーン店などではしっかりと対策を取っているところは少なくありませんが、個人店舗ではなかなかそうも行かず、それこそ換気も密な座席も全てコロナ禍以前と全く同じまま、なんてところも(飲食店に限らず)少なくありません。仕方ないと思いますが、やはり敬遠したくなるのも事実。

そのような中でも、慎重に対策をしている個人経営のお店もあり、そういうところは多少高くなっても安心感を得られる分、リピートしたいと思わせるものです。飲食であっても他の業態であっても。

例えば、元日本代表/ガンバ大阪などで活躍した加地亮氏がやっている「CAZI CAFE」は先月からランチ営業のみ再開したのですが、お店に入る前にしっかり検温と手指アルコール消毒を、店舗内の座席も以前より少し離されて配置、時間を区切って入れ替え制で合間に消毒という徹底ぶり。

CAZI CAFE ホームページ|箕面の食べどころ

個人がやってる普通のカフェレストランとしてはビックリするくらいの体制でしたが、そういう店の方が安心して外食できるのも事実。もちろん完全に防げるわけではありませんが安心感はありますし、サービスの丁寧さとも取れます。

NikonPlazaOsaka202008A


そういう意味では先日、久しぶりにカメラのセンサー清掃のため赴いたニコンプラザ(サービスセンター)も、かなりの徹底ぶりで「これなら安心」と思える対応でした :-)


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